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目 次 1. 物品管理供給業務の目的と考え方 物品管理供給業務の目的 対象とする施設 業務及び物品の範囲 対象とする施設 対象とする業務範囲 対象とする物品範囲 物

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(1)

大阪市民病院機構物品管理供給業務

委託基本仕様書

地方独立行政法人

大阪市民病院機構

(2)

1. 物品管理供給業務の目的と考え方 ... 3 1.1. 物品管理供給業務の目的 ... 3 1.2. 対象とする施設、業務及び物品の範囲 ... 3 1.2.1. 対象とする施設 ... 3 1.2.2. 対象とする業務範囲 ... 3 1.2.3. 対象とする物品範囲 ... 4 1.2.4. 物品カテゴリ別の業務指針 ... 4 1.3. SPD 運営方式 ... 5 1.3.1. 運用方式の選定 ... 5 1.3.2. セルフモニタリング ... 5 1.3.3. 各カテゴリ別運用概念... 6 1.4. 委託期間 ... 9 1.5. その他の留意事項 ... 9 1.5.1. 在庫管理費と搬送費の最適化 ... 9 1.5.2. 災害時の対応 ... 9 1.5.3. その他... 9 2. 運用に関する要求仕様 ... 10 2.1. 医療材料 ... 10 2.1.1. 在庫管理業務 ... 10 2.1.2. 購買・納品検収業務 ... 11 2.1.3. 搬送管理業務 ... 11 2.1.4. 請求漏れ管理業務 ... 11 2.1.5. コンピュータ処理業務 ... 11 2.1.6. 経営改善等支援提案業務 ... 11 2.2. 医薬品 ... 12 2.2.1. 物品管理供給センター薬品部門業務 ... 12 2.2.2. 購買・納品検収業務 ... 12 2.2.3. 各部門管理業務 ... 13 2.2.4. 搬送管理業務 ... 13 2.2.5. サテライト管理業務 ... 13 3.2.3. 支払管理 ... 18 3.2.4. 払出管理 ... 18 3.2.5. 消費管理 ... 18 3.2.6. 保険請求漏れ管理 ... 19 3.2.7. 在庫管理 ... 19 3.2.8. 契約管理 ... 19 3.2.9. マスタ管理 ... 20 3.2.10. データ管理 ... 20 3.3. 医薬品... 21 3.3.1. 前提条件 ... 21 3.3.2. 発注管理 ... 21 3.3.3. 入荷・納品管理 ... 21 3.3.4. 支払管理 ... 21 3.3.5. 払出管理 ... 21 3.3.6. 消費管理 ... 22 3.3.7. 在庫管理 ... 22 3.3.8. 契約管理 ... 22 3.3.9. マスタ管理 ... 23 3.3.10. データ管理 ... 23 4. 医材 SPD に係る補足説明 ... 24 4.1. 定数とセットの考え方 ... 24 4.1.1. 定数の定義 ... 24 4.1.2. セット ... 24 5. セルフモニタリングの考え方 ... 25 5.1.1. セルフモニタリングの概要と基本原則 ... 25 5.1.2. セルフモニタリングの実施... 25 5.1.3. セルフモニタリングの実施者 ... 25 5.1.4. セルフモニタリング実施計画書の作成 ... 25 5.1.5. セルフモニタリングの費用負担 ... 25 5.1.6. セルフモニタリングの手順... 26

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1. 物品管理供給業務の目的と考え方

1.1. 物品管理供給業務の目的

大阪市民病院機構(以下「当機構」という。)の物品管理供給業務(以下「SPD」という。)は、物

品の安定供給を最重視し、現場での欠品発生を最少化するとともに、部署別、患者別の消費実績

の管理及び各部署の在庫状況の管理を充実させ、経営改善に貢献すること、病院職員の物流・

在庫に係る負担を軽減することを目的とする。

なお、SPDを遂行するにあたっては、後段に示す条件を満たす医療材料及び医薬品の物流情

報システムについて、対象とする施設に導入すること。また、必要に応じて当機構で運用中の電

子カルテシステム等と接続を行う場合は、受託者の責において実施するものとし、その経費につ

いては、契約金額に含まれるものとする。

1.2. 対象とする施設、業務及び物品の範囲

本業務委託の対象とする施設、業務及び物品の範囲は、以下の通りとする。

1.2.1. 対象とする施設

大阪市立総合医療センター

大阪市立十三市民病院

大阪市立住吉市民病院

※ 本仕様書中病院名を明記している項目は当該病院のみ、明記のない項目は、

上記3病院を対象とする。

1.2.2. 対象とする業務範囲

(1) 搬送業務

a.供給業務

対象物品の各部署への搬送供給及びそのコントロールを行う。定常的に使用される物品及び

臨時的に使用される物品を問わず行うものである。

b.回収業務

各部署からの返却品、及び、その他の回収業務を行う。

(2) 在庫管理業務

a.在庫管理

倉庫及び各部署における適正な在庫数量・物品の管理を行う。

b.払出管理

定時・臨時の請求に対応した払出、及び、各部署からの返却受付を行う。

c.流通加工業務

院内流通に適した数量への小分け、患者毎・行為毎のセット化などを行う。

(3) 購買管理業務

a.発注業務

各市民病院での使用状況に合わせた定時・臨時の発注を行う。

b.入荷検収業務

入荷時の検品・検収を行う。

c.採用物品の切替え業務

採用物品の切替えに伴う必要な処理を行う。

d.返品業務

未使用物品について返品の可、不可を確認し、必要な処理を行う。

(4) 品質管理業務

a.破損・汚損管理

破損・汚損チェックとその発生時の原因究明、及び、必要な処理を行う。

b.包装変更管理

包装数、包装形態の変更に伴う処理を行う。

c.定数物品入れ替え管理

適宜に定数見直しを実施し、それに伴う処理を行う。

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d.有効期限管理

有効期限チェックと期限切迫・期限切れ時の原因究明、及び、必要な処理を行う。

e.ロット・シリアル管理

特定生物由来製品、インプラント等のロット・シリアル管理が義務付けられている物品、及び、そ

の他特に必要と考えられる物品のトラッキング管理を行う。

(5) 消費管理業務

a.消費管理

月毎の払出・消費実績に関するデータ作成を行う。

b.コスト分析

部門別等の材料費分析を可能にするデータ処理を行う。

(6) 各種改善提案

a.運用の改善

物品供給の安定化、搬送費用の削減、業務効率化に関する提案を行う。

b.購買額の抑制

同種同効品の標準化や廉価製品への切替等の提案を行う。

(7) その他業務

a.診療材料等検討委員会

委員会資料を作成し、委員長等への説明、委員会への出席等を行う。

b.医療ガスの立会(総合医療センター)

医療ガス監視盤の警報対応、充填の立会、必要事項の記録等を行う。

c.滅菌器材修理の管理(総合医療センター)

修理依頼の取次管理等を行う。

d.不良品(クレーム)の対応

仕様部門より不具合の診療材料とクレーム報告があった場合、対応を行う。

e.問い合わせ対応

各部署からの使用品目等についての問い合わせがあった場合、対応を行う。

f.その他(総合医療センター)

