共同企画/経営学部の教育改革
経営学部 カリキュラムの再編成
照 屋 行 雄
1 カリキュラム改革の必要性 と経過
(1) カ リキュラム改革の必要性
経営学部 国際経営学科の現行 カ リキュラムの改革作業 は
、1 9 9 9
年1
0月1 3
日の第7
回教授 会 において設置 された 「経営学部 カ リキ ュラム改革委 員会」 (以下、単 に改 革委員会 とい う) によって本格 的 に着手 された。 しか しなが ら、改革委員会の作業 はゼ ロか らの出発ではな く、すで に本学部の カ リキュラムについてその現状 の分析 と改革の枠組 み を検討 して きた教授 会内の 「カ リキュラム改革準備委員会」 (以下、
準備委員会 とい う) (石積勝 委員長/学部長) の議論 の成果 を基礎 と して進 め られ た。準備委員会並 びにそれ につ なが る関係委員会での教育改革 に関す る議論 の経過 と成果 の詳細 については、 しか るべ き関係者 に よって、別の機 会 に明 らか に される ことを期待 したい。
ここでは、改革委員会での カ リキュラム検討 の前提 もしくは枠組み を提供 した準 備委員会か らの報告並 びに提案
( 1 9 9 9
年1 0
月1 3
日 ・第7
回教授 会提案 ・承認) を原 文の まま次 に示す こととす る。≪ カ リキュラム改革の必要性 と枠組 み
(
『準備委 員会報告』1 9 9 9
年1 0
月よ り)≫<カ リキュラム改革の必要性 >
1
)本年4
月以降の将来構想委員会 は十分 に機能 しなか ったが、現状認識 について は一定 の深化 を見たO大学 を取 り巻 く環境変化 、その中での各大学 における様 々 な試み について情報交換す るにつ け、わが大学 の取 り組みの遅れは、深刻である とい うのが、 ここでの大 きな コンセ ンサ スであ った。 もとよ り取 りくむべ きは カ リキュラムだけではないが 、全学 的改革 を待 たず に、学部 と してな しうる最大の1 2 9
国際経営 フ ォー ラム
No . 1 2
取 り組み として、 カリキュラム改革が浮上す る。
2)
「経営学部1
0年の総括」 ではこの1
0年間の我 々の歩み とともに、今後の課題が 論 じられている。 カリキュラムについては、現行 カリキュラムがあ くまで も、 さ らなる改善 を予定 されて作 られていることが明確 に述べ られている。 前回カリ改 では基本科 目を中心 に大幅改変が行 われたが、硯専攻科 目群 については、 さらな る改革が速やかに行 われることを前提 に、今 日まで残 された ままに推移 して きて いる。 またセ メス ター制 に関 して も、完結せぬ まま推移 している。 前 回カリキュ ラム改革 は改善への大 きな一歩であった と確認 した上で、その上 に立 って、 さら に前 に進める必要がある とわれわれは考 える。3
)本年度前期 には二度 にわた り学生へのア ンケー ト調査が行 われた。 この2
つの 調査結果の読み方は各教員 によって様 々であろ うが、われわれ教員が従来想定 し ていた学生像 は大幅 な変更 を余儀 な くされていること、学生はわれわれが考 えて い る以上 に、現在の学部教育 に リア リテ ィを感 じていない ことは確認で きよう。 学生の現実、実感 と、われわれの願望 との間 を埋めることはカリキュラム改革の みで可能 とは考 えられないが、カリ改が学生の現実 に肉薄 して検討 されるならば、決定的な重要性 を持つ と考 える。
4
)前 回カリキュラム改革以降の、大学 を取 り巻 く環境変化 は、当時認識 していた 以上 に急 ピッチである。 企業その他 の雇用形態 を含め、社会の変化 は大 きく、大 学 に求め られている教育機関 としての役割 も大 きく変わ りつつある。そ うした変 化 を見据 えた対応が求め られている。 また、今後われわれが受け入れることにな る入学者 は、その 日的意識、基礎的学力の面で、 さらに多様化 し、低下す ること をわれわれは覚悟せねばな らない。その ような学生 に対 して動機付 けを行 い、結 果 として、充実感 を提供す るため には、現行 カ リキュラムの基盤の上 に立 って、新 たな状況 に対応す る教育 プログラムを検討す る必要がある。それは現行 カ リキ ュラムの改革 を必然的に意味す る ものであると、われわれは考 える0
5
) カリキュラム改革 は今後の学部サバ イバル と直接 に結 びつ くものである と、わ れわれは考 える。 教育 プログラムの内容 と受験生獲得 とは直接結 びつかない、 と の見方 もあるが、われわれは、結局の ところ、経営学部 に学 んだ学生の満足度が、そのあ との受験生獲得の決め手である と考 える。彼 らこそが もっとも効果的な広 告塔である。 今 まではそ うではなかった として も、今後 は確実 に教育 プログラム の中身が受験生 に吟味 されるこ とになる、 との認識 は、入試 に係 わって高校巡 り な どを しているセ ンター職員 などの一致 した認識である。 もとより受験生獲得の
1 3 0
共同企画●経営学部 カ リキュラムの再編成 ために即効性 のある、あ らゆる方策 を、別途検討 し、実行す るこ とは当然であ る。
<新 カ リキュラム制定の枠組 み >
1 考え方
学生 ア ンケー トお よび直接 の対話 な どにおいて、 もっ とも大 きな問題 であ る と感 じられ るのは、彼 らの多 くが、
4
年 間 さまざまな科 目を さ したる脈絡 な く履修 し、結局大 きな まとま りと して何 を学 んで きたか、確 たる実感 な しに卒業す ることであ る。 卒業 とい う事実 だけは残 る ものの、その後 の支 え となる ような もの を獲得せず に社会 に出ることになる学生が、極 めて多い とわれわれは認識す る。 われわれはこ の ような状況 を打破すべ く新 カ リキュラムを策定 したい。学習‑ の動機付 け とい う 観点か らも実習教育 を推進 し、 クラスサ イズ を適正化す ることに よ り、学習効果 を 高めることで、卒業時それぞれの学生が 「売 り物」 を身につけ られるような教育 プ
ログラムを構築 したい。
2
基本枠1
)学生の現実 を踏 まえる。2
)現行 カ リキュラムはやや もすれば総花 的 にな りが ちである との認識 の も と、 コースご とに特徴 を出 し、結果 と して、学生が大 きな まとま りと して の達成感 を持 てるようにす る。3
)基礎学力の低下 に対応す る教育 プログラムを構築す る。4
)全学生 を対象 に実習教育 をカリキュラムの中で実施す る。5
)セ メスター剛 を完結 させ る。6
)設置科 目の大幅 なス リム化 を断行す る。7
)必修科 目を見直す。3 運用枠
(1)基本科 目教育
(∋現行基本科 目をベースに教育効果の向上 を図 る。
②専任教員が初年度教育 にあたる。
(2)外 国語教育
