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野鳥異常死対応マニュアル

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新潟県「野鳥における高病原性鳥インフルエンザ対応マニュアル」

平 成 2 6 年 1 0 月

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目 次

Ⅰ 目的 1 Ⅱ 調査手法 1 Ⅲ 危機管理体制の構築 2 Ⅳ 対応レベル及びリスク種の設定による調査の実施 2 Ⅴ 死亡野鳥等調査の流れ 5 Ⅵ 死亡野鳥情報等の通報への対応 6 1 現場の状況等の確認 2 死亡個体の回収と回収地点の消毒 3 検査実施の判断 4 検査試料の採取及び簡易検査の実施 5 簡易検査の結果 6 試料及び死亡個体の保管及び廃棄 Ⅶ 鳥インフルエンザウイルスが検出された場合の対応 11 1 簡易検査又は遺伝子検査の結果が陽性の場合 2 確定検査の結果が高病原性だった場合 3 発生時の調査等の対応 Ⅷ 愛鳥センターにおける傷病鳥獣の収容 14 1 通常時の防疫体制について 2 地域振興局健康福祉(環境)部における傷病個体の取扱い 3 一般住民等から傷病鳥獣の搬入があった場合の対応 4 収容鳥獣等が高病原性鳥インフルエンザに感染した場合 Ⅸ 夜間・休日における緊急時の連絡体制 15 1 全体フロー図 2 鳥獣保護関係部局の各所属における夜間・休日連絡・対応体制 (様式) 様式1 死亡野鳥調査チェックシート 16 様式2 死亡野鳥通報処理報告日報 17 様式3 死亡野鳥等調査報告書 18 平 成 1 6 年 5 月 1 0 日 制 定 平 成 2 1 年 5 月 2 7 日 改 正 平 成 23 年 10 月 28 日 改 正 平 成 24 年 11 月 30 日 改 正 平 成 25 年 12 月 11 日 改 正 平 成 26 年 10 月 15 日 改 正 県 民 生 活 ・ 環 境 部 環 境 企 画 課 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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Ⅰ 目的 高病原性鳥インフルエンザが発生した場合の迅速な対応と感染拡大の防止を 図るため、野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルスのモニタリングを効率的に 行い、関係機関との連携・協力のもと、高病原性鳥インフルエンザの早期発見と 大量発生時の円滑な対応等の実施を図ることを目的に、このマニュアルを定める。 Ⅱ 調査手法 野鳥の高病原性鳥インフルエンザに関する調査を行う目的は、 ① 野鳥が海外から日本に高病原性鳥インフルエンザウイルスを持ち込んだ場合 に早期発見する。 ② 高病原性鳥インフルエンザウイルスにより国内の野鳥が死亡した場合に早期 発見する。 ③ 高病原性鳥インフルエンザの発生があった場合には、ウイルスの感染範囲の状 況を把握する。 ことであり、以下に目的と調査手法の関係を整理する。 目      的 調査手法 早期発見 野鳥が海外から日本に高病原性鳥インフルエ ンザウイルスを持ち込んだ場合に早期発見す る(渡り鳥等が健康な状態でウイルスを保有 していることを想定)。   糞便採取調査(渡り鳥を対象に 日本全国を網羅的に一定間隔で モニタリングする) 高病原性鳥インフルエンザウイルスにより国 内で野鳥が死亡した場合に早期発見する。 死亡野鳥等調査 (感受性の高い鳥類を対象) 鳥類生息状況等調査 感染範囲 の把握 国内で高病原性鳥インフルエンザの発生が あった場合には、野鳥でのウイルスの感染範 囲を把握する。 死亡野鳥等調査 (発生地域周辺の重点調査) 鳥類生息状況等調査 国内で高病原性鳥インフルエンザが蔓延ある いは同一地域で多発した場合など、重度の汚 染が確認された場合には、その汚染状況ある いは清浄化の状況を確認する。 環境試料等調査(必要に応じ重 度汚染地域周辺で実施) 鳥類生息状況等調査 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 表-1 目的別調査手法

