• 検索結果がありません。

食品外装段ボール箱圧縮強さモデル

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "食品外装段ボール箱圧縮強さモデル"

Copied!
11
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

日刀に包装学会霧VbL4ハb‘α995)

一ガif論文

内容物強さ基準の

食品外装段ボール箱圧縮強さモデル

村尾千秋*

CompressionStrengthFormuIaforCorrugatedContainers forFoodProductsbasedonCompressionStrengthofContents

Chi2kiMURAO。

MathematicalmodelwasstudiedonthecompI℃ssionst1℃ngthchamcteristicsofcoImgated

contame庵withcontentsmthep厘v1ouspaper,ThatwasC=B+αD…(1)、C=βA…(2).

Continuousstudyismadeonthechamctensticsofcoefficientamvolvedaboveequation(1).

CompI℃ssuvecI℃eptestsa】℃madeofthecolmgatedcontainemsfilledwithcartonboxes

conditionedat20℃.,65%R、H、/40℃.,90%RH・Resultsofthetestssuggestthatthe

comprもssivec】もepfanm℃st泥ngthconditionedat40℃.,90%RH、showstimeacceIeIated

effectstothatconditionedat20℃.,65%R・HCoefncientaisappmximatelyconstanttocrcep

timebutsensitivetomatezialconstructionorsizeofcoITugatedcontaine定andinnercaIton boxesatbothconditions・Consequentlyitisrevealedthatequation(1)demonst垣testhe appmpaatestmctu泥todesc㎡bethecomp1℃ssBonstr℃ngthofemptyconPugatedcontainems relatedtothatofconmgatedcontaine鱈fmedwithcaltonboxesItisconcludedthatais fundamentalcoefficienttodescnbethe妃sponsibiUtyofemptycoRTugatedcontaine応fbrthe comp顕ss1onstI℃ngthofcpolTugatedcontaine庵fmedwithcartonboxes

Keywords:CorTugatedcontainer,Cartonbox,Comp妃ssionstI℃ngth,C1℃epfailu”,HightemF

pelatulC/hi副lhumidityconditionsbMathematicalmodeLStructuIもofmodel

前報で、外装段ボール箱圧縮強さの特性を表現する数式モデルとして、C=B+α、…(1)、C=βA…

(2)を提案した。本報では引き続き、(1)式の係数αの特性を検討した。外装段ボール箱の中身がカート ン個箱の場合につき、20℃65%RH及び40℃90%RH前処理条件で、圧縮クリープテストを行った。そ の結果、40℃90%RH前処理での圧縮クリープ強さは、20℃65%RH前処理のそれの時間促進試験にな っていることが確認できた。また係数αは、圧縮クリープ時間に対し略定数安定性を示す一方で、外装段 ボール箱や中身のカートン個箱の材質構成や寸法形状に対しては、高い感度を示した。結局(1)式は、

カートン個箱入り外装段ボール箱と、外装段ボール空箱の圧縮強さの関係を表現するのに適した構造であ

ること、係数αはカートン個箱入り外装段ボール箱圧縮強さに対する外装段ボール空箱圧縮強さの寄与率 を示す基礎係数であることが明らかになった。

キーワード:外装段ボール箱、カートン個箱、圧縮強さ、クリープ潰れ、高温多湿条件、数式モデル、モデ

ルの構造

。(株)ライフテクノ(〒110東京都台東因ヒーヒ野1-10-14)LIFETECHNOCORP.,10-14,Kitaueno-1,Taitoh-ku

Tokyo,110

-295-

(2)

内容歓基鎖段ポーノ、鏑圧〕i;!i‘さぞ天ル

1.緒言

な特性を示すかを試験室で確認、モデルの有

効性を検証した。

個装が缶やガラス瓶のように、個装だけで

保管積付時の全荷重を負担できる場合は、外 装段ボール箱設計にさいし、圧縮強さ要素を 考慮に入れる必要はない。しかし、その他加 工食品で多用されている個装/内装がカート

ン箱、パウチ、プラスチックボトルのような 場合は、結果的に中身と外装段ボール箱が圧 縮荷重を分担する状況が発生する。その場 合、耐圧荷重分担の関係を定量化すること が、食品外装段ボール箱圧縮強さの最適設計 上必要となる。本報ではこの問題を取り扱

