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オフコン用プログラムの 開発ツールについて

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(1)

30rl

オフコン用プログラムの

        開発ツールについて

      1。はじめに

 事務処理の迅速化・整合化はもとより,統合的な事務の合理化・効率化をめ ざしてオフィス・コンピュータ(以下ナフコンと略す)を導入する企業が急増

している。

 だが,業務をオフコン化するにはいくつかの問題点を解決しておかなければ ならない。

 本論文では,オフコン導入時の留意点のいくつかと,導入後のソフトウェア のツールとして,CRTディスプレイ装置の画面表示の制御と,ファイルのメ ンテナンス・プログラムの自動発生について述べる。

      2.オフ:コン・システムの開発  いくつかの問題点の一つに,ソフトウェアの開発がある。

 オブコソにおけるユーザーの業務処理用のソフトウェアの開発として,自社 開発と外部委託およびパッケージ・システムの利用などの方法がある。

 自社開発は,メーカーのシステム・エンジニアの指導と協力をうけながらユ ーザーが開発するので,業務に合ったきめの細かい処理をオフコンに乗せるこ とができるし,稼動後にシステムを変更したり拡張したりすることも容易であ

るQ

 しかし,オフコンのシステムはこういつた専門要員を置かないのが普通であ

ある。

(2)

 352 彦根論叢 二水60年記念論文集(222・223号)

 その理由は,オフコン導入企業の大部分を占める中小企業では,人材不足の 面から社内にシステム・エγジニアやプログラマを置くことが大変困難である し,またオフコン稼動時はそういった専門要員不要の場合が多く,極めて不経 済であるということである。

 外部委託は,システム設計やプログラミングなどのシステムの開発作業を,

メーカーあるいはソフトウェア会社へ全面的に委託するのであり,自社開発よ りは短期間で確実に機械化でき,しかも専門要員を必要としないという利点は あるが,開発に多くの費用がかかるという欠点もある。

 パッケージ・システムの利用は,メーカーの用意した既製のアプリケーショ ン・パッケージ・システムを利用する方法で,前の二つの方法に比べてコスト が安く,即座にシステムをスタートできるという便利さはある。

 だが,導入企業側の業務処理があまり標準化されていないこともあって,適 用が困難となることが多く,導入後のシステムの変更や拡張が難しいし,また 将来,個々の業務を統合した大きなシステムにする際には,最初から作り直さ なければならないという問題点も考慮しなければならない。

3. ソフトウェア開発ツール

 以上,ユーザーはいずれかの方法,あるいは組み合わせの方法,すなわち自 社開発とパッケージ・システムの利用や外部委託とパッケージ・システムの利 用などの方法を採用することになる。

 しかし長期的に見て,システムの修正を繰り返しながら質的・量的な向上が 期待できるといった点や,システムの変更に即座に対応できるといった点を考

えると,自社開発を行う方法が最も良いと思われる。

 けれども,先に述べたとおりオフコンのシステムでは,必要とする専門要員 を置けないのが一般的である。

 そこで,熟練した専門要員がいなくても,システムの自社開発および保守が 可能となる方向へ考察していく。

 その具体的な方法の一つとして,ここではプログラム作成のソフトウェア・

(3)

      オフコン用プログラムの開発ツールについて  353 ツールをとりあげる。

 オフコン用のシステムを設計・作成する上で,あらかじめ,プログラム作成 上便利で使い易い道具(ツール)をいくつか準備して置くことは大変に有効で

ある。

 今回紹介するツールは,CRTディスプレイ装置の画面表示に関する部分の プログラム発生ルーチンと,次に,取引先ファイルや製品ファイルの様な参照 用ファイルのメンテナンスを行うプログラムを発生するルーチンである。

