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平成

平成

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平成 2

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26

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6

6 年度

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年度

年度

年度

経済建設

経済建設

経済建設

経済建設常任委員会行政視察

常任委員会行政視察

常任委員会行政視察

常任委員会行政視察報告書

報告書

報告書

報告書

▲ ⼤⽯神社内・⼤⽯邸⻑屋門 庭園

間 : 平成 26 年 11 月 10 日(月)~11 月 12 日(水)

視 察 先 : 鳥取県鳥取市【① 地産地消推進事業について】

【② 官民連携による鳥取駅周辺の再生について】

【③

道路空間を活用した中心市街地の再生について】

兵庫県赤穂市【赤穂観光アクションプログラムについて】

兵庫県相生市【空地空家対策推進の取り組みについて】

香川県土庄町【廃棄物対策豊島住民会議と行政等の関わりについて

参加者

経済建設委員 髙野邦良(委員長)、神谷雅章(副委員長)、鈴木規子、田中 弘、 髙須一弘、永山英人、大河内博之

(2)
(3)

日時:平成 26年11 月 10 日(月)13時〜15 時

場所:鳥取市役所 本庁舎 会議室

平成 26

年度

経済建設常任委員会

⾏政視察

鳥取県鳥取市

地産地消推進事業について

官⺠連携による⿃取駅周辺

の再生について

道路空間を活⽤した中⼼

市街地の再生について

鳥取市は、県東部に位置し、日本一の

鳥取砂丘をはじめ、雄大な自然を有す

る。市制施⾏以来、県都として政治、 経済、文化の中心として発展してきた。

2004年11 月に周辺8町村を編入し、 翌 2005年10 月には山陰地方初の特 例市となった。

(4)

鳥取県鳥取市

1-1 ▲ 農林⽔産部・経済観光部の職員

▲ 鳥取・因幡マスコット キャラクター・イナバーズ

地産地消推進事業について

1.調査事項の概要

■ 取り組み経緯

□ 鳥取市における地産地消の取り組みは、 平成 14年7⽉に、地産地消担当参事1 人を配置したところから始まった。

□ 平成 15年度には、専属部署として、地産地消推進チームに2⼈が配置され、地 産地消の取り組みにあたっての考え⽅や、推進⽅針を⽰した「⿃取市地産地消⾏動

指針」が策定された。この指針は、推進期間を3年としており、平成26年度は第4 期⾏動指針の最終年度である。

□ 平成 25年度からは、経済・雇⽤戦略課の地域経済係として、4⼈が兼務配置さ れ、地産地消の取り組みを推進している。

■ 推進体制

□ 前述の⾏動指針に掲げる基本理念は、「地産地消の持つさまざまな地域への有益 性を念頭に『農・⾷』のテーマをその推進の核としながら、産業全般にわたり幅広く地

産地消の考え方を取り入れたまちづくりを進めます。」と結ばれており、以下、3つの基 本方針が掲げられている。

① 地産地消の市⺠運動

➣ 消費者と⽣産者との交流や、⽣産・流通・販売・消費における地産地消ネット ワークの充実を図りながら、地産地消を普及啓発し、市⺠運動としての展開を図

ります。

② 地元産品の消費拡大

➣ 地元の農林⽔産物・畜産物や製品の消費・利⽤及び提供の拡⼤により地域 内経済循環の活性化を図るとともに、地域資源を活用したブランド化、新商品開 発などを促進します。

③ 人づくりとまちづくり

(5)

鳥取県鳥取市/①地産地消推進事業について

1-2 □ 基本方針に基づく9つの施策を柱とし、体系的に地産地消を進める事業を実施し

ている。

□ 具体的には、各団体や⾏政機関等で構成する「⿃取市地産地消推進協議会」で、 毎年度、重点的な活動⽅針を定め、⼀体的に実践・⾏動するとともに、各団体・機

関が地産地消⾏動実施計画を毎年策定し、個々主体的に事業を推進している。

MEMO 鳥取市地産地消推進協議会について

会⻑:JA⿃取いなば代表理事常務

構成:農林⽔産団体、商⼯団体、流通団体、消費者団体、地域団体、

観光関係団体、給⾷関係団体、教育機関、⾏政機関

(6)

鳥取県鳥取市/①地産地消推進事業について

1-3 □ その他、地産地消を推進するために以下のような施策を展開している。

➣ 地産地消の普及啓発を目指した「地産地消フェア」の開催

➣ 6次産業化の促進に向けた「異業種交流」の実施や「農商工連携」

➣ 飲食店・ホテル等などでの地産地消促進のための「地産地消の店認証事業」

➣ 学校給食や地域での職員推進のための「⾷育アドバイザー派遣制度」

➣ 新技術・新製品の開発を促進する「トライアル発注事業」

➣ 環境不可を軽減するための「スマートグリッド推進事業」

2.主な質疑とその回答

(1)地産の源である農地及び農業の保護育成はどのようにしていますか。

耕作放棄地の解消に向けて、 ・ 認定農業者や新規就農者の育成 ・ 集落営農の組織づくり

・ 企業の農業参入への支援

などを⾏ない、農地、農業の担い⼿の確保に⼒を⼊れるなど、農地需要の創出に努め

ているほか、国の事業を活用している。(平成 21〜25年度で21.78ha の耕作放 棄地を再生)

農業の保護育成の施策としては、

・ らっきょう、梨をはじめとする農畜産物のブランド化の推進

・ 担い⼿や農地の確保、農家の収益性向上と労⼒軽減のための機械設備等導⼊ 費用の助成

などを⾏なっている。

(2)地元農林⽔産物・畜産物の⽣産振興のため、後継者や新規就労者などの担い 手づくりをどのように進めていますか。

平成 19年に、新規就農者のための技術習得 支援施設(通称:とっとりふるさと就農舎)を 設置して、毎年3名、2年間の実技と座学によ る研修を実施して育成に努めている。

(7)

鳥取県鳥取市/①地産地消推進事業について

1-4

(3)地元農業・農畜産物に対する子どもへの食農教育の成果はどうですか。 また、教育機関の地消割合はどれほどで、さらなる割合増加策はどうですか。

「地域米消費拡大対策事業」により、日本の⾷糧事情や主⾷である⽶の⼤切さを知 ることを目的に、小学校を対象とした体験学童農園(平成 26年度は21校)・⽶料 理教室(農園実施校が対象/平成26年度は26 回)を開催しており、学校教育を 通じて米の消費拡大と食育を図っている。

また、平成 20年度からは市内全学校で週4⽇⽶飯、平成21年12 月からは毎週 米粉パンを導入するほか、学校給食用計画栽培支援事業による地元産材の供給農 業者等の支援を進め、平成 25年度は市全体の教育機関における県産使⽤率が 70%となった。関係機関の連携を図るとともに、献⽴の研究・⼯夫により、さらなる使⽤

率の向上に努めている。

(4)市⺠病院における地産池消率、高齢者施設には地産地消運動は、さらにどのよ うに推進していきますか。

採算性の確保と症状に応じた食事の提供を基本としながら、地 元産使⽤率44%(平成 26年度・野菜類/平成25年度は 43.3%)を目標として、地元食材の消費拡大に努める。

