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リコーグループサステナビリティレポート2014 21-26p

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Academic year: 2021

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   リコーグループは、MFP、プリンターをはじ めとする数々の製品とソリューションを提供し お客様の生産性向上に貢献してきました。ワー クスタイルの変化に伴いお客様のニーズが「モノ (製品の所有)」から「コト(サービスの利用)」 へと変わりつつある今、私たちは従来の事業に 加えて、ITサービスやユニファイド コミュニケー ション システム(UCS)など、ネットワークアプ ライアンスを実現する領域へと事業を拡大する とともに、時代や社会の要請に応えるサービス・ ソリューションの提供を通じて、お客様起点で の新たな価値の創出を目指します。

(2)

 リコーグループの基盤事業は売上のおよそ9割を 占める画像&ソリューション分野です。MFPやプリン ターなどのオフィス向けの画像機器に加えて、プロダク ションプリンター等の商用印刷向けの機器など幅広い 製品ラインアップを取り揃え、企業のお客様を中心に 製品・サービスを提供しています。  現在、この画像&ソリューション分野が大きな変革期 を迎えています。競争力強化のためのM&Aや組織再 編に積極的に取り組む企業が増えるなど、社会環境が 変化する中で、お客様のニーズやワークスタイルが大 きく変化しているためです。リコーグループでは、こう した社会の変化にいち早く対応するだけでなく、未来 を予測し一歩先を見据えて、お客様の期待を超える価 値を提供していくことで、さらなる成長を可能にできる と考えています。  グローバル 化の進展、新興国経済の拡大、ネット ワーク技術の進化など、私たちを取り巻く社会・経済 環境は大きく変化し続けています。  お客様の経営環境やニーズも多様化し、ビジネス上 の関心事も業務の効率化や生産性向上などさまざま な方向に向けられています。そのような中で、お客様 が求める価値が「モノ(製品の所有)」から「コト(サー ビスの利用)」へと変化しつつあり、「モノ」の提供だ けにとどまらない、「コト」から生み出された新たなビ ジネスを提供できる事業機会が拡がっています。  リコーグループはこうした市場の変化をとらえ、自 らの事業モデルの革新に取り組んでいます。これまで 築いてきた世界約200カ国におよぶグローバルネット ワークとお客様接点力を活かし、ドキュメント領域だ けでなくその他の領域にも「モノ」+「コト」を提供す ることで、収益基盤のさらなる強化、拡大に努めてい ます。  たとえば、先進国では、ワークスタイルの変化が加 速したことに伴い、ワークフロー変革やトータルコスト (TCO)削減、コンプライアンス遵守など、お客様の経 営課題が多様化しています。リコーグループでは、この ような課題に対してソリューションやサービスを提供で きる新たな収益モデルを確立しつつあります。  一方、成長著しい新興国においてリコーグループ は、MFPやプリンターの製品力、コスト競争力を高め ながら、販売・サービス網を強化し、事業を拡大して います。さらに、先進国同様の環境の急速な変化が訪 れることも視野に入れ、「コト」を提供する基盤づくり を進めています。

大きな変革期にあるリコーの基盤事業

お客様ニーズとワークスタイルの変化

成長に向け、事業モデルを革新

89.7

%

(2014 年 3月期) 画像ソリューション分野 19,698 億円 • ワークスタイルの拡がり サテライトオフィス お客様先 移動中 クラウド/ネットワーク アウトソーシング ホームオフィス

環境

消費者課題

コミュニティの発展 IS O 2 6 0 0 0 ▶ • 新たな収益モデル サービス (コト) 運用・管理サービス 導入・構築サービス 製品 (モノ) 消耗品・保守 製品(ハードウエア・ソフトウエア) 「モノ+コト」による新しい収益モデル  また、ワーキングシーンでは、スマートフォンやタブ レット端末などのデバイスやクラウドコンピューティン グの進化や普及により、画像や音声、映像などを活用 したコミュニケーションの手段が多様化しています。 そのような中で、現在、働く人々はオフィスと同じよう に安全に必要な情報を入手・共有したり、どこでも簡 単に印刷できることが求められています。

Overview Action Data & Profile 新たなお客様価値の創出

(3)

 お客様のニーズを的確にとらえ、新たな価値の創出 を支えているのが、「未来を見据えた研究開発」「画像 機器で培った技術の蓄積と新しい技術を強化する体 制」「お客様の声を聴き、それを活かすさまざまな仕組 み」「グローバルでの研究開発・販売・サービス体制」 です。こうした取り組み一つひとつが融合することで、 お客様ニーズにスピーディーに対応することができ、ひ いては、お客様が気づいていない未来のニーズにまで 応えることを可能にしています。今後も、“One Global Ricoh”の総力を結集させることで、継続的にお客様 価値の創出を実現していきます。

