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特集「ユビキタス時代のインターネット/分散システムの構築・運用技術」の編集にあたって

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Academic year: 2021

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(1)Vol. 45. No. 1. Jan. 2004. 情報処理学会論文誌. 特集「ユビキタス時代のインターネット /分散システムの 構築・運用技術」の編集にあたって 松. 浦. 敏. 雄†. 本特集は,分散システム/ インターネット運用技術. 法や既存の分散システムの安定運用技術に対する潜在. 研究会( DSM )が中心となって編集したものであり,. 的な需要は根強いものの,認知度・理解度はまだまだ. 毎年発行を続けて今回で 4 回目である.. 低く,依然として運用管理者のスキルに依存する傾向. 本特集では,タイトルに掲げたユビキタスに関係す. が強い.このため,分散システムを設計し,構築・運. る分野に加えて,新たなインターネット技術やサービ. 用方法を確立する研究・開発は最近ますます重要性を. ス,およびこれらの基礎となる理論,技術や方法論,. 増してきており,広く知見を共有することが今後とも. ならびに分散システムに基づいた応用システムの構築・. 継続的に必要である.今回の特集の成果と反省を活か. 運用を対象とし,さらには,社会科学的な考察を含め. し,来年も同時期に特集を企画したいと考えている.. た研究論文も対象とした.また,昨年までの特集と同. 最後に,本特集発行に際し,多忙な中,編集・査読. 様に,通常の採録基準よりも有用性を重視し,特に実. していただいた編集委員および査読委員の方々,なら. システムの構築・運用から得られた問題点を示したり,. びに,本特集にご投稿いただいた方々に心から感謝の. 同様のシステムに広く適用可能な構築ポイントを明ら. 意を表します.. かにしたりすることで,その有用性を示した研究論文 を積極的に評価することを編集方針とした.. 「ユビキタス時代のインターネット /分散システムの. 本特集に対して 20 件の論文投稿があり,査読の結. 構築・運用技術」特集編集委員会. 果,9 件を採録とした.採録した論文の内訳は,シス. • 委員長 松浦  敏雄( 大阪市立大学). テム構築・運用技術に関するものが 5 件,コンテンツ 流通・伝送技術に関するものが 4 件であった.残念な この原因について,十分な分析ができているわけでは. • 編集委員 相原  玲二( 広島大学). ないが,不採録になった論文の中には,研究テーマ自. 一井  信吾( 東京大学). 身は新規性があり有用性も評価できるものの,論文の. 今泉  貴史( 千葉大学). がら,採択率は当初目標とした 60%に及ばなかった.. 構成や書き方の問題で不採録にせざるを得なかったも. 菊池   豊( 高知工科大学). のも見受けられた.これは従来より編集委員会や運営. 串田  高幸( 日本アイ・ビー・エム( 株)). 委員会で議論にあがる課題であるものの,査読のプロ. 齊藤  明紀( 大阪大学). セスだけでは改善は難しい.現在,研究会の発表にお. 中川  郁夫(( 株)インテック・ネットコア). いて有望な研究を積極的に推薦するプロセスづくりを. 中村   眞(シャープ( 株)). 検討しており,今後の研究会での活動によって,投稿. 中山  雅哉( 東京大学). 数や採択率が向上していくことを期待している.. 萩原  洋一( 東京農工大学). 本特集では,当初の狙いどおり,分散システムの実. 箱崎  勝也( 電気通信大). 際の構築・運用から得られた知見に基づく研究論文を. 長谷川明生( 名古屋大学). はじめとして,ユビキタスやコンテンツといった過去. 樋地  正浩( 日立東北ソフトウェア( 株)). の特集より広い範囲の運用管理技術に関する研究論文. 牧野   晋( 麗澤大学). を掲載することができた.これらの技術は,多くの状. 宮地  利雄( 日本電気株式会社). 況で広く適用可能であり,これらの知見を多くの会員. 山井  成良( 岡山大学). が共有できると思われる.. 山之上  卓( 九州工業大学) 渡辺  健次( 佐賀大学). 容易な保守運用を可能とする分散システムの構築手 † 大阪市立大学. 1.

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