平成30年7月 保護者のみなさまへ 佐世保市 子ども支援課保育幼稚園係
平成30年度私立幼稚園就園奨励費補助金等について(お知らせ)
佐世保市では幼児教育の普及充実を目的とし、私立幼稚園保護者負担の軽減を図るため下記の補助 事業を行っています。これは、私立幼稚園に満3~5歳児を就園させているご家庭を対象に、幼稚園 にお支払された入園料と保育料の合計額を補助します。 ※満3歳児とは平成27年4月2日以降に生まれた園児のことです。1 私立幼稚園就園奨励費補助事業
(経費の一部を国からの助成を受けて実施する事業です。) 対象となるのは、佐世保市に居住かつ住民登録し、私立幼稚園に就園させている保護者です。 世帯の市民税所得割額に応じて、補助額を判定します。 補助額については、≪2 平成30年度幼稚園就園奨励費補助金国庫補助限度額≫をご覧ください。今年度の改正点
第3階層の第1子・第2子がいる世帯の保護者負担を更に軽減
第2~3階層区分(市民税所得割額77,100円以下に属する世帯)について、下記のとおり軽減 を行います。◆多子世帯の保護者負担軽減
第3階層区分以下の世帯については、多子計算に係る年齢制限を撤廃し、年齢に関わらず多子計 算の算定対象となります。この場合の多子計算の算定対象となる範囲は、保護者と生計を一にする 者※1、 (①保護者に監護される者※2(未成年)、②保護者に監護されていた者※2(②が成年に達 した場合)及び保護者又はその配偶者の直系卑属(①②を除く))とします。(兄・姉等の就学状 況に関わらず、算定の対象となります。) 第4階層区分以上(市民税所得割額77,101円以上に属する世帯)の世帯については、従前 のとおりです。 ※1生計を一にするとは 必ずしも同居を要件とするものではなく、例えば、勤務、就学、療養等の都合上別居している場 合であっても、余暇には起居を共にすることを常例としている場合や、常に生活費、学資金、療養 費等の送金が行われている場合は、明らかに「生計を一にする」として取扱います。 ※2保護者に監護される者、保護者に監護されていた者とは 保護者が現に監護する未成年であり、未成年であった時に、保護者が現に監護していた者をいい、ほか、両親を亡くした子供を祖父母やおじ、おばが保護者として監護しており、成年に達した場 合も該当します。 <子どもの数え方> 第3階層区分まで(兄・姉の年齢制限なし) 補助対象となる園児の世帯内の兄・姉がいる場合、兄・姉を第1子とし、園児は第2子と数えま す。また、兄・姉が2人以上の場合、園児は第3子以降と数えます。兄、姉の年齢制限はありません。 ただし、同一生計の者に限ります。 第4階層区分以上(兄・姉は小学校3年生以下) 補助対象となる園児の世帯内に小学校3年生までの兄・姉がいる場合、小学校3年生までの兄・ 姉を第1子とみなし、園児は第2子と数えます。小学校4年生以上の兄、姉は、含みません。
◆ひとり親世帯等の保護者負担軽減
ひとり親世帯等※1について、保護者負担額の軽減措置を実施します。 ※1ひとり親世帯等とは 保護者または保護者と同一の世帯に属する者が以下に該当する世帯をいいます。 ・生活保護法の規定による要保護者 ・母子及び父子並びに寡婦福祉法による配偶者のない者で、現に児童を扶養している者(ただし、 保護者と同一の世帯に属する者がこれに該当する場合を除く) ・身体障害者手帳の交付を受けた者(在宅の者に限る) ・療育手帳の交付を受けた者(在宅の者に限る) ・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者(在宅の者に限る) ・特別児童扶養手当等の支給対象児童(在宅の者に限る) ・国民年金の障害基礎年金の受給者(在宅の者に限る) ・その他、市長が生活保護法第6条第2項に規定する要保護者に準ずる程度に困窮していると認 める者2 平成30年度幼稚園就園奨励費補助金国庫補助限度額
