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基本情報
1. バングラデシュプロフィール
(1)正式名称 (和文) バングラデシュ人民共和国 (英文) People's Republic of Bangladesh (2)政体 共和制 (3)首都 ダッカ (4)面積 14万4000平方km (日本の約4割) (5)人口 1億5,940万人(2015年10月、バングラデシュ統計局) 年平均人口増加率:1.37%(2011年3月、バングラデシュ統計局) (6)民族 ベンガル人 (7)言語 公用語 :ベンガル語 (8)宗教 イスラム教徒89.7%、ヒンズー教徒9.2%、仏教徒0.7%、キリスト教徒0.3%(2001 年国調査) (9)略史 16世紀のムガール朝アクバル帝以降、本格的にイスラム化。1876年イギリスの植 民地となる。1947年、パキスタン(東パキスタン)として独立。1971年バングラデシ ュとして独立。 (10)在留日本人 986人(2014年10月1日現在) (11)気候 典型的な熱帯モンスーン気候で、高温多湿であり、季節の変わり目にしばしばサイ クロン、高潮、竜巻に襲われる。季節は夏季(4~5月)、雨季(6~10月)、冬季(11 ~1月)、春季(2~3月)の4つに分けられる。雨季と乾季の差が大きく、年間降水 量の80%が雨季に集中する。 【参考】 「外務省ホームページ-各国・地域情勢-」 外務省
2.業務のための基礎データ
(1)JICA事務所の概要 (バングラデシュ事務所)住所 : 3rd Floor, Bay’s Galleria, 57 Gulshan Avenue(CWS-A19), Gulshan-1, Dhaka-1212, Bangladesh 連絡先 : 国番号 :880 市外局番 :02(ダッカ) 電話 :+880-2-9891897 FAX :+880-2-9891689 URL :http://www.jica.go.jp/bangladesh/index.html E-mail :[email protected] 執務時間 :8:30~16:30 (昼休み12:30~13:30)
休日 :金曜日、土曜日および下記の祝日。
DATE DAY Holiday
Jan 1 Thu New years holiday Jan 4 Sun Eid-e-Miladunnabi
Feb 21 Sat Shahid Day & International Mother Language Day Mar 26 Thu Independence & National Day
Apr 14 Tue Bengali New Year's Day
Apr 28 Tue Dhaka and Cittagong City Corporation Election May 1 Fri May Day
May 3 Sun Buddha Purnima
May 4 Mon Greenery Day (みどりの日) May 5 Tue Children's Day (こどもの日) Jun 3 Wed Shab-e-Barat
Jul 15 Wed Shab-e-Quader Jul 17 Fri Jamatul Bida Jul 18 Sat Eid-Ul-Fitr Jul 19 Sun Eid-Ul-Fitr
Jul 20 Mon Marine Day (海の日) Aug 15 Sat National Mourning Day Sep 5 Sat Janmastami
Sep 23 Wed Autumnal Equinox Day (秋分の日) Sep 24 Thu Eid-ul-Azha
Sep 27 Sun Eid-ul-Azha Sep 25 Fri Eid-ul-Azha Sep 26 Sat Eid-ul-Azha
Oct 22 Thu Durga Puja-Dashami Oct 24 Sat Ashura
Dec 16 Wed Victory Day Dec 24 Thu Eid-e-Miladunnabi Dec 25 Fri Christmas day Dec 31 Thu Year end holiday
(2)JICA事務所周辺地図 事務所までの交通 : 【空港から】 空港に客待ちのタクシーや自動三輪車(CNG)が多数あるが、法外な料金を請求 されたり、安全面にも問題が多かったりするので利用は勧められない。当事務所で 事前に連絡があり、手配を進めている調査団等の到着時には、出迎えのため、事 務所保有の車両、または宿泊先のホテルのピックアップサービスを利用している。 また、安全面に加え、通関事情が良好でないため空港送迎要員(事務所委託会 社:.M.G.Aのスタッフ(ベンガル人))が入国審査ブース前で出迎える。 【空港以外から】 <レンタカー> レンタカー会社等で借りることが可能で、必要に応じて事務所で手配する(要事前 予約。担当所員までお知らせください)。使用の際は必ず翌日の予定を運転手に指 示すること。料金は、借上げ時間数、走行距離によって異なるが、セダン1 日 10 時 間借上げで約8,000 タカ。 *レンタカーはログブックで時間管理をしている。1 日の借上終了時には、必ず「終 了時間」を記入するとともに、署名をすること。 *レンタカーの質のチェックのため、借上期間終了時には、当事務所から評価アン ケートの提出をお願いするので、ご協力いただきたい。 *ドライバーがスピードを出しすぎる場合には、厳しく注意する。 「シャブダネ(気をつけて)!」「アステ(ゆっくり)!」
<タクシー>
最近、種々のキャブが登場しているが、流しのタクシー利用はあまり勧められない。 自動三輪のタクシーはどこでも拾えるが、利用は極力避けること。
現在JICA で利用しているレンタカー業者リスト
エリア レンタカー業者 連絡先
ダッカ Silver Wave Ltd. 8837697,01713452137~9 (Call)
JABA Tours Ltd. 01819206074, 01920161000(Call) Pleiades Bangladesh Ltd 01819206074,01920161000(Cell)
Kazi Sirazul Isram 01718426203 (Cell)
チッタゴン M.S.Trading 01711-760922/ 01678-147911 (Cell) (3)日本との時差、 日本との時差 :-3 時間
(4)祝日、官公庁の休日
2月21日 -Shahid Dibosh Day 3月17日 -Sheikh Mujibur Rahman 3月26日 -Independence Day 4月14日 -Bengali New Year 5月1日 -May day
5月21日 -Buddha Purnuma 5月22日 -Shab e Barat 7月1日 -Juma Tul Vida 7月3日 -Shab e Qadar 7月7日 -Eid ul Fiter 7月8日 -Eid ul Fiter
8月15日 -National Mourning Day 8月25日 -Janmashtami
9月13日 -Eid ul Adha 9月14日 -Eid ul Adha
9月15日 -Eid ul Adha Holiday 10月11日 -Ashura
12月1日 -Victory Day
12月12日 -Eid e Milad un Nabi 12月25日 -Christmas Day * は月の出により変更となる可能性がある。 官公庁の休日 :上記祝日および金曜日、土曜日。 (5)ビジネスアワー 官庁/会社 9:00~17:00(金曜日、土曜日休み) 銀行 10:00~18:00(金曜日、土曜日休み) 窓口:日~木(10:00-16:00) イブニング・バンキング(預金及び現金引出のみ):18:00-20:00 (但し、すべての銀行で同サービスが受けられるわけではないので注意。 Standard Chartered Bank の Gulshan Branch は同サービスあり。)
