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点溶接機用熱量制御装置

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Academic year: 2021

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(1)

U・D・C・る21.791.7d3.ト533.dる一523:る21.314.d3.07

溶 接

熱 量 制 御

HeatControIDevise

forSpotWelders

Osamu Fujiwara 六*

司*

KinjiSugimoto 抵抗溶接機用制御装置として,

溶接楼の電源電圧変動や二次インピーダンスなどの変化を補償し,良好な添 接結果を得る目的から,溶接電流Jを検出して

i三′2舵const・

となるよう通電時間fを制御する熱量制御装置と,溶接枚の主開閉器としてイグナイトロンまたほ電磁接触器 の代わりにサイリスタを使用した無接点サイリスタ式準同期制御装置を開発し,抵抗溶接機汎用楔種へ適用で きることを確認した。 これらの制御装置を75kVA抵抗溶接機に用いて軟鋼板の溶接実験を行ない,引張せん断強度について設定 電流より約34%減少した溶接電流でもJIS規格下限強度以上が得られ,熱量制御装置の効果が確認でき,溶 接作業の簡易化,溶接結果の信板性向上に有効であることを述べた。

】.緒

口 抵抗溶接は近代工業生産に不可欠の工作法となっているが,各溶 接部の不そろいにより信煩度が問題となることがしばしば起こる。 抵抗溶接の通電時間は,鋼板の場合商用周波数の数サイクル∼数十 サイクルであってきわめて短時間であるが,この間に種々の条件変 動を検知して補償制御を行なおうとする試みがなされている。 現時点においてほ,国内では実験的iこホール素子を用いて熱量制 御を行なった結果の報告がみられるが(1),まだ製品化されていない。 外国ではイギリスの文献にも熱量制御の研究が報告され(2),フラン スでは適用製品が現われているが,かなり複雑な制御を行なってい る。このような情勢に対し筆者らほ溶接電流Jを検出して通電時間 ≠を

∼三′,!船const・(緯2)

となるように制御して溶接結果の均一化を図ることを提案し(3),一 部実用に供して好評を得てきたが,今回,本熱量制御装置を抵抗溶 接機汎用械種に無接点サイリスタ式準同期制御装置と組合せて使用 できることを確認したので,その制御回路の概要と特性およびこの 装置を使用した溶接実験結果について述べる。

2.制御方式の選定と制御回路構成

2.1制御方式の選定 比較的大容量鋼板抵抗溶接棟を使用して溶接作業を行なう際に問 題となるのほ,電源電圧変動だけでなく,二次インピーダン′スの変 化(フトコロへの鋼板そう入量の変化など)による大幅な溶接電流の 変化である。一例を図】に示す。このような溶接電流の変化に対し て,引張せん断強度,外観などがすぐれた溶接結果を得るには点溶 接部温度を適切に制御する必要がある。点溶接部温度は点溶接部発 熱量に関係するので,今点溶接の発熱量を0とすれは ¢は(1)式 によって与えられる。

¢=i三′2・批‥

…(1) この(1)式におけるβほ被溶接物の固有抵抗および接触抵抗の和 で,接触抵抗はその表面状態,加圧力などによってその値を異にす る。通電後溶接の進行によって月は変化するが溶接枚フトコロ寸法 日立製作所亀戸工場 (S讃㌍璧仙た 0 nU ハU ■hJ、 x 一州-:3・2tX700×700中心点溶接

\\こ丁‥2`3【×500×9DO仙一湖

こ\\

100 2PC 300 400 50(ノ 絹栴そう人位言毘(mm) × \ 岡1 鋼板そう入位置と溶接電淀の関係 から定まるリアクタンスが大きく,通電によるこのリアクタンスは 変化しないので電流の変化は少ない。一方電源電圧,二次インピー ダンスなど外部条件の変化による電流の変動は直接発生熱量を左右 し,しかも2乗で作用するので溶接結果に及ぼす影響が大きいこと がわかる。したがって溶接部温度は

∼三川

で決まるということができ,電流値の変動を時間で補えば溶接部結 果の均一・化に有効であると考えられる。 以上の考察から′2の時間積分値を一定とする熱量制御装置を試 作し,同時に開発した無接点サイリスタ式準同期制御装置と組み合 わせることにした。 2.2 制御回路構成 図2は全回路論理ブロック図を示したものである。 回路を大別すると溶接機のシーケンス動作を制御する時間回路, サイリスタの点孤位相を調整して溶接電流の実効値を変える電流調 整回路およびサイリスタ点弧回路,そして溶接電流′に比例した電 流を検出し

