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財産目録の概要 資産の部では 九州保健福祉大学生命医科学部新設により基本財産が前年度末に比べて 4 億 7,101 万 3,339 円増の 233 億 360 万 6,821 円となり 運用財産が前年度末に比べて 6 億 716 万 5,719 円増の 231 億 5,143 万 7,985 円とな

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財産目録の概要  資産の部から負債の部合計を控除した正味財産は、前年度末に比べて10億2,831万 4,437円増の420億4,028万5,254円となります。  資産の部では、九州保健福祉大学生命医科学部新設により基本財産が前年度末に比 べて4億7,101万3,339円増の233億360万6,821円となり、運用財産が前年度末に比べて6 億716万5,719円増の231億5,143万7,985円となりました。資産の部合計は471億948万 4,741円で、この金額は貸借対照表の資産の部合計(収益事業会計含む)と同額になりま す。  負債の部合計は50億3,669万1,130円で、この金額は貸借対照表の負債の部合計(収益 事業会計含む)と同額となります。 23,303 22,929 654 3,053 1,543 472 42,040 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 負債・正味財産 資産 (単位:百万円) 基本財産 運用財産 収益事業用財産 固定負債 流動負債 収益事業用負債 正味財産

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○貸借対照表の概要 【前年度決算対比】  ①資産の部  ②負債の部  ③基本金の部  ④消費収支差額の部      1号基本金は学部新設による校舎の新築工事、機器備品・図書購入等約により13億4千万円の増 加、一方2号基本金は校舎増築工事、機器備品購入等により1号基本金への振替等で1億8千万円 の減少、合計で前年度より約11億5千万円の増加となりました。  平成26年度末では、消費収支差額の部合計が前年度より約1億2百万円の減少となりました。  平成26年度の増減について、有形固定資産では九州保健福祉大学生命医科学部新設に伴う教育 研究用機器備品購入等の主要因により約4.7億円の増加となっています。その他の固定資産では、 有価証券の償還と売却、九州保健福祉大学生命医科学部新設による施設設備引当特定預金の振替 等により約6億5千万円の減少となっています。また、流動資産では現預金等で約13億2千万円の増 加、未収入金等で約7千万円の減少、計約12億5千万円の増加となっています。結果、資産の部は約 10億8千万円の増加となりました。 退職給与引当金等の増加により、前年度より約2千6百万円の増加となりました。 有形固定資産 25% その他の固定資産 11% 流動資産 14% 固定負債 3% 流動負債 2% 基本金の部合計 44% 翌年度繰越消費収入超過 額 1% 貸借対照表構成グラフ

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○消費収支計算書の概要 【当年度予算対比】  平成26年度の消費収支計算書における予算との対比について、消費収入の部では補助金、資 産売却差額、雑収入等の増加により帰属収入合計で約2億9千万円の収入増となっています。  一方、消費支出の部では、予算と決算額全体で人件費が増加したため、約7千6百万円の支出 増となっています。  この結果、当年度消費支出超過額が約1億2百万円となり、翌年度繰越消費収入超過額が、約 13億5千9百万円となりました。 学生生徒等納付金 77.3% 手数料 1.0% 寄付金 0.5% 補助金 18.9% 資産運用収入 1.0% 事業収入 1.3% 消費収支計算書 収入構成グラフ 人件費 59.45% 教育研究経費 32.96% 管理経費 6.80% 借入金等利息 0.12% 資産処分差額 0.05% 徴収不能額 0.62% 消費収支計算書 支出構成グラフ

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○資金収支計算書の概要 【当年度予算対比】  平成26年度の資金収支計算書における予算との対比について、収入の部では学生生徒納付 金収入、補助金収入、雑収入、その他の収入等合計で約3億9千7百万円の増加と、資金収入調 整勘定で約2億2千8百万円の減少により資金収入の部合計で約1億6千9百万円の増加となっ ています。  一方、支出の部では、人件費支出、施設関係支出等で約1億2千4百万円の増加、教育研究経 費支出、管理経費支出、資産運用支出等の合計で約2億6千9百万円の減少となっています。  この結果、次年度繰越支払資金は、約3億1千4百万円の増加となりました。 学生生徒等納付金収入 66.1% 手数料収入 0.9% 寄付金収入 0.3% 補助金収入 16.2% 資産運用収入 0.9% 資産売却収入 5.2% 雑収入 2.0% その他の収入 8.5% 資金収支計算書 収入構成グラフ 人件費支出 53.7% 教育研究経費支出 20.5% 管理経費支出 5.5% 借入金等利息支出 0.1% 借入金等返済支出 0.7% 施設関係支出 7.4% 設備関係支出 9.0% 資産運用支出 0.2% その他の支出 3.0% 資金収支計算書 支出構成グラフ

(5)