ATM:24 時間(但し、クレジットカードではなく、現地銀行の現金引出カードのみ) ―国内の主要な銀行―
・Standard Chartered Bank -事務所が利用している銀行- ・HSBC 商店 金曜日は多くの店が休業。 但し、ダッカ市内の大型商業施設や店舗(薬局を除く)の休業日は政府によってゾ ーン区分けされ、ゾーン別に休業日が決められている。 *但し、ハルタル(ゼネスト)が頻発すると休業日に係わらず営業をすることもある。 (6)言語 業務 :英語が通用する。 ホテル、買い物、食事 :英語が通用する。市場、一般商店などではベンガル語の みのところが多い。 (7)通貨 通貨 :タカ(TK) (8)為替レート 1 米ドル=77.25 タカ(2015 年 10 月 12 日現在) 最新の為替レートは、以下のサイトで確認のこと。 http://www.bloomberg.com/invest/calculators/currency.html (「ブルームバーグ 世界の為替レート」)為替レート (9)関係機関 【在外日本関係機関】 ・日本大使館
住所 :Plot No.5 & 7, Dutabash Rd., Baridhara, Dhaka 1212, Bangladesh 電話 :8810087
・日本貿易振興機構 (JETRO) ダッカ事務所
住所 :I-K Tower 3rd Floor, Plot No. CEN(A)-2, North Avenue, Gulshan-2, Dhaka-1212, BANGLADESH
電話 :8818222
・ダッカ日本人会事務局(c/o Japanese School)
住所 :Plot No.9, Block-H, Pragati Sarani Rd., Baridhara, Dhaka-1212 電話 :8826619
【バングラデシュの関係官公庁】
・財務省経済関係局(Economic Relations Division, Ministry of Finance) 住所 :Sharani Sher-e-Bangla Nagar, Dhaka 1207
電話 :9119311 (10)有用サイト http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/index.html (外務省「各国・地域情勢」) http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/index.html (外務省「渡航関連情報」) http://www.bd.emb-japan.go.jp (在バングラデシュ日本大使館のホームページ) http://www.bangladeshinfo.com
(Bangladesh Info com:バングラデシュ一般情報。英語サイト) http://www.bangladeshyellowpages.com/
http://www.bizinfo-bangladesh.com/
(Business info Bangladesh:バングラデシュビジネス情報。ビジネス以外にも旅 行情報へのリンク等あり。英語サイト)
http://www.bdnews24.com/
(BDNEWS24:バングラデシュの主要ニュース。毎日更新) http://dhakanihonjinkai.jimdo.com/ (ダッカ日本人会)
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生活情報
※「生活情報」は特に記載のない限り、JICA事務所があるダッカの情報を中心に掲載しています。1.ホテル、住宅
1-1 ホテル
近年、外国人短期滞在者が利用するダッカ市内のホテルは、高級なホテルから外国 人居住区にあるゲストハウスまで、利用者のニーズに合わせて選択できるようになった。 長期滞在者は、住居が決まるまではゲストハウスをよく利用している。ゲストハウスはグ ルシャン地区、バナニ地区、バリダラ地区に多くあり、ホテルよりも経済 的な価格で滞在 できる。ベッドルーム、バスルームにリビングルームがつく。長期滞在者用に専用キッチ ンを設けているものもある。電話などの一応の設備も揃っている。洗濯、清掃のサービス があり、ほとんどが朝食付きである。自炊希望の場合は、台所を借りることもできる。最近 は、簡単なビジネスセンターを有するものも増えてきた。 主なホテル、ゲストハウスは以下のとおりである(朝食付)。これらのホテルではクレ ジットカードの使用は問題ないとされるが、実際の支払に際し現金での支払いを希望さ れる場合もある。料金はドル、タカどちらでも支払可。 JICA 事務所近隣(グルシャン地区)
ホテル名 Hotel Bengal Inn (ベンガル・イン)
住所 House No.07, Road No.16, Gulshan-1, Dhaka-1212 電話 9880236, 9880610, 9880798
E-mail [email protected]
料金 シングルUS$83(含サービス料・税金)
使用可カード VISA / MASTER
参考 事務所からの距離:徒歩5 分
ホテル名 Rafflesia Serviced Apartment (ラフレシア)
住所 House No.2, Road No.22, Gulshan-1, Dhaka-1212
電話 9882992, 9890899
料金 シングルUS$78~ (+サービス料・税金)
使用可カード VISA / MASTER
参考 事務所からの距離:徒歩5 分
ホテル名 Washington Hotel (ワシントン・ホテル)
住所 56,Gulshan Avenue, Road#132, Gulshan-1, Dhaka-1212 電話 8851467-72、8850091-95 FAX:9894915
E メール [email protected]
料金 シングルUS$70~ (+サービス料・税金)
参考 事務所からの距離:徒歩1 分(道路の反対側)
ホテル名 Hotel Rigs Inn (リグス・イン)
住所 House No.09, Road No.23/A, Gulshan-1, Dhaka-1212 電話 8825055, 8813496, 8827322
E-mail [email protected]
料金 シングルUS$50~ (+サービス料・税金)
使用可カード VISA / MASTER
参考 事務所からの距離:徒歩5 分
ホテル名 Hotel Green Goose (グリーングース)
住所 House No.30, Road No.38, Gulshan-2, Dhaka-1212 電話 8821928, 9880050, 9881283 FAX:9896211 E-mail [email protected]
料金 シングルUS$80~(含サービス料・税金)
使用可カード VISA / MASTER
参考 事務所からの距離:車で10 分
ホテル名 Hotel Golden Deer (ゴールデンディア)
住所 House No.31B, Road No.35A, Gulshan-2, Dhaka-1212 電話 9880866, 8812443 FAX:8826259
E-mail [email protected]
料金 シングルUS$57~(含サービス料・税金)
使用可カード VISA / MASTER
参考 事務所からの距離:車で10 分
ホテル名 Hotel De Crystal Crown (クリスタル・クラウン)
住所 House No.5, Road No.23/A, Gulshan-1, Dhaka-1212 電話 8825030, 8820378, 8813200
