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< 本 資 料 の 構 成 > JAS 法 に 基 づく 食 品 の 品 質 表 示 加 工 食 品 の 品 質 表 示 有 機 加 工 食 品 の 品 質 表 示 食 品 表 示 に 対 する 監 視 等 資 料 編

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全文

(1)

品 質 表 示 基 準

~ 加工食品を中心に ~

独立行政法人

農林水産消費安全技術センター

交流技術課長

斉藤 弘和

平成26年4月14日(月)

有機加工食品の生産行程管理者及び小分け業者講習会

ファミック

(2)

< 本資料の構成 >

○ JAS法に基づく食品の品質表示

○ 加工食品の品質表示

○ 有機加工食品の品質表示

○ 食品表示に対する監視等

○ 資料編

(3)

~ JAS法に基づく食品の品質表示 ~

(4)

食品を購入する時の情報源

命と健康を守るための情報源

作る側

正しい表示の実施

買う側

正しく読みとる力の蓄積

食品の表示は何のために必要か

食品表示は、食品を購入する人にとって

内容が正しくなければ、消費者に適切な選択をもたらせない

ポイント

(5)

食品衛生法

・・

飲食による衛生上の危害の発生を防止

JAS法

・・・

消費者の商品選択

景品表示法

・・

虚偽、誇大な表示を禁止

計量法

・・・・

適正な計量

健康増進法

・・

国民の健康の増進。健康の保持増進の効果等について 虚偽・誇大広告等を禁止 等

JAS法

原材料

資源有効利用促進法 容器包装リサイクル法 リサイクルマーク

健康増進法

栄養成分表示

食品衛生法

名称

・添加物

賞味期限

保存方法

製造業者等

遺伝子組換え食品

アレルギー表示

不当景品類及

び不当表示防

止法(景品表

示法)

計量法

内容量

米トレ-サビリティ法

産地

1.食品表示の主な法律と表示事項

(6)

2.表示の対象範囲

一般消費者向けのすべての飲食料品

→ JAS法に基づく表示が必要。

生鮮食品(平成12年7月1日から)

加工食品(平成13年4月1日から)

業務用生鮮食品・加工食品(平成20年4月1日から)

次のものは、対象外

である。 (JAS法に基づく表示は不要)

(1)

酒類

並びに

医薬品、医薬部外品、化粧品

これらについては、酒税法又は薬事法に基づく必要事項の表示が必要。

(2)生鮮食品における次のもの

①生産者が生産した場所での直売、②外食、③給食

(3)加工食品における次のもの

①容器包装されていないもの

1)

②店内加工品

③外食、④給食

注1)業務用加工食品は容器・包装されていないものも対象。

(7)

加 工 食 品

外 食 ・ イ ン ス ト ア 加 工

加 工 食 品 製 造 業 者 中 間 加 工 品 製 造 業 者 中 間 加 工 品 製 造 業 者 一 般 消 費 者 用 包 装 製 造 業 者 業 務 用 包 装

一般消費者向けの 食品として表示義 務があるもの

表示は任意

業務用の原材料 として表示義務 があるもの

※輸入品は、輸入業者に表示義務

(参考1) 業務用生鮮食品・加工食品とは?

業務用生鮮食品

業務用加工食品

(8)

単品切断

同種混合

異種混合

(注2)

加工

(注1・注2)

農産物

キャベツ千切り キャベツ千切り + 赤キャベツ千切り キャベツ千切り+ カットレタス ・タケノコ水煮 ・乾しいたけ

畜産物

牛ロース肉 牛カルビ + 牛ロース 牛ロース + 豚 ロース ・焼肉(調味液に つけた場合) ・牛肉たたき ・ソーセージ

水産物

メバチマグロ赤身 メバチマグロ赤身 + キハダマグロ中トロ キハダマグロ赤 身 + ミズダコ ・ゆで海老 ・ちくわ ・ひもの (注1) 加工:加熱、ブランチング、日干し乾燥、味付け、塩蔵など :生鮮食品(名称、原産地) :加工食品( 名称、原材料名、期限表示、保存方法、内容量、製造業者の氏名又は名称及び住所) (注2) 店内で処理して販売した場合は、一般消費者に直接販売するものに該当するため、表示不要

(参考2)生鮮食品、加工食品の違いは?

(9)

3.品質表示基準と対象食品

水産物

水産物品質表示基準

農畜水産物

生鮮食品品質表示基準

8農産物と

33加工食品群

遺伝子組換えに係る

品質表示基準

生鮮食品

加工食品

全ての加工食品

46種類

加工食品品質表示基準

個別の品質表示基準

加工食品

精米・玄米

しいたけ

玄米及び精米品質表示基準

しいたけ品質表示基準

対象品目

品質表示基準名等

【JAS法に係る法的根拠】

食品分類

生鮮食品

品質表示基準一覧 【

http://www.caa.go.jp/jas/hyoji/kijun_Itiran.html】

(10)

●めん類等用つゆ ●乾燥スープ ●食用植物油脂 ●マーガリン類 ・調理冷凍食品 ●チルドハンバーグステーキ ●チルドミートボール ●チルドぎょうざ類 ・レトルトパウチ食品 ・調理食品缶詰及び調理 食品瓶詰 ・炭酸飲料 ・果実飲料 ●豆乳類 ※●印の付いているものは 名称制限あり。 ●ベーコン類 ・畜産物缶詰及び畜産物瓶詰 ・煮干魚類 ●削りぶし ●魚肉ハム及び魚肉ソーセージ ●うに加工品 ●うにあえもの ・うなぎ加工品 ●乾燥わかめ ●塩蔵わかめ ●みそ ● しょうゆ ●ウスターソース類 ● ドレッシング及びドレッシング タイプ調味料 ●食酢 ・風味調味料

(参考3)個別品質表示基準

【46種類】

とは?

