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Notes/Dominoコンテンツ移行ソリューション実践講座
日本オラクル株式会社
FusionMiddleware事業統括本部
以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。
また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことは
できません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメン
ト(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さ
い。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期につい
ては、弊社の裁量により決定されます。
Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の 米国及びその他の国における登録商標 または商標です。そ の他の名称はそれぞれの会社の商標の可能性があります。1、Notesをお使いのお客様の抱える悩み
運用管理に
手間がかかる
• 専用クライアント
が必要
• DBがどんどん
増えてしまう
• サポート期間が
短い
技術者が尐ない
• 社内で技術者が
育たない
• わかる技術者が
少ない
• 技術的に魅力が
ない
製品の将来性が
心配
• ユーザーが減って
いる
• 製品戦略が
わかりずらい
• 製品ロードマップ
がみえない
2、情報共有ツールの歴史
勃興時代
• 電子メール
• グループウェア
混乱時代
• イントラネッ
ト
• ポータル
• Blog/SNS
• ECM
統一時代
• 情報共有基盤
会社への帰属意識の変 化3、マイグレーションとは
Notes=100階建ての木造住宅
移行作業=引っ越し
あるべき姿=ライフスタイ
ル
新情報共有基盤=新しい住宅
•
情報共有のあるべき姿を実現するため
の新しい基盤と運用方法を構築し、ス
ムーズに移行すること
4、情報共有の課題と解決策
• 情報が見つからない
• 情報共有の場がない
• 情報を共有する気持ちがない
必要な時に必要な
情報が必要な人に
届かない
• 情報を自ら積極的に見つける必要がある
• メーラーがさくさく使えない
• Internetの世界とかけ離れている
使い勝手が悪い
(見た目、反応、トレ
ンド)
• 情報共有も上意下達の文化である
• 情報の発信者は伝わっているか不安
• タバコ部屋での情報交換は重要
双方向のコミュニ
ケーションが少ない
• 重要なOfficeファイルが誰でもダウンロードできる
• Officeファイルを社外にメールで送付している
• 個人情報をExcelファイル管理している
ファイル形式の情
報の漏えいが心配
• グループウェアの更新だけでなく全体最適を行う
• グループ企業を含めた高い拡張性を確保する
• 高負荷、大量データ処理、連続運用に対応する
新情報共有基盤
の構築
• 情報のライフサイクルをつくる
• Internet(Web2.0)の最新技術を取り入れる
• コミュニティ型コラボレーションの場を提供する
情報共有活性化
実現のための
仕組み
• ファイル形式による情報漏えいを防止する
• ユーザーアクセスの管理を徹底する
• コンテンツの証拠を保全する
セキュリティ対策
の仕組み
グルー
プ企業
間
全社
部門間
部門内
情報を伝達する
情報を共有し再利用する
業務プロセスを電子化する
電子メール
スケジューラー
ユニファイドコミュニケーション
コンテンツ管理
ワークフロー
人、情報、業務へシングルポイントでアクセスする
ポータル
コミュニティーコラボレーション
ID管理
アクセス管理
サーバー/ディスク
DBMS
グループ企業 でIT資源を共 通化する 人と 早くつながる 情報を自然と 蓄積でき再利 用できる 個人の属性に 応じて情報を プッシュでき る いつでもどこで も 使える新情報共有基盤の全体像
情報のライフサイクル
誕生
集積
配布
整理
