文化学園大学大学院 生活環境学研究科
平成 26 年度 活動報告書
文化学園大学大学院 生活環境学研究科 平成 26 年度 活動報告書 目次
1. 平成 26 年度生活環境学研究科特別講義 A ・ B (オムニバス)
1 ) 講義の全体概要 1
2 ) 各講義の概要 2
3 ) 授業風景 8
2. 平成 26 年度大学院セミナー
1 ) 宿泊先 11
2 ) 日程及びスケジュール 11
3 ) 参加教職員 11
4 ) 中間発表プログラム 12
5 ) セミナー風景 13
3. 平成 26 年度文化学園大学大学院生活環境学研究科修士論文
1 ) 修士論文発表プログラム 14 2 ) 修士論文発表予定稿集 15 4. 平成 26 年度文化学園大学大学院生活環境学研究科博士論文
1 ) 公聴会 49
2 ) 公聴会風景 49
3 ) 論文内容の要旨 50
5. 文化祭展示
1 ) 展示期間及び会場 54
2 ) 展示風景 54
6. 平成 26 年度文化学園大学大学院生活環境学研究科委員会 55
1
1. 平成 26 年度 生活環境学研究科 特別講義A・B(オムニバス)
1)講義の全体概要
① 本年度のテーマ: 研究を進める
② 開講年次・授業時間: 1・2年次選択(2単位)・水曜5限
③ 授業目的・方針:
大学院生は高い教養と専門能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造・発見し、そ の成果を社会に発信するという研究の入り口にたっている。研究を進めるにあたり、何が必要となるの か?何を身につけなければならないのか? 自ら考える必要がある。本授業は、これらを考えるヒント を提供することを目的とする。本学は幅広い学問領域で学術研究を展開しているという特徴があり、各 専門分野で活躍する講師による講義を通して、研究を進めるために考えるべきポイントを提言いただき、
2回のまとめの討議にて自らその答えをつかむ企画とした。
開講日 内 容 担当講師 演 題 (講師所属)
1 4
月
30日 オ リ エ ン テ ー ション
米山・高橋 星野・佐藤
授業の狙いと進め方
2 5
月
21日 服装機能学 田村照子 服装機能学分野における研究
3 5
月
28日 住環境学 久木章江 住環境デザイン分野における研究(1)
4 6
月
18日 服装社会学 田中里尚 服装社会学分野における研究(1)
5 6
月
25日 健康心理学 野口京子 健康心理学分野における研究(1)
6 7
月
9日 被服材料学 森川 陽 大学院における研究とは(元文化学園大学)
7 7
月
30日 中間まとめ 米山・高橋 星野・佐藤
研究を進めるポイントの整理(1)
8 10
月
1日 造形・色彩学 柴田眞美 造形・色彩学分野における研究
9 10月
15日 造形・文化 堀尾眞紀子 生活造形学分野における研究
10 10
月
22日 フ ァ ッ シ ョ ン デザイン
高村是州 ファッションデザイン分野における研究
11 11
月
19日 健康心理学 安永明智 健康心理学分野における研究(2)
12 11
月
26日 服装社会学 申 恩泳 服装社会学分野における研究(2)
13 12
月
3日 住環境学 渡邉秀俊 住環境デザイン分野おける研究(2)
14 12
月
17日 服装造形学 柳田佳子 服装造形学分野における研究
15 1
月
14日 総合討論2
まとめ
米山・高橋 星野・佐藤
研究を進めるポイントの整理(2)
2
平成
26年度 各講義の概要
授業目的・方針:
大学院生は高い教養と専門能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造・発見し、その成 果を社会に発信するという研究の入り口にたっている。研究を進めるにあたり、何が必要となるのか?何を 身につけなければならないのか? 自ら考える必要がある。本授業は、これらを考えるヒントを提供するこ とを目的とする。本学は幅広い学問領域で学術研究を展開しているという特徴があり、各専門分野で活躍す る講師に講義をお願いして、研究を進めるために考えるべきポイントを提言いただき、
2回のまとめの討議 にて自らその答えをつかむ企画とした。