・農産物缶詰及び農産物瓶詰 ●トマト加工品 ●乾しいたけ ・農産物漬物 ・野菜冷凍食品 ●にんじんジュース及び にんじんミックスジュース ・ジャム類 ・乾めん類 ・ 即席めん類 ●マカロニ類 ・パン類 ・ 凍豆腐 ●ハム類 ●プレスハム ●混合プレスハム ●ソーセージ ●混合ソーセージ

(11)

~ 加工食品の品質表示 ~

(12)

1.加工食品の品質表示

一般的な名称

を記載

原材料名

使った原材料を全て

記載

食品添加物以外と食品添加物に

区分して記載

(原料原産地名 一部義務品目において記載)

内 容 量

重さや数量を

単位をつけて

記載

賞味期限

期限の年月日

を記載

保存方法

期限年月日まで保存するための

方法

を記載

(原産国名

輸入品

において記載 )

製 造 者

表示責任者

の名称と住所を記載

(輸入品は、原産国名も必要) ※表示禁止事項(第6条) (1)一括表示すべき事項の内容と矛盾する用語 (2)産地名を示す表示であって、産地名の意味を誤認 させるような表示 (3)その他内容物を誤認させるような文字、絵、写真 その他の表示

原則

6項目

を表示

加工食品

(13)

2.名称の表示をするときの考え方

その製品は個別の品質表示

基準に該当するか?

個別の品質表示基準に

従った名称を記載

YES

NO

一般的な名称

を検討。

検討した名称に名称規制はか

かっていないか?

YES

他の名称を再検討

製品の名称として表示

名称規制とは?

例:「トマトソース」

トマト加工品品質表示基準のトマトソースの定義に当てはまらないもの

の名称を「トマトソース」とすることができない。

他には「マヨネーズ」「にんじんジュース」「マーガリン」等々

NO

参照

(14)

使用した原材料は、

○食品添加物以外の原材料(

食材

)と食品添加物に区分して、

○それぞれ原材料に占める重量の割合の多いものから順に記載します。

原材料名

食品添加物以外の原材料

、食品添加物

食材1、食材2、食材3、・・・

、添加物1、添加物2、・・・

3.原材料名の表示方法

(個別の品質表示基準に別途規定のある場合を除く。)

食材

は、

最も一般的な名称

を記載します。

② 食品添加物は、食品衛生法(内閣府令)に従って記載します。

(1) 原材料名の表示方法の原則

10

加工食品品質表示基準

第4条第1項第2号

(15)

その1

(2) 食品添加物以外の原材料の記載方法

区 分 名 称 食用油脂 「植物油」、「植物脂」若しくは 「 植物油脂」、「動物油」、「動 物脂」若しくは「動物油脂」又は 「加工油」、「加工脂」若しくは 「加工油脂」 魚類及び魚肉(特定の種類の魚類の名称を表示していない場合に限る。) 「魚」又は「魚肉」 ぶどう糖果糖液糖、果糖ぶどう糖液糖及び高果糖液糖 「異性化液糖」 香辛料及び香辛料エキス(既存添加物名簿(平成8年厚生省告示第 120 号)に掲げる食品添加物に該当するものを除き、原材料に占める重量 の割合が2%以下のものに限る。) 「香辛料」又は「混合香辛料」 弁当に含まれる副食物(外観からその原材料が明らかなものに限る。) 「おかず」

ア 原則は、

最も一般的な名称

を記載します。

表示例

食用大豆油、食用なたね油

植物油

11

イ 次の表の

左欄の区分

に該当するものは

右欄の名称

で表示できます。

出典:加工食品品質表示基準第4条第2項ウの表から一部抜粋

(16)

その2(複合原材料)

複合原材料の名称の次に括弧を付けて、使用原材料を表示します。

○使用原材料は複合原材料に占める重量の割合の多いものから順に記載。

○複合原材料に占める重量の割合の

多い順が3位以下

で、

かつ

その

重量の

割合が5%未満

のものは 「

その他

」と表示できる。

※注意点

1.複合原材料に使用された食品添加物は、複合原材料の名称の次に括弧書きから外し、 食品添加物の区分の中で多い順に記載します。 2.アレルギー物質及び食品添加物については、食品衛生法に基づき記載が必要です。

基本

複合原材料が製品に占める

重量の割合が5%未満

の場合

複合原材料の

名称からその原材料が明らかな場合

複合原材料の名称の次の

括弧書きを省略

できます。

12

参照: 加工食品品質表示基準第4条第1項第2号ア(ア)

2種類以上の原材料からなるもの

(他社から購入した調味料などの食材)

(17)

複合原材料(例:みそ)の原材料

大豆、米、食塩、かつおエキス、

調味料(アミノ酸)

基本

ある加工食品

の原材料として使用

原材料名

○○、△△、みそ(大豆、米、食塩、かつお

エキス)

××、

調味料(アミノ酸)

、香料

・原材料に占める重量の割合が5%未満の場合

名称からその原材料が明らかな場合

原材料名

○○、△△、みそ、××、

調味料(アミノ酸)

、香料

※ あくまでも複合原材料の原材料表示を省略できることであり、複合原材

料そのものを省略できることではありません。

13

(参考4) 複合原材料(みそ)の記載例!

(18)

(参考5) 名称からその原材料が明らかである場合とは?