利用者が自然に業務の中で情報を提供してしまう仕組み チームやグループの狭い情報共有範囲で コラボレーションの場をすばやく提供する 利用者ごとに必要な情報をPushできる仕組み 興味のある分野の新着情報が一覧で届ける 質の高い情報から順番に見れるようにする 情報を評価し廃棄、保存を行う仕組み 情報提供者を評価し創造を促進する 情報の棚卸をして資源を有効に使う 利用者自ら情報を公開し集まる仕組み 登録することに対するインセンティブ付け 古い情報や同様の情報を選別し正規化する不正防止/法令順守
高速大量処理/データ保全
企画
管理
開発
審査
法務
契約
窓口
渉外
営業
広報
監査
保全
Blog
Wiki
SNS
Mashup
RSS
Tag
5、Notes資産の移行
今後も使い続け る場合の問題点 代替案 移行ツール 移行事例 移行先の Oracle製品 電子メール スケジューラ 利用者全員分の メンテナンスラ イセンス料を払 い続ける必要が ある。専用クラ イアントが必要 軽い専用システ ム なし なし Beehive 文書中心DB (リッチテキス トや添付ファイ ルなどのデータ 中心のDB) DB肥大によるレ スポンス悪化。 DB数増加による 管理コスト増加 高速大量処理が 可能で不正防止 対策の万全な専 用システム サンプルプログ ラムとして無償 提供 ブラザー工業株 式会社様 Universal Contents Management ロジック中心D B (関数や lotus Script などが多数埋め 込まれているD B) 技術者が尐なく なりメンテナン スが難しくなる 汎用な開発/実 行プラット フォームで新規 に開発 サンプルプログ ラムとして無償 提供 UFJIS株式 会社様 Web Center Suite SOA SuiteOracle Universal Content Management (UCM)
•
全社規模でドキュメント、イメージ、ビデオ、Webページなどを管理するた
めの包括的ソリューション
紙文書 Office文書 Webサイト 画像、動画全てのデジタルコンテンツをデータベースに
格納
保存期間管理 デジタルアセット管理 Webコンテンツ管理 文書管理 gif jpg swf pdf tiff doc ppt xls H/A構成による 冗長化 DBバックアッ プによる全デー タの バックアップ バージョン(版)管 理 メタデータ(属性) 管理 検索 権限管理 承認ワークフロー フォルダ階層 変換(HTML/XML/PDF) 仮想ドキュメント 有効期限 WebDAVアクセス WebサービスAPI LDAP連携 セキュリティ強化 インフラ管理の最適化 安定運用 ISO準拠 法対応(J-SOX,e-文書法) 監査証跡 コンテンツ一元化、再利用 ビジネスプロセス改革 データ活用、分析目
的
機
能
製品の標準機能 にすべてが含ま れるOracle WebCenter Suite
•
Enterprise 2.0技術を随所に採用したナレッジワーカーのため
の
最新コラボレーション基盤
ドキュメント
通知
Eメール
ディスカッション
ポートレット間連携
コミュニティ
チャット/プレゼンス
統合検索
タギング
リンキング
Oracle SOA Suite
ビジネスプロセスとコンテンツの統合
Identity
Management
Database
Systems
Content
Repositories
Business
Process
Enterprise
Apps
Business
Intelligence
Custom/LOB
Apps
Enterprise
Management
ワークリストポートレットからBPEL
Worklist
を直接呼出し可能
関連する業務データ / コンテンツと
マッシュアップ表示
Oracle WebCenter Suite
Oracle SOA Suite
• BPM/BAM
• ワークフロー
• ビジネスルー
ル
• サービス・バ
ス
• B2Bプロトコ
ル
6、移行ツール
移行ツール
(ロジック中心DB)
Notesフォームのメタデータから BPELプロセスをノーコーディングで生成 抽出 XMLスキーマ フォーム コンテンツ 画像・添付な ど Oracle UCM移行ツール
(文書中心DB)
Notes文書を汎用的な フォーマットに変換してUCMに格 納 抽出 格納 Notes DB Notes DB フォーム メタデータ XML 変換 生成 BPEL BPEL PMNotes
