骨髓灌流試驗より見たる鉄劑の影響に就いて
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(2) 40. 高. た.即. 亀. ち 一 般 骨 髓 像検 査の 他,骨 髓 絡 織 像 に. 就 い て は,ヘ を 行 ひ,更. マ トキ シ リン.エ オ ジ ン重 染色. に鉄 染 色 を 併 せ 行 つ て 同 組織 内鉄. 量 並 び に 沈 着 状 態 を 観 察 究 明 せ ん と した.. 寛. 就 い て ギ ー ムザ 染 色 を 行 つ た. 又 骨 髓 組 織 像 は骨 髓 を 可 及 的 細 心 に 採 取 后,オ. ル ト氏 液 に 固 定 し,脱 水 后 パ ラ フ イ ン. 包 埋 を 行 ひ 薄 切 片 標 本 を作 製 した.染. 色 はヘ. マ トキ シ リン,エ オ ジ ン重 染 色 を 行 ふ 他,リ. 第二章 實驗材料及び實驗方法 実験材料. チ オ ン カル ミン染 色 后,鉄 染 色 を 施 し観 察 し た.. 家 兎及 び 鉄 剤 に就 い て は既 に第 一 報 に於 て 報 告 した.又 第 一 報 に記 載 した 家 兎 大 腿 骨 々. 第三章 各種實驗家兎骨髓像. 髓 潅流 術 式 に依つ て実験 し た 骨 髓 を使 用 し. 第一項. た.即. 正 常 家 兎 骨 髓 潅 流2時. ち 末 梢 血 液 に最 も著 変 を 見 た 鉄 剤 及 び. 骨髓 像所 見 間 后 の 骨 髓 像 は,表. 生 理 的 食 塩 水 注 射2時 間 后 の 骨 髓 を 実 験 に 供. 1に 示 す 如 く食 塩 水 群 と そ の 対 照 で あ る 反 対. し た.尚 特 に家 兎 個 体 差 に依 る 誤 差 を 除 くべ. 側 大 腿 骨 々 髓 と の 間 に は,ノ ル モ ブ ラ ス テ. く常 に 同 一 家 兎 の 反 対 側 大 腿 骨 々髓 を対 照 と. ン,中 性 嗜 好 桿 状 核,分 葉 核 及 び 淋 巴 球 に於. して 観 察 した.. い て 極 く軽 微 な 増 減 あ る他 変 化 見 ら れ ず,又. 実験 方 法. 鉄 注 射 群 と そ の対 照 と の 間 に も ノル モ ブ ラ ス. 骨 髓 像 は 骨 髓 針 を 用 ひ て 大 腿 骨 下 部1/3の と こ ろ に於 て実 質 を 吸 出 し,そ の 塗 抹 標 本 に 表1.. 骨. 髓. テ ン,中 性 嗜 好 分 葉 核 の 僅 か な 増 減 以 外 は認 め ら れ な い.. 像. 瀉 血 貧 血 家 兎 に於 い て は,食 塩 水 注 射 群 に. 僅 か な 減 少,及. 中性 嗜 好 分 葉 核 の 増 加 が 見 ら. 中 性 嗜 好 桿 状 核 の軽 微 な 増 加 及 び ノル モ ブ ラ. れ,鉄 注 射 群 に は ノル モ ブ ラ ステ ン の 微 か な. ス テ ンの 減 少が 見 ら れ る.之 に 対 して鉄 注 射. 減 少 及 淋 巴 球 の 軽 微 な増 加 が 見 られ る他 著 変. 群 に は対 照 に比 して ノル モ ブ ラ ス テ ンの 増 加. は認 め ら れ な い.. が 見 ら れ,又. 中性 嗜 好 分 葉 核 の 軽 微 な増 加 が. 認 め ら れ る. フ ェ,家 兎 に於 い て は 食 塩 水 群 に淋 巴 球 の. 第二 項. 小 括 及考 按. 正常 家 兎 の 骨 髓 像 に関 し て は林 田61),の 系 統 的 発 表 及 び 中 村62),の 詳 細 な 報 告 が あ る.