① 複合原材料の名称に

主要原材料が明示

されている場合

(例 ;

唐揚げ、

味噌煮 等)

② 複合原材料の名称に

主要原材料を総称する名称が明示

れている

場合

(例 ;

ミート

ボール、

魚介

エキス、

植物性

たん白加水分解物 等)

JAS規格、品質表示基準で定義

されている場合

(例

; しょうゆ

みそ

、ハム、マヨネーズ 等)

④ 上記以外で

一般にその原材料が明らか

である場合

(例 ; かまぼこ、がんもどき、ハンバーグ 等)

等が考えられます。

消費者目線が重要!!

14

出典:加工食品品質表示基準Q&A(弁当・惣菜関係) 問5

(19)

4. 食品添加物の表示

(食品衛生法に基づく)

表示の必要度

表示の方法

高いもの

用途名併記

物質名

一括名

低いもの

免除

食品添加物は、

使用量の多

いものから順に記載

する。

添加物自体の記載が不明な

場合はお近くの保健所へ

※表記する際に注意すべきもの : 「V.C」、「V.B

」、「pH調整剤」など。

表示の方法

食品添加物

物質名と用途名を併記

甘味料、着色料、保存料、増粘剤、安定剤、

ゲル化剤、糊料、酸化防止剤、発色剤、漂白

剤、防かび剤、防ばい剤

一括名による表示

イーストフード、ガムベース、かんすい、苦味

料、酵素、光沢剤、香料、酸味料、調味料、豆

腐用凝固剤、乳化剤、チューインガム軟化剤、

pH調整剤、膨張剤

物質名による表示

上記いずれにも該当しないもの

免除

加工助剤、キャリーオーバーに該当するもの

15

(20)

5. アレルギー表示

(食品衛生法に基づく)

アレルギー表示が必要な品目 : 27品目

特定原材料 【義務表示】 : 7品目

卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生

特定原材料に準ずるもの 【推奨表示】 : 20品目

あわび、いか、いくら、オレンジ、

カシューナッツ

、キウイフルーツ、

牛肉、くるみ、

ごま

、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、

もも、やまいも、りんご、ゼラチン

【参考】 パンフレット「アレルギー物質を含む加工食品の表示ハンドブック」 (消費者庁、平成22年3月改訂) http://www.caa.go.jp/foods/index8.html 原材料名:小麦粉、砂糖、植物油脂(大 豆油を含む)、鶏卵、アーモンド、バター、 脱脂粉乳、洋酒、ソルビトール、膨張剤、 香料(乳・卵由来)、乳化剤(大豆由来)、 着色料(カラメル、カロテン) アレルギー物質は添加 物にも表示されます。 原材料名:しょうゆ、かつおエキス、さば ぶし、砂糖、発酵調味料、煮干し、みり ん、食塩、酵母エキス、調味料(アミノ 酸等)、(原材料の一部に小麦、牛肉、 豚肉、ゼラチンを含む) 表示例1 表示例2

16

(21)

6.内容量

特定の商品

計量法の規定

により表示します。

②その他のものは単位を明記して記載します。

〈例〉○

、○

ml

、○

、○

人分

外観から内容量が明らかな場合は省略できます。)

③固形物に充填液を加え、缶、瓶に密封したものは固

形量と内容総量を記載します。

特定商品の販売に係る計

量に関する政令第5条に

掲げる「特定商品」

〈例〉

食肉

→質量(g、kg)

しょうゆ

→体積(ml、L)

17

(22)

7.保存方法と期限表示の関係

設定した保存方法で適切に保存

した場合に、

表示した期限が

担保

されます。 :

保存方法と期限表示はセット

です。

保存方法がまず先に決定されます。

流通、家庭等において可能

な保存方法を表示すること。

具体的かつ平易な用語

をもって記載すること。

保存方法の省略 → 「常温のみ」が保存条件の場合

明確な保存温度を示していない。 :

「要冷蔵、要冷凍、冷暗所」

→ 温度帯を明記するか、併記します。

開封後の取り扱い(任意表示)

→ 通常は、例えば

「使用上の注意」など別の事項として記載

します。

(一括表示枠内への記載も可能。)

18

(23)

年月日

表示】

①平成26年7月27日 ②26.7.27

③2014.7.27

④14.7.27

3か月を超えるもの

3か月以内のもの

年月

表示

①平成26年7月

②26.7

③2014.7

④14.7

<注意事項>

賞味期限が、

平成26年7月27日のものを「平成26年7月」と記載した。

【違反】

(表示上、4日間、根拠なく伸張してしまった。)

表示できる

② ③ ④については、「.」を印刷することが困難なとき次のとおり記載可。

例: 「26.7.27」→「260727」、「26.7」→「2607」

8.期限の表示方法

19

(24)

9.製造業者等の表示方法

 JAS法では、製造業者、加工包装業者、輸入業者または販売業者の

うち、

表示内容に責任を有するもの

の①

氏名または名称

と②

住所

記載します。

 販売者がJAS法上の表示責任者、製造者が食品衛生法上の責任者

として表示する場合、別記様式の枠内に製造者を記載することができ

ます。

製造者

□□食品株式会社

埼玉県○○市△△1-1

私がJAS法上の表示

責任者です!

販売者 スーパー○○

埼玉県○○市△△2-2

製造者 □□食品株式会社

埼玉県○○市△△1-1

私がJAS法上の表示

責任者です!

私が食品衛生法上の

責任者です!