3.所⾒・⻄尾市政への反映に向けた課題

地産地消推進事業担当課の名称からも明らかなように、経済・雇用を一体的にとら え、地元産業の育成を戦略的に推進する体制が整えられていた。本市においても、も

っと地元産と触れ合える、ふれあい市や直売所の充実・促進や、消費者と生産者との

顔がみえ、話ができる関係の構築を図ることが必要である。

また、⿃取市に負けず劣らず農畜産物が豊富にある本市においては、学校給食等で、

地元食材使用割合の目標値設定により地産地消に貢献するだけでなく、将来的な 消費と可能性を⾒据え、健康と⽣命を⽀える⾷の⼤切さ、地域の⾷⽂化への理解を

さらに深められるような食育の推進を期待するものである。

その上で、農業副都心構想を進めていくにあたっては、6次産業化の促進や一色う なぎなどの販売だけでなく、他の農林⽔産物や畜産物のブランド化や、既存産業の後

継者・新規就農者の育成も考慮した⾏政の支援体制・

仕組みづくりを同時に検討すべきであり、将来の⻄尾市の ために当構想が果たすべき使命を的確にとらえ、覚悟と戦

略を備えた取り組みを展開すべきと考える。

文責:大河内博之

(8)

鳥取県鳥取市

1-5 ▲ 都市整備部の職員

官⺠連携による⿃取駅周辺の再⽣

について

1.調査事項の概要

■ 取り組み経緯

□ ⿃取駅周辺地区では賑わいや活気が衰退しつつあり、商業施設の年間販売額減

少や歩⾏者通⾏量の減少、地価下落が進み、空洞化が顕著であったため、⿃取市

の玄関口として、また、市街地の核として、にぎわいと活気のある都心核形成を推進 する必要があった。

□ 交通結節点などの一定の都市機能

が集積しているものの、これらの拠点

の連携がとれておらず、回遊性が不⾜

しているため、来街者の減少につな がっており、⺠間事業者等と連携した

商業地としての魅⼒向上や、来街し

やすさと歩きやすさの向上、⿃取らしい魅⼒の付加などにより街の回遊性を⾼める必

要があった。

□ 鳥取市の目指す「多極型のコンパクトなまちづくり」の実現に向け、交通結節点であ

る鳥取駅周辺の再生を図るため、平成 23年度から平成27年度までの5年間に 取り組むべき事業の具体的な整備方針、整備内容等をまとめた「鳥取駅周辺再生 基本計画」を作成し事業を推進している。

■ 取り組みの概要

□ 鳥取駅周辺再生基本構想(平成 23年9⽉策定)

理念 「人が集い 交流し 魅⼒あふれる街 『鳥取OACISオ ア シ ス』 の創造」

□ 駅周辺地区のめざすべき将来像(基本理念に基づく4つのテーマ)

① 多機能を⾼度に集積した広域商圏対応型拠点の形成

② 回遊性と滞留性をもたせた⼈が⾏き交う交通結節点の形成

③ 低炭素社会の実現に向けた都市環境の形成

④ 便利で安⼼、住み続けたいと思える快適な⽣活空間の形成

駅周辺地区では、市の広域交通の起点(Origin)として魅⼒的(Attractive)

で人々が集い・交流(Communication)が進み、また新時代に対応した各種

(9)

鳥取県鳥取市

/②官⺠連携による⿃取駅周辺の再⽣について

1-6

□ 鳥取駅周辺再生基本計画(平成 23〜27年度/平成24年10 月策定) ・ 整備コンセプト

➣ 駅周辺で進⾏中のプロジェクト(⿃取駅前太平線再⽣プロジェクト・JR鳥取駅 耐震改修⼯事)と連携し、駅南北の⼤型商業施設等を中⼼とする賑わい拠点

間の基盤整備を⾏うことで、官⺠連携による利便性や回遊性の向上を図るととも

に、動線整備と併せた新たな賑わい空間を創出する。

(⿃取市より配付された資料より引⽤)

・ 整備概要と事業費 ※ 丸数字は上図の丸数字に対比

① 市道拡幅⼯事(⾞道2⾞線化・幅員3.5m 歩道設置) ➣ 約5億円+α ② 地下道エレベーター設置などバリアフリー機能拡充等を検討中 ➣ 未定

③ ロータリー内⼀般⾞等待機場を分離して再整備 ➣ 約 1.1 億円

(10)

鳥取県鳥取市

/②官⺠連携による⿃取駅周辺の再⽣について

1-7 ▼ 駅周辺整備拡大図(⿃取市配付資料より引⽤)

2.主な質疑とその回答

(1)空き店舗対策はどのように進めていますか。

商業機能向上と活気の回復を図る目的から、空き店舗対策を推進した。

新規創業開業⽀援事業補助⾦を活⽤し、新しい店舗が開業しやすいようにしている。

住宅供給に⼟地費⽤の負担の少ない定期借地権利⽤の促進や、空き家情報を供

給する仕組みづくりにより、都心居住を促進する。

(2)駅南側を重点的に整備しているようだが、どのような考え方で進めているか。

現在は停滞しているが、元々は、駅南⻄に位置する旧市⽴病院跡地が市庁舎の移 転候補地であったこともあり、まずは駅南側を盛り上げていきたいとの考えである。

3.所⾒・⻄尾市政への反映に向けた課題

⻄尾市の⽞関⼝である名鉄⻄尾駅前の空間広場を、賑わいと活気がでるような利

活⽤⽅策を検討すべきである。その上で、駅⻄の再開発については、整備に向けた⼗

分な議論が必要である。⿃取市においては、新規創業開業⽀援事業補助⾦の活⽤

等により、沿線の空き店舗解消が進んでいることは⻄尾市においても取り⼊れられた

い。

また、資⾦⼒の⾯で課題があるとは思うが、名鉄百貨店が解体されそのままになって

いる⼟地の利活⽤⽅策についても、市と名鉄が協議する場が必要ではないだろうか。

⻄尾市においても、魅⼒的で、安⼼して住み続けたいと思える⽣活空間の形成を目

指した駅周辺の整備が今後の課題である。

(11)

鳥取県鳥取市

1-8 ▼ 実証実験中の様子 (⿃取市配付資料より引⽤)

道路空間を活⽤した中⼼市街地の再⽣

について

1.調査事項の概要

■ 取り組み背景

□ かつての鳥取駅前太平線エリアは、市内唯一の百貨店を有する賑わい核として発 展していた。しかし、近年、衰退し、空洞化が顕著であった。広い⾞道で⼈の流れが

分断され、新規出店やリニューアルなどの効果が周囲に波及しづらく、空き店舗の増 加だけが目⽴っていた。

□ また、⿃取環状道路の開通に より、中心市街地の通過交通が 減少したこともあり、道路空間の 再配分を検討し始めた。

□ 余裕が⽣じた道路空間を賑わい創出に活⽤するとともに、街なかで歩⾏者優先の 交通体系を確⽴し、回遊性の向上と賑わい創出を目指した。

■ まちなか社会実験(実証事業)