う。

外装段ボール箱の中身が、商品全体の圧縮 強さにどのように関与するかに触れた報文は 少ない。それらは穀類を直接外装段ボール箱 に入れて、空箱との圧縮強さ比較を試みたも の')、段ボール紙をスリーブ状に加工して中 身代わりに外装段ボール箱に挿入し、全体の 強度がどのように変化するかを論じたもので ある2)。いずれの場合も、環境は標準状態、測 定は瞬間圧縮強さといった極めて限定された 条件下での実験であり、結果についても現象 論的な考察が加えられているだけで、明確な 結論には達していない。

筆者は既に前報で、中身入り商品の圧縮強 さを中身集合体強さと外装段ボール空箱強さ の関数として表現するマクロ数式モデルの第 (1)式として、C=B+αDを提案した3)。こ こにCは中身入り商品、Bは中身集合体、Dは 外装段ボール空箱のそれぞれの圧縮強さであ る。本報では、カートン個箱入り外装段ボー ル箱をモデルに選定して、αが環境条件とク リープ時間が変化する状況の中で、どのよう

2.理論

商品は工場の生産ラインで完成後、圧縮強 さにつき、種々の流通環境の経時的な劣化要 因の影響を受けながら、販売の末端に送り届 けられる。その状況は、Figlのようにモデ ル化することができる。これをマクロ数式モ

デルの第(1)式で表現すると次のようにな

る。

C,=Bi+α`Di…---…………----………(1)

において

Ci=Cl(p1,qilC腿i-,)..………(1.1)

Bi=Bi(pi,qilCH.i-,)--…………(1.2)

Di=DI(pi,qilClLi-,)…---.……(1.3)

pI:ステージiの温湿度条件

q,:ステージ(i-1)→iのクリープ時間 CHI:ステージO→i履歴後のClを表し 各ステージでの荷重wiの影響も受ける

αi:Clに対するDiの実質寄与率

さらに、前報で設定した圧縮強さ劣化を試 験室で確認するためのモデル条件を使用して 係数αの特性を明らかにすることを考える。

その場合の第(1)式は次のように表現でき る。

C・・(pos,OlC凪。)=Bos(pos,OlClL。)

+αosDos(Pos,OlClLo)…---.(2)

Coh(p@h,0|C瓜。)=Boh(poh,OlCIL。)

+αohDom(p節,OlCH.。)・……--(3) CIS(pls,tlQL。)=BIS(pls,tlClL。)

+α18,18(pIs,tlGLo)・…………(4) Clh(pIh,tlGL。)=Blh(p、,tlCHL。)

+αIhDlh(pIh,tlC腿。)・…………(5)

-296-

(3)

日本包装学会誌VbjL‘jVbLaa995)

COS:20℃65%RH前処理中身入り商品の

初期瞬間圧縮強さ

Coh:40℃90%RH前処理中身入り商品の 初期瞬間圧縮強さ

CIS:COSがステージ1で20℃65%RH環境

下、クリープ時間tを経過した後の、

圧縮クリープ強さ

CIh:Cohがステージ1で40℃90%RH環境 下、クリープ時間tを経過した後の、

圧縮クリープ強さ

B、D、αのサフィヅクスの意味もCに準じ ているので、説明を省略する。

外装段ボール箱への詰め合わせ形態、外装段 ボール箱の形式の組み合わせを考慮して、5 種類のモデルケースを選定した。

Fig.2に外装段ボール箱内への個箱の詰め 合わせ状態を、TabIelに5種類のモデル ケースの構成仕様を示す。

3.2測定条件

①前処理40~80h

レベル1:20℃65%RH(標準状態)

レベル2:40℃90%RH(高温多湿状態)

②測定単位

外装段ボール箱単体、個箱の外装段ボー ル箱単位集合体、個箱入り外装段ボール

箱単体

③サンプル数

1モデルケース1前処理レベル当たり

N=50

二一mロ①』材ロ。温め①僧。【贋。。

〕『

1pIB;、LD

U U

CFI

nn Dnn-

3.3測定法と判定基準

①圧縮強さ測定法

TENSnpN/CTM-1-5000にて、ns 包装貨物圧縮試験法及び圧縮クリープ試 験法により測定。

②判定基準

外装段ボール空箱については座屈強さ を、個箱集合体及び個箱入り外装段ボー ル箱については、一定荷重でt時間の圧 縮クリープをかけた後、荷重を除去し、

個箱の損傷状況を目視検査する。そこで 個箱が1個でも商品性を損なうと判断さ れる限界の塑性変形を起こす直前の荷重 をもって、その個箱集合体もしくは個箱 入り外装段ボール箱のt時間圧縮クリー

プ強さと判定。

0123

Time

Cu=Compressionstrengthofcormgatedcontainers withcontentsatstagei、

日=Compressionstrengthofthecontentsfinedin coITugatedcontamersatstagei・

Dh=Compressionstrもngthofemptyco[Tugatedco⑪

tainersatstagei.

