• 検索結果がありません。

地域特性を考慮した木造密集市街地の選定手法に関する研究 [ PDF

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "地域特性を考慮した木造密集市街地の選定手法に関する研究 [ PDF"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)地域特性を考慮した木造密集市街地の選定手法に関する研究 中垣. 知綱. まず福岡市と北九州市を町丁目単位と町名単位で分割. 1.はじめに 阪神・淡路大震災以後、木造密集市街地の改善が都市. し、それぞれを分析対象市街地とする。設定した市街地. 防災上の重要課題となっている。 その対策はまず、木造密. ごとにデータを収集するが、使用データ項目の「1ha あ. 集市街地を選定することから始まる。木造密集市街地と. たり火災発生件数」と「1件あたり焼損面積」は、 町名単位. 一概に言っても、その地域特性や形成過程によって特徴. でしか収集できないため、市街地の設定としてはそれら. が異なるため、その選定にあたっては全国一律の選定基. のデータを除いた町丁目単位区分と町名単位区分(町名. 準を用いることは適切とは思えない。すなわち、地域の. 単位区分1)、全てのデータを用いた町名単位区分(町名. 特性を考慮した独自の木造密集市街地の選定基準が必要. 単位区分2)の3つとした。次に、収集データの各項目そ. と考えられる。現に、東京都や大阪市等では、建設省の. れぞれについて標準偏差を求め、各市街地の値を標準偏. 選定基準とは別に独自の選定基準を作成している。. 差で除したものを使用データ値とした。さらに、各デー. 2.研究の目的. タ項目の中を値の大きさに応じて5つに分割し、それぞ. 阪神・淡路大震災でみられたような大規模な延焼火災 の偏在の要因としては、消火力の地域差、市街地特性の. れを1つのカテゴリーとして数量化Ⅲ類分析に用いる。 使用データ項目とカテゴリーを表−1に示す。 表−1 使用データ項. 地域差などが挙げられている。本研究ではこの市街地特 性に着目し、人口密度、木造建物棟数率など15の統計. /012(//ha). データを用いて福岡市及び北九州市の市街地特性を表し、 3412(34/ha). 市街地の特性を考慮した地域独自の木造密集市街地選定 の手法を提案することを目的としている。また、両市で. +5")6/078(9). はすでに消防局が選定している木造密集市街地がある。 ,*6:;/078(9). それはいわゆる消防の現場の立場から選定したものであ り、本研究で選定基準を定めるにあたって重要な参考要. <=>?@AB(9). 素となるが、それら消防の選定基準は経験的要素が強す CD<=>?@ABE9F. ぎるものであったり、複雑すぎるものであるため、簡便 な統計データを用いてそれらを客観化、単純化すること. GH@A12(@/ha). も本研究の目的である。 >IJB(9). 3.研究の構成 まず第一に、福岡市及び北九州市の市街地特性を把握. 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X. "#" "#' ]OB(9) "#( "#) "#* '#" '#' <=>IJB(9) '#( '#) '#* (#" (#' ^<=>IJB(9) (#( (#) (#* )#" )#' _`GaB(9) )#( )#) )#* *#" *#' K#LMNOPQB(9) *#( *#) *#* ,#" ,#' ,#( "haRSTUVWXYA(Y/ha) ,#) ,#* -#" -#' -#( "YRSTZ[NO(\/Y) -#) -#* .#" .#' .#( .#) .#*. 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X 0!X!0.5 0.5%X!&.0 &.0%X!&.5 &.5%X!2.0 2.0%X. $#" $#' $#( $#) $#* "+#" "+#' "+#( "+#) "+#* ""#" ""#' ""#( ""#) ""#* "'#" "'#' "'#( "'#) "'#* "(#" "(#' "(#( "(#) "(#* ")#" ")#' ")#( ")#) ")#* "*#" "*#' "*#( "*#) "*#*. (1)市街地特性の把握 収集・集計したデータ項目を用いて両市、各市街地区. するために用いる15の統計データを収集する。 第二に、 研究の対象となる福岡市と北九州市の市街地区分を町丁. 分において数量化Ⅲ類分析を用いて市街地特性を表すと. 目単位と町名単位の2つ設定し、収集・集計したデータ. 考えられる2つの軸をそれぞれについて抽出した。. を用いて数量化Ⅲ類分析を行い、両市の市街地特性を把. 福岡市の町丁目単位区分について説明すると、抽出し. 握する。さらにクラスター分析を用いて市街地を特性に. た軸のうち1軸は正の方向に向かって、 「住宅棟数密度」、. 応じていくつかのグループに分類する。第三に、両市の. 「建ぺい率」、「木造建ぺい率」が高くなる傾向にある。2. 消防局が選定している木造密集市街地と類型化されたグ. 軸については有意な特徴は見られなかった。3軸では負. ループ、各データ項目との関係性を比較検討し、福岡市. の方向に向かって「商・工業面積混入率」が高くなり、正. 及び北九州市において、木造密集市街地を選定するうえ. の方向に向かって「老朽木造建物棟数率」が高くなる傾向. で有効となりうる選定手法を提案する。. にある(図−1)。そのため、1軸を木造住宅建物が密集. 4.市街地特性の把握と分類化. している可能性の軸とし、3軸を土地利用形態の軸と解. 19−1.

