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(1)

2010

(2)

光触媒化学特論

光触媒化学特論

光触媒がわかれば化学がわかる

光触媒がわかれば化学がわかる

化学がわかれば光触媒がわかる

化学がわかれば光触媒がわかる

大学院環境科学院・環境物質科学専攻

大学院環境科学院・環境物質科学専攻

開講科目

開講科目

2010

2010年度

年度

前期・毎週

前期・毎週

曜日第

曜日第

1

1

校時(

校時(

08:45

08:45

10:15

10:15

研究院

研究院

D103

D103

講義室

講義室

大谷文章

大谷文章

(おおたにぶんしょう)(おおたにぶんしょう)

・阿部竜・天野史章

・阿部竜・天野史章

001 001--0021 0021 札幌市北区北札幌市北区北2121条西条西1010丁目丁目 北海道大学・触媒化学研究センター北海道大学・触媒化学研究センター 011 011--706706--91329132(ダイヤルイン)・011(ダイヤルイン)・011--706-706-91339133(ファクシミリ)(ファクシミリ) [email protected]

(3)

講義予定

講義予定

( (11)) 4月4月99日日 光触媒とは光触媒とは ─光触媒入門─光触媒入門── ( (22)) 44月月1515日日 (阿部准教授)(阿部准教授)光触媒反応による水の分解光触媒反応による水の分解 ( (33)) 4月4月2222日日 (阿部准教授)可視光応答性光触媒(阿部准教授)可視光応答性光触媒 4 4月月2929日日 <祝日><祝日> ( (44)) 5月5月66日日 光と物質の相互作用光と物質の相互作用 ( (55)) 5月5月13日13日 分子と固体の電子構造と光吸収分子と固体の電子構造と光吸収 ( (66)) 5月5月2020日日 固体の光吸収と電子と正孔の反応固体の光吸収と電子と正孔の反応 ( (77)) 5月5月2727日日 吸着と電子/吸着と電子/正孔の反応正孔の反応 ( (88)) 66月月33日日 酸化チタン酸化チタン光触媒とその結晶構造(光触媒とその結晶構造(11)) ( (99)) 6月6月1010日日 (天野助教)局所励起光触媒(天野助教)局所励起光触媒 ( (1010)) 6月6月17日17日 (天野助教)ミクロ-マクロ階層構造光触媒(天野助教)ミクロ-マクロ階層構造光触媒 ( (1111)) 6月6月2424日日 酸化チタン光触媒とその結晶構造(酸化チタン光触媒とその結晶構造(11)) ( (1212)) 7月7月11日日 光触媒の物性と特性の解析光触媒の物性と特性の解析 ( (1313)) 77月月88日日 光触媒の物性と光触媒活性の制御光触媒の物性と光触媒活性の制御((11)) ( (1414)) 77月月1515日日 光触媒の物性と光触媒活性の制御光触媒の物性と光触媒活性の制御((22))

(4)

酸化チタンの

酸化チタンのX

X線回折パターン:

線回折パターン:

XRD

XRD

アナタース

アナタース

/

/

ルチル

ルチル

/

/

ブルカイトの

ブルカイトの

XRD

XRD

Cu K

Cu K

αα

ルチル ルチル ((110110)) 27.44527.445°°[[0.32470 nm0.32470 nm]] アナタース アナタース ((101101)) 25.28025.280°°[[0.35200 nm0.35200 nm]]

(5)

X

X線回折:

線回折:

X

X

-

-

ray diffraction

ray diffraction

ブラッグ反射:

ブラッグ反射:

Bragg reflection

Bragg reflection

図 (左)各結晶面(ここでは水平の線)におけるX線の散乱の位相が揃った状態:ブ ラッグ反射 (右)拡大したもの:光路長が2d sinθになる ・ ・ ・ 0 1 2 m m-1 入射X線 散乱X線 d sinθ d sinθ θ θ 面法線 d a

(6)

酸化チタン光触媒の結晶

酸化チタン光触媒の結晶

酸化チタンの結晶:

酸化チタンの結晶:

アナタース・ルチル・ブルカイト=天然に存在する結晶相

アナタース・ルチル・ブルカイト=天然に存在する結晶相

TiO

TiO

22

(B)・

(B)

・TiO

TiO

22

(H)

(H)

...

