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山地流域における定量的な掃流砂量計測Quantitative Observation of Bed-load in Mountainous Streams by Hydrophones

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Academic year: 2021

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B27

山地流域における定量的な掃流砂量計測

Quantitative Observation of Bed-load in Mountainous Streams by Hydrophones

○堤 大三・野中理伸・水山高久・志田正雄・市田児太朗・宮田秀介・藤田正治

○Daizo TSUTSUMI, Michinomu NONAKA, Takahisa MIZUYAMA, Masao SHIDA, Kotaro ICHIDA, Masaharu HUJITA, Shusuke MIYATA

During several sediment movement events, relationship between hydrophon acoustic energy versus bed load measured by pit sampler was obtained. From the relationship between acoustic energy measured by geophone and bed load measured by pit sampler, simple calibration curve was obtained, and continuous quantitative monitoring of bed load has become roughly possible. Four streams, Kurodani, Shiramizudani, Warudani and Hirudani, branch off from main stream of the Ashiaraidani. At upstream of each branching points, pipe geophones are installed and pulses have been monitored for several years, similar to the main stream of Ashiaraidani. Because the monitored bed load can be simultaneously accessed from remote area, it is useful for sediment control operation mitigating the risks of sediment related disaster.

1.はじめに 山地流域における土砂動態を把握するため、流 砂量を直接観測することが重要となる。音響法を 用いたハイドロフォンは、掃流砂の連続観測を可 能とするものであり、穂高砂防観測所の観測流域 である足洗谷において、ハイドロフォンを用いた 土砂動態モニタリングシステムを構築し、観測を 継続的に実施している。しかしながら、ハイドロ フォンは、間接的に流砂を検知するもであるため、 定量的な流砂量を計測することができない。そこ で、深谷観測点においてはハイドロフォン直下流 にピット流砂量計を設置し、そこで計測された流 砂量とハイドロフォンによって計測される音圧 のキャリブレーションを実施する事で、ハイドロ フォンによる定量的な流砂量観測を試みた。 2.観測対象流域 ハイドロフォンは、砂や礫などの粒子が河床に 設置した金属パイプに衝突するときの音をパイ プ内のマイクロフォンで検知し、掃流砂を計測す るものである。穂高砂防観測所の観測流域のひと つである足洗谷流域を観測対象流域とした。ハイ ドロフォンを設置した場所を図-1 に示す。 3.観測結果 深谷観測点において観測されたハイドロフォ ンによる音圧とピットサンプラーによる掃流砂 量の相関を図-2 に示す。これは、2011-2012 年の 3 回の降雨イベントによるデータをまとめたもの である。この相関によって、ハイドロフォンによ る連続定量観測が可能となった。 図-2 音圧と掃流砂量との相関 Acoustic energy [mV] 0 20 40 60 80 Bed lo ad [m 3 mi n -1 ] 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 図-1 観測対象流域とハイドロフォンの設置 割谷山 (2224 m) N HyPh HyPh HyPh HyPh HyPh 1 km 穂高砂防観測 所 焼岳 (2455 m) 割谷 ヒル 白水 黒谷 足洗 Rain

参照

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