小 ・ 中 学 校
平 成9年 度
教 育 研 究 員 研 究 報 告 書
教 育 課 題
東 京 都 教 育 委 員 会
平 成9年 度
教 育研究 員名簿(教 育課題)
分 科 会 地 区 学 校 名 氏 名
小
学
校
分
科 ・
会
千 代 田 区 昌 平 小 学 校 黒 澤 義 和 中 央 区 月 島 第 一 小 学 校 ◎ 森 野 志 津江
港 区 芝 浦 小 学 校 船 木 亮 作
台 東 区 金 曽 木 小 学 校 中 嶋 伸 子
江 東 区 明 治 小 学 校 落 合 淳 一
目 黒 区 大 岡 山 小 学 校 ○ 小 澤 幸 雄 大 田 区 調 布 大 塚 小 学 校 ○ 斎 藤 等 荒 川 区 第 四 峡 田 小 学 校 中 村 徳 保
北 区 紅 葉 小 学 校 伊 藤 良 幸
江 戸 川 区 松 江 小 学 校 内 田 隆 佳
青 梅 市 新 町 小 学 校 井 上 正 彦
調 布 市 杉 森 小 学 校 川 島 隆 宏 町 田 市 南 第 二 小 学 校 曽 根 み ど り 国 分 寺 市 第 一 小 学 校 藤 井 真 琴 武 蔵 村 山 市 第 三 小 学 校 清 水 恵 琿
陸 田 区 吾 嬬 第 二 中 学 校 ◎ 新 田 正 光 世 田 谷 区 希 望 丘 中 学 校
文 京 区 第 一 中 学 校
○讐 詮到
品 川 区 東 海 中 学 校 西 島r引
中 野 区 第 三 中 学 校 神 保 通 隆
杉 並 区 東 原 中 学 校 熊 野 真 司
板 橋 区 志 村 第 三 中 学 校 滝 田 修 中
学
校
分
科
会
練 馬 区 三 原 台 中 学 校 大 石 光 宏
足 立 区 花 保 中 学 校 荒 記 勇 雄
葛 飾 区 綾 瀬 中 学 校 天 羽 均1
立 川 市 第 九 中 学 校
「
奥 山 玉 美1
青 梅 市 第 二 中 学 校 高 橋 重 美 ・
府 中 市 第 ヒ 中 学 校 倉 科 和 代子
日 野 市 三 沢 中 学 校 石 田 匡 志
匹
田 無 市 田 無 第 一一・中 学 校 武 田 憲 明i
‑J
○ 副 世 話 人
◎ 世 話 人
吉 本 恒 幸 宮 川 保 之 担当 教育庁指導部指導企画課指導主事
〃
目 次
1主 題 設 定 の 理 由 ll研 究 の 視 点 と 方 法
10乙00
生 き方 とは は ぐくみた い力 研 究の進 め方
(1)部 会 で の 共 通 の 取 組 み (2)分 科 会 で の 取 組 み 4研 究構 想図
川 小学校 分科会 1研 究 の 内容
(1)生 き 方 に 関 す る テ ー マ の 設 定 (2)か か わ り の 場 面 の 設 定
(3)問 題 解 決 的 な 学 習 の 充 実 (4)自 己 評 価 活 動 の 工 夫 2実 践事例
(1)第3学 年 (2)第5学 年 IV中 学 校 分 科 会
19白004
研究 の内容 研 究の方法 意識 調査 実践 事例 (1)運 動 会
学 級活動 を通 して 環境教 育を通 して
(2)合 唱 コ ン ク ー ル (3)地 域 交 流 会 (4)栽 士音活 動 (5)教 科(数 学) V研 究の成 果 と今後 の課題
‑⊥9山3
小学校分科会 中学校分科会
小 ・中 学 校 を 通 じ て の ま と め
1444566790133442222333455667788111111111222222
共通 研究 主題
児 童 ・生 徒 一 人 一 人 が よ さ や 可 能 性 を 発 揮 し、 自 ら の 生 き方 を 主 体 的 に 創 造 す る 支 援 の 工 夫
1.主 題 設 定 の 理 由
児 童 ・生 徒 の 生 活 の 現 状 は 、 物 質 的 な 豊 か さ や 便 利 さ が 進 む 一 方 、 マ ス メ デ ィ ア と の 過 度 の 接 触 に よ り 、 疑 似 体 験 ・間 接 体 験 が 多 く な り 、 生 活 体 験 ・ 自 然 体 験 が 不 足 し て き て い る 。 ま た 、 少 子 化 ・核 家 族 化 な ど に よ っ て 人 間 関 係 が 希 薄 化 し、 人 と の か か わ り の 苦 手 な 児 童 ・生 徒 が 増 え て き て い る 。 人 と の か か わ り 体 験 の 不 足 は 人 間 と して の 心 情 面 で の 発 達 に も影 響 を 与 え 、 豊 か な 心 の 育 成 を も 阻 害 し て い る 。
こ れ ら の こ と は 、 「い じめ 」 や 不 登 校 、 性 の 商 品 化 な ど 様 々 な 社 会 問 題 と し て 顕 在 化 して お り 、 そ の 解 決 に 向 け て 多 方 面 か ら ア プ ロ ー チ が 図 られ て い る 。 私 た ち は 、 こ れ らの 悶 題 の 解 決 の た め に は 、 学 校 教 育 の 場 に お い て 、 授 業 を 知 識 や 技 能 を 身 に 付 け さ せ る こ と に 中 心 を お い た 教 育 か ら、 自 ら の 生 き 方 そ の も の と 積 極 的 に か か わ る 教 育 へ と 授 業 や 教 育 活 動 を 質 的 に 改 善 し て い く 必 要 が あ る と 考 え た 。
そ こ で 、 自 ら の 生 き 方 を 主 体 的 に 創 造 し て い く こ と の で き る 児 童 ・生 徒 の 育 成 を め ざ し て 研 究 を 進 め る こ と と し た 。 こ の こ と を 通 し て 一 人 一 人 が 自 ら の よ さ や 可 能 性 を 発 揮 し 、 豊 か な 自 己 実 現 に 向 け て 取 り組 ん で い く こ と が で き る 児 童 ・生 徒 が 育 っ と 考 え 、 上 記 主 題 を 設 定 し た 。
Il研 究 の 視 点 と 方 法 1「 生 き 方 」 と は
(1)生 き 方 の と ら え 方
