Veritas Access クラウドスト
レージ階層化ソリューションガ
イド
Linux
7.3.1
1 月 2018Veritas Access クラウドストレージ階層化ソリューション
ガイド
最終更新: 2018-01-21
マニュアルバージョン: 7.3.1 Rev 0
法的通知と登録商標
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Veritas、Veritas ロゴ、Veritas InfoScale、NetBackup は、Veritas Technologies LLC または同社 の米国とその他の国における関連会社の商標または登録商標です。その他の社名は各社の商標 です。 この製品には、サードパーティに帰属するサードパーティソフトウェア (「サードパーティプログラム」) が含まれる場合があります。一部のサードパーティプログラムは、オープンソースまたはフリーウェア のライセンスの下で利用できます。このソフトウェアに付属の使用許諾契約によって、このようなオー プンソースまたはフリーウェアのライセンスでお客様が有することのできる権利または義務は変更さ れないものとします。この Veritas 製品に伴うサードパーティの法的通知と登録商標の文書、または 以下を参照してください。 https://www.veritas.com/about/legal/license-agreements 本マニュアルに記載された製品は、その使用、コピー、配布、逆コンパイル/リバースエンジニアリン グを制限するライセンスに基づいて配布されています。Veritas Technologies LLC およびその使用 許諾者が事前に書面で承諾しない限り、いかなる形式でも本マニュアルを複製することはできませ ん。 本書は「現状有姿のまま」提供され、商品性、特定目的への適合性、不侵害の黙示的な保証を含 む、すべての明示的または黙示的な条件、表明、保証は、この免責が法的に無効であるとみなされ ない限り、免責されるものとします。VERITAS TECHNOLOGIES LLC は、本書の供給、性能、使 用に関係する付随的または間接的損害に対して責任を負わないものとします。本書に含まれる情報 は、事前の通知なく変更される場合があります。 使用許諾されたソフトウェアおよび文書は、FAR 12.212 で定義された商業用コンピュータソフトウェ アと見なされ、Veritas によってオンプレミスまたはホストサービスとして提供されたかどうかに関係な く、FAR の 52.227-19 条「Commercial Computer Software - Restricted Rights」および DFARS 227.7202「Commercial Computer Software and Commercial Computer Software
Documentation」、その他の後継規制の規定により制限された権利の対象となります。使用許諾さ れたソフトウェアおよび文書の米国政府による修正、再生リリース、履行、表示または開示は、この契 約の条件に従って行われます。 Veritas Technologies LLC 500 E Middlefield Road Mountain View, CA 94043 http://www.veritas.com
テクニカルサポート
テクニカルサポートはグローバルにサポートセンターを管理しています。すべてのサポートサービス は、サポート契約と現在のエンタープライズテクニカルサポートポリシーに応じて提供されます。サ ポート内容およびテクニカルサポートの利用方法に関する情報については、次の Web サイトにアク セスしてください。 https://www.veritas.com/supportVeritas Account 情報は、次の URL で管理できます。
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マニュアル
マニュアルが最新版であることを確認してください。各マニュアルの 2 ページ目には最新更新日が 記載されています。マニュアルのバージョンは各ガイドの 2 ページ目に記載されています。 最新の マニュアルはベリタスの Web サイトで入手できます。 https://sort.veritas.com/documentsマニュアルに関するご意見やご感想
ご意見、ご感想をお待ちしています。マニュアルに対する改善点の提案や誤植や抜けについての 報告をお願いします。送信の際は、マニュアルの題名とバージョン、章、セクションのタイトルを明記 してください。次の宛先にお送りください。 [email protected] また、ベリタスのコミュニティサイトで、マニュアル情報を確認したり質問したりできます。 http://www.veritas.com/community/Veritas SORT (Services and Operations Readiness Tools)