∼三′2船const・

となるように通電時間fを制御する熱量制御回路部になる。帖問回 路,電流調蕃回路については既報(4)があるので,本報ではサイリス タ点弧回路と熱量制御回路について述べる。 2.2.1熱量制神国路 シーケンス制御による通電時間とは別系列に溶接電流の2乗を 時間積分してこの量すなわち,溶接部の発熱量を一定に保つよう 通電時間を制御して溶接不そろいを抑制する回路である。変流器

(2)

415 主′lE源 .'丈弧Ⅰし】Ⅰ路 1にi允,洞望乙山路 HC PT SCR S■・ll' 熱1il∵剛石削耶旨 Rec 2刺岬 不Ji分凶路 リセッート ノ■J。d′

Lll。=-を/喜

Det lr。 Jo(才∼__ f J禦 亀 Nel 1-El 0\r パノワース′▲に了巧ミ 人力(2ノ吋耶言川リブ) f山一--● R. lし 子ご亘ウナコンデンサ 十E2 r正1E掛 T2 IC (山力芯r主) 7', 図4 積分回路とリセット回路 OV 。ANDS恥伽D。 OR 回 AND 回 路 NOT 回 路 スクイズ時間遅延回路 通電時間遅延回路 保持時間遅延回路 開放時間遅延回路 附H。門恥Re。川N。1 SC De Dll・ DI】 工)。 作二号三 (くI)迩L溶接) 電磁弁駆動回路 電流調整回路 パルストランス サイリスタ点孤同格 電流検出整流回路 積分出力電圧検出回路 節分完了表示ネオンランプ 図2 全回路ブロック論理構成図 言古柁-・;たケーブル ン.勺ミニ土こIi!一_ 久川しい.ナ 図3 電流検出回路 による電流検出回路,入力電圧びfに対して出力電流才0を才。∝〃f2 に変換する2乗演算回路,

∼三才odf

を行なう積分回路とこのリセット回路およぴ

∼三柑

があらかじめ設定した値に達したときこれを検知し溶接電流を速 断する回路より構成される。 (1)溶接電流検出回路 図3は溶接電流検出回路を示したものである。二次電流を直 接検出するほうが望ましいが大電流であることと二次インピー ダンスへの影響を押えるために一次側へ変流器を接続し通電電 流を検出する方式を採用した。一次電流の検出でほ溶接用変圧 器の励磁電流が含まれるが,溶接電流の一次換算値の数%以下 である。 (2) 2東浜算回路 2乗演算回路にはダイオードによる折線近似回路を用いた。 入力電圧と出力電流の関孫が2乗特性を示す範囲は変流器出 力,制御時間,積分回路および出力回路と関連して決める必要 がある。積分コンデンサをC,積分出力電圧をl㌔,充電電流す なわち2乗演算回路出力を才0,積分時間を′,溶接電流をJと すればこれらの間には次式が成りたつ。 r′、 T、 1E2 1-g-ト'(′jト)一こ ̄1'太ホ 0\' ・だ′ 図5 出 力 回

Cx帆=オ0×才∝!三柑・・・

.‥(2) (2)式より使用板厚によって決まる最大,最小溶接時間に相 当する直流等価出力電流才omi。.才omax.を求め,点弧角制御を行 なう場合の溶接電流波形を考慮して,才。1。aX.を得る直流入力電 圧の2倍に対する出力まで2乗特性を示すよう回路定数を決定 した。 (3)積分回路とそのリセット 図4はICを使用した積分回路および無接点化したリセット 回路を示したものである。リセット動作はPNPとNPNトラ ンジスタの組合せにより行なわれるが,これを積分中と休止中 に分けて考えると次のようになる。 トランジスタrlのベース電圧び1は時間回路から信号をと り,通電時間の問〝1>馬且1/(月1十馬)となる正の電圧を与え, それ以外の休止期間には0電位すなわち〃1<馬gl/(凡十馬)と する。したがって通電時間ではrl,T2ともオフとなり,2来 演算回路出力電流才0を順次積分コンデンサCに充電する。休 止期問ではrl,7ちはオンになるため債分コンデンサに充電電 荷があればこれを直ちに放電,リセットする。 (4)出 力 回 路 出力回路は図5に示すとおりである。電流検出,2乗演算, 積分回路を経て得られる積分出力電圧

