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目次 Ⅰ 保育所を設置できる方 保育所の認可の申請に係る審査要件... 1 Ⅱ 運営方法 保育所の一般原則 保育乳幼児及び利用定員 保育時間 保育料 運営規程 報告及び立入調査等 特定教育

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郡山市認可保育所の設置に関する手引き

平成28年3月

郡山市こども育成課

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目次 Ⅰ 保育所を設置できる方 ... 1 1 保育所の認可の申請に係る審査要件 ... 1 Ⅱ 運営方法 ... 4 1 保育所の一般原則 ... 4 2 保育乳幼児及び利用定員 ... 4 3 保育時間 ... 4 4 保育料 ... 5 5 運営規程 ... 5 6 報告及び立入調査等 ... 5 7 特定教育・保育に関する評価等 ... 6 Ⅲ 設備 ... 7 1 設備の基準 ... 7 Ⅳ 職員 ... 11 1 職員 ... 11 2 勤務体制の確保 ... 12 3 保育所の職員の一般的要件 ... 12 4 職員の知識及び技能の向上等 ... 12 5 他の社会福祉施設等を併せて設置するときの設備及び職員の基準 ... 12 Ⅴ 給食 ... 13 1 食事 ... 13 2 調理業務の委託 ... 13 3 食事の提供の特例 ... 14 Ⅵ 保育内容 ... 15 1 保育の内容 ... 15 2 利用乳幼児を平等に取り扱う原則 ... 15 3 虐待等の禁止 ... 15 4 懲戒に係る権限の濫用禁止 ... 15 5 利用乳幼児及び職員の健康診断 ... 15 6 衛生管理等 ... 16 7 非常災害 ... 16 8 緊急時等の対応 ... 16 9 事故発生の防止及び発生時の対応 ... 16 10 保育所内部の規程 ... 17 11 保育所に備える帳簿 ... 17 12 特定教育・保育の提供の記録 ... 18 13 記録の整備 ... 18 14 苦情への対応 ... 18 15 保護者との連絡 ... 19

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16 相談及び援助 ... 19 17 秘密保持等 ... 19 18 掲示 ... 19 19 利益供与等の禁止 ... 20 20 小学校等との連携 ... 20 21 地域との連携等 ... 20 Ⅶ 入所の手順等 ... 21 1 保育所の利用手続きの流れ(郡山市に住民票がある方) ... 21 2 情報の提供等 ... 21 3 あっせん、調整及び要請に対する協力 ... 21 4 保育所の内容及び手続の説明及び同意 ... 21 5 利用者負担額等の受領 ... 22 6 受給資格等の確認 ... 22 7 支給認定の申請に係る援助 ... 22 8 支給認定保護者に関する市町村への通知 ... 23 Ⅷ 給付費 ... 24 1 会計の区分 ... 24 2 給付費の額 ... 24 Ⅸ 各種相談等 ... 25 1 各種相談 ... 25 2 施設整備補助等 ... 25 3 よくある質問 ... 25

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Ⅰ 保育所を設置できる方

保育所は、郡山市長の認可を得て設置することができます。また、認可後は、郡山市が行う立ち入り、 検査、各種指導等に従う必要があります。 1 保育所の認可の申請に係る審査要件 保育所の認可の申請については、個別の申請の内容について、以下の基準により審査します。1 (1) 認可の申請をした者が社会福祉法人又は学校法人(以下「社会福祉法人等」という。)である場 合は、郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例(平成 24 年郡山市条例第 61 号。以下「最低基準」という。)に適合するほか、児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号。以下「法」 という。)第 35 条第 5 項第 4 号に定める欠格事由に該当しないこと。 (2) 認可の申請をした者が、社会福祉法人等以外の場合は、郡山市保育所設置認可等事務取扱要綱 (平成 13 年 6 月 11 日制定。以下「事務取扱要綱」という。)第 13 条及び別表第2の規定により 審査します。なお、社会福祉法人等以外の者に対して、保育所の設置認可を行う場合には、事務取 扱要綱第 14 条及び別表第3の規定により認可条件を付します。 別表第2 社会福祉法人等以外の者への認可審査基準(第 13 条関係) 1 法第 35 条第5項第1号に定める保育所を経営するために必要な経済的基礎があることとは、次 に掲げる要件のうち、第1号、第4号及び第5号に必ず該当し、かつ、第2号又は第3号のいずれ かに該当するものであること。 (1) 保育所の年間事業費の 12 分の1以上に相当する資金を、普通預金、当座預金等により有して いること。 (2) 保育所の経営を行うために直接必要な全ての土地及び建物について所有権を有していること 又は国若しくは地方公共団体から貸与若しくは使用許可を受けていること。 (3) 保育所の用に供する土地又は建物について、国又は地方公共団体以外の者から貸与を受けて いる場合は、事業が安定的及び継続的に行われるために、次に定める要件を全て満たしている こと。 ア 貸与を受けている土地又は建物については、原則として、地上権又は賃借権を設定し、か つ、これを登記していること。ただし、次のいずれかに該当する場合は、地上権又は賃借権 の登記を行わないことができる。 (ア) 建物の賃貸借期間が賃貸借契約において 10 年以上とされている場合 (イ) 貸主が、地方住宅公社若しくはこれに準ずる法人又は地域における基幹的交通事業者等の 信用力の高い主体である場合 イ 賃借料が、地域の水準に照らして適正な額以下であること。 ウ 賃借料の財源について、安定的に賃借料を支払い得る財産が確保されていること。また、こ れとは別に、当面の支払いに充てるための①1年間の賃借料に相当する額と②1,000 万円(1 1 児童福祉法第 35 条第 5 項

