看護学生の実習到達度票を用いた面接評価の効果
−非面接評価と面接評価の比較−
Effectiveness of Interviews using an Achievement Table among Nursing Students
– A Comparison between Interview Group and a non-Interview Group –
加藤 正美
1),中村美知子
2)KATO Masami, NAKAMURA Michiko
要 旨
本調査は,看護学生を対象に臨床実習後の実習到達度票を用いた面接評価による学生への効果を明らかに することを目的とした。調査対象は,A 看護専門学校在学中の実習を履修する 3 年生 12 名と実習指導教員 4 名であり,同一学生 10 名を対象に非面接評価と面接評価の調査をし,実習到達度の学生評価と教員評価の比 較と関係を分析した。その結果,面接評価は非面接評価と比較し,実習到達度の「対象者と良好な人間関係」「看 護師と円滑な人間関係」「看護師や教員への正確な報告」「対象にとって満足の得られる方法」が有意に高値で あり,面接評価の教員評価は学生の自己評価より高かった。面接評価の学生と教員間では,「問題解決のため の具体策の抽出」「自分の考えを他者に伝えること」「問題点の適切性の把握」「社会的問題の抽出」で有意な 正相関があった。非面接評価は,学生評価と教員評価の間に有意差ならびに有意の相関がある項目はなかった。 本結果から,臨床看護学実習後の実習到達度票を用いた面接評価は,学生が実習の成果を確認し,自己の 課題を明確にするうえで有意義であると考える。 キーワード 実習到達度票,面接評価,看護学生,指導教員Key Words Achievement Table, Interview, Nursing Student, Instructor
Ⅰ.序論
「看護教育の内容と方法に関する検討会報告書」1)で は,卒業時の到達目標の中で,専門職者として研鑽し続 ける基本能力を挙げており,その構成要素の一つに「継 続的な学習」があり,看護学生が学習意欲を持ち続ける ことを課題として検討されている。一般大学生と看護大 学生の学習活動と学習意欲の過去の調査では,看護学生 は他学生に比べ,講義への出席や講義や実習以外の学習 など,学習活動が活発である2)。看護専門学校生と看護 短大生,看護大学生を比較した結果,看護専門学校生は 他学生と比べて看護への興味や看護職の将来性などの看 護職志望動機が高く,学習意欲は看護大学生より高い3) といわれている。 臨床看護学実習(以下,臨床実習)は,時に学生にとっ て緊張感をもたらし,新しい実習環境や人間関係の形成 への戸惑い,知識や技術不足による自信のなさにより, 学習意欲を減退させる要因になる4)。臨床実習評価は, 従来教員や臨床指導者により実施されている。教員等に よる他者評価は,自己評価に比べて一般に学習意欲を低 下させるが5),学習内容に即してフィードバックするよ うな評価方法は,他者評価であっても学習意欲を高め る6)。臨床実習における教員と学生との面接は,一定の 目的を持って行い,被面接者の問題を解決することであ る7)ため,実習終了後に教員が学生の状況に応じた実習 到達度票を用いた面接評価を行うことは,学習意欲を高 め維持することができると考える。 本調査は,看護学生の臨床実習後の実習到達度票を用 いた面接評価の影響を明らかにし,実習終了時面接にお ける学習到達度確認による評価の効果と課題を探ること とした。 受理日:2012 年 7 月 30 日 1) 山梨大学大学院医学工学総合教育部:Interdisciplinary Graduate School of Medicine and Engineering, University of Yamanashi2) 山 梨 大 学 大 学 院 医 学 工 学 総 合 研 究 部( 臨 床 看 護 学 ): Interdisciplinary Graduate School of Medicine and Engineering (Clinical Nursing), University of Yamanashi