(2) 釈した。つまり、1軸の値が高ければ木造住宅が密集度. 係を見出し、消防局が選定している木造密集市街地の特. している可能性が増し、3軸の値が低ければその市街地. 徴を把握すると共に、同様の特徴を持つその他の市街地. は都市部として機能し、値が高ければその市街地は住宅. を抽出できるような判定手法を提案する。 両市の消防局が選定している木造密集市街地を各市街. 地や農業地である可能性が高くなると考えられる。. 地区分において2軸上で表し(図−3)、その関係性を見. 0 .0 2. 1軸 0 .0 1. 7・5. 1・4. 10・5. 2・42・3 9・3. た。なお、消防局選定の木造密集市街地は町丁目単位で. 11・3 2・5 12・312・ 45 7・4 1・ 11・ 2 10・4 7・3 1・ 33 12・ 2 4・ 4・2 9・4 9・2 6・2 8・5 13・ 4・ 4 2 11・ 4 3・ 5 6・3 13・113・ 8・ 4 2・ 23 3・3 10・ 9・53 12・5 13・4 3・4 5・5 11・5 7・2 6・5 4・5 6・1 5・3 3・2 5・2 10・ 2 12・1 5・4 11・1 13・5. 6・4 0. - 0 .0 1. 7・110・1 - 0 .0 2. 2・1. 1・1. 1・2. 選定してあるが、町名単位区分においては市街地内に1. 8・3. つでも選定町丁目があれば選定市街地とみなす。. 8・2. 9・1 4・1. 8・1. 0.0& "b. 3・1. - 0 .0 3. "b 0.0&. 0.005. 0.005. 5・1 - 0 .0 4 - 0 .0 2 5. 3軸 - 0 .0 2. - 0 .0 1 5. - 0 .0 1. - 0 .0 0 5. 0. 0 .0 0 5. 0 .0 1. 0 .0 1 5. 0 .0 2. 0 .0 2 5. 0 0. 0 .0 3 -0.005. 図−1 カテゴリースコア図. GROUP" -0.005 GROUP2 GROUP( GROUP) -0.0& GROUP* pqrstuv cdewxyst. -0.0&. 同様にして解析を行った結果、福岡市の町名単位区分. -0.0&5. -0.0&5. -0.02. 1,2で2つの解釈は、そのどちらも1軸は木造住宅建物 が密集している可能性の軸、3軸は震災時出火危険性の 軸となった。北九州市の町丁目単位区分では、1軸を木 造住宅建物が密集している可能性の軸とし、2軸を土地. 北九州市 町丁目区分 mnoefghijk. cdefghijk 福岡市 町丁目区分. -0.025 -0.0&2 -0.0&0 -0.008 -0.006 -0.004 -0.002. 0.000. 0.002. 0.004. 0.006. 人口・建物が密集していることを表す密集度の軸とし、 2軸を土地利用形態の軸と解釈した。. 0.008. (b -0.02 -0.0&5 0.0&0. 0.0&. 0.0&. 0.005. 0.005. 0. 0. -0.005. -0.005. -0.0&. GROUP" GROUP' GROUP( GROUP) GROUP* pqrstuv cdewxyst. -0.02 -0.025 -0.03 -0.025. 'b -0.0&. -0.005. 0. 0.005. 0.0&. "b 0.0&5. "b 0.0&5. -0.0&5. 利用形態の軸と解釈した。 町名単位区分1,2では1軸を. GROUP& GROUP2 GROUP3 GROUP4 GROUP5 pqrstuv mnoewxyst. cdefglijk" 福岡市 町名区分1 町名区分 -0.02. -0.0&5. -0.0&. -0.005. 0. 0.005. 0.0&. 0.0&5. (b 0.02. 0.0&5 "b. -0.0&. GROUP& GROUP2 GROUP3 GROUP4 GROUP5 pqrstuv mnoewxyst. -0.0&5 -0.02 -0.025 -0.03 -0.02. mnoefglijk" 北九州市 町名区分1. 'b -0.0&5. -0.0&. -0.005. 0. 0.005. 0.0&. 0.0&5. "b 0.0&5. 0.0& 0.0& 0.005 0.005. (2)市街地の類型化. 0. 0. -0.005. それぞれの市街地区分で求めた2つの軸の値をもとに. GROUP& GROUP2 GROUP3 GROUP4 GROUP5 pqrstuv cdewxyst. -0.0& -0.0&5. クラスター分析を行い、市街地の類型化を行った。