DB
コンテンツ変換ソリューション全体像
Notes Content Converter
Lotus Dominoと Oracle UCMへ接続して、Notes文書をフォームデータと添付ファイルに
分離してフォームデータを変換、添付ファイルをそのままUCMへ格納します。
既存Notes文書データを活用できます。
データ移行や開発をコストを抑えることができます。
Lotus Domino DB Notes文書 HTMLLotus Notes Connector
Stellent Content Server フォームマッピング 画像・添付など XSL 変換 抽出 Notes 文書本体 画像・添付など 分離 生成 登録 Lotus Domino DB Notes文書 HTML
Lotus Notes Connector
Stellent Content Server フォームマッピング 画像・添付など XSL XSL 変換 抽出 Notes 文書本体 画像・添付など 分離 生成 登録
Oracle UCM
HTMLへ移行例Lotus NotesとOracle UCMのデータ格納形式違い
Lotus
Notesの格納方法
文書はフォーム
(カード型データベース)
のテキスト欄フィールド
へ格納
カテゴリ等はフォーム
(カード型データベース)
のフィールド
添付ファイルは
(カード型データベース)
のオブジェクトとして
フィールドへ格納
一つのNSFファイルへ格納
Oracle
UCMの格納方法
文書はHTML形式で
一つのコンテンツとして
DBへ格納
カテゴリ等はメタデータ
としてDBへ格納
添付ファイルは
一つのコンテンツとして
DBへ格納
Oracle DBへ格納
メタデータ・ファイル
(コンテンツ)検索イン
デックスをDBへ格納
Oracle, UCM, 文書, 検索, WCS 青山DB一元化によるメリット(検索, レスポンス,データ容量)
1. 弱い検索
•キーワード、ビューによ
る検索
Lotus
Notesの格納した場合
OracleUCMの格納方法
2. レスポンスが遅くなる
•NSFを基本としたファイ
ル
•DBのアーキテクチャー
が一階層で負荷が大きい
3. データ容量の増大に弱い
•ファイルサイズがOSの制限
•ファイル数にOSの制限
•バックアップが困難
1. 高度な検索
•絞り込み・条件検索
•横断検索が可能
2. レスポンスが早い
•RDBMSにすべてのデー
タを格納
•DBのアーキテクチャー
が3階層で負荷を分散
3. データ容量の増大に強い
•ファイルサイズの制限なし
•ファイル数に制限なし
•オンラインバックアップが
可能
Notes文書型DB から Oracle UCMへ移行手順
Notes/DominoからOracle UCMへ移行
Notesを移行対象データを決定します
UCMのメタデータへ移行 ラベル Notesフィールド データ型 管理No KanriNo 数値 ステータス Status テキスト 顧客タイプ KokyakuType テキスト カテゴリ Category テキスト 優先順位 Priority テキスト 作成者 Sakuseisya テキスト 部署名 Busyo テキスト 受付日 Uketsukbi 日付時刻型 作成日 Sakuseibi 日付時刻型 終了予定日 SyuryouYoteibi 日付時刻型 タイトル Title テキストHTMLファイルとしてコンテンツへ移行
ファイルのままコンテンツへ移行
検討項目
Notes/DominoからOracle UCMへ移行
データ項目にUCMの値利用するか、新規作成を判断します。
新規作成の場合はUCMに属性を追加します。
UCMのメタデータへ移行 ラベル Notesフィールド データ型 UCMマップ属性 管理No KanriNo 数値 作成 ステータス Status テキスト 作成 顧客タイプ KokyakuType テキスト UCM値利用 カテゴリ Category テキスト 作成 優先順位 Priority テキスト 作成 作成者 Sakuseisya テキスト UCM値利用 部署名 Busyo テキスト 作成 受付日 Uketsukbi 日付時刻型 作成 作成日 Sakuseibi 日付時刻型 UCM値利用 終了予定日 SyuryouYoteibi 日付時刻型 UCM値利用 タイトル Title テキスト UCM値利用検討項目