第1回 オリエンテーション
■日 時:平成
26年
4月
30日(水)
16:20~
17:50■担当講師:米山雄二、星野茂樹、高橋正樹、佐藤真理子
■講義の概要
本年度、オムニバス授業のテーマである「研究を進める」とは、どのような視点を持って授業を聞き、考 えるポイントは何か、ヒントをつかむ際の心がけを伝えた。そして研究を進めるポイントはその研究者のテ ーマや環境に左右され異なってくるので、本講義では研究を進めるポイントを直接伝えるようにはなってお らず、講義を聞いて自分たちで掴んでほしい旨を説明した。初回の講義は、そのきっかけとして本講義担当 者
4名より、自分の研究を進めてきた経緯を講義した。
第
2回 服装造形学分野に於ける研究
■日 時:平成
26年
5月
21日(水)
16:20~
17:50■担当講師:田村照子 (文化学園大学 名誉教授)
■講師プロフィール
お茶の水女子大学大学院修士課程修了。順天堂大学解剖学研究室の助手を経て本学教員となり、
2014年に本 学の名誉教授となる。日本家政学会、日本生気象学会、日本繊維製品消費科学会、人間-生活環境系学会の 理事などを歴任。
■講義の概要
大学を出てから
50年の研究生活を振り返えると、研究との出会いとその時々に節目があった。順天堂大 学で助手となった時には自分の専門である家政学とは全く異なる解剖学に触れた。その後、文化女子大学に 入った時に大きな実験室に脳波計
1台だけあった。それを見て、家政学、解剖学(人体) 、そして脳波計と つながっていく研究が見えてきた。そこで、東京大学の研修生になって脳波を学び、そこで運動生理学を知 って面白いと思った。この研究を深めて博士号の学位取得を目指し、東京医科歯科大学の医学部専攻生とな って
7年間研究した。人間を取り巻く研究は広く多様であるが、自分のように家政学、解剖学、人間工学、
衛生学、被服生理学と全てはつながっている。研究の節目において、自分の中に新しい研究の世界を切り開 くことができた。自分のテーマと真正面に向き合い、新しい世界に飛び込み、その中で知識(情報)と人脈 をつかみ、自分の専門性と融合させて研究を進めてきた。しかし新しいことは大変な苦労を伴っていたが、
研究を楽しみながら行うことで、進めることができた。自分の生き方は「くう、ねる、あそぶ」 、研究は最大
の遊びである。
3
第
3回 住居デザイン分野に於ける研究
■日 時:平成
26年
5月
28日(水)
16:20~
17:50■担当講師:久木章江 (文化学園大学 服装学部准教授)
■講師プロフィール
日本女子大学大学院家政学研究科住居学専攻修士課程修了後、活水女子短期大学生活学科専任講師、助教授 を経て
1999年
4月より本学教員となる。
2012年米国ワシントン大学工学部客員教授。一級建築士、防災 士、福祉住環境コーディネーター、日本建築学会積載荷重小委員会(
1993年~)幹事、温度荷重小委員会幹 事などで活動。
■講義の概要
大学でコンピュータのプログラミングのゼミに入り、構造計算という研究に踏み出した。プログラミング はミスがあると、まったく動かない。論理性とミスを無くすことを鍛えられた。また、何か一つを身に着け るには、何か一つを捨てないと駄目であることを知る。つまり、研究に集中するには、何かにケジメをつけ る必要がある。この考えで、一つ一つ研究を進めていった。
20代の時、 「年2報の論文が出せなかったら、
大学をやめる」と心に決め、研究と論文作成に集中し、論文博士号を取得できた。
30代では、一級建築士を とると決め、
40代でアメリカ留学を決めた。大切なことは、一つのことを最後まで頑張ってやり遂げること。
沢山のことを得ようとせず、優先順位をつけて一つずつ得ていくこと。若うちは頭が柔らかく様々な経験を すること。大学院は自分を成長させる時期である。
第
4回 服装社会学分野に於ける研究
■日 時:平成
26年
6月
18日(水)
16:20~
17:50■担当講師:田中里尚 (文化学園大学 服装学部准教授)
■講師プロフィール
早稲田大学文学研究科修士課程を修了後、暮しの手帖社などで編集の仕事に携わりながら、立教大学文学研 究科比較文明学専攻にて、博士(文学)号を取得。