び0ン吉∼三才odg

があらかじめ設定した電圧Voに達したとき,本回路が作動し て表示用ネオンランプを点弧するとともにタイマー回路の通電 時間を強制的に終了,保持時間に移行させて溶接熱量を一定に 保つ。

(3)

416 昭和44年5月

第51巻 第5号 主サイリスタ SCR, SCRユ

しJ

SCR4 純的 サイリスタ レストランス SCR2 図6 点 孤 回 路 - ′ノ;墨書… 戚 〔a.〉 溶蹟依全景 どボ好もゾ(ミて 寸法-10() SO U 芸 60 tゴ 仁ゴ ミ ヰ0 三∃ 20 くト古昆 \

ごぎ享譲変7_石器 ∩■■ゼ b)制御装置用; 図7 実験に使用した装置の外観 150亡〕

\焔立用

り 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 一別りアンペアターン(ム×氾、)(AT) 図8 変流器出力特性 2.2.2 点 図占は溶接電流開閉用主サイリスタとその点弧回路を示したも のである。 サイリスタ点弧方式にはゲートトリガ電源としてアノード電圧 を用いるアノード点弧方式とゲートトリガ用の別電源を用いる方 式がある。アノード点弧方式の場合以下のような利点があるので これを探ることにした。 (1)ゲートトリガ電源にはアノード電圧を用いるので別電源 を要せず点孤回路を小形化することができる。 (2)ゲートトリガ電流をじゅうぶんにとることができるの で,dオ/め耐量を大きくすることができる。 30 20 ウJ 八ソ】 「l 、hU nい ;)ビ諾「十コ∼ 0.3 0,2

\、、∴

2030 6011)0 200300 6001,0002,000 -一÷ミこ ̄i岩浅(A)(i熊_F川t) 図9 溶接電流検出特性 ∧U nU ハリ ハU 〔U (り ハリ 6 0 nU <U 6 つJ 〔ソ】 l へヽJ n′】 l (くヱ。、讃+ミニ (3)サイ 0.3 0.61.0 2.03.0 6.010 \十■にT_巨t′g(V) 図10 2乗演算特性 リスタ点孤後はアノード,カソード問電圧は急減す るからゲート過熱のおそれがない。 サイリスタはイグナイトロンに比べ点孤に必要なゲート電流が きわめて小さく,電流調整幅を最大値の数%まで小さくすること も可能であるが,溶接機として実用に適する100から30%まで を電流調整幅とした。

3.実験結果および結果に対する検討

3.1熱量制御特性 (1)変流器と溶接電流検出特性 変流器の最大出力電圧を求めるため二次側負荷として150nを 接続した場合の出力特性を図8に,溶接電流検出回路の出力特性 を図9に示す。なお検出回路の負荷抵抗は約20ilとしてある。 この結果から,変流器内部降下を考慮しても出力電圧が25V 以下であればどちらの変流器からも直線性の良好な溶接電流の検 出ができる。 (2) 2粟演算特性 図10は2東浜算特性を示したものである。 演算ダイオードとしては4個使用し,4本の直線の重畳で近似 している。入力電圧が0.8V以下で誤差が大きいのはダイオード の立ち上り電圧の波形の影響によるもので,8V以上での誤差と ともに近似直線の数を増すことによって精度を上げることが可能 であるが,入力電圧0.8Vから8Vの範囲では2乗演算誤差は4% 以内であり,実用上じゅうぶんな精度である。 (3)総合制御特性 大容量椀種用変流器を用いて,日立抵抗溶接機SP-AF75kVA

(4)

占…

00 60 0 nU O 3 2 (上へへ丁ウニ宣告一芸コ【一】 牽良一}i二,i即さツマミ1 200 300 600 1,0州 2,000 一ユタこ′.に滋(A'1し托一号=ピ】ノ 図11熱量制御特性(50Hz) 50 rlO こ 30

三20

10 0 T〆 C--一一〇: 2〔川ご\ ∠ナーーー△: 3りり.\ X-X:1、1「州ユ ゝ・_.一一 / 入 2U 〔) -「-2口 「4り 十6() 川札■.■.【しr⊥・、し 図12 熱量制御時間の温度特性(50Hz) に適用した場合の条件に合わせて調整した熱量制御特性を図Il に,温度による変動特性を図12に示した。制御時間がSサイクル 以下の場合,入力電圧の瞬時値は8Vを越えており2東浜算回路 の特性が8V以上では次第に誤差が増加するため,理想的∫2g= const.制御に比べて制御時間が長く,