20

(25)

製造所固有記号を使用できる場合(例)

①本社と異なる工場で製造し、本社の名称、所在地を表示

する場合、工場を製造所固有記号で表示

②JAS法上、販売者を表示する場合に製造者を製造所固

有記号で表示

→ 消費者庁に届け出を提出

http://www.caa.go.jp/foods/index.html#m02-2

小分け包装した場合の表示責任者の項目名

→ 加工者、製造者いずれかを記載。

品目により異なる

ことから、どちらになるかは

保健所に確認

加工者は製造所固 有記号を使えません

製造業者等の表示に当たっての注意点

21

(26)

一括表示は

容器又は包装の見やすい箇所に記載

なければならない。

使用する文字の大きさ

表示可能面積とは?

→ 表示事項を記載しても判読が困難な部分を除いた

容器又は

包装の表面積

文字及び枠の色 :

背景の色と対照的な色

ラベルの大きさで

はない!

表示可能面積

おおむね

150cm

以上

8ポイント

以上の大きさ

以下

5.5ポイント

以上の大きさ

10.表示方法

(表示箇所、文字の大きさなど)

22

(27)

(

1) 製造する食品: 「焼肉用味付け牛肉」

表示作成のポイント(その1)

基本情報

原材料名 使用割合 原産地等 食品添加物 アレルギー物質 牛肉 60% 国産和牛 牛肉 焼肉のたれ 40% A社から購入

(2)使用する原材料:

焼き肉のたれ(「複合原材料」)の配合割合

(

3) 内容量:

200g

(

4) 消費期限:

製造日を含めて3日(平成26年4月15日製造)

(

5) 保存方法:

10℃以下で保存

(

6) 表示責任者:

製造者「〇〇食品株式会社」で、住所は「埼玉県〇〇市〇〇町〇-〇」 その内容を表す一般的な名称で表示! ・使用した原材料は全て多い順に表示! ・複合原材料の記載方法に従って! 特定商品、単位は重量で表示! 食品衛生法で決まっている方法で! JAS法と食品衛生法の両方を満たすように!

23

原材料名 使用割合 食品添加物表記 アレルギー物質 しょうゆ 50% 大豆、小麦 砂糖 30% りんご 8% りんご 食塩 4% ごま 3% ごま にんにく 3% 調味料 (グルタミン酸、イノシン酸) 2% 調味料(アミノ酸等)

(28)

焼肉用味付け牛肉

原材料名

牛肉

、焼肉のたれ(しょうゆ、砂糖、りんご、

その他)、調味料(アミノ酸等)、

(原材料の一部に小麦、ごまを含む)

内 容 量

200g

消費期限

26.4.17

保存方法

10℃以下で保存してください。

製 造 者

○○食品株式会社

埼玉県〇〇市〇〇町〇-〇

焼肉用味付け牛肉表示例 -

24

基本形

表示作成のポイント(その2)

複合原材料の記載

食品添加物の記載

(複合原材料中の)

アレルギー表示の記載

※ 原料原産地表示の対象となりますが、この段階では表示していません。

(29)

~ 加工食品の品質表示 ~

(30)

1.原料原産地の表示方法

農産加工食品

畜産加工食品

そ の 他

水産加工食品

1.乾燥したもの 2.塩蔵したもの 3.ゆで・蒸したもの、あん 4.異種混合 5.緑茶、緑茶飲料 6.もち 7.いり豆類、あげ落花生 8.黒糖、黒糖加工品 9.こんにゃく 10.調味したもの 11.ゆで・蒸したもの 12.表面をあぶったもの 13.衣をつけたもの 14.異種混合 15.乾燥したもの 16.塩蔵したもの 17.調味したもの 18.こんぶ巻 19.ゆで・蒸したもの 20.表面をあぶったもの 21.衣を付けたもの 22.生鮮食品を異種混合したもの

加工食品品質表示基準(別表2)で原料原産地表示を義務づけ

【22食品群】

個別の品質表示基準で原料原産地表示を義務づけ

【4品目】

①野菜冷凍食品、②農産物漬物

、③うなぎ加工品、④かつお削りぶし

(1) 対象品目

25

(31)

輸入品

原産国表示

【必須】

国内製造品

NO

YES

【任意】

【任意】

YES

原料原産地表示 【必須】

NO

国産原料 → 国産の旨

輸入原料 → 原産国名

最終加工食品は

国内製造品or 輸入品?

原料原産地表示対象加工食

に該当するか?

主な原材料は50%以上使用

しているか?

個別の品質表示基準に別途規

定がある場合にはその規定に

従います。

(2) 原料原産地表示の必要性

26

(32)

日 本

【例】 ボイルしたエビ

ロシア

日 本

中 国

名 称 ○○ 原材料名 ○○えび(ロシア)・・・・ 名 称 ○○ 原材料名 ○○えび(国産)

< 表 示 >

名 称 ○○ 原材料名 ○○えび 原産国名 中 国 輸 入 者 ○○商事 ・・・・ ・・・

(参考6)原料原産地の取り扱い例

27

(33)

種 類

国産品

輸入品

農産物

国産である旨

都道府県名その他一般に知られている

地名でも可

原産国名

畜産物

国産である旨

(主たる飼養地の)都道府県名その他一

般に知られている地名でも可

原産国名

水産物

国産である旨

水域名、水揚港名又はそれが属する都

道府県名その他一般に知られている地

名でも可

原産国名

水域名の併記も可

28

(3) 原料原産地表示の記載方法

(34)

称 切りもち

原材料名 水稲もち米

(国産)