(3) 骨髓潅流試験 よ り見 たる鉄剤 の影響に就 いて が,各. 種 造血 骨髓 像 間の 変化 に就 い て は之 を. 41. い て は赤 血 球 形 成 層 又 は竇 内 に 赤 血 球 簇 が 稍. 認 め ず,.又 大 腿 骨 に於 い て も 左 右 又 は そ の 採. 々 増 加 して い るが,そ. 取 部 位 に 依 る 動 搖 は な い と い つ て い る.. 名 で な く又 欝 血 も見 られ な い.巨. 余 の 各 種 家 兎 大 腿 骨 々髓 を 食 塩 水 又 は鉄 剤. 射 側98.対. 照 側95.で. の対 照 側 に於 いて は著 態細胞 は注. 両 者 共 に稍 々増 加 を 示. を以 て 潅 流 し,そ の 骨 髓 像 殊 に赤 血 球 簇 に就. し て い る.鉄. い て 対 照 と し た 他 側 大 腿 骨 々髓 と比 較 観察 し. そ の 対 照 側 に比 して 赤 血 球 簇 稍 々減 少 し 毛 細. 之 を総 括 す る と,正 常 家 兎 に 於 い て は 殆 ん ど. 管,竇. 変 化 は 見 られ な い.フ. に は著 変 は見 ら れ な い.又. ェ,貧 血 家 兎 に 於 い て. 側73.対. 軽 微 な 減 少 を 示 し て い る.瀉. て い る.. て は一 般 に有 核 赤 血 球 の 稍 々増 加 が 見 ら れ 且. 如く. 内 に そ の 傾 向 を 示 し て い るが 白 血 球 簇. は対 照 群 に 比 し注 射 群 は ノル モ ブ ラ ス テ ン の 血 貧 血 家 兎 に於. 注 射 側 に 於 い て は写 真Bの. 照 側91.注. 巨態 細 胞 数 は注 射. 射 側 に僅 か な減 少 を 示 し. 食 塩 水 群 に軽 度 な 減 少 を又 鉄 注 射 群 で は 反 つ. 次 に フ ェ貧 血 家 兎 に 於 い て は写 真Cの 如 く 一 般 に赤 血 球 簇 及 骨 髓 細 胞 増 加 し赤 血 球 形 成. て 僅 か では あ る が 増 加 を 示 し て い る.即. 層 及 竇 の 区 別 判然 と せ ず 脂 肪 細 胞 の 稍 々減 少. ちこ. れ ら実 験 家 兎 に於 け る 幼 弱 細 胞 の 著 明 な 増 減. を 認 め る.注 射 側 と対 照 側 と の 間 に は 注 射 側. は注 射 側 と対 照 側 の 間 に は 観 察 され ず,従. つ. に 細 胞 殊 に 赤 血 球 簇 の 増 加 が 見 ら れ 稍 々欝 血. て血 球 新 生 の 促 進 又 は 阻 害 は 行 はれ て い な い. 像 を 呈 す る他 著 変 は 認 め られ な い.巨 態 細 胞. と考 え ら れ る もの で あ る.. に は ピ ク ノー ゼ,胞. 体 内 空 泡 形 成 等 は認 め. ず,食 塩 水 注 射 側62.対 第 四章. 各種 實 驗家 兎 骨 髓組織 像. 57.同. 第 一 項 へ,エ ォ,重 染 色 に 依 る 組 織 像 へ,エ ォ,重 染 色 に 依 る 家 兎 大 腿 骨 々髓 組 織 像 に就 い て は,中 野58),林. 田61),吉 峰46),. 大 藤64)等 の 詳 細 な報 告 が あ る が,余. は さき. 対 照 側70で. 第二 項. 照 側61.鉄. 注 射側. あ る.. 鉄 染 色 に依 る組織 像. 正 常 家 兎 臟 器 内 鉄 沈 着 に 関 し て は,Hahn4), 吉 田43),福 島87),井 村41),等. の 報 告 が あ り,. 骨 髓 内鉄 含 有 量 は 単 位 濃 度 に 於 い て 脾,肝. に. に骨 髓 塗 抹 像 を 観 察 し た の で 本 頂 に於 い て は. 次 ぎ,絶 対 量 に於 い て は 肝 に 次 ぐ と 言 は れ. 各 標 本 に 関 す る特 異 な 所 見 又 は そ の 概 略 を 述. る.. べ る.. 余 の 実 験 に 依 る と正 常 家 兎 の 骨 髓 内鉄 沈 着. 正 常 家 兎 に於 て は諸 家 の 報 告 に 一 致 し写 真. 状 態 は 写 真Dに. 示 す 如 く骨 髓 実 質 内 に 見 ら. Aに 示す如 く骨髓実質 細胞 は脂肪細胞間 に星. れ,小. 