• 検索結果がありません。

佐賀県テレワークに係る仮想デスクトップ環境 OS バージョンアップ業務委託に関する仕様書 佐賀県総務部情報課

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "佐賀県テレワークに係る仮想デスクトップ環境 OS バージョンアップ業務委託に関する仕様書 佐賀県総務部情報課"

Copied!
10
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

佐賀県テレワークに係る仮想デスクトップ環境

OS バージョンアップ業務委託に関する仕様書

(2)

目次 1.総論 ... 3 1.1 本業務の背景 ... 3 1.2 調達の目的 ... 3 1.3 用語の定義 ... 3 2.委託業務の概要 ... 4 2.1 履行場所 ... 4 2.2 履行期間 ... 4 2.3 委託業務概要 ... 4 2.4 構築概要図 ... 4 2.5 全体スケジュール ... 5 3.業務委託詳細 ... 5 3.1 各種打ち合わせ ... 5 3.2 OS・ソフトウェアのバージョンアップ ... 6 3.3 マスタ作成 ... 6 3.4 検証プール展開 ... 6 3.5 動作確認 ... 7 3.6 納品図書及び納品場所 ... 7 4.1 プロジェクト管理 ... 8 4.2 体制及び要員に関する要件 ... 8 4.3 打合せ・報告に関する要件 ... 8 5.その他 ... 9 5.1 知的財産権の帰属等... 9 5.2 機密保持 ... 9 5.3 情報セキュリティに関する受託者の責任 ... 9 5.4 契約不適合責任 ... 9 5.5 法令等の遵守 ... 10 5.6 特記事項 ... 10

(3)

3

1.総論

1.1 本業務の背景 佐賀県では、行政サービスの向上や業務の効率化、情報共有の迅速化を図るため、ICT 活用に よるワークスタイルの変革を推進しており、その一環として、テレワーク用仮想デスクトップを 利用しているところである。 現在、テレワーク用仮想デスクトップのOS は、WindowsOS バージョン 10(1803)を利用し ているが、令和2年 11 月 10 日に、この1803 がサポート期限を迎えるため、WindowsOS をバー ジョンアップする必要がある。 1.2 調達の目的 テレワーク用仮想デスクトップのセキュリティを担保するため、WindowsOSバージョン10 (1909)へのバージョンアップ作業をWindowsOSバージョン10(1803)のサポート終了までに 実施する。 1.3 用語の定義 (1) ネットワーク分離 ① 個人番号利用事務(レベル1) 個人番号利用事務に関わる情報システム及びデータをいう。なお、個人番号利用事務とは、 職員が特定の事務処理において、県が保有する特定個人情報ファイルに個人情報を効率的に 検索し、又は管理するために、必要な限度で個人番号を利用して処理する事務をいう。 ② 個人番号関係事務(レベル2) LGWAN に接続されたネットワーク上で稼動する情報システム(職員・給与、財務経営及び電 子文書決裁システム等)及びその情報システムで取り扱うデータをいう。 ③ インターネット接続業務(レベル3) インターネットメール、ホームページ管理システム等に関わるインターネットに接続され た情報システム及びその情報システムで取り扱うデータをいう。 (2) 共通基盤 佐賀県が平成 30 年 12 月に、個別に導入されたシステムを統合・集約することで、全体最適化 された情報システム構成をとることを目的として、調達を行った、「庁内情報システム共通基盤 整備に係る機器賃貸借及び保守」において整備したネットワーク基盤・仮想サーバ基盤・ストレ ージ基盤をいう。 (3) テレワーク用仮想デスクトップ テレワーク用に構築している仮想デスクトップ環境。出張先や自宅など庁外からインターネッ ト経由で SSL-VPN によりレベル2に設置してある仮想デスクトップにアクセスする。行った操作 は画面イメージが転送されるため、セキュリティを保った業務を行うことができる。仮想デスク トップは VMware 社の VMware Horizon を利用している。同時接続数は 720 台。

(4) デスクトッププール

(4)

事務職員プール」「小中学校事務職員検証用プール」及び「緊急用プール」の5つのデスクトップ プールを構築している。 (5)構築業者 佐賀県が別途契約している、テレワーク用仮想デスクトップの構築及び保守を行っている業者 を指す。