A=Averagecompressionloadtothebottomcorru‐

gatedcontamel5onpaUetmwarehause.

Fig.1Dete「iorationpattemofcomp「essionstrGngth dwingdistributiopnprocess

3.実験 3.1測定対象

加工食品の中で、個装としての使用頻度の 高いカートン箱と外装段ボール箱の組み合わ せをモデルに取り上げた。さらに個装寸法、

-297-

o c

-2&

Bo

&臼

-----

--国

---- ̄----

(4)

内容数選革段ボールj葛HEN6ii`さぞ完"

Typel Type3

Type2Type4

Fig.2FillingpattemofthecartonboxeSinco「「ugatedcontainers

TabIelSpecificationoftestsamples

「~ ̄

Il l

。■

-298-

case Filnngpattem ofcartonboxes

Spec・ofcarton

box電 Spec,ofcorrugatedcontainers

I Typel

l30x30x165mm Coatedpaper

3109/m2

394x309x1B8mm

KNN180/SCP180/KNN180g/m2

A/F

Wraparoundtypewithinner jomtflapattoppaneJ

Ⅱ Typel

130x30x165mm Coatedpaper

3109/、?

394x309x16Bmm

KNN180/SCP180/KNN1BOg/、?

A/F

Wraparoundtypewithouter jomtflapatsidepanel

、 Type2

l10x86x176mm Coatedpaper 4509/、

447x227x181mm

KNN220/SCP180/KNN220g/、?

A/F

Regularslottedtype

Ⅳ Type3

l17x30x141mm Coatedpaper

3109/、?

302x245x315mm

KNN180/SCP160/KNN180g/、2

A/F

Regularslottedtype

V Type4

l17x30x141mm Coatedpaper

3109/m2

302x245x315mm

KNN180/SCP160/KNN180g/m2 A/F

Regularslottedtype

(5)

日本包愛学会厳リノbL4ノVbja995)

4.結果及び考察 xlO3

4.1測定結果

CIS、BIS、DIS及びCl向、Blh、D,。についてt

=1~100分、α0s、αon及びα1s、α,hについ てt=O~60分の測定結果を、モデルケースI

の場合をFig.3~5,モデルケースⅡの場合 をFig.6~8、モデルケースⅢの場合をFig.9

~11、モデルケースⅣの場合をFig.12~

14、モデルケースVの場合をFig.15~17に

示す。

芦.二材巨目の①目一層ロ88

。、、QI1

のシ》m困己Eoo

4.2考察

(1)モデルケースI

①Fig.3,4ともに個箱入り段ボール箱圧 縮クリープ強さは、クリープ時間全域に わたり、個箱集合体のそれを下回る。ラ

ップラウンド外装天面に、糊代の内フラ ップが存在するため、荷重は内フラップ

が直接接触した個箱から作用し始め、そ の部分から商品性を損なう塑性変形が起 こり始める。個箱集合体の圧縮強さは、

均一荷重に対応するものであるのに対 し、個箱入り段ボール箱では、個箱集合 体に不均一荷重が作用するために起こる

現象である。

②Fig.3,4の個箱集合体及び個箱入り段 ボール箱圧縮クリープ強さの勾配は、段 ボール空箱のそれより大きい。即ち、段 ボール空箱の座屈に対し、個箱集合体の 商品性を損なう変形のクリープ時間に対 する感度が大きい。

③Fig.4の個箱入り段ボール箱圧縮クリー プ強さは、Fig.3のそれの略102倍の時間 促進試験になっている。

10l02

Creeptime,mm

Fig3ReIationshipbetweencreepfailurestrBngth

andcreeptimeforcaselconditionedat 20℃,65%RH

xlO3

底二二局目2]吻日っ[局や。①日。 翅公

①シ扇のP■ロ{眉。。

lO timamm

102

creep

Fig

ReIationshipbetweencreepfailure

andcreeptimefo「caselcondit 40℃、90%RH

strength onedat

-299-

(6)

