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十六世紀フランスのポーム球戯の競技規則

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Kobe Shoin Women’s University Repository

Title

十六世紀フランスのポーム球戯の競技規則

The First -Written Rules of Jeu de Paurme in the 16th

Century France

Author(s)

辻本 義幸(Yoshiyuki Tsujimoto)

Citation

研究紀要(SHOIN REVIEW)

,第 39 号:21-58

Issue Date

1998

Resource Type

Bulletin Paper / 紀要論文

Resource Version

URL

Right

(2)

( 一 ) こ こ に 、 テ ニ ス 球 戯 の ﹁ 競 技 さ れ る 場 所 ( コ ー ト ) の 形 状 ﹂ と ﹁ チ ェ ー ス ﹂ に つ い て の 小 文 を 添 え て 、 ﹁十 六 世 紀 フ ラ ン ス の ポ ー ム 球 戯 の 競 技 規 則 ﹂ と し て 持 ち だ す の は 、 J ・ フ ォ ル ベ (8 聞 。 ﹁σ 9 ) が 一 五 九 二 年 に 著 し 、 一 五 九 九 年 に 彼 自 身 が 編 者 と な っ て 他 の ポ ー ム 球 戯 関 係 の 三 書 と と も に 一 冊 の 本 と し て 、 パ リ の ト マ ・ セ ヴ ェ ス ト ル (ぎ 。 ヨ 舘 ゜。 o < 。 玲 o )書 犀 か ら 公 刊 さ れ た も の の な か に 収 め ら れ て い る 、 O ミ § 壽 § 亀 § 沁 亀 ミ ミ さ ま ミ ミ 偽 瀞 竃 譜 貯 、 ミ ミ 恥 ミ ミ 鴫 § 馬 ミ 、こ o § 貸 ミ 誤 21 庸 寓 旨 恥 肉N 鳴 鳶 甘 題 o o 義 鳶 嵩 籍 詰 、 芝 謡 鷺 劇 ミ ミ 融 貸 、 瓢 6 貯 向 噛 、 自 、 ﹄題 崎 窯 匹 動 吻o ミ 戚 o 壽 嵩 魯 隊 馬 さ 罵 ミ 亀 鳶 ﹄禽 儀 警 鳶 ミ 碕 俸 職 § 6 寂 、、 禽 心 ミ 、 馬 謹 罵 ミ 自 亀 罵 ミ 、 § 冒 § ミ 登 6 馬 ミ 嘗 § 6 督 ミ § 馬ミ § 、 ミ 譜 吻 で あ る 。 パ リ の 国 立 図 書 館 所 蔵 本 で は 八 折 判 、 わ ず か 十 一 頁 の 小 著 で あ る け れ ど も 、 の ち に ﹁ フ ラ ン ス で 最 初 の ポ ー ム 球 戯 の 競 技 規 則 書 ﹂ と 呼 ば れ る よ う に な っ た も の で あ る 。 ホ イ ッ ト マ ン の ﹃ テ ニ ス の 諸 起 源 と 不 思 議 の 数 々 ﹄ (竃 巴 8 ヨ U , を 喜 -日 p P 隷 § 骨 O 譜 ぎ § 亀 ミ ビ 器 譜 亀 O 鴇 ) に 付 け ら れ た 、 ロ バ ー ト ・ W ・ ヘ ン ダ ー ソ ン の テ ニ ス 球 戯 書 の ﹁年 表 式 の 書 誌 ﹂ に よ れ ば 、 フ ォ ル ベ の こ の 小 著 は そ れ 以 後 も 、 一 六 三 二 年 に は シ ャ ル ル ・ ユ ル ポ ー に よ っ て (9 巴 。 °・ = 巳 唱 9 ∼ 富 瀞 寂 知 亀 ミ § 貯 ぎ § 僑 )、 一 六 五 九 年 に は 貯 § 身 § ﹄ § 薮 ミ 尽 ミ 群 ㌔ ミ 嵩 に よ っ て 再 録 さ れ て い る 。 さ ら に 後 者 は 、 貯 ミ § § § 動 壽 § 工 6 自 職 へ 翼 封 § 3 8 ミ § 自 ミ § 融 § 亀 N 譜 ミ § 隷 h 青 ミ 掬 ミ 竃 ミ 旨 貸 ミ 黒 一 ひ ひ い ∀ b 貯 鳥 ミ 旨 恥 ミ § 同 尋 壽 o q § 卸 8 ミ § 貸 嵩 こ 題 誌 ㎏ 題 翫 ミ 庸 ミ 譜 動