Ⅱ.目的
本研究目的は,A 看護専門学校生を対象に臨床実習後 学生の自己評価票提出のみの非面接評価と学生評価と教 員評価を用いた面接評価との,学生評価と教員評価の相 違ならびに関連を分析し,実習到達度票を用いた面接評 価による学生への効果を明らかにすることである。Ⅲ.用語の操作的定義
実習到達度票: A 看護専門学校の既存の臨床実習評価票 で,重要と思われる「対象理解」「健康障 害の理解」「看護問題の抽出」「具体策の 立案」「具体策の実施」「評価」「人間関係」 「記録,報告」の 8 要素の評価を指す。 面 接 評 価: 臨床実習終了時に,学生の実習到達度の 自己評価票と教員による評価票を用いて 行う面接評価方法を指す。Ⅳ.研究方法
1. 調査対象 平成 23 年 5 月から平成 23 年 9 月の期間に,A 看護専 門学校在学中の実習を履修する 3 年生(以下,学生群)12 名と実習指導教員(以下,教員群)4 名である。看護学生 は 1 グループ 6 名で構成されている。 2. 調査内容 1) 基本属性 学生:年齢,最終学歴 2) 実習到達度 A 看護専門学校の成人看護学実習Ⅱ評価票の「対象理 解」「健康障害の理解」「看護問題の抽出」「具体策の立案」 「具体策の実施」「評価」「人間関係」「記録,報告」の 8 要素,各 3 項目,全 24 項目から構成される。評価基準 は「全く実施できなかった(1 点)」〜「十分実施できた(5 点)」の 5 段階で評定。得点が高いほど評価が高いことを 示す。本調査の Cronbach’s α係数は,学生 0.95,教員 0.96 であった。 3. 面接評価方法 学生と教員による面接評価の条件は,以下の通りであ る。 1) 面接評価は実習終了翌日から一週間以内に行う。 2) 学生は個別に教員と 30 分程度の面接を行う。 3) 学生は,実習終了後実習到達度票を用いて自己評 価を行い,面接評価に持参する。教員も事前に学 生の実習到達度票を記入し,面接に臨む。 4) 面接評価は,教員は学生の自己評価を踏まえ,学 生の評点との相違ならびにその理由を確認する。 5) 面接評価では,教員は評点との相違から学生が達 成できたこと,できなかったことを学生とともに 振り返る。 6) 面接評価の最終評点は,学生の自己評価を重視し て面接評価を振り返り,学生が納得した教員の評 点とする。なお,非面接評価の最終評点は,学生 の自己評価を参考に最終的には教員の評点とする。 面接評価と非面接評価の教員は評点を学生へ伝え る。 4. 調査手順 施設長に本研究の主旨を説明し同意を得た。研究者が 対象学生,教員に研究主旨と自由意志による協力依頼で あることを説明し,学生 12 名中同意を得られた 10 名と 教員 4 名に実施した。 調査対象学生(10 名)の成人看護学実習(1 クール 2 週 間)は 2 回であり,同一学生に対して初回の実習は非面 接評価,2 回目の実習は面接評価を行い,2 回の実習到 達度調査を行った。非面接評価は 1 回目成人看護学実習 終了時,面接評価は 2 回目実習終了時に実施した。教員 4 名は,非面接評価者 2 名と面接評価者 2 名とした。面 接評価は,学生の実習到達度の自己評価票と教員による 評価票を用いて行い,2 回目調査前,教員と面接する学 生には面接方法について説明した。成人看護学実習の診 療科,患者条件,学生の実習経験は問わない。 5. 分析方法 基本属性は基本統計量を算出した。実習到達度の学生 評価と教員評価の比較には Wilcoxon の符号付順位和検 定を用いた。学生評価と教員評価の実習到達度の関係に は Spearman 順位相関係数を用いた。