...

=人工的な結晶相

=人工的な結晶相

アナタースが高活性である

アナタースが高活性である

と言われている

と言われている

ほんとうにアナタースが高活性なのか

ほんとうにアナタースが高活性なのか

どうやって比較するのか

どうやって比較するのか

もしそうならなぜ高活性なのか

もしそうならなぜ高活性なのか

=結晶のどんな性質が光触媒活性を決めるのか

=結晶のどんな性質が光触媒活性を決めるのか

(7)

statistical multivariable analyses

statistical multivariable analyses

to find out WHAT is/are the DECISIVE factor(s) for each

to find out WHAT is/are the DECISIVE factor(s) for each

reaction

reaction

by solving the matrix equation below to determine

by solving the matrix equation below to determine

coefficients of each physical and structural properties

coefficients of each physical and structural properties

[rate]

35×1

= [property]

35×6

× [coefficient]

6×1

rates and properties, were standardized using mean of data and

rates and properties, were standardized using mean of data and

standard deviation in order to make the calculated coefficients

standard deviation in order to make the calculated coefficients have have the same weight being independent of properties, i.e., enabling

the same weight being independent of properties, i.e., enabling

direct comparison of partial regression coefficients (

(8)

統計的解析による構造因子-光触媒活性の相関

統計的解析による構造因子-光触媒活性の相関

■ ■ 構造因子の線形結合として解析構造因子の線形結合として解析 ■ ■ 各係数が大きいほど影響が大き各係数が大きいほど影響が大きい:い: 正なら構造因子が大きいほど,負なら正なら構造因子が大きいほど,負なら 構造因子が小さいほど活性が高い 構造因子が小さいほど活性が高い

(9)

valence band

valence band

conduction

conduction

band

band

(

(

-

-

0.20 V)

0.20 V)

(+0.04 V)

(+0.04 V)

anatase

anatase

electronic structure of anatase and rutile

electronic structure of anatase and rutile

rutile

rutile

--

0.05 V (O

0.05 V (O

22

-

-

.

.

/O

/O

22

)

)

0 V (H

0 V (H

22

/H

/H

++

)

)

1.23 V (H

1.23 V (H

22

O/O

O/O

22

)

)

G. Rothenberger, J. Moser, G. Rothenberger, J. Moser, M. Gr

M. Gräätzel, N. Serpone, D. K. tzel, N. Serpone, D. K.

Sharma,

Sharma, J. Am. Chem. Soc.J. Am. Chem. Soc.

1985, 1985, 107107, 8054. , 8054.

potential vs. NHE

at pH = 0

potential vs. NHE

potential vs. NHE

at pH = 0

at pH = 0

0.79 V (Ag/Ag

0.79 V (Ag/Ag

++

)

)

(10)

アナタースとルチル

アナタースとルチル

■ ■ 同じ原料から調製した一連の試料に同じ原料から調製した一連の試料に ついては,焼成温度をあげると,アナ ついては,焼成温度をあげると,アナ タースからルチルに転移すると,活性 タースからルチルに転移すると,活性 が急激に低下することが多い が急激に低下することが多い ■ ■ 転移にともなう比表面積の低下が原転移にともなう比表面積の低下が原 因と考えられる 因と考えられる 2 2--プロパノールの脱水素反応プロパノールの脱水素反応 (←)

(←)S.S.--i. Nishimoto, B. Ohtani, A. Sakamoto, T. Kagiya, i. Nishimoto, B. Ohtani, A. Sakamoto, T. Kagiya,

Nippon Kagaku Kaishi

Nippon Kagaku Kaishi 1984, 246.1984, 246. (↑)

(↑)S.S.--i. Nishimoto, B. Ohtani, H. Kajiwara, T. Kagiya, J. i. Nishimoto, B. Ohtani, H. Kajiwara, T. Kagiya, J.