 ツール開発には,日本電気のN5200モデル05のオフコンを使用した。

 使用したオペレーティング・システムは,同じく日本電気のPTOS liであ り,使用言語はCOBOLである。

4.画面表示文字に関する各種の指定

 PTOS 11には, COBOLの画面堅雪用ユーティリティとしてSEDITとい うプログラムがすでに用意されている。

 しかし,SEDITの機能の中には画面上における色指定の項目が無い。

 そこで,SEDITを参考にし,色指定の機能を追加して画面制御部作成用プ ログラムSDEFを作成した。

 オフコン操作は,担当者がオフコンに不慣れな者であっても,容易に行える 方法を採らなければならない。

 その一つの方法として,オフコンの対話用入出力装置にカラー・キャラク タ・ディスプレイ装置を採用した。滑面の内容を種類ごとに色分け表示するこ とによって,より迅速に画面を読み取ることが可能となるし,また,読み取り の間違いから発生する操作ミスを未然に防ぐ助けにもなる。

 COBOLの画面制御部の入出力文字に関する各種の指定については,以下の

ものがある。

 ・画面上での文字の入出力指定

 ・画面上での行と列による入出力文字の位置指定  ・入出力文字のカラーの指定

(4)

354 彦根論叢 陵水60年記念論文集(222・223号)

・入出力文字の属性の指定

・入力文字のチェック指定

画面上での文字の入出力については,次のいずれかの指定をする。

FROM………入力時には機能しない。出力時にはFROMで指定した変数の      値を出力する。

INTO………入力時にはINTOで指定した変数へ値を入力する。出力時に      は機能しない。

USING……入力時にはUSINGで指定した変数へ値を入力する。出力時に      はUSINGで指定した変数の値を出力する。

VALUE……入力時には機能しない。出力時にはVALUEで指定した定数

     の値を出力する。

入出力文字の画面上の位置は,行と列で指定する。

LINE………行の値を1から24までで指定する。

COLUMN…列の値を1から80までで指定する。

入出力文字のカラーは,次の7色が指定できる。

R(赤),B(青), G(緑), Y(:黄), C(シアン), M(マゼンダ), W(白)

入出力文字の属性は,次のものを組合せて指定する。

H(ハイライト)一……・・CRTディスプレイ装置がグリーンモニターの場        合には文字を明るく表示する。カラーモニターの場        合は黄色で表示する。

R(リバース)………文字を転して表示する。すなわち,表示文字の色        と背景の色(黒)を逆にする。

B(ブリンキング)………文字を点滅して表示する。

S(シークレット)………入力文字を表示しない。

0(オーバーライン)……文字の上部に横線を表示する。

U(アンダーライン)……文字の下部に横線を表示する。

V(バーチカルライン)…文字の中心部に縦線を表示する。

N(ノーマル)……・・…・…入出力文字の属性を解除し,標準状態に戻す。

(5)

      オフコン用プログラムの開発ツールについて  355  ただし,OUVにおける横線や縦線の色は標準色の緑色で,この様な罫線に 対するカラーの指定はできない。

 入力文字は,次のものを組合せてチェックすることが可能である。

OVERFLOW・・…入力文字の桁数をチェックし,指定の桁数を越えた時にエ         ラーの表示をする。

 LENGTH………入力文字の桁数をチェックし,指定の桁数と一致しない時         にエラーの表示をする。

 OMISSIONH一…入力文字を省略した,リターンキーのみの入力時にエラー         の表示をする。

         5,画面表示プログラム発生ルーチン

 これらの各種の指定を画面上に定義するのに,COBOLでは二つの方法で行

う。

 それは,PTOS 11のCOBOLではカラー以外の指定は画面節で定義できる が,カラーはCOBOLのシステム・サブルーチンで指定する必要がある事に

よる。

 そこで,文字の入出力指定,行と列の指定,入力文字のチェソクの指定は画 面節で定義L,入出力文字のカラーと属性の指定はシステム・サブルーチンで

行う。

 COBOLの画面節での形式は次の様である。

(6)

356

0工

彦根論叢 陵水60年記念論文集(222・223号)

画面節のデータ記述 データ名.