データ統計分析に は統計解析ソフト SPSS(Statistical Package for the Social Sciences)WINDOWS ver.16.0J を用いた。 6. 倫理的配慮 本研究は,山梨大学医学部倫理委員会の承認を得てか ら調査を実施した。調査対象者には,下記内容について 文書および口頭で説明し,同意の得られた対象者に調査 した。 1) 研究の目的,調査内容,調査方法について。 2) 本研究への参加は任意であり,調査の中断や拒否, または参加・不参加は自由であること。 3) 調査協力を拒否,中断しても不利益は生じないこ と。 4) 調査によって得られたデータは個人が特定されな いよう記号化した状態で管理され,プライバシーへの配慮をする。 5) 本研究以外の目的では使用しない。
Ⅴ.結果
1. 対象学生の特徴 学生(10 名)の平均年齢は 21.2 ± 2.5 歳であった。最 終学歴は高校 9 名(90.0%),専門学校 1 名(10.0%)であっ た。 2. 学生群と教員群の実習到達度の比較 ─非面接評価と面接評価─(表 1) 非面接評価の学生群は,「対象者と良好な人間関係」「身 体的問題の抽出」など 24 項目中 5 項目は中央値> 3.0 で あった。教員群は,「対象者と良好な人間関係」「看護師 と円滑な人間関係」以下 24 項目中 6 項目は中央値> 3.0 であった。非面接評価では教員評価と学生評価の間に有 意差がある項目はなかった。 面接評価の教員評価が学生評価より有意に高値であっ たものは,24 項目中「対象者と良好な人間関係」「看護 師と円滑な人間関係」「看護師や教員への正確な報告」「対 象にとって満足の得られる方法」(p < 0.05)の 4 項目で あった。 面接評価の学生群は,24 項目中「教員と円滑な人間関 係」が中央値> 3.0 であった。教員群は,「教員と円滑な 人間関係」「対象者と良好な人間関係」など以下 24 項目 中 5 項目は中央値> 3.0 であった。学生群と教員群が中 央値> 3.0 であったのは,「教員と円滑な人間関係」の 1 項目であり,学生群の「精神的問題の抽出」「社会的問題 の抽出」のみ中央値≦ 2.0 であった。 表 1 学生群と教員群の実習到達度の比較 ─非面接評価と面接評価─ 非面接評価(n=10) 面接評価(n=10) 学生群 教員群 学生群 教員群項目 Me Mean ± SD Me Mean ± SD 有意差 Me Mean ± SD Me Mean ± SD 有意差 教員と円滑な人間関係 3.0 3.0 ± 1.1 3.5 3.4 ± 0.7 3.5 3.4 ± 0.7 4.0 3.9 ± 0.3 対象者と良好な人間関係 4.0 3.6 ± 1.2 4.0 3.7 ± 0.5 3.0 3.4 ± 0.5 4.0 4.2 ± 0.6 * 看護師と円滑な人間関係 3.0 3.1 ± 1.1 4.0 3.5 ± 0.7 3.0 3.3 ± 0.5 4.0 3.8 ± 0.4 * 身体的特徴の把握 3.0 3.3 ± 0.7 3.0 3.1 ± 0.6 3.0 3.1 ± 0.6 3.0 3.2 ± 0.8 治療の特徴の把握 3.0 3.4 ± 0.5 3.0 3.0 ± 0.5 3.0 3.1 ± 1.0 3.0 3.4 ± 0.7 対象者の健康状態における認識の把握 3.0 3.4 ± 0.5 3.0 3.4 ± 0.8 3.0 3.0 ± 0.7 3.0 3.4 ± 0.5 問題解決のための具体策の抽出 3.5 3.5 ± 0.5 3.5 3.4 ± 0.7 3.0 2.9 ± 0.7 3.0 3.0 ± 0.8 身体的問題の抽出 4.0 3.5 ± 0.7 3.0 3.2 ± 0.4 3.0 2.9 ± 0.7 3.0 3.4 ± 1.1 精神的特徴の把握 3.0 3.2 ± 0.4 3.0 3.1 ± 1.0 3.0 