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寄 り の と こ ろ に 穿 た れ た 横 一 フ ィ ー ト 、 縦 六 フ ィ ー ト の 四 角 い 穴 に 、 木 の 板 を 釘 で 留 め て あ る 場 所 。 ﹁ リ ュ ヌ (一 三 旨 o )﹂ と 呼 ば れ る 、 壁 の 中 央 に 床 面 か ら 五 フ ィ ー ト の 高 さ の と こ ろ に 穿 た れ た 、 直 径 八 イ ン チ の 丸 穴 の こ と で あ る 。 レ シ ー ブ 側 の プ レ ー ヤ ー は 、 直 接 に ﹁ エ ﹂ に ボ ー ル を 打 ち 込 め ば 、 一 五 点 が 得 ら れ た 。 ま た 、 ﹁ ト ル ゥ ﹂ と ﹁ リ ュ ヌ ﹂ に つ い て は 、 直 接 に 打 ち 込 む か 、 ワ ン ・ バ ウ ン ド で 入 っ た と き に 、 一 五 点 が 得 ら れ た 。 他 方 、 ハ ザ ー ド サ イ ド ( レ シ ー ブ サ イ ド ) に は 、 主 壁 に は ﹁ タ ン ブ ー ル ( 傾 斜 扶 壁 )﹂ ( 後 述 ) は な く て 、 二 つ の 開 口 部 が あ る 。 一 つ は ﹁ グ リ ル ﹂ と 呼 ば 祁 れ る 、 床 面 か ら 三 フ ィ ー ト 四 イ ン チ の 高 さ の と こ ろ に 、 主 壁 に 接 し て 穿 た れ サ ド た 、 幅 ニ フ ィ ー ト 、 縦 三 フ ィ ー ト の 穴 で あ り 、 他 は ﹁ サ ー ビ ス ・ ホ ー ル ﹂ と

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ー は ド ・ ガ ル ソ ー の も の ( 一 七 六 七 年 ) で あ る 。 簡 単 に 見 て み よ う 。

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図 1 は 、 ス カ イ ノ が ﹃ 球 戯 論 ﹄ 第 二 部 第 一 七 章 ﹁ 張 り 綱 を 用 い る ラ ケ ッ ト 球 戯 用 の 小 さ な コ ー ト に つ い て ﹂ の 説 明 に 添 え た も の で あ る 。 (図 中 に は 、 ラ む 、 祁 ケ ッ ト で は な く て パ レ ッ タ (打 ち べ ら ) が 描 か れ て い る 。 ) ギ ャ ラ リ ー に は 、 鶉 附 開 。 部 が サ τ ビ ス サ イ ド に 四 つ ・ ハ ザ ー ド サ イ ド に 五 つ あ る ・ そ の う ち 2 一 ト

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駆 ド ワ 桝 剛 か ら 等 距 離 の と こ ろ に 、 床 面 か ら の 高 さ が 四 フ ィ ー ト 半 の と こ ろ に 、 縦 ニ フ 25 乃 ス フ 一 ビ ィ ー ト 半 、 横 一 フ ィ ー ト 半 の 四 角 い 穴 が あ る 。 円 形 の ﹁ リ ュ ヌ ﹂ で は な い 。 一 示 し た も の で あ る 。 こ れ ま で 見 つ け ら れ た も の の 中 で は 、 歴 史 上 最 初 に コ ー ト 上 に チ ェ ー ス の 位 置 を 示 す 印 (窟 o 邑 ① メ ゜。 o 。 o 巳 ム 臼 三 。 円 窪 ﹄・ F < 。 門 ゜・ δ 旨 窪 α o ∋ 一臼 ) が 書 き 込 ま れ た 図 で あ る と さ れ て い る 。 サ イ ド ・ ギ ャ ラ リ ー に は 、 中 央 部 の 二 分 の ﹁ に は 差 し 掛 け 屋 根 が な く 、 そ こ か ら コ ー ト 上 に 突 き 出 る か た ち で ﹁ 出 入 り [ (℃ o 器 )﹂ が 二 つ あ る 。 面 白 い の は 、 主 壁 に も 対 称 の 位 置 に ﹁ 出 入 口 ﹂ の 形 を し た も の が 見 ら れ る 。 こ れ ら 四 つ は チ ェ ー ス の た め の 開 口 部 だ っ た の だ ろ う か 。 ハ ザ ー ド サ イ ド に は ﹁ グ リ ル ﹂ が 見 ら れ る が 、 そ の 他 の 開 口 部 は 姿 を 消 し て い る 。

