フランスにおける医療保障制度の発展
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(2) フ ラ ンス に お け る医 療保 障 制 度 の 発展. あ る も の の 、..一 定 の 医 療 保 障 の1.1:組み が 形 成 さ れ て い た 。 以 下 で は 、 医 療 保 障 制 度 の 歴 史 的 な発 展 につ い て概 観 す る。. (1)第. 二 次 世界 大 戦 前 の 医療 保 障制 度. 第 二 次 世界 大 戦 以 前 に も、 特 定 の 被 用 者 集 団 を対 象 と して 、疾 病 や 老 齢 等 の リ.スク に 対 応 す るた め の制 度 が創 設 され て い た 。 そ の よ うな被 用 者 集 団 と は 、一 つ は 鉱 夫 や船 員 、鉄 道.員、 公 務 員 等 の よ うに そ の 仕 事 が 国 の経 済 発.展や 公 共 サ ー一ビ スの 提 供 に 不 可 欠 で あ る特 定 の 被 用 者 集 団 で あ り、 も う...つは労 働 条 件 が 劣悪 な特 定 の被 用 者集 団 で あ っ た ω.前 者 の 特 定 の職 域 に お い て は 、19世 紀 の 終 わ りか ら20世 紀 初 頭 にか けて 、労 働 者 の 発 意 に よ る共 済 制 度 や相 互扶 助 制 度 、 あ る い は雇 用 者 の創 設 した諸 制 度 が 見 られ る よ うに な った 。 後者 の 被 用者 集 団 に 対 す る初 期 の立 法 と して 、1910年 に は商 工 業 お よび 農 業 労 働 者 を対 象 と した 強 制 加 入 の 年 金 保 険 制 度 が制 定 され た 。 しか しな が ら 、 こ の年 金 保 険 制 度 は 失 敗 に終 わ っ た 〔2〕 。19世 紀 末 に ドイ ツ に お い て社 会 保 険 が 創 設 され た後 、20世 紀 初 頭 に 多 くの 西 欧 諸 国 に お い て社 会 保 険 を導.入す る動 き が見 られ たの に対 して 、 フ ラ ンス に お け る取 組 み は 限 定 的 で あ っ た 。 少 し遅 れ を と りな が ら も 、第..・ 次1段.界大 戦 直 後 に は 、社 会 保 険 の 制 度 化 を求 め る動 きが 強 ま って い ったs:。 疾 病 の リ.スク を対 象 に 含め た よ り本 格 的 な 社 会保 険 制 度 は1930年 に 創 設 され た(4;。 この 社 会 保 険 制 度 の 対 象 は 、 一一定..E限以 ドの 賃金 の 商..⊥:業 の 被 屠 者 で あ り、疾 病 、 川産 、 障 害 、 老 齢 、死 亡 の5つ の リス ク が 対 象 と され た 。 商工 業 被 用 者 に対 す る社 会 保 険 制 度 の 加 入 の 賃 金 上 限 は1942年 に は 部 分 的 に ば撤 廃 され た が 、依 然 と して 医 療 保 障 の 対.象は限 定 的 で あ っ た。 商 工 業 被 用 者 を 中心 と した 社 会 保 険 の 発 展 とは 別 に 、農 業 従 事 者 につ い て は 、19世 紀 未 か ら共 済 的 な 制 度 が 設 立 され て い た 。 これ らの組 織 は 、1900年 に組.合形 式 の 農 業 社 会 共 済 と し て 承 認 され 、 農 業 災 害 等 の保 険 や貸 付 の他 、 疾 病 や 老 齢 へ の 対 応 も行 わ れ て い た 。1930年 に 商工 業 被 用.者に 対 す る社 会 保 険 が 創 設 され た際 、 これ らの 農 業 共 済 組 織 は農 業 従 事者 固有 の 社 会 保 険 を運 営 す る こ と が認 め られ た が 、 一 方 で 農 業 従 事 者 は商.}:業被 用 者 の 社 会 保 険 の初 級 金 庫 の農 業 部 門 に お い て 保 障 を受 け る こ と もで きた 。 しか しな が ら1935年 に は 制度 の 明確 な分 離 が な され 、 農 業 従 事 者 の 制 度 は 商 工 業 被 罵者 の制 度 か ら切 り離 され た(S。. (2)第. 二 次 世 界 大 戦 後 の 医 療 保 障 制 度(〜. 第 二 次 世.界 大 戦 中 の1942年. 襟60年. 代). に イギ リス に お い て 公 表 され たべ ヴ ァ リ ッ ジ報 告 は 、 多 くの. u.々 に お け る 戦 後 の 社 会 保 障 の 発 展 に 多 大 な 影 響 をr.え 、 社 会 保 障 の 適 用 の 全 人 口 へ の 拡 大 を 促 す こ と と な っ た 。 フ ラ ン ス に お い.て も 、 ピ エ ー ル ・ プ ロ ッ ク の 策 定 し た 社 会 保 障 計 画 (プ ロ ッ ク ・プ ラ ン)に な っ た(F;。1945年10月4目. 基 づ い て 全.人1.二 確 対 象 と し た 社 会 保 障 制tの. 実 現 が 目指 され る こ と と. の オ ル ドナ ン ス に よ っ て 社 会 保 障 制 度 の 枠 組 み が 示 さ れ た 後 、 具. 166….