E-mail [email protected]
料金 シングルUS$50~ (+サービス料・税金)
使用可カード VISA / MASTER
参考 事務所からの距離:徒歩5 分
ホテル名 Hotel Lake Castle (ホテル・レイク・キャッスル)
住所 House No.1A, Road No.68/A, Gulshan-2, Dhaka-1212 電話 8812812、8829503
使用可カード AMEX/ VISA / MASTER
参考 事務所からの距離:車で5 分
ホテル名 Marriott Guest House (マリオット・ゲストハウス)
住所 House No.5, Road No.54/A, Gulshan-2, Dhaka-1212 電話 8810521, 8827569, 8834580 Fax: 8826245 E メール [email protected]
料金 シングルUS$65(含サービス料・税金)
使用可カード AMEX/ VISA / MASTER
参考 事務所からの距離:車で10 分
ホテル名 Lake Shore Hotel& Apartment (レイク・ショア)
住所 House No.41, Road No.46, Gulshan-2, Dhaka-1212 電話 8859991、8861787 FAX:8860519
E メール [email protected]
料金 シングルUS$140~(含サービス料・税金)
使用可カード AMEX/ VISA / MASTER
参考 事務所からの距離:車で5分
ホテル名 The Westin Dhaka (ザ・ウェスティン・ダッカ)
住所 Plot#01, cwn(b), Road#45, Gulshan-2, Dhaka-1212 電話 8832335、8832336 FAX:8832342
E メール [email protected]
料金 シングルUS$279~(+税・サービス料等(Deluxe Room) 使用可カード AMEX / VISA / MASTER
参考 事務所からの距離:車で5分 ダ ッ カ 市 ダッカ市内その他(グルシャン地区以外)
ホテル名 The Pan Pacific Sonargaon (パン・パシフィック・ショナルガオン)
住所 107, Kazi Narul Islam Ave.,Dhaka-1215 電話 8111005、 8112011、 FAX: 8113775(予約用)
ホテル名 The Olives (ザ オリーブ)
住所 House# H-3, Road# 126, Gulshan1 , Dhaka-1213 電話 01864000000, 01616260005
料金 シングルUS$110(+サービス料・税金)
使用可カード AMEX/ VISA / MASTER
参考 事務所からの距離:車で5 分
料金 シングルUS$130~ (+サービス料・税金)
使用可カード AMEX / VISA / MASTER 等全インターナショナルカード
参考 事務所との距離:車で30 分(交通事情により時間によっては 45 分以上
かかることもあり。)
ホテル名 Radisson Blu Water Garden Hotel (ラディソン・ブル・ウォーター・ガ
ーデン・ホテル)
住所 Airport Road, Dhaka cantonment, Dhaka-1206 電話 8754555 FAX:8754554, 8754504
E-mail [email protected]
料金 シングルUS$235~(+サービス料・税金等)
使用可カード AMEX / VISA / MASTER 等
参考 事務所との距離:車で30 分(交通事情により時間によっては 45 分以上かかることもあり。)
1-2 住宅事情
グルシャン地区およびバリダラ地区は、空港からも市街地からも車で20 分ほど でり、外国人が住むのに適した家屋が多い。家賃は家の大きさ、設備、地区などで 異なる。これら2 地区の治安状態は、ほかの地区に比べてよいが、それでも防犯 には気をつける必要がある。買い物や外出のため、自家用車は必需品である。1-3 住宅の探し方
グルシャン、バリダラの2 地区には、外国人を対象にした賃貸物件が多い。専門 の斡旋業者を利用するほか、自分で貸し家(「To Let」の表示がある)を見つけて下 見をするか、信用のある人からの紹介によって探すのが一般的である。また、英 字新聞の広告欄で見つけたり、こちらから借家希望の広告を出したりすることもで ホテル名 Asia Pacific (アジア パシフィック)住所 House# 2, Road# 2, Baridhara , Dhaka-1213 電話 8819312, 8815461
料金 シングルUS$52(+サービス料・税金)
使用可カード AMEX/ VISA / MASTER
参考 事務所からの距離:車で15 分
ホテル名 Ascott The Residence (アスコット・ザ・レジデンス)
住所 House# 13, Road# 8, Block – K, Baridhara , Dhaka-1213 電話 9885553, 9885561-3 FAX:8815299
料金 シングル US$131~(+サービス料・税金) 、インターン(学生)料金
US$70
使用可カード AMEX/ VISA / MASTER
きる。
1-4 住宅選定上の留意点
周囲の環境で留意する点として勤務地や商店までの距離や利便性、騒音、人や 車の往来の多寡、道路の整備状況、土地の高低(大洪水が発生した場合の影響)、 近くにモスクがないか(礼拝の音が気になる人もいる)、工事中かどうかなどが考え られる。さらに、エレベーターの有無、警備員や管理人の勤務態勢、人柄なども留意 点に含まれる。また、来客用駐車場の有無や、停電に備えて自家発電機が設置され ているかどうかも確認したほうがよい。家主の人柄や仕事、経済状態も重要なポイ ントになる。 家具付き物件の場合は、家具、エアコン、ファン、冷蔵庫などの状態や機能を確認 する必要がある。 部屋の大きさ、給排水の設備、電気、ガスの設備の状態やメーターの位置を確認 する。 家具なし物件でも、家主との交渉によりエアコン、ファン、ヒーター、ベッド、応接セ ット、ダイニングセット、冷蔵庫、冷凍庫などを揃えてもらうこと、また、退去時に購入 した家具を家主に買い取るよう交渉することも可能である。 使用人用の出入口、部屋、台所が別にあるかを確認する必要がある。1-5 住宅の契約
通
常、契約期間は2~3 年であるが、それ以外でも交渉に応じる場合が多い。契 約時もしくは入居時に、家賃1 年分の前払いを求められることが多く、その場合は、 通常、契約後45 日以内に支払う必要がある。前払金が残っている期間内に退去す る場合、原状回復等に関し返金額の交渉が難航する事例が散見されるため、基本 的には1 年間は転居しないことを前提に物件を選定することが望まれる。契約書は、 家主が政府発行の印紙のついたものを用意する。 古い物件には、給排水、電気配線などに問題のあるものが多い。また、故障して もすぐに修理に対応しない場合が多い。入居前に修理を完了させるとともに、入居 後に故障した場合の修理について、契約書に明記しておくことが必要である。また、 前居住者の公共料金の未払いがないかも確認しておくことが賢明である。1-6 ガス、水道などの手続きと管理
