はじめに
勉強は学校での「授業」と家庭での「予習・復習」で成り立っています。
千代崎中学校の皆さんは学習状況のアンケート結果からも家庭学習の時間が不足している
状況がみられます。
そこで、今回「家庭学習の手引き」を作成し、毎日少しずつ勉強できるように学習でき
るようにポイントをあげています。これを参考にして自分にあった学習をしてください。
勉強の習慣をつけましょう! !
予 習
明日の授業はどんなことを学習するのか、事前に知っておくことは、何もしないで授業
を受けるよりずっとずっと授業内容が理解できます。
わからないことをチェックしておくようにすれば授業で何をすべきかがわかり、効率よ
く勉強できます。
授 業
チェックしておいたわからない点に注意してそこに集中すること。わからないことがあ
ったら、その場で質問したり、後で先生に聞いたりすることも大事なポイントです。
予 習
予習してわからなかったことが授業でわかったかどうか確認することが重要です。
ここでは同じような問題を解くことも忘れずにしましょう。
テ ス ト 勉 強
計画を立てること。必ず実行できる内容にすること。2 週間前から始めること。この3
点に注意してテストに備えましょう。
一日にたくさんやろうとしたり、普段と違う生活パターンで計画したりすると集中でき
ないばかりか、体調を崩すことにもなりかねません。
この積み重ねが受験にもつながる=
国語
家庭学習の手引き
1 授業では
・課題を把握し、授業に集中して取り組む。
・授業での発言を大切にし、考えを深める。
(人の発言をしっかりと聞く。自分の考えをきちんと伝える。)
・復習で定期テストに使えるようなノート作りをする。
(板書以外の内容も、自分で工夫してまとめる。)
・宿題や提出物の期限を守る。
2 家庭学習のポイント
・教科書の本文を、すらすら読めるまで何度も音読する。
・読み方が分からない漢字や、意味の分からない語句などを辞書で調べる。
・学校のノートとは別に自主学習ノートを作り、予習・復習などに活用する。
・毎日、家庭での読書の時間を持つ。
・新聞のコラムや本、詩集などをよみ、それについての感想文鑑賞文をノートや原
稿用紙にまとめてみる。
3 テスト勉強では
・授業のノートを見直し、大事な点をまとめる。
・間違った漢字・分からない漢字をチェックし、何度も書いて覚える。
・問題集やプリントなどで、学習内容の確認をする。
・文法は基本問題をくり返し解く。
・重要語句の意味や用法を確認する。
数学
家庭学習の手引き
1 授業では
①先生の話をよく聞きましょう。
②問題をよく読み、どんな答えになるか、どうしてそうなるか考えましょう。
③ノートは板書を写すだけでなく、考えたことを書いたり、自分なりにまとめたりしましょう。
④計算練習など、慣れてスラスラできるまでくり返しましょう。
*ノートの使い方
・必ず教科に1冊ノートを用意して、余裕を持って使いましょう。
・つめすぎはダメです。空いているところは、後から付け足しができるように。
*筆記用具も、色ペンを使ってポイントをはっきりさせたり、見やすくしましょう。
*図は定規やコンパス、分度器などを使ってていねいに。
2 家庭学習のポイント
①その日に、ならったところの教科書とノートを見直しましょう。
*ノートに付け足したり、直したりするだけでも力になります。
②「数学スキル」、「数学V ノート」などで、授業の復習をしましょう。
③くり返し練習は嫌がらずにどんどんしましょう。
*数や式の計算、方程式などはスラスラできるようになると、勉強が進みます。
3 テスト勉強では
①教科書やワークの例題を見直して、問題の解き方を確認しましょう。
*図のかき方、グラフのかき方、表のかき方などもしっかりと。
②授業でやった問題やワークで間違えたところは、何回もやり直してできるようにしておきまし
ょう。
③教科書の中の大切な言葉や記号も覚えましょう。
*テストの問題を見たときに、「これはやったことがあるぞ」と思えるとよいですね。
社会
家庭学習の手引き
1 授業では
①授業をしっかりと聞き,ノートをとりましょう。
→ノートは板書を写すだけでなく、考えたことを書いたり、自分なりにまとめたりしましょう。
*ノートの使い方
・必ず教科に1冊ノートを用意して、余裕を持って使いましょう。