、もち米粉、

クエン酸

内 容 量 300g

賞味期限 14.5.27

保存方法 直射日光を避け常温で保存

製 造 者 新都心食品株式会社

埼玉県さいたま市中央区

新都心2-15

称 もち

原 材 料 名 水稲もち米

原料原産地名 新潟県産

量 400g

賞 味 期 限 平成26年5月27日

保 存 方 法 直射日光を避けて下さい

者 新都心食品株式会社

埼玉県さいたま市中央区

新都心2-15

②原材料名欄に

括弧書き

で表記

「原料原産地名」欄

による表記

上記の例は

どちらの方法も可能

国産品

:「

国産の旨

(農産物は都道府県名その他一般に知られている地名でも可能。)

輸入品:「

原産国名

29

(参考7) 原料原産地の表示例

(35)

2.遺伝子組換えに関する表示

原材料の区分

表示方法

表示義務

遺伝子組換え原材料

を使用した場合

「遺伝子組換えである」旨を表示する。

義務

分別していない原材料

を使用した場合

「遺伝子組換え不分別である」旨を表示

する。

義務

遺伝子組換えでない

原材料を使用した場合

遺伝子組換えについて表示する義務は

ありません。ただし、任意で「遺伝子組換

えでない旨」を表示することができる。

任意

遺伝子組換え表示は、該当する原材料の区分に応じて次の3通りになります。

※ 該当する8種の作目の農産物以外の農産物について、遺伝子組換えでないと表示するこ とは禁止されています。

30

名 称 絹ごし豆腐 原材料名 大豆(遺伝子組換え)、凝固剤(粗製海水塩化マグネシウム)、・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・ 製造者 ㈱○○ ○○県○市○町○番地

【豆腐の表示例】

(36)

8農産物

①大豆

②とうもろこし

③ばれいしょ

④なたね

⑤綿実

⑥アルファルファ

⑦てん菜

⑧パパイヤ

33加工食品

1:豆腐、油揚げ 2:凍り豆腐、おから及びゆば 3:納豆 4:豆乳類 5:みそ 6:大豆煮豆 7:大豆缶詰及び大豆瓶詰め 8:きな粉 9:大豆いり豆 10:1から9を主な原材料とするもの 11:大豆(調理用)を主な原材料とするもの 12:大豆粉を主な原材料とするもの 13:大豆たん白を主な原材料とするもの 14:枝豆を主な原材料とするもの 15:大豆もやしを主な原材料とするもの 16:コーンスナック菓子 17:コーンスターチ 18:ポップコーン 19:冷凍とうもろこし 20:とうもろこし缶詰及びとうもろこし瓶詰め 21:コーンフラワーを主な原材料とするもの 22:コーングリッツを主な原材料とするもの(コーンフレークを除く) 23:とうもろこし(調理用)を主な原材料とするもの 24:16から20を主な原材料とするもの 25:冷凍ばれいしょ 26:乾燥ばれいしょ 27:ばれいしょでん粉 28:ポテトスナック菓子 29:25から28を主な原材料とするもの 30:ばれいしょ(調理用)を主な原材料とするもの 31:アルファルファを主な原材料とするもの 32:てん菜を主な原材料とするもの 33:パパイヤを主な原材料とするもの

主な原材料

」とは?

原材料の上位3位までで、5%

以上使用しているもの。

(参考8)遺伝子組換

え表示の義務対象

31

(37)

名称

米みそ

原材料名

大豆

(国産80%)

米、食塩

内容量

500g

賞味期限

××.×.××

保存方法

10℃以下

製造者

㈱○○

長野県・・・

3.特色のある原材料等の表示方法

加工食品 品質表示基準 第5条 国産大豆80%使用 (使用大豆中)

<枠内に記載する場合の例>

<枠外に記載する場合の例>

特色のある原材料と割合表示

は、セットで表示。

→ 消費者が強調表示を見た時に併せて割合も把握できます。

★割合が100%である場合には割合表示を省略することができます。

①全原材料中の割合、又は②特定の原材料中の割合を、

表示に近接した箇所又は原材料中に記載。(②の場合は

同種の原材料に占める割合である旨の表示が必要。)

32

(38)

(参考9) 「特色のある原材料」とは?

特定の原産地のもの

・国産大豆絹豆腐 ・トルコ産へーゼルナッツ使用 ・十勝産小豆使用

・国内産山ごぼう使用 ・三陸産わかめを使用

有機農産物、有機畜産物及び有機加工食品

・有機小麦粉使用 ・有機栽培こんにゃく芋から自社生産 ・有機牛肉使用 等

③ 非遺伝子組換えのもの等

④ 特定の製造地のもの

・群馬県で精製されたこんにゃく粉入り ・北海道で製造されたバターを使用 等

⑤ 特別な栽培方法により生産された農産物

・特別栽培ねぎ入り

・栽培期間中農薬不使用のにんじん使用

⑥ 品種名等

・とちおとめ使用

・コシヒカリ入り

・本まぐろ入り

⑦ 銘柄名、ブランド名、商品名

・宇治茶使用

・松阪牛使用

・越前がに入り

・市販されている商品の商品名○○を「○○使用」

33

(39)

客観的な事実を表現する。

一括表示以外の部分も「表示」 → 記載内容を問われた際に

適切に説明(客観的に)できなければなりません。

加工食品品質表示基準第6条(表示禁止事項)