2007年より本学教員となる。
■講義の概要
自分の研究の原点は、 浪人時代に他の予備校に潜り込みながら勉強したことにある。そこでは授業の中で、
垣間見える「知識の世界」に引き込まれ、ラーニングではない、スタディーを感じた。大学では文学部に入 学。 文芸評論のゼミに入って、大量の本を読み、整理し、記録するうちに、雑多な情報が繋ってくる楽しさ を覚えた。大学院では日本史の専修へ進み、自分の得意な分野(文学)との接点が多くあり、 「主婦の友」を テーマに研究した。主婦の友は衣・食・住・健康を扱う雑誌であり、女性の理想を語る部分が多くあること に気づいた。これまで歴史研究をしてきたが、思考が固まるとそれ以上広がっていかない。そういう時には 本を読むと新しい情報や視点が得られて、研究を進めることができた。
第
5回 応用健康心理分野に於ける研究
■日 時:平成
26年
6月
25日(水)
16:20~
17:50■担当講師:野口京子 (文化学園大学 現代文化学部教授)
■講師プロフィール
早稲田大学文学研究科心理学専攻修士課程修了。コロンビア大学大学院社会福祉学修士課程修了後、同大学
大学院健康教育学博士課程を経て
1999年
4月より本学教員となる。
M.S.W.、保健学博士、認定指導健康心
4
理士、臨床心理士、
Advanced Certificate for REBT。日本健康心理学研究所長を務める。
■講義の概要
研究人生では、 結婚と研究 子育てと英語 ロスアンゼルスへの転勤など曲がり角がいっぱいあり、 その時々、
悩みながら、迷いながら進んできた。曲がり角はチャンスであり、その時、自分でやりたいことは何?であ るのかを考え、進む道を自分で選択することが大切である。そして選択した路で一生懸命にやったことは、
決して無駄にはならない。いずれ役に立つときがある。人は目標をもって前に向かっていくことに、幸せが ある。ダメなときには、考え方を変えることで、前に進めることができる。 自分にはできる、できる力を持 っていると信じることが、自分を進歩させる。
第
6回 服装造形学分野に於ける研究
■日 時:平成
26年
7月
9日(水)
16:20~
17:50■担当講師:森川 陽 (文化学園大学 元服装学部教授)
■講師プロフィール
東京工業大学大学院博士課程修了(工学博士)後、東京工業大学教授、信州大学教授を経て、
2003年に本学 教授となる。
2008年文部科学省採択「服飾文化共同研究拠点」リーダー、文化ファッション研究機構長を務 める。
■講義の概要
研究とは何か?を考えると、大学とは何か? を考えることになる。まず初めに「なぜ自分はここにいるの だろうか?」と質問から始める。大学は、文化の創造と継承を社会から付託された組織である。教育とは新 しいことをつないでいくことであり、そのために研究が必要である。したがって、大学の存在価値は、研究 と教育の成果を社会に発信することにある。心構えは、目標を認識して力をつけることである。常に新しい ことを創造することが求められる。やらなければ生まれない。変えなければ、新しい事は生まれない。変え ることは、外に出て新しいものを吸収すること。それでは「これから何をするか?」の質問で講義を締めく くった。
第
7回 中間まとめ
■日 時:平成
26年
7月
30日(水)
16:20~
17:50■担当講師:米山雄二、星野茂樹、高橋正樹、佐藤真理子
■講義の概要
学生を
2つのグループに分けて、これまでの講義内容から、研究を進めるにあたって分かったことをグル ープ毎に討論した。教員
2名ずつに分かれ、各グループのファシリテーターとなって進行。最後に、各グル ープの代表者が、グループ討論の内容をまとめ、研究を進めるポイントを発表した。
第
8回 生活造形学分野に於ける研究
■日 時:平成
26年
10月
1日(水)
16:20~
17:50■担当講師:堀尾眞紀子 (文化学園大学 造形学部教授)
■講師プロフィール
東京芸術大学美術学部、同大学院美術研究科修了。フランス国立美術工芸大学(
Ecole National Superieuredes Arts Decoratifs