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Ⅲ 危機管理体制の構築 鳥獣行政担当部局として野鳥の生息状況等の情報収集を行うとともに関係行政 部局間での情報の交換・共有化を図り対応することとする。 また、各地域機関においては、関係行政部局及び管内市町村との連絡協力体制を 構築するとともに、緊急事態に備え、夜間・休日における連絡・対応の体制を整備 する。(Ⅸ参照) Ⅳ 対応レベル及びリスク種の設定による調査の実施 高病原性鳥インフルエンザの発生状況により、環境省が対応レベルを設定する (表-2、表-3、表-4)。県は、発生レベルに応じ調査を実施する。 発生のないとき(通常時)は対応レベル1、国内の家禽や野鳥で感染が確認され た場合(国内発生時)は全国での対応レベルを2に、更に 45 日以内に国内の複数 箇所で感染が確認された場合(国内複数箇所発生時)には対応レベル3とすること を基本とする。 また、国内で野鳥における高病原性鳥インフルエンザの発生が認められた段階 (糞便採取調査の確定検査の結果、陽性となった場合)、又は発生が見込まれた段 階(死亡野鳥等調査の簡易検査、又は遺伝子検査の結果、陽性となった場合)で、 発生地周辺(発生地から半径 10km 以内を基本とする)を野鳥監視重点区域に指定 する(表-2)。 対応レベル毎に野生鳥類の異常の監視やウイルス保有状況の調査対象の範囲や 対応を変更する(表-3)。 なお、近隣国発生情報等により、対応レベルを上げることもあり得る。 発生状況及び対応レベル区分の判断は、種々の情報に基づいて環境省が行い、県 に通知する。 ≪調査手法について≫ ○ 鳥類生息状況等調査 各地域機関において、以下を実施。 ① 鳥獣保護員により通常の業務の中で、野鳥の飛来状況の観察、生息状況の観察、 異常の有無の観察を実施。各地域機関は管内状況を把握。 ② 死亡野鳥回収の際に回収地点周辺及び近隣生息地域等も併せて観察を行い異常の 有無を確認。 ③ 一般住民からの情報を受ける窓口の設置、連絡先の広報等の実施。 ④ 調査の結果は各地域機関で適宜保存。環境企画課への逐次報告は必要ない。 ⑤ 発生時には強化して実施。 ○ 死亡野鳥等調査 各地域機関において、野鳥の死亡個体を対象として、ウイルス保有状況を調査。通常時 も年間を通して実施。発生時は強化して実施。 ○ 糞便採取調査 環境企画課が環境省の指示により実施。対象地は瓢湖。主に渡り鳥等の水鳥の糞便を対 象としてウイルス保有状況を調査。10 月~翌年 4 月の間、2 か月に 1 回実施。 ○ 環境試料等調査 環境省が必要と認めた場合に環境省が実施。発生環境中の水、糞便、野鳥生鳥等のウイ ルス汚染・保有状況を調査。環境企画課及び各地域機関は必要に応じて情報提供等支援を 行う。

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環境省から対応レベルに関する通知があった場合、環境企画課は、地域振興局健 康福祉(環境)部、農林水産部畜産課及び防災局危機対策課に通知する。 表-2 発生状況に応じた対応レベル 表-3 対応レベルによる実施内容 ※ 野鳥監視重点区域における鳥類生息状況等調査(監視強化発生地対応)について ○鳥類生息状況等調査の監視強化 ○死亡野鳥等調査のリスク種3及びその他の種における調査実施羽数の強化 ・リスク種3において レベル3 : 5羽以上で調査 重点区域 : 3羽以上で調査 ・その他の種において レベル3 : 10 羽以上で調査 重点区域 : 3羽以上で調査 ○衰弱個体の早期発見・回収等(衰弱個体の回収にあたっては、完全に動けなくなるまで待 ち、無理な捕獲は行わない。)   情報収集、監視 鳥類生息状況等調査 リスク種 1 リスク種 2 野鳥監視重点区域 監視強化 発生地対応※ 監視強化 監視強化 対応レベル 2 対応レベル 3 対応レベル 1 対応レベル 1羽 以上 1羽 以上 ウイルス保有状況の調査 糞便採取調査 10月から4月 にかけて定期 的に糞便を採 取 〔環境企画課 で対応〕 5羽 以上 10羽 以上 3羽 以上 1羽 以上 3羽 以上 1羽 以上 死亡野鳥等調査 1羽 以上 リスク種 3 その他 の種 1羽 以上 1羽 以上 3羽 以上 10羽 以上 10羽 以上 10羽 以上 10羽 以上  死亡野鳥等調査は、同一場所(見渡せる範囲程度を目安とする)において3日間(複数羽の場合は大量 死あるいは連続して死亡が確認された時点から3日以内)に、死亡個体等(衰弱個体を含む)がリスク種 に従い、上記表の羽数以上発見された場合にウイルス保有状況の調査を実施する。  死因がウイルス以外であると明白なもの(衝突死等)は除く。  同一場所の目安とする「見渡せる範囲程度」は、状況によって大きく異なり、具体的数値を示すことが 困難であるため、現場の状況に即して判断して差し支えない。 ○ ○   発生状況 通常時 国内発生時(単発時) 国内複数個所発生時 近隣国発生時等 必要に応じ野鳥監視重点区域を指定 ※ 表中の「発生」とは糞便からの高病原性鳥インフルエンザウイルス検出を含む。〔糞便採取調査は環境企画課で対応〕   - 野鳥監視重点区域に指定 (発生地から半径10km以内を基本) 発生地周辺 対応レベル 2又は3 対象地 全      国 対応レベル 1 対応レベル 2 対応レベル 3 野鳥監視重点区域に指定