その 結果を、2軸上にプロットした図で表した。 0.0& "b. -0.02 -0.025 -0.025. (b -0.0&5. -0.0&. -0.005. 0. 0.005. -0.0& -0.0&5 -0.02. 福岡市 町名区分2 cdefglijk' -0.02. -0.005. 0.0&. 0.0&5. 0.02. -0.025 -0.0&5. 北九州市 町名区分2 mnoefglijk' -0.0&. -0.005. 0. GROUP& GROUP2 GROUP3 GROUP4 pqrstz{ mnoewxyst. 0.005. 'b 0.0&. 図−3 選定木造密集市街地 サンプルスコア図. "b 0.0&. 0.005 0.005. 消防局が選定している木造密集市街地のグラフ上の位. 0 0 -0.005 -0.005. 置関係を見る。福岡市町丁目単位区分においては、木造. GROUP&. -0.0&. GROUP' GROUP( -0.0&5. GROUP& GROUP2. -0.0&. GROUP). GROUP3 GROUP4. GROUP* -0.0&5. -0.02. 0.000. 0.002. 0.004. 0.006. 0.008. -0.02 -0.0&5. (b 0.0&0. 住宅建物が密集している可能性が高く、住宅地や農業地. GROUP5. mnoefghijk 北九州市 町丁目区分. cdef ghijk 福岡市 町丁目区分 -0.025 -0.0&2 -0.0&0 -0.008 -0.006 -0.004 -0.002. 'b -0.0&. -0.005. 0. 0.005. 0.0&. "b 0.0&5. "b 0.0&5. 0.0&. 0.0&. GROUP1,2にあたる。 福岡市町名単位区分1,2の両方に. 0.005. 0.005 0. 0. -0.005. -0.005. である可能性が高い部分に集中している。このエリアは. おいては、木造住宅建物が密集している可能性が高く、. -0.0&. -0.0& GROUP". -0.0&5. GROUP' GROUP(. -0.02. -0.02. GROUP). 福岡市 町名区分1 cdef glijk" 町名区分. -0.025 -0.03 -0.025. -0.02. -0.0&5. -0.0&. -0.005. 0. GROUP*. 0.005. 0.0&. 0.0&5. GROUP& GROUP2 GROUP3 GROUP4 GROUP5. -0.0&5. 北九州市 町名区分1 mnoefglijk". -0.025 (b 0.02. -0.03 -0.02. 出火の危険性が高い部分に集中している。このエリアは 'b. -0.0&5. -0.0&. -0.005. 0. 0.005. 0.0&. 0.0&5. "b 0.0&5. "b 0.0&5 0.0&. 丁目単位区分においては、木造住宅建物が密集している. 0.0&. 0.005. 0.005. 0. 可能性が高く、都市部として機能している可能性が高い. 0. -0.005. -0.005. -0.0&. -0.02 -0.025 -0.025. -0.0&. GROUP& GROUP2 GROUP3 GROUP4 GROUP5. -0.0&5. cdefglij k' 福岡市 町名区分2. GROUP&. -0.0&5. -0.0&. -0.005. 0. 0.005. 0.0&. 0.0&5. GROUP3 GROUP4. -0.02. 0.02. -0.025 -0.0&5. 部分に集中している。このエリアは GROUP2,3にあたる。. GROUP2. -0.0&5. mnoefglijk' 北九州市 町名区分2. (b -0.02. どちらにおいても GROUP2にあたる。同じく北九州市町. 北九州市町名単位区分1,2の両方においては、人口・建. 'b -0.0&. -0.005. 0. 0.005. 0.0&. 図−2 分類後サンプルスコア図. 物が密集している可能性が高く、都市部として機能して. 5. 木造密集市街地の判定. いる可能性が高い部分に集中している。このエリアはど. 5.1 各グループと消防局選定木造密集市街地の関係. ちらにおいても GROUP2にあたる。東京都の選定基準で. ここでは、分類された市街地のグループ、各データ項. 抽出した市街地はいずれの場合においても、消防局選定. 目と、両市の消防局が選定している木造密集市街地の関. の木造密集市街地が集中している同じエリアに集中して. 19−2.

