FeliCa認証タイムレコーダーマニュアル
目次1. タイムレコーダーをインストールする ... 1
1.1 認証ソフトウェアをインストールする ... 1 1.2 タイムレコーダーアプリケーションをインストールする ... 3 1.2.1 ブラウザの事前設定を行う ... 3 1.2.2 “ActiveXコントロール”をインストールする ... 42. タイムレコーダーシステムの機能 ... 5
2.1 タイムレコーダーシステム各部の名称および概要 ... 5 2.2 FeliCa認証情報を登録する ... 6 2.3 出勤(退勤)打刻をする ... 7 2.4 休憩開始(終了)打刻をする... 7 2.5 パスワードで打刻をする ... 8 2.6 非常勤(ヘルプ勤務)登録をする ... 8 2.7 タイムカードを参照する ... 9 2.8 出勤状況を表示する ... 93. タイムレコーダーのバージョンアップ方法... 10
4. よくある質問(FAQ) ... 11
動作環境 【OS】Windows 7 SP1 【CPU】 Pentium4 1.5GHz以上 【メモリ】 1.0GB以上 【ハードディスク】 約 20MB 以上の空き容量 【USBポート】 USB 2.0× 164ビットOSをご利用の場合、32ビット版 Internet Explorerをご利用ください。
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1. タイムレコーダーをインストールする
タイムレコーダーとして利用するPCに、2種類のソフトウェアをインストールします。 インストール時は、Windowsのユーザーアカウントが管理者権限(Administrator)でログオンして いる必要があります。また、セキュリティソフトを使用している場合、一時停止が必要な場合がありま すので、予めご了承下さい。1.1
認証ソフトウェアをインストールする
①Internet Explorerを起動して以下のダウンロードリンクにアクセスしてください。この際、FeliCa リーダーはまだ接続しないで下さい。 https://www.sony.co.jp/Products/felica/consumer/download/felicaportsoftware.html ②ダウンロードされたファイルを、デスクトップなど任意の場所を指定して保存します。保存された ファイル「NFCPortWithDriver.exe」をダブルクリックし、実行してください。 ③表示されるセットアップ画面のメッセージに従い、インストールを進めてください。 [次へ]をクリック。 「使用許諾契約」の画面が表示されたら、 [同意します]を選んで[次へ]をクリック。 [次へ]をクリック。 [次へ]をクリック。2
④FeliCaカードリーダーを接続します。
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1.2
タイムレコーダーアプリケーションをインストールする
1.2.1ブラウザの事前設定を行う
①Internet Explorerを起動して「ツール」→ 「インターネットオプション」をクリックします。ブラ ウザ上部にメニューバーが表示されていない場合は、キーボードの[Alt]キーを押すと表示されます。 ④セキュリティタブに戻ったら、[既定のレベル]をクリックし「保護モードを有効にする」にチェッ クがないことを確認します。 ⑤[OK]ボタンをクリックして終了します。 Internet Explorer以外のブラウザではFeliCa認証タイムレコーダーを利用できません。 Webサイト入力に誤りがある場合は、正常にタイムレコーダーが起動できません。 ②[セキュリティ]タブをクリックし、信頼済 みサイト→[サイト]をクリックします。 ③「このWebサイトをゾーンに追加する」 に、「https://kingtime.jp 」 と入力し[追 加]をクリックします。 Webサイトに登録された事を確認後、[閉じ る]ボタンをクリックします。2
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4 1.2.2
“ActiveXコントロール”をインストールする
“ActiveXコントロール”によるタイムレコーダーアプリケーションをPCにインストールします。 管理者は事前に“タイムレコーダーURL”を通知しておく必要があります。(管理画面 > 設定 > タイムレコーダー設定 > 対象所属の[タイムレコーダーURL送信] をクリックして送信します。) 所属毎に、異なる“タイムレコーダーURL“が発行されています。 FeliCa認証用の“タイムレコーダーURL“は、末尾が必ず「&ctype=22」になっています。 ①キーボードの[Ctrl]キー と[Shift]キーを押しながら、タスクバーのInternet Explorerアイコ ンをクリックし、ブラウザを起動します。[ユーザーアカウント制御]が表示される場合は、[はい]を クリックしてください。 ②アドレスバーに“タイムレコーダーURL”を貼付けてアクセスします。ブラウザ下部に下図のよう なメッセージが表示されますので「インストール」をクリックします。 ③下図の画面が表示されたら、[インストールする]をクリックします。 ④インストールに成功すると、タイムレコーダー画面が表示されます。 タイムレコーダーURLはお気に入りまたはショートカットに保存してください。 クリック [Shift]キーと[Ctrl]キーを 押しながらアイコンをクリック5
2. タイムレコーダーシステムの機能
タイムレコーダーシステムの機能概要およびご利用方法を解説します。2.1
タイムレコーダーシステム各部の名称および概要
タイムレコーダー画面は、お気に入りまたはショートカットからアクセスしてください。 No. 概要 ① 出勤打刻認証モードになります。 ② 退勤打刻認証モードになります。 ③ 休憩開始打刻認証モードになります。 ④ 休憩終了打刻認証モードになります。 ⑤ タイムカード表示認証モードになります。 ⑥ 認証情報を登録します。 ⑦ ヘルプ出勤時の登録をします。 ⑧ 所属内の出勤状況を表示します。 ⑨ パスワード認証モードになります。 ⑩ 時刻が表示されます。 ⑪ ステータスが表示されます。 ⑫ 打刻ログを表示します(終了時にクリア)。 ⑬ オンラインサポートへリンクします。 ⑭ 所属名とバージョン情報を表示します。 ⑮ アップデート情報ページへリンクします。6