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リスク種1(18種) ○ カモ目カモ科 ○ タカ目タカ科 ◆ 主に早期発見を目的とする。 ・ ヒシクイ ・ オジロワシ     ・ マガン ・ オオワシ ◆ ・ シジュウカラガン ・ チュウヒ ・ コブハクチョウ ・ ハイタカ ・ コハクチョウ ・ オオタカ ・ オオハクチョウ ・ サシバ ・ オシドリ ・ ノスリ ◆ ・ キンクロハジロ ・ クマタカ ○ 重度の神経症状※が ○ ハヤブサ目ハヤブサ科 観察された水鳥類 ・ チョウゲンボウ ・ ハヤブサ リスク種2(17種) ○ カモ目カモ科 ○ ツル目ツル科 ○ フクロウ目フクロウ科 ・ マガモ ・ マナヅル ・ コノハズク ・ オナガガモ ・ タンチョウ ・ ワシミミズク ・ トモエガモ ・ ナベヅル ・ フクロウ ・ ホシハジロ     ・ スズガモ ○ ツル目クイナ科 ◆ ・ バン   ○ カイツブリ目カイツブリ科 ・ オオバン     ・ カイツブリ ◆ ・ カンムリカイツブリ ○ チドリ目カモメ科 ・ ハジロカイツブリ ・ ユリカモメ リスク種3 ○ カモ目カモ科 ○ チドリ目カモメ科 ○ ハヤブサ目 ・ ヒドリガモ、カルガモ、 ・ ウミネコ、セグロカモメ等 ・ コチョウゲンボウ等   コガモ等   (リスク種1、2以外全種) (リスク種1、2以外全種)   (リスク種1、2以外全種)   ○ タカ目 ◆ ○ カツオドリ目ウ科 ・ トビ等   ・ カワウ   (リスク種1、2以外全種)       ◆ ○ ペリカン目サギ科 ○ フクロウ目 ・ ゴイサギ、アオサギ、 ・ コミミズク等     ダイサギ、コサギ等全種 (リスク種1、2以外全種) その他の種         更に発見の可能性を高めることを 目的とする。 過去に感染死亡例のある種をより 幅広く含める。 感染の広がりを把握することを目 的とする。 水辺で生息する鳥類としてカワウ やサギ類、リスク種1あるいは2に 含まれないカモ類、カモメ類、タカ 目、フクロウ目、ハヤブサ目の種を 対象とした。 高病原性インフルエンザウィルス (H5N1亜型)に感受性が高く、死 亡野鳥等調査で検出しやすいと 考えられる種。 平成22~23年の発生において感 染確認個体数が多かったオオハク チョウ、キンクロハジロ、オシドリ、 ハヤブサを基本に、ハクチョウ類、 ガン類、タカ類の主な種を含める。 上記以外の鳥種すべて。 ◆ 猛禽類以外の陸鳥類については、ハシブトガラス以外は国内では感染例が知られておらず、海外でも感 染例は多くないことからその他の種とする。 ◆ ◆ 多数の死亡が見られた場合や平成16年のハシブトガラスのように感染死体を食べた等、感染が疑われる 状況があった場合に検査することとする。 ※ 「重度の神経症状」とは、首を傾けてふらつく、首をのけぞらせ立っていられないような状態で、正常に飛翔したり採 食したりできない症状をいう。 ・リスク種に該当しない希少種については、状況に応じ環境企画課に協議すること。 ・ リスク種については毎年環境省が指定する。シーズン中であっても状況に応じて追加等を行う。種の選定について、感 受性だけではなく、感染例等も考慮した予防的な選定等も含む。 表-4 リスク種の区分

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Ⅴ 死亡野鳥等調査の流れ 所管する地域の一般住民や警察等から、死亡野鳥等の情報が寄せられた地域振興局健康福祉 (環境)部又は環境企画課は、感染リスク、対応レベルに基づき検査の必要性を判断し、必要 に応じて簡易検査等の対応を行う。 ○ウィルス分離 ○型の特定 ○病原性試験 確定検査機関 一般住民等 市町村、警察等 新潟県 ○検査の必要性の判断 (対応レベル、リスク種区分に基づく) ○回収場所の消毒(消石灰による消毒を実施) 環境企画課鳥獣保護係 ○スワブ採取 ○簡易検査実施 ○検体の冷凍保存(陽性の場合) ○死亡個体の焼却等(陰性の場合) 家畜保健衛生所 検査依頼 ○遺伝子検査(ウィルスの有無を確認) 遺伝子検査機関 〔陽性の場合〕 ○公表 ○関係省庁へ連絡 ○遺伝子検査機関 ・独立行政法人国立環境研究所 環境資料タイムカプセル棟 〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2 Tel 029-850-2498 Fax 029-850-2673 ○確定検査機関 ・独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2 Tel 029-838-7707 Fax 029-838-7907 ・北海道大学大学院獣医学研究科部生物学教室 〒060-0818 北海道札幌市北区北18条西9丁目 Tel 011-706-5207 Fax 011-706-5273 ・鳥取大学 農学部付属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センター 〒680-8553 鳥取県鳥取市湖山町南4丁目101番地 Tel/Fax 0857-31-5437 発生時の対応=関係機関との協議、速やかな対策の実施 ○公表・情報発信 ・公表の調整(環境省と連携し、原則として同時公 表。なお、休日は状況に応じて判断。) ・関係機関との調整 ・関係部局への情報提供 ・地域住民への情報提供 ○情報収集 ・関係機関から情報収集 ・野生鳥獣の異常に関する情報収集 ○発生地域周辺での調査(野鳥監視重点区域) ・鳥類生息状況等調査(監視強化発生地対応) ・死亡野鳥等調査(重点区域レベル) ・糞便採取調査 ・環境試料等調査(環境省実施) 様式3 環境企画課鳥獣保護係 通報 通報 地域振興局健康福祉(環境)部 終了 陰性の場合終了 陽性の場合 ○連絡・協議 ○公表 発生時対応 陽性の場合 陰性の場合 搬送 陰性の場合 ○検体の送付 ○結果報告 陽性の場合 ○検体の送付 陰性の場合 陽性の場合 ○畜産課へ報告 ○検体の送付 ○連絡 発生時対応 ○死亡個体は冷凍保存 (確定検査結果が出るまで) 回収 回収 ○簡易検査又は遺伝子検査陽性で畜産課、危機対策課、健康対策課、生活衛生課に連絡 ○簡易検査又は遺伝子検査陽性で「新潟県鳥インフルエンザ発生時対策要領(危機対策課、 畜産課)」に基づく庁内連絡会議の設置 ○確定検査陽性で「同要領」に基づく対策本部の設置 ○結果報告 ○結果報告 結果告知 様式2 ○結果報告 環境省 ○中央家保でPCR検査実施 図-1 業務フロー図

