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英語表現Ⅱ

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Academic year: 2021

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外国語(英語)科(英語表現Ⅱ)学習指導案

1 単元名

Vision Quest English Expression Ⅱ(啓林館) Lesson 18 犬派?猫派? 2 単元設定の理由 ○ 単元(題材)観 本単元では学習指導要領の英語表現Ⅱの目標である「論理の展開や表現の方法を工夫しながら伝える能力 を伸ばす」ために比較表現を使いながら、主題文・支持文・結論文で構成された読み手に内容が分かりやす いパラグラフの書き方を学ぶ。本単元では原級と比較級を使った比較表現がターゲットであるため、①何と 何を比べているのかを考えて、形を揃える必要があることを理解させ、②2つの選択肢のうちどちらが好き か、どちらに興味関心があるかについて、比較表現を用いて理由を示しながら分かりやすく伝える力を伸ば すことを目標としている。 生徒たちは修学旅行で訪問するシンガポール、マレーシアについてすでに調べ学習を行っているので、そ れらのデータをもとに、両国間、または日本との比較をすることにより、表現活動に興味関心をもって取り 組むことができる単元であると考える。 ○ 生徒観 本クラスは理系クラスで、真面目に授業に取り組む生徒が多く、発問に対して積極的に答えようとする生 徒も見られる。しかし1学期に行った授業アンケートでは、「英語を使って表現したいという気持ちになっ たか」という項目に対する回答の平均値が2.6(最低値1、最高値4)で、英語を話したり書いたりする ことに対して積極的になれないと感じている生徒も少なくないという結果であった。したがって、表現活動 を行う際にはペアや少人数のグループから始め、興味関心のある題材選びをする等、生徒が自信を持って積 極的に活動できる環境作りに配慮していきたい。 ○ 指導観 本単元の指導にあたっては、比較表現を使って自分の意見を分かりやすく相手に伝えることができるよう になることを目標としている。 導入の段階では、前時で学習した例文をペアで繰り返し読み、基本の形を定着させる。展開の段階では比 較の基本的な表現を使って、資料にある情報を正確にパートナーに伝える活動を行う。その際、生徒がより 積極的に活動できるようにワークシートにはインフォメーションギャップを与え、相手からの情報を正確に 理解することができなければタスクが完了しないという状況を作る。まとめの段階では、資料や修学旅行の 事前学習で調べたことをもとに、現時点でシンガポールとマレーシアのどちらにより興味関心を持っている かということを60語程度のパラグラフで書かせたい。そのために既習の比較・対照を表すつなぎ言葉など を提示して、論理的なパラグラフを構成できるように支援する。 3 単元指導目標 ・比較表現(原級・比較級)を理解し、正しく使うことができる。 【言語や文化についての知識・理解】 ・比較表現を使って自分の意見を積極的に述べることができる。 【コミュニケーションへの関心・意欲・態度】 ・資料の内容を分析し、比較表現を使って正確に情報を伝達することができる。 【外国語表現の能力】

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4 単元の指導計画(3時間)

第1次 比較を表す①犬派?猫派? Study Points, Expressions, Check ・・・・・1時間 第2次 比較を表す①犬派?猫派? Exercises ・・・・・・・・・・・・・・・・1時間 第3次 比較を使った言語活動 ・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1時間(本時) 5 本時 (1) 本時の指導目標 ・原級と比較級を理解し、正しく使うことができる。 【言語や文化についての知識・理解】 ・2つのものごとを比較して自分の意見とその根拠を述べることができる。 【外国語表現の能力】 (2) 本時の手立て ・例文を何度も音読することで、比較の基本的な表現を身につけさせる。 ・修学旅行で訪問する国を取り上げることで、生徒の興味・関心を高め、英語で表現する意欲を引き出 す。 ・生徒が活動している間は机間指導によって適切な支援を行う。 (3) 本時の授業仮説 例文を繰り返し口に出すことによって定着させれば、比較の基本の形を使って、色々な情報を表現する ことができるようになるだろう。 (4) 教材

①教科書 Vision Quest English ExpressionⅡ(啓林館) ②ワークシート ③PC ④プロジェクター ⑤スクリーン

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(5) 学習の展開 学習内容・活動 教師の支援・指導上の留意点 教 材 時間 配当 学習 形態 評価 導 入 ○挨拶 ○前時の復習 ○本時の目標を確認する。 ○大きな声で挨拶し、授業に集中 できる雰囲気を作る。 ○ペアで例文を繰り返し読み、基 本の表現を定着させる。 ○大きな声で音読させる。 ① ② ③ ④ ⑤ 1分 5分 2分 一斉 ペア 一斉 展 開 1 ○シンガポールとマレーシアに 関するグラフや資料を見て相 手に説明する。 ○相手が話す内容を聞き取り、ど の資料の説明をしているもの か考える。 ○ワークシートに比較の重要な 表現をまとめて配布し、分から ない時には参照できるように する。 ○相手が聞き取りやすい発話を 促す。 ② ③ ④ ⑤ 10 分 ペア ○比較級を正しく使っ て情報を伝えること ができているか。 【言語や文化につい ての知識・理解】 (様相観察) 展 開 2 ○展開1,2でまとめた情報や修 学旅行の事前学習で得た知識 をもとに、シンガポールとマレ ーシアを比較し、どちらにより 興味関心を持ったかとその理 由を書く。(60語程度) (1)ブレインストーミングでア イディアを出す。 (2)ブレインストーミングのア イディアをもとにライティ ングの活動を行う。 (3)自分の英文を見直し、文法 語法等の誤りがあれば可能 な限り訂正する。 ○必要に応じて書き出しの語句 を与えるなどの支援をする。 ○既習の比較対照を表すつなぎ の言葉等を提示し、論理的なパ ラグラフ構成になるよう注意 を促す。 ○過去に多かった文法語法の誤 りを指摘し、注意を促す。 ② 20 分 個人 ○比較表現を正しく使 って論理的にパラグ ラフを構成すること ができているか。 【外国語表現の能力】 (ワークシート) 展 開 3 ○グループ内で発表し、評価を行 う。 ○グループのメンバーに伝わる 発話を促す。 ② 10 分 グ ル | プ ○自分の意見とその根 拠を述べることがで きているか。 【外国語表現の能力】 (様相観察) (相互評価) ま と め ○本時の内容のまとめを聞く。 ○次回の予告を聞く。 ○挨拶 2分 一斉 ①比較表現を用いて、相手に情報を正確に伝えることができる。 ②2つの物事を比較して、自分の意見を論理的に述べることが できる。

参照