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国 語 科 分 科 会
説明的文章を正確に読み取らせる指導はどうしたらよいか︒88 かに多いことかを厳しく反省したところからこの課題が生まれて来たわけです︒ しかし︑それにしても現代の学校教育においてひとりひとりということが︑一昔前の寺子屋式の一対一対の個別学習︑現代流行の学習塾や家庭教 二面四領域論能力と態度の二 師によるマンツーマンシステムのような友達や集団から隔離した方法だけで個別学習ができるわけはありませんし︑かりにできたとしてもそうい力 力 力 力く す く す聞 話 書 話謝知 ︶能慣瀧 Oめる深す
号 う方法が必ずしもひとりひとりにたしかな学力をつける最高の方法になるかどうかは疑問です︒力 方解 現 表技習︵︵力度
四1個人間の対話11個人学習 =国語という言語による能態◎
という観点において考えられる ﹃ この国語の学力という 要する ● ﹁確かさ﹂ などです︒ ﹁確かさ﹂ しっかりと身に
ことい
っいていれば︑
言語による創造性が豊かにできるからです︒としての態度化︑ 日常生活にその国語力が転移され︑ 生活化があるからです︒ちは︑﹁確かさ﹂ということを非常にたいせつにしているわけです︒ そこで︑次に︑読むことにおける︑説明的文章の﹁確かさ﹂を三学年の系統としてどう押えたかを具体的にのべると次のようになります︒ 生活の中に生きて働き︑ そこに︑国語の学力の完着化そういう意味においてわたした
会 辞 のを ゜分見つ自意持
︐にえく確ら ゜速正とる的みをに取理組て確み゜論な立的読る 文︑文節︑単語などの文法的正しい理解︒3筋を正しくとらえる︒単語などの文法的正して要約する︒
科分年2
難鷲
にえす確ら約 ゜正と要る巖籔欝紛嶽論な注注中分加とみるO 4要点︑要旨を正しくとらえる︒筆者が︑その文章で書こうとした意図 やねらい︑中心を正しく読みとる︒
育教年1にてえ現しら ゜表即とるとら確ら ゜点が明とる要事をにえ立筋わみ組て道か O︐がる5段落と文章の構成を正しくとらえる︒文章における筆者の意見や論理 はその文章の形の上でパラグラフに具体的あらわれている︒その仕組 科語年旨要容内成構 みを正しく読みとる︒ 尾括法︑頭括法︑散叙法などに集約できる︒6叙述面の特色の理解と精査︒中心部分と付加部分を読み分けたり︑事
国 また︑
むかつ これをもっとわかり易く図示すると次のようになります︒実を述べた部分や意見を述べた部分を区別する︒このようにして︑文章に表現された筆者の思考や論理を︑文字言語をと
踊穀 成熊白纏おして正しく読みとるのです︒ つまり︑このような読み方ができるということはおよそ現象として次のようにまとめられると思います︒
に確明に麟 一段一段を確実に押えて累積的発展︑つ
にに確実み重ね 1書いてある文字︑語句︑文︑文章の読みおとしがない︐2書いてある文字︑語句︑文︑文章に読み加えをしない︒
891 年◎年纏2年◎◎33書いてある︑文字︑語句︑文︑文章のとおりに読み形式的にも︑内容
小集団ー←全 r
固固‖イn万イ
三の 友だちとの比較・深め∴λ・ 抄
課題に即して権確認
会科分 嵐も照は
結 論︵正しさ︶
育教科語国
@ @ @ @ @
91 これらを基本として︑ ﹁論理的な構成﹂授業を具体的にどう組み立てたか︒この点を︑中の単元の場合について︑加藤節教諭の実践から紹介
しておきます︒
92 授業をどのように組織したか一︑グループ学習に何を期待したか︒ア 授業︵教授 学習︑または学習 指導の過程︶は︑学習の主体者である個々の生徒の認識的な過程を基礎として成り立つ︒
イ グループ学習も同じである︒ 個々の生Zの・習 1← ・糸 f例学圏﹈という学習の進展︑および学習︵コミニュケーション︶の場の
広がりの大きなステップに︑ グノープ または﹂集団 による当習 段階を挿入して︑より小さなステップを積み重ねて︑学習を展開させ
※説明的文章読解の一時間のある場面︒
形 態指 導 上 の 留 意 点
93全 体
94号四第⑥ 構造的な理解を深める学習過程 ※従来の読みの過程 先達の遺産 芦田恵之助の七変化や石山修平の解釈学的三読法︵通読←精読←味読︶垣内松三の五段階法︵文意の直観←構想の理解←語句の研究←内容の理解←解釈から表現へ︶などはいずれも︑国語教壇に定着したものです︒しかし︑これらの授業過程での欠陥は︑平板︑羅列︑内容︵指導事項︶過多で中心点がなく︑生徒の興味を失ったことです︒名人芸での授業はともかく︑その形だけを真似た亜流はいずれもそのような問題の多い国語の授業になっていました︒※紀要二号参照
ω補充教材としてに構成した︒
要 そこで︑考えられたのが構造論です︒わたしたちは構造的理解が︑より
紀所 立てさせる︒︷@誠解学習を通して既習の技能をより確実に
究汗ここで言う構造とは︑単元や教材の構造を指すのではなく︑学習︵指導︶ させる︒チームワークについて ④﹁中心部分と付加な部分﹂を理解させる︒
石育の構造というわけです︒︷⑤.文末形式と表現意図・を理解さ苫