02−03の集団記述!

    一  一   t  −

02−03の集団記述n

  画面の入出カデ一丁はデータ名で指定する。

  入出力には,COBOL言語のACCEPT文とDISPLAY文をそれぞれ用いて,

 ACCEPTデータ名.またはDISPLAYデータ名.とする    02−03の集団記述

・2HN・ ?P/

     03の基本記述1

         一  一   一  t

     O3の基本記述m

  行指定は変数名1,または整数で行う。

   03の基本記述

・3−M・ T2}.

じ1{驚劉

[圃欝m…!

  列指定は変数名2,または整数で行う。

  さらにその位置より,変数名3の内容または定数を,文字列の形式に従って処理す

 る。

       図5−1

また,COBOLのカラーと属性指定のシステム・サブルーチンは次の様に与え

る。

(7)

       オフコン用プログラムの開発ツールについて  357 属性指定のサブルーチン記述

データ名,

       movE IP6agitv III 21 1] To Dl.

       MovE( iass2z一 llli 2i2/ To D2.

       MOVE 文字定数 TO D2.

       MovE 1 1 lllllll S3/ To D4.

       CALL tt@ATRS  USING DI D2 D3 D4.

 属性指定のサブルーチン名はデータ名で指定する。

属性指定にはJCOBOL言語のPERFORM文をそれぞれ用いて, PERFORMデー

タ名.とする

 行指定は変数名1,または整数で行う。

 列指定は変.数名2,または整数で行う。

 属性指定は,色とその他の属性を表す文字の組合せの文字定数で行う。例えば,青 と上下の線の指定には文字定数をtt:BOU とする。ただし文字定数は,最初に:,

次に色指定,最後にその他の属性の組合わせと続く。

 文字数指定は変数名3,または整数で行う。

 属性指定のシステム・サブルーチン名は @ATRS であり,このシステム・サブ ルーチンにパラメータD1, D2, D3, D4を引き渡して処理を行う。

       図5−2

 画面表示プPグラム発生ルーチン(SDEF:Screen DEFined)は,画面情 報をパラメータで与える事により,前記の画面節のデータ記述と属性指定のサ

ブルーチン記述を同時に作り出すルーチンである。

 SDEFに与えるパラメータは次の様である。

 1〜6カラム………行番号(SDEFでは処理されない)

 8〜9カラム………行指定(上の指定と同じ行の場合には一一とする)空       白の場合には,次の11〜18カラムを画面節のデータ名とす       る。

 11〜12カラム………列指定

(8)

 358 彦根論叢 陵水60年記念論文集(222・223号)

 14カラム…・…一…・PICTURE文字列の9,A,X, Zのいずれかを指定する。

 16〜17カラム………文字数指定

 20〜28カラム………カラーと属性指定からなる文字定数の値

 29〜31カラムー・一入力時のチェック指定文宇の組合せ(O:OVERFLOW.,

      L:LENGTH, M:OMISSION)

 33カラム…・一……・入出力指定の1,F, U, Vのいずれかを指定する。

       (1:INTO, F:FROM, U:USING, V:VALUE)

 35〜80カラム………33カラムが1,F, Uのいずれかの場合には変数名を指       定し,Vの場合には文字定数を指定する。ただし,文字定       数が空白文字であれば,空白文字定数を省略する事ができ       る。

      6.SDEFルi一・ チンの使用例

 SDEFルーチンの実行には, AT−F, SD−F, CA−Fという3つのファイル を使用する。これらのファイルは,1ブロックが3レコード,1レコードが80 バイトの順編成ファイルである。

 SDEFの実行は,まず, AT−FにSDEFのパラメータを作成する。その次

に,SDEFの実行形式であるSDEFOOOOのRUNを行う。その結果,画面節

のデータ記述はSD−Fに,属性指定のサブルーチン記述はCA−Fにそれぞれ       入力ファイル

AT−F

SDEFOOOO

(SDEFの実行形式)