「様 々 な 活 動 を 通 して 、 経 験 を 積 み 、 自 己 理 解 を 深 め 、 よ り 豊 か な 自 己 実 現 を 図 る こ と 」 (2)生 き 方 教 育 の 意 味
人 は 、 誰 し も 入 間 と して よ り よ く生 き た い と い う 願 い を も っ て い る 。 そ の 願 い は 、 人 間 社 会 に お け る 様 々 な か か わ り を 通 し て 実 践 さ れ 、 開 花 し て い く。 ま た 、 そ の 過 程 に お い て 、
人 は 様 々 な 夢 を 抱 き 、 希 望 を も ち 、 悩 み 、 苦 しみ 、 人 間 と し て の 在 り方 や 生 き 方 を 自 ら に 問 い か け る 。 こ の 問 い か け を 繰 り 返 す こ と に よ っ て 、 一一人 一一人 の 生 き 方 は 固 有 の も の と な り 、 自 己 実 現 が 図 ら れ て い く 。
よ り よ い 生 き 方 を 求 め 実 践 す る 中 で 、 自 ら の 課 題 を 認 識 し 、 そ れ を 克 服 す る 営 み が 生 ま れ る 。 こ の こ と を 全 教 育 活 動 を 通 し て 支 援 す る 活 動 を 、 本 部 会 で は 「生 き 方 教 育 」 と と ら え た 。
2は ぐ く み た い 力
主 体 的 な 生 き 方 を 創 造 す る 児 竜 ・生 徒 を 育 成 す る た め に 、 は ぐ く み た い 力 と して 以 下 の3 点 を 重 視 し た 。
(1)自 分 を 見 っ め 、 振 り返 る 力
12?他 者 を 認 め 、 自 分 を 表 現 し 、 互 い の よ さ を 伸 ば す 力 (3)自 分 で 課 題 を 見 つ け 、 取 り 組 み 、 解 決 す る 力
一2一
社 会 の な か で 生 き る 姿 は 多 様 で あ ろ う と も 、 生 き 方 の 自 覚 は 深 く 内 面 に 根 ざ した も の で あ る こ と が 望 ま し い 。 ま た 、 将 来 出 会 う で あ ろ う様 々 な 場 面 や 状 況 に お い て も 、 自 らの 価 値 観 に 基 づ き行 為 を 選 択 し 、 実 践 して い くた く ま し さ も必 要 で あ る 。 そ の 意 味 で 、 こ れ ら3っ の 力 は 、 豊 か に 感 じ、 考 え る 内 面 的 な 力 で あ る と と も に 、 行 為 と し て 表 そ う と す る 実 践 的 な 力 で も あ る 。 こ れ ら の 力 を 培 う こ と に よ っ て 、 児 童 ・生 徒 一 人 一 人 に 他 者 に 流 さ れ る こ と の な い 固 有 の 生 き 方 を 形 づ く る こ とが で き る と 考 え た 。
3研 究 の 進 め 方
(1)部 会 で の 共 通 の 取 組 み
○ 各 所 属 学 校 に お け る 児 童 ・生 徒 の 生 き 方 に 関 す る 現 状
○ 社 会 的 な 状 況 や 要 請 の と ら え 方
○ 今 日 の 教 育 課 題 に っ い て の 受 け 止 め 方
こ れ ら3点 を 中 心 に 話 し 合 い 、 そ の 中 で 、 「生 き 方 の 捉 と らえ 方 」 や 「生 き 方 教 育 の 意 味 」 に つ い て 、 小 ・中 学 校 分 科 会 の 共 通 理 解 を 図 っ た 。
ま た 、 そ こ か ら 、 児 童 ・生 徒 に 「は ぐ く み た い 力 」 を 確 認 し、 以 下 の 仮 説 を 設 定 し た 。
・自 分 を 見 っ め 、 振 り返 る力
・他 者 を 認 め 、 自 分 を 表 現 し、 互 い の よ さ を 伸 ば す 力
・自 分 で 課 題 を 見 っ け 、 取 り組 み 、 解 決 す る 力
を 身 に 付 け る た め の 支 援 の 工 夫 を す る こ と に よ っ て 、 児 童 ・生 徒 一 人 一 人 は 、 よ さ や 可 能 性 を 発 揮 し、 自 ら の 生 き方 を 主 体 的 に 創 造 す る こ と が で き る で あ ろ う 。
(2)分 科 会で の取組 み 小学 校分科 会
δ
先 行 研 究 の 考 察 ・資 料 収 集
ア 。 昨 年 度 の 研 究 員 小 学 校 教 育 課 題 部 会 の 「ま と め と 今 後 の 課 題 」 イ.「 横 断 的 ・総 合 的 な 学 習 」 の 理 念
と 実 践
「各 教 科 で の 生 き 方 学 習 」 の 在 り方 与
「生 き方 を 自覚 さ せ る た め の 授 業 改 善 の視点 」 を設 定
8 実 践 ・検 証
中学校 分科 会 5
研 究員の所 属 中学校15校 の生 徒 を対 象 に、 「生 き方 にか かわ る意 識調 査」 を実 施
δ
調 査 結 果 を 基 に 具 体 的 な 支 援 の 方法 を検討
呂 実 践 ・検 証
4研 究構想図
児童 ・生徒の実態 社会的状況 社会的要請 今後の教育の目指すもの
・赫 わりの不足 禮 富蜘 識・情報 ・価値観の多様化 ・生群 習社会 ・一人一人の個性、よさを{申ばす鯖
・主雌 の不足 ・掴性志向 ・燗 関係の希薄化 ・国際化社会 ・豊かな心とたくましい体をはぐくむ瀟
・直接体験の不足 ・旺盛な騎 心 ・家庭の鯖 力の低下 ・情報化社会 ・教育内容嚥 選と基礎・躰 の擁
・ゆとりのな唯 活 ・鰍 への強い関心 ・物質的豊かさ ・環境懸 ・横断的・総合的な学習の推進
・自立の遅れ ・高い庸 性 ・メディアの氾濫 ・男鯵 画社会
・生きるめあての希薄 ・発想の多灘
一 研究主題
児 童 ・生 徒 一 人 一 人 が よ さや 可 能 性 を 発 揮 し、
自らの生 き方を主体的 に創造す る支援の工夫
「 生 き方