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同 ソ 主 壁 と の 隅 に 床 面 か ら 上 へ と 、 一 六 イ ン チ 平 方 の ﹁ 小 さ な ト ル ゥ ﹂ が 穿 た れ . ル 一 祁 ガ て お り 、 ギ ャ ラ リ ー 寄 り に は 幅 一 フ ィ ー ト 、 縦 六 フ ィ ー ト の ﹁ エ ﹂ が 嵌 め 込 26 サ 亀. 一 ス ド ま れ て い る 。 ハ ザ ー ド サ イ ド に は 、 こ れ ま た 木 版 画 で は 太 線 で 埋 ま っ て い る ビ , 坊 け れ ど も 、 幅 ニ フ ィ ー ト 九 イ ン チ 、 縦 三 フ ィ ー ト 四 イ ン チ の ﹁ グ ーー ル ﹂ が あ 3 る と 一記 述 さ れ て い る 。 た だ し 、 ﹁ サ ー ビ ス ・ ホ ー ル ﹂ は 消 滅 し て い る 。 図 ゜ こ れ ら の 実 際 の 寸 法 が 示 さ れ て い る 構 造 図 以 外 に 、 わ れ わ れ は 幾 つ か の ﹁ カ レ 型 の コ ー ト ﹂ が 描 か れ た 挿 絵 を 持 っ て い る け れ ど も 、 今 は 紙 幅 の 関 係 で 一 つ ひ と つ を 説 明 す る こ と は で き な い 。 ハ イ ナ ー ・ ギ ル マ イ ス タ ー ﹃ テ ニ ス の 文 化 史 ﹄ (稲 垣 正 浩 ほ か 訳 、 大 修 館 書 店 、 一 九 九 三 ) の な か の も の を 挙 げ て お く の で 、 参 照 し て い た だ き た く 思 う 。 ﹁ チ ュ ー ビ ン ゲ ン の 球 戯 館 ﹂ ( 図 69 、 図 58 。 前 者 に は マ ー カ ー が ロ ウ ソ ク 立 て の よ う な も の で 、 チ ェ ー ス の 印 を つ け よ う と し て い る の が 見 ら れ る 。 ) ﹁ ス ト ラ ー ス ブ ル ク の 球 戯 館 ﹂ ( 図 62 ) ﹁ 旧 約 聖 書 画 に 見 る テ ニ ス 、 一

(8)

五 五 九 年 の フ ラ ン ド ル の 絵 に 見 る ダ ビ デ 王 の 私 邸 ﹂ ( 口 絵 16 ) ﹁ シ ャ ル ル ・ ユ ル ポ ー の 密 ㍉ § ミ 着 、 譜 貯 、 ミ ミ の 口 絵 ﹂ (図 21 ) ﹁ ル ネ サ ン ス 時 代 の テ ニ ス コ ー ト ﹂ ( 図 57 ) ﹁ ス コ ッ ト ラ ン ド の フ ォ ー ク ラ ン ド 要 塞 に 残 る 歴 史 的 な テ ニ ス . コ ー ト ﹂ (図 13 b ) な ど 。 次 に ﹁ デ ダ ー ン 型 コ ー ト ﹂ に 話 を 移 す 。 ﹁ カ レ 型 コ ー ト ﹂ と の 大 き な 差 異 は 二 つ あ る 。 祁 一 つ は 、 サ ー ビ ス サ イ ド の 後 壁 に 、 壁 よ り 前 に 張 り 出 る か た ち で 差 し 掛 け サ ↓ ト 屋 根 が 造 ら れ て 、 そ の 下 に ﹁ デ ダ ー ン ﹂ と 呼 ば れ る 観 客 席 が 設 け ら れ た こ と

型 ン も ﹁ リ ュ ヌ ﹂ も 消 滅 す る こ と に な っ た 。 こ の ﹁ デ ダ ー ン ﹂ は か な り の 横 幅 が 一 ダ あ り 、 ハ ザ ー ド サ イ ド の プ レ ー ヤ ー が ボ ー ル を 直 接 に か 、 床 面 も し く は 主 壁 デ の に ワ ン ・ バ ウ ン ド す る だ け で 打 ち 込 ん だ 場 合 に は 、 一 五 点 の 得 点 と な る 新 た 隔 ノ けト  