芒 状 に 存 在 し,赤 血 球 簇 と 白 血 球 簇 は 明 らか. 認 め られ,そ. に区 別 され,前. 出 な い.食 塩 水 注 射 群 は 注 射 及 対 照 側 共 に そ. 者 に 於 い て は 赤 血 球,有. 血 球 認 め ら れ,時. 核赤. に 大 小 不同 及 核 分 裂 を 認 め. る こ と あ り,後 者 に於 い て は骨 髓 細 胞,仮 嗜 好 球 を 認 め る他 淋 巴 球,骨 め る.其 竇,赤. 他 血 管,毛. 性. 髓 母細 胞 等 を 認. 細 管 を 認 め る.又. 静脉. 血球 形 式層 等 を 認め るが 欝 血像 は之 を. 正 常 家 兎食塩 水 及鉄 注射側 に於 いて はその. の 数 は 極 く僅 少 で 標 本 中数 ケ を. の 増 減 は 見 られ な いが,鉄. 注射 側 に於 いては. 対 照 側 よ り鉄 量 増 加 し,実 質 中 に 小,中 顆 粒 の 青 染 を見 る 他 血 管 内 に も之 を認 め た. 瀉 血 貧 血 家 兎 に 於 い て は 写 真Eに く,骨 髓 実 質 中 に濃 青,染 れ,時. 認 め な い.. 顆 粒 状 濃 青 色 を 呈 し或 は 淡 青 瀰 漫 状 に. 示す如. 顆 粒 と して 見 ら. に は脂 肪 細 胞 又 は 毛 管 血 管 中 に も同 顆. 粒 状 或 は 淡 青 染 雲 絮 様 に 認 め ら れ る.即. ち一. 対 照 に比 し て 赤 血 球 簇 の 軽 度 な 減 少が 見 ら れ. 般 に 正 常 家 兎 に 比 して 骨 髓 内 鉄 の 稍 々増 量 が. る他 白血 球 簇 に も著 変 は認 め ら れ な い.尚. 巨. 認 め られ そ の 趣 を 異 に して い る.食 塩 水 注 射. 食塩. 側 に於 い て は 骨 髓 中 心 部 に稍 々減 量 しで い る. 態 細 胞 は40視 水 側74.対. 野(40×10Olympus)中. 照 側67.鉄. 側32.対. 照 側30で. そ の 差 を 見 な い.瀉 血 貧 血 家 兎 食 塩 水 側 に於. が,鉄. 注 射 側 に は そ の 対 照 側 よ り増 量 し写 真. Fに 示 す 如 く実 質 中 の み な らす 血管 内 に も青.
(4) 42. 高. 染 顆 粒 が 多 く認 め られ る.フ. 亀. ェ 貧 血 家 兎 に於. い て は 一 般 に 正 常 家 兎 よ り写 真Gに. 示 す如 く. 寛. 家 兎 に於 い て そ の 末 梢 血 及 び 骨 髓 像 に は 著 変 は 認 め ら れ な か つ た.Hahn4),福. 島37),吉. 骨 髓 内 鉄 稍 々増 量 し て い る のが 認め られ 鉄 貪. 川63)其 他 に依 る と,非 貧 血 動 物 に 於 け る鉄. 喰 細 胞 は 詳 らか で は な い が,実. の 吸 收 は 貧 血 動 物 に比 して 頗 る 悪 く殆 ん ど 吸. 小,中. 質 中 に或 は. 顆 粒状 又 は淡 青瀰漫 雲 絮状 に認 め られ. 收 され な い.即. ち 鉄 の 吸 收 は そ れ に対 す る個. 食 塩 水注 射 側 と対 照 と の 間 に は そ の 差 殆 ん ど. 体 の 要 求 如 何 に 依 る と い は れ て お り,従 つ て. 認 め な い が,鉄. 注 射 側 に 於 て は対 照 に 比 し僅. 臟 器 内 鉄 の 吸 收 又 は 沈 着 も良 好 で は な い.即. か に 毛 細 管,血. 管 中 に増 量 し て い る感 が あ り. ち これ ら正 常 家 兎 に於 い て鉄 吸 收 が 顕 著 で な. 淡 又 は 濃 青 染顆 粒 が 認 め られ る. 第 三項. い 事 実 は 高 島55), Starkenstein27), Goetsch30), の 実 験 の 如 く正 常 家 兎 に対 す る鉄 の 作 用 を 認. 小括 及 考按. 正 常 家 兎 大 腿 骨 々髓 組 織 像 は 諸 家 の 報 告 に 一 致 して い る .一 回 大 量 瀉 血 貧 血 家 兎 に於 い. め な い 結 果 とな り又 正 常 動 物 に於 い て 或 臟 器. て も吉 田43),岡52)の. 