様 々 な 活 動 を 通 して 、 経 験 を 積 み 、 自 己理 解 を 深 め 、
よ り豊 か な 自 己 実 現 を 図 る こ と
は ぐ くみ た い 力
○ 自分 を 見 つ め 、 振 り返 る 力
○ 他 者 を 認 め 、 自 分 を 表 現 し、 互 い の よ さを 伸 ば す 力
○ 自 分 で 課 題 を 見 っ け 、 取 り組 み 、 解 決 す る 力
研究仮説
他 者 や 自然 な ど の か か わ りを 重 視 し、 は ぐ くみ た い力 を 身 に付 け る た め の 支 援 の 工 夫 を す る こ と に よ って 、 児 童 ・生 徒 一 人 一 人 は 、 よ さ や 可 能 性 を 発 揮 し、 自 らの 生 き方 を 主 体 的 に 創 造 す る こ とが で き る で あ ろ う。
小 学校 分 科会 研究の視点 と方法 中 学 校 分 科 会
生 き方を自覚させ るための 授業改善のポイ ン ト
・生 き方 に 関 す る テ ー マ の 設 定
・か か わ り の場 面 の 設 定
・問 題 解 決 的 な 学 習 の 充 実
・自 己 評 価 活 動 の 工 夫
・各 教 科 横 断 的 ・総 合 的 な 学 習
・特 別 活 動(学 級 活 動)
生 き方にかかわる生徒の意識調査
具体的支援 の方法
・支 援 カ ー ドの 作 成 と活 用
・教 育 相 談 的 手 法 の 活 用
・学 習 形 態 の 工 夫
・主 体 的 に取 り組 む 工 夫
・各 教 科 ・特 別 活 動 ・学 校 行 事
一4一
川 小 学 校 分 科 会 1研 究 の 内 容
「生 き 方 を 自 ら創 造 して い く」 た め に は 、 学 習 活 動 を通 して 教 科 の 知 識 を学 ぶ の み で な く、
生 き 方 に っ い て の 価 値 観 を 身 に 付 け て い く こ と が 大 切 で あ る 。 そ の た め に 教 師 は 子 ど も た ち が 「自 分 ら し さ 」 を 発 揮 し 、 「生 き る こ と 」 の 意 味 を 感 じ、 理 解 す る よ う に 学 習 活 動 を 展 開
して い く必 要 が あ る 。
小 学 校 分 科 会 で は 、 こ の よ う な 考 え を も と に し て 、 生 き 方 を 自 覚 さ せ る た め の 授 業 改 善 を ね ら い に 研 究 を 進 め る こ と に し た 。 そ して 、 授 業 改 善 の ポ イ ン トと し て 、 以 下 の4っ を 設 定
し た 。
自らの生き方を主体的に創造する児童
・生 き 方 を 考 え る 子
・か か わ る 子
.困 難 を乗 り越 え る子 ⇒
・ 自 分 で 課 題 に 取 り 組 む 子
・ 自 分 ら し さ を 追 求 す る 子
・ 自 分 の こ と を 決 定 で き る 子
授 業 改 善 の ポ イ ン ト
・生 き 方 テ ー マ の 設 定
・問題解 決的 な学 習 の充実
・ 自 己 評 価 活 動 の 工 夫
こ れ ら4っ の ポ イ ン トに 基 づ き 、 そ れ ぞ れ の 教 科 の 授 業 や 教 科 等 の 関 連 を 図 っ た 授 業 を 行 う こ と に よ り 、 児 童 は 自 らの 生 き 方 を 主 体 的 に 創 造 して い くで あ ろ う と 考 え た 。
〈 生 きるカ の あ る子 〉
(1>「 生 き 方 の テ ー マ 」 の 設 定
教 科 ・領 域 の 目 標 に は 、 教 科 ・領 域 そ れ 自 体 に 即 応 す る 目 標 だ け で な く 、 人 間 と し て の
「生 き 方 」 に か か わ る 多 様 で 重 要 な 価 値 も 多 く 含 ま れ て い る 。 しか し、 授 業 の 実 際 を 見 て み る と 、 ど う し て も教 科 ・領 域 に 即 応 す る 目 標 に と ら わ れ が ち に な り 、 そ の 一 方 に あ る 生 き 方 に か か わ る 価 値 に 対 す る 意 識 が 薄 く な っ て い る 。 そ こ で 、 今 回 「生 き 方 の テ ー マ 」 を 設 定 す る こ と に よ り 、 薄 れ が ち に な っ た 価 値 を ク ロ ー ズ ア ッ プ さ せ 、 学 習 集 団 が そ れ を よ り意 識 で き る よ う な 学 習 過 程 を 組 ん で い く こ と で 、 生 き 方 を 主 体 的 に 創 造 で き る 児 童 が 育 つ で あ ろ う と 考 え た 。
【こ れ ま で の 授 業 】 【 目 指 す 授 業 】
ダァノ
教 科 ・領 域
"旨\ 殿応する 生 き方
⇒倉
教 科 ・領 域 に即 応 す る 目標
生 き方 に かか わ る 多様 な価値 生 き方 の テ ー マ の 設 定
構想・[互 コ[互][至 コ
ー 園 團 團 團
単独教 科 ・領域 の単元 ・題 材を通 した指導 (○ 共 通 した 生 き方 の テ ー マ) 教 科 ・領 域 の 関 連 を 図 っ た 指 導
(横 断 的 ・総 合 的 な学 習 の 構 想)
(2)「 か か わ りの 場 面 」 の 設 定
人 間 は 、 か か わ り 合 い の 中 で 育 ち 、 自 己 を 磨 く こ と が で き る 。 こ の 世 に 生 を 受 け て き た 瞬 間 か ら 、 様 々 な か か わ り を 通 して 成 長 し 、 今 日 の 自 己 を 築 き 、 発 展 さ せ て い く 。 よ っ て 、 子 ど も た ち が 自 分 の 「生 き 方 」 を 方 向 付 け し、 決 定 す る 上 で 、 か か わ り の 場 面 を 授 業 改 善 の 視 点 と し て 取 り 入 れ る こ と に は 、 大 き な 意 義 が あ る と 考 え た 。