支払関係書類確認業務、ベッド修理の取次及びマットレス・ベッド管理関連業務等を行う。

1.2.3. 対象とする物品範囲

対象となる物品カテゴリは以下のとおりとする。

a.医薬品(検査試薬、造影剤、診断薬、消毒薬、院内製剤、輸血用血液、治療用細胞等を含む

(以下本仕様書中同様とする。))(総合医療センター・十三市民病院)

b.医療材料(診療・治療材料)

c.日用品・文具類等

d.リネン、寝具類(総合医療センター)

1.2.4. 物品カテゴリ別の業務指針

(1) 医薬品

医薬品の管理は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以

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1.3. SPD 運営方式

1.3.1. 運用方式の選定

(1) 供給方式

基本的に総合医療センター地下・MB階倉庫(以下「SPD倉庫」という。)を用いる院内方式とす

る。

SPD倉庫は、必要在庫の保管をはじめとして、各市民病院各部門への供給基地として小分けや

セット化などの流通加工を行うスペースとして、また、災害時必要品の備蓄スペース等としても利用

する。

供給方式

(2) 物流及び商流の方式

物流及び商流の方式は、価格交渉、購買元の事業者の選定、支払などは当機構が行うこととす

る。SPD業務の受託者は、物品の発注・検品等の手続き、倉庫等における在庫管理、各市民病院

各部署への供給・回収等を行う。

(3) 請求・支払方式

原則、当機構の買取り在庫方式とする。ただし、一部の高額医療材料等において業者の預託在

庫が行われるため、留意すること。

なお、医薬品、医療材料共に医療法、医薬品医療機器等法等を十分に理解し、抵触せぬよう管理

する必要がある。預託品についても厳密な管理(消費数量と在庫数量の担保、汚損や破損の防止

等)が要求される。

1.3.2. セルフモニタリング

別紙セルフモニタリング仕様に基づき、事業者のセルフモニタリングを当機構が評価する。

モニタリングは、年2回行う。

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1.3.3. 各カテゴリ別運用概念

(1) 医薬品(総合医療センター・十三市民病院)

a.医薬品の管理主体は薬剤部門とするが、SPD業務受託者は薬剤師の監督下で各種業務を行

う。

b.総合医療センターにおける供給は、常備在庫においてはICU等の一部部門を除き、定数補充

方式を採用する。ICU等においてはカート交換方式が採用されているが、定数補充方式に移行

可能であるか検討・提案すること。

医薬品の運用イメージ

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7

(2) 医療材料

a.医療材料は基本的には定数補充方式とするが、定数での配置についても可能な限り行為ごとの

セット品を配置し、単品バラ定数品は極力少なくする。

b.総合医療センターにおける搬送効率を向上させるため、医療材料と医薬品との貨物混載が可能

な運用とし、物流を統合すること

c.総合医療センター中央手術部への供給は、原則として手術予定に合わせた患者セット供給(ケ

ースカート)を実施する。ただし、洗浄・滅菌委託の受託者との連携が生じる場合があるため、委

託者と十分に協議すること。

d.高額な医療材料を除き、買取り方式が採用されている。預託品となっており業者による直接管理

が行われている品目についても定数管理の対象とする。使用後の管理に当たっては、手術室な

ど特定部門における管理システムの採用についても検討を行う。

医療材料の運用イメージ

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(3) 日用品・文具類等

日用品・文具類等は、原則として請求オーダー(請求伝票)による供給とするが、頻度の多い品目

については定数管理も実施すること。

常に在庫を確認し、残数の少ないものは委託者に報告すること。また、納品検収を行うこと。

日用品・文具の運用イメージ

(4) リネン類(総合医療センター)

リネン (看護リネン、術衣、室内着等) ・寝具類は、部署定数管理により供給することとし、臨時請

求にも対応すること。

補修が必要なリネン類は、可能な限り補修を行うこと。

納品検収を行うこと。

納品・払出等のデータを蓄積すること。

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1.4. 委託期間

平成28年10月1日から平成31年9月30日

※ 住吉市民病院は平成30年3月31日閉院予定であるので、閉院が決定した場合は委託料減

額の協議に応じること。

1.5. その他の留意事項

1.5.1. 在庫管理費と搬送費の最適化

SPD倉庫の在庫、及び、各市民病院・部門における在庫の量と配分を考慮し、在庫管理費と搬

送費との合計が最少化されるような検討、提案を行うこと。

1.5.2. 災害時の対応

総合医療センターが、大阪府災害拠点病院に指定されていることから、いかなる災害発生時にお

いても災害による傷病者の受け入れに必要な最低限の業務に支障をきたさないよう、適切な災害時

対応を提案すること。災害時用備蓄については、倉庫スペースを効率的に活用し、通常在庫との循

環等の適切な対応をとり、期限切れリスクを低下させる方策を取ること。

1.5.3. その他

その他、SPDの質向上に資する提案は柔軟に受け付けるものとする。

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2. 運用に関する要求仕様

2.1. 医療材料

2.1.1. 在庫管理業務

①SPD倉庫 在庫管理 SPD倉庫定数の補充。補充時、期限の確認実施 使用実績に基づいた、物品ごとの最大在庫量と補充点の設定及び適正在庫量の維持管 理を行う。 SPD倉庫への補充データの入力(入荷データ入力で可)を行うこと 欠品発生時、当該部署への連絡と確認を行い、他部署からの借用手配、代替品提示等の 対策を行う。 搬入(入荷)物品の各部署への搬送手続き及びSPD倉庫格納準備を行う。 SPD倉庫の物品発注業務または補助業務を行う。 SPD倉庫内の整理業務を行う(日常の医療材料、日用品等収納業務及び整理整頓、清 潔管理など)。また、収納棚などのラベルメンテナンスを行う。 棚卸し作業を行う。(循環棚卸しなど日常業務に組み入れ不明品等の発生を防止する) 棚卸し結果及び誤差修正などのデータ入力を行う。 ②ピッキング・ セット業務 定数補充方式と各部署からの請求による各物品の補充確認とデータ入力及び出庫表(ピ ッキングリスト)の作成を行う。また、ディスポカード方式の場合はディスポカードを作成す る。リユースカードによる運用が望ましい。 SPD倉庫から患者別、行為別(術式など)等での供給となっている物品のピッキング及び 部署ごとの搬送車準備を行う。 SPD倉庫から定数補充になっている物品のピッキング及び部署ごとの搬送車準備を行う。 各部署からの臨時請求物品のピッキングと搬送車等の準備を行う。臨時請求品は、臨時 品請求カードまたはシールを添付すること(回収後の読み込みで消費確認)。 救急カート・熱傷ワゴン・ドクターズカー・蘇生セットの補充・搬送等を行う。(総合医療セン ター) 在宅療養患者用持ち帰り医療材料の取り揃え・搬送等を行う。(総合医療センター) ③定数管理業務 定数は、部署単位だけではなく、3市民病院全体で一定期間に一定量消費するものは「S PD倉庫定数」として常時在庫をし、必要数のみの供給とする。 部署ごとの過去3ヶ月間の定数使用実績状況をもとに定数検討表の作成とそれに基づく 適正定数案の策定を行い提示する。 各部署での定数変更に関わる実作業。定数入れ替え作業などを行う。 定数変更に伴う登録作業を行う。 日常各部署からの定数変更(新規追加、削除、数量変更など)への対応を行う。変更依頼 の妥当性を検討し相互了解の下での対応を行う。 各部署の定数保管場所のレイアウト表の作成と保管場所明示ラベルの貼付を行う。 各部署の棚卸し作業を半期に一度行い、状況を報告する。 定数は、単品バラのみではなく、行為ごとのセット(処置及び検査準備など)での定数を主 とした配置とすること。 ④返却品処理 各部署からの返却品のSPD倉庫内繰り入れ作業を行う。この時データ入力も併せて行う。 ⑤デッドストック 管理 不動在庫物品一覧表の定期的な作成を行い、原因究明を行う。 不動在庫品の処理案をまとめ委託者へ報告を行う。この時、包装品であれば返品・交換対

