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岐阜市健康福祉部生活衛生課 ご担当者様

(仮称)岐阜市人と動物の共生社会の推進に関する条例』

骨子案に対するパブリックコメント勉強会報告書

意見提出用紙

【本意見提出の概要について】 私ども、NPO 法人人と動物の共生センターは、岐阜市で活動をはじめて 5 年 目になる市民団体です。今回、岐阜市人と動物の共生社会の推進に関する条例 骨子案が発表され、パブリックコメントが募集されました。こうした条例が策 定されることを心から歓迎するとともに、市民の意見がより反映され、市民と の協働のもとより良い人と動物の共生社会を実現することが、岐阜市として(行 政としても市民としても)必要であると考え、6 月 3 日にぎふメディアコスモス にて『岐阜市人と動物の共生社会の推進に関する条例骨子案に対するパブリッ クコメント勉強会』を開催いたし、15 名の参加者がありました。本報告書兼意 見提出用紙は、当日交わされたディスカッションを元に、参加者の意見をとり まとめたものです。これをパブリックコメントとして提出いたします。 【勉強会意見とりまとめ・意見提出代表者】 NPO 法人人と動物の共生センター 理事長 奥田順之 住所:岐阜県岐阜市岩地2-4-3 / 電話:058-214-3442 市内に住所を有する・市内に存する事務所又は事業所に勤務する者

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<当日の様子> <岐阜市人と動物の共生社会の推進に関する条例骨子案に対する意見> 1P 罰則規定について ・ 条例を実効性のあるものにしていくためには、罰則規定を設けるべきと考え ます。 3P 市の責務に対して (基本方針の策定について) ・ 施策を推進するための基本方針を策定するとありますが、骨子案を見ると、 協働を前提とした施策を策定するのが市単独であるように受け取れます。基 本方針を策定するにあたっては、実効性を担保するためにも、市民との協働 を前提とし、市民と共に協働で基本方針を策定する必要があると考えます。 ・ 骨子案の中では、他市(札幌市など)で実践されている岐阜市動物愛護推進 協議会の設置には触れられていません。岐阜市動物愛護推進協議会の様な市 民協働で基本方針を練る場を設置することを市の責務として盛り込むべき と考えます。 (情報提供について) ・ 市の責務として市民及び飼い主に対する情報提供を行うとされていますが、 市からではなく、専門家からの助言をする形にすべきと考えます。 (拠点の整備について) ・ 骨子案の中で拠点施設の整備について謳ってありますが、現在の畜犬管理セ ンターの犬猫の状態は、とても動物福祉が守られているとは言い難い状況で す。拠点整備だけでなく、現状の畜犬管理センターの状況をよくするために も、条例内に岐阜市の責務として、管理している動物の福祉状態に最大限配 慮するように努めるなどの文言を入れるべきと考えます。 (その他について) ・ 市の責務として、不適切な飼育者の摘発・検挙を警察と連携して行うべきと

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考えます。そのために条例の中でいわゆるアニマルポリスの様なものを組織 するための文言をくわえるべきと考えます。 3P 市民の責務について ・ 市民の責務として、動物を負傷させた者の取るべき措置をくわえるべきと考 えます。札幌市動物の愛護及び管理に関する条例ではでは以下のような条文 が有ります。岐阜市でも同じように、動物を負傷させた者の取るべき措置を 規定すべきと考えます。 (動物を負傷させた者のとるべき措置) 第23条 道路、公園その他の公共の場所において、過失により動物を負傷させ、 又は死亡させた者は、速やかにこれを救護し、又は収容する等の措置を講ずる よう努めなければならない。 3P 飼い主責務について (犬猫の飼い主の責務) ・ 現在、ペットショップ等で手軽に犬猫を購入できることが、犬猫の飼育放棄 や殺処分問題の一端になっていることは明らかです。そこで、犬猫の飼育を 免許制にすることが必要と考えます。市として飼育者が最低に満たすべき条 件(住居の基準や後見人を設定するなど)を打ち出し、狂犬病予防法の登録 とは別に、市に審査を求め免許を発行する手続きを設けるべきです。もしく は一定の基準を打ち出しそれを満たす人のみ登録できる様な形が岐阜市と して必要と考えます。 ・ 免許制・登録制に関連して、犬猫を飼う前に飼い主が所定の講習を受けるこ とを義務づけるようにすべきと考えます。人と動物が共生できる社会づくり のためには、飼い主が一定の知識と倫理観を持って犬猫を飼育する必要があ ります。そのためには、飼う前に講習を義務付けることで、飼い主の知識を 身に着けることが必要です。 ・ 安易な遺棄の防止、迷子犬猫が元の飼い主の元に帰れるように、また災害に 備えるために、犬猫の飼い主の責務として、マイクロチップ・迷子札の装着 を義務付けるべきと考えます。 (犬の飼い主の責務) ・ また、特に犬について、騒音問題や咬傷事故を予防する観点から、飼った後 の子犬期に飼い主が講習を受けることは非常に重要です。そのため、犬につ いては、飼った後の子犬期の講習を義務付けることが必要と考えます。 ・ 岐阜市に寄せられる犬の苦情に関しては、糞の放置、吠え、放し飼いが多い と聞いています。これらの迷惑行為に対しては、保健所の職員の皆様が指導