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Ⅵ 死亡野鳥情報等の通報への対応 1 現場の状況等の確認 (1) 電話等による通報の場合 「死亡野鳥チェックシート(様式1)」に従い、必要事項を記録するととも に、できるだけ発見時前後の状況や現場周辺での施設等の状況、死体の状況等、 詳細に確認する。 表-2「対応レベル」、表-3「対応レベルによる実施内容」、表-4「リス ク種の区分」により調査の要否を判断し、検査が不要な場合は3(2)により、 検査が必要な場合は3(3)により、処理を進める。 なお、以下の場合については検査を行わない。 ・ 衝突死、交通事故等高病原性鳥インフルエンザ以外の死因が明確な場合 ・ 腐敗、乾燥等死後数日が経過している場合 ・ 死体の損傷が著しい場合(スワブ等検査試料の採取ができない場合) (2) 一般住民等から死体が持ち込まれた場合 一般住民等から死体が持ち込まれた場合は、回収状況と接触した人につい て聞き取りを行い、陽性判定が出た場合に備え、連絡先を記録する。その場で 搬入者に手の洗浄、消毒を行わせるとともに、状況により、靴や車両のタイヤ の消毒等も実施する。受け入れ側においても個体の取扱い、消毒等の注意事項 を徹底する。 (3) 傷病鳥獣としての衰弱個体の通報・搬入等の対応 傷病鳥獣として衰弱個体について通報や搬入があった場合は、個体の回収 時の状況の聞き取り、症状・全身状態を注意して観察のうえ、愛鳥センターに 搬送する。 また、開業獣医等で簡易検査を実施し、陽性の結果が出ている個体も愛鳥 センターに搬送する。 愛鳥センターでは、収容した傷病個体について愛鳥センター紫雲寺さえず りの里における高病原性鳥インフルエンザ予防・発生対策マニュアルにより取 り扱う。 2 死亡個体の回収と回収地点の消毒 異常と判断した死亡個体等は、検査を実施するため及び感染を拡散しないため に回収する。回収作業は死亡個体が高病原性インフルエンザウイルス感染により 死亡したという想定で実施し、作業員への感染、あるいは環境中へのウイルス拡 散をおこさないように十分注意する。 死亡個体等を回収した時点で、明らかに他の原因による死亡である場合を除き、 原則として回収地点の周囲の土(目安は半径1m)を消石灰で消毒する。回収時 に消毒を実施しなかった場合でも、簡易検査の結果がA型インフルエンザウイル ス陽性であった場合には、回収地点の消毒をその日のうちに速やかに実施する。

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3 検査実施の判断 (1) 種の特定と調査の要否判断 聞き取りの結果を基に種の特定を行う。表-2「対応レベル」、表-3「対 応レベルによる実施内容」、表-4「リスク種の区分」により、死亡野鳥等調 査が必要か判断する。 (2) 調査の必要がない場合 ア 調査の必要がないと判断される場合は、通報者(又は施設管理者等)等に 処理を依頼する。(あくまで野生鳥獣の死体については、無主物であり回 収の義務は発生しない。従来どおり、死体には念のため直接触れないよう に注意喚起し、埋設、焼却等、適正な方法による処理を依頼する。(平成 16 年 3 月 9 日付け「国民の皆様へ(鳥インフルエンザについて)」を参照。)) イ その後、継続的な死亡や、周辺地での大量死等、異常が見られた場合は 再度連絡するよう依頼するとともに、鳥インフルエンザウイルスは野鳥観 察等の通常の接し方ではヒトに感染しないと考えられていることを説明 し、冷静な対応をするよう指導する。 (3) 調査が必要な場合 調査が必要な場合は次の手順で実施する。 ① 家畜保健衛生所に連絡し検査を依頼する。・・・ 検体採取、簡易検査の 実施等 ② 現地で死亡個体を収容し、家畜保健衛生所に搬入する。死亡個体の収容 にあたっては、必要により家畜保健衛生所に収容を依頼するなど、家畜保 健衛生所と調整・協力して行う。 ③ 同一場所で 10 羽以上が死亡しているなど異常性が高い場合は、必要によ り家畜保健衛生所、市町村に現地同行を要請する。 ④ 現地では、マスク、手袋、長靴を着用し、帰庁時には手洗い、うがい等 を行うとともに、長靴等に糞尿等が付着した場合は、現地で靴底をアルコ ール等により消毒するとともに、帰庁後、よく洗い流すこと。 ⑤ 応急的に死亡個体等を回収する場合は、死亡個体が十分に入る大きさの ビニール袋を裏返してつかみ、袋をかぶせる。 ⑥ 回収した死亡個体は、厚手のビニール袋を二重にした中に入れ、ビニー ル袋表面をアルコールで消毒した上で更にビニール袋で覆い、口を縛るな ど密閉する。それをバケツ等に入れなるべく他のものとは別にして搬送す る。 ⑦ 死亡個体等の搬送に使用した器具は、使用後、消毒し、よく洗い流す。 廃棄する場合は、感染性廃棄物として適正に処理する。ビニール袋等は焼 却処分する。 ⑧ 現地確認した場合は、「死亡野鳥チェックシート(様式1)」に、必要事 項、追加事項を記載するとともに、必要に応じて現場の写真(全体の状況 及び個体の状況が確認できるように撮影)を撮影し、記録する。