SD−F CA−F

出力ファイル       図6−1

(9)

       オフコン用プPグラムの開発ツールについて  359

作り出される。そして,SD−FをDATA DIVISION内に, CA−FをPRO−

CEDURE DIVISION内におのおの組込めば,目的とするCOBOLプログラ

ムが作成できる。

 以下では,SDEFルーチンの使用例について述べる。

例題1.画面の5行11列より, 社員番号 の文字を黄色で表示する。

COBOLプPグラムで, PERFORM C−DISPI. DISPLAY DISP1.とす

る。

   ユユ    社員番号

5

AT−F

 ..鴨脅*.. ユ.匹..*暉。.2暉. .*闇r圏.こ5閥..巳*..圏.∠L.一騨 ...冒E)圏..s*●閥..6帽噛縛騨掌鱒圏.掲7尊.q齢卓辱暉・脚8  00〔〕口10   Dl$P生

 000〔120 05 ユユ X(口8) =y         ) 11社員番号 l

 O〔〕0口]i]789*t2345678ワ*d2、1{45t)789*t23∠eE〕6789*t2零存㌧67巳【ノ〈・12]451.789*f23456789*i23456789t  []aDg40 LN CN PIC AITRI CHK U DAIA−NAM[/VAL Uf

 〔最後の2行は、SDEFでは無視をする。コメントとして用いる。)

SD−F

 −qny.*n−tDaa一一.*一.g−2H一一.*一=一一3−na一*.一一一it.一一a*一...S..一一1一一..El....*..s 7一...*....B     [〕t  D工SPi   胃

    D2 LiNE D5 o

    〔〕]  COL UMN 生t P工C X(日8> )Al U[

       社員番号ll

Cへ一F

  ,.。*...博生昌...承q9..2....*.  .ヨ.圃邑.*..。.ら....*  .5.  .*.。脚56....申。..旧75岡願e*騒8巳。&

    じ  エお ユ   コ

      離呂看手諦:讐9ど隆識,R26,欝Dl=1,肌、:脚1。 D]・

      図6−2

例題2.画面の5行20列より,SYAIN−NOのデータ名で6桁の数字を白色で

  入力する。その際6桁分の入力領域を,5行19列より8桁分の長方形の罫   線で囲んであるものとする。入力時には,入力桁の長さのチェックと省略   のチェックを行う。

(10)

 360 彦根論叢 陵水60年記念論文集(222・223号)

         19 20

    ・   [=刃

       SYAIN−NO  AT−F

   一 .掌....ユ....*算..一2..鴨.*....=3,閣..s.一..ら..闘.*.r.唖5.一邑幽*臨...6.,..*唖.鳥.7.巳..*..幽.8

  ti[ithbib Adeip{

  0口〔1〔]2口 〔⊃5 2[〕 9(〔}6) =WOU     LM  工 SYA工N NO

  oofio30 一一 ag x(ut) :wvov v   ooeB4[] 一一 20 x〈06) :wov v

  「1〔1臼〇三)臼 ・一一 26 X(臼1) =LJ)         )

  〔〕0006口789*t234S67B9*i234「)678ワ*d2]4「⊃6789*125456789*12]t,56フBc?*12]tiS678ワ*123ら56789*

  醸oOf〕71.1 LN 〔:N PIC  (TrRl   〔HK U D(TA N(M[ノ)Al UE

      図6−3

(8桁分の長:方形の罫線は,1四目に縦線と上下線の指定,2桁目から7桁目 までは上下線の指定,8桁目は縦線の指定を行う事で作成する。)

 SD−F

  .●,●*・9..1匿●..や●.噂.2..,r撃・.欄。3..・●事・.●・4.・。.■謄.r曾b....零9巳.曹合..。・乎. 。。7.・曾.*.99.8

    0t ACCEPt .     02 LINE OS .