か か わ り の4つ の 場 面
① 主 と し て 自 分 自 身
自 己 の 在 り方 を 自 分 自 身 の か か わ り に お い て と ら え 、 望 ま し い
自 己 の 形 成 を 図 る 。
② 主 と し て 他 人
自 己 を 他 と の か か わ り の 中 で と ら え 、 望 ま しい 人 間 関 係 の 育 成 を 図 る 。
③ 主 と して 自 然 や 崇 高 な も の 自 己 を 自 然 や 美 し い も の 、 崇 高 な も の と の か か わ り に お い て と ら え 、 人 間 と して の 自 覚 を 深 め る 。
④ 主 と して 集 団 や 社 会
自 己 を さ ま ざ ま な 社 会 集 団 や 社 会 と の か か わ り の 中 で と らえ 、 社 会 の 一一員 と して の 自 覚 を も ち 生 活 す る 人 間 の 育 成 を 図 る 。
か か わ り に っ い て の 場 面 の 設 定
〈 集 団 ・社 会 〉
・ さ ま ざ ま な 人 々 と 交 流 す る。
・ 一 人 一 人 の よ さ が 発 揮 で き る。
考聞や合のをさめ﹀人見︒よ認人一意うのを他人や合いい︒︿一えき互違う
a
⇒ b4
自 己
b4
Cコ 〔⇒
︑りやる﹀え振さ知身考︑︑よを自でし︒の性分分動る分能自自行返自可
く・・
〈 自 然 ・崇 高 な も の 〉
・IV聞 き し た り、 触 れ た り す る 体 験 を 持 っ 。
・美 し い も の(生 命)に 感 動 す る。 一
一6一
(3}「 問 題 解 決 的 な 学 習 」 の 充 実
学 習 だ け に 限 ら ず 、 私 た ち は 日 々 の 生 活 に お い て 、 い ろ い ろ な 出 来 事 に 遭 遇 す る 。 そ の 場 の 状 況 や 自 分 の 置 か れ て い る 立 場 、 今 何 が 大 切 な の か を 考 え て 適 切 に 行 動 で き る 力 を 備 え て い く こ と は 、 自 分 の 生 き 方 を 考 え て い く 上 で 極 め て 重 要 で あ る 。 そ の 力 を 養 う た め に 自 ら課 題 を 見 つ け て 取 り 組 ん で い く学 習 、 す な わ ち 「問 題 解 決 的 な 学 習 」 を 「生 き 方 教 育 」 の 柱 の 一 っ と 考 え た 。
問題解決的な学剖
1難 聯 調
D自分なりの学習の仕万に気付く
D
自分で課題を見つけ取り組み解決する力を育てる
D
生き方教育
上 図 に あ る よ う に 、 問 題 解 決 的 な 学 習 に お い て は 、 そ の 過 程 に お い て 自 己 評 価 や 相 互 評 価 を 交 え な が ら試 行 錯 誤 を 繰 り返 し、 時 に は 解 決 方 法 や 取 組 み を 修 正 し な が ら 、 学 習 を 進 め て い く。
こ う した 学 習 の 繰 り 返 し の 中 か ら 児 童 は 自 分 な り の 学 習 の 仕 方 を 少 しず っ 身 に 付 け る こ と が で き る と 考 え る 。 こ こ で 得 た 失 敗 や 成 功 が 教 訓 又 は 自 信 と な り、 問 題 に 直 面 し た 時 に 何 が 課 題 か を 見 抜 き 、 ど う し て い け ば い い の か 、 何 が 必 要 な の か を 考 え 、 自 ら の 力 で 課 題 を 解 決 して い こ う と す る 能 力 や 態 度 が 育 っ て い く 。 こ の こ と は 自 ら の 生 き 方 を 考 え た り 、 決 定 し た り し て い く上 で の 普 遍 的 な 力 に な る と 考 え た 。
(4)「 自 己 評 価 活 動 」 の 工 夫
児 童 が 様 々 な 活 動 を 通 し て 、 よ り 豊 か な 自 己 実 現 を 図 っ て い くた め に は 、 自 分 で 自 分 の 学 習 内 容 、 行 動 、 意 欲 、 態 度 等 を 評 価 し 、 そ れ ら に よ っ て 得 ら れ た 情 報 に よ っ て 、 自 己 洞 察 を 深 め 、 自 分 の こ れ か ら の 学 習 や 行 動 の 在 り方 を 判 断 し 、 決 定 して い く と い う 能 力 や 態 度 を 育
て て い く こ と が 重 要 で あ る 。
そ こ で 、 学 習 活 動 の 中 で 自 己 評 価 活 動 の 場 面 を 設 定 し、 自 分 を 見 つ め 、 振 り返 る 活 動 を 繰 り返 す こ と に よ っ て 、 人 間 と し て よ り よ く 生 き よ う と す る 能 力 や 態 度 が 身 に 付 く と 考 え た 。
〈 自 己 評 価 の 定 義 〉
自 分 で 判 断 し 、 決 定 し、 行 動 し た こ と に 対 して 、 歩 み を 見 っ め 直 し確 認 す る と と も に 新 た に 生 じ る 課 題 を 吟 味 し 、 そ れ を 解 決 す る 方 法 な ど を 探 究 す る 営 み
〈 自 己 評 価 と 自 己 実 現(自 分 づ く り)と の 関 連 〉
[堕 方の 定
→ 達 成行 動 → 自己評価
一 墨
2実 践 事 例(1)第3学 年 学 級 活 動 を 通 し て の 事 例(概 要)一 構 想A (1)「 生 き 方 」 の テ ー マ
自 他 の よ さ を 知 り 、 と も に 生 き よ う と す る 。
② テ ー マ 設 定 の 理 由
〈今 日 的 状 況 〉
自 分 に 対 す る 自 信 が もて な い こ と が 、 人 々 の 関 係 性 を 不 安 定 に し 、 自 己 中 心 的 な 言 動 を 強 く し て い る 。 個 性 を 尊 重 し な が ら も 、 集 団 生 活 や 社 会 生 活 を 営 む 上 で の 基 本 的 な 資 質 や 能 力 を 養 う こ と が 求 め ら れ て い る 。
