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御嶽山噴火災害活動記録誌web_Part5.pdf

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(1)

第4章 噴火後の復興をめざして

頂上付近はまだ噴石混りの降灰が固まっており、お鉢めぐりの尾根は灰で覆われている 平成29年8月 

二ノ池斜面も灰が見られない

平成29年8月 十字路付近 平成28年8月 二ノ池へ流れ込む土砂

平成28年5月 十字路付近灰はほとんどなくなって来た  一ノ池にも相当の量の灰が残っ

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・ 整備が進んでいない登山道

 降灰の流出とともに心配される のが土砂の流出です。雨水が流れ て下って筋となり、やがてまと まって路肩から流れ落ちていくた め、登山道は深くえぐられてしま うのです。九合目から上部は特に その被害が見られ、流れた土砂が 下流側の道を埋めてしまった所も ありました。

 入山規制解除となった二ノ池ま では、御嶽山安全パトロール隊に より登山道が復旧され、災害前よ りも歩きやすくなっている箇所す らあります。しかし、二ノ池より 上部は立ち入ることができないた め、手つかずの状態で、復旧には 時間がかかると思しき場所も多々 あります。今後は水はけをよくす る水切りを設けるなど、十分な手

当てをしなければなりません。 土砂とともに湯川支流へ

石が少なく深くえぐれる

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第4章 噴火後の復興をめざして

〔八丁ダルミトラバース道の様子〕

十字路から八丁ダルミへ向うトラバース道 上部から土石が落ちている

 最後の崖登り 尾根手前の雪渓上部

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 太陽の丘公園には遥拝所が設け られ、現在も訪れる人が絶えませ ん。献花や千羽鶴、「安らかに」 という鎮魂を願う言葉が所狭しと 並んでいます。入山できる最上部 の登山道にも献花台が設けられ、 登山シーズンには多くの登山者が 手を合わせて犠牲者の冥福を祈っ ていました。

3. 献花台の設置

太陽の丘公園 平成26年9月28日 御岳ロープウェイ

鹿ノ瀬駅舎     〃 八合目女人堂 平成27年7月 1日 九合目石室山荘 平成27年9月19日

石室山荘前に設けられた献花台

・ 噴火1か月追悼

 噴火から1か月たった平成26 年10月27日には、亡くなった方 の関係者や地元住民、救助・捜索 に関わった人が太陽の丘公園に集 まり、追悼式が行われました。噴 火時刻の午前11時52分に合わせ て黙祷し、犠牲者の冥福を祈りま した。この時間には町内放送でも 黙祷を呼びかける放送が鳴らされ、 長野県災害対策本部は県庁で本部 員会議を開き、知事をはじめとす る出席者が同時刻に黙祷し、救 助・捜索にあたった県内の警察・ 消防関係者も、犠牲者に祈りを捧 げました。

4. 追悼式の開催

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第4章 噴火後の復興をめざして

・追悼式の開催

 噴火から半年後の3月27日に は太陽の丘で慰霊行事が行われ、 犠牲者追悼のため木曽踊り保存会 により木曽踊りが奉納されました。  噴火発生から一年後の平成27 年9月27日、王滝村と木曽町に よる追悼式が王滝村松原スポーツ 公園で開催され、多くの関係者が 参列しました。また、少しでも災 害現場に近い場所で冥福を祈りた いと山に登る方もいました。  平成28年9月27日には、追悼 式が木曽町三岳小学校で開催され ました。式典の中で両町村長は、 来年の追悼式までには慰霊碑を建 立することを誓いました。  式典の前日には、山びこの会が 田の原遥拝所で慰霊式を行い、亡 き肉親へのメッセージを板に書い て山に捧げました。献花台では、 県内真言宗智山派青年僧12名が 物故者の三回忌法要を行い、行方 不明5人の方の早期発見を祈りま した。

 また、地元では三岳地域自治協 議会と「みたけ未来創造塾」が主 体となり「御嶽山噴火(みたけ竹 灯籠)慰霊式」を行っています。

追悼式が行われた三岳小学校

追悼式典の様子

竹灯籠慰霊式の様子

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 平成28年10月19日、木曽町と 王滝村の両町村と山びこの会代表 者により、慰霊碑建立実行委員会 が行われ、木曽町の頂上付近と王 滝村の山麓に1基ずつ設けること が決まりました。王滝村では松原 スポーツ公園の御嶽山が見える場 所に、平成29年度の追悼式に合 わせて除幕式が行われました。  石碑の「鎮魂」文字は京都清水 寺の森清範貫主が揮毫し、傍らに は犠牲となられた方々の芳名碑、 噴火の教訓を伝える銘文碑が置か れ、9月27日、230人臨席のもと 除幕されました。