(3) mg nh oi e‚ ƒ. いることが分かる。 福岡市と北九州市では町丁目区分の両方に土地利用形 態を表す軸があるが、この軸を基準に比べてみると、消 防局選定の木造密集市街地、東京都選定基準で抽出した 市街地が集中するエリアは福岡市と北九州市では反対の 表している。. mg nl o‚ eƒ " 北 九 州 市. 人口密度. データ項目. 世帯密度 0∼14歳 65歳以上 人口割合 人口割合. 重み. ×2. ×2. ×0.5. データ項目. 建ぺい率. 容積率. 木造建物 建ぺい率. ×3. ×2. 重み. ×3. データ項目. 人口密度. ×1. ×1. 重み. ×2. ×2. ×0.5. 建ぺい率. 容積率. 木造建物 建ぺい率. 重み. ×2. ×1. ×1. データ項目. 容積率. 重み. ×2. ×1. 木造建物 建ぺい率 ×0.5. ×3. ×0.5. 世帯密度 0∼14歳 65歳以上 人口割合 人口割合. データ項目. 老朽木造建物 住宅棟数密度 棟数率. ×0.5. 非木造建物 共同住居率 商・工業面積 建ぺい率 混入率. 木造建物 棟数率. ×2. ×0.5 老朽木造建物 住宅棟数密度 棟数率. ×2. ×3. ×0.5. 非木造建物 共同住居率 商・工業面積 建ぺい率 混入率. ×0.5. データ項目 人口密度 世帯密度 0∼14歳 65歳以上 人口割合 人口割合 重み ×2 ×2 ×0.5 ×3. 町 名 単 位 2. 木造建物 棟数率. ×0.5. ×0.5. 木造建物 老朽木造建 棟数率 物棟数率 ×2 ×2. 住宅棟数密 度 ×0.5. 建ぺい率 ×2. 非木造建物 共同住居率 商・工業面積 1haあたり火災 1件あたり焼損面 建ぺい率 混入率 発生件数 積 ×0.5 ×1 ×0.5 ×2 ×2. 5.2 木造密集市街地選定基準の作成 本研究では、福岡市及び北九州市の各市街地を木造密. 各市街地区分の市街地において、重み付けを行ったデ. 集市街地との関係性の強さを示す4つのランクで判定す. ータ値を合計し、その合計点を持って判定を行った。そ. る。その判定は基本的に、市街地の各データ項目の値を. の判定基準と、各ランクに判定された市街地の個数を以. 合計した点数で判定を行う。しかしその際に、両市の消. 下に示す(表−3)。また、それぞれのランクで判定され. 防局選定が選定している木造密集市街地と強い関係があ. た市街地と、消防局選定木造密集市街地および東京都選. るデータ項目には大きな重みを、弱い関係があるものに. 定基準で抽出された市街地の関係をサンプルスコア図上. は小さな重みをつけて合計する。. で表したものを図−5に、両市の地図上で示したものの. まず消防局選定の木造密集市街地が、各データ項目で. 一部を図−6に示す。以下単位区分別に考察する。. 他の市街地とどのような差異を持つかを見る。また、消 防局選定の木造密集市街地を多く含んでいるグループと その他のグループにおいて、各データ項目に特徴的な差 異がないかどうかを見る。 福岡市の町丁目単位区分では、「人口密度」「世帯密度」 「木造建物棟数率」「住宅棟数密度」「木造建物建ぺい率」に GROUP1,2とその他で明らかな差異が見られた。また、 「老朽木造建物棟数率」で木造密集市街地とその他の市街. 