(3) フ ラ ンス に お け る医 療保 障 制度 の 発展 塵 .."﹂= 巨 .r. 体 的 な 制 度 に つ い て 規 定 し た 多 く の オ ル ドナ ン ス が1945年. か ら4fi年 に か け て 制 定 され 、 社 会. 保 障 簡 度 の 体 系 が 構 築 され て い っ た 。 ラ ロ ッ ク ・プ ラ ン に お い て は 、 ベ ヴ ァ リ ッ ジ 報 告 の 影 響 を 受 け て 、 全 人 口 に 対 して 統 一 的 な社 会 保 障 制 度 を構 築 す る こ と が企 図 され た が 、実 際 に は イギ リス と は異 な った 方 向 が 選 択 さ れ た 。 医 療 保 障 に 関 して は 、 イ ギ リ ス で は1948年. に 創 設 さ れ た 国 民 保 健 サ ー ビ.ス(NHS). に よ り 、税 財 源 に よ る保 健 医 療 が 、 患 者 自 己負 担 を伴 わ ず に 全 国 民 に提 供 され る医 療 保 障 制 度.が構 築..され た 。 こ れ に 対 して ζ..戦後..ブ.ラ.ン.ス に.お.し 、て.実現.し た 医 療 保.障制 度 体 系 は 、 社 会 保 険 の 仕 組 み を 用 い た 医 療 保 険 を 中 心 に 据 え 、 戦 前 か ら 見 ら れ た 職 域 ご と に 分 立 した 制 度 体 系 を維 持 し な が ら 、 人 的 適 用 範 囲 の 拡 大 や 間 隙 を 埋 め る 制 度 を 創 設 す る こ と に よ っ て 全 人r‑i を カ バ ー す る医 療 保 障 の 実 現 を 目 指 す も の で あ っ た 。 商 工 業 被 用 者 を 対 象 と し た 戦 前 の 社 会 保 険 制 度 は 、1945年10月19日 っ て 一 般 制 度(R6gimeg6舵a1)と し 、 医 療 の 現 物 給 付(疾. の オ ル ドナ ン ス に よ. して 新 た に 規 定 され た 。 こ の な か で 、 疾 病 の リ ス ク に 対 応. 病 給 付 、 長 期 疾 病 給 付 、 出 産 給 付)お. を 行 う部 門 と して 医 療 保 険 が 設 け ら れ た 。1930年. よ び 現 金 給 付(傷. 病 手 当 金 等). の 社 会 保 険 制 度 と比 較 し た 場An、 長 期 疾 病. 給 付 が 新 た に 設 け ら れ る な ど給 付 の 拡 充 が 行 わ れ た が 、 医 療 費 償 還 方 式 や 診 療 行 為 を 提 供 す る 側 の 優 越 性 等 に つ い て は 前 制 度 を継 承 す る もの で あ っ た(v/。 ま た 、特 定 の職 域 に お い て は 戦 前 か ら固 有 の 制 度 が存 在 して い た が 、 これ らは は 別 枠 の 特 別 制 度(R6gimessp合claux)と 農 業 被 用.者 に 対 し て は 、. 般 制度 と. し て 存 在 す る こ と と な っ た 〔x>. ・ 般 制 度 と同 時 期 に 、別 枠 で 農 業 被 用 者 の 社 会 保 険 が 設 け られ 、. この 疾 病 部 門 にお い て 医療 給 付 が 行 わ れ る こ と と な っ た 。 しか しな が ら、 そ の 内 容 は 度 に 比 べ て 低 い 水 準 に と ど ま っ て い た 。1960年. 代 末 か ら1970年. ・ 般制. 代 に か け て 、..般 制 度 と の 給. 付 内 容 の 格 差 を縮 小 す る 政 策 が 実 施 さ れ た が 、 医 療 保 険 の 現 物 給 付 に お い て 家:族員 が そ の 対 象 外 に お か れ た こ と な ど 、 依 然 と して 格 弟 が 残 さ れ て い た{9:1.ま 象 と な っ て い な か っ た 農 業 経 営 者 層 に 対 し て は 、1961年 の 医 療 保 険 が 創 設 さ れ 、 そ の な か で 疾 病 、try、. た、 そ れ まで 医 療 保 険 の 対. に農 業 経 営者 を対 象 とす る強 制 加 入. 廃 疾 に 対 す る 給 付 が 行 わ れ る こ と と な っ た.. しか し な が ら 、 農 業 経 営 者 の 医 療 保 険 に は 、 農 業 被 用 考 に 適 用 さ れ た 社 会 保 険 に は 見 ら れ な い い く つ か の 給 付 の 制 約 がfitsす ..・ 般 制 度 が創 設 され た時 点 で は. る な ど 、 そ の 保 障 水 準 はlfiに. とど ま っ て い た ㈹ 。. 、 農 業 に 従 事 し て い な い 自 営 業.者層 に つ い て も 適 用 が 拡 大. され る こ と が 期 待 さ れ た も の の 、 厳 し い 抵 抗 に 直 面 し 、 自 営 業 者 層 に 対 す る 社 会 保 険 を.搬 制 度 に 統 合 す る こ と は 断 念 され た 。 こ の た め 、 老 後 の 所 得 を 保 障 す る た め の 老 齢 保 険 に 関 し て は 、 早 く か ら い く つ か の 自 治 制 度(Regimesaalonomes)が. 創 設 さ れ た 。 しか しな が ら 医. 療 保 険 に 関 して は 導 入 が 遅 れ 、19fi6年 に よ う や く 自 営 業.者等 に 対 す る 強 制 加 入 の 疾 病 ・出 産 淳 ﹂. 保 険 が 創 設 されt̲….,被 保 険 者 は 、 商 工 業 、.予工 業 、 自 宙 業 に 従 事 す る 非 被 用 者 と 同 業 種 の 退 職 者 で あ る.ま. た 、被 扶 養 者 に も医 療給 付 が 行 わ れ る こ と と さ れ た 。給 付 は 医 療 の 現 物 給 付. Lfi7….
(4) フ ラ ンス に お け る医 療保 障制 度 の発 展. にpYさ. れ 、 重 い疾 病 の み を対 象 と して 軽 度 の 疾 病 は除 外 され るな ど、農 業 経 営 者 の疾 病 保. 険 と 同様 に そ の保 障 内容 は 、 一 般 制 度 や特 別 剃 度 と比 較 す る と限 定 的 で あ っ た。 しか し な が ら、 この 自営 業 者 等 に対 す る疾 病 ・出産 保 険 の 創 設 に よ って 、 全 国 民 の98%の. 人 々 が何 らか. の疾 病 保 険 制 度 の適 用 を う け る よ う に な っ た!11)。 以 上 に よ う に 、職 域 ご と に強 制 加 入 の 医 療 保 険 制 度 を設 け る こ とに よ っ て一 般 化 の 実 現 が 図 られ て きた が 、依 然 と して 医療 保 険 が適 用 され な い.人々 が 存 在 した。 この よ う な人 々 に 対 して 医 療 保 険 の 適 用 を拡 犬 す るた め 、1967年 に は疾 病 と出産 に.関す る社 会保 険 制 度 へ の 任 意 加 入 の拡 大 が 目指 され た 〔12;。 こ れ に よ り、 強 制 加.入の 医 療保 険 に加 人 して い な い人 々 は 、 過 去 の 職 歴 に応 じて それ ぞれ の 社 会 保 険 制 度 に加 入 で き る こ と とな った 。 な お 、 い か な る 職 業 活 動 に も従 事 して い な か った場 合 に は一 般 制 度 に加 入 す る こ と と され た 。. (3)医. 療 保 障 の 一 般 化 の 実 現 に 向 け て(1970年. 代 〜). 1970年 代 前半 に は 石油 危機 に よ って 経 済 状 況 が 悪 化 した が 、 同 時 期 に 社 会 保 障 制 度 も 見直 し が迫 られ る こ と と な っ た 。1974年12月24日. 法 に よって、社会保障 の制度 間格差 の解消 、. 財 政 調 整 の実 施 と と もに 、社.会保 障 制 度 適 用 の 一 般 化 の 実 現 が改 め て示 され た 。 これ を受 け て 、1975年7月4日. 法 に よ り疾 病 と出 産 に 関 す る保 険 給 付 の 拡 大 が 行 わ れ た 〔is/。 医療保 険の. 人 的適 用 範 囲 は漸 次 拡 大 が 図 られ た た め 、 人L:1の大 部 分 は安 定 的 に医 療 保 険 制 度 に加 入 して い た が 、1976年 の 時 点 に お い て も お よ そ190万 人 の .人々 が 、 継 続 的 に あ る い は 一一時 的 に 強 制 加.入の 医 療 保 険 か ら排 除 され て い た(in)。 職 域 ご との 医療 保 険制 度 を一 通 り創 設 し終 え た後 は 、 制 度 の 狭 間 に取 り残 され た .人々 を可 能 な限 り既 存 の 制 度 に 取 り込 む 方 法 で 、 医 療 保 険 の 未 適 用 者 を削 減 す る政 策 が と られ た が 、 この よ う な問 題 状 況 に よ り積 極 的 に 対 応 す る た め に 、1918年1月2日 (assurancepersonnelle)が. 法 に よって個人 保険. 創 設 され た 。 こ れ は 、 フ ラ ンス に 居住 し、法 定 の 医 療 保 険 に加 人. して い な い者 に対 して 、 一.般制 度 と 同様 の 疾 病 と 出産 の現 物 給 付 を行 う もの で あ る。 個 人 保 険 は 独 立 した社 会 保 険 制 度 で は な く 、一 般 制 度 に任 意 加 入 す るた め に 創 設 され た仕 組 み で あ る が 、 従 来 の 任 意 加 人 制 度 の抱 え る問 題 に 対 応 す る た め に い くつ か の 改 善 が 行 わ れ た 。 保 険 料 に つ い て は、 全 額 被 保 険 者 の 負担 で は あ る もの の 、保 険 料 の 算 定 に お い て は負 担 能jaが 考 慮 され る こ と と な り、負 担 能 力 が低 い 者 に 対 して は定 額 拠 臨 や 医療 扶 助 に よ る第 三 者 払 い の 方 法 が 設 け られ た 。 ま た、 他 の 法 定 医 療 保 険 の 被 保 険 者 資 格 を喪 失 した場 合 に 、個 .人保 険 へ の 移 行 が 円滑 に行 わ れ る仕 組 み が導 人 され た 。 しか しな が ら 、個 人保 険 へ の 加 入 を促 す諸 施 策 も十分 に は機 能 せ ず 、1980年 代 の 半 ば に は 、 失 業 補 償 の な い 失 業 者 を中 心 と して 、無 料 医療 扶 助 に頼 ら ざ る を得 な い もの が 相 当数 に 上 る こ とが 明 らか に な り、 そ の対 策 につ い て の 議 論 が活 発 化 した:15。 低 所 得 者 に対 す る所 得保 障 と社 会 へ の 参 入 援助 を行 うた め 、195年. に 参 入 最低 所 得(Revenuminimumd'insertion:以. 一168一. 下、.