各種公共料金は借り手側が支払う。電力は、昼夜を問わず頻繁に停電が起きる。 特に、暑さの厳しい日や雨季は、頻度が高くなる。自家発電機を設定しているアパ ートが多いが、自家発電機による電力供給中は一部電源への電力供給にとどまる ことが多い。 電気料金はメーター制で、請求書を持って指定された銀行で支払うが、管理人が 集金に来るアパートも多い。断水は地域により状況が大きく異なり、外国人居住区で はその頻度は少ないが、万一に備えてミネラルウオーターの買い置きをしておいた ほうがよい。水道料金は、毎月送付される請求書を持って指定の銀行で支払うが、 共益費に含まれることが多い。 ダッカでは、天然ガスが一般的な熱源である。各種ガス器具は現地で購入できる。 コンロは電気式とガス式の2 種類があるが、電気料金が高く電圧が不安定なため、コンセント ガス式のほうが安全かつ経済的である。ガス料金はメーター制ではなく、定額を支 払う。月額で1口バーナーが 400タカ、2口バーナーが 450タカである。なお、口数 やコンロの型により追加料金がかかる場合がある。また、地区によっても多少異な る。 固定電話の場合、通話料金は、バングラデシュの電話会社:Bangladesh Telecommunications Company Ltd.(BTCL)からの通知を持って、指定された銀行 で支払う。請求が重複することがあるので、必ず確かめてから支払うこと。また、支 払い期日の直前に請求書が届くことがあるが、期日までに支払わないと回線を切ら れることがあるので、注意が必要である。長期不在の時などは、電話回線の不正使 用防止のため、国際電話、長距離電話の発信をロックすることを勧める。但し、現在 は携帯電話のみの使用で固定電話を設置しないことが多い。 携帯電話の場合、Grameen Phone(グラミン・フォン)等で、SIM カードを購入し、 毎月払いあるいはプリペイド方式にて支払い可能である。即日で対応してくれるた めSIM カードフリーの携帯があればすぐに携帯番号を取得できる。 過去にさかのぼって数カ月分の使用量を請求されることがあるので、電気、ガス、 水道、電話の請求書はすべて保管しておくとよい。 ゴミ収集についてはブロックごとにゴミ捨て場が設けられており、定期的にゴミ回 収車が巡回している。フラットの場合は1 日1 回収集人がゴミを集めることが多い。
1-7 家電
(
1)電圧 220~240V、50Hzであるが、変動が激しい。電圧が日常的に10~15%は変動す るため、家電製品によってはスタビライザー(電圧安 定器)が必要である。現在ではスタビライザー機能 を備えた無停電電源装置(UPS)が一般的であり、 現地で購入可能である。停電が頻発するバングラデ シュではUPS の寿命は 1 年~1 年半程度と考える べきであり、寿命経過後の使用は発火等の原因に もなりかねないため、計画的な交換が必要である。 (2)コンセント、モジュラージャックの形 コンセントはB、B-1、BFのイギリス型と、A-1、A-2の日本・アメリカ型が使われて いるが、最近建設された住宅のコンセントは BF 型が多い。マーケットでは、A-1、 A-2 をはじめとする各種プラグに対応できるアダプターが市販されており、便利であ る。 モジュラージャックは日本と同型(RJ-11)のものが多い。 (3)家電製品 電気炊飯器、電気掃除機、アイロン、電子レンジやテレビなどの電気製品、電化製 品はダッカ市内で購入可能である。 日本から 100V の家電製品を持参する場合には、変圧器が必要になる。ただし、 日本から免税で家電製品を持参したり、パスブックを利用したり、現地で免税で購入 したりする場合、帰国時に煩雑な手続きが生じるため、ローカルの電気店での購入 を勧める。1-8 家具保険
家具を購入した際に保証期間がつく場合はあるが、家具保険に関する情報はな し。1-9 その他
該当情報なし。2.衣料、理容
2-1 衣料全般
(1)一般事情 ダッカ市内では色どり鮮やかなサリー姿が目を引く。サリーは1 枚の布であるが、 着付けると美しい衣装に早変わりする。また、サロワー・カミューズという、ゆったり したパジャマ状の衣服を着ている女性も多い。ダッカではフォトワ、ブラウス、Tシャ ツにロングスカートやジーンズといった若い女性も増えている。とはいえ、通常女性 は宗教上、足首まで衣類で隠すため、ミニスカートは人目を引き、避けたほうがよい。 肌の露出を控えるほか、ホテルやレストランでの過度のエアコン対策として薄手の ショールは重宝する。男性の衣装は、パンジャビ、パイジャマといった民族衣料のほ か、ズボンにワイシャツ姿が多い。背広等の布地は種類が豊富になってきたが、立 体裁断は一般的でなく、現地での仕立ては勧められない。但し、裾上げ等は問題な い。ルンギ(腰巻き)は男性の部屋着であるが、貧しい人たちは戸外でもこれを着て いることが多い。普段使いのシャツ・T シャツ・ズボン等は既製品の種類が豊富で、 現地調達が可能である。靴、特にサンダルは豊富に揃っている。 雨季は高温多湿であり、薄手の木綿ものが過ごしやすい。蒸し暑いため薄着にな りがちであるが、買い物や外出の際、特に女性は肌をあまり出さないよう心がけた い。 乾季は比較的涼しく、朝夕には気温が摂氏10 度以下になるため、秋物の長袖、セ ーター、トレーナー、カーディガン、ジャケット、スラックスなどが必要である。 また、毛布、掛け布団も乾季には必要となる。布団や枕は注文仕立てが可能であ る。表布や中綿を選べば問題はない。 そのほか、タオル類はデザインや品質にこだわらなければ現地調達で問題ない が、下着類はデザインや品質に期待できない。 (2)日本から持参したほうがよい衣料 <男性用> 夏物背広上下、ワイシャツ(長袖含む)、ベスト、カーディガン、ネクタイ、ソックス (特に薄手のもの)、下着類、水着、寝間着(長袖含む)、スポーツウエア、秋物衣料 (カーディガン、ジャケット)、トレーナーなど。 <女性用> 外出用婦人服(長袖含む)、ストッキング(湿度が高いため、使用の機会は少ない)、 下着類、アクセサリー、パンプス、水着、スポーツウエア、ソックス、寝間着(長袖含 む)、帽子または日傘、ハンドバッグ、サングラスなど。 <子供用> 服、帽子、靴とも、成長を考慮して用意すること。<乳幼児用> ベビー服、靴、下着、ソックス、ジャケット、帽子、長袖の服、水着、おむつカバー、 トレーニングパンツ、ガーゼのハンカチ、おねしょマット、汗取りマット、ベビー用寝具、 タオルケット、衣装ケースなど。 <その他> タオルケット、タオル、シーツ、ガーゼ、さらし、折りたたみ傘、かばん、ゴムひも、 マジックテープ、裁縫道具、趣味的な手芸用品、室内履き、ベルト、髪留めゴムなど。 (3)現地で調達したほうがよい衣料 男性・女性を問わず普段着なら入手に問題はなく、日本から大量の衣料を持参す る必要はない。T シャツ、ジーンズ、セーター、カーディガンなど、既製品の店も多く あり、値段は手ごろである。女性の下着専門店(輸入品)もある。同様に冬服も手に 入る。女性や子供の普段着、男性の日常用ズボンなどは、現地で仕立てることもで き、日本に比べ非常に安価である。既製品はその多くが現地製品のほか、中国、韓 国、タイ製であり、特に乳児用の服に関し、日本のような細やかな気配りをされたも のは期待できない。靴、特にサンダルは豊富に揃っている。毛布は韓国、中国製の アクリル毛布が入手可能で、使用には問題はない。 (4)その他の留意点 仕立て代が安いため、好みの布地があれば持参するとよい。現地で入手できる布 地も種類は豊富になってきたが、立体裁断は一般的でないことに注意。子供服も 様々な種類が入手可能で普段使いに問題はないが、種類や品質に限りがあるため、 必要に応じ、成長を見越して大きめのものまで持参することを勧める
。
2-2 礼装
(
1)パーティー 男性は、衿付きのシャツと靴を着用。女性は、スーツ、ワンピース、またはシルク や華やかなジョーゼットのサリーもしくはサロワー・カミューズを着用する。 (2)式典 男性はスーツ、ネクタイを着用。女性はスーツまたはワンピース、シルクや華や かなジョーゼットのサリーもしくはサロワー・カミューズも可。 (3)冠婚葬祭 男性は、ネクタイを着用。女性は、スーツまたはワンピース。結婚式の場合はシル クや華やかなジョーゼットのサリーもしくはサロワー・カミューズも可。 (4)その他の留意点 バングラデシュで仕立ては可能であるが、平面的な仕立てであるため、男性・女 性ともインフォーマル用の服を2、3 着持参すると便利である。2-3 洗濯、仕立て、修繕、保管