〈児 童 の 実 態 〉
本 学 級 で は 、 児 童 の 人 間 関 係 が 少 しず つ 深 ま っ て い くに 従 っ て 、 す で に 何 段 階 か の 集 団 の 質 的 な 変 容 が 見 え て き て い る 。 し か し 、 時 に 、 自 分 の 思 い 通 り に な ら な い と 勝 手 な 行 動 を と っ て し ま う 児 童 も ま だ い る 。 そ の よ う な 実 態 か ら 、 友 達 の よ さ を 見 て い く こ と に よ り 、 お 互 い が 気 持 ち よ く な り 、 一 人 一 人 が 認 め ら れ て い る と い う実 感 を 持 つ こ と に つ な が る と 考 え 、 本 題 材 を 設 定 し た 。
(3)ね ら い
① 生 き 方 と し て の ね ら い
・自 分 ら し さ を 知 り 、 そ れ を 生 か して よ り よ い 生 活 を しよ う とす る。
・互 い に 助 け 合 い な が ら生 き る こ と の 大 切 さ に 気 付 く。
② 特 別 活 動 と して の ね ら い
・み ん な と 話 し 合 い 、 お 互 い に か か わ りな が ら、 よ りよ い 人 間 関 係 を 築 くよ うに す る。
(4)授 業 改 善 の4っ の 視 点
① 「生 き 方 」 の テ ー マ と 題 材 と の 関 係
・相 手 の よ さ を 認 め 、 相 手 の 気 持 ち を 考 え た 言 葉 を 「うれ しい 言 葉 」 と と らえ 、 そ の よ う な 「う れ し い 言 葉 」 を 交 わ し 合 う こ と は 、 お 互 い の 気 持 ち を よ く し、 一 人 一 人 が 認 あ ら れ て い る と い う 実 感 を も っ こ と に っ な が る 。
・よ さ を 認 め ら れ た こ と に よ り 、 自信 を 持 って 発 言 した り、 進 ん で 行 動 した りす る な ど 、 積 極 的 な 生 き 方 を す る 姿 勢 が 生 じ る 。
② か か わ り の 場 面 の 設 定
・ 自 分 自 身 の よ さ は 、 な か な か 自分 で 発 見 す る こ とが で きず に い る。 そ こで 、 友 達 との か か わ り の 中 で 、 自 分 の よ さ に 気 付 く こ と が で き る よ う に 働 き か け る 。
・友 達 の よ さ を み て い く活 動 を 通 して 、 今 ま で の 自分 の 見 方 や 考 え 方 の 問 題 点 に気 付 か せ 今 後 自 分 が ど の よ う な 姿 勢 で 臨 ん だ ら よ い か 考 え さ せ る 。
③ 問 題 解 決 的 な 学 習 の 充 実
・自 分 に と って う れ し い 言 葉 を 探 す 。(人 に と って も うれ しい)
・友 達 の 考 え と 自 分 と の 共 通 性 や ち が い を 見 付 け る 。
・可 能 な 限 り の 話 し合 い の 場 面 を 設 定 す る 。
④ 自 己 評 価 の 工 夫
・発 見 カ ー ドや 手 紙 文 を 書 く こ と に よ り 、 自分 の 考 え や 活 動 を ま と め る。
一g一
・ も ら う た カ ー ドや 手 紙 に 対 し て 感 想 を 書 く こ と に よ り 、 自 分 の よ さ を 認 識 す る 。 (5)学 習 計 画(途 中 略)
月 学 習 活 動 授 業 改 善 の ポ イ ン ト
4月 自 己 紹 介 を し よ う
自分のことを格手に伝えるとともに棺手のことを知る。
【生き方】
【問題解決】 名朝の中身をどんなものにすれば自分のことが伝わるかあらかじめ考えておく。
【
かかわり】 名剃を互いに交換していくo
5月
ク ラ ス の め あ て を 作 ろ う
{問鍾解決】1ケ 月Qの クラスの檬子を互いに諾し合い、クラスのめあてをつくる。
【かかわり】 友だちの慮見を聞いて自分の考えをまとめる。
【自己評価】 めあてづ くりに対して自分の考えを述べるo
10月 う れ し い 言 葉 を お く ろ う(本 時)
【生き方】 自趣のよさを知り、互、いに蛮めていく。
【問暫解決】 アンケー トの結果を見ながら超手に合う言葉を見つける。
'【かかわり1班
の人と脇力して友だちのよさを見っける。(グ ループ話重)
【自己評価】 友だちのよいところをカードに書いて護す。 もらったカードに感想を述べるo
11月 OOく ん ・○ ○ さ ん の 宝 物
【生き方1自 億のよさを知り、互いに謬めていく。
【問題解決】 決めた帽手を2週 問観察し、よさを見っける。
【自己評価】 手厳文などを用いて、よさを相手に伝え る。
2月
外 国 の 人 た ち と 触 れ 合 お う(イ ン ド大 使 館 を 訪 ね て)
【生き方】 言葉や習慣の達う人たちの中で自分を表翼する。
【問題艀決】 言葉が通じなくても自分のことを伝える方法を考える。
【かかわり】 インドの文化に触れるとともに日本の文化にっいても伝えていく。
【自己評価】 交筐した後の感想を自分なりにまとめるo
(61他 教 科 と の 関 連
幽慮化対象化
国 語 科 道 徳
「つ り 橋 わ た れ 」 に お い て ト ッ コや サ ブ た ち の 気 持 ち 1を 考 え る 。
学 級 活 動
・い ろ い /う な 「う れ し
い 言 葉 」 を 知 る 。 (言 語 事 項)
・相 手 の 気 持 ち を 考 え た 手 紙 文 をi 書 く こ と が で き
る 。
・ 「自 分 ら し さ 」 概1
念 化
・自 作 教 材
思 いやり ・帰 りの 会 な ど で 友 達 の よ か っ た こ と を発 表 す る 。