UCM属性作成画面
Notes/DominoからOracle UCMへ移行
移行ツールでNotes/DominoとOracleUCMへ
接続します
Notes/Dominoへ接続設定
※DIIOPの起動設定が必要です。
Oracle UCMへ接続設定
Notes/DominoからOracle UCMへ移行
移行ツールでNotes変換するDBと変換形式を設
定します
NotesDBを選び、変換形式を選択、HTMLを選択
移行検討したデータをOracleUCM属性へ設
定
Notes/Domino文書管理アプリケーションの移行
UCMのデフォルト値、作成した追加属性をマップ
します。
UCMのメタデータへ移行 ラベル Notesフィール ド データ型 UCMマップ属 性 管理No KanriNo 数値 作成 ステータス Status テキスト 作成 顧客タイプ KokyakuType テキスト デフォルト値利 用 カテゴリ Category テキスト 作成 優先順位 Priority テキスト 作成 作成者 Sakuseisya テキスト デフォルト値利 用 部署名 Busyo テキスト 作成 受付日 Uketsukbi 日付時刻型 作成 作成日 Sakuseibi 日付時刻型 デフォルト値利 用 終了予定日 SyuryouYoteibi 日付時刻型 デフォルト値利 用 タイトル Title テキスト デフォルト値利 用NotesDBの変換対象期間を設定します。
Notes/Domino文書管理アプリケーションの移行
Oracle UCMへ変換後
ブラザー様の課題
課題
要因
•
検索性が悪く業務採算性が低下
•
ライセンス費用が高い
•
メンテナンスコストが高い
•
情報が一元的に管理できていない
•
複製が正常に行なわれない
•
海外との情報にタイムラグが発生
•
操作性が悪い
複数DBにまたがった情報
Userライセンス
Userライセンス・サポート形態
データベースが複数乱立
データベース間の複製が必要
ネットワーク
日本から海外へ複製が必要
クライアントインストール
Notes独自の操作性
現状利用ツールの
ライセンス形態
の問題
現状利用ツールの
機能制約
現状インフラの問題
システム構成
社員
BEA WebLogic Portal
&
Kapow Robo Suite
Oracle UCM
WebLogic PortalからOracleUCM連携方法
Oracle UCM Web画面をクリッピング
JSP Tag Lib, Servlet の提供
既存Webシステム
情報と画面を集約し、より鮮度の高い情報をプッシュ型で見せるしくみを
構築する
マルチポータル機能により、
取引先、販売店や顧客に対しても
同一情報を提供可能
既存Webサイト
フォーラム
リペア品情報
フォルトレポート
(画面)の集約
既存Notesデータ
(情報)の集約
文書情報
中心
プロジェクトのシステム化要件
3
トラブルシューティング機能の強化(ナレッジ検索サービ
ス)
1
点在する既存DataBank(Notes)のデータベース一元化、
Web化
(Notes利用の廃止)
検索性能の向上、検索スピードのアップ
ライセンスコスト、運用コストの削減
グローバル統一環境構築によるタイムラグの解消(掲示板など)
リペア品情報データベース化
・製品欠陥情報の収集・分析・情報発信
・障害分析とサービス強化
Fault Reports公開
・失敗事象の把握と解決ノウハウの提供
2
次世代DataBankシステムとWebコンテンツの統合
(ソリューションセンター・トレーニングWebサイト統合)オラクル UCMの特徴
企業レベルコンテンツ管理製品の変遷 第一世代 個別サイロ型 第二世代 機能連携型 第三世代 完全統合型 ファイルサーバー UI統合,横断検索 スイート型コンテンツ管理 Oracleオラクルは第三世代・完全統合型コンテン
ツ管理ソリューション。
