第5回入間市指定管理者候補選定委員会会議録
1 日 時 平成27年7月17日(金)午後2時00分∼3時5分 2 場 所 市庁舎C棟5階501会議室
3 出席者 委員長 副市長 友山宏一
委 員 企画部長 田中利之、総務部長 石川定夫、環境経済部長 山崎利明、 松田史郎、中村文彦
所管課 環境経済部参事兼商工課長 宮岡利雄、副主幹 石田覚
事務局 企画部次長 長谷川芳明、企画課長 浅見嘉之、副主幹 亀田一生、 主査 町田浩一
4 議 事 議 題
(1)選定方法について
(2)募集要項、業務仕様書について (3)採点方法について
(1)選定方法について
事務局より、入間市勤労福祉センター(以下、「勤労福祉センター」という。)の指定 管理者候補の選定について、「指定管理者制度の導入および運用に係るガイドライン」に 基づき、公募による選定方法についての説明が以下のとおりあった。
事務局:市は現在の指定先である入間市シルバー人材センター(以下、シルバーセンター) を育成する立場であることから、勤労福祉センター設立当初、シルバーセンター の拠点施設として、事務所スペースの使用許可を与え、また効率性の面から施設 の管理もお願いした。その後、平成24年4月からシルバーセンターは別に拠点 施設を構え、自立した事業を行っていることから、市の支援について一定の支援、 目的は達成したと捉えている。したがって、次期の指定管理者の選定については、 「指定管理者制度の導入および運用に係るガイドライン」に基づき、原則公募に よる選定を行うこととしたい。これにより、施設の管理運営を見直すきっかけと なること、サービス向上とコスト削減の動機付けとなること及び選定手続きの透 明性の確保が期待できる。
委員長:原則公募という説明だが各委員の意見を聞きたい。 委 員:特になし。
(2)募集要項、業務仕様書について
所管課より、募集要項(案)、業務仕様書(案)について資料に基づき説明があった 後に、以下の質問、意見等があった。
所管課:勤労福祉センター指定管理者募集要項に、「基本方針」として、勤労福祉センター は公の施設であり、勤労者の文化教養活動の推進及び市民福祉の増進を図るために 設置されたもので、施設利用者の多様なニーズに応え、質の高いサービスの提供を 図り、効果的、効率的な管理運営を目指す必要があることを規定している。「2管理 に当たっての条件」、(1)管理基準では、開館時間が午前8時30分から午後10 時までと規定し、休所日については、12月27日から翌年の1月5日までと規定 している。サービスの向上としては、施設を清潔に保つこと、利用者へのサービス 向上、利用者増加に努めること、トラブル・苦情への迅速・適切な対応をすること を規定している。また、業務の一括委託の禁止についても規定している。(2)指定 管理者が行う業務では、会議室等の使用許可に関する業務、維持管理に関する業務 及び使用料の徴収に関する業務等について規定している。(3)管理に要する経費で は、
使用料の設定や、指定管理料の清算として光熱水費、修繕料については実績に基づ き清算することを規定している。(4)指定管理料は、過去の実績を基に算出し、入 間市が支払う5年間の指定管理料の上限額を規定している。人件費としては受付事 務について、常時1名の1日2交代制を採用し、監督者は施設にいない形での配置 した場合の金額を積算している。指定管理料全体としては初年度が10,880千 円、残り4年間は10,920千円(消費税10%となるため)と規定した。(5) 指定予定期間は、平成28年4月1日から平成33年3月31日までの5年間を予 定している。その他の事項では、指定管理業務の継続が困難になった場合における 措置に関する事項等を記載した。「3申請の手続」では、(1)応募者の資格は、安 全円滑に対象施設を管理運営できる法人その他の団体であることを規定している。 (4)指定管理者の公募手続きでは、募集要項の配布の日程、現地説明会の開催日 程、質問表の受付日程及び申請書類の受付日程について記載している。「4指定管理 者の指定等」では審査方法について、プレゼンテーション及び質疑を行い、総合的 に評価する旨を記載し、指定管理者の指定にあたっては入間市議会の議決を経て入 間市が指定することを規定している。その他の点では、申請者及びその関係者は、 申請書提出後から選考結果が届くまでの間、選定委員会の委員及び商工課の職員等 との接見を禁じることを規定している。
