〔 注 意 事 項 〕
※試験開始の合図があるまで、注意事項をよく読んで おきなさい。
※ 試験開始の合図があるまで、この冊子を開いては いけません。
※解答用紙は、この問題冊子の間に1枚はさんであり ます。
※問題冊子はP1からP6まであります。
※記述解答において、句読点は1字として扱います。
※解答は、1文字空けずに文頭から書き始めること。
西大和学園中学校
( 4 0 分)
2020年度 入学試験問題
(21世紀型特色)
筆記試験
筆記試験
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問題は次のページから始まります。
一 次の【原文】【現代語訳 やく】を読み、あとの問に答えなさい。設問に際して【原文】を一部改めています。
【原文】 ※日本の古い言葉(古文)で書かれています。
れば、鶴、「得たり、かしこし」とよろこびて同心す。 え 鶴殿、御辺は何事をか尋ね給へる。御辺乏しく侍らば、わが、宅所へきたらせよ。珍しき物あたへん」と、いと睦ましく語らひけ どのごへんたずとぼはべたくしょめずらむつ 1 ある田地に、鶴、餌食をもとめてゐたりしに、古老の狐、かれを見て「たばからばや」と思ひて、そばに近付きて言ふ、「いかに つるえじき(い)きつね
思ひて「いかさまにもこの返報をせばや」と思ひて帰りけり。 かかる珍物を空しく捨てんよりは、我に給はれ」とて、みなおのれが取りくらひて「奇怪なり」とあざければ、鶴、はなはだ無念に ちんぶつむなわれきかい 粥をこそ」とてささげければ、鶴、件の長きはしにて食はんとすれど、かなはざれば、狐、これを見て「御辺は不食に見えたり。 くだん 2 狐、急ぎ走り帰りて、粥のやうなる食物を浅き金鉢に入れて、鶴にむかひていふやう「御辺は固き物をきらひ給ふなれば、わざと かゆばち
をさし伸べて、とくとく食ひつくしければ、狐、面目失ひて立ち去りぬ。 のめんぼく 「さても御辺は愚かなる人かな。ただ今、飯の時分なるに、いかで舞ひ踊られけるぞ。いで食ひやうを教えん」とて、件のくちばし おろまいおど 好ましく思ひて、入れ物のまはりをかなたこなたへめぐりけれども、かなはざるを、鶴、「おかしのさまや」と思ひて言ひけるは、 狐、鶴の宅所にむかひけり。その時、鶴、に匂ひよき食い物を入れて、狐の前におきければ、狐、これを見るよりも にお 3 ややほど経て、鶴、件の狐にあひていふやう「我、ただ今、珍しき食物を儲けたり。来たりて食し給へかし」とすすめければ、 もう
(『伊曾保物語』による) いそほ れ、人をあなどる事なかれ。 4 其ごとくに、みだりに人をあなどらば、人、又おのれをあなどるべし。これによりて、いかほども人にはあなづらるるとも、わ また
【現代語訳】 ※古文を現代の言葉に言 いい換 かえたものです。
1ある水田で、鶴が食べ物を探しているときに、年老いた狐が、その鶴を見て「 さが
1 」と思って、そばに近付いて言うことには、「ちょっと、鶴さん、あなたは何を探しているのですか。あなたが空 くう腹 ふくでしたら、私 わたしの家にいらっしゃい。素 す晴 ばらしい食べ物をあげましょう」と、とても親しみ深く話しかけたので、鶴は、「よかった、ありがたい」と喜んで賛成した。
く思って、「どのようにしても仕返しをしてやりたい」と思って帰った。 よりは、私にくださいな」と言って、すべて自分が取って食べてしまい「おかしなことですね」と馬鹿にしたので、鶴はとても悔し くや うまくいかないので、狐はこの鶴の様子を見て「あなたは食欲がないように見えますね。このような素晴らしい物を無駄に捨てる しょくよくむだ 物をお嫌いなので、わざわざお粥を用意しました。」と言って差し出したところ、鶴はあの長いくちばしで食べようとするけれど、 きら 2 狐は、急いで走って走って家に帰って、お粥のような食べ物を浅い器に入れて、鶴に向かって言うことには「あなたは固い食べ うつわ
い」とすすめたので、狐は鶴の家にむかった。そのとき(家に着いたとき)、鶴は 3 少し時間がたって、鶴はあの狐に会って言うことには「私はたった今素晴らしい食べ物を準備しました。来て召し上がってくださ めあ
2 に匂 においのよい食べ物を入れて、狐の前に置いたので、狐はこれを見てすぐにおいしそうだと思って、入れ物の周りをあっちこっち回ったけれど、どうしようもないのを鶴は、「滑 こっ稽 けいな様子だ」と思って言うことには、「それにしてもあなたは愚かな人だなあ。今は食事の時間であるのに、どうして舞 まい踊 おどっているのですか。さあ、食べ方を教えましょう。」と言って、あのくちばしを差し入れて、さっと食べ尽 つくしたので、狐は恥 はじをかいて立ち去った。
4このように、
問一 傍線部「たばからばや」を現代の言葉に言い換えるとすると、どのような内容になりますか。【現代語訳】の中の
1 に当てはまる言葉を考えて書きなさい。問二 【現代語訳】の中の
2 に当てはまる言葉を考えて書きなさい。問三 この文章の 4段落には、
1、 2、 であるのかを【原文】の内容を参考にして書きなさい。 3の段落の話から読み取ることのできる教訓が書かれています。その教訓は、どのような内容
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あとの【語群】からことわざを一つ選び、そのことわざが題名となるような物語を四〇〇字以内で書きなさい。ただし、条件①、②を満たすこと。
条件① 物語は一マス目から書き出し、登場人物の台 せりふ詞で始めること。
条件② 次の例文のように、改行せずに続けて書くこと。
例文 「おはよう」今日の朝ご飯は目玉焼きか。「ウインナーはないのか」僕はポツリとつぶやいた。
なお、次のページに下書き用のページを用意しています。また、問題用紙の余白は自由に使ってかまいません。
【語群】
・「負けるが勝ち」
・「きじも鳴かずば撃 うたれまい」
・「木を見て森を見ず」
・「えびで鯛 たいを釣 つる」
・「木によりて魚を求める」 二
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【下書き】
100 200
300 400
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