Oracle UCM を中核とするオラクルの企業コンテンツ管 理製品群(Oracle ECM)は,単一リポジトリの上で様々な サービスを提供する第三世代型のコンテンツ管理製品で す。 さまざまなサービスが共通のドキュメント・リポジトリ 上で動作するので,運用管理が簡単になり,サービス間 のより進んだインテグレーションが可能になります。 リポジトリ リポジトリ リポジトリ ドキュメント管理 Webコンテンツ管理 デジタルアセット管理 リポジト リ リポジト リ リポジト リ ドキュメント管理 Webコンテンツ管理 デジタルアセット管理 シングル・リポジト リ ドキュメント管 理 Webコンテンツ管理 デジタルアセット管理 ECM機能をスイートで装備 サイロ(孤島)型 機能連携型 完全統合型オラクル UCM の利点 -1- 堅牢な基盤
1: データの確実な保護
Oracle Database 11g の提供するオンラインバックアップとリカバリ機 能を利用し,万一のシステム障害時にも,最後の瞬間までデータを戻す ことができます。障害時にもデータを失いません。2: 障害に強いシステム
Oracle Database の提供する高度なクラスタ技術である Real
Application Clusters が,データベースの可用性を最大限に高めます。
また,アプリケーション層はすべて二重化が可能で,単一障害点を持ち ません。
3: 万全の災害対策
Oracle Database の提供する災害対策用ソリューション,Oracle Data
Guard が災害対策サイトへデータを瞬時にコピー。データセンターが
被災しても,即座にバックアップサイトでサービスを再開できます。
Data Guard Protected RAC Enabled Made on RDBMS
企業全体のコンテンツ管理基盤には,どんなときでも情報にアクセスできる堅牢さが求められます。
オラクル UCM の利点 -2- 使いやすいUI
1: これまでと同じ使用感
ウィンドウズ・エクスプローラーからシームレスに Oracle UCM に接続 できます。通常の共有フォルダと同じ使用感で Oracle UCM の進んだ機 能と厳密な管理の恩恵に預かれます。2: 使いやすいウェブ UI
Webブラウザからさまざまな手法でコンテンツにアクセスできます。目 的のファイルをサムネールから簡単に探し出したり,コンテンツのダッ シュボード機能でコンテンツの利用傾向を把握したりできます。3: 外部 UI とも繋がる。
Oracle UCM が標準で提供するユーザー・インタフェースの他に, Cooliris や RSS リーダーなど外部の使いやすいインタフェースが利用 できます。 3rdParty Plug-InsWeb Based Application Desktop Integration Suite
フォルダベースでの管理が必ずしもすべてのユーザーに使いやすいとは限りません。
オラクル UCM の利点 -3- とにかく繋がる
1: 開発環境内蔵
カスタマイズやアドオンに威力を発揮する使いやすい開発環境を内蔵。ちょっとした機能の追加をお手軽に行えます。2: SOA レディ
豊富なウェブサービス API を使って業務アプリケーションとのサービス連携を実現。3: 豊富なコネクター
オラクルの持つ業務アプリケーション・パッケージとのコネクタを提供。 帳票など業務アプリケーションが生成するデータを Oracle UCM で一元 管理できます。 Application Connectors SOA Ready Developer Toolsこれからのコンテンツは,人だけではなく業務アプリケーションからも頻繁に利用されます。
Oracle UCM なら…
オラクル UCM の利点 -4- セキュリティ
1: 高度なセキュリティモデル
ファイルサーバー同様の使い心地と同時に,コンプライアンスにも耐え うる高度なセキュリティ機能を搭載。Oracle UCM の提供するセキュリ ティに加え,Oracle Database Vault を利用すると,データベースレベ ルでもコンテンツを不正アクセスから守れます。
2: レコード管理
Oracle UCM 単体でもレコード管理機能を提供。さらに Oracle
Universal Record Manager と組み合わせれば,Oracle UCM の外部に
格納されている情報までレコードとして厳密に管理できます。
3: 配布文書の封印(ロック)