5. 慰霊碑の建立

(7)

第4章 噴火後の復興をめざして

第5章

活火山

つきあう

1. 活火山観測

2. 火山情報の伝達

3. 噴火警戒レベルの認識

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・噴火レベルの判断

 噴火より17日前の9月10日、 関東・中部の20火山を24時間監 視する、気象庁火山監視・情報セ ンターでは、21時ごろ御嶽山で 火山性地震が増えだしたことを観 測しています。10日には52回を 数え、翌日11日10時22分、県庁 から各町村役場に一斉FAXが送 信され、注意を呼びかける解説情 報が発表されました。

 この日の地震は85回に達しま したがそれ以上増える兆候はなく、 その後1日3~27回に減少した ため噴火警戒レベルは1のままで した。各役場では山小屋に連絡を 入れましたが、9月27日11時52 分、噴火が発生しました。今回の 災害をきっかけに、噴火予知は大 変難しいものであることが広く世 に知られることとなりました。

1. 活火山観測

・ 観測装置の設置経過

 平成18年末から山頂直下と考 えられる小さな地震が増えていた ため、気象庁は観測体制を強化す るために翌年1月23日に王滝村 山腹に臨時の地震計を増設しまし た。2日後の25日には熱せられ た地下水が動く低周波地震が観測 され、2か月後の3月には3回目 のごく小規模な噴火が発生してい ます。研究者らは、昭和54年と 平成3年の噴火前にもやはり地震 があったことなどから、山頂直下 で発生する地震に注意を払ってい ました。

 県は、昭和54年に発生した長 野県西部地震を踏まえ、平成9 年以降王滝頂上・飯森駅・滝越 の3箇所に地震計を設置しまし た。データは名大や気象庁も共有 し、火山活動の観測・監視にも役 立てられます。しかし、重いバッ テリーは人力で背負い上げなけれ ばならず、落雷や積雪で頻繁に故 障をしてしまいました。その後も 太陽光パネルに取りかえるなど改 良をしていましたが、作業が休止 していた期間もありました。

(9)

第5章 活火山とつきあう

・今回の観測状況と整備

 平成26年の噴火当時は、田の 原で地震計・傾斜計・空震計・地 殻変動が観測されており、開田高 原新高と濁河落合で地殻変動が観 測され、監視カメラが黒沢で作動 していました。王滝頂上に設置さ れていた観測機は作動していませ んでしたが、気象庁は噴火警戒レ ベル判断には問題はなかったと判 断しています。

 噴火後の気象庁・長野県・岐阜 県・地方自治体等による合同調査 等により、観測機器設置場所の選 定も行われ、気象庁等の観測機整 備計画が作成され、噴火に備えた 観測が増強されました。新たに、 地震計が7箇所増え、傾斜計が 1箇所から4箇所に増加、GNSS (地点変動)が3箇所増え、地磁 気は7箇所新設されました。新し く備えられた観測機は平成27年 12月1日から稼働しています。

名古屋大学観測点

気象庁観測点 (更新気象庁HP参考)

(御嶽山周辺のおもな観測点) 場 所 地震計 傾斜計 空震計 地殻変動GNSS カメラ監視 地磁気 火山ガス

飯森高原 ○ ○ ○ ○

二ノ池東 ○ ○

二ノ池北 ○ ○

賽ノ河原 ○ ○

八丁ダルミ ○ ○

奥の院 ○ ○

田の原上 ■ ■

田の原 ■ ■ ■ ■

黒沢 ■

鈴蘭高原 ■

濁河落合 ■

開田新高 ■

他 木曽 3 1 2

他 高山 2 1 1 1

計 9 4 5 6 3 7 1

■ は以前から設置されていたもの(塗りつぶし) ○ は新たに設置されたもの

場 所 地震計 傾斜計 空震計 地殻変動GNSS カメラ監視 地磁気 火山ガス

木曽側 15 5

飛騨側 2 1

・火山監視新システムの稼動

 平成29年8月1日気象庁は全 国の火山を24時間体制で監視観 測するための新たな「火山監視情 報システム」を稼動させました。 従来個別に解析していた各火山の 観測データを、新システムでは同 時にまとめて解析でき、画面の地 図上に表示することが可能になり ました。観測する地点や項目の増 加に対応し、噴火に備えた迅速な 判断や警報の発表に役立てられる とのことで、有事の際の有効活用 が期待されます。