Chem. Soc., Faraday Trans. 1

Chem. Soc., Faraday Trans. 1 1985, 811985, 81, 61. , 61.

from from titanium(IV) tetra titanium(IV) tetra- -2 2--propoxidepropoxide from from titanium(IV) titanium(IV) sulfate sulfate

(11)

統計的解析による構造因子-光触媒活性の相関

統計的解析による構造因子-光触媒活性の相関

■ ■ 構造因子の線形結合として解析構造因子の線形結合として解析 ■ ■ 各係数が大きいほど影響が大き各係数が大きいほど影響が大きい:い: 正なら構造因子が大きいほど,負なら正なら構造因子が大きいほど,負なら 構造因子が小さいほど活性が高い 構造因子が小さいほど活性が高い

(12)

アナタース-ルチル混合結晶光触媒

アナタース-ルチル混合結晶光触媒

アナタースとルチルが混合した酸化チタン試料が多い

アナタースとルチルが混合した酸化チタン試料が多い

工業的には,ルチルのみを含む酸化チタンは製造困難

工業的には,ルチルのみを含む酸化チタンは製造困難

一般的にアナタースが生じやすく,熱処理(焼成)によってルチル化させる.焼 一般的にアナタースが生じやすく,熱処理(焼成)によってルチル化させる.焼 成温度が高ければすべてルチルにできるが,焼結により塊状になる 成温度が高ければすべてルチルにできるが,焼結により塊状になる

正確には,

正確には,

アモルファス

アモルファス

を含めて考える必要がある

を含めて考える必要がある

アナタースのみを含む試料は実はアモルファスも含まれている可能性大(アモ アナタースのみを含む試料は実はアモルファスも含まれている可能性大(アモ ルファスを正確に定量できない).実際には,純粋なアナタース,ルチル(アモ ルファスを正確に定量できない).実際には,純粋なアナタース,ルチル(アモ ルファス)を得ること ルファス)を得ることが困難が困難

高活性とされる酸化チタン光触媒に,アナタースとルチルが混合

高活性とされる酸化チタン光触媒に,アナタースとルチルが混合

したものが多い=

(13)

酸化チタンの

酸化チタンのX

X線回折パターン:

線回折パターン:

XRD

XRD

アナタース

アナタース

/

/

ルチル

ルチル

/

/

ブルカイトの

ブルカイトの

XRD

XRD

Cu K

Cu K

αα

アナタース アナタース ((101101)) 25.28025.280°°[[0.35200 nm0.35200 nm]]

(14)

アモルファスの定量

アモルファスの定量

X線回折パターンからアモルファス量を定量するにはどうすれば

X線回折パターンからアモルファス量を定量するにはどうすれば

いいですか.あるいは,どのような情報,試料があれば定量でき

いいですか.あるいは,どのような情報,試料があれば定量でき

ますか.

ますか.

(15)

particle size dependence of XRD peak intensity

particle size dependence of XRD peak intensity

amorphous

amorphous

-

-

anatase mixture

anatase mixture

f(amorphous) determined by DSC

f(amorphous) determined by DSC

crystallization of crystallization of amorphous to anatase amorphous to anatase f(anatase) from XRD

f(anatase) from XRD f(anatase)from DSCf(anatase)from DSC

smaller XRD peak

intensity at < 30 nm

smaller XRD peak

smaller XRD peak

intensity at < 30 nm

intensity at < 30 nm

(16)

デグサ

デグサP25

P25

酸化チタン

酸化チタン

アナタースとルチルの

アナタースとルチルの

X

X

線回折パターン

線回折パターン

さまざまな光触媒反応系で活性が高い

さまざまな光触媒反応系で活性が高い

アナタースとルチルの

アナタースとルチルの

相乗効果か

相乗効果か

(17)

相乗効果(

相乗効果(synergetic effect

synergetic effect)

アナタースとルチルの混合物である光触媒において,相乗効果

アナタースとルチルの混合物である光触媒において,相乗効果

の有無はどうすれば確かめられますか.