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4 検査試料の採取及び簡易検査の実施 (1) 検査が必要と判断される場合は、家畜保健衛生所において検査試料(スワブ) を採取し、簡易検査を実施する。 (2) 検査試料は、鳥の死亡個体等の口腔内のぬぐい液(気管(口腔咽頭)スワブ) と総排泄腔のぬぐい液(クロアカスワブ)を滅菌綿棒で採取する。ぬぐい取 った検査試料は、個別にサンプル管に入れ、ふたを密閉する。ふたを密閉後、 サンプル管に記録番号、スワブの区分を油性マジック等で記載する。なお、 記載した文字が消えないよう留意する。 (スワブの記録番号について) 記録番号=都道府県番号+検査実施月+検査機関記号※+検査試料番号+スワブの区分 (新潟県15)+(月 2 桁)+(下記記載)+(採取順 3 桁) +(気管=T クロアカ=C) 例:新潟県の中央家畜保健衛生所で 1 月に検査した 2 個体目の気管スワブの場合 15 01 A 002 T (※検査機関記号) A=中央家畜保健衛生所 B=中央家畜保健衛生所佐渡支所 C=下越家畜保健衛生所 D=中越家畜保健衛生所 E=上越家畜保健衛生所 5 簡易検査の結果 (1) 検査結果が陽性の場合 ① 検査を実施した家畜保健衛生所は、直ちに検査を依頼した地域振興局健 康福祉(環境)部及び農林水産部畜産課に結果を連絡する。地域振興局健 康福祉(環境)部は、家畜保健衛生所から連絡を受け次第、直ちに環境企 画課に連絡する。 ② 環境企画課は、直ちに農林水産部畜産課と連絡を取り合うとともに、防 災局危機対策課、福祉保健部健康対策課、福祉保健部生活衛生課及び環境 省に連絡をし、併せて知事・副知事へ報告を行う。また、愛鳥センター、 佐渡トキ保護センターに連絡する。 ③ 検査を実施した家畜保健衛生所は、環境省が指定する確定検査機関にス ワブを送付する。スワブの送付にあたっては、1個体の2種類のスワブの うち、1種類のみから陽性が出た場合も、気管、クロアカの両方のスワブ を送付する。なお、同時期に同地域で回収された個体から採取されたスワ ブがあれば、簡易検査の結果が陰性であっても、区別がつくように明示し て、陽性反応が出た検体とあわせて送付する。

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④ スワブ送付先の確定検査機関については、環境企画課で環境省に確認の うえ、家畜保健衛生所に連絡する。 ⑤ 簡易検査結果が陽性の場合は、中央家畜保健衛生所で遺伝子検査(PCR 検査)等を実施する。 〔確定検査機関〕 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 企画管理部 交流チーム 〒305-0856 茨城県つくば市観音台 3-1-5 TEL 029-838-7707 FAX 029-838-7907 北海道大学大学院獣医学研究科微生物学教室 〒060-0818 北海道札幌市北区北 18 条西 9 丁目 TEL 011-706-5207 FAX 011-706-5273 鳥取大学農学部付属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センター 〒680-8553 鳥取県鳥取市湖山町南4丁目 101 番地 TEL/FAX 0857-31-5437 (2) 検査結果が陰性の場合 ① 検査を実施した家畜保健衛生所は、直ちに検査を依頼した地域振興局健 康福祉(環境)部に結果を連絡する。連絡を受けた地域振興局健康福祉(環 境)部は、下記⑥及び⑦により環境企画課に報告する。 ② 簡易検査の結果、陰性と判定された場合は、簡易検査を実施した家畜保 健衛生所から、(独)国立環境研究所にスワブを送付する。この場合、スワ ブを密栓して冷凍(又は冷蔵)して保管し、可能な限り早急に送付する。 〔遺伝子検査機関) 独立行政法人国立環境研究所 環境資料タイムカプセル棟 〒305-8506 茨城県つくば市小野川 16-2 TEL 029-850-2498 FAX 029-850-2673 ③ スワブの送付は、輸送中に破損しないよう国連規格容器又はこれに準ず る容器を用い、適切な方法で行う。輸送にあたっては保冷が必要であるた め、ゆうパックのチルド便等を利用する。 ④ 家畜保健衛生所から検査機関にスワブを送付する際には、様式3「死亡 野鳥等調査報告書」に死体収容場所、日時、サンプル管の記録番号等(記