□ 調査・検討事項

① ⾞道の⼀部を歩道に再配分する試⾏により、道路拡 幅なしに歩⾏者・⾃動⾞の空間を拡げられるか

② 拡げた空間で回遊性向上・賑わい創出を図れるか

□ 実施概要

・ 実施期間…平成 20・21年度(いずれも10 日間) ・ 実施主体…実⾏委員会

(⼤学教授、商店街振興組合理事⻑、商⼯会議所、国・県・市など の道路管理者、警察、周辺⾃治会など)

平成 20

年度「⿃取駅前・賑わいのまちづくり実証事業」

□ 事 業:4⾞線のうち、2⾞線を賑わい空間(芝⽣広場)

・ オープンカフェ、バザール広場、ステージ設置

・ 各種イベントの実施 ・ 出店ルールを策定し、出店者等を募集

・ 駅前交差点に臨時横断歩道 ・ 大型空き店舗を活用 □ 事業費:約26,140千円(地方の元気再生事業 国費 100%)

□ 結 果:歩⾏者・⾃転⾞通⾏量の増加(平⽇は1.4倍、休日は4倍)、 周辺交通渋滞はほぼ無し、歩⾏者増は売上増にはつながらなかった

通⾏量は10年間(H14〜H23)で-30% (駅前 15 地点合計)

(12)

鳥取県鳥取市

/③道路空間を活⽤した中⼼市街地の再⽣について

1-9

■ 駅前太平線再生プロジェクト

□ 鳥取駅前太平線再生プロジェクト検討委員会

➣ 平成 20・21年度 実証事業成果を踏まえて設置

➣ 構成員は、地元商店街、近隣商業者、沿線商店、⿃取市中⼼市街地活性化 協議会、県・市 など

➣ 計 11 回開催

➣ 平成 22年11 月にパブコメ実施後、平成 23年1⽉に基本計画策定

□ 駅前太平線再生プロジェクト基本計画

➣ 通⾏のための「道路」から、商店街の「前庭空間」、人々が集う「舞台」へ ➣ 道路をダイエットし芝生広場を整備することにより、賑わい空間を創出する ➣ 開閉式大屋根を整備することにより、天候に左右されず年中利⽤可能とする ➣ 地元商店街による芝⽣広場の管理・運⽤など、官⺠連携を図る

➣ 既存交通の確保と様々な課題を解決し、実現へ

平成 21

年度「⿃取街なか・賑わいのまちづくり実証事業」

□ 事 業:・ 20年度は太平線通りだけであったが、駅前通りへエリアを拡⼤し、 街区全体の賑わいを創出

・ 街なか砂像コンテスト、⾜湯実験、駐⾞場無料開放デー、

地域住⺠・地元商店街が主体となるイベント等を追加

□ 事業費:約37,630千円(地方の元気再生事業、緊急雇用創出事業、

交付⾦活⽤【国費82%、市費 18%】)

□ 結 果:歩⾏者・⾃転⾞通⾏量の増加(平⽇は1.2倍、休日は 2.4倍)、

周辺交通渋滞はほぼ無し、歩⾏者増は売上増にはつながらなかった、 期間中の来場者 16.7万人(20年度は10万人)

(13)

鳥取県鳥取市

/③道路空間を活⽤した中⼼市街地の再⽣について

1-10

□ 空間(バード・ハット)の完成

➣ 平成 25年7⽉、市道駅前太平線の約150m区間に、開閉式大屋根・芝生広 場を持つ新空間「バード・ハット」が完成。

平成 25年度には 38 回のイベント(音楽祭、映画祭、防災フェスタ、まちなか公

開ウェディング、クリスマスミュージックギフトなど)が開催され、約8.4万人の集客を 実現。「⾃然に⼈が集まる魅⼒的な空間」への取り組みを推進。

施設整備の概要

□ 名 称:市道駅前太平線

□ 事 業 費 :約1,070百万円(国費 43%、合併債53%、市費4%) ※ 社会資本整備総合交付⾦活⽤

□ 工 期:平成 24年7⽉着⼯、平成25年6⽉完成

□ 主要施設:【大屋根】

① 規 模:幅27m、延⻑61.5m、高さ 14.6m

② 構 造:鉄骨造(鋼管トラス)

③ 屋 根:膜構造(開閉式)

④ その他:演出用照明、防犯カメラ等 【芝生広場】約290m2(天然芝)

(14)

鳥取県鳥取市

/③道路空間を活⽤した中⼼市街地の再⽣について

1-11 ▲ バード・ハット ➣

ポイント

・ ⾏政による⼤屋根空間等の基盤整備と地元商店街による⽇常管理やイベント募

集など官⺠連携のまちづくり

・ 都市再⽣整備計画に基づく占⽤の特例により道路上の芝⽣広場に休憩施設 (イス、テーブル等)を設置し、憩いの空間へ

・ 沿線の空き店舗が工事着手前と比較し、5店舗解消(H26.2.22 現在) ・ 県内外を問わず学⽣によるイベントの利⽤料は無料

2.主な質疑とその回答

(1)旧来の商業地区はどのように保護されていますか。

計画区域内に複数のゾーンを設定し、その中に旧来の 商業地区を取り込み、それぞれのゾーンの機能充実、相 互連携を図っている。

(2)「⾃然に⼈が集まる魅⼒的な空間」とは、どのような空間と考えますか。

その空間に必要なものをどのように認識していますか。

「⾃然に⼈が集まる魅⼒的な空間」は、賑わいと魅⼒が創出され、集客⼒の向上と

新しい⼈の流れを創出できる空間であると考える。

その空間には、自然、歴史、文化などの地域資源を保全・活用・発信し、多様な人・ 物・情報が⾏き交う拠点や仕組みを整備することが必要であると認識している。

(3)今後の課題をどのように認識していますか。

組合は、芝⽣広場・⼤屋根の維持管理や賑わい創出のためのイベント企画を実施し、

市や中心市街地活性化協議会などの関係機関は、それらを支援している。柔軟な考え 方に基づき、継続可能なものとしていくことが必要であると考えている。また、今後の課題

としては、芝⽣広場等については、道路と位置づけられているため、道路使⽤許可が必

要であり、歩⾏者天国等交通規制の実施には、実績・公益性が求められる。商店街と

して、個店として、来街者を取り込む方策の検討が必要である。 MEMO バード・ハットについて

☆ 空間の愛称

・ 全国から 2,067 通の応募があり、その中から決定

・ 「バード」は鳥取を表し、「ハット」は人々が集うにぎやかな場所を大屋根が帽子のように覆って いる姿をイメージ

(15)

鳥取県鳥取市

/③道路空間を活⽤した中⼼市街地の再⽣について

1-12 ▲ バード・ハット芝生広場の

テーブル・イス

(4)沿線の空き店舗解消の中で、まちなか⽀援制度の「新規創業・開業⽀援事業 補助⾦」を活⽤した店舗はどれほどか。

ほぼ全ての店舗が活用した。

(5)「くつろぎとふれあい空間の形成」のために、⾏政と市⺠や関係団体とは、どのよ

うな役割分担がされているか。

イベント関係は商店街振興組合が全て受け持つため、実施の声かけから企画まで全て 商店街振興組合が実施する。市は、他の場所で実施しているイベントについて、この場 所での実施を検討するよう依頼している。