(彰一外 国語必修 を前提 に検討 す る。 (夢外 国語教育の開始時期 を再検討す る。
( 3)
コース制 (専攻科 目教育) (丑現行 コース構成 を見直す。② 各 コースにおける提供科 目を整備 し、関連付 け、学習の積み上 げ を図 る。
1 31
国際経営 フォーラム
No . 1 2
なお、履修 モデルを提供す る。
(歪演習科 目につ いては各 コースご とに検討す る。
(彰実習教育その他 を含め、各 コースで 「売 り物」 を提供す る。
(2)カ リキュラム改革委 員会の任務
改革委員会 は、上記の準備委員会での検討結果 を踏 まえた上で、具体 的 に現行 カ リキュラムの改訂作業 に入った。す なわち、準備委員会の新 カリキュラム制定の基 本的考 え方 を継承 し、制定 の基本枠 を前提 とす ることとし、同時 に制定の運用枠 に 準拠 して具体 的なカ リキュラム改訂 を検討す ることとなった。
改革委員会は、第
1
回委 員会( 1 9 9 9
年1 1 月 1
日) において、任務の範囲 と作業の 日程 を決定 し、実際の検討作業 をス ター トさせ ることになった。 その際 に確認 した 改革委 員会の任務 の範 囲 は、次 の とお りであ る (同年1 1 月1 0
日 ・第9
回教授 会報 告 ・了承)。ア)新教育課程表の策定
・改正 カ リキュラム表の作成
・履修要件 の制定
・卒業要件 お よび進級要件 の確定 イ)新 カ リキュラム運用細 目の作 成
・新 旧 カ リキュラム比較表の作成
・新 カ リキュラム移行措置の提示
・ 「カ リキュラムの特徴 と履修」 の改訂 ウ) コース別履修 モデルの提示
・コース別科 目履修実施モデルの作成
・ 「期待 される学修成果
」
例示の列挙・技能 ・資格取得手引の作成 エ)実習科 目運営 システムの提案
・ 「実習科 目の特徴 と実習時間」一覧の作成
・実習科 目運営方式の提案
・実習先認定基準の策定
これ らの任務 はいず れ も重要 な もの と認識 されたが、その中で もと くにア)お よ びイ)の
6
項 目については多 くの時間 と知恵 を加 えなければならない作業 目標 となっ た。結果的 には、後述 す る ようにア)の3
項 目 とイ)の1
項 目についての検討 成果1 3 2
共同企 画●経常学部 カ リキュラムの再編成 を得 て、改革委員会は解散せ ざるを得 なか った。そ して、残 りの作 業 は次 の 「新 カ リキュラム調整委員会」 (後藤伸委員長) に引 き継がれ ることとなったのである。
また、改革委 員会での カ リキュラム改訂の作 業 は、当初
、1 9 9 9
年1
0月1 3
日‑2 0 00
年7
月1 2
日の約1 0
カ月間において14回の委員会 をもってほぼ完 了す る 日程 で計画 し た。その後、検討の過程 で幾つかの重要 な事態 の変化が加 わ り、結果的 には、後で 示す ように20 0 0
年1
1月8
日の教授会最終報告 まで作業 は進め られた。 当初の作 業 日 程 と予定検討項 目は、改革委員会での作業内容 と進め方 を知 る上で重要 と思 われ るので、 ここに示す こととす る。
日 程 委員会の作業
1 9 99
年1 0 /1 3
(水 )l l / 1
(月) 第 1回改革委員会・委員会の構成
・任務の範囲
・検討の 方法
・作業の 日程
l l /1 0 ( 水)
/2 4
(水) 第2
回改 革委員会・学 部教育の 目標 と方針
・卒 業要件 と進級要件①
・授 業科 目区分 と配 当単位数
・履修制限単位数の見直 し
1 2/8
(水)教授 会の討議
第
7
回教授 会/改革委員会の設置・委員会の構成
・カ リキュラム改革の枠組 み
・新 カ リキ ュラムの施行時期
第
9
回教授 会/ 第 1回委員会報告・本改革委員会の任務
・カ リキュラム改 革の課題
・カ リキュ ラム検討 の方法
・カ リキュラム改正 の作 業 日程
第
1
1回教授 会/ 第2
回委員会報告・経常学部の教育 目標
・科 目履修 の制限 単位数
・卒業要件 と進級要件(手
・授 業科 削 天分 と配当単位数
・本改 革委員会の組織 強化 f
1 3 3
国際経 営 フ ォー ラム
No. 1 2
)
1 2/1 5
(水 ) 第3
回改 革委 員 会・セ メス ター制 の完結
・ A
群 科 目の充実 と強化・外 国語科 目の改 革①
・健康 科学教 育 の充実
/2 2
(水) 第4回改 革 委 員 会・コー ス制 の見直 し①
・ゼ ミナー ル教 育 の あ り方
・実 習教 育科 目の設置①
・卒業要件 と進級 要件(卦
・専 攻科 目区分 の科 目体 系(主
2 0 0 0 年
1/1 2
(水 )2/ 1
(火) 第6
回改革 委 員 会・外 国語 科 目の改 革L21
・コー ス制 の 見直 しq)
・実 習教 育科 目の設置(む
・実 習教 育科 目の運用庄)
・専攻 科 目区 分の科 H体 系②
/1 6
(水 )3/ 1
(水) 第6
回改 革 委 員会・コー ス制 の見 直 し③
・専 攻 科 目区分 の科 目体系③
・卒業要件 と進級 要件(2)
1 3 4
第 1回 コー ス別協 力委 員会
・コー スの 「売 りもの」
・実 習教 育 のあ り方
・ゼ ミナ ー ルの あ り方
・授 業 科 目 と配 当単位
・コー スの名称
第
1 2
回教授 会/ 第3
回委 員会報告・A
群科 目の科 目体系・外 国語科 目の教 育体 系(手
・健康 科学教 育の科 目体系
・ゼ ミナ ー ル教 育 の 方針 と体 系
・実 習教 育 科 目の新設①
・専攻 コー スの拡 充 と運 用(力
第
2
回 コー ス別協 力委 員 ゼ ミナ ー ルの あ りコー スの名称
実 習教 育科 Hの新 設 実 習教 育科 目の運用 専攻 科 目の科 目体 系
第
1 3
回教授 会/ 第4
回委 員会報告・外 国語科 目の教 育体 系②
・コー スの拡 充 と運 用②
・実 習教 育科 目の新 設②
・専攻 科 目区分 の科 目体 系(む
共同企画●経営学部 カ リキュラムの再編成
・実習教育科 目の運用②
3/ 8
(水)/2 3
(木) 第7
回改革委員会 V4/ 8
(月) 第8
回改革委員会4/1 2
(水)/1 9
(水) 第9
回改 革委員会)
2 6
(水) 第1
0回改革委員会5/1 0
(水)6/ 1 4 ( 水)
第
1
1回改革委員会)
第
1 2
回改革委員会J
第
3
回 コース別協力委員会・専攻科 目の科 目体系
・コース別履修モデル
・実習教育の運営 システム 第
1 4
回教授 会/ 第5
回委員会報告・コースの拡 充 と運用
・専攻科 目区分の科 目体系(令
・卒業要件 と進級 要件(令
・実習教 育の運用②
2 ( ) 0 0
年度第
2
回教授 会/ 第6
回委員会報告・改正 カ リキュラム (莱)の中間 報告
・新 カ リキュラム運用細 目 (莱) の中間報苦
J
第
3
回教授会/ 第7
