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平成 27 年度更新 専門研修課程 Ⅱ( 上期 下期 ) 事例作成要領 施設コース 1. 書式ダウンロード方法 P2 2. 事例作成要領 事例提出について事例提出が必要な課目と目的提出事例についての注意事項事例作成に当たっての注意事項 個人情報の取り扱い提出物一覧表 3. 参考資料 1 事例の基本情

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(1)

平成27年度更新・専門研修課程Ⅱ(上期・下期)

事例作成要領【施設コース】

1.書式ダウンロード方法

P2

2.事例作成要領

事例提出について

事例提出が必要な課目と目的

提出事例についての注意事項

事例作成に当たっての注意事項・個人情報の取り扱い

提出物一覧表

P3~P5

3.参考資料①

事例の基本情報(書式C)の作成のポイント

P6~P7

4.参考資料②

事例の基本情報(書式C)のまとめ方の例

P8~P11

5.プロセスシート(様式6)の

記入例

P12

6.書式A

【表紙:施設コース/第3・4日目共通】

P13

7.書式B

【サービス担当者会議演習レジュメ/第3日目】

P15

8.書式C

【事例の基本情報:施設コース/第3・4日目共通】

P17~20

9.様式1~5(第1~5表)

P21~30

10.プロセスシート(様式6)

P31

【一般社団法人広島県介護支援専門員協会・介護支援専門員研修センター】

(2)

◆お問合せ先(書式ダウンロード方法)

平成27年度広島県介護支援専門員更新・専門研修課程Ⅱ(上期・下期)

【書式ダウンロード方法:指定機関のホームページのご案内】

【書式ダウンロード方法】 ①インターネットに接続して検索サイトで「ケアマネの輪」または「広島県介護支援専門員協会」で 検索する(直接入力する場合⇒URL:

http://www.hcma.or.jp/

)。 ②「介護支援専門員研修センター」をクリックする。 ③必要な書式をダウンロードする。 ◆当会HPのトップページ画面(

http://www.hcma.or.jp/

) *「介護支援専門員研修センター」のバナーをクリックすると本研修に係る連絡事項 および事例作成要領・各書式が掲載されているページへ移行します。 (クリック) ※ご不明な点がありましたら「お問い合わせ」から ご連絡ください(折り返しメールで回答いたします)。 指定機関:一般社団法人広島県介護支援専門員協会(介護支援専門員研修センター) 〒734-0007 広島県広島市南区皆実町 1-6-29(健康福祉センター7F) TEL:082-555-1450 FAX:082-250-8133

メール:info@hcma.or.jp HP:http://www.hcma.or.jp/

(3)

