[資料紹介] 穿孔カード方式について
その他のタイトル [Material] Punched Card System
著者 中辻 卯一
雑誌名 關西大學商學論集
巻 6
号 3‑4
ページ 248‑273
発行年 1961‑10‑30
URL http://hdl.handle.net/10112/00021690
ここでは穿孔カード方式について︑主として︑E︑A
︑ジ
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機 とが出来る︒すなわち︑①卓上式会計機
⑱電子計算機である︒
資 料 紹 介 一
一口に事務機械といってもその種類は多いのであるが︑特に狭
く計算機械と限定しても︑大きく区分して次の三つにわけるこ
⑨穿孔カード式会計
に依りながらその性能の概観と若干の問題につい わが国の事務機械の普及は︑ここ数年来驚くべきものがある︒ 穿孔カード方式について︵中辻︶
常に念頭におくことが必要である︒ も ︑ て
紹介
しよ
う︒
前記三者の計算機の機能︑構造︑応用等には大きな差異があ
り︑別個に独立した計算機ではあるが︑しかし全く夫々が無関
係であると考えることは誤りであり︑例えば企業内に大型電子
計算機を導入してもそれで他の計算機が一切不要になるという
ものではなく︑他の計算機の特色ある機能の活用すべき面も多
々存在するのであり︑むしろそれらが相互補完的役割をはたす
点を無視してはならない︒故に穿孔カード方式を考える場合に
一方卓上式会計機の利用︑また他方電子計算機との関係を
穿 孔 カ ー ド 方 式 に つ い て
中
辻 卯
六四
249
穿孔カード方式について︵中辻︶ このことは①カードの大きさが統一され︑そして③カード 要求されている報告書を作成するような標準化された原始書類
六五
もし事務処理の理想的なシステムが考えられるとすれば︑そ
れは企業で取扱はれるすべての書類を受入れ︑それらを処理し︑
常備される記録とし︑経営の最終的報告書を作成する機械から
構成されるものであろう︒しかしそこで取扱はれる原始書類は︑
寸法︑型︑用紙及び基本的な使用目的が多種多様であるので︑
このような理想的なシステムを発展させることを妨げている︒
それ故︑もし書類を共通の大きさにしたり︑そこに記載される
インホメーションの位置を標準化することが︑すぺての企業に
よって合意に達するならば︑すべての書類を処理し︑記録や報
告書を作成する理想的な機械が考えだされることが多分可能と
なるだろう︒一方︑穿孔カードは︑それによって︑前もって﹁命
や特別に準備された複写伝票として使用される性格をそなえて
いる︒このように穿孔カードは事務処理をほゞ理想に近い方式
︵ 註︶
で行うに適した性格をもっているわけである︒ あることを意味する︒
さ︵厚さもふくめて︶が厳密な規格︵例えばIBM
及び
R Rの
5 標準カードは︑タテ3
中 吋
︑ 許 容 誤 差 廿 ヨ コ
10
,0
00
7ー3吋︑廿│5̲︑厚さ67
吋︑
十
73
︑その
8
10
,0
00
10
,0
00
1,
00
0
ー
1"
00
0
他に小型カードもある︶にあうものでなければ機械はカードに
穿孔されたインホメーションを読みとることも︑ましてそれを
処理することも出来ないだろうということになる︒
またインホメーションがカード上の特定の場所に記録される
出来ないだろう︒ある場所に記録されたインホメーションの性
格が、同じ記録或は報告書の~の場所に記録された同一のイン
ら講義で学んでいる会計学徒にとってはお馴染のことである︒
カードは︑それらが︑﹁読みとられた﹂ことのみを行い︑例え
ば誰かが明らかに小数点の位置を誤って︑特定の数字を記録し
ても︑それを認識する知能を訣いている機械によって処理され