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に行かれていると聞いていますが、一方で罰則がある規定や、騒音の基準な どは設けられていないと聞いています。そこで、糞の放置、吠え、放し飼い についての飼い主義務を規定し、騒音は細かく基準(何デシベル以下にする などの)を設けられるような条例にしていくことが必要と考えます。 (猫の飼い主の責務) ・ 飼い主の責務として、岐阜県動物愛護管理条例では、犬の放し飼いの禁止が 謳われていますが、猫については謳われていません。そこで、猫の室内飼育 を飼い主の責務として入れるべきと考えます。 ・ 犬の登録については狂犬病予防法に規定されていますが、猫の登録制度は存 在しません。そこで、猫の登録制度を市独自に実施すべきと考えます。また、 登録制度に合わせて、飼育頭数制限を行うべきと考えます。また多頭飼育者 については定期的に市の立ち入り検査を実施するようにすべきと考えます。 3P 動物取扱業の責務について (動物取扱業の責務の必要性) ・ 骨子案には、市の責務、市民の責務、飼い主の責務が謳われていますが、「動 物取扱業の責務」については触れられていません。人と動物が共生できる社 会づくりに於いては、動物取扱業の責任と役割は大きく、条例に盛り込むべ きと考えます。 ・ 札幌市動物の愛護及び管理に関する条例においては、動物取扱業の責務が示 されています。 第5条 動物取扱業者及び動物関係団体は、市が実施する動物の愛護及び管理に 関する施策に協力するとともに、動物の愛護及び管理に関し、この条例の目的 に則した自主的な取組を実施するよう努めなければならない。 2 動物取扱業者は、飼養する動物の健康及び安全を保持するとともに、動物の 福祉の向上に努めなければならない。 (動物取扱責任者の責務) 第6条 法第22条第1項の動物取扱責任者は、常に動物に関する知識の研さん に励み、その資質の向上に努めるとともに、その配置される事業所において動 物の飼養又は飼養施設の管理に関わる者を指導しなければならない。 (動物取扱業の責務=自主的な取り組み) ・ 札幌市動物の愛護及び管理に関する条例にあるように、岐阜市においても、 動物取扱業に条例の目的に即した自主的な取り組みを実施するように努め る文言をくわえるべきと考えます。 (岐阜市独自基準) ・ また、犬猫等販売業に対して、動物愛護管理法で規定される通り、様々な規

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制のための条文が盛り込まれていますが、実質的な運用に於いては、動物の 不適切な管理などの規制が十分にはされていないことが報道を通じてある いは活動を通じて見聞きしています。そこで、市独自に展示方法の基準、施 設基準、飼養管理基準、動物の繁殖回数制限基準などを独自に打ち出し、市 として規制していくことが必要と考えます。条例においては、動物取扱業に 対して、市が基準を示さなければならないという様な条文を入れるべきと考 えます。 ・ 販売や譲渡に関しては、動物愛護管理法に規定される 56 日制限について、 現在猶予期間として 49 日になっていますが、市独自に 56 日に規制する条項 を入れるべきと考えます。これは、飼い主が他の人に譲渡する場合も含みま す。 4P 飼い主のいない猫に関して ・ 野良猫に対して、近隣に迷惑を及ぼすような餌やりの禁止は必要と思います が、単純に餌やりを禁止するのではなく、地域猫活動への配慮が必要です。 地域猫活動の登録制度・認定制度を作るなど、人と猫が共生できるような施 策を実施すべきです。また登録制度に関連して、現在の避妊去勢に対する助 成制度を拡充していくべきと考えます。 4P 災害に対する対応について (動物避難所の指定) ・ 災害時への対応については、飼い主等の遵守事項の欄に記載されていますが、 市の責務として災害に備える必要があると考えます。特に、避難所での動物 の取り扱いについては、市は計画を発表しているものの、多くの自治会では 対応策について話し合われていないという現状があります。避難所への動物 の連れ込みは多くのトラブルの元になることから、『市は災害に備えて、動 物専用の避難所(一時預かり場所)を指定しなければならない』などの文言 を条例案に加えるべきと考えます。動物専用の避難所として、動物取扱業の 協力を得て、既存のペットホテルなどを利用することが可能と思われます。 (被災動物救援計画の策定) ・ 災害時の飼い主不明の動物の保護については、市独自の計画はないと聞いて います。県の被災動物救援計画内に位置づけられると考えられますが、市独 自でもさらに詳細な計画案が必要と考えます。そこで、『市は被災動物救援 計画を策定しなければならない』などの文言を条例内に盛り込む必要がある と考えます。

参照

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