表−3 ランク別・市街地別ヒット数 町丁目単位区分. 福岡市. 市街地数. 町名単位区分1. 消防局選定 判 定基 準 市街地数. ランク. 判 定基 準. RANK1 RANK2 RANK3 RANK4. 51未 満 806 (74%) 8 (29%) 37未 満 200 (67%) 51∼ 56 160 37∼ 42 56 5 56∼ 61 82 (26%) 5 (71%) 42∼ 47 46 (33%) 10 61以 上 39 47以 上 80. 町丁目単位区分 北九州 市 消防局選定 ランク 判 定 基 準 市 街 地 数 市街地数 RANK1 38未 満 1025 (76%) 13 (25%) RANK2 38∼ 43 126 9 RANK3 43∼ 48 81 (24%) 6 (75%) RANK4 48以 上 112 23. 市 街地 数. 市街地数. (38%) (63%). 町名単位区分2. 消防局選定 市街地数 判定基準. 7 (46%) 32未 満 36未 満 393 (81%) 36∼ 41 92 32∼ 37 11 41∼ 46 68 (19%) 8 (54%) 37∼ 42 13 46以 上 43 42以 上. 0.0&. 消 防局 選定 市 街地 数. 市 街地 数. 3 (38%) 39未 満 197 (67%) 4 39∼ 44 60 3 2 4 (63%) 44∼ 49 40 (33%) 4 6 6 49以 上 85. 町名単位区分1 判定基準. 消防局選定 市街地数. 市街地数. 408 (81%) 8 (31%) 71 4 56 (19%) 12 (69%) 59 15. 0.0&. "b. 地で明らかな差異が見られた(図−4)。. 町名単位区分2. 消 防局 選定 市 街地 数 判 定基 準. "b. 0.005. 0.005 0. st|e}~ wxyst. /012. 6.00. 0. 老朽木造建物棟数率. 4 .0 0. -0.005. -0.005. 5.00. GROUP&. -0.0&. GROUP'. •€•. 3 .0 0. 4.00. -0.0& RANK& RANK2 RANK3 RANK4 -0.0&5 pqrstuv cdewxyst. -0.0&5. 3.00. 2 .0 0 -0.02. 福岡市 町丁目区分. 2.00 1 .0 0. &.00 0.00 0. 200. 400. 600. 800. &000. &200. -0.025 -0.0&2. (b -0.0&. -0.008. -0.006. -0.004. -0.002. 0. 0.002. 0.004. 0.006. 0. 2 00. 4 00. 6 00. 8 00. 1 00 0. 1 20 0. 集市街地と関係性の強いデータ項目を見出し、それぞれ. 0.0&. 0.0&. 0.005. 0.005. 0. 0. -0.005. -0.005. に重み付けを行った。その結果を表−2に示す。. 福町 岡名 市単. 位 1. 福町 岡名 市単. 位 2. 世帯密度 0∼14歳 65歳以上 人口割合 人口割合. 重み. ×2. ×2. ×0.5. データ項目. 建ぺい率. 容積率. 木造建物 建ぺい率. 