“One Global Ricoh”でお客様価値を創出

サービス。さらにワーキングシーンにおいては、コミュ ニケーションをより快適で便利なものにする領域まで 拡がってきました。

➤WEB 1 MDS: www.ricoh.co.jp/mds/

➤WEB 2 ITサービス: www.ricoh.co.jp/solution/category/it.html

➤WEB 3 コラボレーション(ホワイトペーパー): www.ricoh.com/ja/technology/whitepaper/pdf/wp_nws.pdf ➤WEB 4 クラウドサービス(ホワイトペーパー): www.ricoh.com/ja/technology/whitepaper/pdf/wp_rcs.pdf • リコーのビジネス領域の拡がり         ➤WEB 1,2,3,4 Customer Im prove Understand O pt imiz e Go vern Tr ansform ペーパーレス会議 マネージド ITサービス クラウドプリンティング PC IP - PBX ユニファイド コミュニケーション システム(UCS) MFP セキュリティ ドキュメント IT サービス コミュニケーション ビデオ会議 支店・ サテライトオフィス PC プロジェクション システム クラウド/ネットワーク インタラクティブ ホワイトボード モバイル端末 モバイル端末 お客様先 プリンター 参照 P.51-52 参照 P.48-50、55、60 参照 P.28、48 未来を見据えた研究開発  リコーグループでは、社会環境の変化に伴うオフィ ス環境やワークスタイルの方向性を見据えて、研究開 発に取り組んでいます。また、リコーの強みを活かせ る新たな市場においても安心・快適・便利な社会づく りにつながる事業の創出に取り組んでいます。 詳しくは イノベーション P47 〜 52 お客様満足のために P53 〜 56 サプライチェーン マネジメント P57 〜 62 をご参照ください。

2011 2012 1,814 1,992 2,087 2014 2013 (FY) IFRS 米国会計基準

(4)

環境

消費者課題

コミュニティの発展 IS O 2 6 0 0 0 ▶

Ricoh Asia Pacific Pte, Ltd. (アジア・パシフィック・中国極 統括会社) Ricoh Europe PLC

(欧州極 統括会社) Ricoh Americas Corporation

(米州極 統括会社) 米州極 アジア・ パシフィック・ 中国極 欧州極 日本極 株式会社リコー リコージャパン株式会社 販売・サポート 研究開発 生産 培ってきた技術の蓄積  リコーにはこれまでお客様に提供してきたカメラ、 ジアゾ複写機、感光紙、普通紙複写機、ファクシミリ、 MFP などの製品やサービスに活かされてきた基盤技 術が蓄積されています。主な技術として光学技術、化 学材料技術、電子写真技術、メカトロニクス技術、通 信技術、半導体技術、インクジェット技術、画像処理 技術、ソフトウエア、IT 技術等があります。  こうした、研究開発の成果は国内外特許保有件数 48,446 件(2014 年 3 月 31 日現在)を有するまで に至っています。 お客様の声を聴き、それを活かす仕組み  お客様の立場に立ち、ニーズの変化に素早く対応す るため、CRM データベースの活用や顧客満足度調査 を実施しています。さらに、コールセンター、お客様 相談センターやテクノロジーセンターなどを世界各地 の拠点に設置し、各国の実情に合ったきめ細かな対応

未来の社会でも“なくてはならないブランド”となるために

 今後、リコーグループがさらなる成長を拡大させて いくためには、製品やサービスの優位性やサポート体 制、価格といった要件の他に、パートナーとしてお客様 の課題解決を支援し、サステナブルな観点で健全な企 業体質を継続していることが問われています。リコー グループは、企業の社会的責任を果たし、継続的な企 業価値の向上に取り組むことで、こうしたお客様の要 望と信頼にお応えしていきたいと考えています。  そして、未来においても、存続が望まれる企業であ り続けるよう、これまでの事業モデルを進化させ、自 らの変革に取り組み、お客様とともに成長し続けてい きます。 を実施しながら、収集されたお客様の声を製品や販売、 サービス、技術開発などに活かしています。また、製品・ サービスの提供にあたっては、お客様がご使用になる 仕様に合わせて、事前にセッティングした状態でお客 様にお届けする仕組みなど、お客様のニーズに応じた 製品・サービスを迅速に提供することを可能にしてい ます。 グローバルでの研究開発 ・ 販売 ・ サービス体制  世界のお客様に最先端の技術を提供できるよう、グ ローバルな研究開発体制を敷き、地域特性を活かしつ つ連携して技術開発を行っています。販売 ・ サービス 体制は、日本、米州、欧州、アジア・パシフィック・中 国の 4 極の統括会社が世界約 200 の国と地域で事 業を展開。ローカルな親和性とグローバル戦略の一貫 性の両立を目指しています。サービス事業拡大のため の体制強化を M&A も含めて継続的に行っています。 参照 P.50 参照 P.55、61 参照 P.49