∼′2d′

値は大きくなる傾向を示している。ただし誤差の絶対値はほぼ1 サイクルであり,溶接時間が10から100サイクルの本装置の使 用範囲に対しては誤差は6%以内である。 温度に対しては+30℃を越えるころより長めになる憤向を示 している。この温度に対する変動要素は種々あるが,主として積 分出力検出用トランジスタ(図5の7ち)のl㌔g変化が効いている ものと思われる。しかし,0℃から+30℃ではほとんど変化は 見られず,+40℃でも±3%程度の変動であるため実用上問題 ないといえる。図13は熱量制御回路主要部の動作波形例を示し たものである。 3.2 サイリスタ容量の選定 サイリスタを抵抗溶接機の主開閉器として2個を逆並列に接続し たかだか十数%の使用率で使用する場合,1個当たりの定格平均電 流を溶接機最大入力に匹敵させたのでは余裕を見すぎることにな る。そのため,サイリスタの接合部温度上昇』7ブを主とした過負

祭癖韓塁審脊索至芸妻

≡′_…_妻◆毒婦亮誉….亡-≡一書:-こ (黙過制御ツマミ最小,溶接電流20,000Aの場合の例) l実i13 熱量制御回路の動作波形 150 00 0 (UL 聖■T「叫八m八へ∴㌧「ウニご妻 ウ∫ 100 200 l川) 10十イク・rし禎'-E 4()0 50り 600 7【)0 〔Aニシ 2()0 3r)0 生口0 417 囲14 CNO2G過負荷温度上昇曲線 荷特性を,順方向電圧降下VAぷによる温度上昇測定法(5Jで測定し, これをもとにサイリスタの容量を決めることにした。 接合部温度上昇の測定結果の一例を示したのが図14である。 実際の使用にあたっては熱サイクルによる疲労なども考慮しなけ ればならないので,定格電流比を約2倍にとり,通電時間10サイク ルと2秒を時々変更しながら100万回以上の開閉を行なった結果, 動作に異常もなく,順方向および逆方向の漏れ電流の変化も認めら れなかった。 3.3 才妾 熱量制御付サイリスタ式準同期制御装霞を用いて日立抵抗溶接機 SP-AF75kVAによる溶接試験を行なった。溶接電流を変動させる 要素としては電源電圧の変動,被溶接物の形状,寸法,表面状態, フトコロそう入方法,電極形状および加圧力などが考えられるが,電 流の実効値の変化という点では同じであり,これを容易に変動させ ることができる点弓瓜位相制御(電流調整ツマミ)を変化させて溶接強 度を測定した。被溶接物は1.6mm,および3.2mmの軟鋼板2枚 重ね溶接(JIS-Z3136点溶接継手の引張せん断試験方法,JIS-Z3611 点溶接作業標準)を探った。 図15は1.6mm,図1dは3.2mm2枚重ね溶接の引張せん断強 度試験結果を示したものである。標準条件の選定は1.6mm,3.2 mmとも一般のAクラス溶接条件より「チリ+発生防止の意味から 加圧力が大きくなっている。 熱量制御を施した効果により1.6mmで11,500A,13サイクルの 標準条件より65%の7,500Aまで強度はJIS下限値を満足し,3.2 mmの場合には17,400A,27サイクルの標準条件より 66%の 11,500AまでJIS下限値を満足する。繋モ量制御を行なわない場合に は1.6mmで83クgの9,500A,3.2mmで83タgの14,500AでJISの 下限値を割るのに対し,熱量制御装置をつけることにより電流減少 をさらに約20%許容し得るので使用範囲を広げたことになる。

(5)