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2.1.2. 購買・納品検収業務

①納品検収業務 医療材料、日用品全般に関する納品検収作業を行う。 納品検収時、破損・汚損状況のチェックと有効期限の確認を行い、必要に応じて業者への 連絡と交換などの対応を行う。 納品データ(納品書、仮納品書)の入力作業を行う。 ②購買管理業務 納品書(仮納品書)データの月毎、業者毎、物品毎のとりまとめ作業を行う。 月単位での業者毎の購入データの確認と各業者への提示を行い、現在庫量との確認を 行う。 業者預託品や、業者準備品などの使用入力データにより購買の確認を行う。 部門直納品の納品データにより購買の確認と決定を行う。 ③発注納品 納期管理 発注物品の納期、及び未納品を毎日次で確認し各業者への督促を行う。 入荷遅延などで欠品の発生が予測される際は、委託者へ報告し、指示を受けて関係部署 への連絡及び院内の調整を行う。 分納(後送品)のチェックと納期確認を行う。

2.1.3. 搬送管理業務

①搬送業務 定期的に搬送・管理業務(作業)スケジュールの改善案の策定を行い提示する。(SPD倉 庫在庫と部門在庫との最適配分による搬送費用の抑制を含む。) スケジュールに従った搬送の実現。 臨時搬送については、その頻度・品目の分析を行い定数の見直しなどで極力発生しない ように努めること。 各部署への搬送と格納(所定の格納位置への格納まで)を行う。この時、同時に格納状 態、物品状態のチェックも行い汚損・破損や誤格納を防止すること。 現在の予定では、原則毎日の搬送を予定している。ただし、臨時・緊急についてはこの限 りではない。 医療材料と医薬品との貨物混載が可能であること。(総合医療センター) 各部署への定時巡回により、定数カード、臨時請求書などの回収を行う。 搬送時、破損・汚損品及び不要品(臨時請求品などで)の回収を行う。 患者毎、術式毎のセット供給品で未使用品の回収を行う。 ②搬送什器管理 搬送用什器(カートなど)の清拭及び消毒を行い、清潔を保つこと。

2.1.4. 請求漏れ管理業務

①集計・ 照合業務 特定保険医療材料については、部署別・診療科別・患者別に消費データを集計し、医事請 求データとの照合を行う。ただし、十三・住吉市民病院は、集計データの提出のみとする。 ②原因追及 業務 消費データと請求データとの誤差の大きいもの(誤差の範囲は別途協議)については医事 課との協働によりその原因追及を行う。(総合医療センター)

2.1.5. コンピュータ処理業務

①データ管理業務 手術患者については科別、術式別、患者別のコストデータを集計し提出すること。(総合 医療センター) コンピュータへのデータ入力業務全般を行う。 ②マスタ管理業務 物品マスタをはじめとする各種マスタデータのメンテナンス業務を行う。

2.1.6. 経営改善等支援提案業務

①コスト削減提案 定期的に使用ロス、在庫ロス及び情報伝達ロスなどを低減する提案を行う。可能な限り 定量化し、成果の報告も行うこと。 ②その他 その他、物流の視点で当機構の経営改善及び現場業務効率化等に資する提案を随時 行うこと

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2.2. 医薬品(総合医療センター 2.2.6.については3病院)

2.2.1. 物品管理供給センター薬品部門(以下「薬品供給室」という。)業務

①在庫管理 業務 薬品供給室内の医薬品保管場所のレイアウト図の作成と保管場所明示のラベル貼付を行 う。 薬品供給室内棚卸し作業を行い、状況を報告する。(循環棚卸しなど日常業務に組み入 れ不明品等の発生を防止する) 棚卸し結果について誤差の原因を追跡し、誤差修正などのデータ入力を行う。 使用実績に基づいた、医薬品ごとの最大在庫量と発注点の設定及び適正在庫量の維持 管理につき薬剤師に提示する。 薬品供給室内の整理業務を行う(日常の医薬品収納業務及び整理整頓、清潔管理など)。 ②ピッキング・ セット業務 各部門常備定数の使用数のカウントを行い、コンピュータ入力した補充一覧によりピッキン グを行い薬剤師の指示下で搬送車への格納と搬送準備を行う。 患者別、行為別(術式など)等での供給となっている医薬品のピッキング及び部門ごとの搬 送車準備を行う。 各部門からの臨時請求医薬品のピッキングと搬送車の準備を行う。 アンプルピッカーの払出データにより、アンプルピッカーへの補充リストを作成しアンプルピ ッカー補充分のピッキングと補充を行う。 救急カート・熱傷ワゴン・ドクターズカー・蘇生セットの補充・搬送等を行う。 ③返却品処理 各部門からの返却品の使用可否の分別作業、薬品供給室在庫への繰り入れ作業、および データ入力を行う。返却予定リストとのチェックも行う。 各部門からの返却品で薬品供給室在庫へ繰り入れできないものは、薬剤師の指示に従い 廃棄処理およびデータ入力を行う。 ④デッドストック 管理 不動在庫医薬品一覧表の定期的な作成を行い、原因究明を行う。 不動在庫品の処理案をまとめ報告を行う。この時、包装品であれば返品・交換対象とし、バ ラ品の場合には院内使用促進対策案を薬剤師に諮ること。 納入業者への返品(交換)交渉の支援を行う。 ⑤品質管理 業務 薬品供給室内医薬品の、有効期限の調査・集計を行い期限切迫品についてはマーキング を行う。 薬品供給室内医薬品で、単品管理対象品は定期的に残存状況をリストアップし現物との照 合を行う。 各部門への払出品についても、単品管理対象品は定数・臨時を問わず残存状況をリストア ップし現物との照合を行う。 不良品発生時(メーカーからの回収指示品など)薬剤師からの指示で各部門への連絡及 び院内回収作業を行う。 医薬品の包装変更及び製造中止などに際して薬剤師の指示で各部門への連絡と今後の 対応案の策定を行う。 医薬品の破損・汚損の防止を考慮した仕組み作りの提案と環境整備を行い、破損・汚損の 状況を調査・分析し報告を行う。