るのであるから︑位置の選定は穿孔カードの採用においては特 令を与えられた﹂機械が︑カードに記載された情報を処理し︑ことは︑元帳勘定の借方貸方や多欄式の精算表の利用を早くか ホメーションと何等か異ったものを意味することがあるという それがわからずに︑それらを正しく読みとって処理することが のでなければ︑たとえ他の点では一00*正しくとも︑機械は それらにふくまれるインホーメョンを分析し︑そして要約して︑ それ故︑まづそれはカードのその大き カード 上の一定の場所を一定の情報の記録のために取っておく必要の
べる若干の例をのぞいて︑カードの表面に書かれたインホメー はカード面を上下に二分し︑それをさらにタテに
4 5 に
区分
し︑
合 計
69 0 行で︑この各行に箇所の穿孔位置がある︵したがって
総穿孔位置は6個
X9
0︵ 行
︶
11
54
0個︶︒各行の6個の穿孔位置は
1
または
2 I I
︑それぞれ上から
0
⁝
⁝
9 ま た は 戸 と 名 付 け ら れ
︑ こ の う ち o
を除
いて
︑ h︑
3 4 ︑
5 6 ︑
7 8 9はカードに印刷されている︒機械は後で述︑
表 1
3
または
4
IBM Character Codes
8
Lower Zone
Punch 12 │ 11 │ o │ N
1 A J / 1
2 B K s 2
3 C L T 3 4 D M u 4 5 E N V 5 6 F
゜w 6
7 G p X 7 8 H Q y 8
, I R z ,
8‑3 . s , 井
8‑4 n 1米 % @
& ゜2米
1. Total Symbol 2. Check Protection
から
1
2I
( I
y) ︑
1
1(
x)
︑゜
'
ヽ
ヽ
2
重要である︒
︵註>穿孔カードを使用する機械の出発点は︑経営事務処理を目的と
したものではなく︑一八九0
年のアメリカの国勢調査の集計に使 用するために考案されたものである︒︵渡辺進他共著﹁機械化会
計﹂︵同文館昭︑
3 1 )
五四
ー五
九頁
参照
︶
今日使用されている標準カードは︑
8 0 カ
ラム
oc
lu
mn
( I n t
, e r
n at i
o na l
Bu
is
ng
s M
ac
hi
ne
s)
カー
ドと
9 0 カ
ラム
(R
em
in
gt
on
Rg
d)
カードの二種類あり︑前者はカードの幅全体に各行タ
テに
てカード1 2 箇所の穿孔位置(position)がある︵したがっ
の総穿孔位置は︑
1 2 個
x8
0︵
行︶
11
96
0個︶︒各行の穿孔位置は上
9
と名付られ︑このうち
I I O I I
から
9
ま
での穿孔位置は通常カード面に数字で印刷されている︒後者 穿孔カード方式について︵中辻︶
I( BM
式では角孔︑RR式では丸孔︶によってあらはされる︒
その標準の組合せ︵機械により使用を制限されるものもある︶は︑
表①・⑲に示すごときものである︒またこの他にカナ文字の組
合せ
も機
械を
改造
する
こと
(S
pe
ci
al
De
vi
ce
)に
より
記録
する
ことが出来るQ
カラムのn個の集りをフィールト(field)といい︑各フィー
ルドは一定のインホメーションを入れるため定めておかれる︒
若しそれを誤って︑例えば販売カードで販売額の欄に入れる予
定のデータを右か左かどちらかへずらして穿孔するとか︑販売
数蛋を示すデータを原価数値の欄に誤って入れて穿孔するよう ︑︑︑︑︑︑ションを読みとらない︒機械用語は種々の組合せによる穿孔
六六
251
表2RR Character Codes 穿
孔 カ ー ド 方 式 に つ
いて(中辻)
数 字 I 穿 孔 位 置 II数 字 I穿 孔 位 置
゜1 2 ,,12II 111と,,O 2 II II 9" 6 5 7 1,5611と11751ぷ1 /,9II
3 I II34/I 8 石 と 9II
4 34 と 9II , II 9 II
英字l穿 孔 位 置 II英字I 穿 孔 位 置 II英字I 穿 孔 位 置
':: . ;: . : : .
J : : : ; : , . .. '.. .,ヽ ヽ.. ' . , .
