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Academic year: 2021

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巻 頭 言

環境デザイン学科 4コース制完成

環境デザイン学科は,平成 25年 3月にデザインプロデュースコース初の卒業生を送り出し, 4コース制が完成しました。学科設立からここに至るまでには,歴代の学科長を始め多くの先 生方のご苦労があったと思います。そこで環境デザイン学科の歴史を簡単に振り返ってみたい と思います。 本学科の前身は,昭和 24年に新学制により日本女子専門学校を昭和女子大学と改め,学芸 学部被服学科として設立されました。その後,昭和 37年には文家政学部生活美学科に改称。 昭和 53年には文家政学部は文学部と家政学部に分離されました。当時は被服を主体としたカ リキュラムでしたが,時代の要請に伴い,被服学コース,住居学コース,生活文化史コースの 3コースが設置されました。その後,生活文化史コースは平成 4年に日本文化史学科(現, 歴史文化学科)として独立。平成 6年には家政学部は生活科学部に改称されました。平成 10年 には福祉環境学コースを設置するに伴い,36年間続いた生活美学科は,皆に惜しまれながら 生活環境学科に名称を変更しました。さらに,平成 15年,福祉環境学コースは福祉環境学科 として独立していきました。学科設立から 60年もの間に時代の流れに沿って被服学科,生活 美学科,生活環境学科とさまざまな変遷をたどって来ましたが,平成 21年にはデザインプロ デュースコースを加えて現在の 4コース制となり,長年の念願であったデザインを組み込んだ 学科名に変更し,さらにすべてのコース名にもデザインをつけて現在の環境デザイン学科が誕 生しました。 平成 25年 3月に行われた環境デザイン学科の教職員の会合において,ある教授が環境デザ イン学科に建築インテリアデザインコース,プロダクトデザインコース,服飾デザインマネ ジメントコース,デザインプロデュースコースの 4つのコースがある意義をお話しになりまし た。「4つのコースの専門性はどこか類似性を有しながらも異質なもので,絶妙のバランスで 成立している。それぞれのコースは専門別に独自性を持っている。1つの学科になるには,そ の独自性を放棄することではなく,その独自性を活かしながら,他のコースの独自性を尊重し, 共通点を見つけることが大事である。それぞれの特性を活かしながら,全体として一つにまと まる努力をしていくことが必要である」という内容でした。ともすればお互いのコースの境界 領域が気になり,学科本来の存在意義を見失いがちな昨今において,これからの学科のあり方 を考える上でとても大切なお話でした。 環境デザイン学科は完成年度を過ぎ,新たな一歩を踏み出しています。これからも他の分野 の考え方を尊重し,あるいは刺激を受け,時には切磋琢磨しながら,皆で力を合わせてどこに も負けない環境デザイン学科を作り上げていきたいと思います。 本紀要には,環境デザイン学科に所属している教員の研究成果として研究論文 3報とデザイ ンノート 2報を掲載しております。また,昨年度環境デザイン学科では 200名の学生が,元気 に学び舎を巣立っていきました。その卒業生全員の卒業研究のテーマを巻末に記載しています ので,合わせてご覧いただければ幸いです。 (環境デザイン学科長 角田由美子)

参照

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