3.所⾒・⻄尾市政への反映に向けた課題

鳥取駅周辺の視察をする中で、整備された芝生広場や開閉式大屋根を活用して

快適な空間でくつろぐ⼈々の姿を⾒ることができた。また、駅を拠点とした「城跡観光ゾ

ーン」や「ふるさと⽂化・芸術ゾーン」、「⽣活利便ゾーン」などがあり、観光客や地元の ⼈が利⽤しやすいようになっていた。

⻄尾市は六万⽯の城下町の名残を残したまちであり、海・⼭・川に囲まれた⾃然豊

かなまちである。こうした観光資源を活かし、集客⼒を伸ばす⽅策が必要であり、その

拠点としての⻄尾駅周辺の整備が望まれるところである。

また、道路空間を利⽤した取り組みとして、

⻄尾祇園祭、城下町マーケット、⼀⾊地区

のYOMISEウキウキ通りなどが開催されてい る。各地域の商店街の連携を考え、人が集

まる魅⼒的な空間づくりをめざすことが必要で

あると感じた。

文責:永山英人

MEMO 「新規創業・開業⽀援事業補助⾦」について □ 補助対象…中心市街地などでの新規創業予定者

新分野へ進出し、新規開業予定の小規模事業者

□ 対象経費…⼈件費、広告宣伝費、賃借料、委託料、店舗改修費(市内発注のみ)

(16)

日時:平成 26年11 月 11 日(火)9 時 30 分〜11 時 30 分

場所:赤穂市役所 本庁舎 会議室、その他市内関係施設等

平成 26

年度

経済建設常任委員会

⾏政視察

兵庫県赤穂市

赤穂観光アクションプログラムに

ついて

⾚穂市は、まちの中央を名⽔百選の千種川が流れ、北には緑豊かな ⼭々が連なり、南は播磨灘に⾯し、海岸線は瀬⼾内海国⽴公園の 一角を占める風光明媚な市である。

また、「忠臣蔵」のふるさと、「塩の まち」としても知られ、市内には、赤 穂城址や赤穂義士ゆかりの史跡 が多く残っている。赤穂御崎には、 名湯 百選に認定された赤穂温 泉が湧出している。

国指定天然記念物の「⽣島樹林」がある坂越地区は、かつて廻船業

で栄えた港町であり、風情あるまちなみが今も残る。

(17)

兵庫県赤穂市

2-1

▲ 赤穂観光マスコットキャラクター 陣たくん

▲視察中の様子

赤穂観光アクションプログラムについて

1.調査事項の概要

平成 25年度から3年間計画で、市・商⼯会議所・観光協会が中⼼となり、市⺠や関 係機関・団体と相互に連携し、「いざ、⾚穂へ、蔵出す魅⼒がてんこもり」というキャッチコピ

ーのもと、「赤穂観光アクションプログラム」を次のように実践している。

(1)観光資源の発掘と普及について

① 体験型観光を推進する。

➣ 市⽴海洋科学館・塩の国での塩作り体験や

海ホタル漁業体験を多く取り入れるようにする。

② ウォーキングコースの多彩化を図る。

➣ JRと共同して魅⼒あるコースの開発や、ガイド付きハイキングを推進していく。

③ 温泉の魅⼒を発信する。

➣ 名湯百選のブランドを全国的に PR するために、赤穂温泉まつりを拡大する。

(2)観光イベントの充実と創出について

① 新しい赤穂義士祭を創造する。

➣ 義士追慕をテーマにしたイベントや参加型の祭りを創造する。

② 地元食材を活用したグルメを普及する。

➣ 地⿂や牡蠣、農産物など、地元の⾷材を使った料理(ネギコロや、播州⾚穂塩

ラーメンなど)の普及活動を強化する。

(3)赤穂独自の土産物の創出と普及について

① 観光マスコットキャラクター「陣たくん」を取り入れたグッズ等、赤穂土産物の創出

と普及を⾏う。

② 地域ブランドを確⽴するために、認定制度を導⼊する。

(4)赤穂への交通アクセスの拡充について

① JRの⾚穂への直接乗り⼊れ便(新快速)の

増発推進を図る。

② JR駅発着周遊観光バスや観光タクシーの充

実を要請する。

③ レンタサイクルが利⽤しやすいように、乗り捨て

(18)

兵庫県赤穂市/赤穂観光アクションプログラムについて

2-2

▲花岳寺で観光客を案内する 観光ボランティアガイド

▲赤穂でぇしょん祭り (ホームページより引用)

(5)おもてなしの充実について

① 観光ボランティアガイドの育成を強化する。

② ガイド養成講座を充実させ、多くの市⺠が

おもてなしの心で、観光客に接することがで きるようにする。

2.主な質疑とその回答

(1)「忠臣蔵」に関する作文コンテストなどを小・中学生に呼びかけているか。

作⽂コンテストは実施していない。忠⾂蔵の書道展、⼩学6年⽣の「忠⾂蔵検定」

受検を教育委員会で実施している。

(2)「武⼠道」を“サムライスピリット”と関連づけた国際交流は考えているか。

赤穂義士も「サムライ」として注目されることが多い。

⼀昨年、観光協会の主催で、国際交流として、義⼠祭の前週の⽇曜⽇に、外国⼈ に義⼠装束を着て歩いてもらった。観光協会会⻑の肝いりの取り組みであり、県の補 助⾦を活⽤して実施された。

(3)イベント等補助⾦⽀援団体の公開審査はどのように⾏われているか。また、その

効果の測定はどのようか。⼀般市⺠の参画はあるか。

観光アクションプログラム推進事業イベント等補助⾦について、平成25年度から公 開審査を⾏なっている。平成19年度から補助⾦を交付しているが、従来は予算査

定のような形で交付決定していた。

平成 26年度は、「⾚穂でぇしょん祭り」や「⾚穂かき まつり」などの実⾏委員会、観光パンフレット「⾚穂観

光四季報」を自主的に作成する団体、義士祭での自

治会活動(例:提灯⾏列など)、まち並みを活かし

たウォーキング等イベント主催団体など、18 団体に補

助⾦を交付して活動していただいている。その他、最近 は、若年層が集まるような「市」を毎⽉主催する団体に

も補助している。

MEMO 赤穂でぇしょん祭りについて(ホームページより抜粋)

「でぇしょん」は赤穂播州弁で「なにをしているの?」「どうですか?」の意味。赤穂義士やま

(19)

兵庫県赤穂市/赤穂観光アクションプログラムについて

2-3

▲ 市内関係施設等視察(赤穂城跡)

12 月 14 日の前1週間「忠臣蔵ウィーク」は 赤穂城跡の「光の天守閣」が開催される ▶

(4)参加団体の推移はどのようか。若者の参画状況はどのようか。

前述の若年層が集まるような「市」である「御崎マルシェ」には、主催団体が、しゃれた イタリアンレストランということもあり、⼿作り雑貨やアート作品などの出店も重なり、若者

の参加が増えている。

補助⾦に応募する団体は増えているが、予算も限られているため、交付団体で割り

戻すと1団体への交付額は減額している。

3.