回委員会報告・改正 カ リキュラム (莱)の敢終 報告
・新 カ リキュラム運用細 目 (莱) の撮終報苦
・コース別履修モデル (莱)の最 終報告
・実習科 目運営 システム (莱)の 中間報告
1
第 4回教授 会/ 第 8回委員会報告
・実習科 目運営 システム (莱)の 敢終報 告
1 3 5
国際経営 フォー ラム
No. 1 2
1
第
1
3回改革委 員会)
7/1 2
(水) 第1 4
回改革委 員会入試制度‑ の対応策 (莱) 教 員担 当 コマ数の軽減策 (莱) 他学部 との調 整 に関す る報告
第
5
lD]教授 会/第8
回委 員会報告・履修指導 の改善 と強化
・教育指導方法 の改善
・委 員会 業務 の総括
(3)
カ リキュラム改革委 員会 の運営
改革委員会の構成 は、次 の とお りであ る
。委 員長 照屋 行雄
委 員 大場 恒 明 松 岡 紀雄 常石 敬 一 後藤
伸加藤 薫 榎本
誠テ ィオフ ィラス ・アサモ ア 鈴木 そ よ子 関口 博正 大橋 哲
委 員 会 には、委 員 の ほか、準備 委 員会委 員長 で もあ った右横勝学部長が 出席 し、
学部長 としての考 え方 や準備委 員会での議論 の内容 につ いて報告 した。 また、榎本 委員 は 、2000 年 1 月 よ りは学科 主任 の立場 も兼 ね る こ ととな り、その視点での意見 表 明 とバ ックア ップ体制 を用意 して頂 い た。
また、改革委員会 内 に
7も しくは
8の問題 別検討小委 員会 を設置 し、委員以外 の 教授 会 メンバ ー よ り協 力委員 を委嘱 した。改 革委 員会 にお けるカ リキュラム改革 の 検討作業 に、改革委員以外 の積極 的 な参加 を願 う改革委 員会の運営方針 に基づ いた ものであ る
。小委 員会 は、改革委員 と協 力委 員 か ら構成 され、小委 員長 は改革委 員 の 中か ら委員長が委 嘱 した。協 力委 員 には、 と くに当該 問題 の検討 に当たって協力 を要請す るこ とと した。そ して、そ こでの議論 の成果 を踏 えて、最終 的 には改革委 員会で他 の項 目 も含 めて審議 ・決定す る方式 を採用 した。
問題別検討小委員会 と委員の構成 は、次 の とお りである
。問題別検 討 委 員
小委 員会 小委 員長 改革委員 協 力委員
a)
初期教育検 討小委員会 常 石 松 岡、鈴木 鎌 田、斎藤 ( 誠) b) 語学教育検討小委員会 大 場 大 橋 贋 田、岡崎
C)マ ネジメ ン トコース検討小委員会 後 藤 関 口 海老滞、 林 、行 川
1 36
d)会計 コース検討小委員会
e
)情報 ビジネス コース検討小委員会f
)経営環境 コース検討小委員会 g)国際 コ ミュニ ケー シ ョンコース検討小委員会
h)スポー ツ & マ ネジメン トコース
共同企 画●経常学部 カリキュラムの再編成 関 口 後 藤 柳 田、藤 田
榎 本
( 照 屋)
松浦、青木、菅原 松 岡 常 石 松枝 、田中加 藤 アサモ ア 田畑 、小松 、大庭 大 橋
榎 本 松 岡、常 石 鎌 田、小松 、嶋谷 検討小委員会
e)
の情報 ビジネス コース につ いては、後述 の とお り、同検討小委員会の検討 の 結果 を踏 えて、当該 コース と しての独立 を断念す る こととなった。 また、 この段 階 では設置 されなか ったh)のスポー ツ & マ ネジメ ン トコース検討小委員会が、後 日 加 わることとなった。C)
か らg)の5
コースについては、改革委員会での議論 の当初は未確定 の状態 で あったため、これ らの小委員会の作業 は5
コースがほぼ確定 した段 階で動 き出 した。小委員会での議論 の成果が、満足 の行 く形で カ リキュラム改訂案の策定 に生か され た とは必ず しも思 っていない。 その後の多大 な調整 と総合の作業過程 で、十分 に消 化 で きなか った もの も多い と思 う。協力委員の協 力 を多 とす る と同時 に、各委員の 意見 を十分 に生か しきれなか った点 を容赦願 いたい と思 う。
改革委員会 におけるカ リキュラム改革の作業 と教授 会等 での報告 ・審議 ・調整の 経過 をまとめる と、次の とお りである。
ア)改革委員会の開催 第 1回
( 1 99 9/1 0/1 3)
‑第2 4
回( 2 0 0 0/1 0/ 25)
イ)検討小委員会の開催 第1
回( 1 99 9/1 2/1 5)
‑第5
回( 2 0 00/3/1 5)
ウ) ワーキ ング ・グループ会議 の開催第
1回( 2 0 00/8 /7) ‑第 5
回( 2 0 00/1 0/ 31 )
エ)教授 会での報告 第1
回 (第9
回教授 会1 9 9 9/l l /1 0)
‑第
4
回 (第1 5
回教授 会20 00/3/8)
オ)教授会での審議 第1
回 (第1 6
回教授 会20 0 0/3/1 6)
‑第 8回 (第11回教授 会 2
0 00/l l /8)
カ)理学部 との調整 第 1回( 20 00/4 /6)
‑第2
回( 2 0 00/5 /1 6)
キ)事務局 との調整 第 1回( 2 0 00/5/1 2)
‑第3
回( 2 0 0 0/7 /1 2)
なお 、理学部 との調整 は具体 的 な項 目の検討 まではで きなか ったため、 カ リキュ ラム改訂 の最終案がで きた段 階で調整委員会 において調整 を行 うこととなった。 同 時 に、事務局への報告お よび調整 について も、基本的 には改革委員 会での検討原案1 37
国際経営フォーラム
No . 1 2
お よび教授 会での改訂案の報告 を行 う範囲 に とどまった。事務局 との協議 も具体 的 な作業 は調整委員会 に引 き継がれるこ ととなった。
2
カ リキュラム改革の狙 い と範囲 (1) カ リキュラム改革の狙 い経営学部国際経営学科 の現行 カ リキュラムは
、1 9 9 2
年7
月の教授 会で承認 され、1 9 9 3
年4
月以降の入学生か ら適用 された。その際 に確認 されたカ リキュラム改訂 の 狙いは、次 の3
点であった。①学部創設の理念であ る 「国際経営」 に関す る基礎 的 ・専 門的教育 を推進す るこ と
(∋現在の大学教育がかか える諸問題 を解決 し、教育内容の一層の改善 をはか るこ と
(参学問の進展 と社会のニーズに対応で きる科 目体系 と教育内容 を提供す るこ と この改訂作業 は、幾つかの重要 な制度 上の課題 や運営 上の問題 を残 しなが らも、
当時の カリキュラム改訂 の要請 に十分対応で きた もの と評価 された。しか しなが ら、
前 回の カ リキュラム改訂か らすで に
8
年が経過 してお り、 この間、大学教育 を取 り 巻 く環境変化が激 しく、 また、経営学部 に在学す る学生諸君の学習実態が明 らか と なった。先の準備委員会が教授 会 に報告 した カ リキュラム改革の必 要性 の中で、 こ の ような基本認識 を明 らかに している。カ リキュラム改革の必 要性 については、必ず しも本学 部に限 ったことではない よ うに思 う