平成27年度更新・専門研修課程Ⅱ(上期・下期)事例作成要領【施設コース】

【1.事例提出について】 *次の課目について、施設コース(介護保険施設、認知症対応型共同生活介護、特定施設入居者生活 介護)、居宅コース(居宅、地域包括支援センター、小規模多機能型居宅介護)へ分かれ、各受講 者が作成した事例を使用し、演習することが修了要件になります(事例の提出がない場合修了不可)。 【2.事例提出が必要な課目と目的】(*施設と居宅のコースでは課目の順番が異なる) 施設コース:第3日目サービス担当者会議演習(3時間)・第4日目「施設介護支援」演習(6時間) 居宅コース:第3日目「居宅介護支援」演習(6時間)・第4日目サービス担当者会議演習(3時間) ◆第3日目:サービス担当者会議演習(3時間)で事例を提出する目的・演習の意図 サービス担当者会議演習は、日々行っている自らのサービス担当者会議の開催・運営方法を振り返 り、省察的実践に結び付けることを目的に開催します。この演習では、受講者自らが担当事例を使っ てサービス担当者会議を主催することで、何を、どのように意識しながら、実施しているかを省察す ることを意図しています。 【演習の時間・方法】 ①1事例20分以内で、グループ(6人構成)ごとに行います。 ②事例提供者は、まず役割分担を行います。司会については、事例を提供する担当ケアマネジャー が担います。各サービス担当者、利用者等の役割分担は事例に応じて変えます。 ③次に担当ケアマネジャーによる事例の説明を行い、何を検討して欲しいかを明確に示します。 ④続いて、検討して欲しいことについて、各出席者に意見を述べてもらい、意見交換を行います。 ⑤最後に、提案した計画の原案の変更点や修正点等の確認を行い終了します。 ◆第4日目:「施設介護支援」演習(6時間)で事例を提出する目的・演習の意図 「施設介護支援」演習は、受講者自身の担当事例をもとに、事例検討会の開催方法・運営方法を体 験的に学習することを目的に実施します。この演習では、事例提供者に焦点を当て、事例提供者に対 し支持的機能を用いて働きかけることを意図しています。 【演習の時間・方法】 *施設コース 1.1事例35分以内で、グループ(4人構成)ごとに行います。 ①事例紹介(10分) ②施設ケアプラン作成プロセスシートの説明(20分) ③グループメンバーからの評価と自己評価(5分) 2.グループディスカッション・発表を行います。 3.グループ毎にプロセスシートを完成・発表を行います。 4.研修記録シートに記入します。

(4)

【3.提出事例についての注意事項】 *次の点に注意して事例をご用意ください。 ①モニタリングを含むサービス担当者会議の開催が2回目以降の事例とする。 (*モニタリングやサービス担当者会議が初めての事例は除く) (*施設コースの方は、入所6ヶ月以上経過した事例) ②サービス計画の変更を要する事例(*変更理由を説明する演習)とする。 ③提出する各様式は各自の事業所において使用している様式で可。 ④地域包括支援センターの場合、「介護予防サービス・支援計画書」を元に作成する。 ⑤小規模多機能型居宅介護の場合、現事業所で使用しているサービス計画書を元に作成する。 ⑥現在実務に就いていない場合、本要領を参考に過去の経験をもとに事例を作成する。 ⑦演習の参加者に利用者のイメージ、援助経過のイメージが分かるように心掛けて作成する。 ⑧個人情報の取り扱いに注意して記載し、研修終了後は事例提供者が回収して適切に破棄する。 【4.事例作成に当たっての注意事項・個人情報の取り扱いについて】 *事例作成にあたり、個人情報に関して以下の注意事項に留意し、匿名化を図るようにしてください。 ・個人情報の保護に関する法律(2005 年 4 月施行)は、個人情報の目的外利用や個人データの第三者提 供の場合には、原則として本人の同意を得ることを求めています。ただし、個人情報の匿名化を図る ことで、利用者等の識別ができないものは個人情報とみなされなくなります。なお、厚生労働省「医 療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイドライン」(2004 年 12 月 24 日) では、個人情報に含まれる氏名、生年月日、住所等個人を識別する情報を取り除くことで、特定の個 人を識別できないようにすれば個人情報の匿名化が可能であるとされています。 【記載にあたっての注意事項】 ①氏名、住所、機関名などをイニシャル(例:T.Kさんなど)で記載することはやめて下さい。 個人が特定されるおそれがあります(記入例:Aさん、Bさん、C市、D事業所)。 ②生年月日は記載せず、年齢は年代のみ記載して下さい(記入例:80 代前半)。 ③実際の記録を活用いただきますが、個人情報を記載した箇所を修正液で消したままにしたり(裏面 で判別可能です)、マジックで塗りつぶしたりせず、Aさん、Bさん、C市、D事業所という記載 をあらためて行って下さい。ただし、修正液で消した資料をコピーして使用されることは構いませ ん。 【演習の終了後】 ※お持ちいただいた事例は、研修終了後、事例提出者が自己の責任で回収し適切に処分して下さい。 講師用の 1 部も研修終了後、本人へお返しいたしますので同様に処分して下さい。