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2 年間の賃借料が 1,000 万円を超える場合には当該1年間の賃借料相当額)を基本として、事業 規模に応じ、当該保育所が安定的に運営可能と市が認めた額の合計額の資金を安全性がありか つ換金性の高い形態(普通預金、定期預金、国債等)により保有していること。 エ ウ②で認めた額については、地上権・賃借権の登記、賃貸借契約期間の長さ等施設使用の安 全性の高さ、当該主体の総合的な財政力の高さ、公的補助による継続的な賃借料補助、これま での施設の経営・運営実績等過去の安定性の高さ等を勘案し、賃貸施設であっても安定的に事 業経営が認められる場合には2分の1を目途とする範囲内で当該額を減額ができる。 オ 賃借料及びその財源が収支予算書に適正に計上されていること。 (4) 直近の会計年度において、当該保育所を経営する事業以外の事業を含む当該設置経営者の全 体の財務内容について、3年以上連続して損失を計上していないこと。 (5) 本市が課税する法人市民税及び固定資産税の滞納がないこと。 2 当該保育所の経営担当役員(業務を執行する社員、取締役、執行役又はこれらに準ずる者)が、 郡山市暴力団排除条例(平成 24 年郡山市条例第 46 号)第2条第2号に規定する暴力団員又は第8条 に規定する社会的非難関係者と認められる者でない等、社会的信望を有すること。 3 法第 35 条第3項第3号に定める実務を担当する幹部職員が社会福祉事業に関する知識又は経験 を有することとは、次のいずれかに該当するものであること。 (1) 実務を担当する幹部職員が、次のいずれかの施設において2年以上勤務した経験を有する者若 しくはこれと同等以上の能力を有すると認められる者であること又は経営担当役員に社会福祉事 業について知識経験を有する者を含むこと。 ア 法第7条に定める児童福祉施設 イ 当該保育所が当該認可の申請以前に、法第 59 条の2に定める施設(以下「認可外保育施 設」という。)として設置されていた場合は当該認可外保育施設 (2) 経営担当役員に、保育サービスの利用者(これに準ずる者を含む。)及び実務を担当する幹部 職員を含むこと。 4 法第 35 条第5項第4号に掲げられた基準に該当しないこと。 別表第3 社会福祉法人等以外の者による保育所設置認可条件(第 14 条関係) 1 最低基準を維持するために、当該保育所の設置者に対して必要な報告を求めた場合には、これに 応じること。 2 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準(平成 26 年内閣府令第 39 号) 第 33 条を踏まえ、収支計算書又は損益計算書において、保育所を経営する事業に係る区分を設ける こと。 3 保育所を経営する事業については、積立金・積立資産明細書を作成すること。 4 学校法人会計基準及び企業会計の基準による会計処理を行っている場合は、2に定める区分ごと に積立金・積立資産明細書を作成すること。なお、企業会計の基準による会計処理を行っている場 合は、2に定める区分ごとに、企業会計の基準による貸借対照表(流動資産及び流動負債のみを記 載)、借入金明細書及び基本財産及びその他の固定資産(有形固定資産)の明細書を作成すること。

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3 5 毎会計年度終了後3か月以内に、次に掲げる書類に保育所等の経営に係る現況報告書を添付して 提出すること。 (1)前会計年度末における貸借対照表 (2)前会計年度の収支計算書又は損益計算書 (3)保育所を経営する事業に係る前会計年度末における積立金・積立金明細書。ただし、学校法人 会計基準及び企業会計による会計処理を行っている場合は、保育所を経営する事業に係る前会 計年度末における積立金・積立資産明細書 (4)企業会計の基準による会計処理を行っている場合は、保育所を経営する事業に係る前会計年度 末における企業会計の基準による貸借対照表(流動資産及び流動負債のみを記載)、借入金明細 書及び基本財産及びその他の固定資産(有形固定資産)の明細書 6 認可を受けた後、申請時に提出した諸規定及び保育所建設に要した経費の借入れに係る償還計 画に変更を生じる場合は、市に対して事前に協議を行うこと。

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Ⅱ 運営方法

1 保育所の一般原則 保育所の設置経営を行う者(以下「設置経営者」という。)は、以下の一般原則を遵守する必要があ ります。 (1) 保育所は、入所している者の人権に十分配慮するとともに、一人一人の人格を尊重して、その運 営を行わなければならない。2 (2) 保育所は、地域社会との交流及び連携を図り、乳幼児の保護者及び地域社会に対し、当該保育所 の運営の内容を適切に説明するよう努めなければならない。3 (3) 保育所は、その運営の内容について、自ら評価を行い、その結果を公表するよう努めなければな らない。4 (4) 保育所には、法に定めるそれぞれの施設の目的を達成するために必要な設備を設けなければなら ない。5 (5) 保育所の構造設備は、採光、換気等入所している者の保健衛生及びこれらの者に対する危害防止 に十分な考慮を払って設けられなければならない。6 2 保育乳幼児及び利用定員 保育所は、保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とす る施設であり、利用定員は 20 人以上とする必要があります。7 <技術的助言> (1) 保育所の利用定員構成は、0・1歳児≦2歳児≦3歳以上児となるよう設定することが望 ましいです。 3 保育時間 (1) 保育所における保育時間は、1 日につき 8 時間を原則とし、乳幼児の保護者の労働時間その他 家庭の状況等を考慮して設定してください。8 (2) 保育標準時間とは、1 日当たり 11 時間の時間帯をいいます。9 (3) 保育短時間とは、1 日当たり 8 時間の時間帯をいいます。10 <技術的助言> (1) 保育標準時間(1日当たり 11 時間までに限る)及び保育短時間(1日当たり8時間まで に限る)とは別に、1日当たり1時間以上の延長保育を実施することが望ましいです。 2 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 5 条第 1 項 3 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 5 条第 2 項 4 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 5 条第 3 項 5 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 5 条第 4 項 6 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 5 条第 5 項 7 児童福祉法第 39 条第 1 項 8 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 36 条 9 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する規則第2条第7号 10 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する規則第2条第8号

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5 4 保育料 (1) 保護者負担額は、別添「郡山市の保育料(利用者負担額)」のとおりです。11 (2) 延長保育料は、各保育所で設定することができます。なお、公立保育所の延長保育料は以下の とおりです。12 <公立保育所の延長保育料> 延長保育料金 1 時間当たり 100 円 なお、1 時間に満たない場合は 1 時間として計算します。また、 朝の延長保育料と夕方の延長保育料は、時間を合算せず、それぞ れ計算します。 保育標準時間利用の場合 満 1 歳以上のお子さんが対象です。 保育短時間利用の場合 原則、満 1 歳以上のお子さんが対象です。 保育短時間の利用時間帯を超えて利用する場合は、保育標準時間 の利用時間帯内であれば、満 1 歳未満のお子さんの延長保育も利 用できます。 5 運営規程 保育所は、以下に掲げる事業の運営に関する重要事項を定める必要があります。13 (1) 施設の目的及び運営の方針 (2) 提供する保育の内容 (3) 職員の職種、員数及び職務の内容 (4) 保育の提供を行う日及び時間並びに保育の提供を行わない日 (5) 保護者から受領する費用の種類、支払を求める理由及びその額 (6) 乳児、満3歳に満たない幼児及び満3歳以上の幼児の区分ごとの利用定員 (7) 保育所の利用開始及び終了に関する事項並びに保育所の利用に当たっての留意事項 (8) 緊急時等における対応方法 (9) 非常災害対策 (10) 虐待の防止のための措置に関する事項 (11) その他保育所の運営に関する重要事項 6 報告及び立入調査等 郡山市は、保育所に対して、以下の調査等を行うことができ、設置経営者は、当該調査に協力する 必要があります。 (1) 郡山市は、最低基準を維持するため、設置経営者又は保育所の長に対して、必要な報告を求 め、乳幼児の福祉に関する事務に従事する職員に、関係者に対して質問させ、若しくはその施設に 立ち入り、設備、帳簿書類その他の物件を検査させることができます。14 11 郡山市保育所条例第4条、郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する規則第3条 12 郡山市保育所条例第 5 条 13 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 20 条 14 児童福祉法第 46 条第 1 項