A ! 12 : :56 : :9 ; '12 ; 3. 4; 5; , 6 : :: , ' ' s ; '12: : ::56 ; ,78 : '
B O ! ;ii 1• • • • • • 5•; ; 7•. ; ! K i : 34; 56 ; i, T : : 、,! 9: 34,, ! 78 : 9 '
C L o : :; , : . : : : '9 u ;〇:'i' : ;品 78;
0 , : : ; 34 5 :::6 .• : : : : . , , ' . • , l . . . ヽ ' ' ヽ, ,, .. 骨l
o : .i 3( . . : 9
D . . , ,. M 0 ; : : ' j : : i 56 :. V !; : . : :
E 0 : 3,, : : N o : i i 56 : ; 9 w ° i i 34 ! 78 :
12: . ,:. !::.. . ! . . 7配:: 9 9 ' ' , : , , :
F ゜! .12 ! .34;. : . : : X 0:': j ' : 7s: 9
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H : 34 ; :78; Q ; : 34 :56 ~i 7釘 z ;9 , : ・ i品 78: : 9 I 9 : . L : . ' . ' ' . 9 ヽ. . R 1:. が.:! .:78. : : : : :
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六七
のために特に設計された機械によって返行される故︑この ード式会計も勿論例外ではない︒事実︑各段階はその目的 目で見て簡単にカードの種類を識別できるようにする︒(
PP
.
201 205)
穿孔カード方式の大要
一般に会計の全過程は︑三つの段階︑すなわち最初の仕
訳記録︑元帳転記の分類過程︑及び報告書或は計算書への集計計算に分けられる。これらの過程—ー記録、分類、及び
集計は︑財務会計のみに限られたものではなく︑統計的な︑
或は財政的なデータの集計にも同様にあらはれる︒穿孔カ 地色︑刷り色︑ストライプ︵色帯︶をつけることによって になったものを発見しやすい役割をはたす︒またカードの c u
t )
(但
し左
下隅
切断
の湯
合は
機種
によ
り使
用出
来な
いの
でさ
け
なけ
れば
なら
ない
︒︶
によ
り︑
種類を区別したり︑カードを揃えた場合転倒したり不揃い 機械のオペレターがカードの カードのいずれか四隅の一端を切断すること
(c
or
ne
r
ード設計︶は重要である︵詳しくは後述する︶︒ される︒それ故︑どの欄に何を穿孔するかを定めること︵カ な場合には︑大混乱が生じ悲惨な結果が起るだろうと想像
における生産方針に示される関連を指摘したり︑或はある生産る︒これは普通のタイプライターと大体似たキー・ボード は流通する色々の形をした.また設計された書類を機械が読み 穿孔カード式会計のこの部分は︑経営内にはいってくる︑或 記録段階 穿孔カード式会計では︑記録の段階はカードに穿孔する穿孔機によって行はれる︒分類の段階は報告書を作成するに必要なグループにカードを配列する分類機によって遂行される︒このサイクルの集計部分ではカードのグループから記録と報告書を作成しなければならない︒この作業を自動的に遂行する機械も発達した︒これらの各段階の夫々については後の節で検討する︒しかしながらこれらの検討に進む前に穿孔カード式会計の大要の一部として注意すべき適用に関する一般的な︱つの原則がある︒この原則は︑一たん必要なインホメーションがカードに穿
孔されて記入され︑そして検証されると︑それからは記録︑報
告︑分析︑及び計算書作成の場合に再検査することなしに再三
再四使用されるという事実にほかならない︒例えば︑販売分析
カードは州別︑州別地域別︑そして地域別商品コード別の販売
分析表を作成するのに使用されるだろう︒或は販売員の手数料
計算︑販売員別の分析に必要な表を作成するのに使用されるだ
けに別の方法で分類されるだろう︑或は商品コード別︑また商
品コード別州或は地域或は販売員別の販売分折表は︑ある地方 ば︑これらの同種カードで売掛金勘定の年令別試算表を作成す より著しいものがある︒ ︱つの段階へのこの種の会計の区分はどの他の方法よりも多分 穿孔カード方式について︵中辻︶
方針は他の地方ではもっと強められるべきであるということを
示したりするのに使用されるだろう︑或はまだ代金未収をあら
はす同種カードは得意先別に分類され月報を作成するのに使用
されるだろうし︑若し日附がまたカードに穿孔されているなら
ることも出来る︒このようにただ一組のカードで非常に多くの
リポートを作成することが出来︑最初の記録と検証の後は複写
或は転記の正確性を更に検討することなしに機械にまかされる
ということは︑近代的な事務処理におけるこのシステムの大き
な価値である︒穿孔カード方式にふくまれる機械の速度と機械
の正確性の他に穿孔方式のこの融通性と再使用性はこの会計技
術の美点であるといはれるだろう︒
(P
P.