教 つまり︑平板︑並列︑羅列︑多目標の従来の三読法を構造化してみたというわけです︒漢詩の表現⑥新しい技能を読えた読みとりの力を確認させ る ︒
例えば︑中二︑﹁要旨をとらえる﹂の指導過程を図示すると次のようにな
美を求め3 ︷①議竃竃璽設遥麟
ります︒② ﹁チームワークについて﹂の指導過程
る本教材は︑その題名と生徒の興味の方向とによって︑チームワークにつて え﹄▲ー㍗通舗ぷ.要旨 竃 ︐
いての説明文と受けとられる傾向がある︒従って第一時の要旨の想定でもかなり拡散的なとらえ方がなされるであろうと予想される︒そこで︑第三
学 学 醸 想
① ② 感次の計画では︑各時の学習が個々の独立した技能の修得を目ざすのではな会 ︑くせ︑で︑ それぞれの思考・作業を通して︑ 生徒ひとりひとりが︑りの欠点・不足に気づきながら︑という意図も含まれている︒ それを批正確認してゆくという過程の中で︑能として修得されてゆくことを目ざすことを考えた︒あるという緊張感と安心感に支えられた意欲を持ち続けられるようにする 常にしかし着実に︑ ﹁想定した要旨﹂ また︑ひとつひとつの段階におけるみずからの読みと にたちかえら相関性を持った一連の技 その過程の中正確な読みに迫まりつつ
科 ll −1 2時1ー ー ー ー1 − 1 −3時l l l l ー
1 | 1 ﹁4時1 − l ll 5時ll l lIlIllll 6時川U111111−
ついでながら︑その他この学習指導を実践した成果として︑生徒が︑自己をより深く︑しかも謙虚に見つめ︑友に学ぶという︑より高次の開かれ
分育教︑科語国
要⇔日相心︷疋←︷問図 評価と言えば︑ そこで︑ あてに 題 文章事実 評価をとり入れた授業自己評価の活動を学習の一環としてとり入れ︑の学力を切りひらく生徒を育てるのです︒ く的 か体ー←
教師が一方的に評価して︑定するにすぎなかった従来の授業にメスを入れてみました︒ 法 方 ← @ 占 =ォ段落の要占⁝←立忌味段菅構成←要⇔τ次のような①〜④のステップのらせん的反復を考えたのです︒ 開 展
単に生徒の学力の伸び率を測 自己を見つめ︑ ︶←麟 感想 意見つまり生徒の自から自分
95 め①はま具に小ステツプのらせん的反復②③④目 標
●大段落の相互の関係を図示で考えることができるようにさせる︒ ■接続語・指示語のはたらきを押えて︑文脈をたどり︑段落相互の関 係から中心段落を読み取ることができるようにさせる︒4 説明的文章を読む意義と読み方を理解させ︑進んで読もうとする態度 を養う︒ ●書かれている内容について︑感想︑意見が書けるようにさせる︒ ●関連する説明的文章を選んで読書し︑その記録を書いたり︑発表し
↑
●要点のとらえ方を自己評価させる︒ね ら い学習活動および内容
○第四次 ●大段落の相互関係から全体の要旨をとらえさせる︒○第五時 ●第二時でとらえた要旨と比較して︑正しい要旨をまとめ 要旨のとらえ方を自己評価させる︒
○本時学習の﹁めあて﹂と﹁方 法﹂を確認し︑自主的・自 発的に学習できるようにす1 本時の学習のめあて﹂と﹁方法﹂をつかむ︒ω小段落をさらに大きな意品の段落にまと め要点をとらえる︒
る︒〇三つに分けた場所と理由を 友だちと話し合い︑その共 通点と相違点がわかる︒
2
98 ね ら い学習活動および内容評 価 活 動指導上の留意点
34
授業の同心円を描く円柱としてとらえられるわけです︒つまり︑同心をも評 価 活 動指導上の留意点つ二つの二層構造といえるのではないかと思います︒
し︑ ○評価項目にしたがって評価 反省を書く︒ 40中心段落を押えることが︑要点を押える ことにつながることを知らせる︒○﹁めあて﹂を評価項目にして︑それを5
形態A 過程B 1 ︑
1三段にまとめるABCDE ︑ ︑ ︑ ︑ ︑ ︑ ︑ ︑ ︑ ︑
2中心段を見つけるABCDE 一 ︑ ︑ ︑ ︑ 一゜1ー↑﹂ー ーLーー1﹂ー ートー rー° 一一 一 一 一 一鵬謂 3省要点をとらえるABCDE 文章表現させる︒O 口 日 大段落の要点
︑一 〆 一 !︑ ︑ ノ ・
会科
反 ※ことばで
1全文の要旨へ
AとCはお互い ある場面 分 このA・B・Cの三者の関係は︑Bを基本にしてA・Cが時間的に転換
育教科語團
三側面を調和させた授業構造 説明的文章をより確かに読み取らせる授業のあり方前項五〜七で述べた授業の三つの側面は孤立したものではなく︑あくま し︑いかと思われます︒ 展開するところに有機的なかかわり合いがあります︒にAの必然性がCを規制し︑Cの必然性がAを規制するという関係ではな つまり︑Bという時間的流れを基本にして︑
国 でも︑
あります︒ 文字どおり三つの側面としてとらえ︑それぞれは不即不離の関係に自己評価−−︐一
形態④
◎ とす⁝㌶ひり
構造的な
99そして︑ 授 業過程⇔ 価 評これらは単に三つの側面としてだけではなく︑立体的構造的に 過 程場面においてA・Cが互いに結びA口って︑ひとりひとりにたしかな学力を効率的に完着させていく授業が組識できるのです︒
㎜