Overview Action Data & Profile 新たなお客様価値の創出

(5)

 リコーのMDSはプリンティングだけでなくドキュメ ントに関わるすべてのワークフローをリコーが請け負 い、運用管理業務を24時間、ワンストップでサポート するサービスです。それによって、お客様の生産性向上 や業務コストの低減を実現します。 ➤WEB 1  機器の運用管理からドキュメント出力に関する業務 をお客様に代わって請け負うMDSは、お客様が本来 の業務に集中でき、生産性の向上と資産のスリム化を 支援し、経営力強化に貢献しています。また、業種業務 に関わるビジネスプロセスの最適化提案やコスト削減 および生産性向上の提案は、お客様やパートナー企業 様から高い評価を得ています。今後は、お客様の業務 をより深掘りし、オフィスのドキュメント環境だけでな く、モバイル環境でのドキュメント活用のサポート等、 お客様のワークスタイルの変革につながる提案もして いきます。 ➤WEB 1 MDS: www.ricoh.co.jp/mds/ る e-procurement システム(電子購買インフラ)を提 案しています。  リコーの e-procurementシステムは、画像機器の 購入をネットワーク上で管理し、調達コストの最適化を 図ることができます。また、あらかじめ発注者と承認者 マネージド・プリント・サービ ス(MPS)世界市場のマジッ ク・クアドラント・レポートで 4 年連 続「リーダー」の評価 (2013 年:米国ガートナー社)*

Gar tner, " Magic Quadrant for Managed Print Services, Worldwide" Ken Weilerstein et al, 21 October 2013

マネージド・プリント・サービ ス分野で4度目の「リーダー」 を獲得

IDC, Sep 2014 "IDC Market Scape: Worldwide Managed Print and Document Services 2014 Hardcopy Vendor As-sessment - Focus on Managed Workflow Services"(#250631) * ガートナーは、ガートナー・リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高の評価を得たベンダーのみを選択するようテクノロジの利用者 に助言するものではありません。ガートナー・リサーチの発行物は、ガートナー・リサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサー チの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。 購買担当者の人的リソースの効率化にもつながる効果 を発揮しています。社会的責任経営を実践しているリ コーグループを購入先に選定していただくことで、自 社のCSR調達を可能にします。

新たなお客様価値の創出

価値提供モデル2:お客様の経営力強化に貢献するリコーのMDS

本社 課 題 担当A 担当B 担当C 担当D 発注 発注 発注 発注 調達先 購買状況が わからない 調達先 調達先 調達先 本社 各拠点 効 果 担当A 担当B 担当C 担当D 発注 発注 発注 発注 購入製品の 承認 発注履歴の 確認 発注権限の 付与 e-procurement システム 調達先へ発注

(6)

 グローバル経営の実践には、拠点間の密なコミュニ ケーションが必要となりますが、そのための人員の移 動は多大な時間とコストを要します。こうした点に着 目し、リコーは、UCS(ユニファイド コミュニケーショ ン システム)を提供し、世界のあらゆる地域をリアル タイムでつなぐビジュアルコミュニケーションシステム の価値提供モデルを進化させています。➤WEB 2  リコーの UCS は、インターネット接続環境があれ ば手軽にビデオ会議を開始することができます。以前 は、通信インフラ環境により、つなぐことが難しかっ UCSを使ったテレビ会議 9拠点を均等な大きさで表示 発話者(1)を自動的に大きく表示

環境

消費者課題

コミュニティの発展 IS O 2 6 0 0 0 ▶

➤WEB 2 UCS: www.ricoh.co.jp/ucs/

た拠点とも簡単にテレビ会議を催し、これまで出張に かかっていた社員の移動時間やコストも削減すること ができるようになりました。いつでもどこでもコミュ ニケーションができる環境は、経営のスピードを高め ることにも貢献しています。各拠点のヘルプデスクと 併 せて、リコースウェーデン内に Shared Service Center を設置し、お客様先で発生したトラブルの状 況をリコー本社と共有し、全拠点をカバーする万全な サポート体制を整えています。

新たなお客様価値の創出

価値提供モデル3:“いつでもどこでも”のテレビ会議を実現したリコーのUCS

* RICOH Unified Communication System P3000の場合 20拠点接続 9拠点を均等な大きさで表示 発話者(1)を自動的に大きく表示 9拠点同時表示* 1 2 3 4 5 6 7 2 4 6 1 7 8 3 5 9 8 9 20拠点接続 9拠点を均等な大きさで表示 発話者(1)を自動的に大きく表示 9拠点同時表示* 1 2 3 4 5 6 7 2 4 6 1 7 8 3 5 9 8 9 • 画面表示例 20拠点接続、9拠点同時表示*などさま  ざまな画面表示が可能に

Overview Action Data & Profile 新たなお客様価値の創出

参照

参照

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