(5) フ ラ ン.スに お け.る医療 保 障制 度 の 発展. RMi)が. 創 設 され る と 、 受 給 者 は 強 制 的 に 個.人保 険 に 加 入 す る こ と と な っ た 。 こ れ に よ り 、. fZlvllの受 給 者 も一 般 制 度 と 同 様 の 疾 病 、 出 産 の 現 物 給 付 が 受 給 で き る こ と と な っ た 。 し か し な が ら.、個 人 保 険 は 任 意 加 入 の 仕 組 み に と ど ま っ た た め 、 一.搬化 を 完 全 に 実 現 す る こ と は で き な か っ た。. 3.普. 遍.的.医療 給 付 田..(CMu)旧.の 創.設…. 医 療 保 障 の 実 質 的 な 一 般 化 は 、1999年7月27日 さ れ て い る 普 遍 的 医 療 給 付(CMU)の. 法 に よ っ て 制 定 さ れ 、2000年1月. か ら実 施. 創 設 に よ つ て 実 現 し た 。 以 下 で は 、CMUの. 創 設 に至. る 背 景 と そ の 概 要 、 さ ら に 医 療 保 障 制 度 体 系 に お け るCMUの. (1)CMU創. 位 置 づ け につ い て 見 て い く。. 設 の背 景. ①.医療 保 障 制 度 を と り ま く問 題 医 療 保 険 の 未 適 用 者 を削 減 す る た め の 努 力 が重 ね られ て き た結 果 、 そ の数 は し だ い に減 少 して きた もの の 、CMU創. 設 時 に お い て もな お約15.万 人 の 人 々 が 医 療 保 険 か ら排 除 され て い. た 〔16).これ らの.人々 は 県 の 行 う医療 扶 助 に よ.って 対応 され て い た もの の 、 そ の保 障 の あ り方 は裁 量 に よ る と こ ろ も大 き く、不 平 等 が 見 られ た 。 さ らに 、 個 人 保 険 の仕 紺 み に も問 題 が あ っ た 。 当 時 、 約55万 人 が 個 人 保 険 にampし. て い た が 、保 険 料 の 拠 出 が可 能 で あ っ た の は この. う ち 約5.万 人 の み で あ り、 保 険 料 の 負 担 が で きな い 残 りの 大 部 分 の 人 々 は家 族 手 当金 庫 や 医 療 扶 助 、 老 齢 連 帯 基 金 に よ っ て保 険 料 の 負 担 が な され て い た。 この よ う な第 三者 払 い に よ っ て 個 人保 険 に加 入す る仕 組 み は複 雑 で あ る と 同時 に.ステ ィグ マ を伴 う もの で あ り(17}、保 険 料 の 支 払 い が 行 わ れ な い場 合 に は受 給 権 の 断 絶 が生 じて い た 。 また 、収 入 の 増 加 に よ っ て保 険 料 の 第 三 者 負 担 が 停 止 した場 合 に は 、 多 くの ケ ー.スに お い て 、被 保 険 者 自身 が求 め られ る保 険 料 を支 払 うこ と は不 可 能 で あ った 。 通 常 、 医 療 を受 給 す る際 に は 法 定 の 医療 保 険 か ら償 還 され な い..一 定 の 患 者 自 己負 担UA)が 生 じる が 、83%の. 人 々 は 、共 済 組.合や相 互 扶 助 組 合 、民 間 の 医 療 保 険 会祉 な ど に よ る 補 足 的. な 医療 保 険 か らの 給 付 に よ っ て 自 己 負 挺 が軽 減 され て い る。 補 足 的 医 療 保 険 制 度 に加 入 し て い な い 場 合 は 、 法 定 給 付 の 非 償 還 部 分 は 自 己 負 損 を余 儀 な く され るが 、1.980T代 以降 、 補 足 的 な制 度 に加 人 して い ない 人 々の 受 療 が 押 制 され て い る こ と が明 ら か に な った(/9) さ らに 、 排 除 との 闘 い に 関 す る1998年7月29日. 法 に よ っ て 、Tな. 医 療 へ の ア ク セ ス を実. 現 す る こ と が国 家 の 社 会政 策上 の 優 先 課 題 で あ る こ と が示 され た.低 所 得 で あ るが ゆ え に必 要 な 医 療 を受 給 で き な い 人 々 が 存 在 す る こ と は 社 会 に とっ て 受 け入 れ が た い こ とで あ る と の 認 識 が 高 まっ た。. …169一.