重み. ×2. ×1. ×3. データ項目. 人口密度. -0.025 -0.03 -0.025. ×2. ×2. ×0.5. データ項目. 建ぺい率. 容積率. 木造建物 建ぺい率. 重み. ×2. ×3. ×2. 重み データ項目 重み. ×0.5. ×0.5. ×2. 木造建物 建ぺい率 ×3. ×3. ×3. 'b. -0.005. 0. 0.005. 0.0&. ×0.5 木造建物 棟数率. ×0.5 老朽木造建物 住宅棟数密度 棟数率. ×1. ×2. ×3. ×1. 木造建物 老朽木造建 棟数率 物棟数率 ×2 ×1. ×3. (b -0.0&5. -0.0&. -0.005. 0. 0.005. 0.0&. 0.0&5. 0.02. RANK& RANK2 RANK3 RANK4 pqrstuv mnoewxyst. -0.02 -0.025 -0.03 -0.02. 0.0&5. 0.0&5. "b. "b. 0.0&. 0.0&. 0.005. 0.005. 0. 0. -0.005. -0.005. 北九州市 町名区分1 -0.0&5. -0.0&. -0.005. 0. 0.005. 0.0&. 'b 0.0&5. -0.0&. -0.0& RANK& RANK' RANK( RANK) pqrstuv cdewxyst. -0.0&5 -0.02. 福岡市 町名区分2. ×2 住宅棟数密 度 ×3. 福岡市 町名区分1 町名区分 -0.02. -0.0&5. ×3. 非木造建物 共同住居率 商・工業面積 建ぺい率 混入率. 人口密度 世帯密度 0∼14歳 65歳以上 人口割合 人口割合 ×0.5 ×0.5 ×2 ×2 容積率. 老朽木造建物 住宅棟数密度 棟数率. 非木造建物 共同住居率 商・工業面積 建ぺい率 混入率. 世帯密度 0∼14歳 65歳以上 人口割合 人口割合. 重み. データ項目. ×2. 木造建物 棟数率. RANK& RANK' RANK( RANK) pqrstuv cdewxyst. -0.02. 表−2 各データ項目の重み付け. 単 位. 北九州市 町丁目区分 -0.0&. -0.0&. -0.0& -0.0&5. 人口密度. -0.02 -0.0&5. 0.0&5 "b. 0.0&5 "b. その他の市街地区分、北九州市でも同様にして木造密. データ項目. 0.0&. 0 .0 0. 図−4 福岡市町丁目単位区分 各データ項目. 福町 岡丁 市目. 0.008. RANK& RANK2 RANK3 RANK4 pqrstuv mnoewxyst. -0.025 -0.025. -0.02. 建ぺい率 ×3. 非木造建物 共同住居率 商・工業面積 1haあたり火災 1件あたり焼損面 建ぺい率 混入率 発生件数 積 ×2 ×1 ×0.5 ×3 ×2. 19−3. -0.0&5. -0.0&. -0.005. 0. 0.005. 0.0&. 0.0&5. -0.0&5. -0.02. (b -0.025 -0.0&5 0.02. 北九州市 町名区分2. RANK& RANK2 RANK3 RANK4 pqrstuv mnoewxyst 'b. -0.0&. -0.005. 図−5 判定後サンプルスコア図. 0. 0.005. 0.0&.

