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HP Remote Graphics 2

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目次

Remote Graphicsへようこそ ... 1 Remote Graphicsについて ... 3 Remote Graphicsとは... 3 機能... 4 セキュリティ機能... 6 システム要件 ... 7 Sender... 7 Receiver... 7 ネットワークおよびスケーラビリティの要件 ... 9 Remote Graphicsのセットアップ ... 12 Receiverのインストール ... 12 WindowsでのRG Receiverのインストール... 12 LinuxでのRG Receiverのインストール... 12 HP-UXでのRG Receiverのインストール ... 12 RG Receiverのアンインストール... 13 Senderのインストール ... 14 WindowsでのRG Senderのインストール ... 14

LinuxでのRG SenderおよびSender GUIのインストール... 14

HP-UXでのRG SenderおよびSender GUIのインストール... 17

RG Senderのアンインストール... 17

OpenGLアプリケーションの有効化... 19

Microsoft WindowsでのOpenGLアプリケーションの有効化 ... 19

(3)

HP-UXでのOpenGL、PHIGS、PEX、およびStarbaseアプリケーションの有効化... 19

Remote Graphicsの使用法 ... 21

Remote Graphicsの概要 ... 21

Quick Command Mode ... 22

Receiver... 23 接続の開始と終了... 23 Receiver設定の制御 ... 25 特殊キー シーケンスの送信 ... 27 Receiver -directory ... 28 起動と停止 ... 28 ディレクトリ ファイルの設定 ... 31 ディスプレイの整理 ... 32 Sender... 34

HP Remote Graphics Senderの設定 ... 34

共同作業 ... 36 パフォーマンスの最適化 ... 37 共通の設定 ... 37 Microsoft Windows固有の設定 ... 37 LinuxまたはHP-UX固有の設定 ... 37 ユーティリティ ... 39 Microsoft Windows固有のユーティリティ... 39 トラブルシューティング... 40 エラー メッセージ ... 40 既知の問題と制限事項... 43

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド 共通の問題 ... 43 Microsoft Windows固有の問題 ... 43 LinuxまたはHP-UX固有の問題 ... 45 パフォーマンスのトラブルシューティング ... 48 使用許諾およびサポート ... 51 HPの問い合わせ先... 56 テクニカル サポート... 56 用語集... 57 索引... 60

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Remote Graphics へようこそ

HP Remote Graphics Softwareは、コストの削減と効率性の向上を実現する、HPのリモート グラ

フィックス ソリューションです。Remote Graphicsを使用すると、機密データを含む高価なシステムを安全な オフサイトに置くことにより、オフィスがIT機器で溢れることを、迅速かつ低コストで防ぐことができます。 また、HP Remote Graphics Software を使用すると、複数のユーザー間で同時にデスクトップを共有するこ とができます。たとえば、1 人のユーザーが、同じシステムへの複数の接続を許可することにより、数人の ユーザーとともに複数のデスクトップで共同作業を行うことができます。この機能は、教室での授業、オン ラインでのデザインの検討、サポートなど、さまざまな例で利用できます。 Remote Graphics は、以下のコンポーネントから構成されます。 RG Senderは、既存のネットワーク インフラ ストラクチャを使用して、バックルームおよび オフサイトにあるワークステーションへのアク セスを提供します。RG Receiverを実行する ネットワーク ユーザーは、RG Senderが実行 されているリモート システムにログインしま す。 RG Receiverでは、ユーザーは、RG Sender が実行されているシステムのホスト名または IPアドレスを入力することにより、そのシステ ムにすばやく接続できます。 RG Receiver -directoryモードでは、ユ ーザーは、共有ファイル サーバまたはマッ プされたネットワーク ドライブ上に保存され ているアクセス許可ファイルで割り当てられ ている複数のシステムへの接続を自動的 に開始できます。 また管理者は、RG Receiverを使用すると、 ディレクトリを指定せずに、特定のユーザー のシステムに接続できます。 これらのコンポーネントから構成される Remote Graphics は、インストールが容易で、コスト パフォーマンス の高いソリューションです。Remote Graphics を使用することにより、IT サポートの費用を節約し、不要なハ ードウェアをワークステーションから、集中管理される安全な場所に移動することができます。

Remote Graphics を使い始めるには、まず以下の手順を実行します。 • RG Senderをセットアップする。

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド

著作権および商標

© Copyright 2003 Hewlett-Packard Development Company, L.P.

Microsoft、MS-DOS、Windows、および Windows NT は、米国およびその他の国における Microsoft Corporation の商標です。

Intel、Pentium、Intel Inside、および Celeron は、米国およびその他の国における Intel Corporation の商 標です。 本書に掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。 本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、省略に対 して、また本書の供給、機能または使用に関連して生じた付随的障害、派生的障害または間接的損害に ついても、責任を負いかねますのでご了承ください。本書の内容はそのままの状態で提供されるもので、 いかなる保証(商品性および特定の目的のための適合性に関する黙示の保証を含む)も与えるものでは ありません。また、本書の内容は将来予告なしに変更されることがあります。HP 製品に対する保証につい ては、当該製品の保証規定書に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するもの ではありません。 本書には、著作権によって保護されている機密情報が掲載されています。本書のいかなる部分も、 Hewlett-Packard Company の事前の書面による承諾なしに複写、複製、あるいはほかの言語に翻訳する ことはできません。

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Remote Graphics について

Remote Graphics とは

Remote Graphics(RG)は、ユーザーが標準のコンピュータ ネットワークを介してリモート コンピュー

タのデスクトップにアクセスできるようにするソフトウェアです。このソフトウェアの概念は、Microsoftのリモ ート デスクトップやSymantecのpcAnywhere™などに似ています。

Remote Graphicsは、RG SenderとRG Receiverという 2 つのコンポーネントから構成されています。 • RG Senderは、1 台または複数のリモート コンピュータ上でサービスとして実行され、グラフィッ クスのアップデートを 1 つまたは複数のReceiverに送信します。またSenderは、キーボードおよび マウス入力をReceiverから受け取り、リモート システム上で処理します。 • RG Receiverは、ローカル コンピュータまたはシン クライアント上で実行されるソフトウェア ア プリケーションです。Receiverは 1 つまたは複数のSenderへの接続を確立し、Senderにグラフィッ クスのアップデートを要求し、結果をウィンドウ内に表示します。またReceiverは、各Receiverウィ ンドウ内でキーボードやマウス イベントなどのI/Oを処理し、適切なSenderに送信します。 RG Receiver には、以下の 2 つの動作モードがあります。 • Receiverモードでは、ユーザーはホスト名またはIPアドレスを入力することにより、指 定したSenderに接続できます。 • Receiver -directoryモードでは、ユーザーはRGディレクトリ ファイルで割り当てら れている 1 つまたは複数のSenderに自動的に接続できます。このモードには、システム の制御と整理を行う、仮想KVM機能も含まれます。

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド

機能

HP Remote Graphics Software は、以下の機能を提供します。

• マルチプラットフォームのサポート: HP Remote GraphicsのSenderとReceiverは、Microsoft Windows、Linux、およびHP-UXの各システムでサポートされています。詳細は「システム要件」 を参照してください。 *日本ではLinuxはサポート対象外です。 • OpenGL: 3D OpenGLアプリケーションがサポートされています。リモート アクセス ユーザーおよ びリモート共同作業者は、Senderコンピュータのデスクトップ上で実行されている 3Dアプリケーシ ョンを簡単に操作できます。3Dアプリケーションは、グラフィックス アダプタの能力を最大限に利 用して動作します。詳細は「OpenGLアプリケーションの有効化」を参照してください。 • アプリケーションの互換性: 非侵害型透過アプリケーション アーキテクチャが採用されているので、 アプリケーションに変更を加えることなくリモートで使用できます。 • マルチヘッド:

• シングルヘッド Receiver で、マルチヘッド Sender を表示できます。Receiver のビューに 表示される Sender のマルチヘッド デスクトップは、Sender のデスクトップ全体を表示す るようにスクロールできます。

• マルチヘッド Receiver で、シングルヘッド Sender を表示できます。Sender のデスクトッ プを示すビューは、Receiver のデスクトップのどこにでも配置できます。

• マルチヘッド Receiver で、マルチヘッド Sender を表示できます。ビューは、Receiver の デスクトップ全体を占めるように拡大できます。これにより、ユーザーからは Sender のデ スクトップに直接接続しているように見えます。 • マルチセッション: 1 つのデスクトップから複数のリモート システムに、同時に複数の接続/セッションを確立できます。 • 仮想KVM(V-KVM)は、ワークステーションを特定のディスプレイに簡単にマップでき るように、KVMスイッチの機能をソフトウェアでエミュレートします。単純なキー シーケン スを使用して、KVMスイッチ コマンドをエミュレートできます。 • Remote Graphicsコントロール パネルでは、接続ステータスおよびユーザー設定 を、グローバルに(割り当てられているすべてのシステムに対して)またはローカルに(各 システムに対して個々に)設定および監視できます。 • ステートレス クライアント: システムのクライアント側にはランタイム データは保存されません。 Receiverが切断されても、Senderやアプリケーションは影響を受けません。 • 画像ベースの送信テクノロジ: • TCP/IP ベース。 • Sender のデスクトップ全体が送信され、Receiver のデスクトップ上に表示されます。 • HP 独自の圧縮/解凍アルゴリズムにより、視覚的に画像データを損なわずに、少ないネ ットワーク帯域幅で、リモートの画像データをリアルタイムで表示することができます。 • リモートのグラフィックス ハードウェア アクセラレーションを使用して、複雑な 2Dおよび 3DのOpenGL双方向グラフィックスが可能になります。DirectXアプリケーションはサ ポートされていません。 • 共同作業: 複数のユーザーが同時に同じSenderに接続できます。このため、複数のユーザーが 同じデスクトップを表示し、操作することができます。たとえば、すべてのReceiverで、3D OpenGL アプリケーションをリモート表示できます。 アプリケーションを現在制御しているユーザーは「フロア所有者」と呼ばれます。アプリケーション

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を操作できるのは、1 人のユーザー(フロア所有者)だけです。フロア所有者を移行するには、現 在の所有者がキーボードやマウスを一定期間(0.5 秒間)操作してはなりません。現在の所有者が キーボードまたはマウスを使用していない間に、別のユーザーがキーボードまたはマウスを使用 すると、フロアの所有権が新しいユーザーに移ります。 別の共同作業機能としては、キーボードまたはマウスの有効化または無効化があります。マウス およびキーボードは、非プライマリのReceiverに対して無効にできます。プライマリ ユーザーとは、 Senderシステムのデスクトップにログインしているユーザーです。一方、非プライマリ ユーザーと は、Senderシステムに接続しているが、ログインしていないユーザーです。たとえば、ユーザーA がSenderシステムにログインしており、ユーザーBは接続だけしている場合、I/Oを無効にすると、 ユーザーBはマウスやキーボードを制御できなくなります。 • キーボード/マウス: Senderでのすべてのキーボードおよびマウス入力は、すべてのReceiverに送 信されます。したがって、Senderからのすべての入力がすべてのReceiver上に表示されます。 • リモート カーソルおよびローカル カーソルの追跡: 共同作業(複数のユーザーが接続している)セ ッションでは、ローカル カーソルの形は、マウスを制御しているユーザーに対してのみ変わります。 ほかのリモート ユーザーに対しては、ローカル カーソルの形は変わらず、Receiverウィンドウには 代わりにリモート カーソルが表示されます。 • セキュリティ:

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド

セキュリティ機能

HP Remote Graphics には、セキュリティを維持するための以下のような機能があります。 • 認証:

Receiver が Sender への接続を試みると、Sender 側の認証方法を使用して、ユーザーの認証情 報が検証されます。認証情報が認証されなかった場合、接続は拒否されます。

• Windows認証では、NTLM Windows NT LAN Manager、またはMITのプロジェクト アテ ナで開発された、共通鍵暗号方式に基づくKerberos認証システムを使用します。 • Unix(LinuxおよびHP-UX)認証では、Unixシステムで一般的に使用されている

Pluggable Authentication Module(PAM)を使用します。PAMでは、多くの一般的な認証 方法やカスタマイズされた認証方法がサポートされています。 • 集中割り当て: Senderは、集中ファイルまたは集中ディレクトリを使用して、ユーザーに割り当てる ことができます。 • シングル サインオン(SSO): Receiverシステムにログインしているユーザーの認証情報がSenderに よって検証されると、追加の認証なしに、SenderとReceiver間の接続が自動的に確立されます。 • 認可: Senderシステムにログインしているユーザー(プライマリ ユーザー)が接続を許可している場 合にのみ、SenderとReceiver間で複数の接続を確立できます。新しいReceiverが接続を試みると、 Senderのデスクトップ上に、接続を試みているユーザーのドメインとユーザー名を示した問い合 わせダイアログ ボックスが表示されます。現在接続中のすべてのユーザーは、このメッセージ ボ ックス上のボタンを使用して、接続を許可または拒否できます。 • 接続ステータス: システム トレイ内のSenderデスクトップ アイコンに、接続ステータスが表示されま す。Senderへの接続が 1 つもない場合は、アイコンには多色のRemote Graphicsロゴが表示され ます。これは、Senderが接続を受け入れ可能であることを示しています。Senderへの接続が存在 する場合は、アイコンはアニメーション化されるか、色が変わります。

• すべて切断: HP Remote Graphics GUI を使用して、すべてのReceiverを簡単に切断できます。 Windowsでは、GUIはシステム トレイ内にアイコンとして表示されます。Unixでは、GUIはデスクト ップ上のアプリケーションとして表示されます。接続をすべて切断するには、GUIを右クリックし、 [Disconnect All Receivers]を選択します。

これは、授業などで共同作業セッションを行っている場合にセッションを終了するのに便利な機 能です。

• I/Oの無効化: 非プライマリ ユーザーに対して、マウスとキーボード入力を無効にできます。 • デスクトップの自動ロック:

• Window 上の Sender: プライマリ ユーザーが切断されると、Sender システム上のユーザ ーのデスクトップがロックされます。これにより、プライマリ ユーザーが不在の状態で、ほ かのユーザーがセッションを表示したり、制御したりすることを防ぎます。

• Linux および HP-UX 上の Sender: プライマリ ユーザーが切断されると、すべてのリモー ト ユーザーが切断されます。ただし、プライマリ ユーザーからのリモート接続は切断され ません。これにより、プライマリ ユーザーが不在の状態で、ほかのユーザーがセッション を表示したり、制御したりすることを防ぎます。