(1)洗濯 クリーニング店があり、水洗い、ドライとも可能である。アイロン、洗濯機(全自動、 二槽式)は、220V 対応が現地で入手可能である。 韓国製、イタリア製、マレーシア製、日本製などさまざまある。 (2)仕立て、修繕 衣服は仕立てるのがバングラデシュの慣習であるため、多くの仕立屋があり、安価で仕立てられる。しかし、あまりパターンを使用しないことから、立体感に乏しく普 段着向きであるが、サンプルを提示したり、細かな注文を入れることで立体的なデザ インで作ることも可能である。裾上げ等の修繕は安価で可能。 (3)保管 一年を通して湿度が高いため、カビが生えやすく、虫も多い。扉を閉め切りにせず、 クーラー、ファンなどで風を入れることが必要である。 防虫剤は、においのあるナフタリンは入手できるが、ほかのタイプのものは少な い。除湿剤は韓国製のものが手に入る。
2-4 美容院、理髪店
ダッカ市内のホテルにある美容院、理髪店やグルシャン・ボナニ地区にある有名 チェーン店がよく利用されている。美容院の料金はカラー(ハイライト)約5,000 タカ、 カット&ブロー450~1,000 タカ、シャンプー200~500 タカ、セット 500~1,000 タカ 程度である。理髪店ではカット&シャンプーで400~800 タカである。 そのほか、街中にも韓国系、中国系のほか現地の美容院、理髪店が多くある。料 金は安いが、高い技術や細やかなサービスは望めない。(Part3 イエローページを 参照)。 日本製の美容・理髪用品はほとんどない。富士フィルムの「アフタリフト」商品は現 地に代理店があり購入可能。欧米製品やインド製品は数多く出回っているが、化粧 品、シャンプー、リンス、化粧小物、シェーバーなどは、自分の肌に合ったもの、使い 慣れたものがあれば持参したほうがよい。また、日差しが強いので、日焼け止めや 夏用化粧品も持参するとよい。3.チップ
3-1 チップ事情
(1)習慣の有無 ホテルやレストランにおいてチップの習慣がある。 (2)各種サービスに対するチップ <空港> ポーターを利用した場合には、1 個につき 50~100 タカ程度。 <ホテル> ポーターには、100~200タカ程度。ピローチップも1泊につき100~200タカ程度。 ルームサービスなど依頼をする場合にも、100~200 タカ程度が目安。 <ゲストハウス> チップは原則不要。 <市内レストラン> サービス料が加算されている場合は不要であるが、100 タカもしくはおつりの小銭 程度を置くのが慣例である。請求書のなかにサービス料が加算されていない場合は、 人数にもよるが、5%程度を目安とする。 <市場の荷物運び> 50 タカ程度。4.食生活
4-1 外食
(1)一般事情 街の一般的な外食レストランはベンガル料理を手で食べる店がほとんどである(リ クエストによりフォークとスプーンが提供される)。それ以外にはベンガル風中国料 理店がある。地方では女性は外食することが少ないので、客はほぼ男性であり、女 性はカーテンで仕切った席に通される店もある。食事の前後には必ず手を洗う習慣 がある。アルコール飲料は販売していないが、店によっては持込が可能である。氷・ 水や生野菜などは衛生面で注意が必要である。冷めたものは衛生上危ないので、 必ず作りたてで熱いものを食べるようにしたほうがよい。 喫茶店は小さなベンガル茶を飲ませる露店がたくさんあるが、日本的な喫茶店は 外国人居住区以外は少ない。但し、ファーストフードの店舗は数多い。露天の茶屋は 衛生面からお勧めできない。一般的な店では、チップは特に必要ない。ラマダン(断 食)中は営業時間が変わることが多く、地方では外食するのが難しくなる。 (2)飲食店 ダッカ市内ではホテル内レストランのほかに、グルシャン地区、ボナニ地区などに 日本料理、中国料理、韓国料理、タイ料理、イタリア料理、インドネシア料理、インド料 理などの店があり、味はまずまずである。10 名以上で利用する際は、前もって予約 を入れておいたほうがよい。通常、請求書には最初から 10%程度のサービス料が 含まれている。 店でミネラルウオーターを注文する際は、栓の開いていない状態で持ってきても らうこと。氷や生野菜にも要注意である。また、イスラム教国であるため、一部のホ テルを除いてレストランではアルコール飲料の販売はしていない。したがって、ドリ ンク類は持ち込みが一般的である。(事前にレストランにアルコール飲料の持込が 可能かどうか、持込料の有無も併せて確認することを勧める。)なお、金曜日はホテ ルでも販売しない。 よく利用されている主なレストランはPart3 イエローページを参照。4-2 食料
(
1)一般事情
日常的な食料品は、市内の免税品店や市場に比較的豊富に出回っている。生鮮 食料品は種類・質とも十分とはいえないが、調理の工夫によっては、毎日の食生活 に特に不便を感じることはない。ただし、和食を中心とする場合には、バンコク、シン ガポールなどで調達することになる。 肉、魚をはじめ食料の保存のため、冷凍庫は必需品である。 水道水の多くは地下水を水源としており、飲料する際には最低でも15 分は煮沸さ せること。市販のミネラルウオーターは各種出回っているが、日本人経営の会社が 作っているNew Samuraiというミネラルウオーターを利用している人が多い(比較的 品質がよい)。New Samuraiは、電話でのオーダーで自宅配送してくれる他、浄水器 をレンタルできる。 (2)主な食品の出回り状況 <米> バングラデシュでは米を主食とし、ベンガル語の「ごはん」は、日本と同様に食事そのものを意味している。バングラデシュ米の多くは、脱穀する前にもみの状態で蒸 し上げる工程をふんだ粘り気のないパラパラしたものであるが、スパイスをふんだ んに使ったベンガルカレーには欠かせない。また、ムガール料理の最も代表的なも のに、ビリヤニと呼ばれる炊き込みご飯があるが、これは香りがよく粒の小さいポラ オ米(国産米)もしくは細長いバシモティ米(パキスタンからの輸入米)を、肉や各種 のスパイスとともに炊きこんだ料理で、お祝いの席には必ず出されるごちそうであ る。 ジャポニカ米はOISCA Market で購入する日本人が多いが、グルシャンのマーケ ットやスーパーで入手できる。また、日本のもち米に近いものがグルシャンのマーケ ットなどで入手できる。 <パン> コックに作ってもらったり、パン焼き器を利用したりと、手作りする場合、ドライイース トはスーパーで購入でき、小麦粉もローカルのもので間に合う。街やホテル (Raddison Hotel, Westin Hotel, Pan Pacific Sonargaon Hotel)内のベーカリーショ ップでも、種類は多くないが、おいしいものが入手できる。 <小麦粉> 一般に、薄力粉よりもやや粘りの強い中力粉に近いものや、粗びき粉が出回ってい る。料理、パン、菓子に利用しても特に問題はない。 <肉> 牛肉、山羊肉、鶏肉(ブロイラー)は、容易に購入できる。鶏肉は、毎週火曜日に開 かれるOISCA Market で購入する日本人が多い(日本の NGO による販売で、予約 可)。また、市場では各種肉類をはじめ、庭先飼いの鶏も購入できる。豚肉もダッカ市 内の一部の店で販売している。外国人、日本人の多くはジャーマン・ブッチャーやロ ンドン・ソーセージという店で牛肉、豚肉(ミンチやカットしたものもある)を購入してい る。ただし、牛や豚の肉は日本のものと比べると、かなり硬い。ハム、ソーセージ、 ベーコンなどの加工品は、上記の店舗のほか、ホテルやスーパーで購入できる。 <魚> 種類は豊富であるが、ほとんどが淡水魚で、少々生臭い。ヒルサ(鰊に似たもの)、 日本のコイに似たルイ、マグルやパンガシというナマズの一種は美味であるが、小 骨が多いので注意すること。近年、大型スーパーでアジやイワシ等限られた種類で はあるが、通年パック詰め冷凍品が入手可能になった他、ダッカにいくつかある海水 魚専門店では、時期にもよる(主に乾季)がマナガツオ、カレイ、アカダイ、アジ、エビ、 イカ、カニなどが入手できる。ジャーマン・ブッチャーなどで、サーモン、タコ等も手に 入る時がある。コリアンマートでは、タイからの輸入魚や練り製品が手に入る。 <乳製品> バングラデシュ産の牛乳、チーズ、バター、生クリーム、コンデンスミルクのほか、 外国製ロングライフ牛乳、粉ミルク、チーズ、バター、エバミルクなどがゼネラルスト アやスーパーで購入できる。