2.2.2. 購買・納品検収業務

①発注業務 薬品供給室内の医薬品在庫を確認し、発注データ作成などの業務を行う。 薬剤師の指示を受け、発注業務を行う。

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2.2.3. 各部門管理業務

①定数管理業務 3ヶ月ごと部門ごとの使用実績状況をもとに定数検討表の作成とそれに基づく適正定数 案(定数化すべき医薬品を含む)の策定を行い提示する。 各部門での定数変更に関わる実作業。定数入れ替え作業などを行う。 定数変更に伴う登録作業を行う。 日常各部門からの定数変更(新規追加、削除、数量変更など)への対応を行う。変更依 頼要求をとりまとめ薬剤師の指示下で対応を行う。 ②在庫管理業務 各部門の医薬品保管場所のレイアウト図の作成と保管場所明示のラベル貼付を行う。 各部門の棚卸し作業を定期的に行い、状況を報告する。 毒薬・向精神薬等については、毎日棚卸を行い薬剤師に報告する。 棚卸し結果について誤差の原因を追跡し、誤差修正などのデータ入力を行う。

2.2.4. 搬送管理業務

①搬送業務 定期的に搬送・管理業務(作業)スケジュールの改善案の策定を行い提示する。(地 下・MB倉庫在庫と部門在庫との最適配分による搬送費用の抑制を含む。) スケジュールに従った搬送の実現。 常備在庫については定数補充方式を基本とする。 臨時搬送については、その頻度・品目の分析を行い定数の見直しなどで極力発生しな いように努めること。 各部門への搬送と格納(所定の格納位置への格納まで)を行う。この時、同時に格納 状態、医薬品状態のチェックも行い汚損・破損や誤格納を防止すること。 ・現在の予定では、原則毎日の搬送を予定している。ただし、臨時・緊急についてはこ の限りではない。 ・医薬品と医療材料との貨物混載が可能であること。 定期搬送時には、注射薬、内服薬、外用薬等も搬送を行うこと。 搬送時、破損・汚損品及び不要品(臨時請求品などで)の回収を行い、薬剤師の指示 下で在庫繰り入れなどを行う。 患者毎(一本渡し分)、術式別のセット供給品で未使用品の回収を行い、薬剤師の指 示下で在庫の繰り入れなどを行う。 ②搬送什器管理 搬送用什器(カートなど)の清拭及び消毒を行い、清潔を保つこと。

2.2.5. サテライト管理業務

①手術部 手術部サテライトの定数在庫の確認と補充を行う。この時、同時に格納状態、医薬品 状態のチェックも行い汚損・破損や誤格納を防止すること。 各室在庫定数確認と補充を行う。 手術用医薬品カセットの準備を行う。また、術式後、カセットを回収し、使用数を確認、 入力を行う。

2.2.6. コンピュータ処理業務

①データ管理業務 コンピュータへのデータ入力業務全般を行う。 ②マスタ管理業務 医薬品マスタをはじめとする各種マスタデータのメンテナンス業務を行う。

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2.3. 医薬品(十三市民病院)

①搬送業務 搬送対象物は、薬品・薬車・滅菌物・検体・各種伝票・ダムウェータコンテナと する。また、搬送業務スケジュールを作成し、委託者の担当者に提出したうえ で業務を遂行すること 薬品及び薬車の搬送  薬剤部で払出し準備された薬品を搬送(薬品請求伝票回収業務を含む)す ること。  各部署配置の空の薬車と薬剤部にて準備した薬車を交換すること。 検体の搬送  外来部門の検体を中央臨床検査部へ搬送(1日2回)すること ダムウェータコンテナの搬送 日用品等消耗品の納品検収 ②薬剤部関連業務 (土・日・祝日のみの業務) 注射個人セット関連業務  病棟別薬品集計表に基づき薬品を収集(輸液のピッキング)すること。  空トレーの収集・補給を行うこと。  ピッキングマシン専用払出トレーの薬車前への整列作業(病棟単位)を行うこ と。  ピッキングマシンに用紙及びラベルを補給すること。  トレー内の注射箋整理を行うこと。 IVH調整関連業務  IVH薬品集計表に基づき薬品を収集すること。  洗浄パスボックスに薬品を補充すること。  調製済IVHの整理を行うこと。 搬送業務  注射個人セット完了後の薬車を搬送し、空薬車を回収すること。  IVH調整完了後の薬品を搬送すること。 その他業務  薬車の引き出し内を整理を行うこと。  処方箋の整理を行うこと。  輸液類の棚の整理(収納は薬剤師・補助員が行う)を行うこと。  注射薬カートの返却薬・中止薬を取り出すこと。  薬剤師不在時(無菌室入室時)の電話対応を行うこと。 薬剤師不在時(無菌室入室時)のダムウェータ対応を行うこと。 先渡し注射箋の整理を行うこと。 その他必要な関連業務を行うこと。

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2.4. 総合医療センター中央手術部

2.4.1. 医療材料管理

①術室在庫管理 手術室定数および臨時物品の補充業務。補充時、期限の確認実施。 入荷遅延などによる欠品発生時、病院へ報告し指示を受け、当該業者への連絡と確 認を行い代替品等の提示を行う。 搬入(入荷)物品の格納を行う。 棚卸し作業を定期的に行い、状況を報告する。 棚卸し結果に基づいて誤差の追及を行い、誤差修正などのデータ入力を行う。 手術室内の物品整理業務を行う(日常の物品収納業務及び清潔管理など)。また、 保管場所のレイアウト図作成、収納棚などのラベルメンテナンスを行う。 ②手術物品管理業務 手術予定に従い、患者別術式別に必要な材料(術式別セットとしてSPD倉庫に在庫) のリストを作成し、準備する。 手術決定後、医材の追加・変更・削除等を行う。 緊急手術のための手術材料準備を行う。 麻酔カートへの材料等補充を行う。 手術予定前の所定の時刻に、所定の場所へ準備物品を搬送する。洗浄・滅菌委託 の受託者との連携等について委託者と協議する。 手術終了後、準備したが使用されなかったものは回収し、所定の場所へ格納、また は業者へ返品する。 手術終了後、使用した預託品、持込品について事業者へ使用連絡を行う。 ③手術室定数管理 過去3ヶ月間の定数使用実績状況をもとに、術式別準備物品と定数準備物品の配分 や適正数を検討し、案を提示する。 定数変更に関わる実作業。定数入れ替え作業などを行う。 定数変更に伴う登録作業を行う。 日常の定数変更(新規追加、削除、数量変更など)への対応を行う。変更依頼の妥 当性を検討し相互了解の下での対応を行う。 定数保管場所のレイアウト図の作成と保管場所明示のラベル貼付を行う。 ④デッドストック管理 不動在庫物品一覧表を定期的に作成し、原因究明を行う。 不動在庫品の処理案をまとめ病院への報告を行う。この時、包装品であれば返品・ 交換対象とし、バラ品の場合には院内使用促進対策案を提示する。 納入業者への返品(交換)交渉を行う。 ⑤品質管理業務 有効期限の調査・集計を行い期限切迫品については切迫シールの貼付を行う。 単品管理対象品は定期的に残存状況をリストアップし現物との照合を行う。 不良品発生時(メーカーからの回収指示品など)のスタッフへの連絡及び回収作業を 行う。 物品の仕様・型式・包装変更及び製造中止などに際してのスタッフへの連絡と、今後 の対応案を提示する。 物品の破損・汚損の防止を考慮した仕組み作りの提案と環境整備を行い、破損・汚 損の状況を調査・分析し報告を行う。

