Cultural or Social Knowledge
as an Instrument for Language Acquisition
Kenichi TAMOTO
Faculty of International Communication, Aichi University E-mail: [email protected]
要 旨
本論は,先ず,ロックの命題 “コミュニケーションのために言葉を役に立たせる” ということ を考究することから始まり,逆に言葉が絶えず変化,成長していくのに役にたつのは何かとい うことに関して,論述する。結果,コミュニケーションそのものが,言語習得に役立つこと,
また,文化,乃至,異文化経験が言語習得に役立っていることを例証する。文学も含めて,文化 は,言語習得のためには欠かせないツールであるという結論に達する。また,文化と言語の関 係という視点から考究すると,コミュニケーション学部というものの存在が,再確認される必 要がある。本論では,コミュニケーション学発祥の地アメリカにおけるコミュニケーション学 の発達を例証し,米国におけるコミュニケーション学の実態を明らかにすると同時に,我が国 における(国際)コミュニケーション学部への批判を率直に受け止め,反省するものである。