地
域
再
生
計
画
1 地域再生計画の名称
世界新三大夜景の魅力向上プロジェクト
2 地域再生計画の作成主体の名称
長崎市
3 地域再生計画の区域
長崎市の全域
4 地域再生計画の目標
長崎市は、鎖国時代唯一西洋に開かれていた窓口で、歴史・文化等の世界に誇れる
豊かな地域資源を有し、基幹産業である「観光業」で栄えてきた都市であり、観光振 興を重要な施策として位置づけている。
観光客の状況としては、平成24年10月の世界新三大夜景の認定、平成27年7月の 「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の世界文化遺産への登録 決定及び近年のクルーズ客船の寄港増等によって、平成27年は過去最高となる669万 人の観光客を受け入れている。また、平成27年の観光消費額は、観光客の増加に加え、 観光客1人あたりの観光消費額の増により、前年比約 125億円増(10.1%増)で過去
最高の 1,368 億円という状況であり、県内への経済波及効果についても、前年比 212
億円増(10.9%増)の2,151億円で過去最高という状況である。
このように、強みである観光を軸に地方創生に向けて取り組み、徐々に効果が現れ てきているものの、本市労働者の約14%(平成24年経済センサス活動調査)を占める 観光と関わりの強い「飲食店・宿泊業」、「生活関連サービス業」においては、非正規 雇用の割合が高く、また、賃金においても他の業種と比較して低水準にあることから、 観光が強みであるものの十分に稼ぐまでには至っていない状況である。
これは、月別の観光客数に大きな変動が生じていること、また、観光客の増加が日 帰り観光客の増加によるところが大きいものであることから、消費が十分に取り込め ていないことなどが原因であると考えられる。このため、長崎の夜の魅力である世界 新三大夜景の魅力向上に取り組み、夜景を軸とした宿泊滞在型観光を確立する必要が ある。
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本事業は、地方創生推進交付金事業である「『交流の産業化』による長崎創生」によ るソフト面の取組みと一体的に実施するハード面の世界新三大夜景の魅力向上事業で あり、両事業の実施により、観光のまち長崎の魅力を最大限に高め、観光業に従事す る人材を育成するとともに、観光客の満足度を高め、さらなる国内外からの観光客の 増加を促進させるものである。また、観光客の増加により、市内観光産業の活性化や 雇用機会の創出につなげ、人口減少に歯止めをかけ、地域の活性化を図るものである。
【数値目標】
事業 世界新三大夜景の魅力向上プロジェクト
年月
KPI スロープカー乗車人数 稲佐山展望台利用者数
申請時 -人 572,000人 H28.12
初年度 -人 577,000人 H29.12
2年目 -人 589,000人 H30.12
3年目 129,000人 594,000人 H31.12
5 地域再生を図るために行う事業
5-1 全体の概要
世界新三大夜景の魅力向上を軸とした交流人口の拡大、市内観光産業の活性化、
雇用機会の創出などにより地域の活性化を図るため、稲佐山山頂へ向かうスロー プカーの整備や夜景をつくる光の保存・ロープウェイ施設の整備などによる夜景 観光の推進、国内外への世界新三大夜景の魅力発信を実施する。
5-2 第5章の特別の措置を適用して行う事業
まち・ひと・しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行った法人に対する特例
(内閣府)【A2007】
(1)事業名:世界新三大夜景の魅力向上プロジェクト
(2)事業区分:観光業の振興
(3)事業の目的・内容
(目的)
雇用機会の創出につなげ、人口減少に歯止めをかけ、地域の活性化を図るものである。
(事業内容)
長崎のすり鉢状の地形が生み出す立体的な夜景、中でも稲佐山から視る夜景の美し さは国内外から高い評価を受けている。
平成24年 10月に長崎市が世界を代表する世界新三大夜景都市として認定を受けて 以来、稲佐山山頂展望台を訪れる観光客が年々増加している。
このような中、現在、稲佐山山頂付近は、一般車両とタクシーの乗り入れのため普 通自動車40台分の駐車は可能となっているが、大型の観光バス等については、駐車場 内での転回や駐車スペースがないことなどの理由により、乗り入れができない状況と なっている。
本事業は、団体観光客に対応するため、夜景観光スポットへの新たな移動手段とし て、稲佐山中腹駐車場から稲佐山山頂付近までスロープカー(団体観光客を一度に8 0名運べるほか、バリアフリー対応で揺れも少ない乗り物)を整備し、団体観光客等 の利便性向上を図り、長崎の夜景観光を推進するものである。
また、スロープカー車輌本体のデザインを日本人で唯一イタリアの高級モーターブ ランドであるフェラーリのチーフデザイナーを務めた奥山清行氏が行ったことで、ほ かの施設にない、そのものが観光資源となる魅力的なデザインを導入でき、誘客等に 寄与するものとなっている。
