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し すっきりした 音 になります 東 芝 の SSD 型 Vista 機 の Lilith 再 生 の 場 合 ですが SSD からの 再 生 でも HDD 再 生 のような 粗 さは 感 じられず 明 らかに 固 体 メモリー ドライブの 優 位 性 があると 言 えます しかし 再 生 ソフトを

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Academic year: 2021

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オーディオ実験室収載

静音

PC を使う

1.SSD 型ネットブック PC と HDD 型 PC との比較 以前から西野さんに静音PC を勧められており、オーでイオの集まりでも DELL 製 のSSD ドライブのネットブック PC の音を聴く機会がありました。その後、USB DA コンバーターQB-9 のデモで東芝製の SSD ネットブック PC(PANB100HNUF)の Vista 機が使われ、このものがネット上で台湾製なみのネットブック PC と同じくら いの値段で販売されていることを知り、仕事で持ち運びすることも兼ねて購入を決 めました。 http://dynabook.com/pc/catalog/nb/090119nb1/index_j.htm

再生ソフトに Lilith と foobar2000 を選び、同じ東芝の HDD 型の Vista 機 (TX/66GS)と、このネットブック PC の音を USB-101 経由で再生して比較しま した。音源は BS 放送から録音したドボルザークの弦楽四重奏アメリカの 2 楽章と ヘンデルのメサイアの冒頭の数楽章です。

東芝のHDD 型 Vista 機

再生ソフトLilith と foobar2000 は HDD から立ち上げ 音源はHDD(Desk Top)と USB-5 から読み出し 東芝のSSD 型 Vista 機 再生ソフトLilith と foobar2000 は SSD から立ち上げ 音源はSSD(D ドライブ)と USB-5 から読み出し まず、東芝のHDD 型 Vista 機で Lilith 再生の場合ですが、HDD 音源から再生する と、音のエッジが立ち、すこし粗さが目立ちます。USB-5 から再生すると音の木目 が細かくなり、静かに聴こえます。東芝のHDD 型 Vista 機で foobar2000 再生の場 合では、HDD 音源からの再生でも Lilith 再生に比べて好ましい落ちついた音質に なり、さらにfoobar2000 で USB-5 から再生すると、これまでのベストの状況にな り、これで問題ないのではないかという印象です。 しかし、東芝のSSD 型 Vista 機では、全般に HDD 型 Vista 機より音の透明度が増

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し、すっきりした音になります。東芝のSSD 型 Vista 機の Lilith 再生の場合ですが、 SSD からの再生でも HDD 再生のような粗さは感じられず、明らかに固体メモリー ドライブの優位性があると言えます。しかし、再生ソフトを foobar2000 にします と、さらに Lilith のくせみたいなものが取れ、SSD からの再生でも、USB-5 から の再生でも素直で自然な音楽になります。特に、foobar2000 により USB-5 からの 再生では録音の場の雰囲気みたいなものが聴き取れます。 結論として、SSD 型 Vista 機は HDD 型 Vista 機より、どのような再生ソフト使っ ても静かで音の透明度があります。音源を置く場所が、HDD から SSD になること により、USB-5 を脅かすくらいのクオリティになりますが、USB-5 特有の音楽の 音楽らしさを表現するところには、今一歩及ばないところがあります。 ともかく、このSSD ネットブック PC は、CDP や真空管アンプよりはるかに静か で、PC の騒音を嫌ってオーディオルームに PC を持ちこまないというマニアには一 つの解決になると思います。 なお、以上は音質についての報告ですが、SSD からシステムを立ち上げることによ り、重たいVista でも HDD にはない俊敏な動作が認められ、操作性においても優 れていると思います。さらに、このSSD タイプの PC は SSD 容量が 120GB,さら には520GB の高級機も出てくるようになっており、今後に期待が持てます。 2.SSD ネットブック PC における再生ソフトの比較