センターの会議室、研修室等の使用許可に関する業務、使用料の徴収に関する業務 や、清掃業務、設備の管理、保守点検などの施設の維持管理業務等について規定し た。また、事業報告として業務日報を作成し、市に報告することを規定している。「9 経費等について」では、市が必要に応じて現地調査を実施することを規定した。「1 3業務を実施するに当たっての留意事項」では、本仕様書にない事項については、 市と必ず協議することを記載した。
委 員:募集要項の管理執行体制に関して、受付事務については常時1名の1日2交代制を採 用し、常駐の監督者として施設に置かないこととして指定管理料の中の人件費を積算 したとの説明があったが、募集要項に人員配置についての明示はしないということで よいか。
所管課:人件費についてはそのように算定したが、提案内容については応募するところに任せ たい。
委 員:そうすると、団体側の提案による人員配置で審査を判断してよいか。 所管課:そのとおりである。
委 員:勤労福祉センターの仕様書の資料で施設管理業務一覧表という外部に委託している事 務の一覧がある。そこの機械警備業務委託の防犯業務において、「土・日曜日、祝日及 び閉所日 8:30∼22:00 ※ ただし、警報機器が警戒状態にセットされてい るときに限る。」とあるが、どれだけ人員を配置する必要があるかが分かりづらい。 所管課:応募者に分かりやすいように、内容を精査し表現を修正する。
委員長:募集要項、仕様書については、委員から出た意見を基に、応募者が分かりやすくなる よう文言を修正してもらう形で、了承とさせもらう。
(3)採点方法について
事務局より、「募集要項(案)」の「入間市勤労福祉センター指定候補選定審査項目 一覧」及び「指定管理者候補選定委員会審査票(案)」について説明。
その後、委員から以下の質問があった。
事務局:審査項目は、「1. 基本項目」「2. 関係法令等を遵守した適切な管理運営の確保」「3. 業務の実施内容と方法」「4. 指定管理業務を安定して行う能力」「5. 施設の維持管 理」「6.その他」の6つに分かれている。
向けた考え方、職員の研修、利用者サービスの向上についてとなっている。「4. 指 定管理業務を安定して行う能力」については、収支計画、経営状況、雇用関係、緊 急時の対応等を審査する項目、「5. 施設の維持管理」については、施設の安全な維 持管理体制について審査する項目となっている。「6.その他」については、環境へ の取り組みについて審査する項目となっている。次に、具体的な採点について「指 定管理者候補選定委員会審査票(案)」を説明する。6項目を細分化し、全体では1 8項目を採点。委員には、応募書類で提案された内容等を審査。配点について、応 募者の基本的な考えとなる基本方針と、利用者サービスの向上についての提案を最 重要項目ととらえ、配点を他より高い設定となっている。委員には、5点満点で採 点し、その採点に2∼5を乗じて得た点をその項目の得点としている。最終的な候 補の決定方法は、まず資格審査として、提案者が申請制限に該当するか否かを確認 する。提案審査では、各審査項目の採点結果のうち、より公平に評価するため、最 高点と最低点を除いて算出した平均点をその審査項目の選定委員会としての評価点 とし、総合評価点が最も高い提案者を指定管理者候補として選定する。仮に、合計 得点の1番高い応募者が2つ以上となった場合は、委員長が決することとしたいと 考えている。また、応募が1団体のみだった場合の取り扱いは、他者との比較によ り優劣をつけることができないため、最低基準点を設け、その基準を超えた場合に 候補とするものとしたい考えである。なお、最低基準点を超えない場合には、再公 募を行うことも考えられる。
委員長:事務局から採点方法について、説明があったが、不明な点、確認したい点はあるか。 委 員:勤労福祉センターの基本方針として、勤労者の文化教養活動の推進及び市民福祉の
増進とある。配点として基本方針・基本コンセプトの理解が高いものとなっている が、過去において基本方針にある文化教養活動を行ったことがあるか。基本的には 勤労福祉センターは貸し館業務、施設の維持管理業務であると考えているのだが、 貸し館業務に基本方針・コンセプトが重要であるといえるのか。
所管課:施設の目的として、市民に施設を貸し出し、利用してもらうことで、市民の文化教 養活動を推進していくものと考える。貸し館業務として捉えて間違いない。基本方 針は、貸し出し許可をするに当たり、基本コンセプトは判断基準の基となるもので ある。したがって、基本コンセプトを理解することが適切な貸し出し業務を行う上 で必要なものになると考える。
