図書館員の文献紹介と 資料の活用
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本 学 図 書 館 の ス ペ シ ャ
までに全国の博物館や美術館からの依頼に基づ く出展をはじめ、新聞記事やテレビ番組などで
「京都外大図書館所蔵」との出典記述を添えて 何度も使われてきています。このように、外部 組織にご利用いただくことも所蔵資料を多くの 人に知っていただくための図書館活動の一つと なっています。
■「言語学分野」資料の網羅的収集
本学図書館は貴重書コレクションとは別に、
学内の学科になっている言語の語学研究書(外 国語図書)を網羅的に収集し、そのコレクショ ンも作ってきました。これは、専門分野のコレ クションとして、図書館の大きな特徴となって おり、本学の教員や大学院生、あるいは学生の 皆さんに利用されています。
図書館では、のちにご紹介する主題別書誌 データベースとして「世界の言語資料を探る」
を作って、所蔵資料の周知を図ってきました。
このようなことも要因となってか、他大学図書 館との相互協力に基づいた現物貸出や文献複写 の要請が多くあり、言語学分野の研究書は全国 の人たちにも利用されています。(1)このため、
本学図書館は全国の外国語の研究者から、言語 学の資料センター的な見方をされるようになっ てきたのです。
■「多読用図書」、教員と協力して収集 本学図書館には蔵書構成から直接、授業を支 援するコレクションがあります。これは外国語 学習用図書で通称「多読用図書」と言われてい るものです。ここに含まれる書物は全てが洋書 で、比較的に容易な言語で主に欧米の名作が書 かれおり、言語の難易度ごとにレベル分けがさ れています。教員は授業でこの多読用図書コレ クションの利用を勧め、外国語力の表現を修得 させようとしているのです。
この図書は、主題別書誌データベース「Books for Extensive Reading at Kyoto University of Foreign Studies」を使った市民利用制度登録者 の利用もあり、図書館では同じタイトルの書物 を利用度合いに応じて複数部にわたって準備し ています。現在は英語を中心にして他の言語の 多読図書も収集し、このコレクションの一日の 貸出冊数は図書館の総貸出数の半分以上(2)を
占めるようになっています。
このコレクションは図書館が学生の皆さんに 簡単な言葉で表現された書物から名作の原著へ と挑戦していただき、大きく発展されていかれ ることを願いながら作ってきたものです。
■本学独自の主題別書誌データベース
本学図書館はこれまでにご紹介した蔵書やコ レクションを検索していただく方法として、「総 合目録データベース」を充実すると共に、独自 で開発した「主題別書誌データベース」を整備 してきました。このデータベースは、予め図書 館で作った検索項目のアイコンをクリックする だけで求める書誌データが検索できるもので す。現在は「世界の言語と国際地域研究」など 62件に及ぶ「主題」のもとに書誌を検索するデー タベースが準備されています。
本学図書館がこの主題別書誌データベースを 作成している目的は、総合目録データベースか らの蔵書検索を助け、簡単な操作で求める資料 を確認できるようにするためです。また、この 検索に精通していただくと、求める資料とは別 に、画面に準備された隣接項目もクリックして、
さらに広く資料を求めようとする意欲を増して いただけるものであります。
なお、この主題別書誌データベースも、本学 図書館のホームページに掲載していることか ら、他大学の研究者などが所在と書誌を確認す る情報源になっています。
■各種展示会の開催
本学図書館では前述の稀覯書のスペシャル・
コレクションを使って、わが国と世界の出来事