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参考図書紹介

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Academic year: 2021

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参 考 図 書 紹 介

ミ ツ パ テ か ら 見 た 養 蜂 佐々木正己:養蜂の科学 (昆虫利用科学シリーズ⑤). サイエンス-ウス.pp.159.1994.1,800円. 本書 は長年玉川大学で ミツバチを研究 して こ られた著者 らの業績 と世界の ミツバチ科学の最 前線 における最新情報が網羅 された養蜂家 にと って待望久 しい好著 といえる. 第1章 「世界の ミツバチ」は新発見の数種の ミツバチの紹介を加えなが らセイヨウ ミツバチ と トウヨウ ミツパテを中心 に養蜂を成 り立たせ ている彼 らの習性を述べ る.第2章 「近代養蜂 を支える技術」では,可動式巣枠,巣礎,遠心 分離器 の3大発明,人工授精 につ いて言及す る.第3章 「ミツ/ヾチ社会機構の人工調節 とそ の生物学的背景」 は,蜂蜜の生産, ローヤルゼ リーの大量生産,女王蜂の人工養成,人工分蜂, 糖液給餌 と代用花粉,越冬管理,採餌圏の問題, 蜂病対策など幅広 く最新知見を取 りあげて展開 し,-ギイタダニ対策,オオスズメバチ対策な ど養蜂家の興味をそそる一章 となっている.罪 4章 「未来技術」 には,警報 フェロモンの逆利 用,合成女王物質の実用化,集合 フェロモ ンの 利用, ミツバチ群の完全室内飼育,新品種の育 成 と新技術の導入,最新 ポ リネーションなどの 将来可能性の高い技術を並べ,いよいよ佳境 に 入 り,蜂飼 いに夢 と希望 を与えて くれる.第5 章 「資源昆虫」では ミツパテの生産物を科学的 に詳述 してある.第6章 「人工管理の功罪」 は 人工栄養問題,環境破壊問題 に言及 しており, ミツバチの自然生活力の大切 さが強調 される。 一読す ると養蜂が, 自然界で巧妙 に営まれる ミツバチの生活に基づいていかに理 にかなった 技術 として発達 してきたのかを今 さらなが らに 痛感 させ られる. ミツバチを理解 し,得た知識 を養蜂技術に取 り入れることにより,養蜂経営 の進歩 に結 びっけるヒン トを提供 して くれる書 といえよう. (井上敦夫) タ イ の 会 議 録 出 版 Connor,L.∫.,Rinderer. T.,Sylester,H.A.,and

Wonsiri,S. Asian Apiculture(Proceedingsof

thefirstInternationalConferenceontheAsian HoneyBeesandBeeMites).WicwasPress.pp. 704.1993. 1992年 2月にタイのバ ンコクで開催 された 第1回 ア ジアの ミツバ チ と寄生 ダニに関す る 国際会議の会議録が出版 された.総計 704ペー ジ,4cmを超える厚 さとなった本書の白い表紙 は岡田一次先生の 「仏像 とニホンミツバチ」の 白黒写真が飾 る. 全8章 に分け られ,第 1章 には基調講演 2題 が,以下 ミツバチ生物学 (29題),養蜂 (5題), 生産物 (8題),養蜂植物 (8題), ダニ頬 (18 題),計 80編の論文が採録 されている.また巻 末 に は, 36ペ ー ジにわ た って Crane and Walkerに よ るア ジア の ミツパ テ の文 献集 (1979年 か ら 1991年 に発表 された 516編 を 集録)を追録 してお り,現時点でのアジアの ミ ツバチの関連情報源 としてかなり完成度の高 い ものに仕上がっている. 本書 の出版を担当 した WicwasPressは, 原稿をフロッピーディスクで集めて各論文の体 裁をそろえ,読みやす くしている. しか し先進 の手法を駆使 したにもかかわ らず,巻末の索引 のページ数が若干ずれて しまった.予定 よりも 出版が遅れたことも関係 あるか も知れないが こ んな ミスがあったことは残念である. (中村 純) *アジア養蜂研究協会では本会議録を頒価 8000円 (送料実費別)でお分けするので,希望者は協会あて に電話 (0427-39-8685)またはFAX (0427-39 -8854)でお申し込み下さい.

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