36 沖 縄 農 業 第12巻 第1・2号 (1974)
-短報-高良鉄夫 ・東 清二 :タイ国から導入 したバ ッタタ
マ ゴヤ ドリパテが南大東島で定着す
戯林省指令部植 第414号 (葬止品 輸入許可書 ) に
よ りタイ国か らバ ッタクマゴヤ ドリバ チ
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Timberlake (Scelionidae)の寄生す るバ ッ
タ卵 を輸入すべ く
,FAO
の研究員を してお られた九
州大学名教授安松京三博士 に依赦 していた と こ ろ .
1974年6月13日タイ圏の Division of Entomology
andZoology,°ept.of Agriculture
.
Ministry of
AgricultureandC0-0perativesか らDr
・T・Won-gsiri
,
Dr.S.Chaimongkol.Mr.M.Rumakom方
が採 集 されたバ ッタ卵1000個が届 いたO天 敵は6月14
日か ら羽化 し始 め,6月28日までに184頭が羽化 した
ので,沖縄産バ ッタ卵 に産卵 させ,それか ら羽 化 し
た195頭 を同年7月21日に69頭,7月28日に124頭 を南
大東 島え旅客機で運び4地点に放飼 した。同島では,
1971年度来 トノサマバ ッタ
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-nneの異常発生が あ り,これ によるサ トウキビの被 害
が相当な塁 にな っていたo放飼結果について1974年11
月21-24日に調査 した ところ,放 飼地点周辺 では3
0-37%の トノサマバ ッタ卵 に寄生がみ られ,放飼地点か
ら500mで20%前後,1000mで 8-19%,3000m地点
(もっとも遠 い地点)では3- 7%の寄生がみ られ,
各地の開場では活動中の天 敵成虫が多数見 られた。同
島には他の
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sp.が分布す るが, トノサマ バ ッ
タの卵 には寄生 しない ところか ら今回の天敵導入 を拭
みたわけである。導入後わず か4か月で).'Jの全地域に
分散 し,寄生率 を高めつつあることは定著 した ことを
示す もの と考 え られ るo今後の本虫の活躍 を捕縛す る
とともに本虫導入に御協力下 さった安松京三博士 ,上
記のタイ国の方が たに対 し深甚 な る謝恵 を表 したい。