(4) おり、選定に際して考慮すべきであろう。 6.まとめ 本研究で得られた知見を以下に示す. ①福岡市および北九州市を町丁目単位と町名単位の区分 で分割した市街地に対して、13 または 15 のデータ項目 を用いて数量化 3 類分析を行った結果、それぞれの市街. 判 定 (町 丁 目 単 位 区 分 ) RANK RANK RANK RANK. 地区分で、市街地特性を 2 つの軸によって表すことがで. 1 2 3 4. きた。またその 2 つの軸の値によって、それぞれの区分 で市街地をいくつかのグループに分類することができた。 ②両市の消防局が選定している木造密集市街地を用いて、 分類されたグループとその特徴を比較し、木造密集市街 地と関係性が強いグループを見出した。 ③消防局選定の木造密集市街地と強い関係をもつデータ 項目を見出し、そのデータ項目には大きな重みを与えて 全データ項目を合計した。その合計点をもって本研究で. 判 定 (町 名 単 位 区 分 1) RANK RANK RANK RANK. 1 2 3 4. 木造密集市街地を選定するための判定値とし、木造密集 市街地と関係性が強い方からRANK4∼1の4 つのランク. 図−6 判定ランク別マップ. で判定を行った。 ④判定の結果から、本研究の選定基準は両市の消防局選. (1)両市の町丁目単位区分について 消防局選定の木造密集市街地の特徴をある程度捉えて. 定基準の特徴を簡便な統計データを用いて表すことがで. いることが分かる。北九州市を例にとると、RANK3,4. きる事を確認した。また、市街地区分には町丁目単位が. には市街地全体の 24%が選ばれ、その中に消防局選定市. 望ましいこと、「1ha あたり火災発生件数」と「1 件あたり. 街地の 74%が含まれる。しかし低いランクに判定される. 焼損面積」の情報は北九州市では有意な効果があったが. ものも少なくなく、今回使用したデータ項目ではその特. 福岡市ではさほど影響しないことが分かった。. 徴を完全に捉えることができなかったと考えられる。. 7.今後の課題. (2)両市の町名単位区分 1 について. 今回の研究では、両市の消防局選定基準の特徴を完全. 消防局選定の木造密集市街地の特徴をある程度捉えて. には捉えることができなかったため、新たな使用データ. はいるが、図−6を見ても分かる通り、町丁目単位区分. 項目の検討が必要である。ただし両市の既選定市街地が. で判定するよりも精度は落ちる。市街地の大きさが町丁. 妥当かどうかについては十分な吟味が必要であろう。ま. 目単位区分よりも大きくなり、市街地の特性がかなり均. た、「1ha あたり火災発生件数」などの消防データは、町. 等化されたためと考えられ、木造密集市街地を選定する. 名単位でのみ集計可能なことや過去 5 年間分のデータし. 場合は、町丁目単位のほうが望ましいことが分かる。. かないことなど制約があったために、市街地特性評価に. (3)両市の町名単位区分 2 について. 与える影響があまり明瞭に現れなかったと考えられ、こ. 町名単位区分 1 と比べて、北九州市の場合はかなり精. の部分に付いても改善の余地がある。. 度が上がっているが、福岡市の場合はほとんど変化が見. 参考文献. られなかった。 北九州市の場合は「1ha あたり火災発生件. 1)吉川仁:木造密集市街地の簡易危険度評価法、木造密集市. 数」と「1件あたり焼損面積」を考慮することにより、市街 地全体の約 20%の中に 70%の消防局選定市街地が含ま れるようになり、有意な効果がある。 これらの特性が評価 に及ぼす影響が顕著でない場合でも、阪神大震災では震 災時の火災発生件数と焼損面積に強い関係性が見られて. 街地の防災街づくり方策報告書、1998、pp77-78 2)高見沢実:木造密集市街地の防災上の課題、木造密集市街 地の防災街づくり方策報告書、1998、pp16-19 3)村田明子:兵庫県南部地震における神戸市各区の火災被害 と地域特性の関連、Bulletin of Japanese Association of Fire Science and Engineering Vol.466No.1.2、1997、pp13-25. 19−4.

(5)

参照

関連したドキュメント

 毛髪の表面像に関しては,法医学的見地から進めら れた研究が多い.本邦においては,鈴木 i1930)が考

a b Patterned model of compressional property of thin dress fabrics, a at the maximum pressure Pmax=50 gf/cm2 standard, b at Pmax=10 gf/cm2.. Compression and recovery processes

厳密にいえば博物館法に定められた博物館ですらな

「心理学基礎研究の地域貢献を考える」が開かれた。フォー

担い手に農地を集積するための土地利用調整に関する話し合いや農家の意

ü  modeling strategies and solution methods for optimization problems that are defined by uncertain inputs.. ü  proposed by Ben-Tal &amp; Nemirovski

(1) テンプレート編集画面で、 Radius サーバ及び group server に関する設定をコマンドで追加して「保存」を選択..

市街地 工業地区 福島市 高地 主に高地 高地 主に高地 主に高地 須賀川市 高地 高地 高地 高地 主に高地 朝霞市 高地 - 主に高地 主に高地 高地 豊橋市 高地 高地