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6 (2) 郡山市は、保育所の設備又は運営が基準に達しないときは、設置経営者に対し、必要な改善を 勧告し、又は設置経営者がその勧告に従わず、かつ、児童福祉に有害であると認められるときは、 必要な改善を命ずることができます。15 (3) 郡山市は、保育所の設備又は運営が基準に達せず、かつ、児童福祉に著しく有害であると認め られるときは、郡山市地方社会福祉審議会の意見を聴き、設置経営者に対し、その事業の停止を命 ずることができます。16 7 特定教育・保育に関する評価等 (1) 保育所は、自らその提供する特定教育・保育の質の評価を行い、常にその改善を図る必要があり ます。17 (2) 保育所は、定期的に外部の者による評価を受けて、それらの結果を公表し、常にその改善を図る よう努める必要があります。18 15 児童福祉法第 46 条第3項 16 児童福祉法第 46 条第 4 項 17 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 16 条第 1 項、郡山市児童福祉施設の設備及び運 営に関する基準を定める条例第 39 条第 1 項 18 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 16 条第 2 項、郡山市児童福祉施設の設備及び運 営に関する基準を定める条例第 39 条第 2 項

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Ⅲ 設備

1 設備の基準 保育所の設備の基準は、次のとおりとする。19 (1) 乳児又は満2歳に満たない幼児を入所させる保育所には、乳児室又はほふく室、医務室、調理室 及び便所を設けること。20 (2) 乳児室及びほふく室の面積は、乳児又は満2歳に満たない幼児1人につき 3.3 平方メートル以 上であること。21 (3) 乳児室又はほふく室には、保育に必要な用具を備えること。22 (4) 満2歳以上の幼児を入所させる保育所には、保育室又は遊戯室、屋外遊戯場(保育所の付近にあ る屋外遊戯場に代わるべき場所を含む。次号において同じ。)、医務室、調理室及び便所を設けるこ と。23 (5) 保育室又は遊戯室の面積は、満2歳以上の幼児1人につき 1.98 平方メートル以上、屋外遊戯場 の面積は、満2歳以上の幼児1人につき 3.3 平方メートル以上であること。24 (6) 保育室又は遊戯室には、保育に必要な用具を備えること。25 (7) 乳児室、ほふく室、保育室又は遊戯室(以下「保育室等」という。)を2階に設ける建物は次の ア、イ及びカの要件に、保育室等を3階以上に設ける建物は次のイからクまでの要件に該当するも のであること。26 ア 建築基準法(昭和 25 年法律第 201 号)第2条第9号の2に規定する耐火建築物又は同条第 9号の3に規定する準耐火建築物(同号ロに該当するものを除く。)であること。27 イ 保育室等が設けられている次の表の左欄に掲げる階に応じ、同表の中欄に掲げる区分ごとに、 それぞれ同表の右欄に掲げる施設又は設備が1以上設けられていること。28 階 区分 施設又は設備 2階 常用 1 屋内階段 2 屋外階段 避難用 1 建築基準法施行令(昭和 25 年政令第 338 号)第 123 条第1項各号又は 同条第3項各号に規定する構造の屋内階段(ただし、同条第1項の場合にお いては、当該階段の構造は、建築物の1階から2階までの部分に限り、屋内 と階段室とは、バルコニー又は付室を通じて連絡することとし、かつ、同条 第3項第2号、第3号及び第9号を満たすものとする。) 2 待避上有効なバルコニー 19 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条 20 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第1項第 1 号 21 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 2 号 22 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 3 号 23 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 4 号 24 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 5 号 25 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 6 号 26 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 7 号 27 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 7 号ア 28 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 7 号イ

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8 3 建築基準法第2条第7号の2に規定する準耐火構造の屋外傾斜路又はこ れに準ずる設備 4 屋外階段 3階 常用 1 建築基準法施行令第 123 条第1項各号又は同条第3項各号に規定する構 造の屋内階段 2 屋外階段 避難用 1 建築基準法施行令第 123 条第1項各号又は同条第3項各号に規定する構 造の屋内階段(ただし、同条第1項の場合においては、当該階段の構造は、 建築物の1階から3階までの部分に限り、屋内と階段室とは、バルコニー又 は付室を通じて連絡することとし、かつ、同条第3項第2号、第3号及び第 9号を満たすものとする。) 2 建築基準法第2条第7号に規定する耐火構造の屋外傾斜路又はこれに準 ずる設備 3 屋外階段 4 階 以 上 常用 1 建築基準法施行令第 123 条第1項各号又は同条第3項各号に規定する構 造の屋内階段 2 建築基準法施行令第 123 条第2項各号に規定する構造の屋外階段 避難用 1 建築基準法施行令第 123 条第1項各号又は同条第3項各号に規定する構 造の屋内階段(ただし、同条第1項の場合においては、当該階段の構造は、 建築物の1階から保育室等が設けられている階までの部分に限り、屋内と階 段室とは、バルコニー又は外気に向かって開くことのできる窓若しくは排煙 設備(同条第3項第1号に規定する国土交通大臣が定めた構造方法を用いる ものその他有効に排煙することができると認められるものに限る。)を有す る付室を通じて連絡することとし、かつ、同条第3項第2号、第3号及び第 9号を満たすものとする。) 2 建築基準法第2条第7号に規定する耐火構造の屋外傾斜路 3 建築基準法施行令第 123 条第2項各号に規定する構造の屋外階段 ウ イに掲げる施設及び設備が避難上有効な位置に設けられ、かつ、保育室等の各部分からその一 に至る歩行距離が 30 メートル以下となるように設けられていること。29 エ 保育所の調理室(次に掲げる要件のいずれかに該当するものを除く。エにおいて同じ。)以外の 部分と保育所の調理室の部分が建築基準法第2条第7号に規定する耐火構造の床若しくは壁又は 建築基準法施行令第 112 条第1項に規定する特定防火設備で区画されていること。この場合に おいて、換気、暖房又は冷房の設備の風道が、当該床若しくは壁を貫通する部分又はこれに近接 する部分に防火上有効にダンパーが設けられていること。30 (ア) スプリンクラー設備その他これに類するもので自動式のものが設けられていること。 (イ) 調理用器具の種類に応じて有効な自動消火装置が設けられ、かつ、当該調理室の外部への 29 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 7 号ウ 30 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 7 号エ