の有無はどうすれば確かめられますか.

Degussa Degussa ( (EvonikEvonik) P25) P25

(18)

アナタース-ルチル混合光触媒の相乗

アナタース-ルチル混合光触媒の相乗効果の判定

効果の判定

■ 横野らの報告(横野らの報告(ApplAppl.. CatalCatal. . A: GenA: Gen. . 244 244, 383, 383--391391 (2003)(2003))) → → アナタースとルチルの混合アナタースとルチルの混合 ↓ ↓ 焼成によって混合割合が変化焼成によって混合割合が変化

(19)

アナタース-ルチル混合光触媒の

アナタース-ルチル混合光触媒の相乗効果の判定

相乗効果の判定

■ 横野らの報告(横野らの報告(ApplAppl.. CatalCatal. . A: GenA: Gen. . 244 244, 383, 383--391391 (2003)(2003))) → → アナタースとルチルの混合アナタースとルチルの混合 ↓ ↓ 焼成によって混合割合が変化焼成によって混合割合が変化 ↑ アナタース,ルチル単独より混合物 の活性が高い=相乗効果 ← 混合物中のアナタースとルチルが 単独のものと同じであるという保 証がない=相乗効果かどうかは確 認できない ↑ ↑ アナタース,ルチル単独より混合物アナタース,ルチル単独より混合物 の活性が高い=相乗効果 の活性が高い=相乗効果 ← ← 混合物中のアナタースとルチルが混合物中のアナタースとルチルが 単独のものと同じであるという保 単独のものと同じであるという保 証がない=相乗効果かどうかは確 証がない=相乗効果かどうかは確 認できない 認できない 相乗効果あり 相乗効果あり 相乗効果あり 相乗効果なし 相乗効果なし 相乗効果なし 相乗効果不明 相乗効果不明 相乗効果不明

(20)

デグサ(

デグサ(Evonik

Evonik

-

-

Degussa

Degussa

P25

P25

正式名称:

正式名称:

AEROXIDE

AEROXIDE

RR

TiO

TiO

2

2

P 25

P 25

Titanium Dioxide P25

Titanium Dioxide P25((AEROSILAEROSIL技術レポート技術レポート55)) Titanium

Titanium DioxdeDioxde P 25(P 25(AEROSILAEROSIL技術レポート技術レポート2121)) 触媒学会参照酸化チタン 触媒学会参照酸化チタンTIOTIO--4(2)4(2)

P25

P25

のバルクの構造

のバルクの構造

比表面積が約 比表面積が約50 m50 m22 gg--11=粒径約=粒径約30 nm30 nm アナタースとルチルが混在=存在比についてはいろいろな報告 アナタースとルチルが混在=存在比についてはいろいろな報告 アモルファスが存否について アモルファスが存否について22とおりの報告とおりの報告 ●存在しない:

●存在しない: A. K. Datye, G. Riegel, J. R. Bolton, M. Huang, M. R. Prairie, A. K. Datye, G. Riegel, J. R. Bolton, M. Huang, M. R. Prairie, J. J. Solid State Chem

Solid State Chem..,, 115115, 236, 236-239 (1995)-239 (1995) ●

●存在する:存在する: T. Ohno, K. Sarukawa, K. Tokieda, M. Matsumura, T. Ohno, K. Sarukawa, K. Tokieda, M. Matsumura, J. Catal., J. Catal., 203203, , 82

82--86 (2001)86 (2001)

結晶構造(組成)は不明

結晶構造(組成)は

不明

Evonik

(21)

P25

P25

からの結晶相の分離

からの結晶相の分離

アナタース

アナタース

30% 30%過酸化水素水過酸化水素水50 mL50 mLにに25%25%アンモニア水をアンモニア水を8 mL8 mL加え,加え,0.5 0.5 ggののP25P25をを 懸濁させて室温 懸濁させて室温でで12 h12 h撹拌撹拌

Ohtani, B.; Azuma, Y.; Li, D.; Ihara, T.; Abe, R.