飯森高原の傾斜計説明看板

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・名古屋大学御嶽山  火山研究施設の開所

 今回の御嶽山噴火災害を受け、 平成29年7月2日、木曽町役場 三岳支所内に名古屋大学院環境学 研究科付属地震火山研究センター の研究施設が開設されました。施 設には研究員が常駐するほか、長 野県も経費負担をして県職員1名 (木曽町派遣職員)を配置し、御 嶽山火山活動の観測・研究や住民 向けの火山防災講座を実施するほ か、火山の情報発信拠点となる 「ビジターセンター」や、火山防 災の啓発にあたる「御嶽山火山マ イスター」 との連携も図ります。 

 観測されたデータは名古屋大学 における研究だけでなく、気象庁 や他研究機関にもリアルタイムで 提供され、活動の解明や監視に役 立てられています。

研究施設の役割

1、御嶽山火山活動評価力の向上 2、地域主体の防災力向上に   対する支援

3、火山防災人材育成の支援と   火山に関する知見の普及

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第5章 活火山とつきあう

⑴御嶽山火山防災協議会の設立

 火山災害に対する防災体制の構 築を推進することを目的として、 長野県、岐阜県及び両県の関係市 町村と関係機関の連携を確立し、 平常時から御嶽山噴火時の総合的 な対策など共同で検討を行うため、 平成26年12月24日、御嶽山火山 防災協議会が設立されました。そ の後平成28年3月29日には任意 協議会から法定協議会へと改組し ました。

 協議会は長野県、岐阜県、山麓 市町村、気象庁、国土交通省、自 衛隊、警察、広域消防本部、火山 専門家、消防団、観光協会、山岳 施設関係者、遭難対策協会、交通 機関、岳麓観光施設など、57の 組織と部門により構成されていま す。

2. 火山情報の伝達

 毎年計画を立てて事業を推進し ていくことにしており、おもな内 容は次のとおりです。

⑴御嶽山火山防災計画の作成 ⑵御嶽山火山防災マップの作成 ⑶火山防災訓練の実施

⑷登山者・観光客の安全確保対策  の検討・実施

⑸火山防災教育の推進

⑹継続的な現状把握及び情報の  共有

 平成29年8月29・30日には、 噴火警戒レベル1になったことを 受け、同協議会メンバー22名に よる合同調査が行われ、登山道が 想像以上に荒れてしまっているこ と、山小屋が新たに崩壊している こと、火口に近い尾根には40か ら70cmの灰が残っているなどの 状況から、ただちに入山規制を解 除することは難しいとの報告があ りました。

下山後の記者会見

⑵御嶽山安全対策連絡協議会の

  設置

 木曽町では御嶽山噴火後の復興 に対し、火山活動の動向を見なが ら登山者の安全確保をするため、 その関係者と連絡を密にして対策 を考えて行くことを目的に「御嶽 山安全対策連絡会議設置要綱」を 平成27年4月15日に制定しまし た。連絡会議でのおもな協議事項 は次のとおりです。

⑴御嶽山の火山活動等に関する情 報の共有

⑵御嶽山の登山者等に関する安全 対策に関すること

⑶御嶽山に所在する施設等の復旧 に関すること

⑷その他御嶽山の復興等に関する こと

 また、連絡会は次の構成員29 名により組織されています。 ⑴御嶽山登山に対する安全対策を

担う者

⑵御嶽山に関わる事業等を主たる 生業としている者

⑶町担当部局の者

(12)

火山情報を発信する拠点として 「ビジターセンター」のメイン施 設とサテライト施設の検討が進ん でいます。メイン施設は黒沢口と 王滝口を利用する登山者が立ち寄 れる場所を選定する予定です。施 設には、御嶽山の歴史や自然の紹 介のほかに、被災された方々の持 ち物や証言映像の上映、被害に あった剣ヶ峰祈祷所の壁や噴石等 の展示も検討されています。