)留学、東京クラフトデザイン研究所講師を経て本学教員となる。
万葉文化館建設委員、5
運営委員などを経て現在、万葉古代学客員研究員、万葉文化館評議員、調布市政策策定委員、調布市文化コ ミュニティセンター理事などで活動。
■講義の概要
研究とは、個人の思いだけでなく、自分の感動を他人と共有出来るようにする行為のことである。
固有の感心興味を、不特定多数の人にも共有出来るようにすること。研究を進めるにあたっては、内容にの めり込めるかどうかと、先行研究がない事、オリジナルの視点、意見、仮説がある事が重要である。
文化論は感性に偏りがち(ただ感動したと言っても意味が無い)であるので、他人に伝わるための客観性と 裏付けをとる企画を立てること、さらに行動力がポイントとなる。等の趣旨の話があった。
第
9回 造形・色彩学分野に於ける研究
■日 時:平成
26年
10月
15日(水)
16:20~
17:50■担当講師:柴田 眞美 (文化学園大学 造形学部教授)
■講師プロフィール
女子美術大学芸術学部絵画科日本画卒業、
1988年 東京芸術大学大学院美術研究科芸術学研究領域(美術 解剖学)博士後期課程単位取得満期退学、文化女子大学大学院(現:文化学園大学大学院)生活環境学研究 科被服環境学専攻修了、東京芸術大学美術学部助手(非常勤)を経て本学教員となる。
■ 講義の概要
日本画の制作と、美術解剖学、そして臨床美術の研究の折々に、印象深く実感したことの紹介があった。
学部(日本画)時代は、何よりも、日本画家である先生方の作家としての姿や一言、同級生との展覧会など が貴重であったこと、大学院(美術解剖学)では、様々な素晴らしことに自分から気づき、始めないと、何 も始まらない( 『何も教えないから自学自習せよ!』 ) 、という体験を得た事、さまざまな「不自由さ」こそ、
(日本画絵の具や研究に対し)自分の支えとなっている事等の話があった。講義の最後では、日本画絵の具 で布に描く体験や、実物の骨格標本に触れる体験もあり、五感を通じても伝わるものがあった。
第
10回 ファッションデザイン分野に於ける研究
■日 時:平成
26年
10月
22日(水)
16:20~
17:50■担当講師:高村 是州 (文化学園大学 服装学部教授)
■講師プロフィール
東京学芸大学教育学部卒業。桑沢デザイン研究所ドレスデザイン科卒業後「アトリエ・キュビス」設立以後、
出版社、広告代理店、アパレルメーカー等でファッションイラスト、デザインを中心に活動 文化服装学院、
バンタンデザイン研究所、東京モード学園等の講師を経て、
2007年より本学教員となる。
■ 講義の概要
常に自分の好奇心と探究心で道が変わって行った。デザインが好き>教育学、理科教育>教育学
×ファッ
ション>ファッションデザインへの興味>デザイン画・ファッションイラストレータ>
3DCGによる表現へ
という体験談を通して、常に進化し続ける姿勢を持ち続けてきた。自分にしか出来ない事を見つける、気に
なった事はとことん突っ込む、人に伝えたいと思う気持ち、そして他分野の人や事との交流を大切にしてき
た。こうした研究姿勢に於いて興味深い講義であった。
6
第
11回 健康心理分野に於ける研究 (2)
■日 時:平成
26年
11月
19日(水)
16:20~
17:50■担当講師:安永 明智 (文化学園大学 現代文化学部准教授)
■講師プロフィール
九州大学大学院人間環境学研究科行動システム専攻博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員
PD(東 京都老人総合研究所)を経て、
2006年より本学教員となる。小平市保健事業連絡協議会委員。
2009年度、
厚生労働省老人保健事業推進費等補助金「高齢者の
QOLを支える運動開始・継続を促す健康づくり・環境 実態調査事業」委員として活動。
■ 講義の概要
健康心理学との出会いから始まり、体育と心理学の関連に新しさを感じ、研究員としての仕事を通しての 研究、文化に来てからファッションとの関連もテーマとなってきた等、状況によって、或は、偶然に研究の 視野が広がる事もある。論文を書くなら、言語力、誠実さ、客観性が必要だが、基本はやはり好奇心。コネ を作る力も重要。研究とは、趣味、ライフワーク、食う為の種、やらずに済めばそれに越した事はない、出 会いである、などエネルギッシュな講義であった。