。1 9 97
年 に株式 会社増進会出版社(
Z 会)の行 ったア ンケー ト調査 で は、多 くの大学で、少子化の進行 や大学進学率の上昇、 さらには入試の多様化 に伴 う今 後の教育改革の必 要性 がか な り高 まっている実態が明 らか となっている。教育改革 の中で も最 も重要 となるのが カ リキュラム改革 と考 えている大学が多 く、特 に経営 系の学部で改革の必要性が強い調査結果 となっている。
今 回の カ リキュラム改革 に当たっては、準備委員会で議論 された結果 を踏 えて、
改革の狙い を次 の
6
点 に定 めるこ ととした。(∋社会的ニーズ‑の対応
大学 を取 り巻 く厳 しい環境変化 を認識 し、社会的ニーズに対応 しうる新 しい カ リキュラムを編成す る。
(参 「売 りもの」 の明確化
卒業時 に学生が 「売 りもの」 を身 につ け られる ような魅力的 な教育 プログラム
1 3 8
共同企画
●経営学部カリキュラムの再編成 を構築する。③実習教育の充実
経済社会の要求に応 えて、各種の実践的能力 を修得するために必要な実習教育 プログラムを整備す る。
④ 開設科 目数のス リム化
科 目運営の合理性 と学修の効率化 を確保す るため、現行開設科 目数の大幅 なス リム化 を実現する。
⑤学生実態の反映
学生の 目的意識の明確化 と学習意欲の向上 をはかるため、学生の塊状 とニーズ を反映 した教育 を提供する。
⑥ 入学志願者減への対応
経常学部の20
00
年度入学志願者数が大幅 に減少 し、今後 も厳 しい状況が見込 ま れる とい う事態 に迅速 に対応する。② の 「売 りもの」 を具体的な形で示 し、そのための教育 プログラムをどう用意す るか とい うこ とは、当初か ら困難が予想 された。 大学 に
4
年間在学 し、1 24
単位の 卒業要件 を取得 して学士 (国際経営)の学位が授 与 されたならば、それ 自体が社会 に出てい くときの立派な 「売 りもの」
と考 え られて きたか らである。 た とえば、外 国語、情報、簿記な どの技 能検定や、税理士、公認会計士、中小企業診断士 な どの 資格取得 とい うように個 人の能力 ・資格 を客観 的 に証明す る もの については、「売 りもの」 と しての具体的 イメージが設定で きるが 、本学部のすべ ての学生 にこの よ うな個別的 な 「売 りもの」
を用意することは不可能である。 改 革委員会では、後述 するようにこの 目標 についてはコース制の充実 とい う形で実硯す ることに努めた。(むの開設科 目数の大幅削減 については、準備委員会の段階か ら重要な政策 目標 と なっていた。本学部の教育 目標である 「国際経常」の領域が多種多様 な問題 を含 む 性格の ものであるため、国際経営学科の カ リキュラムは実 に年 間で25
0
を超 える授 業科 目数の開設 となっている。 とくに専攻課程の科 目の多 きが特徴的である。 個 々 の学生が学習 目標 を設定 し、そのための効率的な履修計画 を自主的 に設計す る立場 か らは、開設科 目数の ス リム化は是非 とも達成 しなければな らない課題 となったの である。 これについては、結果的に改革委員会の努力は実 を結 ばなか った。別の フ ァクターが加わったことと、既存の科 目の削減が極めて難 しい とい う事情 による も のである。⑥ の入学志願者減 については、すでに改革委員会の カリキュラム検討作業がス タ
1 3 9
国際経営 フ ォー ラム
No . 1 2
‑ トした段 階、具体的 には
2 0 0 0
年2
月の時点で入学志願者が激減す る とい う事態 を 迎 えた。 しか も減少幅が大 きいばか りで な く、 入試改革委員会お よび学部長 よ り今 後 も減少見通 しにある との深刻 な分析が教授 会で示 された。カリキュラムの改革 は、当面 の入学志願者数の増加 もしくは減少歯止めの対策 とい うよ りは、中 ・長期的 な スパ ンで学部教育のあ り方 を内外 に明 らか にす る手続 である と理解 されていた。 し か しなが ら、事態 の急変 に対 して、カ リキュラム改革の作業 は、入学志願者数の減 少対策 としての性格 を も持 た ざるを得 な くなったのである。 これ については、後述 のスポー ツ & マ ネジメン トコースの設置 な どとして具体化 した。
(2)カ リキュラム改革の範囲
改革委員会での現行 カ リキュラムの検討 に際 し、その範囲 もしくは課題 を確定す る基礎 として、『経営学部十年の総括』 (経営学部
、1 9 9 9
年3
月) に収録 されている「経営学部教育課程の現状 と課題」 (照屋行雄稿) を特 に参照 した。そ こでは
、1 9 9 3
年度入学生 よ り適用 されてい る現行の カ リキ ュラムについて、本学部の教育 目標 に 照 ら して、その制度面 と運 用面 の現状 を点検 し、基本 的 な課題 を明 らか に している
。この総括 は、改革委員会での カ リキュラム検討の項 目を導 き出す上で重要 な基礎 となったばか りで な く、改革委員会の運営 に当たった委員長 (筆者)の カ リキュラ ム改革 に関す る基本的 な問題認識 を示す重要 な ものである。少 し長 くなるが、その 報告 の中か ら 「課題」のみ を摘 出 し、項 目ご とにまとめて示 したい と思 う。
≪経営学部 カ リキュラムの基本課題
(
『経営学部十年の総括』1 999
年3
月より)≫1
学部の教育 目的(1)学部の教育 目標
基本理念 たる 「国際 人の育成」 とい う場合、入学後
4
年 間で どこまで育成す るか とい う目標到達水準が必ず しも明 らか になってい ない。国際社会 における指導的立 場 の人間 を多 く輩出す るこ との努力が求め られてい るのか。それ とも、市民社会 に おける良識 人的立場 の人間育成で よ しとす るのか。 目標 とす る学生像 を、 よ り具体 的 に抽 出 し、その特性 を明 らか にす る必要が あるように思 われ る。また、教育 目標 たる 「国際経営」 については、経済社 会の多様 なニーズに応 える ための多彩 な教育内容 を どの ように統合 し、かつ、セ グメンテー シ ョンす るかが説 明 されなければな らない。すで に 「国際経営」 の立体的研究 ・教育体系 として提示
1 40
共同企画●経常学部 カ リキュラムの再編成 されている領域図の今 日的理解が改めて求め られているように思 う。
( 2 )
学部の教育方針国際経営教育 とい う目標 に対す る教育方針 と して、上記の
2
つ を選択採用 したこ とになるが、両者間に若干の飛躍があるように思 われる。 す なわち、2