(6) フ ラ ン ス に お け る医 療保 障 制 度 の発.展. ②.社会保 障政 策 に お け る 一般 化 の潮 流 CMUの. 創 設 前 に、 ユ995年5月 に 発.足した ジュ ペ 内 閣 の も とで提 起 され た 社 会 保 障 制 度 全 般. に わ た る改 革 案 で あ る 「ジ ュベ ・プ ラ ン」 に お い て 医 療 保 障 の.搬. 化 の 実 現 が提 起 され て い. た 。 しか しな が ら、 そ こで構 想 され た の は 、 拠 出 に 基 づ い て給 付 を 行 う単 一 の 普 遍 的 医 療 保 険 の 実 現 で あ り、 既 存 の 分 立 した制 度 を維 持 した ま ま医 療 保 障 の 完 全 な一 般 化 を 実 現 した CMUと. は 異 な って い た 。 そ うで は あ るが 、 ジュ ペ 内 閣 で の こ の構 想 が提 起 され た こ と は 、 医. 療 保 障 の 一般 化 の 実 現 に対 す る要 請 や 政策 課 題 と して の.重要 性 が.高ま っ た こ と を示 して い る と い え る 。 さ らに 、 ジ ュペ 内 閣 に お い て は医 療 保 険 の財 源 に 関 す る大 きな 方 向 転 換 が な され た。 社 会 保 障 の 財 源 の 大 部 分 は 、 歴 史的 に労 使 の保 険 料 に よ って 賄 わ れ て きた 。1980年 代 か ら社 会 保 障 財 源 につ い て の 改 革 が 行 わ れ る よ う に な り、 しだ い に 多様 な財 源 が 活 用 され る よ う に な っ た,1991年. か ら は労 働 所 得 ・代 替所 得 、 資 産 所 得 、 投 資 所 得 に賦 課 され る所 得 課 税. で あ る一般 社 会 税(Contribufionsocialeg壱n6ralls曲:以. 下 、CSG>が. 社 会 保 障 の 財 源 と して. 投 入 され る よ うに な り、 賦 課 率 の 引 き上 げ に 伴 っ て そ の比 重 を増 して い っ た。 このCSGは. 、. 1997年 か ら医 療 保 険 の 財 源 と して も用 い られ る こ と とな り、 そ の 翌 年 に は 医療 保 険 に 投 入 さ れ るCSGの. 賦 課 率 が 大 き く引 き.Lげ られ 、 被 保 険 者 の 保 険 料 を ほ ぼ 代 替 す る財 源 に な っ た 。. こ の よ うな 医療 保 険 の 財 源 に 関 す る方 向 転 換 は ジ ュベ 内 閣 に よ っ て 選択 され 、 その 後1997年 に発 足 した ジ ョス パ ン内 閣 の も とで 大 き く展 開 され た もの で あ る 。 この 財 源 の 変 史 は 、 医 療 保 障 の....般 化 の 方 向 性 と無 関 係 で は な い.医 療 保 障 の完 全 な一般 化 が 実 現 し、保 険 料 の拠 出 能 力 を もた な い 人.々に も医 療 の 給 付 が 行 わ れ るσ)であれ ば 、保 険 料 拠 出 とい う負 担 の あ り方 を維 持 す る こ と の 積極 的 な 意 味 は弱 ま る。 労 働 所 得 の み に賦 課 され る保 険 料 は 、負 担 の 公平 性 や 適 切 性 の 観 点 か ら再考 され る余 地 が あ り、CSGの. 導 人 は この よ うな 観 点 か ら保 険 料 よ り. も望 ま しい負 担 の あ り方 を 実 現 す る もの と して 評価 で き る(20)CSGは. 、増 大 す る社 会 保 障. 財 源 の 負 担 の あ り方 を模 索 す る なか で 、社 会 や 経 済 の 状 況 に よ りふ さわ しい 財 源 負 担 の あ り 方 と して導 入 され た もの で あ る が 、 医療 保 障 の...般化 との 関 係 に お い てCSGの. 導 入 を捉 え る. と 、医 療 の 給 付 の もつ 普 遍 的 な性 質 に よ り適Anし た 財 源 へ の 変 更 で あ る と見 る こ と がで き る。. (2)普 CMUは. 遍 的 医 療 給 付(CPU)と 、1999年7月27日. は 法 に よ っ て創 設 され た医 療 保 障 の 仕 組 み で あ り 、法 定 制 度 に よ. っ て 提 供 され る 基 礎 的 な 医 療 給 付 を 全 フ ラ ン ス 居 住 者 に 保 障 す る こ と と 、 低 所 得 者 に 補 足 的 な 医 療 保 障 を 提 供 す る こ と を 目 的 と し て い るizi;。 こ れ を 実 現 す る た め 、 前 者 に つ い て は 基 礎 的 なCMU(CMUdebase)が. 創 設 さ れ 、 医 療 保 障 の 完 全 な.....一 般 化 が 実 現 され た 。 後 者 に つ い. て は 補 足 的 なCMU(CMUcomptementaire,)が. 創 設 され 、 低 所 得 者 に 対 し て 医 療 受 給 の 際 の. 自 己 負 担 分 へ の 給 付 を 行 う こ と に よ っ て 、 医 療 へ の ア ク セ.スの 経 済 的 な 障 害 が 取 り除 か れ る こ と と な っ た 。 い ず れ のCMUも. 、 安 定 的 な 止 規 の フ ラ ン ス 居 住.者 を 対 象 と し て い る(zzl 。 以. 一170一.
(7) フ ラ ンス に お け る医 療 保 障 制 度 の 発 展. 下 で は 、 これ らの 二 つ のCMUの. 概 要 につ いて述 べ る。. .(D基礎 的 なGMU 基 礎 的 なCMUの. 対 象 者 は 、 被 保 険 者 と して 、 あ る い は 被 扶 養 者 と し て 強 制 加 入 の 法 定 制. 度 の疾 病 、 出産 保 険 の現 物 給 付 を受 け る こ との で き ない 人 々 で あ る 。任 意 加 入 で あ っ た個 人 保 険 と は 異 な り 、 基 礎 的 なCMUへ. め 加 人 は 強 制 で あ る 。 従 来 の 個 人 保 険 の 加 入 者 約55が. と 、 法 定 制 度 か ら排 除 され て い た 約15万 .基 礎 的 なCMUの. 人 が 基 礎 的 なCMUの. 対 象 .者と そ の 被 扶 養 者 は. 人. 対 象 と さ れ た(23)。. 、..一般 制 度.か.ら.疾病 と 出 産 の 現 物 給 付 を 受 け 取. り、 一般 制 度 と同 様 の 受 給 権 、償 還 率 が適 用 され る。 一 定 の 一 ヒ限 を 超 え る 所 得 が あ る 場 合 は 保 険 料 が 賦 課 さ れ る 。 制 度 創 設 時 に お い て 、 課 税 対 象 収 入 が$一42,000(月3,500>フ え る場 合 は 、 超 過 部 分 に8%の ー ル や タバ コ 税. ラ ンを 超. 保 険 料 が賦 課 され る こ と と され た 。 保 険 料 以 外 に も 、 ア ル コ. 、 資 産 所 得 に 賦 課 さ れ る 社.会 的 徴 収 金 な ど が 疾 病 金 庫 に 財 政 移 転 され 、 財 源. が 賄 わ れ て い る(24/。 ② 補 足 的 なCMU 補 足 的 なCMUの. 対 象 者 は 、 所 得 が 一 定 の 上 限 以 下 の 人 々 で あ り 、 基 礎 的 なCMUの. 受給 者. 以 外 の 法 定 制 度 の 加 入 者 も 対 象 と な り う る 。 所 得 は 世 帯 単 位 で 計 算 さ れ る が 、2003年8月26 aの デ ク レ に よ る 所 得 上 限 は 、フ ラ ン ス 本 土 に お い て は 、一 人 世 帯 の 場 合 に は 月SFi6.5ユ ー ロ 、 二 人 世 帯 で は 月849.8ユ 五 人 世 帯 で は 月1,416.2ユ. ー ロ 、 三 人 世 帯 で は 月1,0199ユ. ーv、. 四 人 世 帯 で は 月1,1S9.7ユ. ーロ、. ー ロで あ り 、 六 人 以 上 の 世 帯 の 場 合 は 一 ・ 人 増 加 す る こ と に 月zzss. ユ ー ロ加 算 し た額 と な っ て い る 。 対 象 と な る 世 帯 の 構 成 員 と は 、 申 請 者 と そ の 配 偶 者 、..一定 の 要 件 を 満 た す25歳. 以 下 の 子 等 で あ る 。 補 足 的 なCMUの. 人 々 で あ り 、 基 礎 的 なCMUと 万 人 、300万 は459万. と な る こ と が 想 定 され た が 、2003年8月sin時. ー ム ペ ー ジ の 暫 定 値)で. 点で. あ る。. 対 象 者 は 、 補 足 的 な 給 付 の 管 理 運 営 に あ た る 機 関 を 、 疾 病 金 庫 の 他 に 、 共 済#A合 BlikgA、. あた る. 比 べ る と か な り 広 範 な 人 口 を 対 象 と し て い る 。 創 設 時 に は600. 世 帯 が 補 足 的 なCMUのXf象. 人(FONDSCMUホ. 対 象.者 は 人 口 の 約10%に. 民 間 保 険 会 社 か ら選 択 す る こ と が で き る 。 補 足 的 なCMUは. 、相 互扶. 、医療 受給の際の 自己. 負 担 分 お よ び 入 院 し た 場.合 の 定 額 自 己 負 担 、 歯 科 補 綴 ・眼 鏡 等 の 費 用 の 一 部 に 対 し て 適 用 さ れ る(25;。 ま た 、 法 定 の 基 礎 的 な 給its,公. 的 病 院 へ の 入 院 等 を 除 き 原 則 的 に 医 療 を 受 給 した. 際 に 全 額 自 己 負 担 し 、 後 に 医 療 保 険 か ら償 還 され る 仕 組 み が と られ て い る が 、 補 足 的 なCMU の 対 象 者 は こ の 医 療 受 給 時 の 負 担 も 免 除 され て い る 。 こ の た め 補 足 的 な 給 付 の 部 分 と 合 わ せ て 、 一 定 の 医 療 に つ い て は 完 全 な 第 三 者 払 い の 医 療給 付 が 行 わ れ る こ と とな った 。 創 設 時 に お け る補 足 的 なCMUの. 財 政 規 模 は 約90億. フ ラ ン と され 、 国 と補 足 的 医 療 保 険 の. 運 営 機 関 に よ っ て 負 担 さ れ る こ と と され た 。 こ の 大 部.分 を 占 め る7̀L億 フ ラ ン が 国 の 補 助 金 で あ り 、 残 りのis億 約5G億. フ ラ ンは 補 足 制 度 の運 営 機 関 が 負 担 す る こ と と され た 。 国 の 補助 金 の うち. フ ラ ン は 従 来 の 県 の 医 療 扶 助 に 対 す るr庫. 一:71一. 負 担 分 で あ る(22;。 ま た 、 補 足 的 医 療 保 険.