2
05207)
取りうる標準の大きさ︑形︑設計をもったカードに変えること
から成り立っている︒
ke
yp
un
ch
カードに穿孔する最も普通の方法は穿孔機であ
六八
253
表 (3)
穿 孔 カ ー ド 方 式 に つ い て
( 中 辻
)
コントロー1レ・パンチ I
コード (Cade) 機能 (Function) 12 欄の限定
II 自動スキップの開始
゜I 英宇穿孔への切換え自動複写の開始
Type 026印2 左側に,,0 を印脚
刷穿孔機のみ 3 印刷の抑制
方式と異り︑穿孔機構 は︑逐次穿孔
(I BM )
(N
目
1 e r i
c a l
Ke
yb
oa
rd
, C
mb
in
at
io
n K
oy
bo
ar
d)
をもった電動
式機械である︒カードはフィード・ホッパー
(F
ee
d
Ho
pp
er
)
から穿孔を行う場所
(P
日1 c
h
S ta t
i on )
へ自動的に送られ︑穿孔
が完了すると自動的にスタッカー
(S
ta
ck
er
) に積み重ねられる︒
コントロール装置は特定行のスキップやその他の自動的な操作
︵自動複写の開始︑英字穿孔への切換え︶を遂行する︒普通の
コントロール装置は︑コード化した命令︵表⑱参照︶を穿孔し︑
ラック
( ra c
k )
に結ぴつけられるか︑或はコントロール・ドラ
ムに巻きつけられた普通の大きさのカードである︒すなわち穿
孔されるべきカードが機械内を進むにつれて︑プラッシ或は星
車
( st a
r
wh
ee
l)
がプ
ログラムカードの対応
が示す命令を機械が自
斉穿孔
(R
R)
方式で 動的に遂行する︒
^
を読みとりながらそれ コ
ント
ロー
ル・
︒ハ
ンチ
する位置にそって動き︑ に所要の事項をセットしておくことによって行はれる︒︶
穿孔カード方式の一連の作業を進めてゆく場合にオペレータ
ーがカードに穿孔されている項目をみていろいろの操作を行わ
なくてはならないとき︑穿孔だけでは直接これを判読すること
02
6)
があ
り︑
六九
率をあげるために︑若干の穿孔機には穿孔されたあるインホメ
ーションをカードの表面に印刷するように出来る装置
(I
BM
穿孔後のカードからでも穿孔されたデータを印
刷する醜訳機
( In t
e rp r
e te r
)
もあ
る︒
I B M ‑
5 5 2
英字穿孔醗訳機を例にとってその特長を述べてみ
ると次のようなものである︒数字
1 0 字
(O
l9
の単
独穿
孔︶
︑
英字
2 6 字
(z
on
e
と
d ig i
t
の2重穿孔︶︑特殊活字2字
( 1 1
また
は
1 2 の単独穿孔︶をカードの上端
1 2
の穿孔位置の上部
(U
pp
er
Li
ne
)
と
1 2
と
1 1
の穿孔位置の中間
(L
ow
er
Li
ne
)
の間に各段とも最高六0字まで醗訳印刷することができ
る︒ただし一回の操作では一段しか印刷できない︒両段にわた
って印刷するときには二度機械に通す必要がある︒この醗訳機
はコ
ント
ロー
ル・
︒ハ
ネル
(C
on
tr
ol
Pa
ne
l)
を備えていて︑特定
行の
X穿孔によって区別される二種類のカードがある場合︑X
カー
ド︑
N
Xカードのそれぞれ別の欄に穿孔されている項目を は時間もかかり︑誤りもおかしやすいこの不便を補い作業の能
同一のタイプ・バアで印刷させたり
(F
ie
ld
S el e
c ti o
n )︑
同じ
欄
に穿孔されている項目をX
カー
ドか
︑ N
Xカードかによって︑
それぞれ別のタイ︒フ・バアで印刷させたりすること
( Cl a
s s
S el e
c ti o
n )等の命令を与えることが行われる︒この機械に特殊
Ma
st
er
C
ar
d
Co
nt
ro
ll
ed
装置
( Sp e
c ia l
De
vi
ce
) と し て
Re
pe
at
Printing
De
vi
ce
をつければ︑特定行に
X穿孔をほど
印刷することができる︒ それに続く何枚ものデテイル・カード上に同一内容をくり返し
また
Ne
ro
El
im
in
at
io
n D
ev
ic
e
をつ
けることにより各項目の有効数字
(1
ー9
)
の左方にあるゼロ
を消して印刷することもできる︒
なおこの型以外に
IB
M‑
Ty
pe
550 C数字穿孔醗訳機︶︑551
︵数字以外に小切手用のビン・ポイント数字も印刷でき︑ダイ
ャルのセットによって5段まで印刷できる︶︑
55
7(
25
段まで印刷
でき
る︒
s el e
c ti v
e
s ta c
k er ,
c
ar
d c
o un t
e r.