つの教育方 針 に基づ く教育指導が、果た して本学部が 目標 とす る国際経営教育 に固有の教育方 針 として十分か どうかが問われなければならない。この教育方針 は、必ず しも国際経営 の教育 に固有の ものではな く、学部 を越 えて 広 く国際社会 における学生の教育指導方針 となる ものである。求め られているのは、
それに加 えて本学部の教育理念や 目標の達成 に必 要な教育方針 を提示することであ るように思われる。
(3)国際人教育の推進
国際人教育の事業推進 については、多 くの課題 をかかえているように思 われる。 正確 には、学部内の国際教育委員会の総括 を参照 したい と思 うが、ここでは次の
2
点 を重要な課題 として指摘 してお きたい と思 う。1)通年科 目の解消‑学生が留学す るにあたって、制度上問題 となっているのは、
通年科 目の運営である。 すべ ての科 目が半期 で完結する履修形態 をとることが 必要であ り、演習科 目と外 国語科 目についての履修形態 について検討 を急 ぐ必 要がある。
2
)セ メス ター制の完全実施‑完全 なセメス ター制 を導入す ることによって、海 外留学や企業研修 (インター ンシップ)の実施上の諸問題 を改善す ることにな る。本学部 は、完全 なセメス ター制の実現のため に諸条件の整備 に努める必要 がある。2
教育指導の枠組み (1)卒業の要件1 24
単位 の現行卒業要件 について、 と くにこれ を変更 しなければな らない合理的 な理 由はない。 また、その ような意見 も少 ない ように思 われる。 これは、ア)大学 設置基準の最低限 を満た していること、イ)年間履修単位 を制限 していること、ウ) 学生の 自主的で創造的な学習 を尊重す ること、お よび エ)本学経済学部2
学科の 卒業要件 と同一であること、な どが主な理由である。しか しなが ら、現行卒業要件の変更 について、次の
3
点で検討の余地があるよう に思われる。1
)仮 に演習Ⅲ
・Ⅲを選択必修 に変更 した場合‑それに代 わる講義科 目の履修 に1 41
国際経営 フ ォー ラム
No. 1 2
あたって、演習
Ⅲ
・Ⅲ履修の場合 よ りも履修すべ き単位数 を多 くす ることが考 えられる。2
)仮 にコース制 を強化 した場合‑・コース必修科 目をは じめ専攻科 目の履修単位 数 (現行7 0
単位) を多 くす ることが考 え られる。3
)年間履修単位制限 を緩和 した場合・‑年 間履修単位数の制限 を緩和す るととも に、学生の 自由な科 目選択 によって、修得すべ き単位数 を多 くす ることが考 え られる。( 2)
コースの設定1) コースの性格‑現行の 「緩やかなコース制」では、学生の学修が必ず しも効 率 的 とはなってい ないので、 コー ス区分 を もっ と厳格 にす るこ とが考 え られ
る。
2) コースの区分‑多様 な学生のニーズに照 らして、現行の 3区分で十分か どう かについて検討 を加 える必要がある。 経営実践、大学院進学、技能 ・資格試験 などに対す るニーズ も多 くなっている。
3) コースの変更‑現在 、 4年次での コース変更 を認めているが、 コース制の本 来の趣 旨か らすれば、む しろ
3
年次での変更 を認め、4
年次での変更 は例外的 措置 とすべ きである。4
) コースの科 目‑ コ ミュニケー シ ョンコース以外の2コースには、 コース必修
科 目として 「国際 コ ミュニケー シ ョン論」 (含む海外実習) に相当す る ものが ない ことが、科 目履修上の比較優位 となっている。 この2
コースに、企業研修 (インター ンシ ップ)制の導 入な ど学外実習 を含 む科 目を開設す るな どの検討 を加 える必要がある。( 3)
セメスター制の導入1 993
年度の カリキュラム改正では、半期登録制の実施 をはか った ものの、向 う4
年 間で種 々の条件整備 につ とめ、可及的すみやかに本来のセメス ター制 に移行す る ことが努力 目標 とされた。セ メス ター制は、国際経営学科の教育課程 を支 える重要 な柱 の1
つ に位置づけ られて きた。 しか し、 目標 とす る完全 なセ メス ター制の実施 までには、次の諸課題が解決 されなければな らない 。1
)演習Ⅲ
・Ⅲの形態・‑通年履修 となっている演習Ⅲ
・Ⅲについて、単位の分割 あるいは前期 ・後期の4
単位完結、配当年次の変更、 さらには選択必修‑の区 分変更 な ど、演習のあ り方 を検討す る必要がある。2)外国語科 目の単位分割‑・外 国語科 目については、他の科 目と同様 に、英語 ・
1 4 2
共同企画
●経常学部 カリキュラムの再編成 日本語は もとよ り第二外国語科 目の科 目開設のあ り方 を検討す る必要がある。3
)同一科 目の連続開講‑必修科 目は もとよ り、多 くの選択科 目について も、前 期 ・後期連続開講 を実現す ることが課題 となる。 そのためには、教員の負担荷 重 とな らない よう開講科 目 ・コマ数 を大幅 に減 らす必要がある。( 4)
進級制の運用現行の進級制 についての課題 は、次の諸点である。但 し、卒業要件単位数お よび 年間履修単位数は、現行の ままとした場合 を考 える。
1
)総単位数の見直 し‑ 2
年間で8 8
単位の総履修単位数の うち5 0
単位の取得 を進 級の要件 とすることについては、厳 しい とする意見があ り、減 らす方向での検 討 を要す る。2
)取得科 目要件の緩和‑ 3
年次 に進級で きるためには、総 単位数5 0
単位の うち 所定の区分科 目を取得 しなければな らない とされている。1
年次配当の基本科目区分はよい と して、
2
年次配当の科 目については、1 8
単位の年次総単位数の み取得要件 とするな ど緩和する方向で検討す る必要がある。)( 5)
年間履修単位数の制限年間の履修 単位数に制限 を設けることは、履修する学生の側 か らすれば窮屈 なこ とか も知れない。大学
4
年間 とい う長期 スパ ンの中で、自己の判断 と責任 に基づ き、自由に学修設計 を行 うことが望 ま しい とする考 えは、十分説得的である。 現行の年間履修単位数 に関 しては、次の
2
点が当面の検討課題 と思 われる。1
)年間履修単位数の撤廃‑セ メス ター制の完全実施 を目指す限 り、年間履修単 位数は廃 し、 半期 ごとの履修単位数のみ にす る とすれば、上限は現行の31
単位 で よいか とい うことが検討 されなければな らない。2
)優遇措置の運用‑成績優秀者への追加単位履修措置 は、必ず しも十分 に機能 していない ように思 われる。1
つ には、 カリキュラム上の問題であ り、他の1
つは時間割編成上の問題 である。1
年次 において、2
年次科 目の履修 も、この 優遇措置 との関連で、認めることとす る方向で検討する必要がある。3
教育課程の編成 (1)授業科 目の体系現行の授業科 目体系 については、経営学部が 目標 とす る 「国際経営」 の理論的 ・ 実践的研究教育 に照 らして、十分 に学部の独 自性 を表現 しているか となる と、若干 の問題が残 る といわ ざるを得 ない。例 えば、ア)基本科 目の共通