理 学 的 法 則 に適 ふ もの で あ る.. 報 告 の 如 く正 常 家 兎 と. の み独 り機 能 亢 進 を来 す と は 考 え られ な い 生. 血 后24. 余 の 正 常 家 兎 に就 い て の 実 験 に於 い て 鉄 染. 時 間 に於 て 既 に 一 般 赤 血 球 簇 の 増 加 を来 し,. 色 に 依 る 骨 髓 像 は 鉄 注 射 に依 りそ の 沈 着 匠著. 赤 血 球,形. し い 増 加 は 認 め ら れず,従. 特 に著 しい 変 化 は 見 られ な い が,瀉. 成 層,静. 脉 竇 内 を 満 た し欝 血 の 像. を 呈 し て い る の が 見 ら れ る.又. フ ェ貧 血 家 兎. に於 い て も フ ェ連 続 注 射 に 見 ら れ る如 き骨 髓. つ て こ れ らか ら も. 鉄 の 骨 髓 に対 す る 影 響 も正 常 家 兎 に於 い て は 考 え られ な い の で あ る.. ろ井. フ ェ ニ ー ル ヒ ドラ チ ン貧 血 家 兎 に就 い て は. 村41),の 言 ふ 如 き細 胞 成 分 増 加 を来 し,時 に. 余 の 実 験 に於 い て そ の 骨 髓 像 に は フ ェ 連 続 注. は 脂 肪 組 織 の 減 少 が 見 られ る こ と もあ り,何. 射 に見 ら れ る 如 き荒 癈,変. れ も稍 々旺 盛 な る 再 生 様 像 を 示 して い る.又. 寧 ろ井 村41),の 言 ふ 如 き細 胞 成 分 増 加 を 来 し. 両貧血共 に巨態細胞 の稍 々増加 を見 るが瀉血. て 居 り一 般 に鉄 沈 着 の 増 加 を 来 し て い た.. 貧 血 家 兎 に於 い て,よ. Kahn27),は. の荒 癈 像 又 は 変 性 変化 は 認 め られ ず,寧. り増 加 を 来 して い る.. 鉄 染色 に 依 る 骨 髓 は 正 常 家 兎 に は 極 く僅 か. 性 像 は 認 め られ ず. これ ら貧 血 に対 す る鉄 の 影 響 は 見. な か つ た と い ひ,又Duesberg27),井. 殆 ん ど痕 跡 的 に認 め る に対 して,瀉 血 又 は フ. 之 を 認 め て い る が,余. ェ 貧 血家 兎 に於 い て は稍 々増 量 し,淡 又 は 濃. そ の 末 梢 血 の 変 化 は 鉄 剤,生. 青 染 顆 粒 の 増 加 を認 め た.即. の 間 に著 変 は 認 め ら れ な か つ た.即. ち貧 血 初 期 家 兎. 村41),も. の 潅 流 実 験 に於 い て も 理 的食 塩 水注 射 ち フェ貧. 或 は貯 臟 鉄 の 十 分 な る 家 兎 に 於 い て は 既 に貧. 血 に於 い て は 骨 髓 内 へ の 鉄 の 移 動 は 貧 血 発 生. 血 発 生 后 短 時 間 内 に 体 内 鉄 の 骨 髓 内へ の 急 速. 后 遠 か に 行 は れ,そ. な 移 動 が 開 始 され,同. 使 用 さ れ て も,直 接 に鉄 が 骨 髓 に 影 響 を 与 へ. 時 に骨 髓 は 造 血 機 能 の. 之 を 刺 戟 す る と は 考 え ら れ な い.. 亢 進 を 来 す も の で あ る と考 え られ る. 注 射 液 に 依 る骨 髓 の 変 化 は 正 常 家 兎,フ 貧 血 家 兎 に於 て は 見 ら れ な いが,瀉. れが 血 球 生成 材料 と して. ェ. 血貧血家. 瀉 血 貧 血 は 低 血 色 素 性 貧 血 と され 網,球 急 激 な る 増 加 を 見,即. の. ち 之骨 髓 の 旺 盛 な る再. 兎 に は鉄 注 射 に 依 りそ の欝 血 像 を 余 り認 め な. 生 像 の 反 映 で あ る と 考 え られ て い るが,一. い.. 大 量 瀉 血 に よつ て も岡33),の 実 験 に 略 々 一 致 し,既 第五章. 全 篇 の總 括並 び に考 按. 余 は正 常 家 兎,一. に一 日後 に於 い て 骨 髓 の 造 血 亢 進 像 を. 認 め た.然. 回大 量 瀉 血 貧 血 家 兎,及. 回. しこの一 回大 量瀉 血 貧血 は前記 フ. ェ 貧 血 と 同 様 に未 だ 十 分 体 内貯 臟 鉄 の 不 足 を. び フ ェ ニ ール ヒ ドラ チ ン貧 血 家 兎 を 実 験 に 供. 来 し て い る も の で は な く,吉 川63),福 島37). し,食 塩 水 又 は 鉄 剤 を 直接 骨 髓 比作 用 せ しめ. に 依 る と,こ の 時 期 に体 外 よ りの 鉄 吸 收 は 腸. ん と し大 腿 骨 々髓 潅 流 を 行 つ たが,先. 管 か ら余 り行 は れ な い と い つ て い る.然. ず正 常. し体.