所⾒・⻄尾市政への反映に向けた課題

駅に着く。駅の名は「播州赤穂」。実にいい漢字である。「ばんしゅうあこう」と読む。実 にいい響きである。

大石内蔵助の銅像。どこまでも続く松並木。家々の風情は赤穂義士の陣羽織。 何の解説もいらない。ここは忠臣蔵の地、赤穂である。

当時の石垣も残る赤穂城址。その一角に位置していた 90 軒余りの家と赤穂高校も

移築に応じた。何年かかっても、あの⾚穂城を蘇らせたいという市⺠共通の願いである。

過去・現在・未来にわたって脈々とつながる風景をみんなで⼤切にする⾚穂のまちづく り。凛とした観光アクションプランの軸はここにある。その精神が今の⻄尾や愛知にあるの だろうか。次々とアスファルトの道路が増え、愛しい風景が分断されていく。「アクセスのた めには、道路のドン付きはすべてつなぐ。それがものづくり⽇本⼀のプライドである。」どこ かで聞いた偉い?政治家の⾃信にみちた⾔葉におののくのはなぜだろうか。

⽂責:髙野邦良

MEMO 御崎マルシェについて(ホームページより抜粋)

(20)

日時:平成 26年11 月 11 日(火)13 時 15分〜15 時 15 分

場所:相生市役所 本庁舎 会議室

平成 26

年度

経済建設常任委員会

⾏政視察

兵庫県相生市

空地空家対策推進の取り組みに

ついて

相生市は、1942年10⽉1⽇に発⾜し、兵庫県南⻄部に位置す

る。

瀬⼾内海に⾯しており、穏やかな気候・風⼟に恵まれ、1907年の播磨

造船所(現在の株式会社 IHI)の設⽴以来、戦後の経済成⻑ととも

に発展してきた。

既存産業の技術集積を基盤とした新 技術の導入や、情報基盤の整備を進 め、産・学・住の機能を備えた「人と自然

と科学が調和する都市」、いわゆる⻄播

磨テクノポリスの南の玄関口として、都市 基盤整備をはじめとする産業・経済の基

盤づくり、港湾を中心とした地域振興を進めつつ、豊かな自然環境のも

と、愛着と⽣きがいのあるまちづくりを市⺠とのパートナーシップにより推進

している。

(21)

兵庫県相生市

3-1

▲ 説明・対応された相生市職員

全国的な課題!

空地空家対策推進の取り組みについて

1.調査事項の概要

■ 取り組み経緯

□ 地形の特性を生かした産業として、明治 40

年から始められた造船業が発達するに伴い、大

正6年から社宅の建設が進められた。その後、

昭和 37年から昭和39年には、単⼀⼯場で

の進⽔量が世界⼀となるなど、造船業が隆盛を

極めると同時に、社宅の増築も盛んに⾏われるようになった。

□ 昭和 48年、昭和54年のオイルショック以降、重厚⻑⼤産業に陰りが⾒え始め、

従業員の削減が始まるとともに、「従業員の資産形成」を目的として、定年後も社員が

引き続き社宅に居住できるよう、建物が分割販売されるようになった。この際、全てでは

ないが、土地は分筆登記に費用がかかることから、建物のみの販売としたものがあり、土

地は現在でも賃貸借契約が残っていることが、現在の空家問題の要因となっている。

□ その後、旧社宅居住者の⾼齢化、死亡による居住者不在が増え、旧社宅の⽼朽

化に対応できないケースも増え、消防、環境等それぞれの業務の中で、地域住⺠と調

整を図りながら解決をしてきたが、以下のような問題点も浮きぼりとなってきた。

■ 問題点

□ 所有者(元々の居住者の子孫等)が地元に不在、相続⼈不明の物件が増加

□ ⺠事不介⼊(未発⽣の⺠・⺠問題)

□ 個人財産への介入ができない

□ これら問題が顕在化し、市⺠からの苦情も増えるなど、従来は想定されていなかった

新たな⾏政課題が明らかとなったが、担当課がなく対応できていなかった。そこで、市と

して総合的に対応する必要性を認め、平成 21年6⽉より、庁内関係部局が集まっ

て検討会が⽴ち上げられた。

□ その結果、解決する直接的な法律が無いために、問題が先

送りになることを避けるため、平成 22年3⽉に「相⽣市⺠の住

みよい環境をまもる条例」が改正され、放置または不適切な管

理により近隣住⺠の⾝体や⽣活環境に危害を及ぼす恐れのあ

る空き家について、適正管理と勧告の条項が追加されることとな

り、同年4⽉1⽇には「空地空家連絡会議」を設置し、連携

(22)

兵庫県相生市/空地空家対策推進の取り組みについて

3-2

■ 対策

□ 担当課 地域振興課まちづくり推進係(管理不全の空家対策の取り組み)

※ 空家バンクの取り組みは、定住促進室が所管。

□ 根拠条例 相⽣市⺠の住みよい環境をまもる条例 第 34 条、第 35 条

□ 空家の具体的状況

① 雑草・枯草が繁茂した敷地を含む空家

② 廃棄物等が放置された敷地を含む空家

③ こどもや不審者が⾃由に出⼊りできる状態で放置された空家

④ 犬猫等の動物が自由に出入りし住みつく状態で放置された空家

⑤ 建物の一部が風雨等で損壊する恐れのある空家

⑥ 倒壊の恐れがある空家

□ 空家対策に係る苦情相談等の受付状況(条例制定後)

① 管理不全空家把握件数…54 件

【内訳】

・ 消防団による調査 39 件

(H23年調査/3年おきに実施)

・ 空家苦情相談 35 件

※ 調査・相談の重複 4件、再相談 1件、取り壊し 15 件あり。

➣ 相談後、取り壊しに対応された割合は 44.11%

② 相談件数平均 9件/年(H22・6件、H23・11 件、H24・10 件、H25・8件)

③ 空家相談案件の管理者の所在地状況

・ 市内 14 件

・ 市外 20 件(県内 10 件、県外 8件、不明 2件)

④ 空家相談内容(1件につき複数要因カウント)

・ 倒壊の危惧 …16 件

・ 建物の一部が損壊の危惧 …14 件

・ ⼾⼝の損壊による、防犯上の危惧 …10 件

・ 犬猫、害虫等の住みつきの危惧 … 6件

⑤ 空家相談の建築類型別

・ ⻑屋 …16 件 ・ ⼾建(庭あり) …14 件

・ ⼾建(庭なし) …10 件 ・ 共同住宅 … 6件

・ 工場 … 2件 ・ 店舗兼住宅 … 1件

(23)

兵庫県相生市/空地空家対策推進の取り組みについて

3-3

■ 相生市における空家対策関係図

■ 相生市における

管理不全空家の対応⼿順

① 管理不全空家(危険な空家等)の相談

② 空地空家対応依頼書の提出

③ 市による空家の現場確認

➣ 空地空家対応依頼書に基づいて現場を確認し、依頼書の内容のとおり、客観

的に⾒て空家が管理不全であるかを確認する。

④ 市による空家の所有者の調査

➣ 法務局等で、家屋等の登記簿謄本にて、登記簿上の所有者を確認する。

⑤ 空家の所有者に対して、市より「空家の修繕等改善のお願い」を通知

⑥ 空家の所有者及び管理者による家屋の補修、もしくは、撤去

⑦ ⑥の対応を空家の管理者が⾏わない場合について、条例に基づき勧告 空家近隣住⺠

雑草、防犯、

道路など

関係分野に 応じて対応

(24)