・ 「うれ し い 言 葉 」 に 気 付 き 、 日 常 生 活 の 中 で そ れ を 相 手 に 伝 え よ う とす る意 欲 を 持 つ 。(本 時)
・相 手 を 決 め 、友達 の よい ところ を 見 っ け 、 伝 え る こ とが で き る。
・..・ 日 常 的 に 友 達 の よ さ を 知 り 、 そ れ を 生 か し で \ \ .に 気 付 き 、 伝 え る こ よ り よ い 生 活 を し よ う と す る こC..o'一̲.が で き る 。
・共 生 の 視 点 を 持 っ て 、 生 き る こ と \ \. 、 の 大 切 さ に 気 づ く 。"\
・本 題 材 に お け る 「生 き方 テ ー マ 」 の 系 統 性
意 言哉 イヒ
i y
対 象 イヒ
i 1
‑E71 .念 イヒ i
d
概 念 の7イ ヒ 実 践 イヒ
自 分 も友 達 も互 い に よ い 点 が あ る こ と に 気 付 く。
1
自分 の よ さ と 友 達 の よ さ との 共 通 性 と異 質 性 に 気 付 く。
1
自分 の よ さを 「自分 ら し さ」 と 自覚 す る 。 i
こ
「自分 ら しさ 」 の 更 な る発 見 に 努 め る
「自分 ら しさ 」 を 知 り、 そ れ を 生 か して よ り よ い 生 活 を す る。
上 記 の 流 れ は 、 本 題 材 の 展 開 そ の も の に 当 て は ま る と と も に 、 低 学 年 一 中学 年 一高 学 年 一中 学 校 と い う段 階 の 中 に も置 き換 え る こ と が で き る 。
(7}本 時 の 学 習(6/12)
① 本 時 の ね ら い
・ う れ し い 気 持 ち に な る 言 葉 に 気 付 き、 日 常 生 活 の 中 で 積 極 的 に そ れ を 相 手 に 伝 え よ う と す る 意 欲 を 持 た せ る 。
・お 互 い の よ さ に 気 付 か せ 、 相 互 に 信 頼 し合 い な が ら共 に生 きて い こ う とす る態度 を育 て る。
② 本 時 の 展 開 支 援 の 工 夫(※ 生 き 方 ● か か わ り ◎ 問 題 解 決 ★ 評 価)
学 習 活 動
1.言 わ れ て う れ し い 言 葉 に は ど ん な も の が あ る か 知 る 。
2.言 わ れ て う れ し か っ た 言 葉 に っ い て 発 表 す る 。
3.他 の 班 の 友 達 に お く る う れ し い 雷 葉 を 考 え よ う 。
4.う れ し い 言 葉 の カ ー ド を お く る 。
5.も ら っ た カ ー ド に 対 し て 感 想 を 発 表 す る 。
5.先 生 の 話 を 聞 く 。
教 師 の 支 援
◎ 言 わ れ て う れ し か っ た 言 葉 の 事 前 ア ン ケ ー トの 結 果 を 見 せ る 。 い ろ い ろ な 種 類 の 言 葉 が あ る こ と を 知 ら せ
る 。
○ 言 わ れ た 時 の 興 体 的 な 場 面 が 想 像 で き る よ う に 発 表 を 促 す 。
● 言 っ た 側 の 気 持 ち に も 触 れ る よ う に す る 。
★ 自 分 の 経 験 を 振 り 返 っ た り 、 友 達 の 発 表 を 聞 い た り し て 、 う れ し い 言 葉 に 気 づ く こ と が で き る か
◎ 決 め ら れ た 他 の 班 の 一 人 一 人 に つ い て 、 お く るo を 班 の 中 で 話 しAOわ せ 、 カ ー ドに 書 く よ う に さ せ る 。.
(カ ー ド)、
● 全 員 が う れ し い 言 葉 を も ら え る 活 動 で あ る こ と を 意 識 付 け る 。
● 班 の 全 員 で 友 達 の よ さ を 出 し 合 い 、 カ ー ドに 書 く 内 容 が 決 め ら れ る よ う に 班 に 働 き か け る 。
★ 友 達 へ の う れ し い 言 葉 を 一 生 懸 命 考 え よ う と し て い る か 。
Oカ ー ド に 書 い た う れ し い 書 葉 を 発 表 さ せ る 。
■ 発 表 し て も ら っ た 児 童 に 感 想 を 聞 く 。
※ だ れ に で も よ さ が あ り 、 そ れ を 認 め て い く と と も に う れ し い 気 持 ち に な る こ と に 気 づ か せ る 。
○ 本 時 の 児 童 の 活 動 に 対 し て 賞 賛 し 、 臼 常 生 活 の 中 で う れ し い 言 葉 を 積 極 的 に 相 手 に 伝 え て い け る よ う 意 欲 付 け を す る 。
● 今 後 、 学 級 内 で い っ で も カ ー ドを 利 用 で き る こ と を 知 ら せ る 。
③ 評 価
・ う れ し い 言 葉 に 気 付 き 、 そ の 言 葉 を 友 達 に お く ろ う と す る 意 欲 が 持 て た か 。
・ お 互 い の よ さ に 気 付 か せ 、 相 互 に 信 頼 し合 い な が ら共 に 生 き て い こ う と す る 態 度 が 育 った か 。
(8)カ ー ド 記 入 例
Clp O,
接
,聖
P還
㍗,
:,c ダ
o
聖?
C)
磐Q o,.
亀?
a'9、圏n
鰐 轟 貿磁3包9轡 ・卿6潔 臨
よ︾ さんへばくの.のつのふたが
な・︿なー︑てぽくが針ん
なに聞口z.入一んト
←じ聞Dカ︑そし圏た﹁つP⊃しぶレさがしzくれ去︒
ぞ﹁し7﹂xえが
見つけZ<丸た︒
乙Zもうれしか,
た︒
軌撫 魎 臼磁 鰯 響鋼 触 鵠 漕轟 夢
一10一
箋
怨 鰭 →「
bo
壼 蓼
φタ
耀 ぞ 〆 〜'8 \
馴鯉嚇団,引馴をわたし朔忘γ三3亀圭冒い
Zく九てと.て・モ・つ浴しいてす.