• ログイン時の自動切断: ログイン イベントが発生すると、すべての非プライマリ ユーザーは切断さ れます。

• Secure Sockets Layer(SSL): セキュリティ認証およびキーボード イベントに、SSLで暗号化された チャネルを使用します。

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システム要件

Sender 機能 サポートされるコンポーネント プロセッサ アーキテクチャ • Intel Pentium プロセッサ ファミリまたは x86 互換アーキ テクチャ • HP PA-RISC

オペレーティング システム • Microsoft Windows 2000 Professional • Microsoft Windows XP Professional

• RedHat Linux 7.3 以降 *日本では Linux はサポート対 象外です。 • HP-UX 11.0 と 11i V1 グラフィックス カード Windows と Linux: • nVidia、Matrox、ATI 製のすべてのグラフィックス カード HP-UX: • HP Visualize fx5、fx10

• ATI FireGL-UX、FireGL T2-128p、FireGL X1-256p ディスプレイの設定 Windows では、以下の画面の色設定がサポートされています。 • 解像度 1024x768 以上では 32 ビット すべてのLinux または HP-UX では、画面の色設定は、解像度 1024x768 以上がサポートされています。 ネットワーク • 標準 TCP/IP • 10M ビットまたは 100M ビット • 全二重 Receiver 機能 サポートされるコンポーネント プロセッサ アーキテクチャ • Intel Pentium プロセッサ ファミリまたは x86 互換アーキ テクチャ • HP PA-RISC

オペレーティング システム • Microsoft Windows 2000 Professional • Microsoft Windows XP Professional

• RedHat Linux 7.3 以降 *日本では Linux はサポート対 象外です。 • HP-UX 11.0 と 11i V1 グラフィックス カード すべてのシステム グラフィックス カード ディスプレイの設定 Windows XP では、以下の画面の色設定がサポートされていま す。 • 16 ビット • 24 ビット

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド • 32 ビット すべてのLinux または HP-UX では、画面の色設定は、解像度 1024x768 以上がサポートされています。 ネットワーク • 標準 TCP/IP • 10M ビットまたは 100M ビット • 全二重 キーボード ロケール 以下のキーボード ロケールがサポートされています。 • 米国英語 • 国際英語 • 英国英語 • 日本語

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ネットワークおよびスケーラビリティの要件

HP Remote Graphics Software が最適に動作するには、Sender コンピュータおよび Receiver コンピュータ が、十分な帯域幅があり、レイテンシの少ないコンピュータ ネットワークにインストールされている必要があ ります。

帯域幅は以下のようなさまざまな要因によって左右されるため、特定のユーザーまたはアプリケーションに 必要な帯域幅を特定することは容易ではありません。

• 使用されているアプリケーション: Microsoft Officeアプリケーション、Internet Explorer、およびそ の他のソフトウェアでは、必要な帯域幅量が異なります。 • 表示されているコンテンツの種類: たとえば、画像、映像、テキストなど、表示しているコンテンツ の種類によって、必要な帯域幅量は異なります。複雑で動的なアプリケーションでは、より多くの ネットワーク帯域幅が必要になります。 • ウィンドウのサイズや位置が変更される頻度: ウィンドウをスクロールしたり、移動したりすると、より 多くのネットワーク帯域幅が必要になります。 • 表示されているアプリケーションのコンテンツの複雑さ: 複雑なコンテンツを含むアプリケーション では、アプリケーションの表示をアップデートするたびに、多くのネットワーク帯域幅が必要になり ます。 • アプリケーション表示のアップデート率: たとえば、静止画像はアップデートがないのでアップデ ートのためのネットワーク帯域幅は不要ですが、ストリーミング ビデオではよりアップデート率が高 くなるので多くのネットワーク帯域幅が必要です。 • 各ユーザーの個々の要件: 場合によっては、双方向タスクを実行するには、30 アップデート/秒 以上のアップデート率を維持しなければならないこともあります。 ネットワーク帯域幅およびレイテンシは、ping、tracert、ttcpなどの簡単に入手可能なツールを使用して測 定できます。Remote Graphicsをインストールする前に、これらのツールを使用してネットワーク接続の帯域 幅とレイテンシを測定することをお勧めします。 HP では、特定の使用例に対して妥当な、1 接続あたりのネットワーク帯域幅を決定するために、広範なテ ストを行っています。各例について、以下の項目を調べました。 • ウィンドウのスクロールや、ウィンドウまたはワード プロセッサ、ブラウザ、スプレッドシートなどの 2D アプリケーションの移動のような双方向タスクの実パフォーマンス(アップデート/秒)と必要なネ ットワーク帯域幅。ウィンドウのスクロールや移動などの双方向タスクでは、30 アップデート/秒以 上のアップデート率を想定しました。ほとんどの場合、HP Remote Graphics では、標準のコンピュ ータ ネットワークを介して最大 160 アップデート/秒のアップデート率を達成できました。これは、 現在のディスプレイのリフレッシュ レートをはるかに超えています。 • 1 フレーム/秒でアップデートされる、財務分析データのスプレッドシートのフルスクリーン (2560x1024)表示などの非双方向タスクに必要なネットワーク帯域幅。 2D アプリケーション、双方向性、およびネットワーク帯域幅の主観的な分析に基づき、HP では、1 接続に つき 2M ビットの平均ネットワーク帯域幅を推奨しています。 • WAN への配備時の推奨事項

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド 以下の図は、マンハッタンにある 2 つの金融グループとニュージャージーにあるデータ センター との間の架空のWANへの配備例を示しています。データ センターは、OC48 ファイバ経由でマ ンハッタンの金融グループに接続されています。 スケーラビリティに関する推奨事項: • 1 本の 0C48 あたり 1350 台のワークステーション • 1G ビットあたり 540 台のワークステーション • デスクトップおよびブレードへの 100BT による接続 • LAN への配備時の推奨事項 以下の図は、社内 LAN を介して 2 つの金融グループが複数の Sender にアクセスする、可能な LAN への配備例を示しています。 スケーラビリティに関する推奨事項: • 1G ビットあたり 540 台のワークステーション • デスクトップおよびブレードへの 100BT による接続

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Remote Graphics のセットアップ

Receiver のインストール

HP Remote Graphics Sender に接続するすべてのシステムで、HP Remote Graphics Receiver のインストー ルが必要となります。

Windows での RG Receiver のインストール

管理者権限を持つアカウントでログインし、以下の手順に従ってインストールを開始します。

1. CD-ROM ドライブに HP Remote Graphics Software CD を挿入し、エクスプローラで CD-ROM ド ライブの win32¥receiver ディレクトリに移動します。 2. Setup.exeをダブルクリックするか選択して、インストーラを起動します。 3. 画面に表示される指示に従います。 インストーラによって、[HP Remote Graphics]というメニュー項目フォルダが[プログラム]フォルダに追加さ れます。このフォルダには、以下の 2 つの項目が表示されます。 • Receiver • Receiver -directory Linux での RG Receiver のインストール 以下の手順に従って、インストールを開始します。 1. root としてログインします。