(5) 骨髓潅流試験 よ り見 たる鉄剤 の影響 に就 いて. 43. 内 に於 い て は 鉄 の 移 動 が 行 は れ る もの と考 え. め て 刺 戟 作 用 を 現 は す と し た が,余. の直接 骨. ら れ 鉄 染 色 に 依b骨 髓 内 に 多 量 の 鉄 沈 着 を 認. 髓 潅 流 実 験 た 依 りWeinert34),稲. 田51),上. め,又 潅 流 に よ り直 接 鉄 を 与 え て も対 照 に比. 野57),山 本34,岡52)等. し て そ の 増 加 を 認 め た.更. ら臟 器 に 関 係 な く直 接 骨 髓 に作 用 す る こ と を. も鉄 注 射 側 に網,球. に末 梢血 に於 い て. の 増 加 を 来 した が,こ. は骨 髓 像 よ り之 を 見 て も明 か な 如 く,か. れ. 認 め た.又. の 言 ふ 如 く鉄 は こ れ. これ ら骨 髓 内 鉄 は 瀉 血 貧 血 家 兎 に. ゝる. 於 い て は更 に骨髓 を直接 刺 戟 す る と 考 え ら. 短 時間 内 に血 球 の新 生が 行 は れ た とは考 え ら. れ,従 つ て 貧 血 に対 す る 鉄 投 与 后 の 急 激 な る. れ ず,之 等 の 事 実 は 正 常 家 兎 と は そ の 趣 を 異. 網,球. に し,鉄 が 赤 血 球 生 成 材 料 と して 骨 髓 で 使 用. に対 す る鉄 の 刺 戟 作 用 も関 与 して い る もの と. され る以 外 に鉄 の 直 接 刺 戟 作 用 が 考 え ら れ る. 考 え る. 擱筆 す るに臨み終 始御懇篤 なる御 指導 と御校閲 の. もの で あ る.. 労 を賜 つ た北山教授 に深謝 す る.. 更 に 骨 髓 に 対 す る 鉄 の 作 用 に 就 い て, Asher 18), Belak9),. Peace29),橋. 髓 以 外 の 他 の 臟 器 即 ち 脾 臟,肝 腺 其 他 が 関 与 し,或. の 増 加 は 赤 血 球 の 新 生 の み な らず 骨 髓. は 其Hormonに. 口32),等 臟,又. 本 論 文 の 要 旨 は 昭 和26年6月. は骨 は 甲状. 岡 山医 学 会. 総 会 に 於 て 口演 し た.. 依 つ て初. 參. 考. 1) Blumeuthal u. Morawitz: Dtsch. Arch. f. klin. Med. 92, 1908. 2) Schilling: Das Blut u. sein. klin. Verwertung. 1929. 3) F. Muller: Virchow Arch. 164, 1901.. Dtsch. med. Wschr. 48, 1923. 4) P. Hahu: Dtsch. Arch. f. klin. Med. 104, 1911. 5) P. Morawitz: Ergeb. d. inner. Med. u. Kindh. 11, 1913. 6) K. Landsteiner: Munch. Med. Wschr. 35, 1903. 7) B. Chattejee: Indian J. Med. Reb. 16, 1929. 8) R. Heing: Dtsch. Med. Wschr. 46, 1920. 9) Belak u. Saghi: Arch. f. exp. Path. 99, 1923. 10) A. Zahn: Dtsch. Arch. f. klin. Med. 104, 1911. 11) Tartakowsky: Pfluger's Arch. 101, 1908. 12) L. Witts: The Lancet 203, 1936. 