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し た も の で あ る 。 ( 図 4 参 照 ) わ ざ わ ざ フ ラ ン ス の パ リ か ら 国 王 ア ン リ ニ 世 が ル ー ブ ル 宮 に 造 ら せ た も の の 平 面 図 を 示 し た と こ ろ か ら す る と 、 ま だ 当 時 の イ タ リ ア に は こ の 型 の コ ー ト が 存 在 し て い な か っ た の か も し れ な い 。 建 物 全 体 で は な く 、 実 際 に 競 技 を す る コ ー ト の 面 積 を ﹁ 図 1 ﹂ と ﹁ 図 4 ﹂ と で 比 較 す る と 、 メ ー ト ル 法 に 換 算 し て ﹁ デ ダ ー ン 型 ﹂ 対 ﹁ カ レ 型 ﹂ の 、 長 辺 は 三 六 . 九 三 対 一 九 ・ 四 七 メ ー ト ル 、 短 辺 は 一 二 ・ 二 四 対 六 ・ 四 九 メ ー ト ル で あ る か ら 、 面 積 は 約 四 五 二 対 一 二 六 平 方 メ ー ト ル と な る 。 ラ ケ ッ ト の 発 明 ・ 改 良 に よ っ て 、 こ れ ま で よ り も 約 三 倍 半 広 い 面 積 の コ ー ト で 競 技 す る こ と が 可 能 と な っ た の で あ る 。 ま た 、 多 様 な 種 類 の 打 球 技 術 と 旺 盛 な 体 力 が こ れ ま で 以 上 に 必 要 と さ れ る こ と に も な っ た 。 ス カ イ ノ が こ の タ イ プ の コ ー ト で 行 わ れ る 球 戯 を ﹁ ず ば ぬ け て 素 晴 ら し く て 、 高 く 評 価 さ れ る も の ﹂ (第 二 部 、 第 二 〇 、 一 = 章 ) と 断 定 す る に 至 る ま で に は 、 ﹁ 競 技 さ れ る 場 所 ﹂ に こ の よ う な ﹁ 進 化 ﹂ が あ っ た の で あ る 。 ( た だ し 、 後 の ド ・ ガ ル ソ ー に よ る と 、 ﹁ デ ダ ー ン 型 ﹂ は ﹁ カ レ 型 ﹂ よ り も 長 辺 が ﹁ デ ダ ー ン ﹂ の 差 し 掛 け 屋 根 の ぶ ん だ け 五 フ ィ ー ト 長 28 く な っ た だ け だ と 言 つ か ら ・ ル ー ブ ル 宮 の 〒 ト は 特 別 に 大 き な も の で あ っ た の だ う つ ・ ) 一 も う 一 つ の 差 異 は 、 ハ ザ ー ド サ イ ド の 後 壁 ま ぎ わ の 主 壁 に ﹁ タ ン ブ ー ル ( 傾 斜 扶 壁 ) ﹂ が 新 設 さ れ た こ と で あ る 。 ス カ イ ノ に よ れ ば 、 ﹁ こ の 壁 は 、 " ゲ ー ム の 開 始 の 壁 " と 接 合 す る い ち ば ん 端 の 部 分 を の ぞ い て は 、 そ の ど の 部 分 も 一 様 で あ る 。 そ の 先 端 部 で わ ず か に 厚 み を 増 し な が ら コ ー ト の 内 側 の 床 面 へ と 突 き 出 て い き 、 フ ラ ン ス 人 た ち が 〃 タ ン ブ ー ル " と 呼 ん で い る も の を 形 づ く る 。 コ ー ト の 内 側 の 床 面 へ と 斜 め に 突 き 出 て い る が ゆ え に 、 タ ン ブ ー ル は さ ま ざ ま な リ バ ウ ン ド ・ ボ ー ル が 生 ま れ る き っ か け と な る 。 な ぜ な ら 、 ボ ー ル を こ こ に 打 ち つ け る と 、 上 手 な プ レ ー ヤ ー の 巧 み な 技 を 受 け て 、 見 る も 楽 し い 多 く の さ ま ざ ま な 反 応 を ボ ー ル は 作 り だ す こ と が で き る か ら で あ る 。 ﹂ (第 二 部 第 ] 六 章 ) こ れ も ま た 、 ポ ー ム 球 戯 の プ レ ー 面 に お け る ひ と つ の ﹁ 新 機 軸 ﹂ を も た ら し た も の で あ る 。