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録番号については4(2)を参照)を記載し、容器に同封するほか、写しの 1部を保管し、1部を環境企画課にFAX等で送付する。環境企画課では、 受領した様式3を半月ごとに取りまとめ、環境省に報告する。 ⑤ スワブの送付に利用した国連規格容器等は後日、送付元の家畜保健衛生 所に検査機関から返送されて来るので受領し再利用する。 ⑥ 地域振興局健康福祉(環境)部は、様式1の「死亡野鳥チェックシート」 を整理保管しておく。また、管内図等に死体発見場所、日付及び種別等を 記載してモニタリングする。2日~5日間程度を基準とし、期間的な集中、 地域的な集中等が見られる場合は、環境企画課鳥獣保護係に連絡する。 (TEL 025-280-5152 FAX 025-280-5166) ⑦ 地域振興局健康福祉(環境)部では、様式2「死亡野鳥通報処理報告日 報」により、処理日の翌日(翌日が休日等の場合は、翌勤務日)の午前中 までに環境企画課鳥獣保護係に e-メール又はFAXで報告する。(連絡の あった市町村等分も含む) 6 試料及び死亡個体の保管及び廃棄 (1) 採取したスワブは簡易検査後、他と区別して適切に管理し保管できる場合は、 家畜保健衛生所で予備の試料として保管する。 (2) スワブを採取したもののすぐに検査できない場合や(独)国立環境研究所に 送付後に予備として保管する試料などは、冷凍(又は冷蔵)して家畜保健衛 生所で保管する。 (3) 試料採取後の死亡個体については、簡易検査陰性の個体は家畜保健衛生所で 試料採取後焼却処分するものとし、簡易検査陽性の個体は可能な限り確定検 査の結果が出るまで家畜保健衛生所で冷凍保存する。 (4) 保管している検査試料及び簡易検査陽性の個体については、確定検査後、家 畜保健衛生所で焼却処分する。

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Ⅶ 鳥インフルエンザウイルスが検出された場合の対応 1 簡易検査又は遺伝子検査の結果が陽性の場合 (1) 簡易検査の結果が陽性の場合、家畜保健衛生所、地域振興局健康福祉(環境) 部及び環境企画課では、Ⅵ5(1) に従い迅速に各連絡先に連絡するとともに、 家畜保健衛生所から確定検査機関に確定検査のためのスワブを送付する。 遺伝子検査の結果が陽性の場合、環境企画課では、遺伝子検査機関(又は環 境省)から連絡を受け次第、Ⅵ5(1) ②に従い迅速に各連絡先に連絡すると ともに、地域振興局健康福祉(環境)部に連絡する。 (2) 地域振興局健康福祉(環境)部では、消石灰等により死亡個体を収容した場 所を消毒するとともに、確定検査の結果が出るまで、死亡個体があった場所 の周辺を中心に、野生鳥獣に異常がないか注視する。 (3) 環境企画課は、県内の野生鳥獣の異常等についての情報を収集する。 (4) 環境企画課は、状況を踏まえ環境省と調整のうえ、原則として同時に公表す ることとし、休日の公表については、状況に応じて判断する。 ただし簡易検査陽性あるいは遺伝子検査陽性の段階で公表する場合は、病原 性の高低が未確定の段階であり確定検査の結果、陰性となる場合もあり得る ことを明記する。 2 確定検査の結果が高病原性だった場合 (1) 環境企画課で確定検査機関(又は環境省)から連絡を受け次第、農林水産部 畜産課、防災局危機対策課、福祉保健部健康対策課、福祉保健部生活衛生課 及び地域振興局健康福祉(環境)部に連絡する。地域振興局健康福祉(環境) 部は、関係市町村に連絡する。 (2) 環境企画課は、県関係部局及び環境省等と調整のうえ、検査結果を公表する。 (原則として環境省と同時公表。)また、関係機関と調整のうえ、速やかに周 辺住民に情報提供し、注意喚起する。 (3) 環境企画課及び地域振興局健康福祉(環境)部では野生鳥獣の異常等につい て、巡視等により積極的に情報収集を行う。収集した情報については、県関 係部局及び環境省に提供し、情報の共有化を図る。 (4) 環境企画課及び地域振興局健康福祉(環境)部は、環境省が実施する野鳥捕 獲調査や追加の糞便採取調査等に協力する。また、保健所等が実施する接触 者調査等関係部局が実施する調査等に協力する。 (5) 確定検査の結果、高病原性が否定された場合には、環境企画課で確定検査機 関(又は環境省)から連絡を受け次第、農林水産部畜産課、防災局危機対策 課、福祉保健部健康対策課、生活衛生課及び地域振興局健康福祉(環境)部 に連絡する。また、県関係部局と協議のうえ、結果を公表する。 (6)なお、低病原性であっても、鳥インフルエンザ(H7N9)のウイルスが検出さ れた場合は、高病原性と同様に取り扱うものとする。