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2.4.2. 医薬品管理業務

①在庫管理業務 手術室サテライト薬局への薬品補充業務。補充時、期限の確認、医薬品状態、格納 状況等チェックを実施すること。 各室在庫定数確認と補充を行う。 棚卸し作業を定期的に行い、状況を報告する。 棚卸し結果に基づいて誤差の追及を行い、誤差修正などのデータ入力を行う。 手術室サテライト薬局および手術室内の薬品整理業務を行う(日常の収納業務及び 清潔管理など)。また、保管場所のレイアウト図作成、収納棚などのラベルメンテナン スを行う。 ②手術薬品管理業務 手術用医薬品カセットの準備を行う。 手術予定前の所定の時刻に、所定の場所へ準備物品を搬送する。 手術終了後、手術用薬品カセットを回収し、使用数を確認し、入力を行う。 ③手術室定数管理 過去3ヶ月間の定数使用実績状況をもとに定数検討表の作成とそれに基づく適正定 数案を提示する。 定数変更に関わる実作業。定数入れ替え作業などを行う。 定数変更に伴う登録作業を行う。 日常の定数変更(新規追加、削除、数量変更など)への対応を行う。変更依頼の妥 当性を検討し相互了解の下での対応を行う。 定数保管場所のレイアウト図の作成と保管場所明示のラベル貼付を行う。 ④品質管理業務 定期的に有効期限の調査・集計を行い期限切迫品については切迫シールの貼付を 行う。 不良品発生時(メーカーからの回収指示品など)薬剤師の指示を受け、スタッフへの 連絡及び回収作業を行う。 薬品の包装変更及び製造中止などに際してのスタッフへの連絡を行う。 薬品の破損・汚損の防止を考慮した仕組み作りの提案と環境整備を行い、破損・汚 損の状況を調査・分析し報告を行う。

(17)

17

3. 物流情報システムに関する要求仕様

3.1.1. 前提条件

① 材料の指定は、材料にソースマーキングされている各種バーコード(GS1-128コード、JANコード等)で の入力が可能であること。 ② 薬品の指定は、薬品にソースマーキングされている各種バーコード(RSSコード、JANコード等)やHOTコ ードでの入力が可能であること。 ③ ID・パスワード、または生体認証等の方法を用いて、入力者の限定が可能であること。 ④ 大阪市民病院機構固有の物品コードを付番すること。 ⑤ 総合医療センター・十三市民病院・住吉市民病院の情報管理が一元的に行えること。 ⑥ 電子カルテ端末から、診療材料・薬品等の請求が可能であること。 ⑦ 総合医療センター・十三市民病院・住吉市民病院の採用状況を区別して登録できること。 ⑧ 術式別のコスト算出が可能であること ⑨ 当機構の依頼による各種帳票が出力可能であること

3.2. 医療材料

3.2.1. 発注管理

① 物品別に発注基準数を設定でき、払出により在庫が減少し、在庫数が発注基準数に達した時点で業者 別に自動的に発注書が作成できること。 ② 発注基準数をSPD倉庫に設定し、過去の発注実績を基準にして自動的に基準数を算出できること。 ③ 在庫量を基準に自動的に算出された発注数量を端末から検索・確認しながら任意に数量の変更を行い 発注数を確定して発注書を作成できること ④ 物品コードを入力し発注数量と発注単位・発注金額を任意に決定して発注書を作成する機能を有し更に 修正が可能なこと。尚、物品コードの入力の際にはバーコードリーダによる入力が可能なこと ⑤ 発注方法には関わらず、発注書には必ず重複しない発注番号が付番されること ⑥ 業者預託品の購入手続きを行う際、同時に補充・納品・使用情報を作成する機能を有していること ⑦ 発注情報の画面での検索ができること ⑧ 発注情報を確認するためのリスト作成機能があること ⑨ 上記⑦、⑧共に業者指定、日付指定(範囲)等が可能であること ⑩ 購入対象となる物品には現在庫数と発注残数が表示されていること ⑪ 発注書については、自動FAX機能もしくは、メール機能により該当する業者に自動的に送信できること

3.2.2. 入荷・納品管理

① 発注番号、発注日、業者指定で発注情報を検索し分納や欠品を確認しながら納品情報を一括で自動的 に作成する機能を有していること ② 上記①と同様に発注情報を検索し、随時納品情報を作成でき、かつ修正も可能なこと ③ 業者への返品の際、物品コードにより納品情報を検索し返品入力ができること ④ 納品時点(入荷処理時)で指示により同時に使用情報作成を行う機能を有していること ⑤ 納品情報(入荷情報)の検索を端末画面上で行う機能を有していること ⑥ 納品情報(入荷情報)確認のためリストの作成が可能なこと ⑦ 上記⑤、⑥に関して物品指定、納品日指定(範囲)、流通区分指定などで検索が行えること ⑧ 部署別及び販売業者別の納品明細表の作成が可能なこと ⑨ 仮受(仮納品書)の対応が可能なこと ⑩ サンプルの納品(入荷)処理が可能なこと ⑪ 預託分と購入分の納品処理が可能なこと ⑫ 納品処理は製品に貼付されているGS1-128バーコードの読み取りでも行えること。その際、有効期限、 ロット番号なども記録できること ⑬ 分納や欠品にも従来の発注番号により、対応できる機能を有していること

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3.2.3. 支払管理

① 月次で販売業者別の納品明細表の作成が可能なこと ② 月次で販売業者毎物品毎の購入明細の作成が可能なこと ③ 販売業者別の一括値引き処理が可能なこと ④ 値引き一覧表の作成が可能なこと ⑤ 買掛に関する各種帳票の作成が可能なこと ⑥ 物品毎の一括値引き処理を期間遡及できること

3.2.4. 払出管理

① 払出の際には、SPD倉庫在庫から減算する機能を有していること(総合医療センター) ② 払出の単位は発注単位・納品単位以下で品目別・部署別に設定できること ③ 各部署から回収されたバーコードカード入力後ピッキングリストの作成が可能なこと。なおこの機能におい て在庫不足が生じた場合にはエラーリスト(アラームリスト)の作成が自動的に行えること。また、画面でカ ードの特定ができること ④ 上記に加えてディスポカード対応のためピッキングリスト作成と同時にディスポカードの作成ができること。 尚、この指定はマスタでの指定も可能であること。ディスポカードには、払出日の印刷も可能なこと ⑤ 各部署からの請求オーダーに基づきピッキングリストの作成、払出データ作成が可能なこと。 ⑥ 定数品(カード対応)であっても臨時対応のためマニュアルで払出入力が可能なこと ⑦ 臨時の払出品もバーコードカード作成ができること。 ⑧ 定数の定時払出分と臨時分のデータ識別が可能であること ⑨ バーコードカードの読み取り時には該当する払出データにカード回収の情報が自動的に書き込まれるこ と。払出とカード回収による消費(使用)確認ができること ⑩ 払出に関する各種帳票の作成ができること(カスタマイズ含む) ⑪ 入荷/納品処理において貼付した商品ラベルとバーコードカードを入力し、誤品がないかのチェックをハ ンディターミナルにて行える機能を有していること ⑫ 科別、患者別での払出登録が可能なこと。