次に掲げる事項は、これを表示してはならない。

(1) 第3条(義務表示事項)又は第4条の2の規定により表示すべき事項の内

容と矛盾する用語

(2) 産地名を示す表示であって、

産地名の意味を誤認させるような表示

(3) その他内容物を誤認させるような文字、絵、写真その他の表示

特選、極上、厳選、甘口、辛口、朝採りについて

客観的に説明できなければ表示することは不可。

曖昧であり事実と異なる表示は不可。

無添加、無農薬

「○○不使用」と記載。

無添加

、無農薬栽培など定義が存在しない。

4.義務表示事項以外の表示

34

(40)

産地名を示す表示の注意点

全ての加工食品について産地名の意味を誤認させるよう

な表示は禁止

【表示禁止事項】

名 称 あじの開き 原材料名 まあじ(A国産)、食塩 内 容 量 2尾 消費期限 平成○○年○月○○日 保存方法 4℃以下で保存してください 製 造 者 ○○食品株式会社 ○○県○○市○○町○○ △△△ 沼津産 あじの開き

(一括表示欄)

あじの開き 加工地:沼津 原料原産地:A国 あじの開き (沼津加工)

(商品表面)

又は

※原料原産地表示の対象品目でない場合でも

加工地なのか原料原産地な

のか明確に

わかるような表示内容とする。

改善

あじの開き

35

(41)

焼肉用味付け牛肉

原材料名

牛肉(国産)、焼肉のたれ(しょうゆ、砂糖、り

んご、食塩、その他)、調味料(アミノ酸等)、

(原材料の一部に大豆、小麦、ごまを含む)

内 容 量

200g

消費期限

26.4.17

保存方法

10℃以下で保存してください。

製 造 者

○○食品株式会社

埼玉県〇〇市〇〇町〇-〇

焼肉用味付け牛肉表示例 -

36

表示作成のポイント(その3)

牛肉は、国産黒毛和牛を100%使用しています。

原料原産地表示を記載する

必要があります

牛肉に占める割合を表示すれば、特色のある原材料として牛の品種

(黒毛和牛)を記載できます

基本形

(42)
(43)

1.有機加工食品の位置づけ

加 工 食 品

有機加工食品

有機農産物

加工食品

有機畜産物

加工食品

有機農畜産

物加工食品

37

(44)

2.有機加工食品として必要な表示事項

【1】

「有機」である旨

の表示

「有機加工食品の日本農林規格」の

第5条(有機加工食品の名称及び原

材料名の表示)に基づく表示

1 名称

有機加工食品の

名称

の表示は、

次の例のいずれか

による。

(1)「有機○○」又は「○○(有機)」

(2)「オーガニック○○」又は「○○(オーガニック)」

(注)「○○」は、当該加工食品の一般的な名称を記載すること。

転換期間中農産物又はこれを製造若しくは加工したものを原材料として使用

したもの

にあっては、上記(1)及び(2)のいずれかにより記載する名称の

又は後に「転換期間中」と記載

すること。

例:「有機○○(転換期間中)」【後】、「○○(有機)(転換期間中)」【後】、

「転換期間中有機○○」【前】など。

38

ただし、商品名の表示されている箇所に近接する箇所に「転換期間中」と

記載する場合はこの限りでない。

(45)

2 原材料名

使用した原材料のうち

有機農産物

(転換期間中のものを除

く。)、

有機加工食品

(転換期間中のものを原材料に使用したも

のを除く。)、又は

有機畜産物

にあっては、

その一般的な名称に

「有機」等の文字を記載

します。

転換期間中有機農産物又はこれを製造若しくは加工したものを原材

料として使用したもの

にあっては、上記(1)及び(2)のいずれかにより

記載する名称の

前又は後に「転換期間中」と記載

します。

例:「有機○○(転換期間中)」【後】、「○○(有機)(転換期間中)」【後】、

「転換期間中有機○○」【前】など。

39

ただし、商品名の表示されている箇所に近接する箇所に「転換期間中」と

記載する場合はこの限りでない。

(46)

(参考10)有機加工食品の「転換期間中」の表示例

名 称 有機干しうどん(転換期間中) 原 材 料 名 有機小麦粉(転換期間中)、食塩 内 容 量 150g ○○... ○○..... 平成24年3月の日本農林規格の改正により、 商品名に近接した場所に、背景の色と対照的 な色で、日本工業規格Z8305(1962)に規定す る14ポイント以上の活字の大きさの統一のと れた活字で「転換期間中」を記載した場合、名 称及び原材料名への「転換期間中」の表示が 免除されることになりました。 転 換 期 間 中 名 称 有機干しうどん 原 材 料 名 有機小麦粉、食塩 内 容 量 150g ○○... ○○.....

40

(47)

有機もめん豆腐

原材料名

有機丸大豆

(国産)

(遺伝子組換えでない)

塩化マグネ

シウム(にがり)

内 容 量

150g

消費期限

平成26年4月23日

保存方法

要冷蔵(10℃以下)

製 造 者

××株式会社

××県××市××町×-×

3.有機加工食品の表示例

※豆腐は遺伝子組換え表示の対象加工食品(対象農産物は大豆)である。遺伝子 組換えでないことを確認した大豆を使用した場合、「遺伝子組換えでない」旨を 記載することは可能(任意)です。 ※豆腐用凝固剤は、「豆腐用凝固剤」又は「凝固剤」の一括名での記載も可能で ある。また、豆腐に使用する塩化マグネシウム又は粗製海水塩化マグネシウム (塩化マグネシウム含有物)については、物質名に「(にがり)」の文字を付記 することが可能です。(食品衛生法第19条第1項の規定に基づく表示の基準に関す る内閣府令)

(1) 有機豆腐の表示例

41

基本形

(48)

有機煎茶

原材料名

有機茶

(埼玉県産)