A
群の位置づ け と単位数、 イ)基礎科 目の位置づけ、 ウ)専攻科 目の コース必修科 目の科 目数 と単1 4 3
国際経営 フ ォー ラム
No . 1 2
位数、などの問題 を指摘す ることがで きる。
現行の科 目区分 は、主 として平塚 キャンパス
2
学部間において、学部の独 自性 の 尊重 とキ ャンパス としての共通性の確保 とい う目標 を達成す るために、調整の努力 を加 えた結果、成案 をみた ものである。遅れて再編成 された横浜 キャンパスの基本 科 目区分 との相違 は明 らかである。科 目区分の名称 に、 さらに知恵 を加 える必要があることは否定で きないが、 より 重要 なことは、この ような科 目区分 と単位数の配分が、学校教育法の要求す る 「広
く知識 を授 け、深 く専 門の学芸 を教授研究」す る上で十分満足のゆ くの となってい るか とい うことが、改めて レビュー されなければな らない。
(2)A群科 目の設定
基本科 目におけるコア科 目ともい うべ くA群科 目の運営 については、次 の よう な検討事項 を指摘す ることがで きる。
1)基礎演習の内容‑科 目設置の 目的 についての合意が確認 されれば、その内容 や運営 に関 しては もっと自由に、担 当教員 と所属学生の創意工夫 に委ねるこ と に した方が よいのではないか。
2
)科 目間の リンケージ・・ ・ A
群科 目には、基礎演習 を中心 に、学修上の基本的な 方法や技能 を学ぶ科 目群 (文章表現法、速読方入門など) と、学部の他科 目群 の基礎 を形成す る科 目群 (知的空 間入門、史的背景入門など)が配置 されてい るが、これ らの間の有機的な リンケージを高める必要があるのではないか。3)必修科 目の削減‑ A 群 9科 目の中で、必修 3科 目 (6単位) となっている が、必修科 目は基礎演習のみ とし、残 り
8
科 目はすべて選択必修 として学生の 履修計画 に委ねることとした らどうか。(3)演習科 目の運営
演習のあ り方 については、学部内に も多 くの異 なる意見があることは、周知の事 実である。 ここでは、演習の運営 に関 して検討すべ き課題 を、次の諸点 に しぼって 指摘 してお きたい と思 う。
1
)演習 Ⅱ・
Ⅲの配当期・‑現行 は演習 Ⅲお よび演習Ⅲともに通年4
単位の科 目と なっていることによ り、学生 もしくは担 当教員の海外留学 もしくは在外研究の 際 に不都合 を生 じている。 セ メス ター制 に対応 した配当期の変更 もしくは単位 数の分割 を検討す る必要がある。2
)演習 Ⅲ ・Ⅲの区分変更・‑演習 Ⅲと演習 Ⅲは、専攻科 目区分の中で必修科 目と なっている。 開設ゼ ミ数 と学生数のア ンバ ランスか ら、1
ゼ ミ当 りの収容定員1 44
共同企画●経営学部 カリキュラムの再編成 が
2 0
名 を大 きく上回っている。ゼ ミ本来の少人数 クラスを確保 し、効率的で効 果的なゼ ミ運営 をはかるため に、演習 Ⅲお よび演習 Ⅲの選択必修へ の区分変更も検討 を要す る課題 となっている。
3
)演習 Ⅱ ・Ⅲの所属‑現行 は、演習 Ⅰは独立科 目とし、演習 Ⅱと演習 Ⅲは原則 として、同一教員のゼ ミに所属することになっているが 、これ を変更す ること について検討 を加 える必要がある。 例 えば、演習 Ⅰと演習 Ⅲは同一教員のゼ ミ と し、演習 Ⅲは独立 した もの とみな して所属の変更が 自由にで きることにす る などが考 えられる。( 4)
外国語科 目の運営外国語科 目の履修 に関 しては、従来、一般教育区分 に準ずる教育 と、専 門教育区 分 における外国書講読 との関係 をどの ように効果あ らしめるか とい うことが、常 に 問われて きた
。1 9 9 3
年度改正の共通・B
群科 目の英語 について、基礎学力 に基づい て クラス編成 を実施す ることによって、両者の有機的な関連づ けがかな り改善 され た ように思われる。しか しなが ら、専攻科 目区分で、外国書講読が選択科 目となるなど、英語の運用 能力 をさらに高める国際経営関連の科 目が少 ない ように思われ る。 この点で、外国 書講読
Ⅰ・
Ⅱの選択必修化 な ど検討 を要す る。次 に、外国語科 目は演習 と同様 、通年科 目となってお り、セメスター制 との関連 で前期 ・後期で完結す るような科 目設定 を行 うか、あるいは単位分割 を行 うかがや は りカリキュラム上の課題 となっている。 この ような履修形態 の変更は、他の多 く の半期科 目と違 って、当該科 目の教育内容や方法 を規志 しかねない重要なことであ
り、十分 な議論 と合意の形成が改めて求め られる。
( 5)
専攻科 目の運営専攻科 目の運営 に関 しては、次の ような諸課題 の検討が必要 とされる。
1
)選択必修 の科 目数‑・コースによって選択必修の科 目数 に違いがあるが、取得 すべ き卒業要件単位 は1 6
単位 となっていることか らすれば、科 目数 もしくは単 位数 を統一する必要があろ う。2
)実習科 目の設置・‑コ ミュニケーシ ョンコースは、コース必修科 目として海外 実習 を義務づけているが、他の2
コースにつ いてはそれがない。 コースの独 自 性 を高め、学生の履修上の負担 を等 しくす るため に、他 の コースにおいて も、コース必修科 目に企業研修 (インター ンシ ップ) などの実習 を義務づ ける必要 があろ う。
1 45
国際経営 フ ォーラム
No . 1 2
3
)選択科 目数の整理‑ コース選択科 目内容が多様 な もの となってい るのは、本 学科 の カ リキュラム上 の特徴 となってい るが、他方で開講科 目数が多 く、受講 生の少 ない科 目が少 な くない な ど効率 的 な運営 となってい ない との批判 が あ る。 これ については、隔年 開講科 目を拡大す る とか、科 目数 を削減す るな どの 整理が必要であろ う。4
履修指導の方法 (1)講義計画の作成1
)学生 の有効利用‑学生 にあっては、学年初めの履修科 目選択 に際 して シラバ スを利用す るのみ な らず 、学期 中 も講義 の進捗状況 をよ く把握 し、計画的 な学 習活動 に活用す る よう指導す る必要があ る。2
)教員の改善工夫‑教員 にあっては、 シラバスの内容が固定化 、マ ンネリ化 し ない よう、絶 えず創意工夫 を加 えて、その改善 に努め るこ とが求め られる。 シ ラバ スに盲 目的 になる必要 はないが 、正 当な理 由に基づ かない計画の変更 には 注意が必要である。3
)授業評価 の尺度‑学生 による授 業評価 の導 入にあたって、計画 と実施結果 と の比較 は、その評価尺度の一部 として活用す るこ とがで きる。( 2)
