枚 監 査 第 1 7 2 号 平 成 2 3 年 1 2 月 2 8 日 枚方市教育委員会委員長 宮 川 勝 也 様 枚方市監査委員 勝 山 武 彦 久 野 邦 広 岡 沢 龍 一 大 塚 光 央 定 期 監 査 の 結 果 に つ い て 地方自治法第199条第4項の規定に基づき定期監査を実施したので、同条第 9 項 及 び 第 1 0 項 の 規 定 に よ り 監 査 の 結 果 に 関 す る 報 告 及 び 意 見 を 提 出 す る 。
1 . 監 査 の 対 象 ( 1 ) 対 象 部 課 教 育 委 員 会 社 会 教 育 部 社 会 教 育 青 少 年 課 文 化 財 課 ス ポ ー ツ 振 興 課 中 央 図 書 館 教 育 機 関 〃 枚 方 小 学 校 〃 春 日 小 学 校 〃 明 倫 小 学 校 〃 牧 野 小 学 校 〃 招 提 小 学 校 〃 川 越 小 学 校 〃 菅 原 東 小 学 校 〃 長 尾 小 学 校 〃 枚 方 中 学 校 〃 渚 西 中 学 校 〃 招 提 中 学 校 〃 楠 葉 西 中 学 校 〃 高 陵 幼 稚 園 ( 2 ) 対 象 事 務 平 成 2 3 年 度 に お け る 財 務 に 関 す る 事 務 の 執 行 及 び 事 務 の 管 理 状 況 ( 学 校 園 等 教 育 機 関 に つ い て は 、施 設 及 び 用 地 等 の 維 持 管 理 状 況 を 含 む 。) 2 . 監 査 の 期 間 平 成 2 3 年 9 月 1 日 か ら 平 成 2 3 年 1 2 月 2 7 日 ま で 3 . 監 査 の 結 果 本 監 査 の 執 行 に 際 し 、 関 係 者 か ら 事 情 聴 取 し 、 ま た 、 提 出 さ れ た 関 係 書 類 を 監 査 し た 結 果 、事 務 処 理 状 況 は お お む ね 適 正 に 処 理 さ れ て い る も の と 認 め ら れ た が 、 一 部 に 改 善 、 検 討 を 要 す る 事 項 が 見 受 け ら れ た 。
《社会教育部》 【指摘・改善事項】 [スポーツ振興課] ○野外活動センター管理運営業務について 野外活動センターの管理運営において、使用料の減免手続きが市の規則で定めて いる内容を逸脱して運用されている事例が見受けられた。 こうした事例の判断は以前に枚方体育協会が定めた内規に基づいて行われてき たが、この内規は、規則で明確に減免対象とされている「市または教育委員会の主 催事業」を補足するものではなく、市民団体等の活動も含んだものとなっているた め、結果として規則からは逸脱した事務処理になっている。 現在、減免対象としている一部の使用について、例えば警察学校の訓練中の一時 使用やボランティアグループによる鳥類調査などが、本来の施設の設置目的に沿っ た使用となっているか、そのうえでの適切な使用料の減免であるか等、それぞれの 使用実態の検証を行ったうえで規則等の整理をするよう指摘する。 あわせて決裁権者への事後処理となっている減免の手続きなど、事務処理フロー 全体についても見直すよう指摘する。 【意見・要望事項】 [社会教育青少年課] ○留守家庭児童会室の運営について 留守家庭児童会室の昼休憩の取得については、任期付職員の1クラス2名配置に より一定の改善はできている。しかし、一部に臨時職員の確保が十分にできなかっ たり、保育中のトラブルなどで昼休憩が取得できなかった場合も見られた。昼休憩 が取得できなかった実態を把握し、今後は職員が適正に休憩が取得できるよう、一 層の体制の整備に努めるよう要望する。 [文化財課] 特に指摘すべき事項はなかった。 [中央図書館] 特に指摘すべき事項はなかった。
《教育機関》 本年度は小学校8校、中学校4校、幼稚園1園の実地監査を行ったところ、施設の 維持管理状況、事務処理状況、備品及び薬品の管理状況については、おおむね良好で あると認められたが、一部に留意を要する事項が見受けられた。 【意見・要望事項】 [学校園] ○学校園施設の状況について 学校園施設耐震化5ケ年計画に基づく耐震補強事業が平成22年度末に完了し、2 階建て以上の主要な学校園施設の耐震性能は確保された。平屋建ての園舎等について は、現在耐震診断を実施中であり、順次耐震化を進めるとしている。今後は学校園施 設の老朽度調査等を踏まえ、施設機能の正確な現状把握を行いながら、学校園施設の 計画的な補修、効率的な維持管理を行っていくことを要望する。 ○学校園徴収金事務について 監査対象学校園は、「枚方市立学校園徴収金事務取扱要項」に基づき、おおむね適正 に事務の執行に努めていることを確認した。市立学校園全体として、学校園徴収金事 務の一定の管理水準が確保され、事務の効率化が図られている。 しかしながら、支払い不足額の個人立替えや現金での長期保管等、改善・是正が必 要な事例が見受けられた。 今後は、教育委員会事務局によるモニタリング等、内部統制をさらに充実させるこ とを要望する。