2.委託業務の概要

2.1 履行場所 委託業務の履行場所は、佐賀県が定めた場所で行う。 2.2 履行期間 契約締結の日から令和 2 年 11 月 30 日まで 2.3 委託業務概要 テレワーク用仮想デスクトップの WindowsOS バージョン 10 を 1803 から 1909 へバージョン アップするために必要な業務を委託する。具体的には以下のとおり。 区分 作業内容 対象設備 作業実施者 設計 環境設定書(基本設計書)更新 ― 構築業者 詳細設計書(VMware)更新 VMware 構築業者 詳細設計書(Windows10(1909))更新 Windows10 受託者 構築準備 Horizon バージョンアップ VMware 構築業者 デスクトッププール作成 VMware 構築業者 仮想デスクトップ本番切替 VMware 構築業者 構築・テ スト Horizon バージョンアップ VMware 構築業者 仮想デスクトップ複製マスタ作成 (既存マスタのクローン作成) VMware 構築業者 OS・個別ソフトウェアのバージョンアップ Windows10 受託者 マスタ(1909)作成 Windows10 受託者 デスクトッププール作成・仮想デスクトップ展開 テスト VMware 構築業者 検証用プール展開 ― 受託者 動作確認 ― 受託者 (構築業者支援) 本番プール展開 ― 構築業者 2.4 構築概要図 本業務委託におけるシステム概要図は下図のとおりである。管理サーバ及び仮想デスクトップ

(5)

5 は共通基盤上に設置している。 図1:システム構成図 2.5 全体スケジュール 本業務委託にて想定するスケジュール(案)は下図のとおり。 本業務委託の範囲

3.業務委託詳細

3.1 各種打ち合わせ ・ 県が別途契約している構築事業者とのバージョンアップ業務に合わせて、各種打ち合わせに 対応できる体制を確保すること。また、必要に応じて構築事業者との連携を十分に図ること。

(6)

3.2 詳細設計書(パラメータシート)更新 別紙「仮想デスクトップパラメータシート」を参考に、Windows10(1909)のパラメータシー トを作成すること。 3.3 OS・ソフトウェアのバージョンアップ 構築事業者が作成した VDI 複製マスタ(1803)をもとに Windows10(1909)へのバージョン アップを行うこと。WindowsOS のバージョンアップにより個別アプリケーションのバージョ ンアップが必要な場合は、個別アプリケーションのバージョンアップも実施すること。なお、 対象の個別アプリケーションは別紙「仮想デスクトップパラメータシート」のとおりとする。 3.4 マスタ作成 ・バージョンアップが完了した OS・ソフトウェアに対し、デスクトッププール(5プール分)の マスタを作成すること。作成に当たっては別紙「仮想デスクトップパラメータシート」を参照 すること。

・VDI に適用されている ActiveDirectory サーバ上の GPO(グループポリシー)について、バー ジョンアップ後の OS・ソフトウェア用にカスタマイズを行い、正しく動作していることを確 認すること。 ・マスタの作成及び GPO 調整に当たっては、「一般職員検証用プール」及び「小中学校事務職員 検証用プール」を最初に作成し、それをもとに、その他のプールを作成すること。詳細は下表 のとおり。 プール名 マスタ GPO 一般職員検証用プール ― ― 一般職員プール 一般職員検証用プールと同じ 一般職員検証用プールと同じ 小中学校事務職員検証 用プール ― ― 小中学校事務職員プー ル 小中学校事務職員検証用プール と同じ 小中学校事務職員検証用プール と同じ 緊急用プール 一般職員検証用プールと同じ 一般職員検証用プールの GPO に オンデマンドプリント及び USB リダイレクトの設定を追加する こと ・GPO の取り扱いについては、ActiveDirectory 構築業者との調整を行うこと。 3.5 検証プール展開 「一般職員検証用プール」及び「小中学校事務職員検証用プール」の展開作業を実施すること。 なお、検証後の「一般職員用プール」「小中学校事務職員プール」及び「緊急用プール」への本番 展開は構築事業者にて実施する。

(7)

7 3.6 動作確認 稼働環境が適切に動作するための試験を行い、課題が発見された場合は必要な作業を行うこと。 3.7 納品図書及び納品場所 (1)納品図書 納品図書については、以下のとおりとし、印刷製本 1 部及び電子媒体に記録したもの(PDF 形 式及び PDF 変換前の編集可能な Microsoft Office 等のデータ形式の2種類)を納品すること。ま た、別途ドキュメント、マニュアル等が必要となった場合は、追って作成すること。 なお、本図書に係る著作権は佐賀県に帰属するものとする。 ア 詳細設計書(パラメータシート) イ 作業報告書 (2) 納品場所 ・成果物の納品場所は、佐賀県が指定する場所とする。

(8)