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【5.提出物一覧表】 *第3日目は7部、第4日目は5部(受講者本人・班員・講師提出用)をご用意ください (第3~4日目は同じ利用者の事例で可)。*各日程で必要な提出書類を上から順に綴じる。 No. 【施設コース:提出書類】 第3日目:7部 ①サービス担当 者会議演習 第4日目:5部 ②施設介護支援 演習 01 【書式A】 【表紙:施設コース/第3・4日目共通】 ○ (表紙) ○ (表紙) 02 【書式B】 【サービス担当者会議演習レジュメ/第3日目】 ○ ×(不要) 03 【書式C】 【事例の基本情報:施設コース/第3・4日目共通】 ○ ○ 04 サービス計画書(第1表) *変更後のプランを用意 (*ない場合: 現在施設で使 用されている 様式を添付) ○ (様式1) ○ (様式1) 05 サービス計画書(第2表) *変更後のプランを用意 ○ (様式2) ○ (様式2) 06 サービス計画書(第3表) または日課計画表(第4表) *変更後のプランを用意 ○ (様式3または4) ○ (様式3または4) 07 モニタリング又は評価記録表 (再評価の経過記録も含む) ○ ○ 08 サービス計画書の修正がわかるもの【様式不問】 *変更前のプランにマーカー・朱書きなどで 変更事項が分かるように記載しても可 ○ ○ 09 サービス担当者会議の要点(第5表)/第4日目 ×(不要) ○ (様式5) 10 施設ケアプラン作成プロセスシート・ケアプラン作 成に使用した記入済み書式(シート)/第4日目 (施設のケアプランの進め方・仕組み等) ×(不要) ○ (様式6) 【イメージ図】 第3日目:7部 第4日目:5部 *必要書類を順に並べ左上を→ ホチキスで綴じる ※ 上 か ら 順 に 綴 じ る *介護サービス計画書(1)・ (2)・(3)について…認知症 対応型共同生活介護・特定施設 入居者生活介護の方で、書式が ない場合は現在施設で使用さ れている書式を添付する。

(6)

【参考資料①:事例の基本情報(書式C)の作成のポイント】

◆事例提出の意味 (ア)「なぜ、この事例を選んだのか」を深めることで援助者自身の意識化されていない課題が見え てきます。この事例に対して「こだわり」や「ひっかかり」があって自分の中で未完了となって いる場合には、事例検討を通じて完了することが目標となります。 (イ)事例をまとめる作業を通して援助を客観化し事例提出者の学びにつながります。 *事例提出(報告)時には、書き表せなかった部分を口頭で付加しながら表現し、参加者がより 豊かなイメージをもてるようにして下さい。 (ウ)入所後6カ月以上経過した事例をモニタリング、再評価をすることにより、ケアマネジメント のプロセスを振り返り、サービスの質の向上及び援助者の資質の向上を図ります。 1.事例のタイトル(標題) 事例を表現するためのタイトル(標題)をつける。例えば、「本人は歩きたいが転倒リスクがあり、 また他利用者とのトラブルも懸念される認知症高齢者の事例」、「入所後、施設に馴染めず孤立しがち なAさんへのQOL(Quality of Life:生活の質)向上に向けた取り組み」など。 2-①.事例の提出理由(1~3つ程度) 2-②.事例の検討課題(1~3つ程度) この事例を提出することにしたのはなぜか、この検討会でどこを検討して欲しいのかを箇条書きで 列挙して下さい。短時間のカンファレンスで目標達成するためには、検討事項を簡潔に、かつ明確に 提示する。 3.機関・施設等の概要 地域特性、機関・施設等の特徴、事例提出者の立場などを記載する。 4.事例の概要(*ジェノグラムとエコマップも記載) ①基本情報 利用者名(例:Aさん)、性別、年代など (場所や個人が特定されるような情報の提供はしない) ②紹介経路 いつ、誰(どこから)から、どのような経路、経過で依頼があり、どのような内容 を引き受けたのか。 ③疾病・診断名、既往歴、薬剤等 事例検討に必要な範囲で記述する。 ④現在の健康状態等 身体・機能的側面の状況、精神・心理的側面の状況・状態、ADL,IADLの状況、障害高齢 者の日常生活自立度、認知症高齢者の日常生活自立度、介護保険の要介護状態等区分、障害者手帳 の有無とその等級、 本人の意向、障害受容の状況など。 ⑤生活歴、職業歴 利用者のイメージを豊かにする上で重要であり、必要な範囲で記述する。 ⑥家族歴、家族状況 家族歴、家族の状況を記入する。(*ジェノグラム・エコマップも作成)。 【ジェノグラムとエコマップについて】 *1:参考資料②を参考に記載する。 *2:手書きによる作成も可能(黒色のペンではっきりとわかるように作成する)。