第
12回 服装社会学分野に於ける研究
■日 時:平成
26年
11月
26日(水)
16:20~
17:50■担当講師:申 恩泳 (文化学園大学 服装学部教授)
■ 講師プロフィール
文化女子大学大学院(現:文化学園大学大学院)家政学研究科被服環境学専攻を修了(博士〔被服環境学〕 ) し、本学教員となる。アメリカ
University of Delaware (Department of Fashion and Apparel Studies)、
Visiting Scholar(2009.4.1-2010.3.31)に留学。
■講義の概要
研究を進めるにあたって、何が必要であるか?何を身につけていかなければならないか?自分の仕事経験 とこれまでの服装社会学の研究において感じたことは、研究における「アハ体験」が、いろいろな創造力を 生み出してきた。 「なるほど」の上に、アハそうなのかとわかると、それは新しいひらめきになり、創造力が 生まれてきた。アハ体験をするには、基本原理をしっかりと学ぶことが必要であるが、基本原理を理解した だけでは、学問の創造性は生まれない。問題を見る視点が必要である。研究のステップは、
1.疑問を持ち、
何故を問う、
2.観察から分析へステップアップ、
3.関係性を見つける、である。1の疑問を持つには、
いろいろな視点が必要である。次の2では観察、話す、考える(
Watching, Taking, Thinking)を繰り返し、
そして
3では論理的、客観的、説明することにおいて
Searching, Discussion, Analyzingへとステップアッ プしていく。答えは求めて、与えられるものでない。自分で答えを見つけることである。
第
13回 住環境デザイン分野に於ける研究 (2)
■日 時:平成
26年
12月
3日(水)
16:20~
17:50■担当講師:渡邉 秀俊 (文化学園大学 造形学部教授)
■講師プロフィール
千葉大学工学部建築工学科卒業、東京大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程を修了(工学博士)。千葉
大学助手、武庫川女子大学専任講師を経て
1998年より本学教員となる。文化・住環境学研究所所長を務め
7
る。
■ 講義の概要
研究(論文系)とは何だろう?を主軸に
13の話題(質問形式)をあげ、それに答える形で、渡邉先生の 研究に対する考え方をなぜ?でまとめたレクチャーであった。研究の目的にも色々ある?>広義の諸相。研 究の目標にもいろいろある?>狭義の諸相。研究を進める上で大切なこととは?>自分なりの掟を持つ。研 究とは?>自分なりの中間的結論である。最後に、自分の「研究志向」影響を与えたライフイベントを紹介 して締めくくった。
第
14回 服装造形学分野に於ける研究
■日 時:平成
26年
12月
17日(水)
16:20~
17:50■担当講師:柳田 佳子 (文化学園大学 服装学部准教授)
■講師プロフィール
文化女子大学(現:文化学園大学)家政学部卒業、文化女子大学大学院(現:文化学園大学大学院)家政学 研究科被服学専攻修了。本学の助手を経て、教員となる。
■講義の概要
人間が着用する以上、服装造形は人体なしに語れない。また、どのようなアプローチで衣服設計を行うに せよ、最終的に“モノ”へと収束することを忘れてはならない。という考えのもと、ご自身の卒業論文、修 士論文を中心に、ご研究の詳細を紹介された。研究において、工夫された点、困った点などを率直に話され、
聞き手の共感を得た。衣服設計に経験的な感性を追加すること、また、感性領域を理論的に扱うことの難し さを示され、大変興味深い講義であった。
第
15回 研究を進めるポイントの整理
■日 時:平成
27年
1月
14日(水)
16:20~
17:50■担当講師:米山雄二、星野茂樹、高橋正樹、佐藤真理子
■講義の概要
学生を
2つのグループに分け、その中で