本事業の総事業費約15.4億円の内、スロープカー車輌本体に係る費用約2.8 4億円を寄附活用事業の対象とする。
(各年度の事業内容)
初年度)スロープカー車輌本体(40人乗り×2両×2レーン)の製作を実施。
2年目)初年度に引き続き、車輛本体の製作を行う。
なお、供用開始は平成31年春の予定である。
(4)地方版総合戦略における位置づけ
「長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、「人を呼ぶまちから人を呼
んで栄えるまちへ」という方向性のもと、特定戦略「交流の産業化による長崎創生」 を定めている。
この特定戦略を推進する4つのプロジェクトの1つとして、「価値創造プロジェク ト」を掲げており、長崎を訪れた人の満足度向上を図るため、資源の磨き上げを行 うとともに、「ひと(人材)」を育成・確保しながら、上質な独自の「しごと(サービ ス)」を提供することを施策の方針としており、本計画に掲載するプロジェクトは、 これらを総合的に実施するプロジェクトである。
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年34,000人)を定めており、特定戦略に掲載する指標との関連性も高い。本プロジ
ェクトは、まさにこれらを総合的に実現する長崎創生プロジェクトである。
(5)事業の実施状況に関する客観的な指標(重要業績評価指標(KPI))
事業 世界新三大夜景の魅力向上プロジェクト
年月
KPI スロープカー乗車人数 稲佐山展望台利用者数
申請時 -人 572,000人 H28.12
初年度 -人 577,000人 H29.12
2年目 -人 589,000人 H30.12
3年目 129,000人 594,000人 H31.12
(6)事業費
(単位:千円) 世 界 新 三 大夜 景 の 魅力 向 上
プロジェクト
H29 H30 計
事業費計 113,600 170,400 284,000
区分 工事請負費 113,600 170,400 284,000
(7)申請時点での寄附の見込み
年度 H29 H30
計
法人名 製造 ソフトウェア 保険 サービス 製造 ソフトウェア 保険 サービス
見込み額 (千円)
1,500 100 1,600 200 1,500 100 1,600 200 6,800
(8)事業の評価方法(PDCAサイクル)
(評価の手法)
市内部における評価の後、産学官金労言及び市民の代表で構成する「長崎市ま ち・ひと・しごと創生総合戦略審議会」において評価を行う。
(評価の時期・内容)
毎年度、12月時点のKPI達成状況をふるさと納税推進室が取りまとめ、KPIを はじめ事業成果の要因分析などについて、市内部(6月頃)で評価を行った後、 「長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会」(8月頃)での議論内容等を踏 まえながら、随時見直しを図っていく。
(公表の方法)
(9)事業期間:平成29年4月~平成31年3月
5-3 その他の事業
5-3-1 地域再生基本方針に基づく支援措置
該当なし
5-3-2 支援措置によらない独自の取組
(1)稲佐山公園スロープカー整備事業
・事業内容 本事業対象外として、デザイン監修、スロープカーの基礎、軌条 (L=約500m)、及び駅舎(稲佐山中腹駐車場1箇所、稲佐山山頂付近1 箇所)の工事も行う。
・実施主体 長崎市
・実施期間 平成29年度~平成30年度
(2)夜景観光の推進
・事業内容 世界新三大夜景の「夜の光」を守り、稲佐山等を訪れる観光客に 満足してもらうよう、ライトアップ施設などを整備し維持管理する。 また、稲佐山ロープウェイの維持管理のほか、改修工事を行い、利 用者の利便性と安全性の向上に努める。
・実施主体 長崎市
・実施期間 平成24年度~
(3)夜景観光の魅力発信
・事業内容 世界新三大夜景に認定されている長崎市の夜景について、日本新
三大夜景の認定都市である札幌市、神戸市と連携した情報発信や、 タイで開催予定のある夜景サミットへの参加等により、長崎市の夜 景観光の魅力をアピールする。
・実施主体 長崎市
・実施期間 平成26年度~
6 計画期間
地域再生計画認定の日から平成32年3月31日まで
7 目標の達成状況に係る評価に関する事項
7-1 目標の達成状況にかかる評価の手法
市内部における評価の後、産学官金労言及び市民の代表で構成する「長崎市ま
ち・ひと・しごと創生総合戦略審議会」において評価を行う。
7-2 目標の達成状況にかかる評価の時期及び評価を行う内容
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はじめ事業成果の要因分析などについて、市内部(6月頃)で評価を行った後、 「長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会」(8月頃)での議論内容等を踏 まえながら、随時見直しを図っていく。
7-3 目標の達成状況にかかる評価の公表の手法