2.9 ± 0.9 3.0 3.0 ± 0.5 疾病の特徴の把握 4.0 3.5 ± 0.7 3.0 3.2 ± 0.6 3.0 2.9 ± 1.0 3.0 3.3 ± 0.9 対象における一連の看護の有効性の把握 3.0 3.0 ± 0.7 3.0 3.0 ± 0.8 3.0 2.8 ± 0.6 3.0 2.9 ± 0.7 具体策に対する理論的根拠の把握 3.0 3.2 ± 0.8 3.0 3.0 ± 0.7 3.0 2.8 ± 0.6 3.0 3.0 ± 0.8 安全の実施 3.0 3.4 ± 0.8 3.5 3.4 ± 0.7 3.0 2.8 ± 0.9 3.5 3.2 ± 0.9 安楽の実施 3.5 3.5 ± 0.9 3.0 3.0 ± 0.8 3.0 2.8 ± 0.9 3.5 3.3 ± 0.8 自分の考えを他者に伝えること 3.0 2.8 ± 1.1 3.0 3.1 ± 0.9 3.0 2.8 ± 0.9 3.0 3.3 ± 0.8 問題点の適切性の把握 3.0 3.2 ± 0.8 3.0 2.9 ± 0.7 3.0 2.7 ± 0.7 3.0 3.0 ± 0.8 具体策の適切性の把握 3.0 3.3 ± 0.7 3.0 2.8 ± 0.9 3.0 2.7 ± 0.7 3.0 2.8 ± 0.8 対象にあった具体策の把握 3.0 3.5 ± 0.7 3.5 3.4 ± 0.7 3.0 2.7 ± 0.8 3.0 3.1 ± 1.0 社会的特徴の把握 3.0 3.0 ± 0.5 3.0 2.5 ± 0.7 3.0 2.7 ± 0.9 3.0 2.8 ± 0.4 看護師や教員への正確な報告 3.0 2.6 ± 1.0 3.0 3.0 ± 0.7 3.0 2.6 ± 0.7 3.0 3.2 ± 0.6 * 対象にとって満足の得られる方法 3.0 3.2 ± 0.8 3.0 3.2 ± 0.6 3.0 2.5 ± 0.9 3.0 3.3 ± 0.9 * 自分の考えの文章表現 3.0 2.5 ± 0.9 3.0 2.9 ± 0.6 3.0 2.5 ± 0.7 3.0 2.9 ± 0.6 精神的問題の抽出 3.0 3.3 ± 0.5 3.0 2.8 ± 0.8 2.0 2.5 ± 0.7 3.0 3.0 ± 0.9 社会的問題の抽出 3.0 2.9 ± 0.3 2.0 2.4 ± 0.8 2.0 2.5 ± 0.7 3.0 2.6 ± 0.5 注) 非面接評価:実習終了後の面接なし 面接評価:実習終了後の面接あり 注) Wilcoxon 符号付順位検定 *p < 0.05 得点は「全く実施できなかった」(1 点)〜「十分実施できた」(5 点)の 5 段階評定。 得点が高いほど質問項目に対してあてはまることを示す。
表 2 学生群と教員群の実習到達度の関係 ─非面接評価と面接評価─ 非面接評価(n=10) 面接評価(n=10) 学生群 vs 教員群 学生群 vs 教員群 教員と円滑な人間関係 0.306 0.257 対象者と良好な人間関係 0.040 0.407 看護師と円滑な人間関係 -0.219 0.327 身体的特徴の把握 0.547 -0.337 治療の特徴の把握 0.000 0.318 対象者の健康状態における認識の把握 0.077 0.000 問題解決のための具体策の抽出 0.269 0.756 * 身体的問題の抽出 -0.050 0.213 精神的問題の抽出 0.163 0.150 疾病の特徴の把握 0.266 0.403 対象における一連の看護の有効性の把握 0.204 -0.041 具体策に対する理論的根拠の把握 0.271 0.231 安全の実施 -0.058 0.371 安楽の実施 -0.384 0.481 自分の考えを他者に伝えること 0.226 0.744 * 問題点の適切性の把握 0.437 0.671 * 具体策の適切性の把握 0.335 0.301 対象にあった具体策の把握 0.008 0.165 社会的特徴の把握 0.000 0.456 看護師や教員への正確な報告 0.529 0.527 対象にとって満足の得られる方法 -0.631 0.424 自分の考えの文章表現 0.194 0.523 精神的特徴の把握 0.000 0.289 社会的問題の抽出 0.188 0.651 * 表中の数字r :Spearman の順位相関係数 *p < 0.05 3. 