1名が司会者となって、グループ討議を行った。後期に行った授 業を聞いて、研究を進めるポイントを整理し、グループ討議後にグループ毎に、代表者が発表した。
研究を進めるポイントは前期の部分で各自が理解してきており、後期のまとめ討論では、研究を進めること
の難しさおよび困難に遭遇したときの対処の仕方、そして研究を進めるうえで共通して大切なことは、研究
仲間との交流であることに気付いた。そして、この講義の修了時点で、大学院の
1年が終わり、修士論文の
作成に向けて、今回の特別講義で学んだことをいかして、しっかりと研究を進める意識を高めることができ
た。
8 3)授業風景
◆オリエンテーション 米山・高橋・星野・佐藤
◆第2回 田村 照子 講師
◆第3
回 久木 章江 講師 ◆第
4回 田中 里尚 講師
◆第5
回 野口 京子 講師 ◆第
6回 森川 陽 講師
9
◆中間討論での考察 ◆第8
回 柴田 眞美 講師
◆第9
回 堀尾 眞紀子 講師 ◆第
10回 高村 是州 講師
◆第11
回 安永 明智 講師 ◆第
12回 申 恩泳 講師
10
◆第
13回 渡邉 秀俊 講師 ◆第
14回 柳田 佳子 講師
◆総合討論での考察
11
2.平成
26年度大学院セミナー
1)
宿泊先
・文化北竜館 〒389-2322 長野県飯山市大字瑞穂
7332-2 2)日程及びスケジュール
◆
6月
26日(木)
9:15
大学集合(教務課窓口)
9:30
大学出発
14:30
到着
15:00
セミナー開講【特別ゼミ室】
15:30~
グループ別ミーティング
18:00~
夕 食 【食 堂】
19:00~
教員ミーティング 【メイプル】
◆6 月
27日(金)
7:30
朝 食 【食 堂】
9:00
修了年次生中間発表(
1)【特別ゼミ室】
12:00
昼 食 【食 堂】
13:00~ 修了年次生中間発表(2)
【特別ゼミ室】
18:00~
夕 食 【食 堂】
◆6 月
28日(土)
7:30
朝 食 【食 堂】
9:00~
グループ別ミーティング
11:30
昼 食 【欅カフェ】A グループ
11:30~ Bグループ
12:20~13:30~
閉講式【メイプル】
14:00~
北竜館出発
18:45
頃 新宿駅西口
19:00
頃 大学到着
3)
参加教職員
◆教員(17名) ◆事務局(3名)
教授 教授 事務局長
教授 教授 教務部教務課長
教授 教授 教務部教務課
教授 教授
教授 教授
教授 准教授
教授 准教授
教授 教授 教授
遠藤 啓 二茅 みゆき 藤澤 千晶
高 木 陽 子 横 山 稔 高 村 是 州
藤 江 大 輔 高 橋 正 樹 金 川 孝 義
砂 長 谷 由 香田 村 照 子
堀 尾 眞 紀 子申 恩 泳 田 中 里 尚
濱 田 勝 宏 押 山 元 子
米 山 雄 二 松 本 章
小 柴 朋 子 渡 邉 秀 俊
12 4) 中間発表プログラム
氏名(Name) テーマ(Title) 主指導教員
(Chief Advisor)
副指導教員 (Assistant Advisor)
専攻名
(Major)
1 陳 希喬
チン キキョウ 代表的アジア・ファッションeコマースに於けるSNSが購買行動に与える要因
についての比較検討 藤江 大輔 金川 孝義 被服学
2 田中 ラウラケイコタナカ ラウラケイコ
ハイダーアッカーマン:そのファッションデザインに表現された多文化主義の
研究 高木 陽子 モハジャヴァペサラン
ダフニー 被服学
3 蔡
チュア
健
ジョサイア
伟 スーパーフラット・ファッション:新しい美的パラダイムの提案 高木 陽子 サミュエル トーマス 被服学
4 蔡
チュア
慧
バーニス
炫 アヴァンギャルドとマス・マーケット:芸術とラディカリズムとしてのファッション 高木 陽子 スレード トビー アレクサンダー 被服学
5 郭 軒宇
カク ケンウ
ショーウィンドウディスプレイの見え方に関する研究 渡邉 秀俊 高橋 正樹 生活環境学 6 石山 明奈
いしやま あきな
水溶性有機添加物を含む非イオン界面活性剤溶液の洗浄メカニズム 米山 雄二 被服学 7 米山 由佳里
よねやま ゆかり 現代の「シュール」とシュルレアリスム
━社会の抑圧とビジュアルにおける表現との関係━ 堀尾 眞紀子 生活環境学
8 宋 婧