(7)

◆ジェノグラム ※ジェノグラム(genogram)とは家族及び親族の系譜について記号を用いて図式化したもの。 【記載方法:ジェノグラム】 項目 記号 意味 女性 ◎ 本人を示す 女性 ○ 本人以外の女性を示す ● 死亡している女性を示す 男性 □ 本人を示す 男性 □ 本人以外の男性を示す ■ 死亡している男性を示す 婚姻関係 = 女性と男性を二重線で結ぶ 婚姻関係解消 =×= 女性と男性を結んだ二重線に×をつける ◆エコマップ ※エコマップ(eco-map, ecological-map)とは利用者や家族や様々な社会資源との関係を 地図のように表し図式化したもの。 【記載方法:エコマップ】 記号 意味 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 弱い結びつき 普通の関係 強い結びつき ××××××××××××× ストレスや葛藤の関係 →(矢印で示す) 資源・エネルギーの向かう方向 ⑦経済状況、住環境、関係機関・施設 事例検討に必要な範囲で記述する。 5.援助経過 ①初回面接 いつ、どこで、だれと、どのような内容について話したのか、また、支援者が利用者から受けた印 象などを記載する。 ②支援経過 支援の経過を節目ごとに小見出しをつけまとめると良い。例えば、「第1期、ホームヘルプサービ ス導入開始まで」、「第2期、通所サービス利用開始まで」などです。なお、より詳細な情報が必要 な場合は添付資料としてまとめます。例えば、支援経過の転機となった場面について、どのような やりとりが支援者と利用者との間であったかを逐語的に示すなど。 6.考察 事例提出者としては、振り返ってどのように感じているのか、事例検討で参加者から特に意見を欲 しいと考えている点などを記述しておくことが必要。

(8)