アイスクリームは、Movenpick(モーヴェンピック)や Baskin Robins(バスキン・ロ ビンス=日本のサーティワンアイスクリーム)が輸入されている。その他にバングラ デシュ製のアイスクリームもあり、Polar(ポーラー)、Igloo(イグロー)のものであれ ば、特に品質に問題はない。ヨーグルトは現地の乳酸発酵品であるドイのほか、輸
入品がスーパーで購入できる。 <卵> 鶏卵、アヒルの卵、ウズラの卵などが入手できる。購入後は、よく洗ってから冷蔵 庫に保存したほうがよい。鶏卵はOISCA Market で購入している日本人が多い。 <豆> 豆は庶民の重要な蛋白源である。種皮をむき、ひき割ったものをスパイスで煮込 んだスープ(ダール)は、日本のみそ汁のように、ベンガル料理には欠かせないも のである。レンズ豆、ヒヨコ豆、緑豆、ブラックビーンズなどが一般的だが、ほかにも 大豆、枝豆、エンドウ豆、ササゲ豆などが出回っている。なお、家庭でも簡単に緑豆 からもやしを作ることができる。 <野菜> 雨季には種類が少なくなるが、乾季には豊富に出回り、安くておいしい。また、各 種野菜の種を日本から持参したり、現地の種苗を購入したりして家庭菜園で育てる のも楽しい。雨季には、サトイモ、トウガン、ニガウリ、カラスウリ、ヘビウリ、トカドヘ チマ、ヘチマ、モクベッシなどが、乾季にはキャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、大 根、ホウレンソウ、ピーマン、カブ、トマト、白菜、サツマイモ、エンドウ、セロリ、パセ リ、春菊、ペッサイ、ビーツ、コールラビー、ユウガオ、パクチョイ、アサガオ菜などが 出回る。年中出回っているものには、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、ナス、カボチ ャ、キュウリ、ネギ、エンツァイ、ツルムラサキ、ササゲ、オクラ、ニラ、レタスがある。 きのこ類ではヒラタケ(生・乾)、キクラゲ(生・乾)、フクロタケ(4~10 月)がある。 <果物> 一年中出回るバナナ、パパイア、ココナッツ、レモンなどのほかに、季節によって はマンゴー(5~8 月)、パイナップル(5~11 月)、ライチ(5~6 月の 3 週間ほど)、ス イカ(4~6 月)、ジャックフルーツ(5~7 月)、メロン、ザボン、グァバ、ゴレンシ、ザク ロ、バンレイシ、オオギヤシの実、タマリンド、ナツメヤシなどがいたるところに山積 みになって出回る。輸入物ではリンゴ、ブドウ、オレンジ類、ナシなどもある。 <菓子> ミスティと総称される、牛乳を原料にした甘い菓子が一般的である。ホテルやスー パー、ベーカリーでは、ケーキ、ビスケット類も豊富で、輸入物の菓子類も入手でき る。ローカルのゼネラルストア(雑貨店)で売られる菓子の種類も増えているが、和 菓子はない。 <調味料> カレーの材料である各種スパイスは豊富である。食用油も、国産・輸入物とも出回 っている。しょうゆはスーパーやゼネラルストアで容易に手に入る。みそはコリアン マートで入手できることがあるが、品質が劣化していることがある。みそは種こうじを 日本から持って来てローカルの大豆、コミラ米を使って手作りすることができる。暑 い気候のため2~3 カ月で手作り味噌ができる。 (3)食料の入手 免税品店では若干の日本食品も入手できるが、種類に限りがあり、賞味期限を過 ぎて傷んでいる品もあるため、購入時には注意が必要である。任国外旅行などを利 用して、タイ、シンガポールでまとめ買いをし、冷蔵、冷凍保存する人が多い。 日本 人がよく利用する店はPart3 イエローページを参照。
4-3 食器、調理器具
(1)食器、調理器具などの入手 次のものは現地で入手可能である(必要に応じて日本から持参してもよい)。冷蔵 庫、冷凍庫、炊飯器、電子レンジ、電気(ガス)オーブン、パン焼き器、トースター、ミ キサー、ミンサー、ポット、はかり、洋食器、ティーセット、グラス、ガラス鉢、ざる(ス テンレス、プラスチック)、つまようじ、ラップ、アルミホイル、割りばし、お玉、フライ返 し、泡立て器、ボウル、タッパー、まな板(プラスチック製)、鍋、洋包丁、フライパン、 やかん、ステンレス水筒、スプーン、フォークなど。韓国製のジップロックも入手でき る。 (2)日本から持参したほうがよい食器、調理器具 ホームパーティーでは日本人を招くことが多いため、和食器は来客用を含めて持 参したほうがよい。次のものは入手が不可能か、または困難である。 茶碗、汁碗、湯飲み、茶托、急須、茶碗蒸し碗、塗りばし、はし置き、大鉢、大皿、寿 司桶、その他の和食器、しゃもじ(木製)、まな板(木製)、各種和包丁、すり鉢、すりこ ぎ、おしぼり置き、油こし紙、油きり網、はけ、ざる、どんぶり、たわし、魚焼網器、お しぼり、お盆各種、ホットプレート、菓子作りの器具など。また、乳児に必要な食器類 も持参したほうがよい。 電化製品に関する注意事項は「1-7」参照のこと。日本仕様の電化製品には、電気 容量に応じた変圧器が必要となる。なお、マイコン機能付きのものは故障しやすい ので注意したほうがよい。5.生活用品の購入
5-1 家電製品
「1-7(3)家電製品」を参照。 電化製品は、各メーカーのショールームの他、Unimart、Lavender、Stadium Market、DIT 1 Market で購入可能である(詳細は Part3 イエローページを参照)。但 し、Stadium Market、DIT 1 Market では模造品も混ざって販売されており、注意が必 要である。5-2 家具
一般的な家財道具は現地で購入できる。近年はバングラデシュ製、外国製を問わ ず、多くの既成の家具店ができている。その他、DIT 1 の 1 階に数多くの木製家具店 がある。ほとんどの店がワークショップを別に持ち、職人を使って家具を製作してい る。完成したものを買うこともできるが、木の種類、色、デザインを選んでオーダーす ることもできる。 籐家具は比較的安く、さまざまなデザインをオーダーすることができる。 NewAirport Road や Elephant Road、Green Road 沿いに店が並んでいる。鉄製家 具の店も数多く見かける。主な購入先はPart3 イエローページを参照。5-3 日用品、雑貨
品質を問わなければほとんどのものは入手できる。ただしバングラデシュ製の文 具(特にノート類)は品質が悪いものが多いので注意。
日用雑貨(トイレットペーパー、ティッシュ、掃除用具、バスルーム用小物など)は、 スーパー、DIT 1 と DIT 2 Market などゼネラルストアでも購入可能であり、外国製も 含め、種類も豊富である。
文房具は、品数はNew Market が一番多い。Kemal Ataturk Ave.に文房具店が何 軒かあり、輸入品を中心にたいていのものはここで手に入る。その他、種類は多くな いがスーパーでも購入できる。主な店はPart3 イエローページを参照。
5-4 工具、素材
品数はNew Market が一番多い。品質はローカルのものはあまり期待できないが、 たいていのものは手に入る。輸入品も管理がよくないので、ひとつひとつ品質を確 かめてから買うことを勧める。 以下の店のほかに、DIT 1(東側の一角に工具、素材を扱っている店が集まってい る)、DIT 2 でも入手できる。6.金融機関