ソウ セイ 睡眠環境の現状、並びに就寝用圧迫ストッキングの生理・心理効果に関す
る実験的研究 田村 照子 小柴 朋子 被服環境学
9 傳
でん
法
ぽう
谷
や
郁
あや
乃
の 下肢の部位別圧迫が腓腹筋筋血流動態に及ぼす影響 田村 照子 小柴 朋子 被服環境学
10 上野 邦子
うえの くにこ
新聞報道に見る束髪文化:読売新聞を中心に 田中 里尚 藤江 大輔 被服学
11 孟 軼儒
モウ イツジュ ファッション・メディアとしての映画に関する一研究
━1950年代の日本を中心に━ 田中 里尚 申 恩泳 被服学
12 相澤
あいざわ
奈菜子
ななこ ツイードの可能性について 高村 是州 砂長谷由香 被服学
13 森澤 詩穂里
もりさわ しほり 視覚イメージ伝達のためのイラストレーション
━持続可能なファッションデザインの視点から━ 高村 是州 砂長谷由香 被服学
14 郭 以恒カク イコウ 日中における古代服飾制度の比較 高村 是州 砂長谷由香 被服学
15 加藤 三穂子かとう みほこ ココ・シャネルにおけるファッションデザイン性 高村 是州 砂長谷由香 被服学
16 江
コウ
効
コウ
珊
サン アパレル店舗における来店者行動の可視化 高橋 正樹 渡邉 秀俊 生活環境学
17 古庄 純菜
こしょう すみな
貧困の連鎖とリスク回避における居住安定確保の効用 高橋 正樹 渡邉 秀俊 生活環境学
18 楽 偉
ラク イ スタイリッシュな形体と経絡の可能性を意識したボディジュエリー 関根 正文 生活環境学
19 危 希曦
キ キキ 生理用ナプキンの衛生学的性能に関する研究
━熱水分特性及び抗菌・防臭性能に着目して━ 小柴 朋子 田村 照子 被服学
修了年次生 博士論文・修士論文・制作テーマ一覧
修了年次生中間発表(2)13:10~
修了年次生中間発表(1)9:20~
休 憩 (Break)
発表時間 発表+質疑応答 博士前期・修士 5分 + 5分 博士後期 10分 + 7分
13 5) セミナー風景
●修了年次生中間発表 ●グループ別ミーティング
●発表に聞き入る参加者
●参加者全員での記念撮影
14
3.平成26年度文化学園大学大学院生活環境学研究科修士論文
1)修士論文発表プログラム司会 : 安野 彰 ・ 横山 稔 ・ 柚本 玲
平成 27年 2月 24日 (火) 9:30〜16:00 於: C101 教室 発表 10分, 質疑 5分 開会の挨拶 9:30〜 9:40 文化学園大学 副学長 濱田 勝宏 教授
午前の部 9:40〜11:35
氏 名 テーマ 専修 指導教員
9:40~
9:55 髙たかはし橋 美和 みわ 首都直下地震時における自宅滞在型避難生活に関する研究
―高層集合住宅居住者における情報共有の可能性―
建築・
インテリア学
久木 章江 教授 9:55~
10:10 古庄 純菜こしょう すみな 貧困の連鎖とリスク回避における居住安定確保の効用 建築・
インテリア学
高橋 正樹 教授 10:10~
10:25 郭 軒宇カク ケンウ ショーウインドウディスプレイの見え方に関する研究 建築・
インテリア学
渡邉 秀俊 教授 10:25~
10:40 江コウ 効コウ珊サン アパレル店舗における来店者行動の可視化 建築・
インテリア学
高橋 正樹 教授 休憩 10:40〜10:50
10:50~
11:05 米山 由佳里よねやま ゆかり 現代の「シュール」と20世紀のシュルレアリスム
―社会の抑圧とビジュアルにおける表現との関係― 生活造形学 堀尾 眞紀子
教授 11:05~
11:20 楽 偉ラク イ スタイリッシュな形体と経路の可能性を意識したボディジュエリー 生活造形学 関根 正文 教授 11:20~
11:35 宮崎みやざき ひさみ 久実 帯留の制作―“obidome”未来へ繋ぐ文化・技術― 生活造形学 押山 元子 教授
〈昼休み休憩〉 11:35〜13:00 午後の部 13:00〜16:00 13:00~
13:15 田中
タナカ ラウラ ケイコ ラウラ ケイコ
Haider Ackermann: Research on Multiculturalism Expressed Through his Fashion Design Practice.