PC の再生ソフトはこれまで Windows Media Player, iTunes, Lilith, Frieve Audio などを比較し、主に Lilith を使ってきました。その後、エアーの QB-9 のデモで foobar2000 が使われていましたので、比較したところ、Lilith 特有のくせみたいな ものがなく、自然な再生ぶりに好感がもたれ、foobar2000 に乗り換えました。 http://www.foobar2000.org/ さらに、オーディオベーシックの増刊号の「PC オーディオ fan」などによれば、以 上の他にもいろいろな再生ソフトがあることがわかりましたので、これらも試して みることにしました。今回、テストしたものは下記のとおりで、一部分からないと ころはオーディオ仲間のご助力もお願いしました。 uLilith(Unicode Lilith:開発過程の暫定版) http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se467208.html XMPlay(PC オーディオ fan の記事で推奨) http://support.xmplay.com/files/xmplay_archive/xmplay342.zip VUPlayer(PC オーディオ fan の記事で評論家の三浦氏が使用) http://www.vuplayer.com/ Kantaris Media Player

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Media Monkey(PC オーディオ fan の記事で推奨) http://www.mediamonkey.com/download/

PC は上記の東芝の SSD 型 Vista 機で、foobar2000 をリファレンスとし、音源は BS 放送から録音したドボルザークの弦楽四重奏アメリカの 2 楽章とヘンデルのメ サイアの冒頭の数楽章などでUSB-5 から再生します。

なお、XP までしか使えない Frieve Audio を除き、Windows Media Player, iTunes +Quick Time Player, Lilith, Real Time Player なども同時に比較しました。このた め、デスクトップ上にこれらのショートカットアイコンが賑やかに並んでしまいま した。

再生ソフト一つ一つの特徴を述べたいこところですが、SSD 型+USB-5+USB-101 のセットでは、どのソフトを選んでも水準以上の再生が可能であり、一つ一つの違 いを聴きとるのがかなり困難です。

そこで音質の良く似たものをグループ分けしてみると、Windows Media Player, iTunes+Quick Time Player, Real Time Player が第一のグループ、Lilith, uLilith, Kantaris Media Player が第二のグループ、VUPlayer, foobar2000, Media Monkey, XMPlay が第三のグループとなります。第一のグループが元気・溌剌系、第二のグ ループはエッジ・シャープ系、第三のグループはスムース・ニュアンス系という印 象になりました。 結論的には、ネットブック PC と USB-5、USB-101 を使う限り、どのような再生 ソフトを使用しても、十分満足できる音質が得られます。あとは、音楽ジャンルに フィットしたものの選択、リッピングやフォーマット変換、イコライザー機能その 他多機能性の便利性を採るか、軽くて扱い易いものを採るかなど、使う側の考え方 で選択することになります。個人的には、音質の好みで第三のグループ、特に VUPlayer を使う機会が増えそうです。 3.SSD ネットブック PC の音質対策 SSD ネットブック PC の一層の音質向上を試みてみることにしました。 これまでの試聴では、USB-5 やポケットビットミニなどのメモリーは PC に直接つ ないでいました。USB メモリーをいくつか切り替えて使うために、自己給電式 USB ハブを繋ぐことにしました。USB ハブの経由は一般には推奨されていませんが、自 己給電式とすることにより、バスパワーより消費電力の点では有利ではないかと考 え、USB-5 直結と USB ハブ経由とを比較してみました。しかし、USB-5 直結から USB ハブ経由にすると、それほど大きな変化はないのですが、若干音のクオリティ の劣化が感じられます。

次に、HHD 型 PC にセットしていた中村製作所のアイソレーショントランス(K 谷さんからの借用品)をSSD ネットブック PC に移してみることにしました。アイ

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ソレーショントランスから電源を取ると音に力強さが出て、特にオーケストラの僅 かな音の濁りがとれます。 音質のためには、音源再生中は他の仕事はさせない方がいいと言われていますので、 システム音の停止、デスクトップ背景の停止、スクリーンセイバーの停止など、い くつか試してみました。その結果、無線 LAN の停止に若干効果があるように感じ ました。 以上から、アイソレーショントランスを使用し、記憶媒体はなるべく USB ハブ経 由とせずにPC 本体に直結させ、音楽再生時には無線 LAN を停止させることにしま した。 4.静音PC で高音質音源を聴く SSD ネットブック PC の音質が良いので、最近、ダウンロードサービスが始まった 高音質音源を聴いてみたいという思いに駆られます。ちょうどBunpei さんが LINN レコードの192KHz, 24bit の FLAC 音源をダウンロードし、WAV に変換していた だきましたので、これを聴いてみることにしました。また、オーディオベーシック 増刊のPC オーディオ fan 付録の 96KHz, 24bit の WAV 音源もありましたので、こ れについても聴いてみました。いずれの容量も大きいので、USB-5 では容量が追い つかず、SSD から再生します。