2. HP Remote Graphics Software CD を挿入します。CD が自動でマウントされない場合、手動でマ ウントします。

3. CD のマウント ポイント(通常は/mnt/cdrom)に移動し、ディレクトリを lin32/receiver に変 更します。

4. 以下のコマンドを実行します。 ./install.sh

5. Receiver が/opt/hpremote/rgreceiver にインストールされます。Receiver を起動するに は、以下のコマンドを実行します。 /opt/hpremote/rgreceiver/rgreceiver.sh Receiver を-directory モードで起動するには、以下のコマンドを実行します。 /opt/hpremote/rgreceiver/rgreceiver.sh -directory 6. PATH 環境変数に/opt/hpremote/rgreceiver ディレクトリを追加します(任意)。 HP-UX での RG Receiver のインストール

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以下の手順に従って、インストールを開始します。 1. root としてログインします。

2. HP Remote Graphics Software CD を挿入し、CD をマウントします。

3. CD のマウント ポイント(通常は/mnt/cdrom)に移動し、ディレクトリを hpux-pa/receiver に変更し ます。

4. 以下のコマンドを実行します。 ./install.sh

5. Receiver が/opt/hpremote/rgreceiver にインストールされます。Receiver を起動するに は、以下のコマンドを実行します。 /opt/hpremote/rgreceiver/rgreceiver.sh Receiver を-directory モードで起動するには、以下のコマンドを実行します。 /opt/hpremote/rgreceiver/rgreceiver.sh -directory 6. PATH 環境変数に/opt/hpremote/rgreceiver ディレクトリを追加します(任意)。 RG Receiver のアンインストール

Windows での RG Receiver のアンインストール

Windows 2000 または Windows XP の[コントロール パネル]の[プログラムの追加と削除]機能を使用 します。[Remote Graphics Receiver]を選択し、[変更と削除]をクリックします。

Linux での RG Receiver のアンインストール

Remote Graphics Receiver 用の RedHat RPM パッケージの名前を検索するには、以下のコマンドを入力 します。

rpm -q -a | grep -i rgreceiver

システム上に Receiver がインストールされている場合は、rgreceiver_linux_32-2.0-1 または同 様の Receiver パッケージ名が表示されるはずです。Receiver 用の RPM パッケージを削除するには、root になり、以下のコマンドを入力します。

rpm -e --allmatches rgreceiver_linux_32

HP-UX での RG Receiver のアンインストール

Receiver を削除するには、root になり、以下のコマンドを入力します。 /usr/sbin/swremove rgreceiver_hpux_pa

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド

Sender のインストール

HP Remote Graphics Sender モジュールのインストールでは、RG Driver と Sender Service という 2 つの主 要なソフトウェア コンポーネントをインストールします。各コンポーネントは、インストール処理中にシステム 上に自動的に配置されます。

Windows での RG Sender のインストール

管理者権限を持つアカウントでログインし、以下の手順に従ってインストールを開始します。

1. CD-ROM ドライブに HP Remote Graphics Software CD を挿入し、エクスプローラで CD-ROM ド ライブの win32¥sender ディレクトリに移動します。 2. Setup.exe をダブルクリックするか選択して、インストーラを起動します。 3. 画面に表示される指示に従います。 4. インストールが完了すると、システムを再起動するようメッセージが表示されます。メッセージに同 意し、システムを再起動します。 注記: 3D OpenGLアプリケーションのリモート表示を有効にするには、"c:¥Program

Files¥Hewlett-Packard¥Remote Graphics Sender¥opengl32.dll"ファイルを3D OpenGLアプリケーションと同じディレクトリにコピーする必要があります。

Sender は通常、Windows サービスとしてインストールされます。このことは[Ctrl]+[Alt]+[Del]キー シーケンスの送信やロックされた画面の表示などの機能を有効にするために必要です。また、Sender をサ ービスとしてインストールすることにより、システムの起動時に、Microsoft Windows オペレーティング シス テムによって Sender が自動的に起動および停止されます。

Linux での RG Sender および Sender GUI のインストール

LinuxでのSenderのインストール

1. root としてログインします。

2. HP Remote Graphics Software CD を挿入します。CD が自動でマウントされない場合、手動でマ ウントします。 3. CD のマウント ポイント(通常は/mnt/cdrom)に移動し、ディレクトリを lin32/sender に変更 します。 4. 以下のコマンドを実行します。 ./install.sh 5. Sender が/opt/hpremote/rgsender にインストールされます。

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6. XF86Config ファイルに拡張子"rge"を追加します。/etc/X11/XF86Config ファイル、 /etc/X11/XF86Config-4 ファイル、またはお使いのシステムの適切な XF86Config ファ イルを編集します。X Server のバージョンにより、このファイルは異なります。ファイルの Modules セクションに、以下の行を追加します。 Load "rge" 7. Module セクションは次のようになります。 Section "Module" ... Load "rge" ... EndSection 8. 適切な XF86Config ファイルを正しく修正することにより、Sender が /opt/hpremote/rgsender にインストールされ、X Server またはシステムの再起動時に自 動的に起動されます。

9. Linux Sender は PAM を使用して認証を行います。/etc/pam.d/gdm、/etc/pam.d/kde、 および/etc/pam.d/xdm ファイルに、以下の PAM 設定情報を追加します。

session optional pam_rg.so

注記: nVidiaドライバをお使いの場合は、バージョン 1.0-5336 以降を使用してください。

nVidia ドライバには不具合があるため、XF86Config ファイルで以下のように"NoFlip"オプションを 有効にしてください。

Section "Device"

Option "NoFlip" "on" EndSection

LinuxでのSender GUIのインストール

Sender プロセスが起動すると、Linux 上で Sender GUI が自動的に起動します。GUI をユーザーごとに起 動したい場合は、/opt/hpremote/rgsender/rgsender.sh ファイルを編集し、以下のように-noautostartgui オプションを追加し、この後の手順を実行します。

exec ./rgsender $* -noautostartgui -l logSetup

KDE RedHat 7.3 でのGUIのセットアップ

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド

2. メニュー バーから[Go]、[Autostart]の順に選択します。

3. 新しい Konqueror ウィンドウが開きます。ウィンドウを右クリックして[Create New]を選択し、 [Link to Application]を選択します。 4. ダイアログ ボックスが開きます。[General]タブ ページで、"rgsender"などの名前を付けま す。 5. [Execute]タブ ページで、[Command]テキスト編集ボックスに以下のコマンドを追加しま す。 /opt/hpremote/rgsender/rgsender_gui.sh 6. [OK]ボタンをクリックして、変更を保存します。 7. いったんログアウトしてから再度ログインすると、RG Sender GUI が表示されます。 または

GNOME RedHat 7.3 以降でのGUIのセットアップ

1. Nautilus ファイル マネージャ([Start Here]という名前のデスクトップ アイコン)を開きます。 2. [Preferences]アイコンを選択します。

3. [Session]アイコンを選択します。

4. [Session Properties & Startup Programs]アイコンを選択します。新しいダイアログ ウィンド ウが開きます。 5. 新しいダイアログ ウィンドウで[Startup Programs]タブを選択します。 6. [Add]ボタンをクリックします。新しいダイアログ ウィンドウが開きます。 7. 新しいダイアログ ウィンドウの[Startup Command]テキスト編集ボックスに、以下のコマン ドを入力します。 /opt/hpremote/rgsender/rgsender_gui.sh --display :0.0 8. [OK]ボタンを選択します。 9. [Apply]ボタンを選択します。 10. いったんログアウトしてから再度ログインすると、RG Sender GUI が表示されます。 必要に応じて、アイコンがタスク バーに表示されないように Gnome をセットアップすることもできま す。以下の手順は、RedHat Enterprise Edition システムには当てはまりません。