Oracle Information Rights Management (IRM) と組み合わせることで, Oracle UCM の外部へ配布される文書を物理的に封印し,事故や事件に よる機密情報の流出を防ぎます。 Sealed Documents Record Management Extended Security
コンテンツは企業の貴重な財産であり,競争力の源泉です。確実に守ることが必要です。
Oracle UCM なら…
オラクル UCMの機能
プロジェク ト 組織単位 業 務 単 位
UCM の機能: グルーピングとセキュリティ
医薬
薬品A 薬品B 食品 食品C 飲料D サプリ サプリE サプリF 研究開発 申請 製造 販売 情報基盤刷新 プロジェクト 情報統合 プロジェクト 業務効率改善 プロジェクト 社内全体会議 セミナー • 利用者に組織階層に応じたアクセスをさせたり,業務カットで組織横断的にアクセスさせることが可能。 • 場合によっては組織や業務に縛られないアドホックなアクセス件の設定も可能。 • タテ・ヨコ・ナナメに情報を参照させられるので,セキュリティ要件をシンプルにシステムへ反映できます。UCM の機能: 高度な検索と検索の保存
• 任意の文字列を含むファイルを抽出できます。(全文検索) • 特定の属性値を持つファイルを抽出できます。(属性検索) • 全文検索と属性検索を組みあわせて絞り込み検索ができます。 • 検索結果からさらに絞り込み検索をおこなえます。検索条件の保存
さらに…全文検索
任意の文字で属性検索
特定の情報から絞り込み検索
複数の条件を指定して 製品カテゴリ 製品名 部品 関連部品 製造プロセスOracle UCM なら探している情報を簡単に見つけることができます。
ポイント 属性値は利用者が自由に設 定することも,フォルダや 文書タイプから自動的に継 承させることも可能。UCM の機能: 関連文書の管理
置き換え 関連 相互参照 補助 補助Oracle UCM では文書と文書の関係を表現できます。
• あらかじめ「関連」「置き換え」「補助コンテンツ」「相互参照」の関連タイプが利用可能。 • 関連のタイプはあとから追加できます。 • 複数の関連を定義できるので,文書同士がどのように関連しているのか柔軟に表現できます。(例: テスト計画と テスト結果など)。 • 関連を作成するときに現在のバージョンと関連づけるか,常に最新のバージョンに関連づけるか選択できます。 • ある文書の改訂時には,関連する文書がどれかすぐに特定できるので,影響範囲が簡単に把握できます。UCM の機能: レビューとワークフロー
ステップA: 関連文書のレビュー
ステップB: 変更箇所のレビュー
• 文書の改訂時には影響する範囲の文書をすぐに特定 できるので,それら文書のレビューも漏れなく行え ます。 • 用語での全文検索もできるので,用語を持つ全ての ドキュメントの一覧表示も可能です。 • 文書の登録(チェックイン)時に,属性情報の値から自 動的にワークフローを起動できます。 • 組織情報等から動的に承認者を変更できます。 • 文書は最終承認者が承認するまで公開されません。 • 「全員の承認が必要」「指定人数以上の承認が必要」 など,承認条件を指定できます。 • 承認者へはメール通知を送れます。 • レビュー時には画面で中身を確認しながら承認・却 レビュワー レビュワー レビュワー 相互参照 補助 参考文献草稿
完成
ワークフロー・プロセス 全員の承認が必要 3名以上の承認が必要登録
公開
UCM の機能: 情報の有効期限の管理
保管
公開終了
公開
リリース
登録
文書の登録時にカレンダーから簡単にリリース日時と有 効期限を指定できます。リリース日時が来るまでの間, 文書は登録者とレビュワーだけが閲覧・編集できます。 リリース日時になると,文書が検索対象になり,アクセ ス権を持つ利用者から見えるようになります。 有効期限が来るまでの間,文書は公開され,アクセス権 を持つ利用者は閲覧・編集できます。 有効期限が来ると,文書が検索対象からはずれ,利用者 から参照できなくなります。 有効期限後も文書はシステムで安全に保管されます。設 定により文書を自動的に削除することもできます。また, 公開期間が終了した文書を一括検索することもできます。UCM の機能: 監査とレポート
Oracle UCM
Audit操作
を記
録
サー
ビス
