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バイオメディカル情報工学

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Academic year: 2021

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(1)

第2部 生体情報技術入門

2章 生体信号

2節 体温と血中酸素飽和度

生体情報学講座

文西

(2)

各種体温と計測部位

臨床上よく使われる

温度計を直腸に挿入する

正確な計測には習熟必要

外気に影響されやすい

検温速い、主に乳幼児使用

(3)

熱の伝わり方

(4)

体温の計測部位と方式

測定部位

方式

皮膚

サーミスタ、水銀

直腸

サーミスタ

舌下

サーミスタ

鼓膜

赤外線

深部

サーミスタ(+ヒータ)

体表

赤外線

全身

サーモグラフィ

http://hypertextbook.com/facts/LenaWong.shtml

(5)

熱膨張性

第2部 生体情報技術入門 第 章 生体信号計測技術2

ρ

ρ

=

V

V

(

)

p

T

V

V

p

T

=

1

,

α

(

)

p

T

p

T

=

ρ

ρ

α

,

1

水銀体温計

5/30

(6)

サーミスタ

• Thermistor=thermally sensitive resistor

– 温度変化に対して電気抵抗の変化の大きい抵抗体。温

度計測センサとして利用される

• 計測温度範囲=

-50~350℃

• NTC(Negative Temperature Coefficient)

– 鉄,ニッケル,コバルト,マンガン,銅などの金属酸化物を

2~4種混合し,いろいろな形状に成形して高温(1200~

1500℃)で焼結したもので,温度変化に対して抵抗値の

変化が負の関係を持つ半導体抵抗器

(7)

サーミスタ温度特性

第2部 生体情報技術入門 第 章 生体信号計測技術2

NTC

PTC

(8)

特長

• 感度高い

– 抵抗温度係数が-2.8~-5.1%/℃で極めて大

きい

• 加工しやすい

– 利用現場の要求に応じていろいろな形状、特に

小形化することが可能

• 抵抗値の可能な選択範囲が大きい

– 数十Ω~数百kΩの間で自由選択可能

(9)

電子体温計:実測式と予測式

第2部 生体情報技術入門 第 章 生体信号計測技術2

一般体温計

婦人体温計

(10)

放射温度計(赤外線温度計)

• 「放射」とは、物質が持つ熱

エネルギーを電磁波

(可視光

線や赤外線など

)という形態

で周囲に放出する現象

• 赤外線センサを用いて物体

の表面から放射される赤外

線エネルギーを検知し、その

赤外線の量から物体の表面

温度を測定する

(11)

熱電対と熱電堆

Thermocouple & Thermopile

第2部 生体情報技術入門 第 章 生体信号計測技術2

Zeebeck effect

(thermoelectric effect)

hot

cold

Fe

Cu

Cu

11/30

(12)

サーモグラフのシステム構成

体温分布測定

サーモグラフィ

(13)

加熱型深部体温計

(14)

TB

T2

R

R1

T1

I

熱流等価回路

非加熱型深部体温計測原理

(

T

T

)

R

(

T

T

)

R

I

=

1

2

1

=

B

1

(

T

T

)

R

+

=

皮下脂肪

皮膚組織

熱流の動き

深部体温

TB

断熱材

T1

T2

R1

R

非灌流組織

灌流組織

(15)

双熱流プローブ

(16)

深部温の推定

(

)(

)

(

2

1

2

4

) (

1

1

3

3

)

1

T

T

T

T

K

T

T

T

T

T

T

B

+

=

(

)

1

3

1

1

R

R

T

T

T

T

B

=

+

S

(

)

2

4

2

2

R

R

T

T

T

T

B

=

+

S

仮に

, 近いので、両Rsは等しい

定義

K=R

1

/R

2

、センサの特性を示す

(17)

(動脈)血中酸素飽和度

(Arterial) Blood Oxygen Saturation

SO

2

S

a

O

2

S

p

O

2

• ヘモグロビンは肺循環毛細血管の酸素を運んで、体循環毛細

血管で酸素を放出する

• 酸化ヘモグロビンHbO

2

- 酸素と結合する、赤い

• 還元ヘモグロビンHb

- 酸素と結合せず、黒い

• 酸素飽和度Oxygen Saturation (Functional SO

2

)

• SaO

2

血液検査による測定値、侵襲的採血必要、非連続

• SpO

2

パルスオキシメーターによる測定値、無侵襲、連続

第2部 生体情報技術入門 第 章 生体信号計測技術2

%

100

%

100

]

[

]

[

]

[

2 2

2

2

2

×

+

=

×

+

=

Hb

HbO

HbO

c

c

c

Hb

HbO

HbO

SO

94~99%

17/30

(18)

血流変動と透過光変動

• 心臓の拍動と共に、

赤細胞の軸は変化し

ながら前進

• 拡張時、軸は血流方

向と平行、血管径縮

小→吸光減少

• 収縮時、軸は血流方

向と垂直、血管径増

(19)

血管中の

Beer-Lambert法則

第2部 生体情報技術入門 第 章 生体信号計測技術2

( )

[

Hb

( )

c

Hb HbO

( )

c

HbO

]

d

e

I

d

I

2 2

0

λ

ε

λ

ε

+

=

d

=

d

DC

+

d

min

+

d

19/30

(20)

心拍周期と最小・最大吸光

( )

[

( )

2

( )

2

]

max 0 d c c d c L HbO HbO Hb Hb DC DC DC

e

e

I

I

=

−ε λ − ε λ +ε λ

( )

[

( )

2

( )

2

]

min 0 d c c d c H HbO HbO Hb Hb DC DC DC

e

e

I

I

=

−ε λ − ε λ +ε λ

In

cid

en

t

lig

ht

I

0

L

H

(21)