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た だ し 、 こ の ス カ イ ノ が 示 す ル ー ブ ル 宮 の コ ー ト は 、 現 代 の リ ア ル テ ニ ス ヨ   コ  ! 塞 " ° ㎜ の 〒 ト に ほ ぼ 近 似 す る 、 ド ・ ガ ル ソ あ コ ー ト と 幾 つ か の 点 で 違 い が あ る 。 ロ ロ     ロ

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苗 く ギ ャ ラ リ ー の 開 口 部 の 数 も 、 ス カ イ ノ の も の は 数 が 一 つ 多 い 。 図 r ー し ( 三 ) 中 世 の 終 わ り 頃 か ら 十 六 世 紀 に か け て 、 野 原 や 道 路 や 広 場 を 競 技 場 と し て お こ な わ れ て い た テ ニ ス 球 戯 が 、 ﹁ ど の よ う な コ ー ト で 、 ど の よ う に 競 技 し て 、 得 点 を 獲 得 し あ う ゲ ー ム で あ っ た の か ﹂ を 知 る た め に は 、 ア 、," ト ニ オ ・ ス カ イ ノ の ﹃ 球 戯 論 ﹄ 第 一 部 第 三 章 、 第 二 八 章 ∼ 第 三 二 章 、 第 三 五 章 、 お よ び 第 二 部 第 七 章 ∼ 第 十 二 章 あ た り を 読 め ば よ い 。 ス カ

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一 ー ビ ス サ イ ド で あ る 。 そ し て 、 線 x を 死 守 す べ き 防 御 側 と な る 。 他 方 、 レ シ ー ブ サ イ ド の B チ ー ム は 、 そ の 線 x を 突 破 30 す べ き 攻 撃 側 と な る 。 A チ ー ム の サ ー バ ー は 線 x を 踏 み 越 さ な い よ う に し て 、 球 を 負 食 聖 め で 囲 ま れ た 四 角 の な か に 、 ノ ー ・ バ ウ ン ド で 打 ち 入 れ な け れ ば な ら な い 。 f が 越 せ な か っ た り 、 両 サ イ ド を ダ イ レ ク ト で 外 し て し ま う と 、 フ ォ ー ル ト で あ る 。 A チ ー ム の サ ー ブ が 成 功 し た あ と 、 B チ ー ム は そ の 球 を ボ レ ー 打 ち す る か 、 球 が 着 地 し た あ と は 第 ニ バ ウ ン ド ま で に 、 A に 向 か っ て 打 ち 返 さ ね ば な ら な い の で あ る が 、 そ の と き の ス ト ロ ー ク に よ る 球 の ゆ く え と あ り さ ま は 、 次 の 五 つ に 分 け ら れ る 。 ( 1 ) 線 X の 手 前 で 、 サ イ ド ラ イ ン の い ず れ か を 直 接 に 外 れ て ゆ く 。 こ の 場 合 は A の 得 点 と な る 。 ( 2 ) 線 X を 直 接 に 越 え て ゆ く 。 こ の 場 合 は B の 得 点 と な る 。

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( 3 ) 四 角 絢 地 亀 盒 内 で ワ ン ・ バ ウ ン ド し た の み で 、 線 X を 越 え て ゆ く 。 b 言 ム 圏 茜 側 側 ゆ ト 徽 曲 ㎜ こ の 場 合 は B の 得 点 と な る 。