    0「玉  COLU凹N 20 PIC 9(1コ凸) INTO    5Y《IN NO

      CHECK LENGTH OMISSION .

    []3 COLUMN 19 PTC X([]t) VALOEn i,   .     O] COLUMN 2U PIC X(Ob) VALVEZ     .

    0]  COLUMN 26 円C ×{[ ll) )Al_VE    1 11      .

 CA−F

  幽.・量*幽。.辱1卿一.噂*.幽.縄2....*r.T匿]一昌..承」.國.ら陰町.辱44...5..、.+..巳」1⊃.r.綱廓...、Z.馬.、虚圏.昌.8

     C−ACCEP2 .

      MOVE OS TO DI. MOV[ 2[] TO D2. MOVE  :一〇U  d TO D3.

      MOVE 06 TO D4. CAi L  aATRS:  US,ING DI D2 D,/S Di,.

      MOVE IC? TO D2. MOV[ i tNVOU  t 10 D3.

      MOVE Ot TO )i,. CAL.L  iaATRSii USJNQ Da D., L)II DI,.

      門0)F 20  「O D2. 卜10)「 1「:」」OU     II TO D].

      MOV[ Oh TO Di,. CALL  tDAI RE  UBTNC , Dg D? D,1 L)t,.

      MOVE 26 TO D?. MOVE  d :WV H TO D3.

      MOV『 〔〕1 TO Di,凹 CAL L t @ATRsn U「IING Da [)つ D呂 Lンk.

      図6−4

 COBOLプログラムで, PERFORM C−ACCEP1. ACCEPT ACCEP1.と

する。

例題3.画面の8行13列より, 氏 名 の文字を下線を付けて黄色で表示す

  る。

(11)

オフコン用プログラムの開発ツールについて  361

ka

   8     氏 名

AT一 F

 ..幽.寧9.。.i.匿..*...邑2巳...*.膠..3.辱..*...圃4.昌b暉*亀..,5巳...率9...6.露.8串・8。・7・陰.邑噛齢■..8

 DOOOtO DII]P2

 0口[}02口 [〕8 i3 X(口6) =YU         ) n氏   名国

 OOOO3[]7B9*t2]i+b678rj*12.ll,567Bep.t2]1,S67B9*t23t,5S.,7a9*123i,=)67[!9−12ff」Tt,567e9*123Zt567B9−

 OOaBi+O LN CN Ple AITRI rHK U DATA一一NAMEIVAL UE

SD−F

 .。P.*.。..ユ....*....2....4....3  ..*.

    t]罎  DrSPユ  。

    02  L工NE: 〔〕8 幡

    U] COL UMN !1 PIC X Cfi6> VAILUE

       氏  名

。6凶...。卓....5.冒..喰.脇..6....*...噂7_曾魯*....呂

CA−F

 .曹幽。*9#噌のi橘●贋・*.臼曽曾2陰馬一.*

    cors.pt .       門0)E O8 TO D童桐       Movr 06 To Di一.

 COBOLプログラムで,

る。

. 昌3.邑.幽傘...。ら...r實..,65, 噂・*.■・.6...画*腎。略.7.昂畢6寧..d圃8

MOVE 13 TO D2. MOVF iitYU i, TO D].

CALし 1鴇ATRS 【UsIN巳 [)t D2 Dヨ Dら、

   図6−5

PERFORM C−DISP!. DiSPLAY DISP1.とす

例題4,画面の8行18列より,NAMEのデータ名で20桁の文字を青色で入力   する。その際20桁分の入力領域を,8行17列より22桁分の長方形の罫線で   囲んであるものとする。入力時には,入力の省略のチェックと入力桁のオ   ーバーフローのチェックを行う。

(12)

362 彦根論叢 陵水60年記念論文集(222・223号)