・余白部分を大切に。空いているところは、後から付け足しができるように。
・筆記用具も、色ペンを使ってポイントをはっきりさせたり、見やすくしましょう。
・グラフ・表など資料もていねいに。
②積極的に授業に参加し,他の生徒の意見から学びましょう。
→課題についてよく考え、どうしてそうなるか考えましょう。
☆挙手・発言を積極的に。
③わからない所は質問をする。先生の話をよく聞きましょう。
2 家庭学習のポイント
①授業の内容を復習し,わからないところは調べ直しましょう。
→その日に、ならったところの教科書とノートを見直しましょう。
*ノートに付け足したり、直したりするだけでも力になります。
②プリント(「積み上げ」)などで、授業の復習をしましょう。これだと思える問題集を持つ
ことで実力もついてきます。
③レポート課題に取り組みましょう。
④新聞やニュースなどで時事問題にふれましょう。
⑤自分でまとめノートをつくると大変効果的です。
3 テスト勉強では
①教科書やのノートをしっかり見直しましょう。
②プリント問題をしっかり復習しましょう。
→同じ問題でもまちがえた箇所を何度も取り組むと効果的です。
③重要語句を覚えきること。記述式(論述式)問題も何度も書いて暗記してしまう。
英語
家庭学習の手引き
1 授業では
○授業中は正しい表現、単語をしっかり覚えましょう。
①英語は繰り返し学習することがとても大切です。教科書の音読練習を通して単
語や新しい表現を身につけ、家に帰っても復習できるようにしましょう。
②授業中のペアワークやグループワークなどに積極的に取り組み、使える英語を
目指しましょう。
○ノートをきちんととりましょう。
①見たり聞いたりでは、忘れがちです。授業で何を学習したか、すぐに確認した
り覚えなおしたりするために、ノートをきちんと取りましょう。
②家庭学習がしやすいように、色を使う、ラインを引くなど工夫しましょう。
2 家庭学習のポイント
○まず、宿題に取り組もう
①宿題は最低限の学習課題です。期日までに提出できるように取り組みましょう。
○教科書を音読しよう
①授業のあった日には、宿題のあるなしにかかわらず、教科書で習ったところを
音読しましょう。最低5 回は音読しましょう。
②日本語の訳を見ながら、英語で言えるようにしましょう。竿定 3 回は取り組み
ましょう。
○単語の練習をしましょう
①ノートの空いているところや練習プリントを利用してくり返し書きましょう。
その時、声に出しながらつづりと読みを意識して書きましょう。
3 テスト勉強では
①単語はそれだけを覚えるのではなく、英文の中で覚えましょう。教科書を暗記
して言えるまで読みましょう。
②ワークやワークシートに取り組みましょう。間違えたところを中心に取り組み
ましょう。
③基本問題や重要語句はきちんと書けるようにしましょう。何度もくり返して練
習しましょう。
④予想問題を作って取り組んでみましょう。友だちと出し合うのも効果的です。
理科
家庭学習の手引き
1 授業では
○「自ら調べる」ことが大切です。
知識や理解だけでなく、自然現象の中に隠されている真実を追求しようとする態
度、具体的には、課題を発見する力、実験を計画する力、観察・実験を考察しま
とめる力、結果等を発表する力などが大切です。
○ノートを整理し、テキストなどを暗記するだけでなく、実験・観察を中心に理解
を深めましょう。
○実験では、危険な薬品や器具を使用します。観察・実験での注意事項を守り、気
を緩めずに授業を受けましょう。
2 家庭学習のポイント
・復習を中心とした家庭学習をしましょう。
<1分野>
○実験レポートや授業で使用したノートを参考にしながら、実験や授業のまとめを
別のノートにする。
○法則や重要語句等を理解して暗記する。
○計算問題等は繰り返し行う。
<2分野>
○まとめをする時は、スケッチや色ペンなどを利用し、自分がわかりやすいノート
にする。
○重要語句をまとめ、暗記する。
○ワークやプリントの問題を解き、間違ったところは繰り返してやる。
3 テスト勉強では
○授業が基本です。授業をしっかり聞き、その日のうちにまとめをしておきましょ
う。
○定期テストの直前に、ワークやプリントを確認すればよい程度にし、わからない
ところは質問して早く解決しておこう。