Ohtani, B.; Azuma, Y.; Li, D.; Ihara, T.; Abe, R. Trans. Mater. Res. Soc. Jpn.Trans. Mater. Res. Soc. Jpn. 2007 2007, , 3232, 401-, 401-40.40. ダイセル化学工業株式会社「酸化チタンの精製方法」特開 ダイセル化学工業株式会社「酸化チタンの精製方法」特開2005-2005-298295298295

ルチル

ルチル

10% 10%フッ化水素酸水溶液に懸濁させ,室温でフッ化水素酸水溶液に懸濁させ,室温で24 h24 h処理処理

T. Ohno, K. Sarukawa, M. Matsumura,

T. Ohno, K. Sarukawa, M. Matsumura, J. Phys. Chem. B,J. Phys. Chem. B, 105105, 2417-, 2417-2420 2420 (2001).

(2001).

アモルファス

アモルファス

(22)

分離したアナタースとルチルの粉末X線回折パターン

分離したアナタースとルチルの粉末X線回折パターン

■ ■ それぞれの最強回折ピークがそれぞれの最強回折ピークがPP--2525とほぼ完全に重なるとほぼ完全に重なる = = どちらの結晶相もどちらの結晶相も結晶子の大きさに変化なし結晶子の大きさに変化なし 24 25 26 27 28 intensity (arbitrary) 2

θ

/degree isolated anatase isolated rutile P-25(white) それぞれの ピークトップで 規格化 それぞれの それぞれの ピークトップで ピークトップで 規格化 規格化

(23)

粉末X線回折ピークによる検量線

粉末X線回折ピークによる検量線

■ ■ 標準物質として酸化ニッケル(標準物質として酸化ニッケル(IIII)()(NiONiO)を使用し,)を使用し,20wt%20wt%混合して測定混合して測定 ■ ■ 単離したアナタースとルチルを適当な比で混合単離したアナタースとルチルを適当な比で混合 ■ ■ 両結晶相の最強回折線(両結晶相の最強回折線(25.425.4とと27.527.5°°付近)のピーク面積を付近)のピーク面積をNiONiOと比較と比較 ■ ■ ピーク面積比はアナタースとルチルの分率に比例ピーク面積比はアナタースとルチルの分率に比例 ■ ■ 未知試料(未知試料(PP--2525)に)にNiONiOを混合して測定することによって含量がもとまるを混合して測定することによって含量がもとまる 0 0 0.20.2 0.40.4 0.60.6 0.80.8 11 3 3 2 2 1 1 0 0

area intensity ratioarea intensity ratio

anatase fraction anatase fraction 0 0 0.20.2 0.40.4 0.60.6 0.80.8 11 2 2 1 1 0 0 rutile fraction rutile fraction

(24)

P25

P25

の組成の決定

の組成の決定

アナタース( アナタース(XRDXRDの検量線により)の検量線により) 78%78% ルチル( ルチル(XRDXRDの検量線により)の検量線により) 14%14% (不明) (不明) 88%% 合計 合計 100100%%

不明分をアモルファスと仮定すると

不明分をアモルファスと仮定すると

アナタース:ルチル:アモルファス=

アナタース:ルチル:アモルファス=

78

78

14

14

8

8

アナタース:ルチル

アナタース:ルチル

= =7676::2424 (ピーク高さ比)(ピーク高さ比)

0.98

0.98

= =8484::1616 (ピーク面積比)(ピーク面積比)

1.39

1.39

R. A. Spurr, H. Myers,

R. A. Spurr, H. Myers, Anal. Chem.Anal. Chem., 29, 29, 760, 760--762 (1957).762 (1957).

A A R R A A

1.26

1.26

1

1

1

1

I

I

I

I

x

x

(25)