       17 18

     8    [===馬コ       NAME  AT−F

   卿.圏.雫。卿・.1...陰*噛噛.,2。6幽.*.脅. 1.暉 騨*帥・昌.4.欄.・*齢・or5.・■,*●..膚6●5隔鱒*●圃●・7.。・健噛.・●。8

  0aoole AccEpl

  OOO口20 08 1e x(2口) =BOU    卜to  工 NAME   OODI〕10 一一 皇7 X〈0ユ) =B)OU       V

  OOOO4D 一一 tB・X(20> :BOU V   UDOO50 一 36 X(Ol) :BV V

  OOOO607B9*123456789*t2]1,S67B9*12]4S6769*t2345i 67B9*t23itS67B9*1234S6769*1234S67a9*

  000[ユ7[ILN CN PlC   AT丁R工    CHK U DA丁A−NAME/)A1. UE

 SD−F

  ..一.*一.一.1.一一.*一.ny.2.一一3一一..3一一一.*.一p,lt.ny.一 一一一.S.一.一*.一一.6.e 7 *一. S

      OI ACCEPt .       02 LINE Oa .

      r〕3  COLUMN I8 P工C X(20) INTO    NAME=

        CHECK OMISSION OVERFLOW .

      〔〕3  CQLU図N i7 P工C X(Ol) V《ししSE   I麹 睡      ●

      B3 CoLUMN t8 plC x{20} vALuE     .

      口3  CQLUトIN 38 p1C X(ロユ) VALUE    II I疽       o

 CA−F

   闘騨.電.,..1 冒..*....2欄...*._.=3....庫....4.骨..卓.一昂.≡》....*....6....* ..鱒7...。*膨..g8

      C一・ACCEPI .

        MOVE Oa TO Dt. MOVE 18 TO D2. MOVE ii:BOU ii TO D3.

        岡OVE 20 TO D4口 CALL ,,llATRS  US工NG Dユ D2 D.3 Dtt.

       MOVE 17 TO D2. MOVE  :BVOU it TO D3.

        凹0》E Ot τO D4. C《しし II@ATRS1 US工NG Dユ D2 D] D4.

       凹OVE ユBτO D2胃 MOVE 01=BOU    t 丁O D3■

        門0)E 20 丁O D4書 CALL  @ATRS U5工NG Dユ D2 DII D4.

       MOVE 38 TO D2. MOVE  」:BV i」 TO D3.

        MOVE OI TO D4. CALL iiaATRSJ, USING DI D? D3 Dlt.

       図6−6

 COBOLプロダラムで, PERFORM C−ACCEP1. ACCEPT ACCEP1・と

する。

例題5.画面の8行41列より,TOROKU−NOのデータ名で8桁以内の数字を

  マゼンダ色で表示する。TOROKU−NOの値は123とする。

(13)

       オフコン用プログラムの開発ツーールについて  363       4ユ

       123

      81 IR

      TOROKLT−NO,

 AT−F

   ....*..暉.iT...*.−.、2s.s.*,.r.7s圏..噂*.圏..tk,昌昌昌*.圏..5r...*...一E)脚.隔.*.帥降や7..層.* 齢.塵8    D二二1]ユ臼   D工SPt

   OOO口2〔〕 OB 4i z(口8) =M      F TOROKU−NO

   O〔1〔〕口307B9*123456789*12ヨ456789*i23456789*123!,567a9ホユ23456ア1、9*ユ234567{39*ユ23456789*

   008〔〕40 LN CN PエC  AT了Rエ   CHK U DATA・NAME匿/)(L L‡F

      図6−7

 SD−F

   .i..*巳、..笠.國..*.『_?..幽.*..髄.L〜.。.。*■日. tf『邑『幽噛辱曾..r)一.,.t閂...6....*邑。.r7..1.*....B        Oユ  D工SPi   棚

       02 LIN1 U8 .

       B] COLUMN 4t F)IC Z([la> FROM TOROKU−NO

 CA−F

   ...。*一匿..1.量..*u.紳.2v.一魑*...幽3.尋一.本s臼巳『ら.。..*....5]巳、.*..一.6亀璽響.索、.印.7.。の.索....8

       C−DiSPI .