6-1 金融機関
(
1)銀行外資系銀行には、Standard Chartered Bank(スタンダード・チャタード・バンク)、 HSBC Bank(香港上海銀行)、Citibank(シティ・バンク)などがある(詳細は Part3 イ エローページを参照)。外国人は米ドル口座、またはコンバーティブル口座(米ドル 入金後、引出時に自動的にバングラデシュ通貨に置き換えられる)の開設が可能で ある。諸条件はほぼ同じ。 営業時間 :10:00~18:00(金曜日、土曜日休み) 窓口:日~木(10:00-16:00) イブニング・バンキング(預金及び現金引出のみ):18:00-20:00 (但し、すべての銀行で同サービスが受けられるわけではないので注意。Standard Chartered Bank の Gulshan Branch は同サービスあり。)
ATM:24 時間(但し、クレジットカードではなく、現地銀行の現金引出カードのみ) (2)口座の開設と閉鎖 関係者の多くは米ドル口座を利用している。口座開設時には銀行の定める必要書 類を提出する。口座閉鎖時には、チェックブックを返却する。 (3)小切手 小切手は広く利用されている。銀行口座開設時に「小切手発行を希望する」旨を明 記すれば、小切手が発行される。 (4)キャッシュカード 申込みにより、作成可能。クレジットカード機能がついている場合がある。 (5)換金方法 米ドルキャッシュから現地通貨タカ(TK)への換金、及び市内で換金した現地通貨 を外貨(米ドル)に再交換することは両替商にて可能であるが、交換証書は発行され ない。トラベラーズチェック(T/C)は一般的ではなく、当国での利用機会は少ない。
国際空港内の銀行、最寄りの銀行およびPan Pacific Sonargaon Hotel(ここは円 からの換金も可)などで、現地通貨タカへの換金が可能(政府公認)。ゲストハウスで
も換金できるが、交換証書は発行されない。換金率は銀行より若干悪い。 ・空港内両替所 :毎日 (金曜・土曜、祝日も可) ・銀行 :10:00~18:00(金曜日、土曜日休み) 窓口:日~木(10:00-16:00) イブニング・バンキング(預金及び現金引出のみ):18:00-20:00 (但し、すべての銀行で同サービスが受けられるわけではないので注意。 Standard Chartered Bank の Gulshan Branch は同サービスあり。) ATM:24 時間(但し、クレジットカードではなく、現地銀行の現金引出カードのみ)
・ホテル内両替所 :毎日 (24 時間、金曜・土曜、祝日も可)
6-2 クレジットカード
VISA、American Express、Master Card など、各種使用可能であるが、利用時に は記載内容の確認等、注意が必要である。ATM は機械の故障が頻繁に発生するた め、注意が必要である。
7.交通事情
7-1 交通手段
(
1)一般事情 在留日本人は、一般的に運転手を雇い、自家用車を使用している。大衆的な乗り 物にはタクシー、リキシャ、オートリクシャー、バス、列車などがある。リキシャは、自 転車の後ろに人力車のような座席をつけたもので、どこでも拾うことができる。近くへ 出かけるときに便利であるが、リキシャ通行禁止道路が増えていることから、目的地 までの経路には留意する必要がある。 オートリクシャー(一般にCNG と呼ばれる)は自動三輪の小型タクシーであるが、 構造上車体が不安定であり、かなりのスピードが出ることから、利用にあたっては十 分な注意が必要である。またこれと類似した形のミシューク(2 輪車を改造した 3 輪 車)もあるが、こちらはさらに構造的に不安定であるため、勧められない。リキシャ、 ミシュークの料金はメーター制が義務付けられているものの、実際には乗車前の交 渉による。 タクシーもメーター制が義務付けられているものの、実際には値段交渉となること がほとんどである。行き先による乗車拒否も日常茶飯事である。 (2)空港から市内への移動 Part1 基本情報の P3「事務所までの交通」参照 (3)自家用車を利用する場合 車両は日本と同様に左側通行であり、特に違和感はない。ただし、無謀な運転を する人が多く、交通規則もあってなきに等しい状況である。また、運転免許制度が不 十分であること、車検制度はあるものの、車両整備・点検は十分ではないことから注 意が必要である。 さらに、歩行者やリキシャの無理な横断が多い上、歩行者優先の観念がないた め、歩行時にも注意するとともに運転にも細心の注意が必要である。国際運転免許 証は通用することになっているが、安全の確保や駐車中に車両のパーツ盗難被害を 防止する意味でも、可能な限り自分で運転することは避け、ドライバーを雇用すべきである。 自動車の燃料としては、CNG、オクタン(ハイオク)、ペットロール(レギュラーガソ リン)、ディーゼル(軽油)が一般的に販売されている。不純物が含まれていることが 多く、通常、自動車用燃料としては、オクタンを使用したほうがよい。また、計量器は 概して不正確なものが多く、1 リットルの表示にもかかわらず、実際はこれよりも少な く給油しているケースが多い。 (4)レンタカーなどを利用する場合 多くのレンタカー会社がある。また、主要ホテル、ガイドツアー、その他代理店でも 申し込める。(Part 1 基本情報参照) (5)地図 市内5 つ星ホテル、書店、および下記土産物店でダッカ市内道路地図が入手でき る。入手可能な土産物店は次のとおりである。 ・Aarong (アーロン) ・Folk Bangladesh (フォーク・バングラデシュ)
7-2 交通事故、盗難
(1)対処方法 事故が発生した場合はまず各加入団体の保険会社に連絡する。歩行者に被害を 与えた場合は、その場で一般市民による報復を受けることが多いため、まずはその 場を離れるなど、自己の安全を確保した上で事故処理にあたること。 (2)救急病院 緊急時や重症の場合は、各加入団体の保険会社が加入している緊急移送サービ ス等を利用し、バンコクやシンガポールの病院など、施設の整った医療機関へ移送 して治療を受けることになる。 (3)車両の盗難、車上荒らし 車両の盗難はそれほど多くないが、車上荒らしによるミラー、ライト、カーステレオ などの部品の盗難は非常に多い。人通りの多いバザールやマーケットなどの近辺 に駐車するときは、必ずロックを確認してから車を離れ、運転手には車から離れない よう注意すること。レンタカーの場合も同様である。また、車内に貴重品を放置しない こと。7-3 交通違反
(1)交通法規 ナンバーの種類にかかわらず、車検証、保険証、運転者の運転免許証は車両運 行時には必ず具備していなければならない点は、日本のルールとなんら変わらな い。また、基本的な交通ルールも同様である。 交通法規はあってないに等しい状態ではあるが、交差点などでは、交通警察官の 指示で発信・停止を行うこと。また、黒ナンバー(課税対象車)に対しては、車検証、 保険証、運転免許証のチェックが厳しく、提示を求められた際に不所持であることが 発覚した場合には、罰金刑などが科せられることがある。黄ナンバー(免税対象車) に対しては、路上での検問などで停止を求められるケースは、これまでに発生して いない。 自ら運転する場合にはバングラデシュ特有の不文律を理解する必要もあり、これを理解するまでは運転することは避けるべきである。 (2)罰金、罰則 交通違反をきちんと取り締まっている状況ではない。
7-4 車の修理