13) L. Russel: J. A. M. A. 104, 1935. 14) V. Noorden: char. Ann. 16, 1891. 15) Heilmeyer: Dtsch. Arch. f. klin. Med. 931, 1911. 16) P. Hahn: Vir chow Arch 160, 1901. 17) Naegeli: Schweiz. Med. Wschr. 29, 1920.. Blut u. Blutdiag. 5. 1931. 18) Leon u. Asher: Dtsch. Med. Ws chr. 1911. 19) Hoffmann: Virchow Arch 160, 1910. 20) Egar: Zschr. d. Rlin. Med. 1894. 21) Istomanua u. Swjatskoja: Zschr. f. exp. Med. 52, 1926. 22) E. Abderhalden: phys. ologische Chemie 1941. 23) Luces: Wien. klin. Wschr. 85, 1926. 24) Haffner: Dtsch.. 文. 献. Med. Wschr. 1921. 25) Barta: Dtsch. Arch. f. kiln. Med. 171, 1931. 26) Hoff u. Lind hardt: Zschr. f. ges. exp. Med. 63, 1928. 27) Erich. Meyer, Abderhalden, Ernst , Schmidt, Johnson, Duesberg, Heubner;:. Hefter, Hand. buch d. exp. Pharmakologie. (Starkenstein) 1936. 28) Seiler u. Zwetkoff: Zschr. f. exp . Path u. Therap. 9, 1911. 29) Peace: Medicine 16, 1913. 30) Goetsh u. moore: Blood. 99 1944. (昭. 号,. 31) 9).. 32). 12卷,. 血 液 誌,. 永 井 立 一:臨. 橋 口不 可 之:熊. 5号,(昭. 5卷,. 床 医 学,. 本 医 誌,. 10, 11).. 7号,. 12卷,. 22卷. 33). , 4号. 11卷,. 岡. 5号,(昭16,. 一:日. 17).. 34). 山 本 宗 平:岡. 山 医 誌,. 42年,. 35). 美 甘 義 夫:医. 界 展 望,. 187号,(昭.. 36). 妹 尾 佐 知 丸:血. 液 討 議 会 報 告1輯,(昭.. 23).. 37). 福 島 寛 四 他:血. 液 討 議 会 報 告2輯,(昭.. 24).. 38). 岡 本 耕 造:日. 病 理 誌,. 24卷,. 39). 高 橋 次 郎:児. 科 雜 誌,. 413号,(昭.. 40). 井 上 茂 治:大. 阪 医 新 誌,. 41). 井 村 重 雄:金. 沢 会 誌,. 42). 小 宮 悦 造:診. 断 と 治 療(臨,増),(昭.. 43). 吉 田 安 喜:熊. 本 医 誌,. 44). 久保 田. 45). 高 橋 次郞:診. 療,. 46). 吉 峰 正 俊:京. 城 医 紀 要, 11卷,. 10号,(昭.. 47). 馬 島 禎 人:好. 生 館 医 誌, 37卷,. 123号. 勉:日. 3号,(昭.. 40卷,. 12卷,. 13).. 9).. 9). 3号,(昭.. 10).. 8号,(昭.. 10). 10).. 3号.(昭.. 内 分 泌 誌 , 15卷, 7年,. 3).. 159,(昭.. 6卷,. 8号,(昭.. 2. 11).. 1号,(昭.. 14).. 10) . 16).. ,(昭. 6)..
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(7) 骨髓潅流試験 より見たる鉄剤の影響 に就いて. 写. 45. 真(1) A. B. C.
(8) 46. 高. 写. 亀. 寛. 真(2). E. D. F. G.
(9)
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