■学校法人会計と企業会計との違い

学校法人は営利を目的とする企業とは異なり、教育・研究活動を目的とする公共性の法人です。 また、学校法人は一般企業のように余剰利益が多いほどよいというものではなく、財政の安定と 永続性を保つため収支の均衡をとることが特に求められます。これは、学校法人が均衡を鑑みず に経営を行った場合、過剰に利益を追求すれば学生に提供する教育・サービスの質も維持するこ とが難しくなり、反対に収入に見合わない教育・サービスを提供し続ければ、学校の存続ができな くなるためです。 そのため、学校法人の会計処理については、私立学校振興助成法において、国または地方公 共団体から補助金の交付を受ける学校法人は「学校法人会計基準」に従い会計処理を行い、資 金収支、消費収支、貸借対照表などの計算書類の作成が義務づけられています、

■学校法人会計の計算書の勘定科目について

(資金収支・消費収支計算書の共通勘定科目) ◇学生生徒等納付金収入 在学または入学の条件として納付されるものです。(授業料や入学金、施設費等) ◇手数料収入 入学検定料や在学証明書等の発行手数料等の収入です。 ◇寄付金収入 金銭やその他の資産等を寄贈者から贈与されたもので、使途が明確な特別寄付金と使途 が明確でない一般寄付金があります。 ◇補助金収入 国や地方公共団体から交付される補助金です。 ◇資産運用収入 預金・有価証券・施設設備等の運用から得た利息や配当金、利用料等の収入です。 ◇事業収入 外部からの研究委託を受ける受託事業収入等です。 ◇雑収入 学校法人に帰属する上記各収入以外の収入です。 ◇人件費支出 専任教職員、非常勤教員、契約職員に支給する本俸や期末手当、その他の手当や所定 福利費、退職金に要する支出です。

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◇教育研究経費支出 教育研究活動に要する経費や学生生徒の厚生費等に要する経費です。消耗品や光熱水 費、旅費交通費、奨学費、通信運搬費、印刷製本費、研究費、修繕費、委託費などです。 ◇管理経費支出 学校法人の運営に係る経費等(総務・人事・経理業務等)や学生募集活動費等、教育研究 活動以外の支出です。 ◇予備費 予算編成時において予期しない支出に対処するために設けているものです。 (資金収支計算書の勘定科目) ◇資産売却収入 固定資産(機器備品、車両等)の売却による収入等です。 ◇前受金収入 翌年度入学の学生生徒等に係る学生生徒納付金(授業料等)で、当該年度内に納入され た収入です。 ◇資金収入調整勘定 当年度の活動に入るべき前年度以前の収入や、翌年度以降の収入とされる資金を調整す る勘定科目です。 ◇前年度繰越支払資金 前年度から繰越した支払資金です(現金及びいつでも引き出すことができる預貯金)。 ◇施設関係支出 土地の取得、施設等の建設やそれに付随する電気・上下水道管や配水管・空調などに係 る経費です。 ◇設備関係支出 教育研究用の機器備品や学校運営のために必要な備品の他、図書や車両も含まれます。 ◇資産運用支出 有価証券の購入等、資産運用に係る支出です。 ◇資金支出調整勘定 当年度の活動に入るべき前年度以前の支出や、翌年度以降の支出とされる資金を調整 する勘定科目です。 (消費収支計算書の勘定科目) ◇資産売却差額 資産売却収入(機器備品・車両等)が当該資産の帳簿残高を超える場合に、その差額を経 常したものです。

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◇資産処分差額 不動産や有価証券などを売却し、その売却収入が帳簿価額よりも少ない場合に、その差額 を計上したもの。 ◇徴収不能額 未収入金の内、当期において回収不能と判断した額がある場合に計上します。 ◇帰属収入 学生生徒等納付金、手数料、寄付金、補助金など学校法人の負債とならない収入で、前 受金は含まない。 ◇基本金組入額 学校法人が教育研究活動の計画に基づき必要な資源を継続的に保持するためのもので、 消費収支計算書の帰属収入合計から控除して組入れた金額です。(次の4種類があります) ○第1号基本金 学校法人が取得した校地・校舎・備品等の固定資産分の額。 ○第2号基本金 将来計画に基づき、校舎の設置又は規模の拡充等に要する経費の額。 ○第3号基本金 基金として元本を継続的に保持し、運用果実を研究資金に充てることを 目的としている額。 ○第4号基本金 学校法人の運営を円滑にする体制を構築していなければならない為必 要な運転資金を恒常的に保持すべき額 (貸借対照表の勘定科目) ◇有形固定資産 1年を超えて使用される有形の資産で、土地や建物、備品等、固定資産台帳の期末帳簿 価格です。 ◇その他の固定資産 上記以外の有価証券や電話加入権等です。 ◇流動資産 現預金、未収入金(学生生徒納付金等)です。 ◇固定負債 退職給与引当金等です。 ◇流動負債 未払金、前受金、預り金等です。 ◇消費収支差額 消費収入から消費支出を差し引いた差額の額です。消費収入が消費支出より多い場合は、 「当年度消費収入超過額」その逆の場合を「当年度消費支出超過額」といいます。 (財産目録の勘定科目)