補助対象となる階層区分に記載されています市民税額は、住宅借入金等特別税額控除等を受 ける前の市民税額となります。(下線:前年度からの変更部分) (単位:円) 階層区分 世帯 国庫補助限度額 ひとり親世帯等 1 生活保護を受けている世帯 第 1 子 第 2 子 第3子以降 308,000 308,000 308,000 308,000 308,000 308,000 2 市民税の所得割が非課税の世帯 (均等割のみ課税も含む) 第 1 子 第 2 子 第3子以降 272,000 308,000 308,000 308,000 308,000 308,000 3 市民税の所得割額が77,10 0円以下の世帯 第 1 子 第 2 子 第3子以降 187,200 247,000 308,000 272,000 308,000 308,000 4 市民税の所得割額が211,2 00円以下の世帯 第 1 子 第 2 子 第3子以降 62,200 185,000 308,000 - - - 5 上記区分以外の世帯 第 1 子 第 2 子 第3子以降 - 154,000 308,000 - - -注意
(1) 世帯構成員中2人以上に所得がある場合は、父母とそれ以外の家計の主宰者である扶養 義務者の市民税所得割課税額を合算します。 したがって、祖父母と同居している場合で祖父母が家計の主宰者であれば、祖父母の所 得割額も合算することになります。 ※ただし、祖父母でなく、父母が家計の主宰者であることが、父母および祖父母の課税証 明書等で確認できる場合に限り、父母の所得割額で決定することがあります。 ※世帯構成員とは、原則として保険証単位の世帯となります。 (2) 途中入退園及び休園により、保育料が登園期間に応じて支払われている場合の国庫補助 限度額は、次の算式を参考に減額して適用します。 【入園料が発生している場合】 国庫補助限度額×(保育料の支払い月数+3)÷15(百円未満を四捨五入) 【入園料が発生していない場合】 国庫補助限度額×(保育料の支払い月数)÷12(百円未満を四捨五入) (3) 保護者が実際に支払った入園料・保育料の合計が国庫補助限度額を下回る場合は、当該 支払い額を限度とします。【簡便な調整方式(第2方式)による調整後の基準額算出方法】
(第3階層区分) <夫婦片働き・年少扶養親族2人の場合で年収約270万~360万円> 市民税所得割の額:34,500円に①、②の合計を加えた額以下 ①16歳未満の扶養親族数×21,300円 ②16歳以上19歳未満の扶養親族の数×11,100円 (第4階層区分) <夫婦片働き・年少扶養親族2人の場合で年収約360万~680万円> 市民税所得割額の額:171,600円に①、②の合計を加えた額以下 ①16歳未満の扶養親族数×19,800円 ②16歳以上19歳未満の扶養親族の数×7,200円 ※調整する金額(加算額)が異なるのは、市民税における調整控除の影響によるものです。 ※年齢は、平成29年12月31日現在で計算してください。 ※調整の考え方や基準額は昨年度と同じです。 ※具体的な判定金額は、別添の早見表をご覧ください。3 申請方法
佐世保市内及び近隣区の一部の幼稚園に通園の場合は、各幼稚園から申請書類が配付されます ので、以下の書類を幼稚園に提出してください。幼稚園で取りまとめた後に、市へ申請書が提出され ます。 ≪提出書類≫ ・保育料等減免措置に関する調書(国庫補助) ⇒署名・捺印が必要です。 ・平成30年度市民税・県民税特別徴収税額の決定通知書 ⇒職場から配付されている通知書です。 ・平成30年度市県民税課税証明書 ⇒平成30 年 1 月 1 日現在の住所地で取得してください。 ・ひとり親世帯等に該当される場合は、下記<ひとり親世帯等に該当されると思われる方>を確認 のうえ、該当する書類を提出してください。 どちらかを提出してください<ひとり親世帯等に該当されると思われる方> ひとり親世帯等に該当されると思われる保護者の方は、その事実が明らかになる証明書類(証書、 手帳、通知書の写し等)を添付※1し、幼稚園へ提出してください。 なお、ひとり親世帯等とは、保護者または保護者と同一世帯の方が、以下に該当する世帯です。 ①配偶者のいない者で、現に児童を扶養している者 ②身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者及び特別児童扶養手当、 国民年金の障害基礎年金の受給者(在宅の者に限る) ③要介護認定を受けている被保険者 ④その他、市長が要保護世帯に準ずる程度に困窮していると認める者 (※1) ①ひとり親世帯 児童扶養手当証書の写し、母子父子福祉医療費受給者証の写し 上記2つの受給対象でない場合は、戸籍謄本の写し(離婚日が記載されたものなどひとり親である ことがわかるもの) ②在宅障がい児(者)のいる世帯 身体障害者手帳の写し、療育手帳の写し、精神障害者保健福祉手帳の写し、特別児童扶養手当証書 の写し、障害基礎年金の年金証書の写し ③上記①②以外の場合 各要件を証明できるもの