まず、LINN レコードの 192KHz, 24bit の音源ですが、Windows Media Player で は パ ッ チ 当 て が 必 要 と い う メ ッ セ ー ジ が 出 て き ま す が 、Lilith, VUPlayer, foobar2000 などではそのままで再生可能です。 音の傾向としては、ディテールの描写にすぐれ、個々の楽器の質感が正確であり、 音の滲みがほとんど感じられません。CD しか知らない人には驚きの音源となるで しょう。しかし、BS 音源に馴染んでいますと、いかにも「クールな高級 CD」とい った感じで、演奏会場で聴いているような臨場感には欠けるようです。これは 192KHz, 24bit というフォーマットの問題よりは、マルチマイクの録音やミックス ダウンの問題で、少ないマイクで録った BS のライブ音源に比べて位相が乱れてい るせいではないかと推測されます。 一方、PC オーディオ fan 付録の 96KHz, 24bit 音源は、ビオラ・ダ・ガンバとリュ ートの演奏ですので、近接マイクで録ったリアルな音がしますが、演奏会場の音と は違います。いずれもハイビット、ハイサンプリングの効果はあるものの、それに 合わせた録音やミックスダウンのテクニックが進んでいけば、演奏会場がオーディ オルームに再現するポテンシアルを持つように思います。 5.K 谷邸における試聴 東芝のSSD 型 PC を K 谷さんのシステムで聴いてみることにして持参しました。

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東芝のSSD 型 PC をザ・キット屋の DD コンバーター兼 DA コンバーターSV-192S の USB ポートに接続しただけで静かでクリーンな音がしました。K 谷さんが使用 している 200V からステップダウンしたクリーン電源から PC の電源を取りました ので、その効果や、SV-192S の 192KHz,24bit の DD コンバーター機能の効果も 大きいようです。 PC の再生ソフトは 4 種テストしました。どのソフトでも十分満足できる音質です が、Jazz 用、Classic 用の再生ソフトの選別もできるようですし、Classic でも金管 や打楽器の活躍する曲と倍音の多い弦楽にフィットしたものを選ぶこともできると 思います。 音源については、LINN レコードの 192KHz,24bit のマスター音源はやはり従来の CD の延長上のような音がしましたが、Bunpei さんがダウンロードされたノールウ ェーの2L の 192KHz,24bit(FLAC→WAV 変換)音源および 96KHz,24bit(WAV 変換)音源の方はハイスペックのメリットを感じるものがありました。LINN レコ ードの音源はもともとFLAC のフォーマットであるものを WAV に変換して再生し ています。もとの FLAC のままで再生できれば案外いいのかもしれないと思って、 帰宅後VUPlayer と foobar2000 で FLAC と WAV に変換したものを比べてみまし たが、大きな変わりはありませんでした。 以上のハイスペック音源に比べて、DAT の生録音、BS 音源、黄金時代の DECCA のアナログからリマスタリングしたアナログなどから SoundBlaster で取り込んだ 音源の方が自然な感じで鳴るように感じました。また、これらについては、SSD 型 PC の SSD 上に音源を置くより、USB-5 から読みだす方が独特の音楽性を感じとる ことができました。 以上の再生ソフトの音質差、音源のクオリティ、USB-5 の音質については拙宅での 結果を再現でき、K 谷さんにもご賛同を得ました。いずれにせよ、安価で購入でき るSSD ネットブック PC はトランスポートとしては十分すぎるパーフォーマンスを 示すということがK 谷さんのシステムでも確認できたと言えます。 6.SSD ネットブック PC 静音 PC 用ヘッドフォン ヘッドフォンはiPod 用に買ったゼンハイザーHD590 とモニタープレゼントで当選 したウルトラゾーネPRO900 がありますが、ヘッドフォンアンプを持っていません ので、iPod 以外は Sound Blaster の録音時のモニターに使う程度です。今回、SSD ネットブックの活用の一環として USB 入力のあるヘッドフォンアンプを購入した いと考え、持ち運びの容易さでIcon -mobile を選択しました。