P,容M曲基準段ボール箱汪鰄i#さぞ気"

④Fig.5はαが負となり、外装段ボール箱 負寄与型であることを示している。負の

寄与度は、高温多湿状態で顕著になる。

また、同一塩湿度条件下では、クリープ 時間10分以上で、αは定数化傾向を示

す。

(2)モデルケースⅡ

①Fig.6の個箱入り段ボール箱圧縮強さ は、個箱集合体と段ボール空箱強さの部 分和になっている。即ち、Fig.3と比較 して、個箱に対する荷重均一効果が現れ ている。それに対しFig.7では、個箱入

り段ボール箱強さは、個箱集合体強さと

等しく、段ボール空箱強さの寄与は零と

なる。

即ち、天面クリアランスが略零であるこ とに由来する個箱に対する均一荷重効果 も、高温多湿状態では、段ボール空箱強 さが個箱入り全体の強さに寄与する余地 が失われている。

②Fig.6,7の個箱集合体及び個箱入り段 ボール箱圧縮クリープ強さの勾配は、段 ボール空箱のそれより大きい。即ちこの 場合も、段ボール空箱の座屈に対し、個 箱集合体の商品性を損なう変形のクリー

プ時間に対する感度が大きい。

③Fig.7の個箱入り段ボール箱圧縮クリー プ強さは、Fig.6のそれの略104倍の時間

促進試験になっている。

④Fig.8は、前述のように、標準状態で外 装段ボール箱準寄与型、高温多湿状態で は外装段ボール箱零寄与型になることを 示している。また、αは同一温湿度条件 下では、クリープ時間に対し定数安定化

傾向を示す。

↓、-213112ミニL:

-05

a1hlα〔

ロヘローa

3060 Creeptime,mm

Fig5Relationshipbetweenc【andcreeptimefo「

caselconditionedat20℃,65%RH/40℃,

90%RH

X103

Cl③

3 2

芦.三凶5傷①目再思ロの2.段温めの目目。

、》

、一a一へ一

般・-

A町一宇、

』』

10l02

Creeptimebmin

Fi9.6ReIationshipbetweenc『eepfaiMBstrength andc「eeptimefOrcaseⅡccnditionedat 20℃,65%RH

(3)モデルケースⅢ

①Fig.9,10ともに、個箱入り段ボール箱 圧縮クリープ強さは、クリープ時間全域 にわたり、段ボール空箱と個箱集合体強

-300-

(7)

日本包菱学会鋒 VbL4jVb. Jag9a)

×103 ×103

zP二]凶ロ日湯巴口冨一日Q①日。①冒腸目aEoQ芦一三mロ日誌2.戸日ロの日o①倉、の日ロ日。。

lO

102

Creeptimamm

RelationshipbetweencreepfaiIu「estrength

andcreeptimeforcaseⅡconditionedat

40℃、90%RH

Fig.7

10l02

Creeptimebmin

Fig、9Relaticnshipbetweenc「eepfaiIurestrength andcrGeptimeforcasemconditionedat 20℃’65%RH

x103

塵一三m目日』、日ロ再巴。①①8①信の、日ロ日oQ

0

Z11n〔α「

3060 Creeptime,min

Fig・BRelationshipbetweendandc「Geptimefor

caseⅡconditionedat20℃,65%RH/40℃,

90%RH

さの中間値となっている。

②Fig.9,10の各3直線の勾配には大きな 差がない。即ち、段ボール箱空箱座屈と 個箱集合体の商品性を損なう変形のク リープ時間に対する感度に差がない。個 箱の段ボール箱に対する相対的寸法と紙

1010塾

Creeptimamm

FiglORelationshipbetweencreepfaiIure st「engthandcreeptimefo「casem conditionedat40℃、90%RH

-301-

(8)

内容鈎基単段ボール箱圧)綻強さぞ完"

X103 質の接近により、このような状況が出現

したと想定される。

③Fig.10の圧縮クリープ強さは、Fig.9の それの略102倍の時間促進試験になって いる。

④Fig.11は、標準状態、高温多湿状態とも に、外装段ボール箱部分寄与型であり、

かつαは、塩湿度環境及びクリープ時間 の両条件に対し、定数安定性が極めて高

い。

崖.昌凶白日一画の昌胃』8:晋窃§ロ日。○

一百=頭

--凸--二王

0.-

「’

0.