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そ し て 、 ( へ ) と ( ト ) の 場 合 に は 、 競 技 規 則 (第 一 部 第 二 章 ) に よ っ て 、 チ ェ ー ス の 印 が 二 つ で き た 場 合 に は 、 そ の 印 を 残 し た ま ま で A と B は サ イ ド 交 替 、 す な わ ち 攻 守 交 替 を し な け れ ば な ら な い 。 ま た 、 線 y が 設 け ら れ て か ら は 、 そ ち ら の 側 に も チ ェ ー ス が 印 さ れ よ う に な っ た 。 そ の と き は 、 両 サ イ ド に 一 つ ず つ の チ ェ ー ス で も 、 合 計 二 つ で サ イ ド 交 替 と な る 。 サ イ ド を 交 替 す る 前 は 、 B に と っ て ﹁ 第 一 チ ェ ー ス ﹂ と い う の は 、 あ た か も ﹁ ゲ ー ム の 主 要 な 目 印 ﹂ を 自 軍 の ほ う に 引 き 寄 せ た か の ご と く に な っ て 、 得 点 が 稼 ぎ 易 く な る 有 利 な 戦 況 を 作 り だ す も の で あ っ た の に 、 サ イ ド 交 替 後 は 、 そ の 状 況 が 反 転 し て 敵 の A に と っ て 有 利 な 状 況 に な っ て し ま う 。 す な わ ち 、 A は B が 作 っ て く れ た ﹁ チ ェ ー ス ﹂ を 利 用 し て 、 ﹁合 わ せ 技 で 、 ↓ 本 ﹂ の 得 点 を 稼 げ る の で あ る 。 た だ し 、 そ の 場 合 に は 付 帯 条 件 が あ る 。 得 点 と な る の は 、 先 ず 遠 い ほ う の ﹁ 第 一 チ ェ ー ス ﹂ が そ の 対 象 と な り 、 そ れ が 消 滅 し た の ち に 、 ﹁ 第 ニ チ ェ ー ス ﹂ が 対 象 と な る 。 そ の と き 、 そ れ ぞ れ ﹁ 第 一 チ ェ ー ス ﹂ お よ び ﹁ 第 ニ チ ェ ー ス ﹂ と 同 じ 線 上 に 、 た ま た ま A の 球 が 停 止 す る こ と が あ る 。 33 そ の 場 合 は ・ ﹁ チ ェ ー ス 牙 フ ﹂ ≦ 。 っ て ・ 元 の チ ェ ー ス は 消 滅 す る ・ 一 そ の ほ か 、 確 認 し て お か な け れ ば な ら な い 競 技 規 則 が 幾 つ か あ る 。 一 、 両 チ ー ム の う ち の ど ち ら か が 、 も う 一 ポ イ ン ト 取 れ ば そ の ゲ ー ム を 獲 得 で き る と き に は (す な わ ち 、 四 五 の ポ イ ン ト に 達 し た か 、 ﹁ デ ュ ー ス ﹂ で 一 ポ イ ン ト 取 っ た と き に は ) 、 た と え ﹁ チ ェ ー ス ﹂ が 一 つ で あ ろ う と も 、 サ イ ド 交 替 を し な け れ ば な ら な い 。 (第 一 部 第 二 章 ) 二 、 チ ェ ー ス の 印 づ け が 皆 無 の 場 合 に は 、 サ ー ブ さ れ た 球 が ﹁ フ ォ ー ル ト の 目 印 ﹂ を 越 え る ま で は 、 レ シ ー ブ 側 の プ レ ー ヤ ー は 、 そ の 線 を 越 境 し て は な ら な い 。

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図 1 は ︑ ス カ イ ノ が ﹃ 球 戯 論 ﹄ 第 二 部 第 一 七 章 ﹁ 張 り 綱 を 用 い る ラ ケ ッ ト球戯用の小さなコートについて﹂の説明に添えたものである︒(図中には︑ ラむ︑祁ケットではなくてパレッタ(打ちべら)が描かれている︒)ギャラリーには︑鶉附開︒部がサτビスサイドに四つ・ハザードサイドに五つある・そのうち2一ト・醐㍗っずつが出入・を兼ね︑また了力⊥チェースの記録係)が立つ場所でも・哩ある︒ハギドサイドには︑﹁グリル﹂と﹁早ビス・ホル﹂がある︒それ田励それ隅からラィー離
図 3 は ︑ ド ・ ガ ル ソ ー が 以 前 に 言 及 し た 本 の な か に 示 し た も の で あ る ︒競技するコートの広さは長辺が九〇フィート︑短辺が三〇フィートであると,祁述べられている︒木版の彫版師が黒い太線で描いてしまっているので︑二 つサ↓トの﹁出入・﹂三フィー半)以外にはギャ一フリーには開口部がないよ︑つに見酵㍗えるけれども︑本文にはδフィー間隔の柱の間に﹁フ7スト・ギャラ哩リ⊥﹁セカンドギャラリ⊥コ了スト゜ギャラリー﹂の各開・部が張り綱,カのの両側にそれぞれあることが記述

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