グローバル ファッション
高木 陽子 教授 13:15~
13:30 蔡チュア 健ジョサイア伟 Superflat Fashion Articulating a New Aesthetic Paradigm グローバル ファッション
高木 陽子 教授 13:30~
13:45 蔡チュア 慧バーニス炫 Across Time and Interpretations: Mapping the Avant-garde in the Future of Fashion
グローバル ファッション
高木 陽子 教授 13:45~
14:00 陳 希喬チン キキョウ Comparisons of effecting SNS factors on purchasing behaviors of fashion e- commerce in Asia-In case of Zozotown and Taobao
グローバル ファッション
藤江 大輔 教授 休憩 14:00〜14:10
14:10~
14:25 相澤あいざわ 奈菜子 ななこ ツイードの可能性について ファッションデザインアドバンスト 高村 是州 教授 14:25~
14:40 加藤 三穂子かとう みほこ リトルブラックドレスのデザイン分析と実物製作 ファッションデザインアドバンスト 高村 是州 教授 14:40~
14:55 森澤 詩穂里もりさわ しほり 視覚イメージ伝達のためのファッションイラストレーション
~持続可能なファッションデザインの視点から~
アドバンスト ファッションデザイン
高村 是州 教授 14:55~
15:10 郭 以恒カク イコウ 日中における服飾制度の比較 ファッションデザインアドバンスト 高村 是州 教授 休憩 15:10〜15:20
15:20~
15:35 石山 明奈いしやま あきな 水溶性有機添加物を含む非イオン界面活性剤溶液の洗浄メカニズム テキスタイル デザイン学
米山 雄二 教授 15:35~
15:50 危 希曦キ キキ ショーツ内環境の熱水分特性・細菌数に影響を及ぼす要因
―生理用ナプキン及び除毛に着目して― 服装機能学 小柴 朋子
教授 閉会の挨拶 15:50〜16:00 大学院生活環境学研究科 科長 米山 雄二 教授
【被服学専攻】
平成 26 年度 文化学園大学大学院 生活環境学研究科 修士論文発表会 プログラム
【生活環境学専攻】
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2 ) 修士論文発表予定稿集(p15~48)の部分は非公開です。
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4. 平成 26 年度 文化学園大学大学院 生活環境学研究科 博士論文
1)
公聴会
日 時 : 平成
26年
7月
31日(木) 15:00~16:30 会 場 : 文化学園大学 C 館
5階
C051番教室
発
表 者論 文 題 目
張
チョウ
静風
セイフウ
暑熱環境下の快適衣服設計に関する基礎研究
―裸体時及び穿孔フィルム衣服着用時の生理・心理反応から―
2)
公聴会風景
▲発表者(右)と審査教員 ▲発表の様子
▲聴衆の様子
▲主査の話に聞き入る聴衆50
3) 論文内容の要旨(p50~53)は別途リポジトリに公開されていますので、
そちらをご覧ください。
54
5. 文化祭展示
1)展示期間及び会場
・展示期間:
平成
26年
11月
2日(土)~
4日(月)
・展示会場:
新都心キャンパス
A館
18階
A184 2)展示風景55
6. 平成 26 年度 文化学園大学大学院 生活環境学研究科委員会
研究科長 米山 雄二 教授 堀尾眞紀子 教授 濱田 勝宏 教授 星野 茂樹 教授 松平寿美枝 教授 松本 章 教授 照井 義則 教授 押山 元子 教授 小柴 朋子 教授 浅沼 由紀 教授 申 恩泳 教授 井上 揺子 教授 永井 伸夫 教授 渡邉 秀俊 教授 高木 陽子 教授 高橋 正樹 教授 横山 稔 教授 久木 章江 教授 高村 是州 教授 安野 彰 准教授 藤江 大輔 教授
佐藤真理子 准教授 砂長谷由香 准教授 田中 里尚 准教授 柚本 玲 准教授
事務局長 遠藤 啓 教務部長 円谷 葉子 教務課課長 二茅 みゆき
教務課 藤澤 千晶
(敬称略順不同)
平成27
年
6月
編集担当