         MO)E『 []a TO Di. 卜10▽F ら1 TO D2耳 MO)E ユヒ=M      il IQ Dヨ4          MOVr 08 TO Dtt. CA[.L  aATRSi  UBIN(] Ol DZ? D3 D?,.

      図6一一8

 COBOLプμグラムで, PERFORM C−DISP1. D工SPLAY DISPI,とする。

例題6。例題1から例題5までの5つを1つにする。

      ll 13 , ls 2e 4}

      5 1 i±atse DsyAINm,No. TO ROKU−NO

      8  氏.多筒=コ123

       NAME

AT−F

  置… 重・噛・・i・… *・・繍.2響.昌.*..騒.3.,φ.*..r.4.コ・.*脚...5・..,1....6噂.昌*稠置..ア.幽幽富*一...6   00口0ユO   

D工SPi

  ロ00ロ2〔〕D5ユユX(日B)=Y     ) 社員番号1圏

  口Ol]030 口呂 ユ3 X(口6) :YU         ) 11氏   名H   []OOOt,O ACCEPt

  〔}OOO5口 [〕5 2U 9(06) =聴OU    LM  王 6YA工N NO   DO〔}06ロ 一一 ユ9 X(0ユ) =』」)OU      )

  noon7B 一一 2u x(06) :xou v

  口00D80 一一 26 X(0ユ) ;い)         )   0[10ロワO O8 tB X(20) =BGU     凹O  I NAME   [】〔}0ユロ0 一一 t7 X(0ユ) =B)OU       )

  onol!o 一一 IB x〈2a) :Bou v

  OO〔}12ロ 一一一 3B X(〔]t) :B)         )   ロロ0130    D工SP2

  ロロ巳!40 08 4t Z(〔]8) =M        F TOROKU−NO

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       図6−9

(14)

364 彦根論叢

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陵水60年記念論文集(222・223号)

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CALL iiaATRS  VSJNG DI D2 D3 b4.

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       図6−10

  COBOLフ。ログラムで, PERFORM G−DISP1. PERFORM C−ACCEP!.

PERFORM C−DISP2. DISPLAY DISPI. ACCEPT ACCEPI. DISPLAY DISP2.とする。

       7.参照用ファイル更新プログラム発生ルーチン

  次に,取引先ファイルや製品ファイルの.様な参照用ファイルを更新するプロ

(15)

      オフコン用プログラムの開発ツールについて  365 グラムを,発生するルーチンについて述べる。

 参照用のファイルは,受注や売上などのファイルと異なり,データ量が一方 的に増大する事はないが,追加・変更・削除などのファイルの更新がよく行わ

れる。

 また,ファイルの更新処理はオフコン・システムの担当者が行う事で,一般 のユーザーは直接には関係しない。

 以上の事を考慮に入れて,参照用ファイルを更新するプログラムを自動作成 するルーチン,RDEF(Record DEFined)を作成した。

 RDEFはSDEFと同様に, RDEFのパラメータを読込んで参照用ファイル の更新プログラムを作り出す。RDEFのパラメータはREC−Fで与え,参照 用ファイルの更新プログラムZZZZに作成する。 RE(1>一・FとZZZZは,1ブ

Pヅクが3レコード,1レコードが80バイトの順編成ファイルである。

 RDEFに与えるパラメータは次の通りである。

 1〜6カラム………行番号(RDEFでは処理されない)

 8〜15カラム・・……・1丁目は処理を受ける参照ファイルのファイル名であ          る。

      2行醤以降は,参照用ファイルの各レコー一一ドに含まれる          データ名である。ただし,2行目のデータはレコーードのキ          一となる項目で必ずデータ名ZZZZ−NOとして6桁以内          の正整数を指定.しなければならない。