418 昭和舶年5月

第51巻 第5号 1,900 一0・・一-:_熟品削御装削寸加 (ぷ) 地溝富→中蛸二廿 1,500 0 0 0 J,000 (ぜ) 世悪夢ヾ中諜一廿 0 ハリ 八U ハ∪ ハU O ウ叫 2 溶接時間一定,13サイクル(50Hz) P=540kg チ X一-■ メD 限値) 8 10 12 14 溶接電流(kA) 図151.6mm軟鋼板溶接結果 --0--(〉- -×--・・X-寿鞍_:.■:ニウ㌻差置付加 イクル P=1,030kg (50H7) /X X ′ 16 テリ ーーーーーCトー チ 10 12 14 16 18 20 22 †主花屯流(kA) 図16 3.2mm軟鋼板溶接結果 フトコロそう入寸法が変わって電流が変動する場合には上記実験 の電流変化と異なり,点弧位相制御は一定で電流の波高値が変化す る。このため試験片とは別に金網などをフトコロ内にそう入して電 流を変動させ溶接試験を行なったが,図15,図柑と同じ結果が得 られることを確認した。

4.緒

溶接電流′を検出して通電時間才を

i三∫2df=COnSt・

となるよう制御する熱量制御装置と無接点サイリスタ式準同期制御 装置を日立点溶接枚SP-AF75kVAに用いて試験した結果次の結 論を得た。 (1)熱量制御装置の付加により,JIS規格強度を満たす電流変 動範囲が20%程度拡大する。 (2)熱量制御装置の精度は,実用範囲において6%以内である。 (3)熱量制御装置の使用によって溶接の信煩性向上などの利点 が大きい。 (4)サイリスクは容量の選定を適当に行なえば,取り扱いやす さと寿命の長いことなどによりイグナイトロンよりむしろ 有利である。 以上の結果,日立点溶接機標準品シリーズSP-AG用制御装置とし て製品化することとした。 参 芳 文 献 (1)信原,浮田:点溶掛こおける熱量制御に関する実験的研究, (2) (3) 電気学会連合大会,No.1291(昭一40)

P.M.KnowIson:Instrumentation for resistance weト

ding,R.W.J. P.167-190. 藤原,佐藤: Vol.34,No. (4)秋山,杉本: (5) 日立製作所編

言午

特許弟494781号(特公昭40-28985号) イ ン ハ この発明ほトランジスタを利用したインバータにおいて起動を良 好にし,起動時または電源電圧の低下時に起こる高周波異常発振を 防止するもので,囲】について,14,15はトランジスタで,それぞれ のコレクタほトランス16の巻線17,18の一方の端子171,181に接 続され,エミッタはともにスイッチ19の一端191に接続される。ま たトランジスタ14のベースよりは一方は抵抗20を介してエミッタ に,他方は抵抗22,逆流阻止用ダイオード23を介してトランジスタ 15のコレクタに,トランジスタ15のベースよりは一方ほ抵抗21を 介してエミッタに,他方は抵抗24,逆流阻止用ダイオード25を介し てトランジスタ14のコレクタにそれぞれ接続される。さらにトラン ス16の巻線17と巻線18の端子172,182を接続し,この接続点よ り電源26の負端子に接続され,正端子はスイッチ9の端子192に接 続される。そしてトランジスタ14のベースとトランジスタ15のベ ース間にコンデンサ28を接続したのがこの発明の特長である。 この回路において,スイッチ9を閉路すると同時にわずかに不平 衡状態にあるゆえに発振ができないものを,コンデンサによりその 不平衡を促進させ正常に発振(起動)させるように作用するものであ り,これにより起動時に生ずる高周波異常発振や電源電圧の低下に よる同様異常発振を防止することができる。 これはトランス16の保有する一次側のインダクタンスとその端 子間に生ずる浮遊容量とにより共振し生ずる発振現象を打ち消すよ うにしたもので,この共振現象は特に電源電圧の低下とか,電源電 圧が低い変換器回路の場合とか,負荷の変動,温度変化などにより 生ずるものである。この発振はトランジスタを完全に飽和させない ためにトランジスタの破損の原因となりかつトランスの鉄心が高周 B.W.R.A.Report.Vol.12.No.4(1954-4), 電気正接機の通電制御機構の研究,溶接学会誌 9(1965-9),P.164 日立評論47,1920(昭40-12) シリコン制御整流素子便覧(1965-8) 竜 昭 喜 夕 回 路 波鉄心でないときはその出力ゲーソも非常に低下する。反面この鉄 心の共振周波数に一致した発振であれば非常に高電圧を誘起し, トランス破損の原因となりうる。この発明はこれら異常発振を防止 すると同時に正常の発振における起動を良好にするようにしたもの で,その効果は大きい。 (西宮) 20 22 171 25 14 15 23 19 28 191 21 26 】 24 図 1 17 18 18116 27 172 182

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