私の就職活動体
験
東京農工大学大学院 農学府
生物制御科学専攻 修士2年
細胞分子生物学研究室
熊 志傑(ヨン チケツ)
自己紹介 ヨンチケツと申します。マレーシアのクアラルンプール出身で、2003年に日本へ留 学しました。 現在は生物制御科学専攻 修士2年在学中です。今年は日本留学7年目になり ます。今日の内容
•
私の就職活動の進め方
•
エントリーシート・筆記試験
•
面接試験について
•
途中で不安になったこと・対処
•
就職活動に役立ったこと
•
内定会社に決めた理由
•
利用した就職情報サイト
今日の内容 私は研究職で就職したので、研究職と留学生の就職の仕方などを以下の流 れで説明していきます。。。。。。。。私の就職活動の進め方(研究職)
2008
年
事前予約が必要な会社説明会は非常に速く
満席になってしまうので、よくチェックすること
私の就職活動の進め方 私は去年の10月からリクナビやマイナビなど就職情報サイトに登録しました。まだ 興味がある会社とか、業界とかまだはっきりしなかったので、とりあえずいろんな会社 にエントリーをしました。主に、食品、化学、日常用品、製薬会社の技術職に絞ってエ ントリーしています。 研究概要が必要な会社もあったので、ついでに、研究概要も書 き始めました。私はこのときまだ自己分析ちょっとしかやってませんでした。 11月からは業界セミナーや合同会社説明会などがビッグサイトや東京ドームなどで 開催されますので、すこし参加し始めました。しかし会場はほとんど歩けないほど非 常に混雑ですので、前日に興味がある会社をあらかじめ調べてから行くようにしまし た。 12月からは、個別の会社説明会の開催され始めます。個別の会社説明会はほと んど予約制なので、予約開始から本当に5分で立たないで終わっちゃうこともあるの で早く予約するようにしました。1月と2月は一番忙しい時期でした。1日に2,3個面 接がかぶったりすることもあるますので、かならずスケジュールを立ててやるようにし ました。3月に最終面接に行って内定をいただきました。会社の名前は日清オイリオ です。 2009 年 ピーク エントリーシートの〆切日は何回かあるが、最初に出したほうがいい私の就職活動の進め方(研究職)
エントリーした会社・業界
マレーシアに拠点がある会社を中心に就職活動を行った
エントリーした会社・業界 私はこれらの業界を中心にエントリーしました。この中でも食品会社が一番興味が あったので、エントリーシートの通過率も一番よかったです。グループディス カッションや2時面接に進めたのは8個中4つでした。最終面接に進めたのは 1つだけでした。化学メーカー、日常用品、製薬会社もとても興味があります が、やっぱり合わないのか通過率が悪かったです。 私はマレーシアに拠点がある会社に絞って就活していますので、エントリー数がすく なかったですが、日本人の友だちは、25とか30とか出していたと思います。エントリーシート・筆記試験
• エントリーシート
– 読みやすく、短く、分かりやすく
– 志望動機:具体的に
– 自己PR:一番難しい
– 留学生がアピールすべきこと:語学、文化
– 研究概要:先輩か先生に添削してもらう
– ぎりぎり出さないこと
• 筆記試験
– SPI・WEBテスト・適性テスト
– 留学生は同じ試験が行われる
エントリーシート・筆記試験 18個もエントリーシートを提出しましたが、聞かれることは共通していることも かなり多かったです。人事はエントリーシ ート一日たくさん読みますので、 できれば読みやすく、短く、分りやすく書くように注意しました。例えば、字 は大きく丁寧に書きました。で、文書は簡潔に、抽象的な言葉を使わない で書きました。志望動機は出来れば、具体的に書きました。例えば、健康 に注意しているって書くよりも、カロリを計算して食事しているって書いたほ うが具体的です。自己PRは私にとって一番難しい項目でした。私は自己 分析そんなにしてなかったので、今でもよく分りません。なので、皆さんは 出来れば自己分析をしてください。今はインターネットで自己分析ができる ところが多いので、そういうのを利用したり。私は留学生ですので、一番語 学と文化をアピールしました。 研究概要、人事の人が読む研究の内容は例えば履歴書の研究内容は一般の 人が読んでも興味を持てるように書くようにしました。 最後一番大事なのは、ぎりぎりで出さない事です。私は大体ぎりぎりで出してい ましたけど。 絶対ぎりぎりでやらないほうがいいです。友達はぎりぎりでやったら、殆ど落ちて たらしいです。留学生も日本人と同じ試験受けさせられる。面接試験でよく質問されること • 自己PR、志望動機、力を入れたこと、キャリアプラン • 留学生:留学した理由、帰国するか、自分の国のこと、勤務地、 家族構成、両親、10年後の自分 • 研究職:研究テーマ(短く分かりやすく)、修士に進学した理由、 やりたい研究、活かせる技術 • 食品業界:業界志望動機、料理経験 • 最終面接:志望順位 • グループディスカッション – 無言にならないこと – 始まる前、メンバーと交流する – 順調に話しが進めるように – テーマ:新しい商品を考える・商品の宣伝方法