(8) フ ラ ンス に お け る医 療 保障 制 度 の 発展. の 運 営 機 関 の 負 担 分 に つ い て は 、 そ れ ぞ れ の 運 営 機 関 の 医 療 に 関 す る 保 険 契 約 高 に1.75%の 保 険 料 が 賦 課 さ れ 、 徴 収 さ れ る こ と と な っ た 。 こ の 負 担 に つ い て 、rik者. は 、補 足 的 な 医 療. 保 険 を 享 受 し て い る 者 と 享 受 で き て い な い も の と の 問 の 連 帯 を構 築 す る こ と を求 め た 〔2η 。こ れ ら の 運 営 機 関 に 対 して は 、 給 付 の 受 給 者 一 人 あ た り1,50⑪ フ ラ ン の 負 担 控 除 が 行 わ れ る こ と となった ㈱ 。 ま た 、 補 足 的 なCMUが. 導 入 さ れ る ま で は 、 低 所 得 者 や 個 人 保 険 の 加 人 者(RMI受. 給 者含. .む)..が 医 療 を 受 給 し た 際 の.自己.負担.につ. い て は 、.多 く.の場 合 、 県 の.医.療扶 助 に よ る 負 担 が 行 わ れ て い た が 、 こ れ は2000年. (3)CMUと. 以 降 補 足 的 なCMUに. よ っ て 代 替 さ れ た た め 廃 止 され た 〔zs:。. 医 療 保 険 、補 足 的 医療 保 険 との 関係. 基 礎 的 なCMUは. 、 そ れ ま で強 制 加 入 の 医 療 保 険 の対 象 と な っ て い な か っ た人 々 を 、 居 住. 要 件 に 基 づ き、一 般 制 度 を通 じて 医 療 給 付 を行 う もの で あ る.し か しな が ら、 居 住 に 基 づ い て 医 療 給 付 が行 わ れ る の は 、 職 業 に 基 づ く強 制 加 入 の 医 療 保 険 に加 入 して い な い場 合 の み で あ る。依 然 と して従 事 す る職 業 に よ って 定 め られ た 医 療 保 険 に強 制 加 入 す る仕 組 み が 医 療 保 障 の 中心 で あ り、CMUは. このf士組 み を補 う役 割 に と ど まっ て い る。 この よ うな一NR化 の 方法. は既 存 の 医 療 保 険 制 度 を廃 止 す る もの で は な く 、職 域 ご とに 分 立 した 医療 保 険 を 中心 と した 医 療 保 障 の 体 系 を変 化 させ る もの で は な い。 また 、補 足 的 医療 保 険 は 、法 定 の 医療 給 付 で は カバ ー され な い 自己 負 担 部 分 を補 うた め に 発 展 して きた 任 意 の 制度 で あ る。加 入 者 の 割 合 は、1960年 に は 人 口 の31%に 1990年 に は83%と. す ぎな か っ た が 、. 急 速 に拡 大 して き た 〔3。)。.一.一 方 で 、増 大 す る医 療 費 支 出 を抑 制 す る た め に. 自 己 負 担 の 引 上 げ が 行 わ れ て き た が 、 こ の よ うな 方 向 で の 医療 費 抑 制 策 は 、補 足 的 な 医 療 保 険 を享 受 す る者 と そ れ 以 外 の 者 と の 間 の 医 療 受 給 の 不 平 等 を拡.大した 。 補 足 的 なCMUの. 導. 人 は 、 自己 負 担 を拡 大 す る医 療 保 障 政 策 の もた ら した結 果 と して 、 補 足 的 な医 療 給 付 が 医 療 の平 等 な ア ク セ ス に不 可 欠 に な っ た こ と を認 め る も の で あ る。 補 足 的 なCMUの. 導入に伴 い、. 補 足 的 医 療 保 険 の 運 営 機 関 は 、財 源 の 負 担 や給 付 の 管 理 運 営 な ど を担 う こ と と な っ た。 補 足 的 医 療 保 険 は 人 口 の 大 部 分 にe及. し 、発展 に従 っ て 医 療 保 障 に お け る重 要 性 を増 した が 、 そ. の こ と が公 的 な関 与 を強 め る結 果 を もた ら した とい え る。. 4.考. 察 一普 遍 的 医療 給 付(CMU)創. 設の意味. フ ラ ン スの 全 人 口 に 対 して 法 定 の 基 礎 的 な 医 療 給 付 を行 う と い う完 全 な...般化 は 、 第 二 次 世 界 大 戦 直 後 か らそ の 実 現 に 向 けて 努 力 が 重 ね られ て きた 大 き な政 策 目標 で あ り 、 これ を実 現 した 基 礎 的 なCMUの. 創 設 は フ ラ ン ス の 医 療 保 障 政 策 に お け る一 つ の 画 期 で あ る 。 そ こ に. 一172一.