【参考資料②:事例の基本情報(書式C)のまとめ方の例】

【事例の基本情報:施設コース/第3・4日目共通】

書式C

1.事例のタイトル 被害妄想が強く他の入所者や職員との関係づくりが難しい特養入所者の事例 2-①.事例提出の理由 特養に入所から半年が経過するが、自分の部屋(個室)の物を盗られる。服を破られる等の被害妄想が 強く、興奮して自傷行為に至ることもある。カンファレンスで検討を重ね、個別的なかかわりを重視し本 人の好む買物や外食を行っているが、聴覚障害のためコミュニケーションが難しく、小さな誤解をもとに 興奮すること多い。家族の協力も得ながら援助を行っているが、入所以来、トラブルが続いている。今後 の対応方法についてアドバイスがいただきたい。 2-②.検討課題 次の3点について検討したい。 ①Bさんとの信頼関係を作るための援助方法、対応 ②Bさんに「服を盗った、破った」等の疑いをかけられた時どのような対応をすれば良いのか。 ③対応に困難な部分が多く、施設入所を継続することが難しいのではないか等のケアスタッフの意識のズ レが生じ始めている。スタッフ間の意識のズレの対応・調整方法についてアドバイスがいただきたい。 3.機関・施設等の概要 県北部のY市 Bさんの生まれ育った町であり知人も多い。今回、入所した特養と住まいとしていた甥 夫婦宅との距離は車で 10 分程度。 入所した特養は 50 名 <従来型 個室6室・多床室 12 室>の施設で、養護老人ホームや居宅介護支援 事業所、デイサービス等を併設。 4.事例の概要(*ジェノグラムとエコマップも記載) ①基本情報 Bさん 女性 80 代後半 入所前はY市在住 姉・甥夫婦の母屋の横のはなれに住む。 ②紹介経路 2 年前に、被害妄想(特に物盗られの妄想)がひどく家族とのトラブルが頻発し、対応に困った甥夫 婦が直接、施設に相談に訪れる。(甥が施設入所申し込みを行う。)特養に併設する居宅介護支援事業所 が担当ケアマネジャーとなり支援が始まる。当分の間、本人が拒むため、ケアマネジャーが定期的に訪 問するのみで、サービスの利用はなかったが、半年経過後、デイサービスを不定期に利用するようにな った。サービス利用後も、家族とのトラブルが続き、半年前に現在の特養への入所となる。 ③疾病・診断名、既往歴、薬剤等 ・老人性認知症 ・聴力障害 <乳児期の疾病により(姉の話)聴力がほとんどなく、発語も不自由。詳細は不明> ・高血圧症 内服薬:市販の頭痛薬を本人が管理し、頭痛がある時に服用している。 ④現在の身体・機能的側面の状況、精神・心理的側面の状況・状態 ・身体面:身のまわりのことはほぼ自分でできるが、視力がやや不自由なため細かい作業が苦手。

(9)

・精神・心理面:被害妄想が強い。誰かが自分を悪く言う、物を盗られる、壊される等の訴えが多い。 ひどく興奮し、自傷行為、暴力を振るうこともある。 ・要介護状態区分2、身体障害者手帳1級<聴力障害> ⑤生活歴等 幼児期の疾病により聴覚に障害があり発語が困難。手話の学校に通ったこともあるが、長続きがしな かった。20 歳代半ば頃より内縁の夫と暮らす。旅行や踊り、手芸が好きで気の合う友人と趣味を楽しむ が、人間関係のトラブルも多くあった。工場等を中心に、色々な仕事に就くが長続きしなかった。内縁 の夫が死去した後は、姉・甥夫婦宅に住むが、トラブルが続き、姉・甥夫婦の自宅の敷地内に自分では なれを建て住む。「自分の物を盗られた、壊された(被害妄想)」等の訴えが多く、姉・甥夫婦との関係 も悪化していた。 ⑥家族歴と家族状況 家 族 構 成 氏名 続柄 年 齢 備 考 A 本人 80 代後半 B 姉 80 代後半 病弱で臥床がち C 甥 60 代前半 自営業(小売) D 甥の妻 50 代後半 同上 【ジェノグラム】 【エコマップ】 1 2 80 代後半 女性 80 代後半 特養ケアマネ 居宅ケアマネ 精神科医 姉 甥の嫁 × × × × 内縁関係 80 代後半 特養ケアスタッフ × × × × × × × デイサービス職員