Veritas SORT (Services and Operations Readiness Tools) は、時間のかかる特定の管理タスク を自動化および単純化するための情報とツールを提供する Web サイトです。製品に応じて、SORT はインストールとアップグレードの準備、データセンターのリスクの識別、効率性の改善に役立ちま す。使用している製品に対して SORT が提供しているサービスおよびツールについては、次のデー タシートを参照してください。
第 1 章
クラウドストレージ階層化の使用例
... 5Veritas Access のオンプレミスデータの異なるクラウドサービスへの移動に ついて ... 5
複数のクラウド階層のサポート ... 6
Veritas Access のオンプレミスデータを Microsoft Azure クラウドに移動 するメリット ... 6
第 2 章
使用頻度が低いデータのクラウドへの移動
... 8 クラウドストレージ階層化の設定 ... 8 クラウド階層を追加するワークフロー ... 9 Amazon Glacier の注意事項と取得オプション ... 10 AWS S3 に関する注意事項 ... 11 S3 互換に関する注意事項 ... 11目次
クラウドストレージ階層化の
使用例
この章では以下の項目について説明しています。
■ Veritas Access のオンプレミスデータの異なるクラウドサービスへの移動について
■ Veritas Access のオンプレミスデータを Microsoft Azure クラウドに移動するメリット
Veritas Access のオンプレミスデータの異なるクラウド
サービスへの移動について
スケールアウトファイルシステムで階層としてのクラウド機能を使用すると、異なるクラウド サービスにデータを移動できます。データは常にオンプレミスストレージ階層に書き込ま れ、その後は階層化メカニズムを使用してクラウド階層に移動できます。クラウドは、スケー ルアウトファイルシステムではストレージ階層として使用されます。ファイルに設定される 属性を含むファイルのメタデータは、ファイルがクラウドに移動された場合でも、オンプレ ミスに残ります。階層としてのクラウド機能は、アクセス頻度の低いデータをクラウドに移動 する場合に最適です。 Veritas Access でクラウドの階層化を設定すると、スケールアウトファイルシステムに格 納されているデータをオンプレミス層とクラウド層の間でインテリジェントに移動できます。 Veritas Access は、自動ポリシー管理に基づいて、データをオンプレミスから次のクラウ ドプロバイダに移動します。 ■ Amazon Glacier - ほとんどアクセスされないデータを格納するための層で、数時間 の取得の遅延が許容される (データの取得に多くのコストがかかる)Amazon Glacier は、クラウドコンピューティングサービスの Amazon Web Services (AWS) スイートの一部であり、使用頻度の低いデータの長期保存のために設計され ています。
p.10 の 「Amazon Glacier の注意事項と取得オプション」 を参照してください。
■ AWS S3 - 主に画像や動画など、さまざまなオブジェクトを格納するための層 Amazon S3 (Simple Storage Service) は、オブジェクトの形式で非構造化データを 格納します。オブジェクトは、AWS アカウントが所有するバケットに整理され、各バケッ ト内で、ユーザーに割り当てられる一意のキーによって識別されます。 p.11 の 「AWS S3 に関する注意事項」 を参照してください。 ■ AWS S3 互換- 主に画像や動画など、さまざまなオブジェクトを格納するための層 S3 互換は、Amazon S3 API の任意のサードパーティ実装です。 p.11 の 「S3 互換に関する注意事項」 を参照してください。 ■ AWS GovCloud (米国) - 機密データと規制ワークロードを格納し、ユーザーが米国 政府のコンプライアンス要件に準拠できるよう支援します。 ■ Microsoft Azure
p.6 の 「Veritas Access のオンプレミスデータを Microsoft Azure クラウドに移動す
るメリット」 を参照してください。
■ Alibaba
■ Google Cloud
■ IBM Cloud Object Storage
複数のクラウド階層のサポート
スケールアウトファイルシステムには最大 8 つのクラウド階層を設定できます。たとえば Azure から Glacier にデータを移動するなど、異なるクラウド階層の間でデータを移動す るように設定できます。