(9) フ ラ ンス に お け る医 療 保 障 制 度 の 発 展. は、「 医 療 」 をT人 口 に等 し く保 障 す べ き普 遍 的 な給 付 と位 置 づ け 、 そ の蒋 遍 化 、平 等 化 を推 し進 め て きた 大 きな 流 れ を.見る こ と が で き る。 しか しな が ら 、既 存 の 医 療 保 険 を 中心 と した 制 度 体 系 を維 持 した ま ま 、一 般 化 を実 現 した と ころ に フ ラ ン ス の特 性 が 現 れ て い る と考 え ら れ る。 その よ うな 特 性 と して 二 点 が指 摘 で きる...つ .礎的 なCMUの. は 、 医 療 の 受給 権 の 一 元 化 で あ る。 基. 受 給 者 は 一般 制 度 と同 様 の 医療 保 障 を .享受 で き る こ と と な っ た た め 、 フ ラ ン. スの 全 人 口 は 、職 業 あ るい は居 住 に基 づ い て強 制 加 入 の 法 定 制 度 に よ って 保 障 され 、基 礎 的 な 医 療給 付 を受 給 して い る。 づ.ま..り.、..基 礎.的な.医療 保 障.を.行う.仕.組 み と して 、所 得 の 多 寡 あ るい は負 担 能 力 に よ って 医 療 保 険 と医 療 扶 助 を分 け るの で は な く、 医 療 保 険 をベ ー ス と した 等 しい 枠 組 み を 設定 した 。 これ に よ り従 来 の 医療 扶 助 の 受 給 に伴 う ステ ィ グマ や 医 療 保 障 の 不平 等 は大 き く改 善 され た とい え る。 二 つ 目 は 、 負 担 能 力へ の 配 慮 で あ る 。 基礎 的 なCMUの. 受 給 者 は 、 所 得 が一 定 水準 以 下 の. 場 合 は保 険 料 の拠 出 は 求 め られ な い。 通 常 、社 会 保 険 の 仕 組 み を 用 い て 社 会 的 な リス クへ の 対 応 を行 う場 合 、事 前 の 保 険 料 拠 出 を求 め 、 その 見返 り と して リス クの 発 生 に 応 じて 給 付 を 行 う。 しか しな が ら、CSGの. 導 入 に も見 られ る よ う に 、 フ ラ ンス の 医 療 保 障 に おい て は拠 出. と給 付 の 関 係 は弱 ま って お り、 医 療 保 険 の 枠 組 み を 通 じて 医 療 給 付 を受 け る上 で 、保 険 料 の 拠 出 は絶 対 的 な も の で は な く な って い る。 この よ うに 被 保 険 者 の保 険 料 負 担 が 社 会 保 険 の 枠 組 み か ら外 れ て い く......・ 方 で 、 フ ラ ン スの 社 会 保 障 に お い て 被 保 険 者 に 対峙 す る も う.........方 の当 事 者 で あ る事 業 十:の医 療 保 険 料 負 担 は依 然 と して大 き く、 医 療 保 険 の 枠 組 み の なか で 事 業 主 の役 割 は堅 固 に維 持 され て い る(s//。つ ま り財 源 負 担 者 と して 医 療 保 険 を.支え る とい う事 業 主 の合 意 は依 然 と して 揺 らい で い な い 。 最 後 に 、補 足 的 なCMUの. 意味 に つ い て 考 えた い 。 基 礎 的 なCMUの. 政 策 目標 は 「全 人IIに. 対 す る基礎 的 な 医 療 給 付 の 実 現 」 と位 置 づ け られ る の に 対 して 、補 足 的 なCMUの. 政 策 目標. は 「実 質 的 な 医 療 保 障 の 実 現 」 で あ る とい え る。 つ ま り医 療 保 障 の 対 象 を全 人 「...」 へ 広 げ るの み で は な く、 「全 人 口 が 実際 に 医療 を受 給 で き る よ う にす る」 とい う よ り高次 の政 策 目標 が掲 げ られ た もの と考 え られ る 。厳 しい 社 会 経 済 情 勢 の も とで 医 療 費 の抑 制 が 求 め られ て い る今 日に お い て 、 全 人 口 の 一 割 近 い 人 々 を対 象 と して 、 ス テ ィグ マ を伴 わ な い 普 遍 的 な医 療 保 障 を実 現 した 積 極 的 な 姿 勢 は 評価 され る べ きで あ ろ う。 翻 って 日本 の 医 療 保 障 政 策 を.見た場 合 、す で に1961年 に 国 民 皆 保 険 が達 成 され 、す べ て の 国 民 が医 療 保 障 を享 受 して い る と考 え られ て い る が 、 国 民 一 人一.入に と って の 「実 質 的 な医 療 保 障.」が実 現 され て い る か ど うか とい う視 点 か ら眺 め られ る こ とは 多 くは な い。 フ ラ ン.ス に お いて 実 施 され た積 極 的 な 医療 保 障 政 策 は 、 医 療 保 障 政 策 の 目的 や 医 療 の 普 遍 性 、 平等 性 につ い て 再 考 す る視 点 を与 え る もの で あ る と思 われ る 、 、. 一一1?3.
(10) フ ラ ン スに お け る医療 保 障制 度 の発 展. fill (7). Dupeyroux,JニJ.Pr@tot,X.,36伽7∫'6soび. (z). 制 度 の 実 施 が失 数 に終 わ っ た理 由 と して 、破 肇 院 が 事 業 主 と 労働 者の 保 険 料 支払 は 強 制 で は な い. α'6,Dalloz,2000,p.15参. 照。. との 考 え を示 した こ と や 、 制 度 の 想 定 して い た 保 険 料 と給 付 水準 が 極 め て 低 か っ た た め 、 制 度 対 象 者 か らの 支 持 が 得 ら れ な か っ た こ と が 挙 げ られ て い る 、,(Dupeyroux.J,一J.,Borgetta,M.,Lafore, R.,Ruellau,R.,Droetdelasecuritesoci「1e14ーE「tion,Dalloz,2001,p.30.). (3). フ ラ ン ス に お け る 社 会 保 険 の 発 展 を 促 し た 要.因 と し て は 、 ド イ ツ に お け る 社 会 保 険 の 創 設 と 他 の .国 々 へ の 普 及 と い う 般 的.な 要 因 の 他 に 、.第.・次 大 戦 後 、.戦勝 国 で あ る フ ラ ン ス に 灼 して 、 晋 仏 戦 争 以 降 ド イ ツ 領 と な っ て い た ア ル ザ ス ・ロ レ ー ヌ 地 方 が 返 還 さ れ た と い う フ ラ ン ス に 特 有 の 要 因 が あ る 、,こ れ ら の 地 域 で は ドイ ツ の 社 会 法 が 適 用 さ れ て い た た め 、 こ の 返 還 は フ ラ ン ス に お け る 社 会 保 険 の 制 度 化 を促 進 す る こ と と な っ た 。(lbid.,p.30、). (4). 社 会 保 険 制 度 創 設 に 向 け て の 取 組 み は1921年 う や く 最 初 の 法 律 が 制 定 さ れ た.し た め 、1930年4月30日. か ら 行 わ れ て い た が 、 難 航 し 、1928年4月5日. に よ. か し な が ら 、 労 働 者 、 事 業 主 、 医 師 等 か らの 反 対 に 直 面 し た. に こ られ の 多様 な批 判 を考 慮 し た新 た な 法 律 が制 定 され た 。. (5). Kessler,F.,Droitded「protectionsocials,Dalloz,2000,p.74,. (6). ラ ロ ッ ク ・プ ラ ン に お い て は 、 人 的 適 用 範 囲 を す べ て の 国 民 に 拡 大 す る と い う 「一 般 化 原 則 」 の 他 、 「自 律 性 原 則 」 「単.一tr原 保 障 制 度 に お け る 自 律 と 平 等a北. 