面接試験について
面接試験について なかなか面接まで行けたところは少ないですが、行けた所はこういう質問が良く されました。例えば、自己PR、志望動機、力を入れたこと、絶対質問されま す。留学生の場合は留学した理由、将来は帰国するか、自分の国のことと か、勤務地、家族構成。 私は研究職を受けてるので、研究テーマ、修士に進学した理由、会社に入ってや りたい研究、会社で活かせる技術は絶対聞かれます。 食品業界は例えば業界志望動機とか、料理経験の有無とか聞かれました。 最終面接にいけたのは、一つだけでしたが、一般的によく聞かれるのは、志望順 位です。たとえば、うちの会社もし受かったら必ずきてくれますかとか。 グループディスカッションは全部で3回やりました。 私はよく注意したのは、無言にならない事でした。どうしても緊張してしまうので、 私の解決方法としては、始まる前に、メンバーと交流しておくと話して打解 けるようにしました。例えば、出身地聞いたり、どうやってきたとか聞いてま した。ディスカッション参加した3つとも食品会社だったけど、テーマは例え ば、新しい商品を考える計画とか・商品の宣伝方法について話し合いまし た。途中で不安になったこと・対処
• エントリーシートが通らない – 内容を見直す、人に聞く、 • 面接が通らない – たくさん受けて練習する、 • 面接の前、緊張する – 早めに現地に到着し、雰囲気になれると落ち着く • 予定がいっぱい – スケジュールを立てる 途中で不安になったこと・対処 就職活動進んでるうちに、やっぱり壁にぶつかったりすることもありますので、 私はこういった方法で対処しました。一番大事なのはやっぱり面接の前 だと思います。面接の前はやっぱり緊張しますので、私は30分から1時 間前に早めに現地に着いて、雰囲気に慣れておきました。今振り返ると、 これが結構良かったかも知れないです。就職活動に役立ったこと
•
新聞を読むこと
– 日経新聞、日経サイエンスを3ヶ月分読む
•
自分の研究をよく知ること
– プレゼンテーション、分かりやすく説明できること
•
アルバイトの経験
•
ストレス発散法:友達と喋る
就職活動に役立ったこと 就職活動に役立ったことはいっぱいありますけど、ここに書いたことは殆ど当たり前な 事ですが、一番やってよかったと思ったのは、新聞を読むことでした。私は府中の 図書館で、3ヶ月分の日経新聞を読みました。二日間を集中的にやるだけでも、気 になる業界の現状とか流行とか頭に入るので、面接の時にとても役立ちました内定会社に決めた理由
• 日清オイリオグループ会社 – 食品会社:料理が好き – 仕事内容、研究職 – 海外、マレーシアでの勤務機会 – 自分の活躍機会 内定会社に決めた理由 私が内定をいただいた会社は日清オイリオ株式会社でした。どうしてこの会 社に決めたかというと、私は将来日本とマレーシアの架け橋になりたい とおもっていましたので、この会社に決めました。利用した就職情報サイト
• 一般: リクナビ、マイナビ、みんなの就職活動日記 • 留学生/外国人: NPO法人 国際留学生協会/向学新聞 www.ifsa.jpJapan Career http://www.japan-career.jp/
日本で学ぶ、働く外国人のための情報サイトJ-Life http://www.jpalc.com/ • 生物系: 生物系就職アンテナ2010 http://a.hatena.ne.jp/notoikeda/ 利用した就職情報サイト 最後はわたしがよく利用していた就職情報サイトを紹介したいと思います。一番 一般的に利用するのはリクナビや、マイナビや、みん就でした。私は留学生 ですので、外国人むけの就職情報サイトはこれとこれとこれを利用していま した。イベント情報も載っていますので、よくチェックしていました。 最後に生物系就職の情報サイトですが、ここに各会社の最新更新情報が掲載され ていますますので、まとめてみることができて、とても便利です。