1. Nautilus ファイル マネージャに戻り、[Preferences]を選択してから、[Sawfish window

manager]を選択します。 2. [Matched Windows]を選択します。新しいダイアログ ウィンドウが開きます。 3. [Add]ボタンをクリックします。新しいダイアログ ウィンドウが開きます。 4. [Matchers]ウィンドウで下矢印ボタンを選択し、左側のテキスト編集ウィンドウで[Name]を 選択します。 5. 右側の対応するテキスト編集ウィンドウに"rgsender_gui"と入力します。 6. このウィンドウの[Other]タブで[Skip tasklist]ボタンを選択します。

7. このウィンドウの[State]タブで[Cycle skip]ボタンと[Window list skip]ボタンを選択します。 8. [OK]をクリックします。

9. [OK]をクリックします。

10. いったんログアウトしてから再度ログインすると、デスクトップにアイコンは表示されます が、タスク バーには rgsender_gui は表示されません。

(21)

HP-UX での RG Sender および Sender GUI のインストール

HP-UXでのSenderのインストール

1. root としてログインします。

2. HP Remote Graphics Software CD を挿入し、CD をマウントします。

3. CD のマウント ポイント(通常は/mnt/cdrom)に移動し、ディレクトリを hpux-pa/sender に変 更します。

4. 以下のコマンドを実行します。 ./install.sh

5. Sender が/opt/hpremote/rgsender インストールされ、X Server またはシステムの再起動 時に、自動的に起動されます。

6. HP-UX Sender は PAM を使用して認証を行います。/etc/pam.conf ファイルに、以下の行を 追加します。

gdm session optional /usr/lib/security/libpam_rg.1 dtlogin session optional /usr/lib/security/libpam_rg.1

注記: システムには、2002 年 12 月以降の X Server 用パッチが適用されていなければなりません。 HP-UX 11.0 には、PHSS_26637 以降の X Server 用パッチが必要です。また、HP-UX 11.11 に は、PHSS_26638 以降の X Server 用パッチが必要です。

また、3D OpenGL が適切に動作するためには、2004 年 9 月に発表された PHSS_30882 またはそ れ以降のOpenGL 用パッチをシステムに適用する必要があります。

HP Remote Graphics Software は、HP-UX 10.20 オペレーティング システムおよび HP-UX 11i V2 オペレーティング システムではサポートされていません。

HP-UXでのSender GUIのインストール

Sender プロセスが起動すると、HP-UX 上で Sender GUI が自動的に起動します。GUI をユーザーごとに 起動したい場合は、/opt/hpremote/rgsender/rgsender.sh ファイルを編集し、以下のように-noautostartgui オプションを追加します。

exec ./rgsender $* -noautostartgui -l logSetup

RG Sender のアンインストール

Windows での RG Sender のアンインストール

Windows 2000 または Windows XP の[コントロール パネル]の[プログラムの追加と削除]機能を使用 します。[Remote Graphics Sender]を選択し、[変更と削除]をクリックします。

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド

Linux での RG Sender のアンインストール

Remote Graphics Sender 用の RedHat RPM パッケージの名前を検索するには、以下のように入力します。 rpm -q -a | grep -i rgsender

システム上に Sender がインストールされている場合は、rgsender_linux_32-2.0-1 または同様の Sender パ ッケージ名が表示されるはずです。Sender 用の RPM パッケージを削除するには、root になり、以下のコ マンドを入力します。

rpm -e --allmatches rgsender_linux_32

HP-UX での RG Sender のアンインストール

Sender を削除するには、root になり、以下のコマンドを入力します。

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OpenGL アプリケーションの有効化

HP Remote Graphics では、3D アプリケーションのリモート表示がサポートされています。すべての Sender プラットフォーム上で、OpenGL 3D API がサポートされています。また、HP-UX Sender では、すべての HP-UX 3D API がサポートされています。

Microsoft Windows での OpenGL アプリケーションの有効化

OpenGL アプリケーションのリモート表示を有効にするには、HP Remote Graphics の opengl32.dll ラ イブラリを、OpenGL アプリケーションの実行ファイルがあるディレクトリにコピーする必要があります。 たとえば、3D OpenGL アプリケーション、"foo3d.exe"のリモート表示を有効にする場合、この実行ファ イル"foo3d.exe"がディレクトリ"C:¥Program Files¥foo3d"にインストールされているとすると、 HP Remote Graphics の opengl32.dll を"C:¥Program Files¥Hewlett-Packard¥Remote Graphics Sender¥"から"C:¥Program Files¥foo3d"へ手動でコピーします。この作業は、ア プリケーション"foo3d.exe"を起動する前に行ってください。

opengl32.dll ファイルが正しい場所にコピーされていないと、Remote Graphics Sender に対して OpenGL 画面のアップデートが通知されず、OpenGL アプリケーション ウィンドウが Receiver 上で黒く表示 されます。 DirectX API はサポートされていません。 Linux での OpenGL アプリケーションの有効化 Linux 上で OpenGL アプリケーションのリモート表示を有効にするには、2 つの方法を使用できます。推奨 される 1 つ目の方法を使用するには、システム上に nVidia グラフィックス デバイスが設置されている必要 があります。2 つ目の方法では、LD_PRELOAD 環境変数を使用します。

1. nVidia を使用する方法: nVidia グラフィックス ドライバには、Remote Graphics 環境での OpenGL アプリケーションのリモート表示を可能にする機能が組み込まれています。この方法では、適切 な nVidia ドライバ(バージョン 1.0-5336 以降)がシステム上に正しくインストールされていることを 確認する以外に、ユーザーの操作は必要ありません。 2. LD_PRELOAD を使用する方法(nVidia グラフィックス ドライバがインストールされていないシステ ムで使用します): LD_PRELOAD 環境変数を以下のように設定します。 $ export LD_PRELOAD=/opt/hpremote/lib/librgopengl.so LD_PRELOAD 変数が正しく設定されると、どのようなOpenGL アプリケーションでも起動できるよう になります。アプリケーションは、Remote Graphics 環境で適切に表示されるはずです。環境変数 の設定を自動化するには、ユーザーの.profile 内で変数を設定します。たとえば、bash を使用して いるユーザーについては、システムまたはユーザーの.bash_profile に以下の行を追加します。 $ export LD_PRELOAD=/opt/hpremote/lib/librgopengl.so この行を.profile に追加すると、3D OpenGL スクリーンセーバーのリモート表示が可能になります。

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド

HP Remote Graphics環境では、OpenGL、PHIGS、PEX、およびStarbaseアプリケーションは、自動的にリ モート表示が可能なようにセットアップされます。このため、セットアップ手順は特に必要ありません。必要 なのは、適切なX ServerとOpenGLライブラリがシステム上にインストールされていることだけです。

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Remote Graphics の使用法

Remote Graphics の概要

Receiverには、2 つの動作モードがあります。リモート システム上にRG Senderをインストールし、ローカル システム上にはRG Receiverをインストールしていれば、Remote Graphicsシステムの使用を開始できます。 1. RG Receiver モードでは、ユーザーは特定のホスト名または IP アドレスへの接続を開始する ことにより、いずれのシステムにでもすばやく接続できます。RG Receiver モードは、管理者がデ ィレクトリを指定せずに特定のユーザーのシステムに接続する場合にも使用します。