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9 延焼を防止するために必要な措置が講じられていること。 オ 保育所の壁及び天井の室内に面する部分の仕上げを不燃材料でしていること。31 カ 保育室等その他乳幼児が出入し、又は通行する場所に、乳幼児の転落事故を防止する設備が設 けられていること。32 キ 非常警報器具又は非常警報設備及び消防機関へ火災を通報する設備が設けられていること。33 ク 保育所のカーテン、敷物、建具等で可燃性のものについて防炎処理が施されていること。34 (8) 各部屋の面積には、部屋の内法面積とし、手洗いなどの設備や柱等の構造物、ロッカー等の床 に直接置くものの占める面積は除いてください。35 <技術的助言> (1) 乳児室等の乳児の保育を行う場所は、他の幼児の保育を行う場所と区画されており、かつ乳 児の安全性が確保されていることが望ましい。 (2) 乳児室等の乳児の保育を行う場所は、より乳児の安全を確保するために、事務室や調理室の 職員が目視等できる位置に配置することが望ましい。 (3) 児童の手の届く高さ(床面から高さ、1.3m程度)については、突起物・スイッチ類固定仕 様の設備等を設置しないことが望ましい。 (4) 児童の生活空間の出隅部分は、全て大きく丸面にすることが望ましい。 (5) 乳児室、ほふく室及び保育室には、利用乳幼児用の手洗いを設けることが望ましい。 (6) 乳児室、ほふく室及び保育室には、遊具等や寝具等を収納するためのスペースを設けること が望ましい。 (7) 乳児室及びほふく室には、室内又は隣接する場所に、利用乳幼児用の沐浴室又は沐浴設備を 設けることが望ましい。 (8) インフルエンザや感染性胃腸炎の拡散を防ぐため、乳児室、ほふく室及び保育室を経由せず に移動できる経路を確保していることが望ましい。 (9) 満2歳以上の幼児を預かる施設にあっては、一斉保育や行事等に使用するため、保育室とは 別に独立の遊戯室を設置することが望ましい。基準は設けないが、遊戯室本来の目的を考慮す ること。保育室との区画は、可動式の間仕切りでも可とする。 (10) 園舎及び屋外遊技場は、同一の敷地内又は隣接する位置に設けることを原則とする。ただ し、敷地内に屋外遊技場を設けることが困難な場合は、付近にそれと代わるべき公園等の代替 地を設定しなければならないが、その場合について、次に掲げる要件のすべてを満たすことが 望ましい。 ア 幼児が安全に移動できる場所であること。 イ 幼児が安全に利用できる場所であること。 ウ 幼児が日常的に利用できる場所であること。 エ 保育の適切な提供が可能な場所であること。 31 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 7 号オ 32 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 7 号カ 33 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 7 号キ 34 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 33 条第 1 項第 7 号ク 35 郡山市保育所設置認可等事務取扱要綱第7条第 1 項第 1 号

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10 (11) 調理室には、調理員専用の手洗いが設置されていることが望ましい。 (12) 調理室の調理設備として、炊飯器、冷凍冷蔵庫、2槽式シンク、必要な数のコンロ、調理 台、配膳台、オーブン、食器消毒保管庫、湯沸かし器等が設置されていることが望ましい。 (13) 保存食は、原材料、調理済み食品を食品ごとに 50g 程度、密封の上、2週間以上保存す る必要があるので、-20℃以下に保つことができるものを設置することが望ましい。 (14) 児童便所、調理員便所、調理員以外の職員便所はそれぞれ別に設けることが望ましい。 (15) 児童便所、調理員便所、調理員以外の職員便所には、手洗い設備を設けることが望ましい。 (16) 児童便所の便器は、児童が安全かつ衛生的に使用するために、補助便座及びオマルの使用 は控えることが望ましい。 (17) 児童便所の便器は、小便器及び大便器をそれぞれ設けることが望ましい。 (18) 施設内に、スロップシンク等の清掃用具等を洗うための設備を設けることが望ましい。 (19) 事務室を設ける場合は、来客への応対や防犯や緊急時の対応が容易にできる位置に配置す ることが望ましい。 (20) 近隣地域との交通問題を生じさせないため、原則として定員の1割以上の台数の送迎用車 両の駐車スペースを確保することが望ましい。 (21) 建物は、新耐震基準を満たし、耐震上問題ないこと、又は、昭和 56 年5月 31 日以前に 建築された建物である場合は、耐震診断を実施し、問題が無いこと、又は、耐震補強済である ことが望ましい。 ※新耐震基準:昭和 56 年 6 月に改正された建築基準法に基づく耐震基準。

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Ⅳ 職員

1 職員 (1) 保育所には、保育士、嘱託医、嘱託歯科医及び調理員を配置すること。ただし、調理業務の全部 を委託する場合は、調理員を置かないことができます。36 (2) 保育士の数は、乳児おおむね3人につき1人以上、満1歳以上満3歳に満たない幼児おおむね6 人につき1人以上、満3歳以上満4歳に満たない幼児おおむね20人につき1人以上、満4歳以上の 幼児おおむね30人につき1人以上とする。ただし、保育所1につき2人を下回ることはできません。 37 (3) 乳児を入所させる保育所にあっては、保健師又は看護師を配置するよう努めてください。38 (4) 乳児4人以上を入所させる保育所に係る保育士の数の算定については、当分の間、当該保育所に 勤務する保健師、看護師又は准看護師を、1人に限って、保育士とみなすことができます。39 (5) 次の条件のすべてを満たす場合には、最低基準上の定数の一部に短時間勤務(1日6時間未満 又は月 20 日未満勤務)の保育士を充てても差し支えありません。なお、この適用に当たっては、 組やグループ編成を適切に行うとともにこれを明確にしておく必要があります。40 ア 常勤の保育士が各組や各グループに1名以上(乳児を含む各組や各グループであって当該組・ グループに係る最低基準上の保育士定数が2名以上の場合は、1名以上ではなく2名以上)配置 されていること。 イ 常勤の保育士に代えて短時間勤務の保育士を充てる場合の勤務時間数が、常勤の保育士を充て る場合の勤務時間数を上回ること。 (6) 配置すべき保育士の数の具体的な算定方法は、年齢別に、子どもの数を配置基準で除して小数点 第 1 位まで求め(小数点第 2 位以下切捨て)、各々を合計した後に小数点以下を四捨五入した数に なります。41 (7) 短時間勤務の保育士を配置基準の定数の一部に充てる場合は、以下の算定式により常勤職員数に 換算してください。42 <常勤換算値を算出するための算式> 短時間勤務の教育・保育に従事する者及び常勤の教育・保育に従事する者以外の教育・保育に従 事する者の 1 か月の勤務時間数の合計÷各施設・事業所の就業規則等で定めた常勤職員の1か月 の勤務時間数=常勤換算値(小数点第 1 位を四捨五入) (8) 乳児9人以上を入所させる保育所にあっては、保健師、看護師又は准看護師1人を置き、乳児6 人以上を入所させる保育所にあっては、保健師、看護師又は准看護師1人を置くように努めること。 43 36 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 35 条第 1 項、保育所における嘱託歯科医の設置について(昭和 58 年 4月 21 日児発第 284 号厚生省児童家庭局長通知) 37 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 35 条第 2 項 38 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 35 条第 3 項 39 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例附則第 7 項 40 保育所における短時間勤務の保育士の導入について(平成 10 年2月 18 日児発第 85 号厚生省児童家庭局長通知) 41 内閣府作成「公定価格に関する FAQ(よくある質問)」No8 平成 27 年 9 月 18 日時点版 42 内閣府作成「公定価格に関する FAQ(よくある質問)」No9 平成 27 年 9 月 18 日時点版 43 保育所における乳児に係る保母の配置基準の見直し等について(平成 10 年4月9日児発第 305 号厚生省児童家庭局長通知)