依頼
• 格納されているコンテンツへの操作はすべて Oracle UCM のサービスを介して行われます。どのサービスを監視対 象とするか任意に設定できます。 • 監査データはすべて Oracle Database に格納され,安全に保護されます。 • あらじめいくつかのレポート形式をご用意しています。 • レポート形式は利用者要件に応じていつでも柔軟に定義できます。 Oracle Database 監査ログレ
ポー
ト依
頼
作成 承認 施行待ち
UCM の機能: 情報の版管理
V1.0
V2.0
V1.0
V1.1
V1.2
V2.0
作成部門
利用部門
ドラフト文書と制定文書のいづれも版管理が可能。新しいドラフト版が承認され公開日を迎えるまでは,利用部門は現 行版を参照し続けます。古い版(図中ではV1.0)は,旧版として保管され,必要に応じていつでも閲覧できます。 施行画像 オフィス文書 オリジナル 変換済コンテンツ
UCM の機能: 自動フォーマット変換
• Word や PowerPoint といったオフィス文書を登録 した際に自動的に PDF や HTML に変換。ダウン ロードせずにウェブ・ブラウザから確認可能。 • オリジナルの文書も保管。 • テキストや図の透かしを差し込み可能。 • パスワードをつけたり印刷や複製を禁止するなど, PDF セキュリティを設定できる。 • 画像の登録時にあらかじめ指定した形式やサイズ の画像を自動的に作成。 • オリジナルの画像も保管。 • 形式やサイズはダウンロード時にいつでも任意の ものを指定可能。 • 必要なサイズの画像をいつでも手に入れられるた め,不必要なデータの転送をなくせる。 透かし セキュリティ 4K 120K 500K GIF JPEG JPEG 変換 縮小 10M PSDUCM の機能: ストレージの有効利用
※1 Oracle Database 11g が必要。1
コンテンツに有効期限を設 定し,期限切れのコンテン ツを低速安価なストレージ へ移動したり,システムか ら削除できます。有効期限
3
コンテンツを格納する際に 自動的に圧縮します。コン テンツを取り出す際には自 動的に伸長します。※1圧縮
2
一定期間以上誰にも参照さ れなかったコンテンツを低 速安価なストレージへ移動 したり,システムから削除 できます。不要コンテンツの削除
4
既に登録済みのコンテンツ を登録すると,物理的にひ とつのコンテンツのみが保 管されます。※1重複の排除
1 + 1 = 1
Oracle UCM には,企業のコンテンツ管理基盤が大きな「ゴミ箱」にならないように,重要で価値ある情報が選択的に蓄 積されていくように支援する機能があります。情報の S/N 比が向上すると同時にストレージのコストを圧縮できます。原本
配布物
(コピー)
UCM の機能: 情報ライフサイクルとセキュリティ
Oracle UCM で保護
Oracle IRM で保護
作成
承認
公開
改訂
バージョン1.0 バージョン 1.1 バージョン 2.0 バージョン 2.1異なるライフサイクル
配布
配布
配布
配布
一般に,原本と配布物は別のライフサイクルを持ちます。また,原本には配布物にはコピーされない重要な属性情報が いくつもあります。さらに,配布物は格納される媒体の保護機能が期待できません。情報のセキュリティを考えるとき, 原本と配布物の両方に対してトータルなアプローチが必要です。作成
承認
公開
改訂
作成
承認
公開
改訂
作成
承認
公開
改訂
無効化
無効化
無効化
無効化
USB メモリ ノート PC DVD/CD メール添付 90日後Oracle UCM 国内事例
•
ブラザー工業株式会社様
•
株式会社日産フィナンシャルサービス様
•
みずほ証券株式会社様
•
ソニー生命保険株式会社様
•
エイベックス・グループ・ホールディングス様
その他: • 携帯電話製造会社 • 耐久消費財製造会社 • 石油精製会社 • 油脂製造販売会社 • 産業資材製造会社 • 外資系生命保険会社 • 企業格付調査会社 • 航空公益法人 • 国内自動車メーカー • 運輸送サービス会社 • 金融系リース会社 • 独立行政法人 • 官公庁 • アパレル・衣料ブランド • 化粧品製造販売会社 • メガバンク • 食品加工会社 • 外資系広告代理店製造 OEM