理部は登山者や観光客らに火山防 災の啓発などをする「御嶽山火山 マイスター制度」の検討会議を、 平成29年5月11日木曽合同庁舎 で開催しました。山岳ガイドや山 小屋経営者・有識者による試験認 定制度にして、地域住民・登山 者・観光客等に火山防災の知識や 御嶽山火山の特徴を伝えようとす るものです。登山者と一緒に登っ て解説するマイスターと、麓で御 嶽山の特徴などを説明するマイス ターを検討しており、平成30年 3月に初代マイスターの認定を目 指すことになりました。

火山マイスター等の育成する研修 室も設ける予定です。

(13)

第5章 活火山とつきあう

 平成27年5月18日、火山噴火 予知連絡会では御嶽山噴火災害を 踏まえ、火山情報が検討され、活 火山であり注意が必要であること を強調するよう見直しがされまし た。

⑴火山活動の変化を観測した場合 の情報提供

 臨時に「火山の状況に関する解 説情報」を発表する際は、火山 活動のリスクの高まりが伝わる よう、「臨時」の発表であるこ とを分かりやすく発表する。

⑵ 噴火予報(噴火警戒レベル1) におけるキーワード「平常」の 表現見直し

 「平常」 の表現を、活火山であ ることを適切に理解できるよう 「活火山であることに留意」に

改める。

⑶「噴火速報」の発表

 登山者等火山に立ち入っている 方が命を守るための行動を取れ るよう「噴火速報」 を新たに発 表する。

3. 噴火警戒レベルの

  認識

⑴ 避難小屋の整備

・シェルターの建設

 大きな損傷を受けた御嶽頂上山 荘は取り壊し、新たに避難シェル ターを建設する予定です。  頂上山荘は、元は個人経営をし ていた山小屋でしたが、昭和54 年の噴火で同じような被害に遭い、 旧三岳村が譲り受けて新築した山 荘です。屋根は鉄板葺きであった ため噴石の飛来に耐えることがで きず、被害に遭ってしまいました。 再度噴火する可能性も否定できな いため、今回は宿泊所ではなく頑 丈なシェルターを備えて登山客の 安全確保に資することとなりまし た。

・剣ヶ峰山荘取壊し

 剣ヶ峰山荘は王滝村の第三セク ターが運営していましたが、自社 での撤去が難しく、新たな避難施 設を設けることとなりました。し たがって、山頂付近では宿泊施設 は再建されないことになりました。

4. 噴火から登山者を守るために

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⑵ 山小屋の必要性

・二ノ池本館の建替え

 剣ヶ峰に宿泊施設は再建されな いとすれば、二ノ池に安全な施設 を設けることが重要となります。 多数の噴石が飛来した今回の噴火 ですが、二ノ池本館における破損 被害は比較的少なかったとされま す。木曽町では防御可能な素材を 屋根に取り入れて再建し、宿泊施 設、避難施設、パトロール隊の活 動拠点、また情報の発信基地局と しての機能を備えた施設として再 建を進めています。

・石室山荘の補強工事

 九合目石室山荘では、屋根等を 補強する工事が県や町の補助を受 けて行われました。屋根には強化 繊維(アラミド繊維)が張られ、 さらにその上には劣化を防ぐため の屋根材が葺かれています。また、 屋内では梁や柱を増やすなどして 補強し、噴石対策を講じています。

解体工事中の二ノ池本館 平成28年9月

完成予想図 1階 172.2㎡

2階 275.7㎡ 建築延べ面積 447.9㎡ 構造  木造 一部2階建て

(15)

第5章 活火山とつきあう

⑶ 御嶽山火山防災計画の作成

・御嶽山火山防災計画

 御嶽山火山防災協議会では、平 成27年度に「御嶽山火山防災計 画」を作成し、平成28年3月29 日の協議会で承認されました。  計画の目的は「火山防災対策を 検討するための御嶽山の噴火シナ リオ」を基に、関係機関が噴火に より発生する火山現象及び影響範 囲について共通の認識を持ち、噴 火災害の被害軽減に向けた防災対 策を実施するために、御嶽山噴火 時に関係機関が連携して取組む総 合的な防災対策等をとりまとめる ことを目的としています。計画は、 従来の住民を対象とした避難等の 計画策定にとどまらず、今回の噴 火災害を踏まえ、突発的な噴火に よる被害に遭いやすい登山者や、 山の周辺を訪れる観光客への対策 も意識した内容となっています。