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12 <技術的助言> (1) 嘱託医の配置に関しては、次のとおり書面を取り交わすことが望ましい。 (ア) 保育所と嘱託医との間で、契約書(合意書)を締結すること。 (イ) 嘱託医報酬については、双方の協議により決定し、給付費から支出し、保育所が嘱託医に 直接支払うこと。 2 勤務体制の確保 (1) 保育所は、利用乳幼児に対し、適切な特定教育・保育を提供することができるよう、職員の勤務 の体制を定める必要があります。44 (2) 保育所は、当該保育所の職員によって特定教育・保育を提供する必要があります。ただし、乳幼 児に対する特定教育・保育の提供に直接影響を及ぼさない業務については、この限りでありません。 45 (3) 保育所は、職員の資質の向上のために、その研修の機会を確保する必要があります。46 3 保育所の職員の一般的要件 保育所に入所している者の保育に従事する職員は、健全な心身を有し、豊かな人間性と倫理観を備 え、児童福祉事業に熱意のある者であって、できる限り児童福祉事業の理論及び実際について訓練を 受けた者である必要があります。47 4 職員の知識及び技能の向上等 (1) 保育所の職員は、常に自己研さんに励み、保育所の目的を達成するために必要な知識及び技能の 修得、維持及び向上に努める必要があります。48 (2) 保育所は、職員に対し、その資質の向上のための研修の機会を確保する必要があります。49 5 他の社会福祉施設等を併せて設置するときの設備及び職員の基準 保育所は、他の社会福祉施設等を併せて設置するときは、必要に応じ当該保育所の設備及び職員の 一部を併せて設置する他の社会福祉施設等の設備及び職員に兼ねることができます。ただし、乳児 室、ほふく室、保育室及び保育所に特有の設備並びに利用乳幼児の保育に直接従事する職員について は、この限りではありません。50 44 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 21 条第 1 項 45 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 21 条第 2 項 46 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 21 条第 3 項 47 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 7 条 48 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 8 条第 1 項 49 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 8 条第 2 項 50 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 9 条

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Ⅴ 給食

1 食事 (1) 保育所は、利用乳幼児に食事を提供するときは、当該保育所内で調理する方法により行う必要 があります。51 (2) 保育所において、利用乳幼児に食事を提供するときは、その献立は、できる限り、変化に富 み、利用乳幼児の健全な発育に必要な栄養量を含有するものとする必要があります。52 (3) 食事は、食品の種類及び調理方法について栄養並びに利用乳幼児の身体的状況及びし好を考慮 したものとする必要があります。53 (4) 調理は、あらかじめ作成された献立に従って行う必要があります。54 (5) 保育所は、乳幼児の健康な生活の基本としての食を営む力の育成に努める必要があります。55 2 調理業務の委託56 (1) 次の要件を満たす保育所は、当該保育所の利用乳幼児に対する調理業務を委託することができま す。ただし、この場合であっても、保育所内の調理室を使用して調理を行う必要があります。 ア 乳幼児に対する食事の提供の責任が保育所にあり、当該保育所が衛生面、栄養面等業務上必要 な注意を果たし得るような体制及び調理業務の受託者との契約内容が確保されていること。 イ 保育所又はその他の施設、保健所、郡山市等の栄養士により、献立等について栄養の観点から の指導が受けられる体制にある等、栄養士による必要な配慮が行われること。 ウ 乳幼児の年齢及び発達の段階並びに健康状態に応じた食事の提供や、アレルギー、アトピー等 への配慮、必要な栄養素量の給与等、乳幼児の食事の内容、回数及び時機に適切に応じることが できること。 エ 食を通じた乳幼児の健全育成を図る観点から、乳幼児の発育及び発達の過程に応じて食に関し 配慮すべき事項を定めた食育に関する計画に基づき食事を提供するよう努めること。 (2) 受託者は次に掲げる事項をすべて満たすものである必要があります。 ア 保育所における給食の趣旨を十分認識し、適正な給食材料を使用するとともに所要の栄養素量 が確保される調理を行うこと。 イ 調理業務の運営実績や組織形態からみて、当該受託業務を継続的かつ安定的に遂行できる能力 を有すると認められるものであること。 ウ 受託業務に関し、専門的な立場から必要な指導を行う栄養士が確保されていること。 エ 調理業務に従事する者の大半は、当該業務について相当の経験を有するものであること。 オ 調理業務従事者に対して、定期的に、衛生面及び技術面の教育又は訓練を実施すること。 カ 調理業務従事者に対して、定期的に、健康診断及び検便を実施すること。 キ 不当廉売行為等健全な商習慣に違反する行為を行わないこと。 51 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 14 条第1項 52 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 14 条第2項 53 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 14 条第3項 54 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 14 条第4項 55 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 14 条第 5 項 56 保育所における調理業務の委託(平成 10 年 2 月 18 日付児発第 86 号厚生省児童家庭局長通知)