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⑦経済状況 月 10 万円程度の年金があると思われる。(本人管理のため詳細は不明) ⑧住環境 <現在の居室> 個室(トイレ・洗面所付き)。室内は本人の希望で冷蔵庫や大型テレビが設置してある。 <入所前の住まい> 甥夫婦宅に同居していたが、トラブルが続き、本人が自分で建築会社へ依頼して「はなれ(プレハブ)」 を建て、ここに住んでいた。ミニキッチンとトイレあり。入所後も荷物置き場として、本人が鍵を管 理している。 ⑨関係機関・施設 特別養護老人ホーム・(併設)居宅介護支援事業所・地元の精神科医 5.援助経過 ①初回面接(20XX 年○月) 特養ケアマネジャー兼相談員(以下、特養CM)は、面接前に甥夫婦、(居宅介護支援事業所)ケアマ ネジャーと面談を行い、初回面談を行う。面談時、Bさんは特養CMをデイサービス職員と思い込み、 「甥夫婦に物を盗られる」等の不満を話す。特養入所については、おおむね理解できているようであっ たが、「老人ホームに行くくらいなら知人宅へ行く」と言い、入所をすすめることは難しいと感じた。 しかし、1週間後の訪問の際、「ここにおってもつまらん。盗られるばっかり…」 と言い、入所を納得し、翌日から自発的に荷物の整理し、スムーズに特養入所となる。 ②援助経過 第1期:特養入所から1ヶ月入所は本人の希望により個室へ入所する。 入所後3日間は、部屋で荷物の出し入ればかりをしていた。1週間ほど経ったごろから施設での暮ら しに興味を持ち、歌・踊クラブへ誘うとすすんで参加する。初回から参加者の前で、踊りを披露して満 足そうであった。 2週間経過した頃、急に「C看護師が下着を盗んだ」と特養CMに訴えてきた。部屋の中を探すが本 人のいう下着は見つからなかった。このことがきっかけで、興奮して家に帰ると言い始めた。本人の希 望で、甥夫婦にも来園してもらい話を聞いてもらうが、C看護師への疑いは消えず、他の職員や入所者 に「C看護師はドロボーだ」と言いまわっていた。 その後、C看護師だけでなく、居室担当のケアワーカーも「服や菓子を盗っていく」といい始め、特 養CMが出勤するのを待って、ほとんど毎日のように不満を訴えるようになった。ある程度話を聞くと、 興奮もおさまり、部屋に帰ることが多かったが、時に興奮がおさまらず、施設外へ出て、山の中に長時 間座り込んだり、頭をコンクリート壁に打ちつける行為もあった。 第2期:カンファレンスによるケア方針の確認と精神科への受診 甥夫婦に参加いただきカンファレスを開催し、次の点に重点をおいて、援助方法として確認する。 方針:信頼関係をつくるために個別的なかかわりを重視する。 ①歌・踊りクラブの参加の継続 ②信頼関係を作るために、個別ケアに力を入れ本人の希望するタイミングで特養CMや居室担当 ケアワーカーが買物や外食を行う。 ③(施設の嘱託医師のすすめもあり)以前、通院したことのある精神科医へ受診する。 ①、②のかかわりを継続的に行うが、被害妄想(物盗られ妄想等)の訴えは毎日のように続き、月に 2 回程度はひどく興奮する状態が継続する。第1期の頃とほとんど変化はない。 精神科医の受診については、本人は頭痛を診てもらうための受診だと説明し、買物のための外出を利用

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した。受診の結果、以前、受診した時より、認知症がすすんでいるとの診断で、現在の生活環境で本人を 受容していく方法が望ましく、できる限り、聴覚障害に配慮して、(落ち着いて)わかりやすいコミュニケ ーションをとるよう主治医からアドバイスを受ける。ただし、興奮状態が続き、自傷行為が頻発する場合 は、入院を検討するとのことだった。内服薬は、本人が拒むため処方されなかった。 6.考察 入所後、6ヶ月が経過したが、状況に変化はほとんどない。むしろ、かかわりを持つスタッフとの関係 は悪化する傾向にある。個別的なかかわりの中で、特養CMとの信頼関係はできつつあるが、訴えに変わ りはない。 つい先日は、「看護師が大切にしていた衣類を持っていた」と興奮し、医務室へ洗面器で水を巻く行為や 自室ドアにガムテープを貼り、他者との交流を拒むことも多くなった。職員の中には、個別ケアの負担感 もあり施設入所継続が難しいのではないか等の意見が出始めている。 ①今後の援助の方法、②ケアスタッフの意識のズレへの対応方法についてアドバイスがいただきたい。

(12)

【施設コース:表紙(第3・4日目共通)】

書式A

受 講 者 氏 名

受付番号

□ 第3日目 サービス担当者会議演習

受講日: / ( AM ・ PM )