• Windows では、[スタート]メニューから HP Remote Graphics Receiver を起動するには、

[スタート]、[HP Remote Graphics]、[Receiver]の順に選択します。

• Linux または HP-UX では、/opt/hpremote/rgreceiver/rgreceiver.sh を 実行します。 2. RG Receiver -directory モードでは、ユーザーは自分に割り当てられているシステムに基 づいて、複数のシステムへの接続を自動的に開始できます。システムの割り当ては、共有ファイ ル サーバまたはマップされたネットワーク ドライブ上の RG ディレクトリ ファイルに保存されていま す。このファイルは通常、システム管理者または IT サポート技術者によって作成および保守され ます。

• Windows では、[スタート]メニューから HP Remote Graphics Receiver の-directory バージョンを起動するには、[スタート]、[HP Remote Graphics]、[Receiver -directory]の順に選択します。

• Linux または HPUX では、/opt/hpremote/rgreceiver/rgreceiver.sh

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド

Quick Command Mode

HP Remote Graphics Receiver には、標準の PC キーボードで使用可能な Quick Command Mode があり ます。

HP Remote Graphics の Quick Command Mode を開始するには、以下の手順を実行します。 • [Shift]キーを押します。

• 同時にスペース キーを押してから放します。

[Shift]キーを押している間、Quick Command Mode になります。

Quick Command Mode では、すべてのキー入力およびマウスのクリックは、ローカル コンピュータ上の Receiver によって取得され、解釈されます。つまり、キーボードおよびマウスの I/O は Sender には送信さ れません。

Quick Command Mode では、以下の操作を実行できます。

• Sender ウィンドウを簡単に移動したり、サイズを変更したりする - デスクトップ上で Sender ウィ ンドウをドラッグしたり、サイズを変更したりするには、ウィンドウ内で左マウス ボタンを使用します。 • Remote Graphics コントロール パネルの表示/非表示をすばやく切り替える - RG コントロ

ール パネルの表示/非表示を切り替えるには、[M]キーを押します。

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Receiver

接続の開始と終了 RG Receiver を使用して Sender に接続するには、以下の手順を実行します。 1. Sender のホスト名または IP アドレスを入力します。 2. [Enter]キーを押すか、[Go]をクリックします。 RG Receiver ウィンドウでは、以下の操作を実行できます。 • 接続の開始: システムへの接続を初めて開始するときは、[Connect to sender]テキスト ボ ックスに、RG Senderが動作するシステムのホスト名またはIPアドレスを入力します。その後 [Enter]キーを押すか、[Go]をクリックします。 テキスト ボックスの右側の下矢印をクリックすると、最近接続したシステムが表示されます。 • 接続の終了: 接続を終了するには、[Disconnect]をクリックします。 • 接続時の認証: ReceiverがSenderに接続すると、Receiverシステムにログインしているユーザーの 現在の認証情報がSenderに送信されます。 Senderによって認証情報が検証されると、接続が確立されます。

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド ユーザーの認証情報が検証されなかった場合、ユーザーはドメイン、ユーザー名、およびパスワ ードを入力するように要求されます。これらの情報を基に、Receiverによってユーザーの認証情 報が作成され、Senderに送信されます。その後、Senderによってこの認証情報の検証が試みられ ます。 ReceiverシステムとSenderシステムが異なるワークグループまたはドメインに属しており、Receiver システム上のユーザー認証情報がSenderによって認識されない場合、Microsoft Windows 2000 システム上で実行されているReceiverは接続を求められません。この結果、認証は拒否され、接 続は許可されません。回避策としては、両方のシステム上で同じユーザー名とパスワードでアカ ウントを作成し、そのアカウントでReceiverシステムにログインします。 [Prompt Username/Password]チェック ボックスが選択されている場合、ユーザーは常にドメイン、 ユーザー名、およびパスワードを入力するように求められます。認証情報は自動的には検証され ません。

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Receiver 設定の制御

HP Remote Graphics Receiver コントロール パネルでは、Sender に接続し、ユーザー設定を変更し、接続 ステータスを表示し、その他の設定を変更できます。 • 接続ステータス ボックス: Senderのホスト名と接続ステータス([Connected]または[Disconnected]) が表示されます。 • [Connect]: 指定されたSenderに接続します。 • [Ctrl-Alt-Del]: Senderに[Ctrl]+[Alt]+[Del]キー シーケンスを送信します。(通常は、 [Ctrl]+[Alt]+[Del]キー シーケンスはローカル システムによってトラップされます)。 • [Borders]: このチェック ボックスが選択されていると、ウィンドウの境界が有効になります。このチ ェック ボックスを選択解除すると、境界は無効になります。 • [Snap]: このチェック ボックスが選択されていると、ウィンドウを画面の端から 10 ピクセル以内に移 動すると、ウィンドウは画面の端にスナップします。

• [Image Quality]: SenderとReceiver間を送信される画像の圧縮率を調整します。100 は、可逆圧 縮で最高の画質を指定します。0 は、最低の画質を指定します。ほとんどの場合、65(視覚的な 損失なし)で十分です。通常、圧縮率を下げると、ネットワーク上で使用する帯域幅が減ります。 • [Prompt Username/Password]: このチェック ボックスが選択されていると、ユーザーは常にドメイン、

ユーザー名、およびパスワードを入力するように要求されます。ユーザーの認証情報は自動的 には確認されません。

• [Command Mode]: キーボードおよびマウスのI/OがリモートのSenderワークステーションに送信さ れるのか、ローカルのReceiverワークステーションで処理されるのかを指定します。

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド

コマンド モードを有効にすると、マウスおよびキーボード シーケンスは、ローカルのReceiverによ

って処理されます。

コマンド モードを無効にすると、マウスおよびキーボード シーケンスは、リモートのSenderに送信 されます。

(「Quick Command Mode」も参照してください)。

• [About]: HP Remote Graphics Receiverに関する情報が表示されます。

• [Help]: ブラウザ ウィンドウが開き、オンライン ヘルプが表示されます。Windowsでは、ヘルプの 表示に使用されるデフォルト ブラウザは、既知のキーを使用してWindowsレジストリから取得され ます。 LinuxおよびHP-UXでは、ヘルプの表示に使用されるデフォルト ブラウザは、 "$HOME/.rgrecever/rgreceiverrc"ファイル内の"browser=browserName"変数から取得されます。 ヘルプが表示されない場合は、デフォルト設定を"browser=mozilla"から、"browser=netscape"ま たはシステム上で使用可能な別のブラウザに変更してください。 • [Hide]: デスクトップ上を整理するために、RG Receiverコントロール パネルを非表示にします。現 在確立されているRG Senderへの接続はそのまま継続されます。

Quick Command Modeで[M]キーを押すと、RG Receiverコントロール パネルが再び表

示されます。

• [Set Directory File]: このボタンを使用すると、現在のユーザーに割り当てられているSenderシス テムを決定するために使用されるディレクトリ ファイル名と場所を設定できます。詳細は「ディレク トリ ファイルの設定」を参照してください

(このボタンは、Receiver -directoryモードでのみ表示されます)。

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特殊キー シーケンスの送信

[Ctrl]+[Alt]+[Del]など、特定のキー シーケンスはローカル システムによってトラップされるため、 通常の方法ではリモート システムには送信できません。つまり、Receiver 上でキーボードを使用して [Ctrl]+[Alt]+[Del]キー シーケンスを送信することはできません。このキー シーケンスを Sender に 送信するには、Receiver ウィンドウで[Ctrl-Alt-Del]ボタンをクリックします。