http://www.nuforce.jp/icon/icon_mobile01.html

接続はいたって簡単でPC の USB ポートと Icon –mobile を付属の USB ケーブルで 接続するだけです。Icon –mobile からヘッドフォン出力をゼンハイザーとウルトラ

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ゾーネのヘッドフォンに取り出すと、相当なクオリティの音質で SSD 上や USB-5 に置いた音源を楽しめますし、重量が60g 以下と、持ち運ぶには最適です。 ゼンハイザーは音楽を気楽に楽しめるタイプ、ウルトラゾーネはモニター的と言え ますので、後者は微妙な音質判断に使えます。 7.BS 音源の取り込み方法 これまでのBS 音源の取り込みに際しては次のような方法で実施しています。 ブルーレイレコーダー(SP/DIF 同軸)→CRV-555(ABS-7777 クロック制御) →Audiotechnica 同軸/光変換器(光ケーブル)→SoundBlaster(USB)→PC しかし、ブルーレイレコーダーには光出力とアナログ出力もあり、SoundBlaster にはAD 変換機能もありますので、あらためてどのルートがよいか、次のような方 法についても検討してみることにしました。 ブルーレイレコーダー(S/PDIF 光)→SoundBlaster(USB)→PC ブルーレイレコーダー(アナログ)→SoundBlaster(USB)→PC これらは、CRV-555 と ABS-7777 による整音効果がない代わりに、経路が簡素化さ れていますし、アナログで受け渡しには、ブルーレイレコーダーのDA コンバータ ーとSoundBlaster における AD コンバーターが介在されています。 以上の比較はちょっと聴いただけでは違いが分かりにくいので、スピーカーを使用 せず、微妙な音質判断に使えるIcon –mobile とウルトラゾーネのヘッドフォンの組 み合わせで行いました。 やはり、CRV-555 と ABS-7777 による整音効果がある SP/DIF 同軸が音楽の微妙な 表現に忠実で、SP/DIF 同軸→S/PDIF 光→アナログの順に音の緻密さ、深さが薄ら いでいきます。しかし、アナログ出力の音質でもそれほど悪いわけではなく、この ブルーレイレコーダーの DA コンバーターは 192KHz,24bit の処理を行っている 効果が出ていると思われます。 8.まとめ 静音PC のまとめというよりは、PC オーディオのまとめになりますが、適切な PC を選択することにより、USB-101 併用でかなりのクオリティで音楽が楽しめるよう になります。また、それに留まらず、USB-5 など周辺の記憶媒体の選択、再生ソフ トの選択、ネット上の高音質音源の探索など、パッケージメディアにはない選択の 範囲が広がることが大きなメリットと考えられ、これらの選別により自分好みの音 楽の聴き方が広がることを期待して良いと言えます。パッケージメデイアの場合、 機器が決まれば、後はケーブルとかアクセサリーとかの調整に限定されるわけです から、PC オーディオで獲得できる自由度に魅力を感じています。あるネット上の Music Library でも 30 万枚の音源がありますから、それらの選択に困るほどです。

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少ない情報量と拙劣な技術の自作の時代から、オーディオ誌の評論家やディーラー による情報の中から機器を選択し、優秀録音と称する音源を購入した時代を経て、 PC というツールからネット上の広範囲な Web2.0(ネット上の不特定多数の人々(や 企業)を、受動的なサービス享受者ではなく能動的な表現者と認めて積極的に巻き 込んでいくための技術やサービス開発姿勢)の環境下で主体的に技術と音源を探索 する時代になったと感じています。そこでは、評論家やディーラーの情報に頼った りせず、自己責任とセンスが必要とされるのではないかと思います。 以上

参照

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