ZIhlaI1 L」

⑨----------F卍-----,B1.

トー8=ご=E

102

lO

Creeptimebmin

Z。■【α0m

RelationshipbetweencTeepfailure st「engthandc「eeptimefo「caseⅣ conditionedat20℃’65%RH Fig.12

Creeptime,mm

ReIationshipbetweBnpandcreeptime

forcasemconditionedat20℃,65%

RH/40℃,90%RH Fig.11

xlO3

唇昌曽田一⑫。冒冨当8§9局、。』PECC

(4)モデルケースⅣ

①Fig.12,13ともに、個箱集合体の圧縮 強さは極めて小さい。即ち、横詰めの カートン個箱は中身抜きの空の状態で は、圧縮強さを期待できない。その当然 の結果として、個箱入り段ボール箱圧縮 クリープ強さは、クリープ時間の全域に わたり、勾配を含めて段ボール空箱のそ れに一致している。

②Fig.13の圧縮クリープ強さは、Fig.12 のそれの略104倍の時間促進試験になっ ている。

③Fig.14は、前述のように、標準状態、高 温多湿状態ともに外装段ボール箱完全寄 与型を示しており、かつαは、温湿度環

DC1h

ii-9-もB1h

10

Creeptime,mm

Figl3ReIaticnshipbetweenc「eepfaiIure

strengthandc「eeptimefoTcaseⅣ conditicnedat40℃、90%RH

-302-

(9)

日本包装学会誌VbjL4ハ、0.4α995)

xlO3

u1MaOh

Fラ脚--③荒冒T両

1.0

戸貞邑皀巴温

0.5

3060

Creeptime,mm

Fig,14ReIationshipbetweendandcreeptime forcaseⅣconditionedat20℃、65%

RH/40℃,90%RH

の吟ロ『⑪一口の①閂。①』扇⑭①出口目■CQ

境及びクリープ時間の両条件に対し、極 めて定数安定性が高い。

(5)モデルケース

①Fig.15,16ともに、個箱入り段ボール

箱圧縮クリープ強さは、モデルケースⅢ と同様、クリープ時間全域にわたり、段

ボール空箱と個箱集合体の中間値を示し ている。

②Fig.15,16の各3直線の勾配には、大 きな差がない。即ち、段ボール空箱座屈 と個箱集合体の商品性を損なう変形のク リープ時間に対する感度に差がない。こ の場合は、個箱が立詰め2段積みになっ ていることで、個箱集合体の強さ特性 が、段ボール空箱のそれに接近したもの

と想定される。

③Fig.16の圧縮クリープ強さは、Fig.15

のそれの略103倍の時間促進試験になっ

ている。

④Fig.17は、標準状態、高温多湿状態とも に、外装段ボール箱部分寄与型を示して

おり、かつαは、温湿度環境及びクリー プ時間の両条件に対し、定数安定性が極 めて高い。

102

l0

Creeptime,mm

Figl5Relationshipbetweenc「Bepfailurc st『engthandcrBeptimeforcaseV conditionedat20℃,65%RH

×103

Z。Sm員の』』、日二窯製ロ①臼。①倉、⑪2口日。□

10

102

Creeptimamm

Figl6RelationshipbetweencrBepfailure st「engthandcreeptimefo「caseV conditicnedat40℃,90%RH

-303-

(10)

内容数基準段ポーノU箱i圧縮強さぞ宗ル

収れんする。即ち、個箱集合体と外装段 ボール空箱の圧縮クリープ強さの相対関 係は、同一温湿度条件下では、クリープ 時間に対して安定している。

他方、外装段ボール箱及びカートン個箱 の材質構成、寸法形状に対して、αは高 い感度を有する。さらに、

②個箱とA-1形外装段ボール箱の組み合

わせでは、一般的には、αの取り得る値 の範囲はO≦α≦1である。また、標準状 態と高温多湿状態のα値の差が小さく、

かつ定数安定性を示す。即ち、個箱集合 体と外装段ボール空箱の圧縮クリープ強 さの相対関係は、温湿度環境及びクリー プ時間の両条件に対し差が小さく、かつ

安定している。

③個箱とラップラウンド外装段ボール箱の

組み合わせでは、αの変動範囲は-1≦

α≦1と拡大する。-1≦α<Oは、ラッ

プラウンド外装段ボール箱の天面に、糊 代として内フラップが存在する場合、個 箱集合体に、圧縮荷重が不均一に作用す るために発生する。さらに、側面糊代で 個箱集合体に均一荷重が作用する場合で