履修 ガイダンスの実施1)新入生 オ リエ ンテー シ ョンの充実・・・総 合学修指導 の中で本学部の教育理念や 学科の カ リキュラムについて説明 してい るが、科 目履修の方法 については もっ とキメの細 かい指導 を行 うことに よって、新入生 オ リエ ンテーシ ョンの内容 を 充実す ることが課題である。
2
)在学生 ガイダンスの改善‑・参加学生が必ず しも多 くない こ とと、 と くに履修 指導 を必要 とす る学生の参加が必ず しも十分で ない状況 にある。 各年次生の多 数の参加 を促 し、 また、単位取得不良者 を中心 とした学生‑ の徹底 した履修指 導 を行 うことが課題である。( 3)
特別学修指導の活用特別学修指導 は全学 的 に実施 している重要 な指導制度であるが、指導 した学生 に ついての追跡調査 もしくは事後指導が行 われてい ない ように思 われる。 と くに学修 設計 や生活設計 の修正が必要 な学生 について は、引 き続 き関係者 間でケア してい く 必要がある ように思 う。 また、特別学修指導 に理 由な く出席 しない学生 に対す る対 応 につ いて、教育指 導 の立場 か ら何 らかの措 置 を講ず る方 向で検 討す る必 要が あ
る
。1 4 6
共同企画●経営学部 カ リキュラムの再編成
( 4 )
ア ドバ イザ ー制度の活用本学部の教育課程 は、
3
年次へ の進級 に際 して5 0
単位 の取得要件 を定 めているこ と、お よび年 間履修単位数の制限 を設 けている こ とで、1・2
年次生 にはかな り厳しい履修条件 となっている。 例 えば、
1
年次終 了時 に5
単位以 下の単位取得状況 だ と、その時点 で3
年次進級不可、従 って卒業延期 が確定す ることとなる。この ような教育課程 を運営す るにあた っては、一方で学生への履修指導 を徹底 す る仕組み を用意 し、広 く相談 に応ず る体制 を整 える必要がある。現行の ア ドバ イザ ー制度の意義 と役割 をよ く理解 し、一層 の制度活用が求め られるO
( 5)
教育指導方法の改善研 究分野 や担 当科 目の違 い を越 えて、教 育技術 や方法 の経験 を交流す る こ とは、
教育内容 の改善 に とって極 めて意義 のあ るこ とであ る。個 々の教 育経験 を尊重 し、
蒸留 して、相互 に交換 す るこ とによって、全体 と して質の高い 、実 り豊 か教育成果 を達成す ることが期待 される。
専任 ・非常勤 を問わず、時 には学部 ・学科の枠 を越 えて、教育経験 を交流す る機 会 を積極的 に設定す る努力が一層 求め られている。
以上 の総括 で示 された基本課題 を踏 えた上で、かつ 、準備委員会が報告 した カ リ キュラム改革の枠組みの基礎 と して、改革委員会 は次 の ようなカ リキュラムの検討 項 目を設定 した。改革委員会での改変の議論 は、ほぼ ここに示 した項 目の検討 を中 心 に進め られた。
(∋学部教育の 目標 と方針‑経営学部の教育 目標 と国際経営学科の教育方針 を改めて 確認す る とともに、育成す る学生像 も しくは卒業生像 を明確 にす ることが求め ら れる。
② 卒業 要件 と進級 要件‑・現行 の卒業要件お よび進級 要件 について、演習履修お よび コース制のあ り方 との関連 で、総単位数お よび取得科 目単位数 な ど改めて検討す る余地がある。
(彰セ メス ター制の完結・・・演習科 目の履修形態 、外 国語科 目の単位分割 、同一科 目の 毎期 開講 な どの実硯 によ り、セ メス ター制の完結 をはかることが課題 となってい
る
。④ コース制の見直 し‑ コース制の意義 を確認す る とともに、現行 の
3
コース制の評 価 と見直 しに着手 し、各 コースの特徴 と期待 される成果 を明確 にす るこ とが緊要となっている。
1 47
国際経営 フ ォー ラム
No . 1 2
⑤履修制限単位数の見直 し‑セ メス ター制の完結 に伴 い、現行の履修制限単位数の 設定のあ り方の見直 しを行 うとともに、優遇措置の運用の改善 をはかることが必 要である。
⑥授業科 目区分 と配当単位数‑現行授業科 目区分 (基本科 目と専攻科 目) とその配 当単位数 について、国際経営教育の視点か ら改めて検討 を加 える必要がある。
(
∋A群科 目の充実 と強化‑初年度教育の充実 をはかるため、基礎演習の内容 と運営 を重質す るとともに
、A
群科 目相互間の有機的な リンケージを高めるなどの検 討が求め られる。(参外国語教育の改革・・・‑外国語必修制 を導入 して学生の科 目履修の効率化 を促進す る とともに、その基礎的 ・応用的能力 を高 めるための改革 を実現 しなければなら ない。
⑨健康科学教育の充実‑・国際社会における指導的市民 に不可欠な身体 と運動 の理論 お よび実践の充実 をはかるため、科 目内容 とその運用 について改めて検討 を加 え
る
。⑲ ゼ ミナール教育のあ り方‑・ゼ ミナール教育の充実 をはかるため、演習科 目の単位 分割 ・配当学期 ・区分変更、所属ゼ ミの決定 と変更、卒業論文の作成 と提 出な ど の諸課題 を検討す る。
⑪専攻科 目区分の科 目体系‑多種膨大 な専攻科 目群の整理 ・統合 (ス リム化) をは かるとともに、必修、選択必修お よび選択 の科 目区分の見直 しや実習科 目の設置 などを検討す る。
⑫実習教育科 目の設置 と運営‑学生の実践的能力の修得 をはかるため、現行の海外 実習のほかに各種の実習教育 を導入 し、その効果的な運用 をはかる必要がある。
⑬科 目履修モデルの作成・‑コース別の科 目履修モデルを複数提示す ることで、学生 の単位履修の効率化 を支援す るとともに、期待 される学修成果の達成 をはかる必 要がある。
⑭履修指導の改善 と強化‑・履修 ガイダンスの充実や講義計画案 (シラバス)の有効 活用 な どをはかる とともに、ア ドバ イザー制度の運用 による履修相談の一層の強 化が求め られる。
⑮教育指導方法の改善・‑科 目内容 の適切 な教育 方法の改善 ・工夫 を行 うとともに、
教育指導方法の 自己点検 ・評価 と教育経験 の相互交流 を促進す る学部内 システム を構築す る。
⑯教員担当 コマ数の軽減・‑セ メス ター制の もとでの科 目内容の効果的な教育 と科 目
1 48
共同企画●経営学部カリキュラムの再編成 履修 のゆ と りある指導 を行 うため、教員担 当 コマ数の軽減 をはか る ことに努 め な
ければな らない。
⑰ 入試制度へ の対応 ‑経常学部独 自の入試制度 (自己推薦入試 お よび B方式 入試 ) に対応 した有効 な入学後教育 をはか るため、特定科 目の履修促進や単位認定 な ど の方策 を検討す る。
(3) カ リキュラム検討の方法