P25

P25

の不均一な結晶組成

の不均一な結晶組成

サンプルとして

サンプルとして

1 kg

1 kg

(ポリ袋)

(ポリ袋)

研究室ではポリビンに小分け

研究室ではポリビンに小分け

どうやってサンプリングするのか

どうやってサンプリングするのか

結晶組成はビンのどこから

結晶組成はビンのどこから

サンプリングするかにより大きく変化

サンプリングするかにより大きく変化

■ ■ ここでの結晶組成は上記のビンのなかの試料のものであり,他のサンプルがここでの結晶組成は上記のビンのなかの試料のものであり,他のサンプルが おなじであるとの保証は おなじであるとの保証はまったくないまったくない ■ ■ 調製時に混合物であった試料中の結晶多形(調製時に混合物であった試料中の結晶多形(polymorphpolymorph)の組成決定のはじ)の組成決定のはじ めての例か めての例か

(26)

アナタース-ルチル混合光触媒の相乗効果

アナタース-ルチル混合光触媒の相乗効果

横野らの報告:

横野らの報告:

Appl

Appl

.

.

Catal.

Catal

.

A: Gen.

A: Gen

.

244

244

, 383-

, 383

-391

391

(2003)

(2003)

相乗効果:光触媒反応速度などの

相乗効果:光触媒反応速度などの

2

2

種の結晶組成依存性が上に

種の結晶組成依存性が上に

凸の曲線=各結晶相の純品が必要

(27)

P25

P25

酸化チタン光触媒の再構成

酸化チタン光触媒の再構成

アナタース:ルチル:アモルファス=

アナタース:ルチル:アモルファス=

78

78

14

14

8

8

P P--2525 rutile rutile anatase anatase

(Wako Pure Chemical)

(Wako Pure Chemical)

amorphous amorphous かさ かさ高い高い//やややや 青みがかってい 青みがかってい る・蛍光か る・蛍光か?? かさ かさ高さはない高さはない//やややや 黄色みがかっている・ 黄色みがかっている・ 過酸化物か 過酸化物か?? かさ かさ高い高い// 比較的白い 比較的白い

(28)

再構成した

再構成したP25

P25

酸化チタンの物性・特性

酸化チタンの物性・特性

アナタース:ルチル:アモルファス=

アナタース:ルチル:アモルファス=

78

78

14

14

8

8

になるよう

になるよう

に,

に,

3

3

種類の粉末を

種類の粉末を

ふりまぜ

ふりまぜ

(「すりまぜ」ではない)

(「すりまぜ」ではない)

比表面積:

比表面積:

P25

P25

とほぼ一致.単相の比表面積のからの計算値

とほぼ一致.単相の比表面積のからの計算値

とほぼ一致(アモルファスを無視したとき)

とほぼ一致(アモルファスを無視したとき)

粉末

粉末

X

X

線回折パターン:

線回折パターン:

P25

P25

とほぼ一致.単相パターンの和に

とほぼ一致.単相パターンの和に

ほぼ一致.

ほぼ一致.

拡散反射光吸収スペクトル:

拡散反射光吸収スペクトル:

P25とほぼ一致.(単相パターン

P25

とほぼ一致.(単相パターン

との比較はむずかしい=検討中)

との比較はむずかしい=検討中)

(29)

光触媒反応

光触媒反応

A

A

酢酸の酸化分解反応(液相

酢酸の酸化分解反応(液相

/空気中)

/

空気中)

CH

CH

33

COOH + 2O

COOH + 2O

22

= 2

= 2

CO

CO

22

+ 2H

+ 2H

22

O

O

B

B

:アセトアルデヒドの酸化分解反応(気相

:アセトアルデヒドの酸化分解反応(気相

/

/

空気中)

空気中)