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14 3 食事の提供の特例 (1) 次の各号に掲げる要件を満たす保育所は、当該保育所の満3歳以上の幼児に対する食事の提供 について、当該保育所外で調理し搬入する方法により行うことができます。この場合において、当 該保育所は、当該食事の提供について当該方法によることとしてもなお当該保育所において行うこ とが必要な調理のための加熱、保存等の調理機能を有する設備を備える必要があります。57 ア 幼児に対する食事の提供の責任が当該保育所にあり、その管理者が、衛生面、栄養面等業務上 必要な注意を果たし得るような体制及び調理業務の受託者との契約内容が確保されていること。 58 イ 当該保育所又は他の施設、保健所、郡山市等の栄養士により、献立等について栄養の観点から の指導が受けられる体制にある等、栄養士による必要な配慮が行われること。59 ウ 調理業務の受託者を、当該保育所における給食の趣旨を十分に認識し、衛生面、栄養面等、調 理業務を適切に遂行できる能力を有する者とすること。60 エ 幼児の年齢、発達の段階及び健康状態に応じた食事の提供並びにアレルギー、アトピー等への 配慮、必要な栄養素量の給与等、幼児の食事の内容、回数及び時機に適切に応じることができる こと。61 オ 食を通じた乳幼児の健全育成を図る観点から、乳幼児の発育及び発達の過程に応じて食に関し 配慮すべき事項を定めた食育に関する計画に基づき食事を提供するよう努めること。62 57 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 34 条第 1 項 58 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 34 条第 1 項第 1 号 59 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 34 条第 1 項第 2 号 60 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 34 条第 1 項第 3 号 61 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 34 条第 1 項第 4 号 62 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 34 条第 1 項第 5 号

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Ⅵ 保育内容

1 保育の内容 保育所における保育は、養護及び教育を一体的に行うことをその特性とし、その内容については、 保育所保育指針(平成 20 年 3 月 28 日 厚生労働省告示第 141 号)に従う必要があります。63 2 利用乳幼児を平等に取り扱う原則 保育所においては、入所している者の国籍、信条、社会的身分又は利用に要する費用を負担するか 否かによって、差別的取扱いをしてはいけません。64 3 虐待等の禁止 保育所の職員は、入所中の乳幼児に対し、当該乳幼児の心身に有害な影響を与える行為をしてはい けません。65 4 懲戒に係る権限の濫用禁止 保育所の長は、入所中の乳幼児に対し、懲戒に関しその児童の福祉のために必要な措置をとるとき は、身体的苦痛を与え、人格を辱める等その権限を濫用してはいけません。66 5 利用乳幼児及び職員の健康診断 (1) 保育所の長は、入所した乳幼児に対し、入所時の健康診断、少なくとも1年に2回の定期健康 診断及び臨時の健康診断を、学校保健安全法(昭和 33 年法律第 56 号)に規定する健康診断に準 じて行う必要があります。67 (2) 保育所の長は、前項の規定にかかわらず、児童相談所等における乳幼児の利用開始前の健康診 断が行われた場合であって、当該健康診断が利用乳幼児に対する利用開始時の健康診断の全部又は 一部に相当すると認められるときは、利用開始時の健康診断の全部又は一部を行わないことができ ます。この場合において、保育所の長は、児童相談所等における乳幼児の利用開始前の健康診断の 結果を把握する必要があります。68 (3) 保育所の職員の健康診断に当たっては、特に入所している者の食事を調理する者につき、綿密 な注意を払う必要があります。69 63 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 37 条 64 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 10 条、郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関 する基準を定める条例第 24 条 65 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 11 条、郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関 する基準を定める条例第 25 条 66 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 12 条、郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関 する基準を定める条例第 26 条 67 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 15 条第1項 68 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 15 条第2項 69 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 15 条第4項

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16 6 衛生管理等 (1) 保育所に入所している者の使用する設備、食器等又は飲用に供する水については、衛生的な管 理に努め、又は衛生上必要な措置を講じる必要があります。70 (2) 保育所は、保育所において感染症又は食中毒が発生し、又はまん延しないように必要な措置を 講ずるよう努める必要があります。71 (3) 保育所には、必要な医薬品その他の医療品を備えるとともに、それらの管理を適正に行う必要 があります。72 7 非常災害 (1) 保育所においては、軽便消火器等の消火用具、非常口その他非常災害に必要な設備を設けると ともに、施設の置かれた状況により、火災、風水害、地震、その他の災害の態様に応じ、非常災害 に対する具体的計画を立て、これに対する不断の注意と訓練をするように努める必要があります。 73 (2) 前項の訓練のうち、避難及び消火に対する訓練は、少なくとも毎月 1 回は、これを行う必要が あります。74 <技術的助言> (1) 開設する地域を所轄する消防署等に事前の相談を行い、その指導に従い、非常警報器具及 び消火器等、非常災害防止に必要な設備を整備することが望ましいです。 (2) 消火器等が設置されているだけではなく、保育士全員に設置場所や使用方法を周知するこ とが望ましいです。 8 緊急時等の対応 保育所の職員は、現に保育の提供を行っているときに乳幼児に体調の急変が生じた場合その他必要 な場合は、速やかに当該乳幼児の保護者又は医療機関への連絡を行う等の必要な措置を講じる必要が あります。75 9 事故発生の防止及び発生時の対応 (1) 設置経営者は、事故の発生又はその再発を防止するため、次に定める措置を講じる必要がありま す。76 ア 事故が発生した場合の対応、報告の方法等が記載された事故発生の防止のための指針を整備す ること。77 イ 事故が発生した場合又はそれに至る危険性がある事態が生じた場合に、当該事実が報告され、 70 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 13 条第1項 71 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 13 条第 2 項 72 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 13条第4項 73 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 6 条第1項 74 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 6 条第2項 75 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 18 条 76 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 32 条第 1 項 77 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 32 条第 1 項第 1 号

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17 その分析を通じた改善策を従業者に周知徹底する体制を整備すること。78 ウ 事故発生の防止のための委員会及び従業者に対する研修を定期的に行うこと。79 (2) 設置経営者は、利用乳幼児に対する保育の提供により事故が発生した場合は、速やかに郡山市、 当該利用乳幼児の家族等に連絡を行うとともに、必要な措置を講じる必要があります。80 (3) 設置経営者は、事故の状況及び事故に際してとった処置について記録する必要があります。81 (4) 設置経営者は、利用乳幼児に対する保育の提供により賠償すべき事故が発生した場合は、損害賠 償を速やかに行う必要があります。82 <技術的助言> (1) 事故等の発生による保障を円滑に行うことができるよう、賠償責任保険に加入することが 望ましいです。 10 保育所内部の規程 保育所は、次に掲げる施設の運営についての重要事項に関する規程を定める必要があります。83 ア 保育所の目的及び運営の方針84 イ 提供する保育の内容85 ウ 職員の職種、員数及び職務の内容86 エ 保育の提供を行う日及び時間並びに保育の提供を行わない日87 オ 保護者から受領する費用の種類、支払を求める理由及びその額88 カ 乳児、満3歳に満たない幼児及び満3歳以上の幼児の区分ごとの利用定員89 キ 保育所の利用開始及び終了に関する事項並びに保育所の利用に当たっての留意事項90 ク 緊急時等における対応方法91 ケ 非常災害対策92 コ 虐待の防止のための措置に関する事項93 サ その他保育所の運営に関する重要事項94 11 保育所に備える帳簿 保育所には、職員、財産、収支及び入所している者の処遇の状況を明らかにする帳簿を整備する必 78 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 32 条第 1 項第 2 号 79 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 32 条第1項第 3 号 80 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 32 条第 2 項 81 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 32 条第 3 項 82 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 32 条第 4 項 83 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 16 条第 2 項 84 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 16 条第 2 項第1号 85 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 16 条第 2 項第2号 86 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 16 条第 2 項第3号 87 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 16 条第 2 項第4号 88 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 16 条第 2 項第5号 89 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 16 条第 2 項第6号 90 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 16 条第 2 項第7号 91 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 16 条第 2 項第8号 92 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 16 条第 2 項第9号 93 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 16 条第 2 項第 10 号 94 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 16 条第 2 項第 11 号

