は じ め に
本県の農業 ・ 農村は、安全 ・ 安心で品質の確かな食料の安定供給をはじめ、国土や環境 の保全、美しい景観の形成などの多面的機能の発揮を通じて、県民の健全で豊かな暮らし を支えるとともに、食品加工や観光などの幅広い産業と結びつき、地域の基幹産業として 重要な役割を果たしています。
本県農業・農村を取り巻く情勢につきましては、担い手の減少や高齢化の進行など構造 的な課題に加え、不透明感を増す国際情勢等、大きな転換期を迎えています。
このような中、国の「協同農業普及事業の実施についての考え方(ガイドライン)」が 改正され、今後重点的に推進すべき普及指導活動として、国際的に通用する農業生産工程 管理(GAP)の普及・拡大やICT等を取り入れた新たな農業の展開、中山間地域の特 色を活かした農業の展開に向けた支援等が新たに追加されました。
県では、これらの課題に対応するとともに、儲かる農業の実現と地域農業の課題解決を 図るため、産地や指導者等の育成を一体的に進める「宮崎方式営農支援」や省力化・高収 益を実現する新たな生産システムの導入等について、県内8つの農業改良普及センターを 中心に、農業者や関係機関・団体等と連携しながら活動を展開しています。
ここに作成しました活動事例集は、県内各地域の普及指導活動を幅広く紹介するもので す。これらの活動成果は、農業者はもとより市町村・JAなど関係機関・団体の皆様の御 協力によるものであり、心より感謝申し上げます。
今後とも地域の皆様と十分連携を図りながら、本県の農業・農村の振興に向けた普及事 業を展開して参りますので、尚一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。
平成 30 年3月