Veritas Access のオンプレミスデータを Microsoft
Azure クラウドに移動するメリット
Veritas Access のオンプレミスデータを Azure に移動して、ストレージコストを節約した り、Azure ストレージサービスにアクセスしたりできます。スケールアウトファイルシステム のクラウド階層を使って複数の Azure ストレージアカウントを設定すると、500 TB を超え るストレージをクラウド階層で使用できます。
Veritas Access で Azure クラウド階層を使用すると、以下が可能になります。
■ 複数の Azure ストレージアカウントを接続して、Azure の制限値であるストレージアカ ウントあたり 500 TB を超えるデータを保存する。 ■ 単一の Azure 階層で、Azure サブスクリプションあたり 100 PB のデータを保存す る。 ■ Azure のストレージアカウントの暗号化機能を使用して、保存時にデータを暗号化す る。 6 第 1 章 クラウドストレージ階層化の使用例
スケールアウトファイルシステムのクラウドストレージ階層で使用されるストレージアカ ウントのストレージサービス暗号化を有効または無効にするには、Azure のポータル を使用します。 ■ Azure のクールアクセス階層を使用して、コールドデータのコストを節約する。 ホットとクールのアクセス階層間でアクセス階層を切り替えるには、Azure のポータル を使用します。 7 第 1 章 クラウドストレージ階層化の使用例
使用頻度が低いデータのク
ラウドへの移動
この章では以下の項目について説明しています。 ■ クラウドストレージ階層化の設定 ■ クラウド階層を追加するワークフロー ■ Amazon Glacier の注意事項と取得オプション ■ AWS S3 に関する注意事項 ■ S3 互換に関する注意事項クラウドストレージ階層化の設定
次の Veritas Access インターフェースを使用して、クラウドストレージ階層化を設定でき ます。 ■ GUI スケールアウトファイルシステムを作成してクラウド階層を追加する場合、[File Systems]パネル。 クラウドサブスクリプションを追加する場合、[Settings]、[Cloud Storage Registration]。 ■ CLISH 詳しくは、storage_cloud.1 と storage_tier.1 のマニュアルページを参照してく ださい。 マニュアルページの PDF バージョンは、『Veritas Access コマンドリファレンスガイ ド』を参照してください。 ■ RESTful API詳しくは、『Veritas Access RESTful API ガイド』を参照してください。
クラウド階層を追加するワークフロー
デフォルトでは、スケールアウトファイルシステムは単一のプライマリ階層を備えています。 この階層は、スケールアウトファイルシステムのオンプレミスのストレージです。追加の階 層としてクラウドサービスを追加できます。クラウド階層の設定後は、スケールアウトファイ ルシステムの階層間でデータを移動できます。 p.10 の 「Amazon Glacier の注意事項と取得オプション」 を参照してください。 p.6 の 「Veritas Access のオンプレミスデータを Microsoft Azure クラウドに移動する メリット」 を参照してください。クラウド階層 (Alibaba、AWS、AWS GovCloud (米国)、Azure、Google、S3 互換) を 追加するには、次に挙げる順序 (GUI 操作順序) で操作を実行します。 1. 選択したクラウドプロバイダのクラウドサブスクリプションを追加します。 2. ファイルシステムの最小サイズが 10 GB のスケールアウトファイルシステムを作成し ます。 3. オンプレミスストレージのストレージプールを選択します。 4. クラウドストレージを追加するように指定して、クラウド階層の名前を指定します。 5. クラウドストレージプロバイダとその他のフィールドを選択します。 Alibaba クラウドサービスを選択します。 リージョンを選択します。 AWS クラウドサービスを選択します。 階層のタイプとして Glacier または S3 を選択します。 リージョンを選択します。 AWS GovCloud (米国) クラウドサービスを選択します。 階層のタイプとして Glacier、S3、S3 (FIPS) のいずれかを選択します。 Azure クラウドサービスを選択します。 9 第 2 章 使用頻度が低いデータのクラウドへの移動 クラウド階層を追加するワークフロー