4.業務遂行に関する要件

4.1 プロジェクト管理 (1) プロジェクト管理方法

PMBOK(Project Management Body of Knowledge)など、世界的にも標準手法として認 知されている、プロジェクト管理方法を用いること。 (2) プロジェクト基礎データの収集報告方法 プロジェクトの進捗・品質を担保するために必要な基礎データを明確にし、その取得方法、 報告方法について佐賀県と合意したうえ収集すること。佐賀県に対する報告は収集した基礎デ ータをもとに行うこと。 4.2 体制及び要員に関する要件 (1) プロジェクト体制 本業務に遂行に関するプロジェクト実施体制を敷くこと。 外部組織、協力会社などが存在する場合、その関係、役割、作業分担、責任範囲、指揮系統を 明確にすること。 本業務を遂行するために、プロジェクトマネージャーを1人割り当てること。 (2) 組織管理・コミュニケーション管理方法 本業務におけるプロジェクト組織の管理方法、組織間・組織内のコミュニケーション管理方 法についてあらかじめ佐賀県と合意すること。 4.3 打合せ・報告に関する要件 受託者は、本調達のスケジュール等に十分配慮し、佐賀県との打合せ・報告等を主体的に行う こと。 受託者は、本業務の実施にあたり、佐賀県と行う打合せ、報告等に関し、必要に応じて議事録を 作成し、佐賀県にその都度提出して内容の確認を得るものとする。

(9)

9

5.その他

5.1 知的財産権の帰属等 知的財産権等については、契約書(案)による。 5.2 機密保持 (1) 受託者は、本調達に係る作業を実施するに当たり、佐賀県から取得した資料(電子媒体、文 書、図面等の形態を問わない。)を含め契約上知り得た情報を、第三者に開示又は本調達に係る 作業以外の目的で利用しないものとする。但し、次のいずれかに該当する情報は、除くものと する。 ➢ 取得した時点で、既に公知であるもの ➢ 取得後、受託者の責によらず公知となったもの ➢ 法令等に基づき開示されるもの ➢ 佐賀県から秘密でないと指定されたもの ➢ 第三者への開示又は本調達に係る作業以外の目的で利用することにつき、事前に佐賀県と協 議の上、承認を得たもの (2) 受託者は、佐賀県の許可なく、取り扱う情報を指定された場所から持ち出し、或いは複製し ないものとする。 (3) 受託者は、本調達に係る作業に関与した受託者の所属職員が異動した後においても、機密が 保持される措置を講じるものとする。 (4) 受託者は、本調達に係る検収後、受託者の事業所内部に保有されている本調達に係る佐賀県 に関する情報を、裁断等の物理的破壊、消磁その他復元不可能な方法により、速やかに抹消す ると共に、佐賀県から貸与されたものについては、検収後1週間以内に佐賀県に返却するもの とする。 5.3 情報セキュリティに関する受託者の責任 (1) 情報セキュリティポリシーの遵守 受託者は、佐賀県のホームページに公開している「佐賀県情報セキュリティ基本方針」を遵 守すること。 個人情報の扱いについては、別記「個人情報取扱特記事項」を遵守すること。 (2) 情報セキュリティを確保するための体制の整備 受託者は、佐賀県のセキュリティポリシーに従い、受託者組織全体のセキュリティを確保す ると共に、発注者から求められた当該業務の実施において情報セキュリティを確保するための 体制を整備すること。 5.4 契約不適合責任 納入成果物が本仕様書に適合しない旨の県からの通知があった場合には、受託者の責任及び負

(10)

担において、県が相当と認める期日までに補修等を完了するものとする。 5.5 法令等の遵守 受託者は、民法(明治29年法律第89号)、刑法(明治40年法律第45号)、著作権法、不正 アクセス行為の禁止等に関する法律(平成11年法律第128号)等の関係法規を遵守すること。 受託者は、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)及び受託者が定めた個人 情報保護に関するガイドライン等を遵守し、個人情報を適正に取り扱うこと。 5.6 特記事項 業務に必要な備品、消耗品等は受託者で負担すること。また、本書にない事項が発生した場合 には佐賀県と協議を行い、業務を遂行すること。佐賀県と協議なく遂行した場合の作業等にかか る費用は受託者負担とする。

参照

関連したドキュメント

保安業務に係る技術的能力を証する書面 (保安業務区分ごとの算定式及び結果) 1 保安業務資格者の数 (1)

3.仕事(業務量)の繁閑に対応するため

○水環境課長

第二の,当該職員の雇用および勤務条件が十分に保障されること,に関わって

使用済燃料プールからのスカイシャイン線による実効線量評価 使用済燃料プールの使用済燃料の全放射能強度を考慮し,使用

3 学位の授与に関する事項 4 教育及び研究に関する事項 5 学部学科課程に関する事項 6 学生の入学及び卒業に関する事項 7

(※1)当該業務の内容を熟知した職員のうち当該業務の責任者としてあらかじめ指定した者をいうものであ り、当該職員の責務等については省令第 97

自治体職員については ○○市 職員採用 で検索 国家公務員(一般職・専門職)は 国家公務員採用情報 NAVI で検索 裁判所職員については 裁判所 職員採用