内 容 量

100g

賞味期限

枠外上部右側に記載

保存方法

直射日光、高温多湿を避け常温で保存してください。

製 造 者

××株式会社

××県××市××町×-×

※緑茶及び緑茶飲料は原料原産地表示の対象品目です。

名称は「緑茶」、「煎茶」、「番茶」等の一般的な名称を記載します

賞味期限などを別途記載する場合

は、義務表示枠内には

具体的な記載箇

所を明示

します。(例えば「枠外上部右側に記載」など。)

賞味期限

26.8

(2) 有機煎茶の表示例

42

基本形

(49)

有機

しらたき

(転換期間中)

原材料名

有機

こんにゃくいも

(転換期間中)

(群馬県産)

有機

こんにゃく粉

(群馬県産)

、水酸化カルシウム

内 容 量

100g

賞味期限

26.6.21

保存方法

直射日光、高温多湿を避けてください。

製 造 者

××株式会社

××県××市××町×-×

※こんにゃくは原料原産地表示(「国産である旨」又は「原産国名」)の対象品目です。 ①「こんにゃく粉」を使用した場合は、当該原料の「こんにゃくいも」の産地を記載する。基 本は「こんにゃく粉(こんにゃくいも(○○産))」のような記載となるが、こんにゃく生芋 の産地とこんにゃく粉の製造地が同一の場合は「こんにゃく粉(○○産)」と記載することが 可能です。 ②「こんにゃくいも」と「こんにゃく粉」を併用した場合は、各々の重量は合算せず、こん にゃく生芋とこんにゃく粉のうち製品に占める重量の割合が50%以上のものの原産地を記載し ます。なお、両者(生芋と粉)の重量比較は、同等の状態に換算した重量で比較します。

基本形

「転換期間中」の有機原料を一部でも使用

した場合は、

商品全体も

「転換期間中」の有機加工食品

となります。

こ ん に ゃ く し ら た き こ ん に ゃ く こ ん に ゃ く し ら た き し ら た き

(3) 有機しらたきの表示例

43

(50)

(4) 有機乾しいたけの表示例

44

有機

乾しいたけ(どんこ)

原材料名

有機

しいたけ(原木)

原料原産地名

国産

内容量

100g

賞味期限

平成27年3月

保存方法

直射日光を避けて常温で保存してください。

販売者

□□商事株式会社

◇◇県□□市◎×町1-41-1

 名称には、個別 「有機」表示の他に、「乾しいたけ」と記載します。なお、どんこ以外の乾しい たけの混入の重量割合が30%以下のものは、「乾しいたけ(どんこ)」と記載できます。  原材料名に栽培方法を記載する必要があります。原木栽培の場合は「しいたけ(原木)」、 菌床栽培の場合は「しいたけ(菌床)」と、これらを混合した場合には、重量の割合の多いも のから順に例えば、「しいたけ(原木・菌床)などと記載します。  乾燥きのこ類は22食品群に該当し、原料原産地名を記載する必要があります。 【その他】 乾しいたけは、「名産」の用語を表示することを禁止しています。

【参照】 乾しいたけ品質表示基準

個 別

(51)

有機

米みそ

原 材 料 名

有機

大豆

(遺伝子組換えでない)

有機

米、食塩

量 200g

賞 味 期 限 平成26年9月

保 存 方 法 直射日光、高温多湿を避けて保存してください。

○○株式会社

△△県△△市△△町○○-××

原材料名は、①原料(大豆、米、大麦、食塩など。)、②原料及び食品添加物以外の原材料、 ③食品添加物に区分し、重量割合の多い順に記載します。 「天然」、「自然」の用語は表示禁止事項 (加温により醸造を促進したものでなく、かつ、食品衛生法規則別表第1に掲げる添加物を使 用していないものについての「天然醸造」の用語を除く。) 「無添加」の表示 大豆、穀類(米、大麦、はだか麦等)、食塩、種麹菌及び発酵菌以外の原材料又はキャリー オーバー若しくは加工助剤を使用したものに対しては不可。【公正競争規約】

【参照】 みそ品質表示基準

45

個 別

(5) 有機みその表示例

(52)

有機

いちごジャム

原 材 料 名

有機

いちご、

有機

砂糖、レモン果汁、ゲル化剤

(ペクチン)、酸味料

量 200g

賞 味 期 限 平成26年12月

保 存 方 法 直射日光、高温多湿を避けて保存してください。

使用上の注意 開封後は、10℃以下で保存してください。

○○株式会社

△△県△△市△△町○○-××

名称は、 1種類の果実等を使用したものは果実等の名称を冠して「いちごジャム」等と、2種類以上の 果実等を使用したものは「ミックスジャム」と記載します。 使用上の注意は、 糖用屈折計の示度(以下「糖度」という。)が60ブリックス度以下のものは表示が必要です。 その他は

糖度が55ブリックス度以下で、当該糖度を下回らない整数値で糖度を併記すれば、「通常より 糖度が低い旨の用語」を表示できます。 【参照】 ジャム類品質表示基準

46

個 別

(6) 有機ジャムの表示例

低糖

糖度

50度

(53)

有機

トマトケチャップ

原 材 料 名

有機

トマト

有機

砂糖、

有機

醸造酢

、食塩、

有機

たまねぎ、香辛料

量 300g

賞 味 期 限 平成26年7月27日

保 存 方 法 直射日光を避け、常温で保存してください

○○株式会社

△△県△△市△△町○○-××

原材料名のうち、 ・ トマト、トマトの搾汁及び濃縮トマトは、「トマト」と記載します。 ・ 食酢は「醸造酢」か「合成酢」かいずれかを記載します。なお、2種類以上の醸造酢を使用 した場合、例えば「醸造酢(米酢、りんご酢)」等と記載できます。 次の用語は使用禁止事項 ・生、フレッシュその他新鮮であること ・天然又は自然の用語 ・「特級」の用語(トマト加工品のJAS規格で特級の格付けがなされた場合を除く。)