兵庫県相生市/空地空家対策推進の取り組みについて

3-4

2.主な質疑とその回答

(1)空家の適正管理のために⾏政代執⾏までされた例はあるか。

勧告も実績がなく、⾏政代執⾏までした例はない。家屋の倒壊による道路管理上の

問題があれば、道路法による代執⾏の可能性もあるが、現在の法体系においては、不

可能であり、何度もお願いする以外に⼿⽴てがない状況である。

⾃然災害の発⽣が危惧されるような他⾃治体においては、代執⾏等による財政的

負担が当事者から回収できなかったとしても、市⺠の命を守ることが優先であるという⽅

針によって適正管理の取り組みをされていることもある。しかし、相⽣市においては⾃然

災害の発⽣も多くなく、適正管理が出来なければ⾏政代執⾏をするという「市⺠にな

たを振りかざす」ようなことはせず、絶えず粘り強く交渉することを優先している。

(2)空家の管理に関する⾃治会の協⼒状況はどうか。

⾏政として把握しきれていない情報提供が可能となっている。また、⾃治会において

連絡して対処していただいている例もある。

(3)所有者が不明であるが差し迫った危険がある場合の対応はどうされているか。

家屋が倒壊し、その⼀部が道路にはみ出した例があったが、空家の管理として市で代

執⾏するのではなく、道路法の規定に基づき、その⼀部を家屋に戻して道路から撤去

した例があった。

(4)町並み景観と日々の安心・安全の具体策は何ですか。

景観条例等はなく、それに基づく対応も現在は考えて

いない。所有者に対する通知やお願いにより、日々の安

心・安全を実現している状況である。

しかし、空家件数は約 480件あることから、5年後、 10年後の倒壊の危険性を⾒据えた未然防⽌策を講

じていくことが喫緊の課題であると考えている。

(5)条例についての広報活動はどのようですか。

住みよい環境条例⾃体は公害防⽌条例のようなもので、独⾃条例でもないため、広

報活動はしていない。家屋の調査、適正管理の勧告等をする際の根拠条例として⾏

政の後ろ盾になるものであり、広く一般に積極的な広報活動はしていない。

(6)市外に居住している空地、空家の所有者とはどのように交渉されていますか。

(25)

兵庫県相生市/空地空家対策推進の取り組みについて

3-5

(7)工場跡地などの大きな土地については、どのような対策を講じていますか。

まちづくり推進係で対応していないが、商工観光係が空き店舗・空き工場の調査を

実施したが、現時点では、それらの活用の希望はなく、今後の活用方法は未定。

(8)空家の取り壊しに伴う固定資産税については、特別の減免措置を取っておられ

ますか。あるいは、積極的な取り壊しについては、優遇措置はありますか。

固定資産税の減免措置は取っていない。ただし、

庁内連絡会議においては、今にも倒壊しそうな家

屋の減免措置の妥当性について、検討に上がって

いる。法の趣旨からしても、社会的不経済の要因

となっている居住者もない倒壊寸前の家屋に対し

て、減免措置はすべきでないと考えるが、課税担

当としては、その線引きをどの時点でするのか、判

断が困難なところであると考える。

国においても、空家対策の特別措置法を検討されていたが、意⾒が分かれているとこ

ろであり、今後、何らかの指針等が示されることが期待される。

(9)貴市においては、空家の維持・管理を⾏う⺠間会社等は存在しますか。

⺠間会社は無いことはないが、シルバー⼈材センターが草刈りや空家の管理など、⼀

定度の対応をしている。

今後、市としても苦情が出された案件について、通知とともに管理業者等を斡旋する

ことで、所有者の⾃⼰負担によって適正な管理がされることが期待できると考える。

(10)居住可能な空家についての定住促進策等はどのようにしているか。

別の担当(定住促進室)が空き家バンク制度を導⼊しているが、⾏政としてはホー

ムページ等で周知する程度であまり進んでおらず、2件程度にとどまっている状況である。

3.

所⾒・⻄尾市政への反映に向けた課題

⻄尾市においても、⼀定の「空地・空家対策」を⾏っているが、町内会

や消防団などの組織を始め、多くの方に調査依頼し、放置、あるいは、

不適切な管理により、近隣住⺠の⾝体や⽣活環境に危害を及ぼす恐

れのある空地・空家を把握していく必要性を認識した。その上で、所有者、

管理者による改善に向けた対応は喫緊の課題であると考える。

(26)

平成 26

年度

経済建設常任委員会

⾏政視察

香川県土庄町

廃棄物対策豊島住⺠会議と

⾏政等の関わりについて

〜⾹川県⼟庄町における産廃問題と住⺠〜

土庄町豊島は、岡山県宇野港からフェリーで 40分。瀬⼾内海に浮か

ぶ小島である。

1975年、同島では住⺠の反対にも拘わらず、業者による有害産業廃

棄物処分場計画、その後の産廃不法処理が続き、島⺠の健康被害が

発生していた。

「廃棄物対策豊島住⺠会議」は、

業者の事業を許可し、その後の不法

投棄・野積み・野焼きを放置した

香川県に対し公害調停を申請、

産廃の撤去を求めた地元 3 自治会

による住⺠団体である。

2000年、調停は成⽴。県が公費を投入し、2016年を目標に「美しい

瀬⼾内海の⾃然と調和する姿」が戻るよう回復作業を続けている。

日時:平成 26年11 月 12 日(水)9 時 10 分〜11 時 40 分

(27)

香川県土庄町

4-1

廃棄物対策豊島住⺠会議と⾏政等の関わりについて

〜⾹川県⼟庄町における産廃問題と住⺠〜

□ 調査事項の概要

1. 視察目的 本市一色町には産業廃棄物最終処分場跡地があり、現在、新た

な業者が埋⽴て⾯積1000 万㎥におよぶ巨大な産廃最終処分場

を計画中である。

土庄町豊島における「産業廃棄物不法投棄事件」では、住⺠と⾏

政がどのように解決への道を探ったのか、その現状を視察した。

2. 日 時 平成 26年11 月 12 日

3. 場 所 香川県土庄町豊島

4. 内 容

(1)視察のポイント

① 住⺠の動きはどのようか、県への働きかけの状況

② 県の許認可権者としての動きと実際、地元自治体である土庄町の動向

③ 汚染の有無や可能性は、どのように調査されたのか

(2)豊島のプロフィール

⼩⾖島の⻄3.7 ㎞の海上にある小島。面積 15 ㎢。人口 949 人。家浦・唐櫃など 6

集落で構成。国内最⼤級の産廃不法投棄事件「豊島事件」が起きた島である。高齢化

率46%(平成 25年現在)

(3)

廃棄物対策豊島住⺠

会議とは

1975年、豊島⻄端にある国⽴公園内で地元業者が産廃処分場を計画、香川県に有

害産廃処理の許可を申請した。

これに対し、住⺠たちは豊かな⾃然に恵まれ

た豊島を守り、子孫に残すために「産廃持ち

込み反対住⺠会議」を結成して、活動を開

始。その後、「廃棄物対策豊島住⺠会議」と

(28)