・ 噴火避難計画手引き公表

 平成28年12月9日、内閣府は 御嶽山噴火災害を踏まえ全面改定 した「噴火時の具体的で実践的な 避難計画策定の手引き」を公表し ました。避難誘導の対象に住民以 外にも登山者や観光客を加え、噴 火警戒レベルが事前に引き上げら れない突発的な噴火も想定したも ので、レベルが最も低い1(活火 山であることに留意)の状態から 必要な防災対応を積極的に取るこ とを自治体に促す等の内容となっ ています。

 平成27年12月施行の改正活動 火山対策特別措置法は、火山地域 の自治体に避難計画の策定を義務 付けましたが、内閣府は28年4 月から有識者委員会による改訂作 業を進め、新たな手引きの活用で 策定することになりました。  手引きは、自治体や関係機関が 取組むべき防災対策を警戒レベル ごとに整理しています。レベル1 でも、火山活動に異状が現れ気象

・御嶽山火山防災計画の見直し

 平成29年3月21日の御嶽山火 山防災協議会では、平成27年度 にまとめた御嶽山火山防災計画で 検討課題であった登山者らの避難 誘導や救助活動の方法について、 具体化していく方針を決めました。

・御嶽山火山防災検討会の開催

 平成29年2月21日火山防災検 討会が木曽地方事務所の呼びかけ で開催され、御嶽山の噴火や前兆 現象があった場合などの対応を協 議されました。昨年3月に完成し た御嶽山火山防災計画では避難計 画ができていますが、詳細な運用 やさらに必要な対策が検討され、 今後の避難誘導や救助活動の方法 等が具体化されていきます。

御 嶽 山山 頂 エリア (立 入 規 制範 囲 )の安 全 対 策( 3月 現 在)

長野 県木 曽地 域振 興局作成

解 体 → 避 難 施 設

立入規制 範囲

(木 曽 町 ・ 王 滝 村 ・下 呂 市 )

注 意 が 必 要 な 範 囲 (気 象 庁 )

解 体 →シェル ター

避 難 施 設 に 改 修 防 災 無 線 スピーカー 登 山 道 補 修

シェルター( 八 丁 ダル ミ) 携 帯 電 話 不 感 対 策 神 社 施 設 再 建

アラミド補 強 改 築アラミド補 強 防 災 無 線 ・屋 外 スピーカー 携 帯 電 話 不 感 対 策

登 山 道 補 修

登 山 道 補 修 屋 外 スピーカー

登 山 道 補 修 規 制 解 除 ①

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います。

 最後に、犠牲となられました58名の方々のご 冥福と、未だご自宅に帰ることのできない5名の 行方不明者の方々の一日も早いご帰宅が叶います ことをお祈りいたします。また、復旧・復興にご 尽力いただきました全ての関係者の皆さま方、発 刊に際して貴重な資料をご提供いただきました皆 さま方に、深く御礼申し上げます。

       平成30年3月

【参考文献】

『御嶽の信仰と登山の歴史』生駒勘七(昭和63年) 『御嶽山 静かなる活火山』木俣文昭(平成22年) 『検証 御嶽山噴火』信濃毎日新聞社(平成27年) 『御嶽山の恵み そして語り継ぐこと』

王滝村・木曽町・多治見砂防国道事務所(平成28年)

【資料提供】

長野県木曽地域振興局 王滝村役場

名古屋大学御嶽山火山研究施設 剣ヶ峰祈祷所 木曽御嶽本教 剣ヶ峰社務所 武居博美 御嶽頂上山荘 新井龍雄 二ノ池本館  新井龍雄 二ノ池本館  小寺祐介 石室山荘   向井修一 女人堂    起 信幸 前案内人組合長 倉本 豊 ㈲イケイデンキ 池井裕一郎 栩山和敏

宇治紀六 青木敬次 千村 稔

平成26年 御嶽山噴火災害活動記録誌

 発 行  平成30年(2018)3月30日   発行者  長野県木曽郡木曽町

 編 集  木曽町役場総務課

      〒397-0001 長野県木曽郡木曽町福島2326番地6       TEL:0264-22-3000

 印 刷  木曽オールプリント株式会社

      〒397-0001 長野県木曽郡木曽町福島6916番地       TEL:0264-21-3166 FAX:0264-22-2635       http://www.allprint.co.jp

参照

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