CH

CH

33

CHO + 5/2O

CHO + 5/2O

22

= 2

= 2

CO

CO

22

+ 2H

+ 2H

22

O

O

C

C

メタノールの脱水素反応(液相

メタノールの脱水素反応(液相

/

/

無酸素

無酸素

/

/

白金担持)

白金担持)

CH

CH

33

OH = HCHO +

OH = HCHO +

H

H

22

D

D

銀塩水溶液からの酸素発生と金属銀の析出(液相

銀塩水溶液からの酸素発生と金属銀の析出(液相

/

/

無酸素)

無酸素)

4Ag

4Ag

++

+ 2H

+ 2H

2 2

O = 4Ag +

O = 4Ag +

O

O

22

+ 4H

+ 4H

++

E:

E:

リシンからピペコリン酸の生成(液相

リシンからピペコリン酸の生成(液相

/

/

無酸素

無酸素

/

/

白金担持)

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単離アナタース・ルチルと再構成試料の光触媒活性

単離アナタース・ルチルと再構成試料の光触媒活性

■ ■ いずれの系でも再構成試料はいずれの系でも再構成試料はP25P25とほぼおなじ活性とほぼおなじ活性 ■ ■ 酸素生成系ではルチル,それ以外ではアナタースのみに酸素生成系ではルチル,それ以外ではアナタースのみに すると活性化 すると活性化 0 0 50 50 100 100 150 150 P P--2525 単離アナタース 単離アナタース 単離ルチル単離ルチル 再構成 再構成 ← ←100%100%にに 規格化 規格化 酢酸分解 酢酸分解 酢酸分解 アセトアル デヒド分解 アセトアル アセトアル デヒド分解 デヒド分解 メタノール 脱水素 メタノール メタノール 脱水素 脱水素 水の酸化 と銀析出 水の酸化 水の酸化 と銀析出 と銀析出 アモルファス アモルファス 91 91 100100 120120 5656

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デグサ

デグサP25

P25

とは何か

とは何か

■ ■ はじめてアモルファスを含む結晶組成が決定された=これまでの報告の結晶された=これまでの報告の結晶 組成は不適当 組成は不適当 ■ ■ 数~十数%のアモルファスを含むを含む ■ ■ 組成は不均一であり,どのロットか,同一ロット中のどの部分からサンプリングであり,どのロットか,同一ロット中のどの部分からサンプリング するのかによって組成は大きく変化 するのかによって組成は大きく変化 ■ ■ 単離したアナタースとルチル,および市販アモルファスをつかって再構成した単離したアナタースとルチル,および市販アモルファスをつかって再構成した 試料の諸物性,特性,および光触媒活性は,デグサ 試料の諸物性,特性,および光触媒活性は,デグサP25P25とほとんど一致=とほとんど一致=ア ナタース,ルチルとアモルファスの単純な混合物と考えられ,特別な結晶相のと考えられ,特別な結晶相の 相互作用を考える必要がない 相互作用を考える必要がない ■ ■ 光触媒活性は,各結晶相とアモルファスのそれぞれの独立した活性の平均値光触媒活性は,各結晶相とアモルファスのそれぞれの独立した活性の平均値 と解釈することができる=混合物が各結晶相の活性を上回らないことから, と解釈することができる=混合物が各結晶相の活性を上回らないことから, アナタースとルチルの共存による相乗効果はない ■ ■ P25P25からアナタースあるいはルチルをからアナタースあるいはルチルを単離することによって活性が増大するする ■ ■ P25P25はアナタースが有利な反応系ではアナタースとして,ルチルが有利な反応はアナタースが有利な反応系ではアナタースとして,ルチルが有利な反応

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図  (左)各結晶面(ここでは水平の線)におけるX線の散乱の位相が揃った状態:ブ ラッグ反射  (右)拡大したもの:光路長が2 d  sinθになる ・ ・ ・ 0 1 2 m m-1 入射X線 散乱X線 d sinθ  d  sinθ θ θ 面法線 da

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