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3 発生時の調査等の対応 (1) 野鳥監視重点区域の指定と発生地周辺での調査及び対応 環境省は、国内で野鳥における高病原性鳥インフルエンザの発生が認められ た段階(糞便採取調査の確定検査の結果、陽性となった場合)、又は発生が見 込まれた段階(死亡野鳥等調査の簡易検査、又は遺伝子検査の結果、陽性とな った場合)で、当該糞便が採取された、又は当該死亡野鳥が回収された場所を 中心とする半径 10km を野鳥監視重点区域に指定する。(近隣国発生時には必要 に応じて指定) 県は管内の指定された野鳥監視重点区域において、野生鳥獣の異常の監視の 強化、巡視及び地域住民からの聞き取り等を行い、死亡個体や衰弱個体の早期 発見・回収に努め、表-3の対応レベルに基づき、死亡野鳥等調査を実施する。 なお、環境省が環境試料等調査(Ⅱ《調査手法について》参照)を実施する 場合は、県は情報提供等の協力を行う。 表-5 発生地周辺での調査及び対応 ウイルスの封じ込 め 作業者の感染防 御 対    応    手    法 目      標 死亡個体、衰弱個体の早期発見・回収。(衰弱個体は無理に捕獲しない。) 監視強化、巡視、聞き取りの実施。 (海外ではイタチ科の野生動物やイエネコへの感染死亡例もあることから哺乳 類の状況についても留意する) 異常監視の強化 回収時に袋の上から消毒薬を散布しながら作業を実施するなど慎重な作業を 実施する。 感染死亡個体の密封、確実な焼却処分。 接触のあった場所、器材等の十分な消毒。 作業者の靴や車両のタイヤの消毒。 家畜伝染病予防法による回収場所の消毒、通行制限・遮断等について、農林 水産部との協力・連携により適切な対応を実施。 頻繁な消毒の実施。 家禽での発生時には防疫措置が完了するまで発生地(農場)には出入りしな い。 手袋、マスクの着用。 消毒しやすい服装、長靴等の着用。 (大量死等状況によっては使い捨て感染防護服(PPE)の使用を検討する。)

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(2) 集団渡来地等で発生した場合 集団渡来地等において高病原性鳥インフルエンザが発生し、大量死のおそれ がある場合の基本的考え方は、周辺地域へのウイルス拡散防止と群れの中での 感染拡大防止である。 そのため、①群れを飛散させない、②死亡個体や衰弱個体の早期発見・回収 に努め群れから除去することを目標とし対策を講ずる。なお、衰弱個体の収容、 収容後の対応については注意を要する。(収容後の対応は愛鳥センター。) また、集団渡来地で発生した場合は、環境省と個別に協議を行うこととなる ので、発生が確認された場合あるいは発生の兆候が観察された場合は環境企画 課に連絡する。 表-6 集団渡来地で発生時の基本的対応       目      標 対    応    手    法 群れの観察強化。 衰弱個体、死亡個体の早期発見・回収。(衰弱個体は無理な捕獲は行わない。) 健康な個体の捕獲、捕殺は、群れの拡散を起こし、ウイルス拡散の可能性が あるため行わない。 給餌に強く依存している個体群は、給餌の中止により群れが移動しウイルスが 拡散する可能性があるため、状況に応じて給餌を継続することも検討する。 地域へのウイルス 拡散防止 群れの中での感 染拡大防止 衰弱個体の取扱 い 観光目的の一般人による給餌は休止する。 捕獲にあたってはウイルス拡散防止等のため完全に動けなくなるまで待つ。 (無理な捕獲は行わない。) 収容後1週間程度飼育して様子を観察。取扱いについては専門家の意見等も 踏まえ対応。簡易検査で陽性となった場合は安楽殺も検討。(愛鳥センター対 応) 衰弱個体の飼育観察では作業動線に注意し、感染を拡大させないよう十分留 意する。ケージ等飼育資材や飼育中の個体が死亡した場合等についても、十 分な消毒あるいは確実な焼却を行う。(愛鳥センター対応) 衰弱個体、死亡個体回収場所の消毒。(鳥や環境に与える影響に留意する。) 鳥の密度が高いほど感染が急速に拡大するので、群れが拡散しないよう留意 しつつ、群れの密度を下げる方法を検討。 (例:給餌している場合は給餌面積を拡大する等)