 17カラム………1行目は,参照用ファイルに与えるファイル・コード1          文字(A〜Z)で,これは,ファイル名と対応して付ける。

       2行目以降は,各データのPICTURE文字列の9,A,

         X,Zのいずれかを指定する。

 19〜20カラム………データの文字数指定。

 23〜24カ日ム………入力時のチェック指定。

 27〜28カラム………参照ファイル更新時における,データ入出力の領域の文          字数(罫線で囲む部分)。 この文字数はデータの文字数よ

(16)

 366 彦根論叢 高水60年記念論文集(222・223号)

         り大きい必要がある。

 31〜80カラム………1回目は,更新内容のタイトルである。

      2行目以降は,データのタイトルである。ただし,このタ          イトルもデータ入出力領域の文字数を越えてはならない。

 以下に,RDEFのパラメータと,その結果,作成されたルーチンの実行に おける画面表示の例を示す。

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      図7−!

レコードの保守に関する諸処理 ファイル名はSEIHIN 記号名はBです  ***製品コード表***         83一 8 一30火曜日

コード

品 名

単 位 仕単価 売単価

データ表示  データ挿入  データ変更  データ削除  データ圧縮  終   了

図7−2

 実行画面の最下段の, データ表示 からNN終 了 までのメニューは,フ ァンクション・キーの1番から6番までに対応しており,それらのキーを押す 事によ.って,各処理の実行に入る。

(17)

      オフコン用プログラムの開発ツールについて  367

・データ表示

  左端のデータに数字を入力する事により,その数値をキーとして,昇順に  一画面(最大20レコード)表示される。

・データ挿入

  1レコードの入力により,左端のデータをキーとして,昇順になるよう挿  入される。

  キーが2重になる場合は,エラー表示をして挿入はされない。

・データ変更

  左端のデータによって,1レコードの表示が行われる。そこで1レコード  のデータを変更し,入力する。

・データ削除

  左端のデータ入力で1レコードが削除される。

・データ圧縮

  削除処理は,レコードに削除のマークを付けるだけであるので,レコード  間に空き領域が存在する。圧縮は,レコード間の空き領域を無くし,データ  領域を詰める。

・終 了

  更新ルーチンを終了する。

 各参照用ファイルに対する更新の処理内容は,共通である。この事によりオ フコン・システムケこ慣れたユーザにとって,より使い易くなると思われる。

 各参照ファイルのデータは,一つの索引順編成ファイルとして,ファイル・

コードとレコード番号(ZZZZ−NO)で管理されており,一般のファイル処理 の中で使用することができる。

      8.お わ り に

 最近,ファイル処理を中心とした簡易言語ソフトといわれる市販のプログラ ムが多く現れている。

(18)

 368  彦根論叢 陵水60年記念論文集(222・223号)

 それらの処理内容は,ファイル作成から,データ検索,計算,集計表やグラ フの表示とほぼ共通している。しかし,おのおのの言語のコマンド体系は画一 化しておらず,まだまだ使用が難しい。

 それに反して,ソフトウェア・ツールの場合は,単体のみではファイル処理 としての機能を持ち得ないという欠点があるが,処理の目的に合せた,効果的 で使い易いツールの選択が可能であるという利点がある。

 以上の点から考えてみて,使い良い簡易言語の需要が増えると伴に,ソフト ウェアのツールに関しても,種々の要求が増してくるであろうと思われる。

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参考文献

「N5200モデル05−COBOL説明書」日本電気株式会社,昭和57年

「オフコンによる事務改善のポイント」藤井瑛一著,日本能率協会,昭和56年

「オフコン・パソコン導入活用マニュアル」藤井瑛一著,日本実業出版社.昭和57年

「最新オフィース・コンピュータ入門」藤井瑛一著,日本経営出版会,昭和56年

「ビジネスにはノン・プログラムがいい」青野忠夫著,中経出版,昭和57年

参照

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