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18 要があります。95 12 特定教育・保育の提供の記録 保育所は、保育を提供した際は、提供日、内容その他必要な事項を記録する必要があります。96 13 記録の整備 (1) 保育所は、職員、設備及び会計に関する諸記録を整備する必要があります。97 (2) 保育所は、乳幼児に対する特定教育・保育の提供に関する次の各号に掲げる記録を整備し、その 完結の日から 5 年間保存する必要があります。98 ア 特定教育・保育の取扱指針に基づく特定教育・保育の提供に当たっての計画99 イ 特定教育・保育に係る必要な事項の記録100 ウ 施設型給付費の受給等に関して不正な行為等をした保護者に関する郡山市への通知に係る記録 101 エ 利用乳幼児又はその保護者その他家族からの苦情の内容等の記録102 オ 利用乳幼児に対する特定教育・保育の提供により発生した事故の状況及び事故に際してとった 処置についての記録103 14 苦情への対応 (1) 保育所は、その行った保育に関する利用乳幼児又はその保護者等からの苦情に迅速かつ適切に対 応するために、次の各号に掲げる必要な措置を講じる必要があります。104 ア 苦情解決の責任主体を明確にするため、管理者、設置経営者等を苦情解決責任者とすること。 105 イ サービス利用者が苦情の申出をしやすい環境を整えるため、職員(管理者含む。)の中から苦情 受付担当者を任命する。なお、苦情受付担当者は次に掲げる職務を行うものとする。106 (ア) 利用者からの苦情の受付 (イ) 苦情内容、利用者の意向等の確認と記録 (ウ) 受け付けた苦情及びその改善状況等の苦情解決責任者及び第三者委員への報告 ウ 苦情解決に社会性や客観性を確保し、利用者の立場や特性に配慮した適切な対応を推進するた め、第三者委員の設置に努めること。なお、第三者委員の要件については次のとおりとする。107 95 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 17 条 96 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 12 条 97 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 34 条第 1 項 98 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 34 条第 2 項 99 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 49 条第 2 項第 1 号 100 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 49 条第 2 項第 2 号 101 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 49 条第 2 項第 3 号 102 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 49 条第 2 項第 4 号 103 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 49 条第 2 項第 5 号 104 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 19 条、郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に 関する基準を定める条例第 30 条第1項 105 郡山市保育所設置認可等事務取扱要綱第 11 条第1項第1号 106 郡山市保育所設置認可等事務取扱要綱第 11 条第1項第2号 107 郡山市保育所設置認可等事務取扱要綱第 11 条第1項第3号

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19 (ア) 苦情解決を円滑・円満に図ることができる者であること。 (イ) 世間からの信頼性を有する者であること。 エ 施設内への掲示、パンフレットの配布等により、利用者に対して、苦情解決責任者、苦情受付 担当者及び第三者委員の氏名・連絡先や、苦情解決の仕組みについて周知すること。108 (2) 保育所は、苦情を受け付けた場合には、当該苦情の内容等を記録する必要があります。109 (3) 保育所は、その行った保育に関し、当該保育の提供に係る市長からの指導又は助言を受けた場合 は、当該指導又は助言に従って必要な改善を行う必要があります。110 15 保護者との連絡 保育所の長は、常に利用乳幼児の保護者と密接な連絡をとり、保育の内容等につき、その保護者の 理解及び協力を得るよう努める必要があります。111 16 相談及び援助 保育所は、常に利用乳幼児の心身の状況、その置かれている環境等の的確な把握に努め、利用乳幼 児又はその保護者に対し、その相談に適切に応じるとともに、必要な助言その他の援助を行う必要が あります。112 17 秘密保持等 (1) 保育所の職員は、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用乳幼児又はその家族の秘密を漏ら してはいけません。113 (2) 保育所は、職員であった者が、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用乳幼児又はその家族 の秘密を漏らすことがないよう、必要な措置を講じる必要があります。114 (3) 保育所は、小学校、他の特定教育・保育施設等、地域子ども・子育て支援事業を行う者その他の 機関に対して、利用乳幼児に関する情報を提供する際には、あらかじめ文書により当該利用乳幼児 の保護者の同意を得る必要があります。115 18 掲示 保育所は、当該保育所の見やすい場所に、運営規程の概要、職員の勤務の体制、利用者負担その他 の利用申込者の選択に資すると認められる重要事項を掲示する必要があります。116 108 郡山市保育所設置認可等事務取扱要綱第 11 条第1項第5号 109 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 30 条第 2 項 110 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 19 条第 2 項、郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の 運営に関する基準を定める条例第 30 条第 3 項、第 4 項、第 5 項 111 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 38 条 112 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 17 条 113 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 18 条第1項、郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の 運営に関する基準を定める条例第 27 条第 1 項 114 郡山市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例第 18 条第2項、郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の 運営に関する基準を定める条例第 27 条第2項 115 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 27 条第3項 116 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 23 条

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20 19 利益供与等の禁止 保育所は、利用者支援事業者等、教育・保育施設若しくは地域型保育を行う者等又はその職員に対 し、小学校就学前子ども又はその家族を紹介することの対償として、金品その他の財産上の利益を供 与又は収受してはいけません。117 20 小学校等との連携 保育所は、特定教育・保育の提供の終了に際しては、利用乳幼児について、小学校における教育又 は他の特定教育・保育施設等において継続的に提供される教育・保育との円滑な接続に資するよう、 利用乳幼児に係る情報の提供その他小学校、特定教育・保育施設等、地域子ども・子育て支援事業を 行う者その他の機関との密接な連携に努める必要があります。118 21 地域との連携等 保育所は、その運営に当たっては、地域住民又はその自発的な活動等との連携及び協力を行う等の 地域との交流に努める必要があります。119 117 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 29 条第 1 項、第2項 118 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 11 条 119 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 31 条