貝1」 」 が 示 され た 。(加 藤 智 章. 『医 療 保 険 と 年 金 保 険. 海 道 大 学 図 書 刊 行 会,1995年,1‑2頁. フ ラ ンス 社 会. 参 照 。). (7). 同 前,66・68頁. (8,. 「特 別 制 度 」 と は 特 定 の 職 域 に 固 有.の 制 度 の 総 称 で あ り 、 フ ラ ン ス 国 有 鉄 道 制 度 、 鉱 山 制 度 、 海. 。. 軍 制 度 、 パ リ市 交 通 公 団 制 度 、 軍 人 制 度 、 国 家 公 務 員 制 度 、 電 気 ・ガ ス 産 業 制 度 等 が.含 ま れ る 。 特 別 制 度 は必 ず し もす べ て の リス ク に対 応 す る も の で は な く 、疾 病 の 現 物 給 付 を行 わ ず に ・ 一一般 制 度 の 適mを. 受 け る も の も あ る 。 ま た,般. 制 痩 と は異 な る医 療 の 給 付 を 行 う制 度 も 存 在 す る 。例. え ば 、 フ ラ ン ス 国 有 鉄 道 制 度 や 鉱 山 制 度 に お い て は 、 医 療 の 現 物 給 付 は 無 料 で 提 供 さ れ る 一..・ 方 で、 医 師 の 自 由 選 択 に お い て は 制 限 が 設 け ら れ て い る 。(naaeyruux.,」.づ.(2000),p.140参. 照). (9i. 工藤 恒 夫. (to). 制 度 創 設 時 の 農 業 経 営 者 医 療 保 険 は 、 死 亡 リ.ス ク へ の 給 付.は 設 け ら れ て い な か っ た こ と に 加 え 、. 『現 代 フ ラ ン ス 社 会 保 障 論 」 青 木 山 版 、1989年,200‑201頁. 参照。. 疾 病 部 門 に おけ る給 付 は現 物 給 付 の み で 現 金給 付 は行 わ れ な か っ た こ と や 、 現 物 給 付 の 対 象 と な る リ ス ク の 範 囲 も 限 定 さ れ て い た こ と な ど 、 給 付 の 範 囲 は 隈 定 的 で あ っ た.こ る 制 度 が 創 設 さ れ た 背 景 に つ い て は 、 同 前,194‑L19参. (1D. 加 藤,前. (i2). 一NF#1811の. の よ うな 制 約 の あ. 照。. 掲 書,264K,, 創 設 時 に も任 意 加 入 保 険制 度 が設 け られ て お り. 、....定の 要 件 を 満 た す 場nに. は任意加. .入被 保 険 者 資 格 を 取 得 す る こ と が で き た 。 給 付 の 対 象 と な る リ.ス ク は 選 択 が 可 能 で あ り 、 保 険 料 は 全 額 本 人itdtlと 1967年. さ れ た 。 一 般 制 度 創 設 時 の 任 意 加 入 保 険 制 度 に つ い て は 、 同 前,61‑63頁. の オ ル ドナ ン ス に よ っ て 適 用 範 囲 の 拡 大 が 企 図 さ れ た 新 た な 任 意 加 入 保 険 制 度 は 、 疾 病 と. 山 産 の 現 物 給 付 の み を 対 象 と し た た め 、 リ ス ク に よ っ て 適mさ 態 を 招 い た.(1司. (13). 参照 。. 前,263‑270貞. れ る条 文 が異 な る と い う複 雑 な状. 参 照). 従 来 の 釧 度 で は 、被 保 険 者 で あ る 近 親 者 の 死 亡 や 国 民 役 務 へ の 服 役 、 そ の 者 との 離 婚 に よ っ て 、 家 族 等 が 医 療 保 険 か ら の 給 付 を 受 け ら れ な く な っ て い た が 、1975年7月4口. 一174一. 法 によ り 、 この よ う な.
(11) フ ラ ン スに お け る医 療 保 障 制 度 の 発展. 場 合 に も 一.一 定 期 間 、 保 険 料 の 拠 出 な し で 近 親.者 の 属 し て い た 医 療 保 険 に 属 す る こ と と が で き る こ と と な っ た 。(Dapeyroux,3ニJ.(2001),pp.305‑306,Kesster,r..op.cit..P.88.) (14)強. 制 加 入 の 医 療 保 険 の 適 用 対 象 と な っ て い な か っ た 人 々 と は 、 約65万 約55万. 人 の任 意 保 険 の 被 保 険 者 、. 人 の 社 会 扶 助 の 対 象 者 、 お よ ぴ あ ら ゆ る 保 護 を 受 け て い な い70万. 人の 人々 で あ る。. (Dupeyroux,JニJ.(2001),p.303.; (15)1987年2月. の 政 府 諮 問 機 関 ・経 済 社 会 評 議.会 の ウ レ ザ ン ス キ ・レ ポ ー トは 、 疾 病 保 険 に 加 入 しな が. ら拠 山 が で き な い 者 と 個 人 保 険 未 加 人.者 が40万. 人 に も の ぽ り 、 そ の う ち20万. 人 は無 料 医療 扶 助 に. 援 助 を 求 め ざ る を 得 な い 人 々.で あ る と し 、 疾 病 保 険 と..医療 扶 助.に よ る.医療 へ の ア ク セ ス の7L化 は 認 め が た い 不 平 等 で あ る と 指 摘 し た 。(都. 留 民 子. 『フ ラ ン ス の 貧 困 と 社 会 保 護 』 法 律 文 化 社,. 2000年,80‑81頁) (16)強. 制 加.入 の 法 定 の 医 療 保 険 か ら排 除 され て い た 人 々 と は 、 ① 強 制 加 入 の 制 度 に お け る 受 給 権 を も た ず 、 個 人 保 険 の 保 険 料 支 払 い に は 困 難 を 有 し 、 そ の 収 入 がRMIを. 受給 するための所得制限 を上回. っ て い る 人 々 、 ② 保 険 料 が 支 払 え な い こ と に よ っ て 疾 病 保 険 の 受 給 権 を 剥 奪 さ れ た 人 々 、 ③RMI 等 の 受 給 要 件 は満 た して い るが 受 給 申 請 を し よ う と し な い 人 々 、 あ るい は受 給 権 に つ い て の 情 報 が 十 分 に 提 供 され て い な い 人 々 で あ る 。(Questionsdes8curiTkeociale,No.3,1999.P.14参. 照〉. (17)Ibid.,p.13. (18)自. 己 負 担 の 割 合 は 給 付 の 種 類 に よ っ て 異 な る が 、 理 論 上 は 、 外 来 の 場 合 は30%、 20%と. 定 額 自 己 負 担 、 薬 斉「1は 種 類 に よ っ て 異 な りD・35・65%な. 期 、 高 額 の.入 院 療 養 に 対 す る 自 己tillの そ75%が. 入院 の 場 合 は. ど とな って い る。 実 際 に は 、 長. 免 除 や 追 加 料 金 等 が あ るた め 、 平 均 す る と 医療 費 の お よ. 医療 保 険 に よ って 償 還 され る。. (19>CREDESに. よ る198(1年. と1990年. の 調 査 で は 、 補 足 的 な 医 療 保 険 制 度 に 加 入 し て い る 人 々 と加 入 し. て い な い 人 々 の 平 均 受 診 回 数 を 比 較 す る と 、 前 者 で 増 加 し て い る σ)に 対 し て 後 者 は 微 減 で あ っ た 。 ま た 、 補 足 的 な 医 療 保 険 制 度 の 未 加 入 者 の34,5%が の に 対 し て 、 加 入 者 で 同 様 の 回 答 を し た 者 は22.1%で H側. κo痂. 彪4dσ5σ. 照). 導 人 とそ の 意 味 につ い て は 、松 本 由 美. 「フ ラ ン ス に お け る一一 般 社 会 税(CSG)の. 