カた﹂感︑こ九Vかハつそご‡てて"る人を納ヂけ5な くと
6
と"い二v﹂をた∠さんしたい︑そ
レー聾ー㊧ー誌( Vゆ
嵐
㌧ 懲
尋
)
鍮
蘇実 践 事 例 ② 第5学 年 環 境 教 育 を 通 して の 事 例(概 要)一 構 想B (D生 き 方 の テ ー マ
人 や 自 然 な ど へ の 思 い や り の あ る 生 き 方 を す る 。 (2)テ ー マ 設 定 の 理 由
く 今 日 的 状 況 〉
個 人 主 義 的 な 考 え が 広 が り 、 家 族 も 大 家 族 か ら核 家 族 の 時 代 に な っ た 。 人 と の か か わ り が 希 薄 に な り 人 と 交 わ り の 中 で 相 手 の 気 持 ち を 考 え た り 、 仲 良 く す る 工 夫 を し た りす る こ と が で き な く な っ て き て い る 。
〈 児 童 の 実 態 〉
家 庭 環 境 の 変 化 や 学 習 へ の 不 安 な ど か ら心 の ゆ と り を 失 っ て い る よ う で 、 自 分 本 位 の 考 え 方 を す る 児 童 が 目 に 付 く。 何 事 も 自 分 が 中 心 で 友 達 の こ と を 考 え な い 発 言 が 多 い 。
(3)ね ら い
① 生 き 方 と し て の ね ら い
・友 達 や 身 の 回 り の 人 々 の よ さ を 認 め 、 優 し く思 い や り を も って 接 す る こ とが で き る。
・自 然 や 動 植 物 を 愛 し 、 自然 環 境 を 大 切 に す る こ と が で き る。
・節 度 の あ る 生 活 や 物 事 の 循 環 に つ い て 考 え る こ と が で き る 。
② 環 境 教 育 と して の ね ら い
・身 の 回 り の 問 題 か ら 、 地 球 規 模 の 環 境 問 題 な ど、 さ ま ざ ま な環 境 にか か わ る問 題 に対 す る 関 心 を 高 め る 。
・環 境 問 題 を 理 解 し、 主 体 的 に 問 題 を 解 決 す る意 欲 を 身 に 付 け る。
・環 境 問 題 を 主 体 的 に 解 決 す る 能 力 を 身 に 付 け る 。 (4)授 業 改 善 の4っ の 視 点
① 生 き 方 の テ ー マ と 題 材 と の 関 係
環 境 教 育 を 取 り 上 げ る こ と は 、 私 た ち の 身 の 回 り の 自 然 に 目 を 向 け る こ と に 直 接 に っ な が る 。 森 林 の 働 き や そ の 状 況 及 び 、 資 源 と し て の 木 材 の よ さ を 知 る こ と を 通 して 、 人 や 物 に 対 す る 思 い や り の あ る 生 き 方 を 育 て る こ とが 可 能 で あ る と 考 え た 。
② か か わ り の 場 面 の 設 定
・デ ィ ベ ー ト的 手 法 の 活 用 に よ り 児 童 の 意 見 を 森 林 活 用 型 と 環 境 保 護 型 に 分 け 、 意 見 を 戦 わ せ る こ と に よ り 考 え の 深 ま り を 体 験 さ せ る 。
・社 会 の 色 々 な 入 や 新 聞 等 た ち か ら 情 報 を 得 る 。
・地 域 の 教 育 力 に 目 を 向 け 、 地 域 の 方 を 講 師 と して 招 聰 し授 業 に 生 か す 。
③ 問 題 解 決 的 な 学 習 の 充 実
・VTR等 を 利 用 し、 見 て 分 か った こ と、 疑 問 に思 っ た こ とを 発 表 しな が ら 自 ら課 題 を把 握 さ せ る 。
・ 自 分 た ち の 身 近 な 題 材 、 実 験 、体 験 か 等 ら追 求 した い 課 題 を と らえ る よ うに す る。
④ 自 己 評 価 活 動 の 工 夫
・学 習 カ ー ドの 中 に 振 り 返 り の 項 目 を 設 け 、 時 間 を 確 保 す る。
〔5),.t一重}㍉㌦詳'1而1
第1次(リ サ イ クル 活 動 に触 れ よ う)
学習 内容 授 業 改 善 の ポ イ ン ト
第1時 間 目(学 級 活 動)
碑 文 谷 彫 につ いて 理 解 す る。 【か か わ り】 実 際 の 碑 文 谷 彫 を 見 せ る。
【問 題 解 決 】 廃材 で あ る こ と に気 付 く。
第2時 問 目(図 工)
碑 文 谷 彫 に 取 り組 む。 【生 き 方 】 地 域 の 講 師 の 生 き方 に 触 れ る。
【か か わ り】 地 域 の 方 に 講 師 と して 指 導 を 受 け る。
第2次(森 林 につ い て 考 え よ う) 第1時 間 目(社 会)
森 林 の は た ら き につ い て 考 え る。 【生 き 方 】 広 報 委 員 会 ビデ オ 「子 供 の 森 」を 見 て 外 国 の 友 達 や 日本 の ボ ラ ン テ ィア の 行 動 に触 れ る 。
【問 題 解 決 】 「子 供 の 森 」 を 見 て森 林 の 役 割 の 大 切 さを 考 え る手 が か りと す る 第2時 問 目(社 会)
森 林 の は た ら きに つ いて 調 べ る。 【か か わ り】 資料 を活 用 す る。
【問 題 解 決 】 調 べ た課 題 毎 に グル ー プ で 発 表 す る。
第3時 間 目(社 会)
調 べ た結 果 を 発 表 し、理 解 す る。 【問 題 解 決 】 自分 た ち の興 味 に 合 っ た課 題 を 選 ぶ 。 赤 土 と黒 土 の水 分 保 有 量 の 比 較 実 験 を す る。
【自 己評 価 】 活 動 につ い て振 り返 る。
第3次(森 林 資 源 の 活 用 にっ い て 討 論 会 を しよ う) 第1時 間 目(社 会)
木 よ さに つ いて 考 え る。 【か か わ り 】 資 源 と して の 身 近 な木 材 の 用 途 に 目を 向 け る。
【問 題 解 決 】 木 の よ さを 考 え 、伐 採 の 意 味 に つ いて 調 べ る。
第2時 間 目(社 会)
木 の よ さ に つ いて 発表 し、 理 解 す る。 【問題 解 決 】 自分 た ちの 疑 問 か ら木 の や さ や 伐 採 の 重 要 性 を 知 る。
【自己 評 価 】 森 林 の 保 護 と森 林 の 伐 採 の 矛 盾 に つ い て 気 付 く。
第3時 間 目(社 会)
環 境 保 護 と森 林 資 源 の 活 用 に つ いて 討 論 会 を 計 画 す