学生群と教員群の実習到達度の関係 ─非面接評価と面接評価─(表 2) 非面接評価では学生評価と教員評価で有意の正相関を 示した項目はなかった。 面接評価の学生評価と教員評価の関係では,24 項目 中「問題解決のための具体策の抽出」(r=0.756),「自分 の考えを他者に伝えること」(r=0.744),「問題点の適 切性の把握」(r=0.671),「社会的問題の抽出」(r=0.651), で有意な正相関(p < 0.05)を示した。
Ⅵ.考察
臨床実習後,実習到達度票を用いた面接評価により, 教員群の評価が学生自身の評価より 4 項目が有意に高 く,学生群と教員群間で 4 項目に有意な正相関があった のが特徴であった。 面接評価において「対象者と良好な人間関係」「看護師 と円滑な人間関係」「看護師や教員への正確な報告」「対 象にとって満足の得られる方法」など,教員評価が学生 評価より高かったことは,面接により学生は“出来るこ と”を認識すると,学習意欲を刺激されるため8),教員 の関わりは重要である。学生の自己評価が低いのは,周 囲との関係性を重視する傾向にあるため9) ,教員との面 接を意識して自己の行動や認識を振り返る評価に影響し たと考える。面接評価により,学生は教員から「対象と 良好な人間関係」「看護師と円滑な人間関係」「看護師や 教員への正確な報告」「対象にとって満足の得られる方 法」が自己評価より高いことを伝えられ,自己評価より もできている実習への取り組みを確認できたと言える。 特に,臨床実習では患者,看護師,教員との人間関係な どは重要であるため,実習終了時教員から学生の対人関 係が良好であったことを学生に返していくことは,学生 はその後の実習においても対人関係を大切にして実習に 取り組むことができると考える。面接評価の学生評価と教員評価間で「問題解決のため の具体策の抽出」「自分の考えを他者に伝えること」「問 題点の適切性の把握」「社会的問題の抽出」で有意の正相 関があったことは,学生と教員の実習到達度の認識の相 違が少ないと言える。面接評価では,学生は実習到達度 の捉え方に相違がないことを伝えられ,学生は自己を振 り返り,課題を明確にする機会を得たと考える。臨床実 習において,学生が患者の看護について思考する時,問 題点や具体策の抽出は重要であるため,面接は学生自身 の学習への取り組み状況について,学生と教員間で確認 する機会として有意義である。 面接は一定の目的をもって,たがいに話し合い,情報 を交換したり,意志や感情を交換したり,相談したり, 問題を解決することとなり7),実習到達度票による面接 評価は,学生の課題を明確化させるためのフィードバッ クとなる。面接では,教員の受容的態度,共感的理解の 態度が重要であり10),学生の混乱した思考の整理は, 教員の非指示的な応答が効果的であるため11),教員は 学生の“出来たこと”ならびに“出来なかったこと”を肯定 的に受け止め12),学生が納得して自己の課題を明確に できる面接評価を行う必要があると考える。 本調査では,学生の実習到達度は自己評価より教員評 価が高い評点になり,学生と教員の実習到達度に正相関 があったことから,面接によって学生は,課題を明確に することができたと推測できる。今後は,学生が実習後 の課題に自ら解決策を導き出すための日々の面接と,実 習到達度を確認する評価が重要であるため,実習中の全 教員によるきめ細やかな面接指導・評価を早急に導入す ることが課題である。