特殊活字8箇までつ
けら
れる
︶︑
召ん
ー
312‑1C識訳転書機構をもつ︶‑2C小
切手
用︶
︑
3 •
C
12をあわせたもの︶︑
‑ 4
C転書印刷段の自動選択︑カー
ドの分離などができる機構をもつ︶等が一般に使用されている︒
Du
pl
ication
複写もキイ・パンチの機能であり︑別の機械で
遂行されるのではない︒この作業はマスター・カードからそれ こしたマスター・カード上の穿孔内容︵英数字︶を読みとって
穿孔カード方式について︵中辻︶
つしとって同じ内容をもつカード・ファイルをもう一組作るこ
Re
唸ro
du
ci
ug
an
d G
an
g
Pu
nc hi1g
はぶかれる︒
この操作は集団複写
につづく一群のデテイル・カードに反復されるインホメーショ ンを自動的に穿孔することから成立っている︒普通例えばコン
トロール・ドラムに巻きつけられたプログラム・カードであるコ
ントロール装置によって定められた欄に自動的に複写されるよ うに操作される︒だからキイ・パンチ・オペレターはカードの 最初の四行に送り状ナンバーを入れればよい︒すなわちカード
が五行目に達すると︒フログラム・カードのコントロールが働く
ようになり︑先にマスターカードに穿孔されたデータの複写を
行う︒オペレターは各グルー︒フの最初のカードに一度だけ反復
されるインホメーションを穿孔しなければならないが︑グルー
︒フの残りのカードには自動的に複写が行われる︒グループに共
通のインホメーションを複写穿孔することによって︑正確性を 増すと共に手による穿孔よりも速度も早くなり︑オペレターが 穿孔すべき次の種々のインホメーションの項目を見出す手間が
穿孔機によって行われる︒
Re
pr
od
uc
iu
g
C複写穿孔︶は一組の
カード・ファイルに記録されている穿孔内容の一部あるいは全
部を︑まだ穿孔されていない他の一組のカードに︑
七〇
一枚一枚う
255
穿孔カード方式について︵中辻︶ ('
L‑‑‑‑‑‑‑‑‑
且
団(2.)
心 ◎ 年g
3芯 呼 叩 必 加 巫 ←
臼 圧
七
うためにカードに変えるような場合である︒
図(1)
ら d.