3.2.5. 消費管理

① SPD倉庫より各部署への物品払出の際、また各部署での物品使用の際に、在庫を増減させる機能を有し ていること。使用の単位は発注・納品単位以下で品目別で設定できること ② 部署コード物品コードを入力し使用数量と使用単位により部署別使用情報を作成する機能を有している こと ③ 各部署での定数管理、使用管理用にバーコードカードを作成する機能を有していること。 ④ 上記のバーコードカードには以下の項目が表示されること。 ⅰ)物品コード(JANなど) ⅱ)物品コード枝番 ⅲ)物品名 ⅳ)規格・品番 ⅴ)メーカーコード/メーカー名 ⅵ)部署コード/部署名 ⅶ)価格(定価又は償還価格) ⅷ)数量/単位/入り数/バラ単位 ⅸ)流通区分(非在庫品定数、臨時)

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3.2.6. 保険請求漏れ管理

① 診療報酬請求を効率化するため、特定保険医療材料に添付する剥離可能な保険シールの作成機能を 有していること。この機能は発注時または入庫時、数量に該当する枚数を自動的に作成できること。また、 物品コード指定により随時作成も可能なこと。 ② 保険シールには以下の項目を表示すること ⅰ)物品コード ⅱ)医事コード ⅲ)物品名 ⅳ)規格・品番 ⅴ)メーカー名 ⅵ) 価格(定価及び償還価格) ⅶ) 保険請求区分 ③ 保険請求可能品目であっても、物品により発行の有無を指示できること。その設定も発注時自動、発注時 手動など各種行うことができること ④ 使用実績データの中に医事コードを有し(又は有するのと同等)、医事システムからのデータにより部署別 の突合が可能であること。

3.2.7. 在庫管理

① SPD倉庫及び各部署の在庫定数登録を行うための機能を有していること。その際SPD倉庫在庫品、非 在庫品の区別及び購入品、預託品の区分別に登録が可能であること。また、同一品目であってもSPD倉 庫在庫品、預託品在庫の区別が可能であること。 ② バーコードカードは、上記区分別に識別が可能であること。 ③ 部署間貸借情報を入力できること。 ④ 年末年始等の連休前に一時的に在庫を増加できるよう臨時定数在庫用のバーコードカードを作成する 機能を有していること。また、連休中の材料の消費推定数量を期間の指定により過去の実績等から自動 的に算定する機能を有していること。 ⑤ 現在在庫状況を物品別・納品日別に検索できること。及び期限管理品目については在庫品の期限状況 の確認もできること。 ⑥ 不動在庫状況を部署別・物品別に検索ができること。 ⑦ 部署毎に棚卸調査票の作成ができること。 ⑧ 棚卸による理論在庫と実在庫の差異を登録できること。その際、差異理由の登録も可能なこと。 ⑨ ハンディターミナルによる棚卸機能を有していること。

3.2.8. 契約管理

① 1つの物品マスタに対して1つの契約価格マスタを有し、価格変更の際には各物品マスタを個々に修正 せず一括変更が可能であること。 ② 契約価格マスタは履歴を有し、シミュレーションが可能なこと。その際、契約期間、契約業者も有している こと。原則として、契約期間における業者の重複はないものとする。 ③ 契約価格の納品金額、使用金額、在庫金額などへの遡及改訂処理が可能なこと。また、契約価格を事 前に登録し、指定した日付になった時点で変更できること。 ④ 償還価格の改定時に於いては、「償還区分コード/償還区分名」に基づいた償還価格改定のデータを 提供し、一括更新が可能なこと。 ⑤ 入札品目リストの作成は、契約区分、物品コード、業者別、材料分類、予算科目等の指定で可能なこと。 また、同時に業者用のデータをリストと同時に作成できること。 ⑥ 業者からのデータによる業者別の応札情報の登録が可能なこと。また、登録された応札情報から自動的 に落札業者を決定し落札情報を作成できること。 ⑦ 応札における落札決定には、物品別最安価、メーカー別最安価、トータル最安価など各種シミュレーショ ンパターンが可能なこと。また、昨年度実績によるシミュレーションが可能なこと。 ⑧ 応札情報を物品の契約価格マスタへ移行できること。 ⑨ 償還価格改定の際には、昨年度実績による対比ができること。この時⑦とも関連し償還価格差率を指定 することにより物品の購入価をリストアップできること。 ⑩ 各履歴(契約単価、契約業者、償還価格、定価等)の保有は制限を設けないこと。

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3.2.9. マスタ管理

① 各種のマスタファイルや各機能へのアクセスにはパスワード管理等によるセキュリティを確保すること。 ② 物品マスタの登録件数は制限がないこと。 ③ 物品毎に発注単位、払出単位、使用単位などの設定ができること。 ④ 物品毎に納品条件の設定が可能なこと。 ⑤ 各機能における物品検索は、規格、カタログNo、メーカー名、名称(途中文字検索も含む)、保険区分 等による検索が可能であること。 ⑥ 各種物品マスタリストの作成が可能であること ⅰ)物品リスト ⅱ)物品別単位リスト ⅲ)業者別物品リスト ⅳ)メーカー別物品リスト ⅴ)用途別物品リスト ⅵ)分類別物品リスト …等 ⑦ 次に示す各種基本マスタの管理が可能なこと ⅰ)部署マスタ ⅱ)用途マスタ ⅲ)物品分類マスタ ⅳ)予算科目マスタ ⅴ)メーカーマスタ ⅵ)業者マスタ ⅶ)各種区分マスタ ⅷ)償還分類マスタ ⅸ)手術・検査・治療・処置マスタ ⅹ)セットマスタ …等 ⑧ 価格等の項目について、利用者により表示制限が可能なこと。

3.2.10. データ管理

① 各種情報を月次単位で累積作成する機能を有していること。 ② 常時36ヶ月以上の検索が可能なこと。 ③ データの保存期間は、無制限とする。 ④ ハードディスク容量を超過する場合は、メディア(CDなど)にバックアップし、随時参照できること。 ⑤ データのバックアップは自動的にできること。 ⑥ データの復元処理が容易であること。 ⑦ 以下のデータについて、CSV形式でデータ出力ができること。 ⅰ)各種マスタ ⅱ)発注情報 ⅲ)納品情報 ⅳ)払出情報 ⅴ)使用情報 ⅵ)術式別コスト情報 ⅶ)月次累積情報 これらについては、メニュー画面で要求項目指定、期間指定などにより取得できることとする

(21)

