山口県山口市教育委員会教育行政改善プラン-「学校の自律性の確立」に向けた新たな動きをつくる-
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(2) (2)学校「内部」に動きを生み出すしかけづく. 有効な方法であることを示した。. り. (5)ネットワーク機能を活用した新たなチャレ. まず、学校組織に関する研究理2の成果を踏. ンジ. まえて、「学校改善志向型組織の形成モデル」. 中学校区を単位とした指導主事の「学校担当. を作成した。次に、このモデルをべ』スにして、. 制」を機能させ、指導主事が学校支援で得た情. 「提案型学校づくり支援事業」を提案した。本. 報を小中連携に生かすための方途を述べた。ま. 事業は、各学校の「学校づくりの重点」と「具. た、阿東町で積極的に取り組まれてきた地域と. 体的な目標」をもとに、教育委員会が支援を行. の連携に関するさまざまなノウハウを、市内の. い、その中で「学校の自律化」を促し、併せて. 学校に普及させるために、r推進会議」や校長. 「教職員の同僚性・協働性の高まり」や「保護. 会の場を活用することを提案した。. 者・地域住民との信頼関係の構築」の効果をね. (6)戦略的広報広聴の展開. らうものである。また、事業実施に関連して、. 政策の実施過程において関係者の支持を醸成. 指導主事が学校支援を行う際の「中心となる視. していくためには、広報広聴の戦略をもつこと. 点」、「総体的視点」及び学校へのかかわり方. が重要であることを述べ、校長及びミドルリー. について言及した。. ダーへの政策周知の徹底、パブリシティの活用. (3)学校の組織能力の強化と人材育成. による戦略的な情報発信、保護者や地域住民の. 各校において、前述した「学校改善志向型」. 声を政策に生かす工夫について言及した。. の組織づくりが進められるために、校長及び中. 最後に、プランの実現に向けて、計画期間を. 堅教員等の研修を新たに企画・実施することを. 基盤形成期、体制充実期、成長・発展期の3期. 提案した。さらに、教職員一人ひとりの「キャ. に区分し、実施言十画を示した。また、実施上の. リアビジョン」と管理職の「人材育成言十画」の. 留意点として、事務局内における事務分担の見. 作成による計画的な人材育成、教育委員会と校. 直しなどの4点について言及した。. 長会との連携強化について言及した。. なお、本プランは大学院における研修のまと. (4)目標の明示と成果の検証. めであり、同時にあくまで個人的研究の域を超. 教育委員会が市としての目標を示すことの意. えるものではないことを付言しておきたい。. 義として、①各学校が目標や計画を作成する際. 洲浜田博文(2004)『「学校の自律性」確立と校長の役. の拠り所となること、②教育委員会が各学校の. 割に関する研究』(2001∼2003年度科学研究費補助. 取組みを支援する際の基準となること、③教育. 金最終報告書,基盤研究(c)(2),研究代表者=浜口ヨ博. 委員会も、自らの活動状況を自己点検・評価し、. 文)P.92. アカウンタビリティを果たす必要があることの. 削露口健司(2008)『学校組織のリーダーシップ』大学. 3点を述べた上で、その際、「推進会議」にお. 教育出版. いて検討することが一つの方法として考えられ 修学指導教員. ることを指摘した。次に、評価をアウトカム指 標で行うことの必要性を述べ、そのために、学 校評価と教育委員会評価のリンクを図ることが. 一3山. 加治佐 哲 他.
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