□ 第4日目 「施設介護支援」演習

受講日: / ※第3日目(サービス担当者会議演習)、第4日目(「施設介護支援」演習)に事例をご提出いただきま す。いずれの日程も本紙を表紙にして、必要書類を用意し、第3日目は7部、第4日目は5部をご持 参ください。様式は当会HPからダウンロード可能です(HP:http://www.hcma.or.jp/ )。 【お願い:ご提出の前に必要書類があるか必ずチェックしてください】 No. 【施設コース:提出書類】 第3日目:7部 ①サービス担当者 会議演習 第4日目:5部 ②「施設介護支援」 演習 提出 チェック 提出 チェック 01 【書式A】 *本紙 【表紙:施設コース/第3・4日目共通】 ○ (表紙) □ ○ (表紙) □ 02 【書式B】 【サービス担当者会議演習レジュメ/第3日目】 ○ □ × (不要) 03 【書式C】 【事例の基本情報:施設コース/第3・4日目共通】 ○ □ ○ □ 04 サービス計画書(第1表) *変更後のプランを用意 (*ない場合:現在施 設 で 使 用 さ れ て い る様式を添付) ○ (様式1) □ ○ (様式1) □ 05 サービス計画書(第2表) *変更後のプランを用意 ○ (様式2) □ ○ (様式2) □ 06 サービス計画書(第3表) または日課計画表(第4表) *変更後のプランを用意 ○ (様式3また は様式4) □ ○ (様式3また は様式4) □ 07 モニタリング又は評価記録表 (再評価の経過記録も含む) ○ □ ○ □ 08 サービス計画書の修正がわかるもの【様式不問】 *変更前のプランにマーカー・朱書きなどで 変更事項が分かるように記載しても可 ○ □ ○ □ 09 サービス担当者会議の要点(第5表)/第4日目 × (不要) ○ (様式5) □ 10 施設ケアプラン作成プロセスシート・ケアプラン作成 に使用した記入済み書式(シート)/第4日目 (施設のケアプランの進め方・仕組み等) × (不要) ○ (様式6) □ ※ 上 か ら 順 に 綴 じ る *介護サービス計画書(1)・(2)・(3)について:認知症対応型共同生活介護・特定施設入居者生活介護 の方で、書式がない場合は現在施設で使用されている書式を添付する。 ←必要書類を順に並べ左上をホチキスで綴じる(第3日目:1セット×7部/第4日目:1セット×5部)

(13)

【サービス担当者会議演習レジュメ】

書式B

*次の項目に沿っていれば様式不問(A4サイズで作成)。*第3日目に提出(施設コース)。 *様式は当会HPからダウンロード可能です(HP:http://www.hcma.or.jp/ )。 1.サービス担当者 会議開催の目的 ◎ (記入例:◎状態の悪化に伴う新たなサービス導入の検討) 2.検討して欲しい 点(箇条書き) 限られた時間でサービス担当者会議を開催するため、何を検討して欲しいかを 箇条書きで明確に提示する。 (1) (2) (3) 3.事例の概要 この間の支援経過と問題点を記載する(*検討に当たって必要な事例の(1) 支援経過及び(2)問題点を要約する)。 ※別紙での作成可 (1)支援経過 (2)問題点 ※ 別 紙 で の 作 成 可

(14)

【事例の基本情報:施設コース/第3・4日目共通】

書式C

*次の項目に沿っていれば様式不問(A4版1~4枚程度)。*第3、4日目は同じ事例で可。 *様式は当会HPからダウンロード可能です(HP:http://www.hcma.or.jp/ )。 1.事例のタイトル(標題) ◎ 2-①.事例の提出理由(1~3つ程度) (1) (2) (3) 2-②.事例の検討課題(1~3つ程度) (1) (2) (3) 3.機関・施設等の概要 4.事例の概要(*ジェノグラムとエコマップも記載)

(15)

5.援助経過 6.考察

参照

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