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Ⅶ 入所の手順等

1 保育所の利用手続きの流れ(郡山市に住民票がある方) (1) 保育の必要性の認定申請 保護者は、入所申込と同時又は入所申込前に、保育の必要性の認定申請手続きを行います。 (2) 入所申込 保護者は、郡山市こども育成課又は第一希望の施設へ希望施設を申し込みます。 (3) 保育の必要性の認定、支給認定証の交付 郡山市が保育の必要性を認定し、保護者へ認定証を交付します。 (4) 入所の利用調整 保護者の希望や保育所等の状況等により、郡山市が利用施設を決定します。 利用調整後、各保護者へ郡山市から通知書を送付します。 (5) 利用時間等 ア 利用時間 保護者の就労時間により、利用時間が「保育標準時間」と「保育短時間」に区分されます。 イ 保育料 保護者の所得に応じた保育料を負担していただきます。 ※郡山市以外に住民票のある方は、住所地での手続きが必要です。 2 情報の提供等 (1) 保育所は、施設を利用しようとする乳幼児の保護者が、その希望を踏まえて適切に施設を選択す ることができるように、当該施設が提供する保育の内容に関する情報の提供を行うよう努める必要 があります。120 (2) 保育所は、当該施設について広告をする場合において、その内容を虚偽のもの又は誇大なものと してはいけません。121 3 あっせん、調整及び要請に対する協力 保育所は、当該保育所の利用について郡山市が行う調整及び要請に対し、できる限り協力する必要 があります。122 4 保育所の内容及び手続の説明及び同意 保育所は、特定教育・保育の提供の開始に際しては、あらかじめ、利用申込者に対し、運営規程の 概要、職員の勤務体制、利用者負担その他の利用申込者の教育・保育の選択に資すると認められる重 要事項を記した文書を交付して説明を行い、当該提供の開始について利用申込者の同意を得る必要が あります。123 120 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 28 条第 1 項 121 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 28 条第2項 122 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 7 条 123 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第5条

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22 5 利用者負担額等の受領 (1) 保育所は、特定教育・保育を提供した際は、支給認定保護者から当該特定教育・保育に係る利用 者負担額の支払を受ける必要があります。124 (2) 保育所は、保育料のほか、特定教育・保育において提供される便宜に要する費用のうち、次の各 号に掲げる費用の額の支払を支給認定保護者から受けることができます。125 ア 日用品、文房具その他の特定教育・保育に必要な物品の購入に要する費用 イ 特定教育・保育等に係る行事への参加に要する費用 ウ 食事の提供に要する費用(子ども・子育て支援法第 19 条第1項第3号に掲げる小学校就学前 子どもに対する食事の提供に要する費用を除き、同項第2号に掲げる小学校就学前子どもについ ては主食の提供に係る費用に限る。) エ 特定教育・保育施設に通う際に提供される便宜に要する費用 オ 前各号に掲げるもののほか、特定教育・保育において提供される便宜に要する費用のうち、特 定教育・保育施設の利用において通常必要とされるものに係る費用であって、支給認定保護者に 負担させることが適当と認められるもの (3) 保育所は、前各項の費用の額の支払を受けた場合は、当該費用に係る領収証を当該費用の額を支 払った支給認定保護者に対し交付する必要があります。126 (4) 保育所は、金銭の支払を求める際は、あらかじめ、当該金銭の使途及び額並びに支給認定保護者 に金銭の支払を求める理由について書面によって明らかにするとともに、支給認定保護者に対して 説明を行い、文書による同意を得なければなりません。ただし、同項の規定による金銭の支払に係 る同意については、文書によることを要しません。127 6 受給資格等の確認 保育所は、特定教育・保育の提供を求められた場合は、支給認定保護者の提示する支給認定証によ って、支給認定の有無、支給認定子どもの該当する区分、支給認定の有効期間、保育必要量等を確か める必要があります。128 7 支給認定の申請に係る援助 (1) 保育所は、支給認定を受けていない保護者から利用の申込みがあった場合は、当該保護者の意思 を踏まえて速やかに支給認定の申請が行われるよう必要な援助を行う必要があります。129 (2) 保育所は、支給認定の変更の認定の申請が遅くとも支給認定保護者が受けている支給認定の有効 期間の満了日の 30 日前には行われるよう必要な援助を行う必要があります。ただし、緊急その他 やむを得ない理由がある場合には、この限りではありません。130 124 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 13 条第 1 項 125 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 13 条第4項 126 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 13 条第5項 127 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 13 条第6項 128 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 8 条 129 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第9条第 1 項 130 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第9条第 2 項

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23 8 支給認定保護者に関する市町村への通知 保育所は、保育を受けている支給認定子どもの保護者が偽りその他不正な行為によって施設型給付 費の支給を受け、又は受けようとしたときは、遅滞なく、意見を付してその旨を郡山市に通知する必 要があります。131 131 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 19 条

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Ⅷ 給付費

1 会計の区分 保育所は、保育所の事業の会計をその他の事業の会計と区分する必要があります。132 2 給付費の額 新制度では、保育施設及び事業に対し、国が定める公定価格(教育・保育にかかる費用として国が 定める乳幼児1人当りの単価)から、子どもの居住地の市町村から給付費としてお支払いします。給 付費は地域区分や利用定員、認定区分により基本額(乳幼児一人当たりの単価)と、職員配置や開所 時間による加算額により決定します。133 ※ 公定価格等に関しましては、以下を参照してください。 内閣府ウエブサイト よくあるご質問 事業者の皆様へ 公定価格に関する情報 http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/faq/jigyousya.html 132 郡山市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例第 33 条 133 特定教育・保育、特別利用保育、特別利用教育、特定地域型保育、特別利用地域型保育、特定利用地域型保育及び特例保育に要する費 用の額の算定に関する基準等(平成27年3月内閣府告示第49号)

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Ⅸ 各種相談等

1 各種相談 保育所に係る事業の実施、運営及び基準等に関する質問等については、郡山市こども育成課へお問 い合わせください。 <お問い合わせ先> 郡山市こども部こども育成課管理係 TEL024-924-3541 FAX:024-924-3802 E-mail:kodomoikusei@city.koriyama.fukushima.jp 2 施設整備補助等 保育所を設置・経営するために必要となる施設整備費等に対して補助を行う予定です。詳細は、郡 山市ウエブサイトで公表します。 <技術的助言> ○施設整備に当たっては、資金計画を立て、その財源を含めて検討すること。財源について は、自己資金以外に金融機関からの借入をする場合は、その返済計画も含めて検討してくだ さい。なお、返済金額は、毎月の給付費の3~5%程度を目安としてください。 ○開業後1~3年程度の収支予算を作成し、運営に必要な資金を含めて検討してください。 3 よくある質問 子ども・子育て支援新制度に関するよくある質問等につきましては、以下の内閣府ウエブサイトを 参照してください。 内閣府ウエブサイト ○子ども・子育て支援新制度について http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/index.html ○よくあるご質問 http://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/faq/index.html

参照

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