委 員:勤労福祉センターは、施設の貸し出しと維持管理が指定管理者の業務となる。自主 事業等がないため、応募者からの提案内容について差がつきづらいと考えるが、ど ういった点を注視し、審査すればよいか。
委 員:貸し館業務だとサービスの差がつかない可能性がある。そうなるとコストの削減が 審査の上で大きなポイントとなってくると考えられる。しかし、収支計画について の配点が若干低い印象がある。
委 員:確かに収支計画の配点が低く感じる面がある。
委員長:サービス面で審査に差がつけづらい場合に費用面の配点で差を見る必要があるとの 意見が出たが、その点について意見はどうか。
委 員:費用面で応募者側がどのような人員配置、人件費を提案してくるかということは審 査において、要素となっていくと考えられる。
委員長:配点について、このままの配点にするか、配点を変えるかについてどのように考え るか。
委 員:建設業等の労務単価が上がらない状況の中、人件費が安ければ、安いほうがいいと いう考えは捨てたほうが良い。
委 員:自らの収入につながる自主事業の実施についての考えはないか。 所管課:自主事業については特に考えていない。
委員長:経費削減面からコスト面について配点を上げたほうがよいのではという意見と安か ろう、悪かろうということは良くないという意見があるが、どのように考えるか。 委 員:収支計画の配点が全体の配点バランスからみると低いと考える。働く方の給料を下 げるということではなく、全体の配点バランスからみて、重要な部分として収支計 画をもう少し配点を上げた方がよいのでは。
委 員:指定管理者導入については、市民サービス向上と経費削減が大きな目的となってい る。その点から考えると市民サービス向上については高い配点となっているわけで ある。また、収支計画も重要な要素であることから、その配点も現状の低い配点よ りは上げた方がよいのではないかと考える。
委員長:これまでの意見を踏まえ、収支計画の配点を上げる形の配点で見直してよいか。 委 員:よい。
委員長:それでは配点を見直す形で修正する。その他に全体をとおして意見はあるか。 委 員:応募が1者だった場合は、最低基準点を超えることが条件となる。その1者が最低
基準点を下回った場合は再公募となると書かれているが、その場合、指定管理者の 指定についての議会の議決のスケジュールが遅れることになる。12月議会で指定 管理者の指定がされない場合、一時的であるが施設の利用を停止しなければならな い事態になり、市民への多大な迷惑がかかる。最低基準点を超えることが前提であ るが、市民への影響を鑑み、たとえば最低基準点を5から10点程度の僅差の場合 の措置をあらかじめ、指定管理者候補選定委員会で検討しておく必要があるのでは ないか。
か。最低基準点を大幅に下回るという状況も想定されるがどうするか。
事務局:「指定管理者制度の導入および運用に係るガイドライン」の「(3)応募者が1者の 場合の取扱い」には、「応募者が1者のみであった場合、その団体が候補者として選 定されてしかるべきであるが、評価が著しく低い場合等、適切で無い場合も想定さ れる。そのような団体が選定されないために、あらかじめ募集要項で「応募者が1 者のみの場合でも、最低基準に満たない場合には選定されず、再度公募を行う」な どの記載をしておきます。」との記載がある。この内容はガイドライン上では、完全 にこのやり方を取らなくてはならないという規定ではないため、緩やかな取扱いは できるのではないかと考えられる。
委員長:現時点では選定にあたり、最低基準点を設けるという基準あるが、その条件に付帯 条件を加えることもできるが、どのようにするか。最低基準点を下げるのか、最低 基準点と僅差だった場合の処置についてどのようにするのか。意見を伺いたい。 委 員:先ほどの事務局からの説明で「評価が著しく低い場合」との説明があったことから
僅差だった場合は、選定委員会の協議よる判断が必要であると考える。
委員長:最低基準点を超えることが大前提であるが、評価が著しく低い場合でなく、僅差だ った場合は、市民への影響等の業務等への影響を鑑みて、指定管理者候補選定委員 会で再審査して決定する場合があるということでよいか。
委 員:よい。
5 その他
次回の日程について 募集要項等の配布
7月27日∼8月27日 応募者に対する現地説明会
8月18日
提案者によるプレゼンテーション
10月2日(指定管理者候補選定委員会)