21

3.3. 医薬品

3.3.1. 前提条件

① 検査試薬、造影剤、輸血用血液製剤、RI等についても取扱が可能であること。

3.3.2. 発注管理

① 薬品別に発注基準数を設定でき、払出により在庫が減少し、在庫数が発注基準数に達した時点で業者 別に自動的に発注書が作成できること。 ② 発注基準数を過去の発注実績、払出実績などを基準にして自動的に基準数を算出できること。 ③ 年末年始等の連休前に一時的に在庫を増加できるよう連休中の薬品の消費推定数量を期間の指定に より過去の実績等から自動的に算定し発注数を決定する機能を有していること。 ④ 在庫量を基準に自動的に算出された発注数量を端末から検索・確認しながら任意に数量の変更を行 い、発注数を確定して発注書を作成できること。 ⑤ 薬品コードを入力し発注数量と発注単位を任意に決定して発注書を作成する機能を有し、更に修正が 可能なこと。 ⑥ 発注方法に関わらず、発注書には必ず重複しない発注番号が付番されること。 ⑦ 発注情報を画面で検索ができること。 ⑧ 発注情報を確認するためのリスト作成機能があること。 ⑨ 上記⑦、⑧共に業者指定、薬品指定、日付指定(範囲)、発注№指定等が可能であること。 ⑩ 購入対象となる薬品には現在庫数と発注残数が表示されていること。 ⑪ 発注書については、自動FAX機能もしくは、メール機能により該当する業者に自動的に送信できること ⑫ 所定のフォーマットのデータを受け取り、発注データとして登録できること。

3.3.3. 入荷・納品管理

① 納品処理は製品に貼付されているバーコードの読み取りでも行えること。その際、有効期限、ロット番号 なども記録できること ② 発注番号、発注日、業者指定で発注情報を検索し分納や欠品を確認しながら納品情報を一括で自動 的に作成する機能を有していること。 ③ 上記①と同様に発注情報を検索し、随時納品情報を作成出来且つ修正も可能なこと。 ④ 業者への返品の際、薬品コードにより納品情報を検索し返品入力ができること。 ⑤ 納品情報(入荷情報)の検索を端末画面上で行う機能を有していること。 ⑥ 納品情報(入荷情報)確認のためリストの作成が可能なこと。 ⑦ 上記⑤、⑥に関して業者指定、薬品指定、納品日指定(範囲)、発注NO指定などで検索が行えること。 ⑧ 業者別、部署別、機器別(検査試薬)の未納品の検索及びリストの作成が可能なこと。 ⑨ 納品処理はハンディターミナルでも行えること。また、そのデータをアップロードできること。 ⑩ 分納や欠品にも従来の発注番号により、対応できる機能を有していること。 ⑪ 入荷入力後、薬品格納リストを出力すること。

3.3.4. 支払管理

① 月次で販売業者別の納品明細表の作成が可能なこと。 ② 月次で販売業者毎薬品毎の購入明細の作成が可能なこと。 ③ 販売業者別の一括値引き処理が可能なこと。 ④ 値引き一覧表の作成が可能なこと。 ⑤ 買掛に関する各種帳票の作成が可能なこと。 ⑥ 薬品毎の一括値引き処理を期間遡及できること。

3.3.5. 払出管理

① 払出の際には、在庫から減算する機能を有していること。 ② 払出の単位は発注単位・納品単位以下で品目別・部署別に設定できること。 ③ 払出の入力(定数分)は、部署単位1画面でもできること。部署ごとの定数セット表示が可能であること。 ④ 払出登録時、患者IDの入力も可能なこと。 ⑤ 定数品であっても臨時対応のためマニュアルで払出入力が可能なこと。 ⑥ 定数の定時払出分と臨時分のデータ及び一本渡し分のデータの識別が可能であること。 ⑦ アンプルピッカーの払出データにより、アンプルピッカーへの補充リストの作成ができること ⑧ 各部署からの請求データを利用し、補充リストの作成ができること。 ⑨ アンプルピッカーのデータを利用して在庫から減算する機能を有していること。 ⑩ アンプルピッカーとのデータ連携については、リアルタイムに近い接続が行えること。

(22)

⑪ 薬品によってオーダーカード使用の場合には、カード作成ができること。カード読み込みにより払出およ び消費データが作成されること。カードはリユースが望ましい。カードには、薬品コード、薬品名、規格、 数量、部署及び払出日などが印刷されること。 ⑫ 定数使用分のカウント数入力にはハンディターミナルの使用ができること。また、そのデータをアップロー ドできること。 ⑬ 払出に関する各種帳票の作成ができること。 ⑭ セットでの払出登録時には最低3層のセットのネストが可能なこと。

3.3.6. 消費管理

① 各部署への薬品払出の際、また、各部署での薬品使用の際に、部署在庫を増減させる機能を有してい ること。使用の単位は発注・納品単位以下で品目別で設定できること ② 部署コード薬品コードを入力し使用数量と使用単位により部署別使用情報を作成する機能を有している こと ③ オーダーカードを読み取り使用情報を作成できること。また同様にして使用・発注情報の作成ができるこ と ④ 使用情報には薬品区分、医事コードを有すること ⑤ セットで払い出された薬品についての使用登録が可能なこと。その際未使用物品は在庫加算できること ⑥ セットで払い出されたデータについて、その使用状況の統計が取れること ⑦ 血液製剤、特定生物由来製品などに関しては、使用情報にロット番号、シリアル番号を記録できること。 また、その際に患者IDの入力もできること ⑧ 部署毎の使用情報を検索しリストを作成する機能を有していること。その際、薬品指定、期日指定(範 囲)などが可能であること ⑨ 汚損、破損などによる廃棄情報を作成できること。廃棄理由を登録できること。

3.3.7. 在庫管理

① 薬品供給室(薬剤部)及び各部署の在庫定数登録を行うための機能を有していること。その際薬品供給 室(薬剤部)在庫品、非在庫の区別が可能なこと。 ② 年末年始等の連休前に一時的に在庫を増加できるよう連休中の薬品の消費推定数量を期間の指定に より過去の実績等から自動的に算定する機能を有していること。 ③ 現在在庫状況を薬品別・納品日別に検索できること。及び在庫品の期限状況の確認もできること。 ④ 不動在庫状況を部署別・薬品別の検索ができること。 ⑤ 部署毎に棚卸調査票の作成ができること。 ⑥ 棚卸による理論在庫と実在庫の差異を理由別に処理できること。 ⑦ ハンディターミナルによる棚卸機能を保有していること。

3.3.8. 契約管理

① 1つの薬品に対して1つの契約価格マスタを有し、価格変更の際には各薬品を個々に修正せず一括変 更が可能であること。 ② 契約価格マスタは履歴を有し、シミュレーションが可能なこと。その際、契約期間、契約業者も有してい ること。契約期間における業者の重複はないとする。 ③ 契約価格の納品金額、使用金額、在庫金額などへの遡及改訂処理が可能なこと。また、契約価格を事 前に登録し、指定した日付になった時点で変更できること。 ④ 薬価の改定に於いては、厚生省コード/JANコードに基づいたデータからの一括更新が可能なこと。

(23)