ふ、、 み防 ¢G
戸 白
りはづし爾後の販売分析︑売上原価計算︑及び在庫管理等を行
とで
あり
︑
Ga
ng
Pu
nc
hi
ng
(集団穿孔︶は前もって準備された
・ユニットを備えているので原カードの穿孔を複写カードの任
意の欄に複写することができる︒また集団複写穿孔機はこの複
写穿孔および集団穿孔をそれぞれ単独に行うこともできるとと
もに︑一回の操作によって両方を同時に遂行することもできる︒
その一例を示したのが図①︑③の如きものである︒ よって︶︑同一カード上の所定の位置に醗訳印刷するか︑または穿孔する機械から成立っている︒この機械を使用することによって︑キイ・︒ハンチなしで︑工場︑支店︑その他で︑取引の発生︑在庫の点検︑メータの検針などの際に直接カード上に手書
穿孔したりできる︒
T ic k
e t
Co
nv
er
ti
ng
小型のチケットに穿孔されたインホメ
ーションを普通の穿孔カードに変えるように設計された機械が
ある︒この操作の最も一般的な応用例は︑百貨店等で商品に添
付された前もって所要の事項が穿孔されたタッグを販売時に取
この他に穿孔カードの作成の場合としては︑テープからカー
ドヘのデータの変換
Ta
冷e ,
t 6, C
a rd
C om ,
e rt i
n g,
記録或は報
告書をタイプライターで作成すると同時に穿孔カードに作成
Ty
苓岱
u r i t
Ce r
ar
d P
u nc h
i ng ,
電話線︑及び私設回線に連結さ
れた特別に設計された穿孔機構からの穿孔カードの作成
Da
at
きされたデータを︑後で機械がマークを読みとって醗訳したり 上に転写穿孔することである︒プラグ・ボードやワイヤリングれたインホメーションを電気的伝郡によって︵或は光電管に 一枚のもとになるカードの穿孔内容をそれに続く多数のカード卵形等の枠の中に鉛筆でしるされたマークであらかじめ記録さ
Ma
rk
‑s
en
se
d Pu
nc
hi
ng
この過程はカード上に図示された
ードがその場で停止する︒︵停止と同時に赤ランプを点ずるもの 若し正しい接触 Trミ
n sc e
i 笠品︾電子計算機からの穿孔カードによるアウトプッ
トの場合等もあるが︑これらについての検討は別の機会にゆづ
Su
mm
ar
y P
un
ch
iu
g
これは重要なので後述する︒
Ve
ri
fy
in
g
これは実は穿孔作業ではないが︑しかし非常に密
接に関連しているのでここで言及しなければならない︒穿孔作
業は手作業であるから誤りを生ずることがあるU誤穿孔は後日
発見することは困難であるから︑カードが穿孔された後にすべ
て検孔機によって穿孔検査を行はねばならない︒
8 0 行カードに使用する検孔機は外見上検孔機と同じようにみ
えるが︑しかし機能は穿孔を行わない点で非常に異っている︒
検孔
︶
る ︒
穿孔カード方式について︵中辻︶
︵但
し同
じ
キーボードのキーがおされると︑小さな︑柔軟な
Plu
ng
er
が
現在その場所にきている行のカードのを孔通って電気的に接触
されるようになる︒若し正しい接触が行はれるならば︑カード
は次の行へ進行し︑その穿孔は正しいことになる︒
誤りが繰返された場合はこの限りではない︒︶
が行われないか︑或は若し不正確な接触が行われるならば︑カ
もある︒︶これによってオペレターは誤りの存在を知る︒︵直接
い分類機 いる︒二つのタイ︒フの機械がこの部分であげられる︒すなわち 分類段階 で
きる
︒
行カードに使用する検孔機は同一位置ですこし中心のずれ9 0
たところに穿孔するように設けられた
l ev e
rで穿孔する︒すな
わちその結果長円形の孔があく︒それ故誤りがなされたならば︑
脱落でも或は誤穿孔でも︑残った円形の孔はそのことを示すだ
ろう︒この二回の穿孔を終ったカードを自動検孔機(RR‑313)
にかけることにより︑若し誤りが発見されたならば︑色彩の異
ったシグラル・カードが誤穿孔カードの前に自動的に挿入され
て選別出来るようになる︒
検孔の重複または脱漏を避けるため︑また会計監査の後日の
しい︒そこで正確なことが検孔されたカードにはカードの右端
に小さな丸孔︑ノッチ
(o
kn o
t ch )
等を自動的にあけるように
(p
p.
207
212)
分類は穿孔カード式会計の第二の段階であり︑第三の段階に
おいてレポートの作成のために会計機に通されるように一連番
号順に︑或はグループ別にカードをならべることから成立つて
この部分の基本的な機械であり︑それより先の処理 証拠として︑検孔済のカードに検孔済の証を附することが望ま
︵間
接検
孔︶
七