香川県土庄町/

廃棄物対策豊島住⺠会議と⾏政等の関わり

について

4-2

その後、⾹川県は、住⺠に業者の監視を約束して、無害な産廃に限る処理事業の許可

を与えた。しかし、83年頃から業者は有害産廃を島に持ち込み、国内最⼤級の産廃不法

投棄事件に発展。

90年、その不法産廃が兵庫県警に摘発されたことを契機に、住⺠会議は、野積みと野

焼きされた産廃の撤去を求めて、香川県に対し、公害調停を申請。

(4)豊島事件の経過

ア)発端

豊島は、⾃然に恵まれた国⽴公園内の島だったが、1965年頃から、島⻄端に⼟地を所

有する業者によって海岸から⼟砂が⼤量に採られるようになった。業者は、その掘り採られた

跡地に有害産業廃棄物処分場を計画。猛反対する住⺠たちは⾹川県庁にデモ⾏進する

など運動を展開した。

対して、業者も県に事業許可を求めて運動。1978年、「⽊くずや⾷品汚泥など無害な

産廃でミミズを養殖する」と矛先をかわした業者に、香川県は許可を出す。

業者はさらに産廃の不法投棄を開始。県は、住⺠には⾦属回収業が⾏われていると説明

しつつ、業者には古物商の届けを勧め、豊島が「ゴミの島」となるきっかけとなった。

フェリー転用のゴミ船が島の⽞関⼝の家浦港に接岸、産廃物を陸揚げしたトラックが島を⾛

り回り、現場では、連⽇、野焼きが⾏われ、悪臭に煤塵、子どもたちにぜんそくなどの健康被

害が相次いだ。

住⺠たちの抗議にも拘わらず、広大な処分場には、製紙汚泥、廃油、シュレッダーダスト、

ラガーロープ等の産廃が野積みされ、⼭をなしていた。産廃を焼く煙は、遠く離れた⾹川県

庁からも⾒えたという。

2000年、調停成⽴後は、調停事項の確実

な履⾏のための活動と⼆度と同じ過ちを繰り返

さないよう、この教訓を語り伝えていく活動を展

開している。(説明者:石井亨氏)

同組織は、豊島の3自治会が基本となり、自

治会会員が自動的に同会議のメンバーとなる

(29)

香川県土庄町/

廃棄物対策豊島住⺠会議と⾏政等の関わり

について

4-3

イ)

住⺠会議を発⾜させ、住⺠⼀丸となった闘い

1990年11⽉、兵庫県警が「ミミズの養殖を騙った産廃の不法投棄容疑」で業者を摘

発。

住⺠たちは事件を受けて、1977 年の処分場反対時以来の「住⺠会議」を再発⾜させた。

住⺠会議は専門家たちの助⾔も受けながら、島を挙げて、「県の責任を認めさせ、⽩砂⻘

松の海岸線への回復を求める」公害調停を申請。その後、県との調停成⽴までの10年

間、中坊公平弁護団⻑の指揮のもと、県庁前での150⽇にわたる抗議の⽴ちっぱなし、

理解と⽀援を求める県内100 カ所での座談会など「草の根の闘い」を繰り広げた。

この間に、豊島はじめ廃棄物不法投棄など産廃問題が社会問題化し、廃棄物処理法の

抜本的⾒直しと法改正、環境基本法制定などが⾏われている。

ウ)公害調停による解決をはかる

1993年、県に対して調停を申請。住⺠たちは、⻑期におよぶ裁判ではなく、調停の申⽴

てによる解決の道を選ぶ。調停が成⽴すれば、住⺠が参画して処理にあたる体制をつくるこ

とができ、県による処理事業の履⾏が保証されるためである。

エ)国の専門家による調査

調停開始前に、県は独⾃調査を⾏い、当該地内の有害物質は周辺に重⼤な影響を及

ぼしていないとして、事実上の安全宣言をしていた。

これに対して、住⺠たちは、調停委員会が選んだ専門家による調査を強く求める。調停の

中で協議を重ねた末、国の予備費を用いた総額2億3千万円余で実態調査が⾏われ

(30)

香川県土庄町/

廃棄物対策豊島住⺠会議と⾏政等の関わり

について

4-4

オ)

処理事業の体制

調停条項に基づいて、県が主体となって作業を進めているが、その体制は次の通り。

① 県は専門家の判断に従うこと

② 住⺠たちの理解と協⼒のもとに⾏うこと

③ 事業実施について協議するために、住⺠代表者と県の代表者による「豊島廃棄物処

理協議会」を設けること

住⺠たちの監視と同意なしには、処理は進められないようになっている。

カ)処分場の有害性はどのように検証されたか

豊島処分場における埋⽴物の有害性の指摘は、90年、不法投棄を摘発した兵庫県警

捜査研究所による。多種多様な有害物が検出されたとの分析であり、これを受けた香川県

が現地を再調査したところ有害物が出たとしている。この時点で、県は産廃と追認し、自ら

撤去命令を出している。ただし、有害性の全容はウヤムヤになっていた。

調停成⽴と処理の開始

中間合意によって、処理⽅法についての専門

家による技術的な検討が⾏われ、ついには、

2000年6 月、37 回目の公害調停で知事

が許認可と指導の責任を認めて住⺠に謝罪

し、合意成⽴。2016年をめどに、公費による

現状回復の作業が続いている。

処理施設

豊島島内〜⾼度排⽔処理施設、中間保管・

梱包施設/特殊前処理物処理施設

⻄隣の直島まで専⽤フェリーで運搬。県が三菱

(31)

香川県土庄町/

廃棄物対策豊島住⺠会議と⾏政等の関わり

について

4-5

⼀⽅で、島⺠は独⾃に、現地に⽣える植物や漏⽔が流れ込む潮溜まりの蠣に重⾦属濃

縮が⾒られることなどを調査していた。

公害調停では、この「鑑定」作業が大きなポイントとなっており、公式の調査は以下の通り。

① 公害調停の調停委員会が選任した専門委員による前述の実態調査では、

② 公害調停成⽴後は、調停事項(専門家の関与の定め)に基づき、県が選任した技

術検討委員会(委員⻑・永⽥早⼤理⼯学部教授ほか国⽴研究機関研究官を含む

8名の専門家)によって詳細調査が⾏われ、その決定に基づいて、県による処理事業

が⾏われている。ア.掘削による処理が可能であるか イ.地下水や土壌の状況 ウ.海

への流況 はじめ、表層ガス調査、物理探査など多種に及ぶ調査が現在でも繰り返し

実施され、環境に配慮されている。

(5)まとめ

事業完了後は、島内のすべての処理施設は撤去されることが決められており、その後の保

全策は島⺠の検討に委ねられている。⽯井⽒は、「もともと島に⾃⽣しているウバメガシを植

え、緑を取り戻したい」と語った。

素掘り状態の土地に、廃棄物総量がおよそ

50 万 t、ダイオキシンなどの有機化合物、鉛を

中⼼にした重⾦属など多種多様な有害物汚

染が極めて深刻であること、有害物浸出が直

下⼟壌・地下⽔に広がり、瀬⼾内海に流れ

出ていることが判明した。

調停申⽴⼈549 名のリスト

⿊印は物故者

(32)