23

3.3.9. マスタ管理

① 各種のマスタファイルや各機能へのアクセスにはパスワード管理等によるセキュリティを確保すること ② 薬品マスタの登録件数は制限がないこと。 ③ 薬品毎に発注単位、払出単位、使用単位などの設定ができること。各単位については複数の係数の登 録が可能なこと ④ 薬品毎に納品条件の設定が可能なこと。 ⑤ 各機能における薬品検索は、薬効、規格、一般名、メーカー名、名称(途中文字検索も含 む)、薬品区分などによる検索が可能であること ⑥ 各種薬品マスタリストの作成が可能であること ⅰ)薬品リスト ⅱ)薬品別単位リスト ⅲ)業者別薬品リスト ⅳ)メーカー別薬品リスト ⅴ)薬効別薬品リスト ⅵ)分類別薬品リスト ⅶ)その他 ⑦ 次に示す各種基本マスタの管理が可能なこと ⅰ)部署マスタ ⅱ)用途マスタ ⅲ)薬品分類マスタ ⅳ)予算科目マスタ ⅴ)メーカーマスタ ⅵ)業者マスタ ⅶ)各種区分マスタ ⅷ)手術、処置マスタ ⅸ)セットマスタ ⅹ)その他 ⑧ マスタ変更の履歴が取得できること。 ⑨ 薬品ごとに取扱部門の設定が可能なこと。また、取扱部門によって、表示医薬品の制限ができること。

3.3.10. データ管理

① 各種情報を月次単位で累積作成する機能を有していること。 ② 常時36ヶ月以上の検索が可能なこと。 ③ データの保存期間は、無制限とする。 ④ ハードディスク容量を超過する場合は、メディア(CDなど)にバックアップし、随時参照できること。 ⑤ データのバックアップは自動的にできること。 ⑥ データの復元処理が容易であること。 ⑦ 以下のデータについて、CSV形式でファイル出力ができること。 ⅰ)各種マスタ ⅱ)発注情報 ⅲ)納品情報 ⅳ)払出情報 ⅴ)使用情報 ⅵ)月次累積情報 ⅶ)現在庫情報 これらについては、メニュー画面で要求項目指定、期間指定などにより取得できることとする ⑧ 上記の出力時は、使用者は各種マスタ、ファイルの意識をすることなく指定が行えるものとし、この時設 定した内容は自動的に保存され再利用できるものとする。 ⑨ 日報・月報・年報の作成が可能であること。

(24)

4. 医材SPDに係る補足説明

4.1. 定数とセットの考え方

4.1.1. 定数の定義

定数は、品目及び数量を決定する必要があるが、その決定にあたっては以下の(1)~(3)項の視

点で考える。

(1) 使用頻度と量

使用頻度とは、一定期間内にどれだけの頻度で、どの程度使用されているかということであり、

一般的には、

1.毎日使用する。

2.1週間に1度は使用する。

3.2週間に1度は使用する。

4.月に1度は使用する。

5.年に1から2度は使用する。

などの視点で検討する。

(2) 物品属性

物品属性とは、物品自体の持つ緊急性や、調達までのリードタイムなどを考慮することで、一般

的には、次のようにランク付けがなされる。

Aランク:絶対欠品してはならない。(安全係数 高)

当該部署特有品かつ緊急性が高い物品

Bランク:Aランクほどではないが、頻繁に使用するものでできる限り欠品は避けたい。(安全係数

中)

Cランク:使用頻度もさほどではなく、他部署でも保有している、或いは他品での代用も可能な物

品。(安全係数 低)

(3) 供給頻度

定数の検討は、更に供給頻度の視点からも検討される。

1.格納什器とスペースにより、各部門での格納物の最大量が決定され、

2.在庫リスク、搬送費用の観点から中央倉庫と部門在庫の最適配分が決定され、

3.それにより、供給回数が決定される。

(4) 定数の定義

定数は、上記(1)~(3)項を考慮して決められた、部門ごとに常備する品目と数量を言う。

この他、各部門では定数には採用されていないものの、病院全体で一定期間内に使用され

る物品についても、部門ではなく「病院定数」として定数扱いとする。

4.1.2. セット

本仕様では、可能な限り行為ごとのセット化を図り、患者単位の供給を進めることとする。

ここでいうセット化とは、製品としてのキット(※)ではなく、単品を収集してパッキング

したものであり、未使用時は再利用できるものである。

(25)

25

(1) 行為ごとのセット

ⅰ)術式セット

手術の術式ごとに、使用される医療材料、衛生材料及び滅菌物などをセットしたもの

で、手術予定に合わせて収集作成し、患者ID、手術日時、手術室番号などの情報を印刷

したラベルを貼付して供給される。

ⅱ)行為セット

主として、病棟で行われる処置や検査準備に使用される医療材料及び衛生材料などを

セットしたもので、下記の運用を行う。

1.可能な範囲で、セット化したものを中心とし、単品バラの定数品目を少なくする。

(2) セット化の準備

SPD導入後のスムーズな運用を目指すため、事前にセット化に関する基礎データの整理

を行なう。下記を参照し、セット構成品の洗い出しを行う。

1.看護手順などの参照

2.手術準備表などの参照

5. セルフモニタリングの考え方

5.1.1. セルフモニタリングの概要と基本原則

委託事業者は、本事業の各業務における業務実施状況についてセルフモニタリングを行い、

委託契約書、仕様書、評価基準書、提案書等に定められた業務を確実に遂行しているか確認

を行う。

5.1.2. セルフモニタリングの実施

委託事業者は、委託事業者のサービス提供の量や質に関するセルフモニタリングを実施す

る。

5.1.3. セルフモニタリングの実施者

セルフモニタリングは、委託事業者が行う。セルフモニタリングの内容及び方法は、以下

のとおりである。

分類 方法 内容 実施タイミング 委 託 事 業 者 が 行 う セ ル フ モ ニタリング 当機構への適宜の口頭報告 当機構への定期的、非定期 的な口頭報告 日次・週次等 各種報告書の作成・提出 報告書(業務日報、業務報 告書(月次)等)の作成及 び当機構への提出・説明 報告頻度と同じ 施設利用者(職員、その他訪 問者を含む)からの聞き取 り、アンケート調査等 委託事業者が独自に実施 する聞き取り調査、アンケ ート調査等 委託事業者提案 による その他、委託事業者が提案す る独自の方法 委託事業者提案による 委託事業者提案 による

5.1.4. セルフモニタリング実施計画書の作成

委託事業者は、業務委託契約締結後、セルフモニタリングの時期、内容、手続き、様式を

含むセルフモニタリング実施計画書を作成する。

委託事業者は、セルフモニタリング実施計画書を段階的に作成し、当機構の確認を得るこ

と。

提出・確認の期限の目安は、以下のとおりとする。

種類 提出・確認のタイミング セルフモニタリング実施計画書の基本概要 業務開始2ヶ月前 セルフモニタリング実施計画書の最終版 業務開始1ヶ月前

5.1.5. セルフモニタリングの費用負担

委託事業者は、5.1.3で定めた自己が行うセルフモニタリングに関する費用については、自

己にて負担するものとする。

(26)

5.1.6. セルフモニタリングの手順

(1) 業務日報等の提出

委託事業者は、セルフモニタリングの一環として、業務日報(毎日)及び業務報告書(毎

月)を作成し、当機構へ提出する。

(2) 当機構によるモニタリングの実施

当機構は、委託事業者が作成した業務日報及び業務報告書に基づき、日常的なモニタリ

ングを行い、委託事業者が提供する業務の実施状況を確認する。

なお、当機構は、必要に応じて自ら各業務の遂行状況を直接確認・評価する随時モニタ

リングを行うことがあるので、その場合委託事業者はその実施に協力すること。

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