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド

Receiver -directory

起動と停止 RG Receiver -directory は起動時に、ユーザーの名前とユーザーがアクセスを許可されているサー バが含まれるディレクトリ ファイルの名前と場所を探します。 Receiver はこのファイルを読み込むことにより、現在のユーザーに割り当てられている Sender システムを 確認し、割り当てられているシステムへの接続を試みます。ディレクトリ ファイルには、それぞれ Sender の 一覧が割り当てられた複数のユーザーが含まれる場合もあります。 以下の図は、それぞれ 2 つの Sender に接続された、2 人の金融トレーダー ユーザーを示しています。 Sender は、リモートのブレード上で実行されています。各ユーザーが Receiver を起動すると、Receiver に よって、そのユーザーに割り当てられている Sender が検索され、割り当てられている Sender のみへの接 続が試みられます。

Receiver が Sender への接続が試みて、現在の認証情報を検証できない場合、ユーザー名とパスワード の入力を求められます。

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RG Receiver -directory を初めて起動すると、ディレクトリ ファイルの場所と名前を入力するように求 められます。この情報は、IT 部門から入手してください。

ディレクトリ ファイルの場所は、Remote Graphics 設定に保存されます。ディレクトリ ファイルの場所が設定 されると、RG Receiver -directory はこのファイル内で割り当てられている Sender に自動的に接続し ます。

ディレクトリ ファイルの場所はいつでも変更できます。

ディレクトリ ファイルの場所を変更するには、[Set Directory File]をクリックします。

(34)
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ディレクトリ ファイルの設定

Receiver -directory モードを使用するには、適切に設定されたディレクトリ ファイルが必要です。通常、 ディレクトリ ファイルは、グループ、部門、組織、または会社全体に共通のファイルです。ディレクトリ ファイ ルは、任意の数のユーザーに対するシステムの割り当てを管理するために使用できます。このファイルは、 以下のように、通常の ASCII テキスト ファイルとして指定します。

domainName userName1 sender1 sender2 ... senderN domainName userName2 sender1 sender2 ... senderN

たとえば、以下のテキストは、ユーザーSally と Joe に対してディレクトリを指定しています。 Domain1 sally sender1 sender2 sender3

Domain1 joe sender4 sender5 sender6 この例では、各ユーザーに以下のディレクトリが割り当てられます。

• Sally には、sender1、sender2、および sender3 が割り当てられます。 • Joe には、sender4、sender5、および sender6 が割り当てられます。

ドメイン名、ユーザー名、または Sender 名にスペースが含まれる場合は、以下のように名前を二重引用符 で囲みます。

"domain 1" "sally user" "sender 1" "sender 2" "sender 3" "domain 1" "joe user" "sender 4" "sender 5" "sender 6"

Linux または HP-UX システム上のユーザーに対してディレクトリ ファイルを使用する場合は、「ドメイン名」 は指定しません。以下の例に示すように、代わりにキーワード「UNIX」を指定します。

UNIX sally sender1 sender2 sender3

各 Receiver が起動時にディレクトリ ファイルを読み込めるように、Receiver がアクセス可能なネットワーク ファイル共有またはマップされたネットワーク ドライブにディレクトリ ファイルを保存します。

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド ディスプレイの整理

RG Receiver -directory は、複数のモニタが接続されたシステム上で実行されるように設計されてい ます。これにより、各 Sender を専用の Receiver モニタ上で表示できます。また、HP Remote Graphics Receiver では、デスクトップ上で簡単に Sender ウィンドウを移動したり、配置したりすることができます。 Sender ウィンドウを移動するには、以下の 2 つ方法を使用できます。

1. Receiver -directory ウィンドウでコマンド モードを有効にする。

RG Receiver コントロール パネルで、[Command Mode]をクリックします。Sender ウィンドウ 内をクリックし、デスクトップ上をドラッグすることにより、簡単にウィンドウを移動できます。Remote Graphics を終了すると、各 Sender ウィンドウの場所が Windows レジストリに保存されます。 2. キーを使って Quick Command Mode を有効にする。

[Shift]キーを押しながら、スペース キーを 1 回押します。[Shift]キーを押したままウィンドウを

ドラッグすることにより、希望の場所にウィンドウを移動できます。

[Shift]キーを放すと、ウィンドウは現在の場所にロックされます。この場所は Windows レジストリに 保存されます。

詳細は「Quick Command Mode」を参照してください。 ディスプレイ設定の推奨事項 • Sender と Receiver 上では、モニタの解像度を同じ値に設定します。 • ローカルのモニタがリモートのモニタよりも小さい場合、画像全体は表示されません。 例: • モニタ 1 = Sender 1 のウィンドウ(境界なし) • モニタ 2 = Sender 2 のウィンドウ(境界なし) • モニタ 3 = Sender 3 のウィンドウ(境界なし) • モニタ 4 = Sender 4 および 5 のウィンドウ(境界あり)と RG コントロール パネル

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド

Sender

HP Remote Graphics Sender の設定

Microsoft WindowsでのSender設定の制御

Sender によって、HP Remote Graphics アイコン がシステム トレイに登録されます。Sender に Receiver が接続されていると、このアイコンは赤に変わります。Receiver が接続されている場合にこのアイコンを右 クリックすると、[Disconnect all Receivers]を選択できます。

手動での起動と停止

デフォルトでは、Remote Graphics Sender は Windows サービスとしてインストールされ、システムの起動時 に自動的に起動されるようにセットアップされます。ユーザーは[サービス]パネルにアクセスすることにより、 Windows サービスを制御できます。[サービス]パネルを開くには、Windows の[コントロール パネル]で[管 理ツール]を選択します。

以下の図は、[サービス]の管理ツールを示しています。この図では、Remote Graphics Sender がハイライト されています。サービスの状態は「開始」で、サービスは自動的に起動するようにセットアップされています。 Sender を右クリックすることにより、サービスを停止、開始、または再開することができます。また、スタート アップの種類や復旧モードなどのサービスのプロパティも制御できます。

LinuxおよびHP-UXでのSender設定の制御

UNIX では、Remote Graphics Sender(rgsender)は、システム上の X Server の起動時に自動的に起動する ようにセットアップされています。このほかの方法での Sender プロセスの起動はサポートされていません。 端末エミュレータで以下のコマンドを入力すると、Sender のプロセスに関する情報が表示されます。

(39)

ps -ef | grep rgsender

システム上で複数の X Server が実行されている場合は、各 X Server に対して rgsender が 1 つ表示され ます。

rgsender プロセスが停止されると、X Server によって rgsender の起動が試行されます。また、X Server が シャットダウンされると、rgsender も停止します。X Server がいったんシャットダウンされてから再度起動さ れると、rgsender プロセスは停止し、新しい rgsender が起動します。

何らかの理由で X Server が起動せず、rgsender プロセスが実行されたままの場合は、rgsender プロセスを 停止することにより、X Server を再起動できます。

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド

共同作業

HP Remote Graphics Software を使用すると、複数のユーザー間で同時にデスクトップを共有することがで きます。たとえば、1 人のユーザーが、同じシステムへの複数の接続を許可することにより、数人のユーザ ーとともに複数のデスクトップで共同作業を行うことができます。この機能は、教室での授業、オンラインで のデザインの検討、サポートなど、さまざまな例で利用できます。