香川県土庄町/

廃棄物対策豊島住⺠会議と⾏政等の関わり

について

4-6

(6)所⾒

本市では、現在、県によって業を取り消され、⽔処理がなされないまま放置され10年余

が経過した産廃処分場(跡地)がある。

同地をめぐっては、合併前の旧一色町の頃から、放置したままでよいのか問題とされ、許認

可権者である愛知県に対して善処を求めてきたが、県の回答は、「年2回の周辺水質検

査を⾏い、異常となる数値は出ていないため、特別な措置は考えていない」というものである。

現在、市は県と同様に、特別な問題は起きていないとの認識であり、議会答弁でもそのよ

うに答えている。

そうした折、新たな事業者が、同地の埋設産廃の処理を条件に、1000 万㎥、埋⽴て期

間 50 年におよぶ巨⼤な処分場と中間処理施設の建設を市に持ちかけているところである。

市⻑は、汚染が⼼配なため、処分場問題を解決したいとして、その方策検討を指示してお

り、事業者の提案も方策のひとつとしている。

このため、地元町内会⻑会や地元漁協からは、市⻑と議会に宛てて、「跡地の調査と新た

な処分場建設反対」の申し入れがなされ、議会は、5 月、これに同意して決議。愛知県知

事に対しては、7⽉に同趣旨の意⾒書を届けている。

そこで、県の権限と地元⾃治体との関係性、住⺠の運動、産廃物の処理⽅策などについ

て、調査研究のため、豊島を視察地としたものであるが、以下、整理していく。

豊島では、①処理施設もない露天掘りの海岸への産廃物不法投棄であり、②健康被

害・汚染⽔の流出による漁業被害も顕著なため、③産廃物の撤去が前提であった(香川

県が撤去命令を出している)。 これら本市とは異なる状況を踏まえたうえで考察したい。

さて、豊島では、香川県による誤った業の許可とその後の監理・指導の不備によって、被害

が生じ、拡大した。許認可権者の責任は大きい。結果、代執⾏を含め、現在までに 14年

以上の歳月と 760億円もの公費が投入されているが、未だ完了していない。ここでみる限

り、「産廃物をきれいにすること」を⺠間事業者が単独で無償で⾏えるとは到底考えられな

い。

市⻑は、跡地への対処と新たな処分場建設とは別の問題だと言いながら、実際は、対処

の方策のひとつとしている。これは矛盾以外の何ものでもない。あくまで、2件は別に考える

べきである。

跡地は汚染水滲出が心配されているが物的証拠はなく、そもそもが風評の域を出ていない。

(33)

香川県土庄町/

廃棄物対策豊島住⺠会議と⾏政等の関わり

について

4-7

▲ 海から⾒る処理現場

現時点で、まず必要なのは周辺への影響の有無の確認であって、撤去が前提とはならな

いと考える。また、これを⾏うことが出来るのは愛知県であり、市に権限はない。

⼟庄町⻑と議会では、住⺠とともに県に対して請願等を⾏っているが、許認可権限は県に

あることから、それ以上の動きはない。⽯井⽒によれば、あとは住⺠の活動を⾒守ってくれて

いたとのことである。

豊島の住⺠たちは、産廃処分場には適さない土地であるとして、業者の計画段階から一

貫して当該処分場の状況をチェックしている。活動を継続するにあたっては、情報の共有が

欠かせなかったという。 島内の集落毎に幾度も勉強会が重ねられている。

しかし、当初は、運動への理解はなかなか得られていない。そこで、県⺠、県議会に豊島の

実態を知ってもらうために、⼟庄町⺠へのチラシ配布から県庁前でのアピールはじめ香川県

内 100 カ所での説明会を⾏っている。石井氏は、「環境を守るための全国区の問題と位

置づけた訴え」は徐々に浸透していったと語った。

本市では、未だに地元住⺠にさえ情報が提供されていないのは問題である。特に、新たな

処分場建設については、新聞報道ばかりが先⾏するため、市⺠の不安はさらに募っている。

南海トラフ発⽣が懸念されること、また、有害産廃を満載したトラックが毎日、全国からやっ

てくることを危惧する市⺠も多い。まず、産廃事業は県の許認可権下にあることを市⺠に知

らせ、そのなかで正確な判断材料を提供していくべきである。

合併後、日が浅いためもあり、旧一色町の課題と捉えられ

がちだが、解決のためには、市⺠全体で問題を共有しなけ

ればならないと考える。

□ 主な質疑とその回答

(1)不法投棄事案に関して、地元⾃治体はどの程度関与していたか。

産廃事業の許認可権は県にあり、地元自治体には何の権限もないことから、県にはさ

からうなという状態だった。さらに、土庄町役場は豊島から離れた小豆島にあるためか

感度も低かった。

(2)処分場⾃体と周辺の⽔質調査をはじめとした詳細調査は、いつ、誰が⾏ったか。

公害調停の中間合意によって、国の予備費を投⼊した専門家委員が調査を⾏った。

最終合意の後は、県が委嘱した技術検討委員会と専門アドバイザーによる調査が継

(34)

香川県土庄町/

廃棄物対策豊島住⺠会議と⾏政等の関わり

について

4-8

(3)現在、⾏政代執⾏が⾏われているが、実施主体は県か。国、地元⾃治体は代執

⾏に対しどこまで関与しているか。

実施主体は⾹川県。国は、廃棄物を再利⽤することができるかどうかの実験として支

援、国費を支出している。土庄町は静観している。

(4)産廃問題が表面化した時点で、生活環境への実被害はどうか。観光や漁業面で

の実被害や風評被害はどうだったか。

産廃物を満載したダンプカーがひっきりなしに⾛⾏

することによる騒音、振動、排気ガスによる被害。

大規模な野焼きによる有毒成分を含んだガス煙に

よる頭痛、ぜんそくなどが多発。漁業では海への流

出もみられ、ハマチ養殖業者が廃業。風評被害も

大きかった。

(5)産廃撤去事業は専門家の指導、助言のもとでなければできないと思うがどうか。

住⺠が推薦した⼈、住⺠会議に関わっている人の参加はあるか。

撤去事業は専門家の関与が定められており、⾹川県は関連分野の知⾒を有する専

門家の中から技術検討委員会(初代委員⻑:永⽥早⼤理⼯学部教授)を設置。

指導、助⾔だけでなく、評価、決定も⾏う。その決定に従って事業が進められている。

また、これに先⽴つ「豊島廃棄物処理協議会」が設置されており、学識者2・住⺠7・

県 7 の 16名で構成。学識者は住⺠と県が1名ずつを推薦、双方に同意を得た上で

委嘱される。

技術専門委員会の委員選任や開催日程、議題等は、予め、上記協議会に通知さ

れ、同会は審議を傍聴し、意⾒を述べることができる。

(6)直島では、溶融処理が⾏われているが、溶融炉の規模・建設費⽤はどれほどか。

この処理のための年間経費、現在までの累計額はどれほどか。

溶融炉は 100t/日・2 基、建設費は 145 億円。維持管理の年間経費 27 億円。

平成 15〜25年までの累計額230億円(香川県職員の人件費は除く)

〇事業全体での累計額は現在までに 760億円。

※P3・P5 の写真は、廃棄物対策豊島住⺠会議発⾏の冊⼦「ゆたかの島」より引⽤。

参照

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