る。 1総 繍1鱗 懸 多:ILIV=;:と森林伐採 グループ に分かれて調 べ方 を考 え る
・森 林 の 状 況 は ど うな って い る か考 え る。
森 林 活
用 グル ー プ
・木 材 が な くて は生 きて ゆ けな い理 由 は な いか 考 え る
・木 材 の 役割 は ど うな って い るか 調 べ る 。
。 第4時 間 目(社 会)
今 ま で 調 べ た こと を ま とめ て発 表 準 備 を す る。
【か か わ り】 友 達 と調 べ た りま とめ た りす る。
地 域 や 社 会 の 人か ら も資料 を 集 め る。
第5時 閤 目(国 語)一 本 時 一 討 論 会 を す
る こ と で 自分 の 考 え を し っ か り と もっ 。
【生 き 方 】2つ り 違 った考 え 方 を 認 め 合 い 自分 な りの 価 値 の 決 定 を して い け るよ っ にす る。
【
か か わ り】2っ の グ ル ー プで 助 け 合 って 討 論 会 を 盛 り上 げ る。
互 い の よ さを 認 め 合 う よ うに す る。
【問 題 解 決 】 自分 の 考 え を 論 拠 を 上 げ なが ら説 明 で きる。
【自己評 価 】 自分 の 考 え を 自信 を もって 表 現 で き る。
第4次(自 分 た ちの で き る こ とを 考 え よ う) 第1時 間 目(学 級 活 動)
森
林 の 学 習 を 通 して 身 の 回 りで で き る 活 動 を 考 え る。
【生 き 方 】 自分 た ち の生 活 を 振 り返 る。
【自 己評 価 】 自分 た ち の 活 動 を 振 り返 る。
⑥ 他 教 科 との 関 連 ※ は本 学 習 と直 接 的 に関 連 を 図 っ た教 科 ・領域
教科 単 元 名 内 容
※社 会 環境 を守 る森林の働 き 森 林 の は た ら きに つ い て分 か る。木 材 の よ さ とそ の 活 用 につ い て 分か る。
※国語 私 た ち の 生 き る地 球 討 論 会 を しよ う(6年)
襲 象響 馨1こつ いて考 える ことが で きる・考 えた ことを整理 して文章 にす 討 論 ゲ ー ム を通 して 論 理 的 な思 考 力 、表 現 力 を 養 う。
相 手 に 分 か りや す く話 した り、考 え を比 べ た り しなが ら正 し く聞 き取 る こ とが で き る。
※理科 植 物 の っ く り と は た ら き
(6年) 葉 に 日光 が 当 た る とで ん ぷ ん が で き る こ とが 分 か る。
家庭 身 の 回 り を整 え よ う 身 の 回 りの 整 理 整頓 が で き る。 ゴ ミの 正 しい 処理 の 佳 方 にっ い て分 か る。
※図工 作 って 遊 ぶ 身 近 な 木 を 持 ち寄 り作 って 遊 ぶ こ とが で き る。
道徳
か あ ち ゃん の ア ップ リケ 思 い が け な い 春
緑 よ よ み が え れ 一 踏 み 十 年
くず れ 落 ち た 段 ボ ー ル箱
節 度 あ る 生 活 態 度1‑(1) 思 い や り 、 親 切2‑(2) 自 然 愛 、 動 植 物 愛 護3‑(D② 自 然 愛 護3‑(D(2)
思 い や り 、 親 切2一 ② 、
1 特 別 活 動
,※
学級 活動 広 報委 員会活動
⊥ 墜 犠 麟 と鰍 ・学校や家庭働 し繊 することができる・1
一12一
(7)本 時 の 学 習(10/11)
① 本 時 の ね ら い
・お 互 い の 意 見 の よ さ を 認 あ 合 う こ と が で き る(生 き 方)
・森 林 の 保 護 に っ い て の 説 得 力 の あ る 意 見 を 言 う こ と が で き る 。(国 語)
② 本 時 の 展 開 支 援 の 工 夫(※ 生 き 方 ● か か わ り ◎ 問 題 解 決 ★ 自 己 評 価)
学 習 活 動
テ ー マ:森 林 の 伐 採 は よ い こ と か 。
第1話
・賛 成 森 林 活 用 グ ル ー プ(3分)
・反 対 環 境 保 護 グ ル ー プ(3分) 質 疑 応 答
感 想 発 表(2分) (兄 弟 班) 作 戦 会 議(3分) 第2話
・反 対 森 林 保 護 グ ル ー プ(2分)
・賛 成 森 林 活 用 グ ル ー プ(2分)
・感 想 発 表(2分)(兄 弟 班) 作 戦 会 議(2分)
第3話
・反 対 ・賛 成 側 結 論(各1分)
○ ま と め
意 見 を 発 表 し た り 、 聞 い た り し た 後 で 自 分 の 考 え を ま と め る 。
○ 発表
自分 た ちの意 見を発 表 し合 う。
教 師 の 支 援
※ 互 い の 意 見 の よ さ を 認 め あ う よ う に 助 言 す る 。
● 相 手 を 認 め る 気 持 ち で 発 言 す る 。
●時 間内 で あれば何 人発言 して もよい。
◎ 疑 問だ けを 出 しあ う。
● 兄弟班 が討 論 内容 のの説得 力 につ いて意 見を言 う。
●◎ 相 手の意 見 を受 けて作 戦を 考 え る。
● よ い 点 を 認 め る よ う に 助 言 す る 。
◎ 結 論 が だ せ る よ う に 助 言 す る 。
※ ゲ ー ム 終 了 の す が す が し い 気 持 ち を も っ よ う に 助 言 す る 。
★ お 互 い の 意 見 を 認 め 合 い 考 え た こ と を 賞 賛 す る 気 持 ち を 大 切 に す る 。
※2つ の 価 値 の 中 で 自 分 な り の 考 え を も っ こ と が で き る
③ 評 価
・お 互 い の 意 見 の よ さ を 認 め 合 う こ とが で き た か 。
・森 林 の 保 護 と 活 用 に つ い て 説 得 力 の あ る 意 見 を 言 う こ と が で き た か
。 (8)子 ど も の 感 想 か ら
ぐ ち齢 の醜 》
知 謙 配 融 叡 対酋 繍 ・叡 な・Zし 劇 乞3座 励 吻 るく θ・た 伽 轍 働 鰍 か碑 く懲 布 鋼 しヤくず雌 磁 、13略 畝 害ガ 机 り ます.き た 、森 林 紹 くな81ζ・人 々 討 あ叡 な 殖 す 乏 うい う 專 も考えまと、や.ぱ ジ翻 ド弦寡LZお い1…俸うかいいと鬼uま す・
〈 零 獺 」認 誓 いの こζゆ 〉
編 、あま,拙 吻 渕 用色 は す 水 碗 だイヵ、い ぱ・しませ ん・爆累ヤ 座 σ)漸 習色 します.電 更巳こまめ ヒ増 し{紡 ・この4ブ 色まtゲ 乙・麟 吃 穴切 にした いZす 一