Sender システムにログインしているユーザー(プライマリ ユーザー)が接続を許可している場合にのみ、 Sender と Receiver 間で複数の接続を確立できます。新しいユーザー(Receiver)が接続を試みると、 Sender のデスクトップ上に、接続を試みているユーザーのドメインとユーザー名を示した問い合わせダイ アログ ボックスが表示されます。現在接続中のすべてのユーザーは、このメッセージ ボックス上のボタン を使用して、新しいユーザーの接続を許可または拒否できます。 • 接続が許可されると、新しいユーザーは同じ Sender に接続し、デスクトップを表示することができ ます。 • 接続が拒否されると、新しいユーザーは接続できません。 • Sender のデスクトップに誰もログインしていない(つまり、プライマリ ユーザーがいない場合)、認 証されたユーザーはすべて接続でき、Windows ログイン デスクトップを表示できます。ただし、い ずれかのユーザーが Sender デスクトップにログインすると、すべての非プライマリ ユーザーは切 断されます。このことは安全措置として行われています。 • Window 上の Sender の場合は、プライマリ ユーザーが切断されると、デスクトップはロックされま すが、ほかの Receiver は接続されたままです。Linux および HP-UX 上の Sender の場合は、プ ライマリ ユーザーが切断されると、すべてのリモート ユーザーが切断されます。

• 接続を試みているリモート ユーザーがプライマリ ユーザーと同じユーザーである場合は、共同作 業の問い合わせダイアログ ボックスは表示されずに、接続が許可されます。

Microsoft Windows では、システム トレイ内の Sender デスクトップ アイコンに、接続ステータスが表示され ます。Receiver が接続している場合は、アイコンはアニメーション化されます。Linux と HP-UX では、デス クトップ上に Sender GUI が表示されます。

また、Sender アイコンまたは GUI を使用して、マウスとキーボードを有効化または無効化することもできま す。たとえば、ユーザーに「表示のみ」のアクセスを許可したいとします。この場合は、アイコンまたは GUI を右クリックし、[Remote IO]を選択した後、[Disable]を選択します。

さらに、システム トレイの HP Remote Graphics アイコンまたは Sender GUI を右クリックすることにより、す べての Receiver を簡単に切断することができます。これは、授業などで共同作業セッションを行っている 場合にセッションを終了するのに便利な機能です。

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パフォーマンスの最適化

HP Remote Graphics のパフォーマンスを最適化するには、以下の設定を行ってください。 共通の設定 1. 全二重モードで動作するようにネットワークを設定する。 最適なパフォーマンスを得るには、RG Sender と RG Receiver 間のネットワークは全二重モード で動作させる必要があります。全二重モードを設定する方法については、ネットワーク情報を参 照してください。 2. Sender では、デスクトップの背景を無地に設定する。 • [画面のプロパティ]パネルで[デスクトップ]タブを選択します。 • [背景]を[なし]に設定します。 3. Sender と Receiver を 32 ビット/ピクセルに設定する。 • [画面のプロパティ]パネルで[設定]タブを選択します。 • [画面の色]ボックスで、最高の色設定を選択します。 4. 遷移効果を無効にする。 Sender では、色付きのカーソルやアニメーション化されたカーソルは使用しないでください。HP Remote Graphics では、色付きのカーソルやアニメーション化されたカーソルも問題なく表示され ますが、ネットワーク帯域幅の使用量および CPU の使用率が上がります。 5. ディスプレイの解像度を下げる。 HP Remote Graphics は、画像ベースのリモート表示テクノロジです。したがって、ディスプレイ解 像度を引き下げることにより、パフォーマンスを大幅に向上させることができます。現時点では、こ の操作は、Sender を起動して、Receiver に接続する前に行う必要があります。Sender の起動後 にディスプレイ解像度を変更した場合は、Sender を再起動しなければなりません。これはシステ ムを再起動するか、設定を変更することによって行えます。 Microsoft Windows 固有の設定 1. Senderでは、[Windowsクラシック]デスクトップ テーマを使用する。 Windows XP のテーマはより複雑なため、大量のデータの送信が必要になります。 • [画面のプロパティ]パネルで[テーマ]タブを選択します。 • [テーマ]ボックスで[Windows クラシック]を選択します。 2. Sender では、デスクトップ アイコンをロックする。 • [画面のプロパティ]パネルで[デスクトップ]タブを選択します。 • [デスクトップのカスタマイズ]を選択します。 • [Web]タブで[デスクトップ項目をロックする]チェック ボックスを選択します。 Linux または HP-UX 固有の設定

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HP Remote Graphics 2.1.0 ユーザー ガイド

CDE Window Manager を実行している HP-UX 環境では、ウィンドウの移動時に画面の中央に [window position feedback]ダイアログ ボックスが表示されます。このウィンドウが画面の端に表示 されるように設定します。これにより、ウィンドウをすばやく移動することができます。

変更できる Dtwm リソースには、feedbackGeometry と showFeedback の 2 つがあります。 [window position feedback]ウィンドウの設定を変更するには、以下のいずれかのエントリを Xdefaults ファイルに追加します。

• Dtwm*feedbackGeometry: +0+0 - [window position feedback]ウィンドウを画面 の左上に配置します。

• Dtwm*showFeedback: none - [window position feedback]ウィンドウを表示しませ ん。

• Dtwm*showFeedback: -move - ウィンドウの移動時に[window position feedback] ウィンドウを表示しません。

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ユーティリティ

HP Remote Graphics Software には、システムのセットアップに使用できる以下のユーティリティが含まれて います。 Microsoft Windows 固有のユーティリティ • Nvidiaグラフィックス カードを使用している場合: UpdateDisplayDeviceは、グラフィックス カー ドにモニタが 1 つも接続されていなくても複数モニタの設定を可能にするユーティリティです。 デュアルヘッドまたはクワッドヘッドのグラフィックス カードでは、複数モニタの設定を行うには、2 台以上のモニタがグラフィックス カードに接続されている必要があります。 リモートから使用している場合には、Sender システムにはモニタが 1 台も接続されていないため、 このことは問題となります。UpdateDisplayDevice は、モニタが接続されていない場合は 通常使用できない、複数モニタ モードを有効にするように Windows レジストリを変更します。

UpdateDisplayDevice は、HP Remote Graphics Sender ソフトウェアと同じディレクトリにイ

ンストールされています。

たとえば、Sender が以下のデフォルト ディレクトリにインストールされているとします。 C:¥Program Files¥Hewlett-Packard¥Remote Graphics Sender¥Nvidia Utilities UpdateDisplayDevice もこのディレクトリにインストールされています。UpdateDisplayDevice に対 し、以下のコマンドを使用できます。 • UpdateDisplayDevice -crt (複数の CRT を有効にする) • UpdateDisplayDevice -dfp (複数のデジタル フラット パネルを有効にする) デフォルトは、「複数の CRT を有効にする」です。 UpdateDisplayDevice は Nvidia グラフィックス カードに対してのみ使用できます。 • Matrox グラフィックス カードを使用している場合: 対応するユーティリティはありません。モニ タが接続されていなくても、Windows の[画面のプロパティ]パネルを使用して複数モニタ モード を設定できます。

参照

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