4種類ヘモグロビンの吸光特性

第2部 生体情報技術入門 第 章 生体信号計測技術2

( )

cd

e

I

I

T

=

=

−ε λ 0

( )

cd

A

=

λ

ε

( )

cd

I

I

A



=

ε

λ



=

0

ln

21/30

(22)

各種吸光成分と総吸光量

• 酸化ヘモグロビン(Oxyhemoglobin)

• 還元ヘモグロビン(Deoxyhemoglobin)

• その他

– メトヘモグロビン(Methemoglobin)、<0.6%

– 一酸化炭素ヘモグロビン(Carboxyhemoglobin)、<2%

– サルファヘモグロビン(Sulfhemoglobin)、不明

– 一酸化炭素サルファヘモグロビン(Carboxysulfhemoglobin)、不明

• 総吸光量(Total absorbance)

( )

( )

( )

[

HbO

c

HbO

d

HbO Hb

c

Hb

d

Hb x

c

x

d

x

]

A

I

I

A



=

ε

λ

+

ε

λ

+

ε

λ



=

2 2 2 0 0

ln

(23)

SO

2

の計算ー1

第2部 生体情報技術入門 第 章 生体信号計測技術2

(

HbO

Hb

)

HbO

SO

c

c

c

=

+

2 2

2

(

)

(

HbO

Hb

)

Hb

SO

c

c

c

=

+

2

2

1

( )

HbO

HbO

Hb

( )

Hb

Hb

HbO

t

c

d

c

d

A

=

ε

λ

+

ε

λ

2 2 2

( )

( )(

)

[

SO

SO

]

(

c

c

)

d

A

t

=

HbO

+

Hb

HbO

+

Hb

2 2

λ

2

ε

λ

1

2

ε

(1)

(2)

(3)

(4)

Assuming d=d

Hb

=d

HbO2

, and combining (1)-(3) to obtain (4)

(24)

SO

2

の計算ー2

(

)

(

L IR H IR

)

R H R L IR t R t

I

I

I

I

A

A

R

, , , , , ,

ln

ln

=

=

( )

( )

[

]

( )

( )

[

Hb IR Hb HbO IR HbO

]

IR R HbO R HbO Hb R Hb

d

c

c

d

c

c

R

+

+

=

2 2 2 2

λ

ε

λ

ε

λ

ε

λ

ε

( )

[

( )

( )

]

( )

[

22

( )

( )

]

SO

22

SO

R

IR Hb IR HbO IR Hb R Hb R HbO R Hb

λ

ε

λ

ε

λ

ε

λ

ε

λ

ε

λ

ε

+

+

=

( )

( )

( )

2

( )

[

2

( )

( )

]

100

%

2

+

×

=

R

R

SO

IR Hb IR HbO R HbO R Hb IR Hb R Hb

λ

ε

λ

ε

λ

ε

λ

ε

λ

ε

λ

ε

Extracting SO

2

by reforming (7) to obtain (8)

(5)

(6)

(7)

(8)

定義

仮に

Δd

R

=Δd

IR

,

SO

2

を用いて

c

HbO2

c

Hb

を消去

(25)

SpO

2

の計算

• 入射光の波長によって、酸化ヘモグロビン(HbO

2

)と還元ヘモグロビン

(Hb)の吸収特性は異なる。

• 酸素飽和度

• 二つの未知数(HbO

2

)と(Hb)があるため、二つの方程式が必要。

• 理論的に、二つの波長を使って、上記二つの未知数(HbO

2

)と(Hb)を解

いて、

SO

2

を求める。

• ところが、式(8)の“R”のみが得られるため、直接に解けない。

• 実用的に、“SO

2

”既知の模型を用いて、比率

R (=A

R

/A

IR

)を計測し、

look-up table(校正表)を作成し、式(8)を近似する。

• 計測時、校正表を使って、“R”から対応するSO

2

を求める→

SpO

2

%

100

2 2 2

=

+

×

Hb

HbO

HbO

SO

第2部 生体情報技術入門 第 章 生体信号計測技術2 25/48

(26)

SpO

2

、光波長と吸光信号波形

R=A

R

/A

IR

SpO

2

(27)

信号の正規化

第2部 生体情報技術入門 第 章 生体信号計測技術2

( )

( )

[

c

c

]

d

H

n

HbO HbO Hb Hb

e

I

I

I

=

=

ε

λ

+

ε

2

λ

2

27/30

(28)
(29)

経験的方法

• Ratio of pulse-to-constant

• Clinical formula

– a and b are coefficients determined through calibration

第2部 生体情報技術入門 第 章 生体信号計測技術2 IR IR R R

DC

AC

DC

AC

R

=

R

SpO

2

=

a

b

2 1 1 2 1 1 1 2 1

=

= = = = = = n i i n i i n i i i n i i n i i n i i

R

R

n

S

R

R

R

S

a

2 1 1 2 1 1 1

=

= = = = = n i i n i i n i i n i i n i i i

R

R

n

S

R

S

R

n

b

29/30

(30)

演習課題:複数生体情報の同時計測

• 実験機材

– ベッドサイドモニタ(オムロンHBP-2070又は日本光電BSM-2300)

• 計測信号

– 心電図ECG(HR)、血中酸素飽和度S

p

O

2

PR)、血圧NIBP(SBP、

MAP、DBP)、呼吸サーミスタ(RR)、体温(BT)

• 計測状態

– 安静→息止→過呼吸→安静→運動→安静、各5分間

• データ読み取り間隔=1分毎

• データ解析と結果考察

– 30分間における各種生体情報の1分毎変化グラフを作成する

– 各状態(5分毎)における各種生体情報の平均値と標準偏差を求め、

その変動状況と原因を考察する

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