(1)部品 部品の入手は比較的容易であるが、常に純正部品が手に入るとは限らない。特に 日本国内仕様車の部品の調達は困難である。 バングラデシュでは、「カローラ」「コロナ」「サニー」「プレミオ」「アリオン」「パジェ ロ」などが多い。一般に1500cc 以下の車が多く、それを超える車種については部品 調達に時間がかかることがある。日本車の多くに現地代理店がある。代理店で購入 する場合、純正のスペアパーツは比較的入手しやすい。 (2)修理工場 板金・塗装も含めて、ひととおりの修理はできるが技術水準はあまり高くない。とき に、不必要な部品交換や新しい部品を古いものへ交換するなどの不正行為も行わ れることがある。常日ごろから車の状態を自らチェックし、無駄な部品交換がないよ う気をつけること。できれば知人から修理工場を紹介してもらうのがよい。8.通信
8-1 電話
(1)一般事情 携帯電話は固定電話に比べ、容易に購入、使用可能であり、契約解消時の手続も 簡易であるため、近年は固定電話を設置せず、携帯電話のみを利用することが多い。 (事務所を通すことにより、割引価格で購入できる。) 固定電話に関しては、かつては需要に供給が追いつかず、新規設置は相当数が 滞留していたため、申請から設置まで 1 年以上かかってしまうことも珍しくなかった が、現在は申請から 1 週間ほどで設置可能となっている。前任者などから権利を譲 ってもらう場合や移転する場合でも、1 週間以内で使用可能。 公衆電話は非常に少ない。 通話状況は改善されつつあるが、依然として電話線や電話機の故障が頻発し、混 線なども多い。雑音が混じったり、正しい番号にかけても間違ったところにつながっ たりすることもある。苦情は18 番で受け付けている。 固定電話の設置環境が不十分なため、携帯電話の普及はバングラデシュの全土 に及ぶ。公衆電話の代わりに、店舗や露天にて携帯電話の一時レンタルが盛んであ る。 (2)国内電話 国内の主要都市間は、ダイヤル直通通話が可能である。しかし、地域によっては 回線が混雑するため、時間を要する場合がある。混線や雑音が混じることも多い。 (3)国際電話 国際電話の通話状態は改善されてきている。ISD 回線の場合はダイヤル直通で かけることができる。日本へは、「0081-0 をとった市外局番-先方の電話番号」をダイ ヤルすればよい。その他の回線は以前オペレータによりその都度接続していたが、現在はEISD(Ecomomy ISD)通話が可能で、「012」+国番号(日本の場合は「81」) +「0をとった市外局番」+電話番号で繋がるようになった。但し、EISD通話可能とな るのは日本を含む56 カ国のみ。 (4)携帯電話 現在、バングラデシュでは7 社の携帯電話会社が営業している。携帯電話の普及 は進んでおり、バングラデシュ全土に及ぶ。利用者も増えており、通話状態もよくな ってきている。近年は住居の電話回線を新設せず、携帯電話のみを利用する日本人 が多い。 機種としてはノキアやサムソン、ソニーエリクソンが一般的である。契約は携帯電 話会社に申し込むが、Grameen Phone(グラミン・フォン)、Banglalink(バングラリン ク)、Robi(ロビ)の加入者数が多い(詳細は Part3 イエローページを参照)。
8-2 電信
(
1)ファクシミリ 主要なホテル、ゲストハウス、郵便局などで利用できる。また、市内には電信サー ビスの店があり、国内外の電話がかけられるほか、ファクシミリの送受信もできる。 いずれも、利用する前に料金を確認することが肝要である。 (2)テレックス 主要なホテル、郵便局などで利用できるが、一般的でない。 (3)電報 主要なホテル、郵便局などで利用できるが、一般的でない。 (4)インターネット プロバイダー数は最近増えてきているが、日本人が利用している主なプロバイダ ーは次のとおりである。 ・Qubee Pvt.Ltd. (キュービー)・Grameen Cyber Net (グラミン・サイバーネット)
・Optimax Communication Ltd. (オプティマックス・コミュニケーション)
8-3 郵便
(
1)一般事情郵便物は各家庭に配達されるが、あて先を勤務先気付にして受け取るほうがよい。 日本からの航空郵便は通常1週間程度、日本へは4~10日かかる。書留で送ると早 く確実である。中央郵便局では、国際スピード郵便 (EMS :Express Mail Service) を受け付けている。バングラデシュの郵便事情から紛失の可能性もあるので、高価 な品や金銭の郵送はしないほうがよい。小包は届かないことがあるため、人に託す か、民間サービス会社(国際宅配便)を利用することが望ましい。なお、医薬品など の輸入禁止品を送ると没収されるため、注意すること。 (2)課税 小包は、ダッカ中央郵便局で国家公安委員会、秘密警察、国税局それぞれの担当 官により内容物が検査され、課税対象品については課税される。請求された料金、 税金が高額である場合は、事情に詳しい知人などに相談してから支払うほうがよ い。
(3)国際宅配サービス 日本へは4~5日程度で送付できる。電話で申し込みをすると、同日中に荷物を引 き取りに来る。郵便より高額でも、重要書類を送付する場合はOCS や Fedex、DHL など民間会社を利用するのが確実である。
9.コンピューター
9-1 ハード、ソフト
(1)調達の方法 バングラデシュでは、WINDOWS 系パソコンが主流であるが、Apple 系パソコン も入手可能である。また、パソコン本体はSONY、HP、COMPAQ、GATE WAY な どのブランドパソコンも入手可能であるが、ショップメイドパソコンの流通量が圧倒的 である。 最新モデルを除けば、プリンターなどの周辺機器も含め入手可能であるが、特殊 なものについては、商品が手元に届くまでかなりの時間がかかることもある。また、 バッテリーなどのオプションパーツの入手も可能である。 バングラデシュでは CD-R、CD-RW などの生ディスク、プリンターカートリッジは 豊富に出回っており、容易に入手できる。 ソフトウエアについては、比較的豊富であるが、日本語のソフトは入手不可能であ る。但し、バングラデシュでのソフトウエアのほとんどは、不正にコピーされたもので ある。 日本からパソコン関連の機材を持ち込む場合、パソコン本体およびリストアCD な どのみ持参することとし、周辺機器(プリンター、スキャナー、外付けドライブ、スタビ ライザー、UPS など)は現地調達すべきであろう。ただし、ノートパソコンなどの予備 バッテリーは、日本から持っていくほうがよい。また、ノートパソコンは、100~240V のユニバーサル対応のものが望ましい。 (2)使用の際の注意 電力供給が不安定であるため、コンピューターの利用に際しては、必ず UPS、ス タビライザーを使用することが肝要である。現地で購入可能である。 (3)修理 メンテナンスやアフターサービスについては、一定の保証期間があるものの、現 地での修理はリスクが高く、勧められない。10.職場環境、
10-1 職場環境、勤務条件
勤務条件
(1)就業時間 官公庁の就業時間は日曜日から木曜日9:00~17:00 である。 金・土曜日は休日。ただし、ラマダン(断食)の時期は 9:00~15:30 となる。昼休 みは、13:30~14:00(30 分間)だが、ほかにナマース(イスラム教徒のお祈り)のた めに30 分間程度の休みを取れるので、実際には合わせて 1 時間程度ある。 一般的には管理職以外は、就業時間を超えて勤務する公務員は少ない。また、政 府機関の場合、残業手当の支給はない。(2)有給休暇
バングラデシュ公務員の有給休暇は年間53 日あり、うち 33 日は繰り越し可能な Earn Leave で、病欠や国外旅行、就学を目的とする休暇に適用される。使用しなか ったEarn Leaveは希望すれば買い上げも可能。また、残りの20日はCasual Leave と称し、その他の目的の休暇に適用されるが、繰り越し不可となっている。 (3)執務室 執務室は配属先省庁から提供されることになっているが、電話回線や事務机など の備品に余裕がない場合は、整備されるまで時間がかかる。 (4)通勤事情 自家用車やレンタカーで通勤する場合が大多数である。