改革委員会では、上記の カ リキュラム検討項 目のすべ て について、限 られた期 間 内 に満足 の行 く成果が得 られる ように総合的かつ効率的 に議論す る ことが求め られ た。 そ こで、カ リキュラム改革の狙 い を十分 に達成 し、かつ、合理的 に検討作業が 行 える ようにす るため に、次の
6
つの視点 もしくは検討方法 を確認 した。①現代大学教育の改善 と発展
現代 の大学教育が直面す る種 々の問題点や課題 を分析 ・吟味 し、その改善のた めの諸方策 を検討す る とともに、わが国 にお ける大学教 育の長期 的発展 を確保 す るための教育改革 を追求す る。 これ については、 1)『大学 に教育改革 を』 (天野 郁男 ま
、1 997)
、2)
『大学 の教育 ・授 業 を考 える (1・2 )
』 (日本私立大学連盟 、1 9 9 9)
、3
)文部省大学設置審議会の答 申な どを参考 に した。(む国際経営教育の明確化 と効率化
「国際 人の育成」 とい う本学部 の教育理念 と 「国際経営 の教育
」
とい う本学科の教育 目標 を明確 にす る とともに、その効率的 な達成 を確保す るための体系的 な 教 育 プ ロ グ ラム を構 築 す る。 これ につ い て は、主 に 1) 「教 育 改 革‑ の挑戟」
(
『国際経営 フォーラム』No. 5、1 99 3. 3)
、2)
「経営学部 カ リキュラムの特徴 と履 修」(
『履修 要覧』1 999
.4)、3)
『国際教育 の実践』 (国際経営学 会、1 999)
を参 考 に した。(丑経営学部
1
0年の総括 と展望本学部の この
1
0年の教育活動 の総括 を基礎 に、その成果の 自己点検 ・評価 と問 題 点の抽 出 を行 うとともに、今後 の展望 を踏 まえて果敢 に教育改革 に取 り組 み、学部教育の独 自性 を強化す る。 これ については、主 に
1)
『経営学部1
0年の総括』
( 1 9 9 8. 1 0)
、2)『教 員の授 業 自己評価』( 1 9 9 9. 3)、3)
『経営学部 自己点検 ・評価』( 1 99 9. 6)
を参考 に した。④ 学生 ・教員の実態 とニー ズの蒸留
学生の学修意欲 さらには基礎学力の実態 を探 り、本学部教 員 に対す る学生の意
1 4 9
国際経営 フ ォー ラム
No. 1 2
見やニーズを反映 させ る とともに、教員の知恵 とは経験 を蒸留することによ り適 切で実践的な教育体系 を考案す る。 これについては、主 に 1)新入生 アンケー ト 調査 (松 岡調査
、1 9 9 9
.4)、2
)経営学部教育 ア ンケー ト調査 (鈴木調査、1 9 9 9 . 6 )
、3
)教員ア ンケー ト調査 (丸岡調査、1 9 9 9 . 8 )
を参考 に した。(彰学生 ・教員の実態 とニーズの蒸留
学生の学修 目標や学習意欲 さらには基礎学力の実態 を探 り、本学部教育 に対す る学生の意見やニーズを反映 させ る とともに、教育の知恵 と経験 を蒸留す ること によ り適切で実践的な教育体系 を考案す る。 これについては、主 に 1)新 入生 ア ンケー ト調査 (松 岡調査
、1 9 9 9
.4)、2
)経営学部教育 ア ンケー ト調査 (鈴木調 査、1 9 9 9 . 6 )
、3
)教員ア ンケー ト調査 (丸岡調査、1 9 9 9 . 8 )
を参考 に した。(9他学部 ・大学の カリキュラム ・教育方法の掛酌
国際経営 に関す る他学部お よび他 大学の カリキュラム内容や教育指導方法 を調 査 し、 とりわけ教育改革的取 り組み についてはその理念 と方法 を掛酌 し、本学部 教育の改革 に活用す る。これについては、 1)中央大学商学部の教育 プログラム、
2
)慶応義塾大学総合政策学部の教育 プログラム、3)
『インター ンシ ップの実 施手引』 (文部省、1 9 9 8
.3)などを参考 に した。⑥受験生志向的 コースの編成 と運営
受験生並 びにその関係者 にとって魅力のある学部 ・学科 とす るために、 とりわ けコースの再編整備 を行 うとともに、各種 の実践教育 を組み込 んだ
2 1
世紀型の教 育 プログラムを用意す る。 これについては、1)
『東京大学 は変わる』 (浅野 ・大 森 ・川口 ・山内編、1 9 9 9)
、2)
『日本の大学( 2 0 0 0
年度版)』 (東洋経済新報社 、1 9 9 9)
、3
)明治大学 ・産能大学 ・大阪体育大学等のホームページ( 2 0 0 0)
な ど を参考 に した。3
新 カ リキュラム編成の枠組み と特徴 (1)卒業要件 と授業料 目体系経営学部 における新 カ リキュラムは、現行 カリキュラムの現状分析 と課題の抽出 とい う帰納的アプローチ を横糸 に、学部教育の 目標確認 と教育指導の枠組み設定 に 導かれる演樺的アプローチ を縦糸 に して、重大 な取 りこぼ しが ない ように総合的 ・ 体系的に編成す ることに努めた。 カ リキュラムの編成 は、具体的にはカリキュラム
(教育課程)表の策定 によって明示的 ・組織 的 になるが、 ここではその コア となる カ リキュラム編成の枠組み と特徴 を説明 したい と思 う。
1 5 0
共同企画●経営学部 カ リキ ュラムの再編成
①卒業要件および進級要件
卒業要件 については、基本的 に現行の要件 どお りとするが、基本科 目お よび専攻 科 目の要件単位 数 については大 きく変更す るこ とになった。 これは授 業科 目区分の 大幅 な変更を行 った結果である。
現行 の卒業要件 (総単位数
1 24
単位) については、 これ を変更 しなければな らな い合理的な理 由が ない ことに加 えて、次の諸理 由によ り、新 カリキュラムにおいても現行の要件 を継続す ることが望 ま しい と判断 された。
ア)大学設置基準の要件 を満た していること イ)年間履修単位数 を制限 していること り)学生の 自主的な学修 を尊重すること エ)実習教育 を充実する方針であること
オ)多 くの他学部 ・大学の卒業要件 と同一であること
新 カリキュラムにおける卒業要件単位数は、次の とお りである。
1
)在学年数4
年 (8
学期)以上在学す ること2
)卒業要件 単位数1 24
単位以上取得すること【卒業要件単位数】
授業科目基礎科目 外国語科目 健康科学科目基本料 Fl 学科共通科目 尊攻科 目 コース科目 合 計 必修科目 選択必修科目 必修科目 選択必修科目 選択科目
単位 数 8 8 2 22 26 6 20 32 124
18 48 58
3
)基本科 目の卒業要件単位数ア)基本科 目の卒業要件単位数は、以下の とお りである。
a
基礎科 目については、定め られた履修要件 に従 って8
単位以上修得 しなけ ればな らない。b 外 国語科 目については、定め られた履修 要件 に従 って 8単位以上修得 しな ければならない。
C 健康科学科 目については、
2
単位修得 しなければな らない。イ)基礎科 目の 「卒業要件単位数」 を超 える単位 は、専攻科 目の コース選択科 目