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◇基本財産 学校法人が保有している土地や建物の他、備品等の評価額です。土地および図書以外は それぞれ耐用年数があり、年数の経過により資産価値が減少します。 ◇運用財産 有価証券や現金預金等の他、運用のために活用される資金です。 ◇負債額 長期または短期の借入金等のほか、運営のために負う負債の額です。

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1.財務比率推移表 比  率 人 件 費 帰 属 収 入 人 件 費 学 生 生 徒 等 納 付 金 教 育 研 究 経 費 帰 属 収 入 管 理 経 費 帰 属 収 入 帰 属 収 入 - 消 費 支 出 帰 属 収 入 消 費 支 出 消 費 収 入 学 生 生 徒 等 納 付 金 帰 属 収 入 補 助 金 帰 属 収 入 基 本 金 組 入 額 帰 属 収 入 自 己 資 金 総 資 金 流 動 資 産 流 動 負 債 総 負 債 自 己 資 金 基 本 金 基 本 金 要 組 入 額 〇財務比率概要 【前年度決算対比】 △ 高い値が良い    ▼ 低い値が良い     ~ どちらともいえない  2014年の消費収支の帰属収入は90億1.790万円余で、前年度比較で約101.6%の増収となりました。主な収入 内訳は学生生徒納付金収入66億9,394万円余(前年度比98.5%)、補助金収入16億4.173万円余(前年度比 111.6%)です。一方、消費支出は79億5,032万円余で、前年度比較で98.9%減となっています。主な支出内訳 は、人件費47億2,652万円余(前年度比102.6%)、教育研究経費26億2.030万円余(94.9%)、管理経費5億4.077 万円余(前年度比84%)となっています。以上のことから、経営状況を表す帰属収支差額比率は、2013年度より 2.2ポイント上昇して11.5%となっています。  その他、吉備国際大学外国語学部開設に伴う教員増加で人件費比率が0.6ポイント上昇し52.6%、九州保健福 祉大学生命医科学部新設に伴う延岡市からの補助金収入で補助金比率が1.7ポイント上昇し18.3%、校舎建築 による基本金組入率が10ポイント上昇し12.8%となっています。少子化と大学間競争激化の影響等により、学生 生徒納付金収入が年々減少傾向にあるものの、上記表に示した日本私立学校振興・共済事業団発行の平成25 年度版「今日の私学財政」医歯系を除く私立大学法人の全国平均値と比較すると、本学の財務状況は全般的に 良好に推移しているものと思われます。 △ ▼ ~ ▼ △ △ △ △ △ 12.8% 90.1% 863.8% 11.0% 12.1% 96.1% 評 ▼ ▼ △ ▼ 52.6% 70.6% 29.2% 101.6% 74.5% 18.3% 2012年度 47.8% 52.0% 76.7% 92.0% 74.6% 17.4%

財  務  比  率

全国平均 103.8% 29.1% 6.8% 2013年度 区    分 2014年度 95.7% 782.5% 98.2% 8.7% 11.2% 基本金組入率 自己資金構成比率 算  式 7.3% 64.0% 89.9% 16.6% 93.3% 686.5% 基本金比率 流動比率 2.8% 19.1% 学生生徒等納付金比率 補助金比率 負債比率 消費収支比率 52.4% 教育研究費比率 管理経費比率 帰属収支差額比率 9.3% 6.0% 11.5% 人件費比率 31.5% 14.4% 72.4% 12.8% 8.8% 5.2% 107.8% (注)全国平均は、日本私立学校振興・共済事業団「平成25年度版 今日の私学財政」の財務比率表平成25年度(2013)大学法人(医歯 系法人を除く)を引用しております。 人件費依存率 67.8% 16.1% 31.2% 72.4% 97.1% 87.4% 245.9%

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2.財務比率推移グラフ 2012年度 2013年度 2014年度 人件費比率 47.8% 52.0% 52.6% 人件費依存率 64.0% 67.8% 70.6% 教育研究費比率 29.1% 31.2% 29.2% 管理経費比率 6.8% 7.3% 6.0% 帰属収支差額比率 16.1% 9.3% 11.5% 消費収支比率 103.8% 93.3% 101.6% 学生生徒等納付金比率 74.6% 76.7% 74.5% 補助金比率 17.4% 16.6% 18.3% 基本金組入率 19.1% 2.8% 12.8% 自己資金構成比率 92.0% 89.9% 90.1% 負債比率 8.7% 11.2% 11.0% 基本金比率 98.2% 95.7% 96.1% 流動比率 686.5% 782.5% 863.8% 0.0% 250.0% 500.0% 750.0% 1000.0% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 120.0%

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