も、高温多湿環境では、α=OとなりO<

αは期待できない。

即ち、ラップラウンド形では、天面クリ アランス略零であること、及び糊代の位

置によっては不均一荷重が発生すること

の両要因で、標準状態と高温多湿状態の

αの差が拡大する。

このように第(1)式は、環境条件とクリー プ時間の変化に対応して、カートン個箱集合 体、外装段ボール空箱、カートン個箱入り外 装段ボール箱の圧縮強さの相互関係が変化す

1.0

0.5 αMa0hatt=0)

1h昭二:

XqBluIM

3060

Creeptime,mm

Figl7Re田tionshipbetweenpandcreeptime forcaseVccnditionedat20℃,65%

RH/40℃、90%RH

5.結語

前報で提案したマクロ数式モデルの内、第 (1)式の有効性を検証するため、環境条件と クリープ時間を変化させて、その特性を測定 した。その結果、次の事項が明らかになっ た。

(1)ケース単体試験

①C、B、Dいずれの場合も、1分≦クリー プ時間≦100分では、圧縮クリープ強さ とクリープ時間の対数の間には、略直線

関係が成立する。

②直線の勾配は、標準状態が高温多湿状態

よりやや大である。

③直線は、標準状態と高温多湿状態が、あ る時間幅を介して比較的滑らかに接合す

る。即ち、高温多湿状態の圧縮クリープ

試験は、標準状態のそれの10忽~104倍の

時間促進試験になっている。

(2)係数αの特性

①10分≦クリープ時間で、αは略定常値に

-304-

(11)

日本包菱学会誌VDL4jVbL‘α995)

る様相を定量的によく表現している。また式 に含まれる係数αは、クリープ時間の変化に 対し高い定数安定性を示す一方、包材の材質 構成や寸法形状に対しては、高い感度を示す こと及び外装形態により、環境条件に対応す る安定定数の値に差が生ずることを確認し た。これは、モデルのパラメーターとして極 めて有用な性質であり、モデルの構造の妥当

性を立証するものである。

次報では、係数βの特性を明らかにした

い。

測定にご協力頂いたレンゴー(株)に感謝

<引用文献>

1)KelUcutt,K、Q、,"PeIfolmanceandEvalu‐

ationofShippingContamers”(Editedby MaltenfOrt,GG),JelmarPublishingCo.,

Inc.,pl41(1989)

2)Mckee,RC.,andGanderbJ.W、,Tappi,40 (1),57(1957)

3)村尾千秋、日本包装学会誌、4(4)287(1995)

(原稿受付1995年2月2日)

(審査受理1995年9月22日)

する。

-305-

参照

関連したドキュメント

 トルコ石がいつの頃から人々の装飾品とし て利用され始めたのかはよく分かっていない が、考古資料をみると、古代中国では

電圧リレー用フィルター箱 電圧リレー用フィルター箱 DG用インピーダンス箱 DG用インピーダンス箱 DG用インピーダンス箱

我が国においては、まだ食べることができる食品が、生産、製造、販売、消費 等の各段階において日常的に廃棄され、大量の食品ロス 1 が発生している。食品

の知的財産権について、本書により、明示、黙示、禁反言、またはその他によるかを問わず、いかな るライセンスも付与されないものとします。Samsung は、当該製品に関する

屋外工事から排出される VOC については、低 VOC 資材を選択するための情報を整理した「東京都 VOC 対策ガイド〔建築・土木工事編〕 」 ( 「同〔屋外塗装編〕

★従来は有機溶剤中毒予防規則により作業環 境へ溶剤蒸気を漏らさず、外気への排出を主に

   遠くに住んでいる、家に入られることに抵抗感があるなどの 療養中の子どもへの直接支援の難しさを、 IT という手段を使えば

運航当時、 GPSはなく、 青函連絡船には、 レーダーを利用した独自開発の位置測定装置 が装備されていた。 しかし、