メモ: 同じクラウド階層に追加の Azure ストレージアカウントを追加すると、500 TB を超えてクラウド階層の容量を拡張できます。クラウド階層に追加のストレージアカウ ントを追加するには、異なる Azure ストレージアカウントで上記の手順を繰り返し、 同じクラウド階層名を指定します。クラウドサブスクリプションを追加すると、ストレー ジアカウント情報を提供したことになります。ストレージアカウント情報がクラウドサブ スクリプションに含まれているためです。 Google クラウドサービスを選択します。 .json ファイルが必要です。.json ファイルはクラウドサービスに含まれています。 階層のタイプとして Coldline、Multi-Regional、Nearline、Regional のいずれかを 選択します。 リージョンを選択します。 IBM Cloud Object Storage クラウドサービスを選択します。 リージョンを選択します。 S3 互換 クラウドサービスを選択します。 クラウドサービスには、アクセスキー、シークレットキー、S3 サーバーの REST エン ドポイントが含まれます。
Amazon Glacier の注意事項と取得オプション
Amazon Glacier タイプの階層をスケールアウトファイルシステムに追加すると、Amazon Glacier にボルトが作成されます。
Amazon Glacier 階層はオフライン階層です。読み取り、書き込み、切り捨てのファイル 操作は、Amazon Glacier 階層に移動されたファイルでは EIO エラーで失敗します。 ファイルが Amazon Glacier 階層に移動されると、ファイルごとにアーカイブが作成され ます。Amazon Glacier に移動されたデータを読み取ったり修正したりする場合、Storage> tier move start を使用するかポリシーを使用して、オンプレミスにデータを戻します。 ストレージと取得のコストについては、Amazon Glacier の Web サイトを参照してくださ い。 Amazon Glacier に移動するファイルの最大ファイルサイズは 4 GB です。 Amazon Glacier クラウド階層の使用状況の統計は、すぐには反映されません。 Amazon Glacier のアーカイブ取得オプション: 10 第 2 章 使用頻度が低いデータのクラウドへの移動 Amazon Glacier の注意事項と取得オプション
■ 高速 - 取得は、通常 1 分から 5 分までの間に完了します。
高速オプションは高価なため、慎重に使用する必要があります。
高速オプションで Amazon Glacier 階層から移されたファイルは、次のエラーを返す 可能性があります。
InsufficientCapacityException (503 service unavailable)
このエラーは、高速の要求の処理に対して十分な容量がない場合に発生します。こ のエラーは高速取得にのみ該当し、標準または一括取得には該当しません。 ■ 標準 - 取得は、通常 3 時間から 5 時間の間に完了します。 ■ 一括 - 取得は、通常 5 時間から 12 時間の間に完了します。
AWS S3 に関する注意事項
S3 タイプの階層をスケールアウトファイルシステムに追加すると、S3 にバケットが作成さ れます。ファイルが S3 階層に移動されると、データは 64 MB ごとのサイズのチャンクに なり、各チャンクに対してオブジェクトが作成されます。したがって、オンプレミスの 1 GB のファイルが S3 に移動すると、64 MB のオブジェクトが 16 個できます。S3 階層は、対 応するバケットが空の場合のみ削除できます。階層を削除する場合は S3 に移動された ファイルをすべて削除するか、オンプレミスにファイルを戻します。Amazon S3 または任 意の S3 互換のクラウドストレージプロバイダをクラウド階層として使用すると、Amazon Glacier の場合と異なり、S3 に存在するデータにはいつでもアクセスできます。S3 階層 に移動したファイルに書き込み、または切り捨てを実行しようとすると、EIO エラーが返さ れます。データを修正する場合、Storage> tier move start またはポリシーを使用して、オンプレミスにデータを移動します。
ストレージと取得の価格設定については、Amazon S3 の Web サイトを参照してくださ い。
S3 互換に関する注意事項
S3 互換は、Amazon S3 API の任意のサードパーティ実装です。AWS シグネチャバー ジョン 4 の認証をサポートしている場合のみ、クラウド階層として S3 互換のストレージ サービスを追加できます。Veritas Access は、データを保存して取り込むときに、S3 と S3 互換を区別しません。 11 第 2 章 使用頻度が低いデータのクラウドへの移動 AWS S3 に関する注意事項