【参照】 トマト加工品品質表示基準

47

個 別

(7) 有機トマトケチャップの表示例

(54)
(55)

1.監視体制

【JAS法関係】

○ 地方農政 局・地域セン ターの食品 表示業務担 当者が執行 ○ JAS規格は 引き続き農林水 産省が担当 指 揮 命 令 消費者庁 ○食品表示基準の策定・改正 企画立案 ○自ら立入検査、改善 指示を実施することも 可能 執 行 ○ 改 善 命 令 農林水産省 ○ 改 善 指 示 執 行 ○ 立 入 検 査 ○食品表示基準の原案作成 企画立案 要 請 協 議 要 請 ○ JAS法の食品表示部分は、内閣総理大臣(消費者庁)が所掌 ○ ただし、(1)食品表示基準の策定に当たっては、農林水産省に協議 (農林水産省から原案を作成の上、策定要請も可) (2)執行の立入検査、改善指示は、内閣総理大臣又は農林水産大臣が実施 ○ JAS規格については、これまで通り、農林水産省が担当

48

(56)

2.JAS法違反における罰則までの流れ

品 質 表 示 義 務 違 反

立入検査(又は任意調査)

指示(是正の指示) JAS法第19条の14第1項 公表(業者名・違反事実の公表) 命令(指示に従うよう命令) JAS法第19条の14第3項 公表(業者名・違反事実の公表) 罰則 JAS法第24条第8項及び第29条第1項第1号 個人:1年以下の懲役又は100万円以下の罰金 法人:1億円以下の罰金 指導に従わない場合 指示に従わない場合 命令に従わない場合 内閣総理大臣又は農林水産大臣(全国業者) 都道府県知事(都道府県域事業者) 内閣総理大臣(全国業者) 都道府県知事(都道府県域事業者)

原産

罰則 JAS法第23条の2及び第29条第1項第1号 個人:2年以下の懲役又は200万円以下の罰金 法人:1億円以下の罰金

49

(57)

3.指導

指示

・公表

」を基本

ただし、

・常習性がなく過失による一

時的なもの

かつ

・違反事業者が直ちに改善

方策を講じている場合

指導

非公表

JAS法に基づく表示違反

・表示の是正(表示の修正・

商品の撤去)を行っているこ

・事実と異なる表示があった

旨を、社告、

Webサイトの掲

示、店舗等内の告知等の方

法を的確に選択し、

速やか

に情報提供していること

具体的には

50

(58)

~ 資 料 編 ~

【食品表示関係部署のホームページ】

消費者庁

http://www.caa.go.jp/

農林水産省

http://www.maff.go.jp/j/jas/index.html

(社)全国公正取引協議会連合会

http://www.jfftc.org/index.html

(独)農林水産消費安全技術センター

http://www.famic.go.jp/syokuhin/labeling/hyouji.html

(59)

食品衛生法

JAS法

健康増進法

食品表示

に関す

る規定を

統合した

「食品表示法」が国会で可決され、

平成25年6月28日

公布

されました。

なお、法律の

施行

は、

公布の日から2年を超えない

までです。それまでに食品表示法の施行令と表示

基準がパブリックコメントを経て公布される予定です。

表示基準については、

生鮮食品・業務用食品の表示

に関する調査会

加工食品の表示に関する調査会

栄養表示に関する調査会で検討されています。

「食品表示法」の動向

51

(60)

出典:消費者庁「第26回食品表示部会(平成25年11月6日開催)」資料1より

http://www.cao.go.jp/consumer/kabusoshiki/syokuhinhyouji/bukai/026/shiryou/index.html

52

(61)

53

2.

出典:消費者庁「第27回食品表示部会(平成25年11月28日開催)」資料1-1より

(62)

JAS法に係る表示の主な問い合わせ先

JAS法関係

(一括表示など)

◎ (独)農林水産消費安全技術センター(FAMIC)

本 部 050-3481-6013

札 幌 050-3481-6021

仙 台 050-3481-6022

横 浜 050-3481-6024

名古屋 050-3481-6025

神 戸 050-3481-6026

門 司 050-3481-6027

http://www.famic.go.jp/docs/reference/jigyousya.html

電子メール受付フォームあり

◎ 消費者庁 食品表示企画課

03-3507-9225

http://www.caa.go.jp/foods/index.html

◎ 農林水産省消費・安全局表示・規格課

地方農政局 表示・規格課

地域センター

http://www.maff.go.jp/j/jas/index.html

受付日時 平日 9:00~12:00 13:00~17:00 年末年始を除く

54

(63)

講師派遣の詳しい内容は、HPを御覧いただくか、お電話で問い合わせください。

(独)農林水産消費安全技術センター 交流技術課 講師派遣担当まで

TEL 050-3797-1844

http://www.famic.go.jp/docs/reference/koushihaken.html

FAMICでは、食品の品質表示、肥料、飼料、ペットフード、農

薬関係など業務に関連する内容の各種講演に 「

有料

」(19,

550円~+旅費)で講師を派遣しています。

PR 講習会や社員研修に講師を派遣

55

(64)

独立行政法人

農林水産消費安全技術センター

Food and Agricultural Materials Inspection Center

ありがとうございました。

参照

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