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(3) 環境省野鳥緊急調査チームの派遣 発生が確認されると、環境省は現地に野鳥緊急調査チームを派遣し、現地の 状況把握、監視等に関する助言指導の他、必要に応じて環境試料等調査(捕獲 によるウイルス検査、糞便調査、水質調査等)を行う。 県は、指導助言を受ける他、調査のための情報提供等協力を行う。 Ⅷ 愛鳥センターにおける傷病鳥獣等の収容 1 通常時の防疫体制について 愛鳥センターでは平常時から、収容個体の状況の注視、観察、施設の消毒等の 実施により、高病原性鳥インフルエンザの発生予防に努めるものとする。 2 一般住民等から傷病鳥獣の搬入があった場合の対応 (1) 愛鳥センターに直接、一般住民から傷病個体の持ち込みがあった場合は、傷 病鳥獣の症状や収容時の状況等を聞き取り、必要に応じて、愛鳥センターで簡 易検査を実施する。 (2) 搬入者には、その場で手の洗浄、消毒を行わせるとともに、状況により、靴 や車両のタイヤ等を消毒する。 (3) 簡易検査の結果が陽性の場合には、環境企画課に連絡するとともに、下越家 畜保健衛生所に協力要請のうえ、連携して検査試料の採取を行い、確定検査の ため確定検査機関に検査試料を送付する。なお、送付先確定機関については、 環境企画課で環境省に確認のうえ愛鳥センターに連絡する。 収容した傷病個体の取扱いについては、愛鳥センター紫雲寺さえずりの里に おける高病原性鳥インフルエンザ予防・発生対策マニュアルによることとする。 3 収容鳥獣等が高病原性鳥インフルエンザに感染した場合 収容している鳥獣に高病原性鳥インフルエンザ感染の疑いが生じた場合には、 速やかに環境企画課に連絡するとともに新発田地域振興局に連絡し関係部署と 協議のうえ、必要な対策を講ずるものとする。

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Ⅸ 夜間・休日における緊急時の連絡体制(参考フロー図) 緊急時に備え、各所属において夜間・休日における連絡・対応体制を整備してお く必要がある。鳥獣保護関係部局での想定される基本的なフロー図を参考として掲 載するので、各所属で連絡・対応体制を整備する。 1 全体フロー図 2 鳥獣保護関係部局の各所属における夜間・休日連絡・対応体制(参考フロー図) 図-2 全体連絡体制フロー図 図-3 各所属夜間・休日連絡体制フロー図

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様式1 (*通報があったものは検査の有無にかかわらず全て必要事項を記載し、情報を整理しておく。) 所属名 (記入者        ) 1 日 時 平成    年    月    日 午前・午後    時    分 2 通報者 氏 名 住 所 電話等   3 死亡野鳥の数・種類等 頭羽 死亡(     頭羽)   衰弱(     頭羽)  その他(      頭羽) 死亡(     頭羽)   衰弱(     頭羽)  その他(      頭羽) 死亡(     頭羽)   衰弱(     頭羽)  その他(      頭羽) 死亡(     頭羽)   衰弱(     頭羽)  その他(      頭羽) 4 発見場所 所在地 *見取図を添付(住宅地図等の写しで可) 発見場所の状況 □ 河川・湖沼 □ 森林 □ 住宅地 □ 水田 □ 畑 □ 草地 □ 道路 □ その他(      ) 5 発見現場の状況(聞き取り及び現場確認状況等) * 死体の発見地域状況やいつ頃から見られたか、その他異常な状況の有無等 6 死体の状況等   7 現場写真(個体の状況及び位地等)   * このシートは、電話等での聞き取りにより可能な限り詳細に記載する NO.        

死亡野鳥調査チェックシート

状 況 内 訳 種  類 処置:対応概要(検査結果)等

(19)

様式 2 平成   年   月   日分 No, 発見場所 鳥の種類 羽数 死体の状況 発見日時 発見者 収容者 処理内容 (検査を実施検査年月日 した場合) 検査実施者簡易検査結果 備考 (記載例) A市(B湖畔) オオハクチョウ 3 B湖畔の田で折り重なるように 死亡していた。外傷等は特にな し。 1月30日 午前11時 ○○集落住民 から通報 ○○環境セン ター職員 ○○家保で簡易検査 実施後、焼却処分 1月30日 ○○家保 陰性

死 亡 野 鳥 通 報 処 理 報 告 日 報

        地域振興局健康福祉(環境)部 17

(20)

様式 3  C T 新潟県 6002A001 1 1 A市(B湖畔) オオハクチョウ 2 2008/1/30 11:00○○集落住民からの通○○環境センター職員 1月30日○○家畜保健衛生所 1月30日 陰性 2 死体で発見1m間隔で2羽発見 2.簡易検査結果が陰性の個体については、検体は遺伝子検査機関に、死亡野鳥等調査報告書は、地方環境事務所と遺伝子検査機関両方に送付する。 3.検体番号:都道府県番号(2桁)+月(2桁)+実施機関記号(アルファベット)+野鳥の個体整理番号(3桁) 4.確定検査において陰性と転じることもあるため、死亡個体に関する情報をできる限り記録にとどめる。可能であれば死亡個体の写真撮影も行う。 5.発見場所については、できる限り詳しく記載し、可能であれば経度・緯度の記録、写真の撮影等を行う。 6.鳥の状態は、死亡野鳥の損傷、腐敗等の状態を記入する。 7.備考には、複数の鳥が死亡していた場合には、相互の距離や散乱状況を、また発見時点あるいはその前に特段の希少情報があれば記載する。 検査日時 簡易検査結果 検査羽数 鳥の状態 備考 1.1行に1個体の情報を記録し、スワブ採取場所(クロアカ採取の場合:C欄に1、気管採取の場合:T欄に1、採取しなければ0)を記入する。 発見日 発見時刻 発見者 収容者 収容日 検査の実施者 死 亡 野 鳥 等 調 査 報 告 書 新潟県○○家畜保健衛生所 都道府県 検体番号 採取部位 発見場所 鳥の種類 発見羽数 18

参照

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