開 一 社 会 保 障 の 財 源 政 策 を め ぐ っ て 一 」 『n稲 115‑1L8 (21)法. あ っ た こ と が 示 さ れ て い る 。 仮 σρ♪oπdu. η彪pκ δ勿 膨 餌 αConfErencerationaledesame2000sur"Lep「nlerdeblesset. sevticesdesaxte",2000.参 (20)CSGの. 経 済 的 な 理 由 で 受 療 を あ き ら め た と して い る. 導入 と展. 田./:学 大 学 院 商 学 研 究 科 紀 要 』 第56号,2003年,. .頁参 照 、,. 定 制 度 と は 、 社 会 保 障 法 典 に よ っ て 規 定 さ れ て い る 基 礎 制 度 で あ り 、...般 制 度 や 特 別 制 度 、 農 業 制 度 、 自営 業 者 な どの 自治 制 度 が これ に該 当 す る。 こ こで は、 こ られの 法 定 の 基 礎 制 度 を通 じ て 行 わ れ る 医 療 給 付 を[基 給付 を. (22)「. 礎 的 な 医療 給 付 」 と し、 補 足 的 な 医 療 保 険 制 度 を 通 じて 行 わ れ る医 療. ….補 足 的 な 医 療 給 付 」 と 呼 ぶ こ と に す る.. 安 定 的 で あ る 」 と い う 要 件 は 、 三 ヶ 月 以 上 連 続 して フ ラ ン ス 本 土 あ る い は 海 外 県 に 居 住 し て い る こ と を証 明 す る こ とに よ って 満 た され る。 こ の 三 ヶ 月 とい う規 定 は 、特 定 の 家 族 給 付 や 住 宅 手 当 、 社 会 扶 助 、 参 入 最 低 所 得 等 の 受 給 者 に は 適 川 さ れ な い 。1.正 規 で あ る 」 と い う 要 件 は 、 外 国 籍 を も つ 人 が 、 フ ラ ン.スの 滞 在 に つ い て 法 的 に 正 規 の 状 況 で あ る こ と を 証 明 す る こ と に よ っ て 満 た され る 。(Locouverduremaladaeunaverselleeupratique,Guidedestineauxpers(}nnes‑relxis,1999, pp./3‑14.). 一775一.
(12) フ ラ ン ス に お け る医療 保 障 制 度 の 発展. (23)実rに. は 、2000年12月31日. (20G1)p.480.)。. 時 点 で の 基 礎 的 なCMUの. ま た 、 個 人 保 険 はCMUへ. 対 象 者 は627,256人. で あ る(Uupeyroux,JニJ.. の 移 行 に よ っ てisss年12月31日. を もって 廃 止 され た 。. (24)Dupeyroux.).d.(2000),p.59. (25)外. 来 の 受 診 や 人院 時 の 定 額 自己 負 担 につ い て 無 料 とな るほ か 、 歯 科 補 綴 や眼 鏡 等 に つ い て は 超 過 部 分 の 一 定 額 に つ い て の 給{;}が 行 わ れ る 。 例 え ば 、 眼 鏡 の 場 合 、CMUで 金 は 、 単 純 な レ ン ズ の 場.合 に は35flフ (Matt,J.一L,Lα. ∫6σ κ沈6soc鰯. 負 担 す る 一一年 あ た り の 料. ラ ン 、 複 雑 な レ ン ズ の 場 合 に は700フ. ラ ンなどと された。. θノo響磯 ゴs畝o幻etftxaracementL.G.DJ,zoosp.158.). (26)Quesfionsdes6curit6sociale,op,.CIC.,p.13: (27)Courdeswmptes,L「secur「tesoce「de,30urnauxofficiels,2001,p.370. (28)こ. の 控 除 額 は2003年1月1日. (29)不. 定 住 者 の 場nを. か ら そ れ ま で の228ユ. 除 き.医. ー ロ か らzxsユ. ー ロ に引 上 げ られ て い る。. 療 扶 助 は 県 に よ って 実 施 され て い た が 、 臼由 裁 量 的 で あ り、 地 域 間 格. 差 が 見 られ るな ど 、 そ の 医 療 保 障 の あ り方 に は 問題 が あ っ た。 県 の 医 療 扶 助 は廃 止 され た が 、 不 法 滞 在 の 外 国 人 に 対 す る 給 付 な ど 国 の 実 施 す る 医 療 扶 助 は 残 され て い る 。 (30)Chadela,J,一F,,Lαprep「r「tiandesanteroentionsentre(25α. ∬ π7απ06sm「1「dieo61igatoiresetcam一. μ 伽 θη姻7θ ∫θη 規 碗 ρθ4θ4θρθκ∫εε4θs伽 彪GroupedetravaildelaCommissiondescomptesdeIa SEcaritEsociale,2003,Pio. (31)歴. 史 的 に 、 医 療 保 険 の 事 業 主 負 担 は 被 保 険 者 に 比 べ て 重 い 。CSGが 料 率 は 、 被 保 険 者 がb.xiで はCSG導. 惨. あ っ た の に 対 し て 、 事 業 主 は12.8%で. 導 入 され る 前 の 両 者 の 保 険 あった、 、この 事 業 主 の 保 険 料 率. 入 後 も維持 され て い る 。. 考 文 献 】. Chadela,JニF.,La「reparationdesinterventionsentrelesassurancesmaladieoblagatoirasrtrnmplementaires enサn「tedrv,dedepensesdes「ratE,GroupedetravaildelaCommis…sioudescomptesdelaS2urith sociale,̀LOO3. Courdescomptes,Laseuritesac「ule,journauxofHciels2001. Dapeyroux,J.一J.,PretokX.,Securitesoci「le,Dalloz,2000. Dupeyroux.J.一J.,BorgettaM.Iafore,x..,Ruellan,R.,P70動. 壷. 『 σ ∫6c瞬. 彪30ε ゴ α飽14ーed「tinn,Dalloz,200王.. Kessler,F.,Droitdelaprotectionsoc「ale,Datloz,LOO6. 加 藤 智 章. 『医 療 保 険 と 年 金 保 険. フ ラ ン ス 社.会 保 障 制 度 に お け る 自 律 と 平 等 』 北 海 道 大 学 図 書 刊 行 会,. 1995年. 工tai:『. 現 代 フ ラ ン.ス 社 会 保 障 論 』 青 木 鋤 版,1984年.. Lacouoenu>emoladieuniversedde鋭psatique,GuidedestiB6auxpersannes‑relaie,1999. 松 本 由 美. 「フ ラ ン ス に お け る..般. 社 会 税(CSG)の. 導 入 と 展 開 一 社 会 保 障 の 財 源 政 策 を め ぐ っ て 剥. 稲 田 大 学 大 学 院 商 学 研 究 科 紀 要 』 第56号,2003年. MatkJニ1,.,LasEcusitEsociale:organisationetfsn「ncement,L.G.D.J,2061. Questionsdes壱curitξsociale,No.3,1999、 1〜のportduHaut(わ. 纏646'α5σ. 罐P醐. 蜘. 餉'αCo乖78π66緬. etsevacesdesanteー2000. #R留L子. 『フ ラ ン ス の 貧 困 と 社.会 保 護 」 法 律.X化. 社,2000年.. 一176一. 加. α」646sα%彪2000s舅. パZeloaderdebdens. 『.Y.
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