2.2
FeliCa認証情報を登録する
①[登録]ボタンをクリックします。 ②所属選択後、[従業員リストを読み込む]ボタンをクリックします。登録する従業員を選択し、[登録 開始]ボタンをクリックしてください。 ③メッセージに従い、FeliCaリーダーにカードを乗せて登録処理を行います。完了したら [ウィンドウ を閉じる]ボタンをクリックします。7
2.3
出勤(退勤)打刻をする
①[出勤]ボタンをクリックすると、メッセージ欄に「出勤処理中-・・・」と表示されます。 ②メッセージに従い、認証されるとログ表示欄に「▲**:** ○○さんが出勤しました。」と表示され打 刻データがサーバーへ送信されます。 退勤打刻も同様の手順となります。2.4
休憩開始(終了)打刻をする
①[休憩開始]ボタンをクリックすると、メッセージ欄に「休憩開始処理中-・・・」と表示されます。 ②メッセージに従い、認証されるとログ表示欄に「▲**:** ○○さんが休憩開始しました。」と表示さ れ打刻データがサーバーへ送信されます。 休憩終了打刻も同様の手順となります。8
2.5
パスワードで打刻をする
①出勤ボタン(退勤・休憩開始/終了)をクリックし、[PW]をクリックします。 ②自分の名前を選択→パスワードを入力して、[OK]ボタンをクリックします。 事前に管理者によるパスワードによる打刻許可設定が必要です。2.6
非常勤(ヘルプ勤務)登録をする
①[非常勤登録]ボタンより、自分の所属を選択して[従業員リストを読み込む]をクリックします。 ②一覧に表示された自分の氏名を選択して、登録が完了するとログ表示欄に「**:** ○○さんの非常 勤登録が完了しました。」と表示され、打刻が可能になります。 非常勤登録は、タイムレコーダー画面を終了した際に自動削除されますので、ご注意ください。9
2.7
タイムカードを参照する
[タイムカード]ボタンをクリックして、FeliCa認証すると個人別タイムカードが表示されます。 個人別タイムカード画面より、パスワード変更やタイムカード出力を行うことも可能です。2.8
出勤状況を表示する
[出勤状況表示]ボタンをクリックすると、出勤状況一覧が別ウィンドウで表示されます。 他の所属の出勤状況は確認できません。10
3. タイムレコーダーのバージョンアップ方法
定期的に更新プログラムをインストールすることで思わぬ不具合を未然に防ぐことができます。 ①タイムレコーダー画面右下「タイムレコーダリリース情報」をクリック。 ②タイムレコーダーリリースノート画面が表示されます。 「最新版のタイムレコーダーコンポーネントをインストールする」をクリックします。 ③画面下部に表示されるメッセージをクリック→「…インストールする」をクリックします。 ④[インストールする]ボタンをクリックします。 ⑤[OK]ボタンをクリックします。 ⑥インターネットを終了し、タイムレコーダーを再起動します。 クリック11
4. よくある質問(FAQ)
お問い合わせ前に下記のよくある質問を一度お読みください。 Q1 タイムレコーダー起動直後、「認証機器の初期化に失敗しました」とエラーがでる。 ・認証機器は直接PCに接続されている状態で起動していますか? ・USBハブを使用する場合は、必ずセルフパワー方式のハブをご使用下さい。 Q2 タイムレコーダーの画面表示が崩れている。 ・インターネットの表示倍率は、100%になっていますか? ・フォントサイズ(DPI)は、規定(96DPI)になっていますか? Q3 打刻したのにタイムカード上に反映していない。 ・未送信打刻として、扱われていませんか? Q4 登録したのに打刻が失敗する ・異なる所属などで登録した場合は、従業員情報の同期が必要になります。 ・[F5]キーでインターネットエクスプローラーを更新後、再度実施してください。 Q5 パスワードの一覧に名前が表示されない。 ・貴社勤怠管理責任者のパスワード打刻許可設定が必要です。 ・管理者による許可後に表示がない場合は[F5]キーで更新後、再度確認してください。 Q6 出勤時に非常勤登録したのに退勤ができません。 ・非常勤データは画面を閉じると削除されます。再度、非常勤登録をおこなってください。 送信時間が経過すると、自動的にサーバーへ接続 を行います。また、[今すぐ接続]ボタンをクリッ クするとただちにサーバーへ送信します。12 Q8 タイムレコーダーの時計がずれています。 ・タイムレコーダーは起動時と約60分間に1回サーバーとの通信により、ローカルPC時刻(LT)と、 サーバー時刻(ST)の差分(DIT)を自動取得します。 そのため、タイムレコーダー右上に表示される時計とログの時刻の計算式は、「 ローカルPC時刻 (LT) + 自動取得時の差分(DIT) 」 となります。 下記イベントにより時計表示にずれが生じる場合がありますが、記録時刻に誤りはありません。 イベント ST LT 画面でみる LTとSTの 差分 DIT タイムレ コーダー 時計 ログ表示 時刻 タイムカード 記録時刻 タイムレコーダー起動 9:00 9:10 -10分 -10分 9:00 - - ローカルPC時計合わせ 9:30 9:30 0分 -10分 9:20 - - 打刻 9:35 9:35 0分 -10分 9:25 9:35 9:35 タイムレコーダー時計合わせ 10:00 10:00 0分 0分 10:00 - - 打刻時の時計を確実に確認するには、[F5]キーをクリックして最新の時刻を取得してください。 頻繁にPCの時計がずれる場合、マザーボードのリチウム電池が消耗している可能性があります。 勤怠管理システム「KING OF TIME」 ご注意 ①本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。 ②本書の内容関しては訂正・改善のため、将来予告なしに変更することがあります。