引越しワンストップサービスの検討に当たり、関係機関を集めて、よりよいサービスのデザインに向けた意⾒等を確
認する場として、ワークショップを開催。
前回ワークショップでは、引越し⼿続の現状や課題、事務局で考えるワンストップサービス案(ポータルから各⼿
続への案内等)に対する意⾒交換を実施。
引越しワンストップサービス ワークショップの開催概要
•
⽇時: 平成30年8⽉8⽇(⽔) 13:00-17:00
•
場所: ㈱コクヨ 霞ヶ関オフィス内
•
参加者:37名 → 6チーム
関係省庁(9名)
地⽅⾃治体(4名)
ライフライン関係(5名)
⾦融機関関係(3名)
システムベンダー(3名)
ポータル事業者(5名)
その他(8名)
•
テーマ
①必要な⼿続と時系列
各種⼿続の時系列をマップ化するとともに、⼿続に関する情報
連携の起点を確認
②引越しに伴う⼿続の簡素化に向けたサービス案
各種⼿続の簡素化の⽅策について、短期的・中⻑期的に実現
可能なアイデア等
開催概要
引越し⼿続の現状や課題
• 転⼊届やマイナンバーカードの住所は公証性が⾼いため、対⾯での⼿
続が必要。
• 電⼒・ガスは⾃由化に伴い、事業者を選択できるようになったため、住
所変更⼿続が複雑化している。
• ⼿続を簡素化する以前に、必要な⼿続を把握している⼈が少ない。
• 個⼈単位の⼿続と世帯単位の⼿続があり、それぞれ必要な情報が
異なる。
等
ポータルから引越し⼿続への案内等について
• 転⼊⼿続について、ポータル上で「仮転⼊」の⼿続を⾏うことで、窓⼝
に⾏った際の⼿続は簡素化(本⼈確認のみ)できるのではないか。
• 委任状を活⽤した代⾏サービスの拡充も考えられるのではないか。
• 最初に対⾯で本⼈確認して以降は、電⼦的に簡易な本⼈確認でも
よいのではないか。
• 関連性、類似性の⾼い⼿続をまとめて、順次ワンストップ化を図ること
が望ましいのではないか。
• まずは複雑な事情のない⼈を対象としてワンストップ化を進めるとよい。
• ⼿続を案内するコンシェルジュがいるとよいのではないか。
等
主な意⾒
ワークショップでの意⾒を踏まえ、ポータルサイトを核と
した引越しワンストップサービスの具体内容を検討
引越しに伴う主な手続の流れ
フェーズ
⾏動
・物件探し
- サイトで候補検索
- 家族に相談
・物件の下⾒@現地
・物件の契約@不動産屋
・引越し業者探し
- サイトで⼀括⾒積
- 各社に問合せ
・荷造り
・不⽤品の処分
・新居のための家具等の購⼊
・引越し前の各種⼿続
・荷物の搬出⼊
・新居への移動
・ライフラインの使⽤開始
・近所への挨拶
・荷解き
・新しい家具等の設置
・引越し後の各種⼿続
引越し関係
の⼿続
(⾏政)
・転出届
・印鑑登録の廃⽌
・国⺠健康保険の資格喪失
・介護保険の資格喪失
・児童⼿当受給事由消滅届
・後期⾼齢者医療制度の資格喪失
・公⽴の学校の転校(転出)
・転⼊届
・マイナンバーカードの住所変更
・印鑑登録
・国⺠健康保険の資格取得
・介護保険の資格取得
・国⺠年⾦の住所変更
・児童⼿当認定請求書
・後期⾼齢者医療制度の資格取得
・⽝の登録事項変更届
・公⽴の学校の転校(転⼊)
・運転免許証の住所変更
・⾞庫証明の住所変更
・⾃動⾞の変更登録
・⾃動⾞検査証の記載事項の変更
・⾃動⾞税の住所変更
引越し関係
の⼿続
(⺠間)
・電気の使⽤停⽌
・ガスの使⽤停⽌
・⽔道の使⽤停⽌
・インターネット回線の住所変更
・郵便の転送届
・宅急便の転送届
・電気の利⽤開始
・ガスの利⽤開始
・⽔道の利⽤開始
・銀⾏⼝座の住所変更
・証券⼝座の住所変更
・クレジットカードの住所変更
・⽣命保険の住所変更
・⾃動⾞保険の住所変更
・⽕災・地震保険の住所変更
・携帯電話の住所変更
・インターネットプロバイダの住所
変更
・NHK受信料の住所変更
・JAFの住所変更
引越し業者
引越し業者
の検討
引越し先
の検討
引越しの準備
引越し
当⽇
での対応
引越し先
4
引越しに伴う主な手続についての課題とソリューション案
本⼈が⼿続を知らない
場合には・・・
本⼈が⼿続を知っている
場合でも・・・
引越し関係の
⼿続(⾏政)
【特徴】マイナンバーカードの書き
換え等、必ず窓⼝で⾏う必要
がある⼿続が⼀部ある
引越し関係の
⼿続(⺠間)
【特徴】窓⼝で⾏う必要がある⼿続
はほぼない。
○⼿続きの数が多く、⽣涯に何度もあ
る⼿続きではないため、
①⼿続の存在⾃体を知らない
②⼿続の存在⾃体を知っていても、
⼿続に必要な書類や申請の期限
等を知らない
事態が想定される
↓
⼿続の申請漏れの発⽣
↓
・本⼈に不利益
・⺠間事業者等は、契約管理コストが
発⽣
○申請に添付書類が必要
○複数の窓⼝に同様の項⽬の届出が
必要な場合がある
○窓⼝が混雑、⼿続に時間がかかる
↓
窓⼝に来ても、
⼀度でパッと終わらない
○同様の情報(旧住所と新住所等)
を各社に届出る必要がある。
↓
何度も同じことを書いて、
届出をする必要がある
Ⅰ ⼿続ナビゲーション
→⼿続の概要を案内
Ⅱ
オンライン
事前申請
→⼿続を
まとめて
事前申請
Ⅲ
オンライン
⼀括申請
→⼿続を
まとめて
申請
* 上記の課題のほか、組織間の情報連携(バックオフィス連携)による⼿続の省略や簡素化、添付書類・対⾯の必要性の⾒直し、申請様式・データフォー
マットの標準化等、中⻑期的に取り組む課題もある。
原課
短期的に実現を目指す引越しワンストップサービスのイメージ
○ 引越しワンストップサービスの実現に向けて、各種⼿続への案内・誘導機能を備えた引越し⼿続ポータルを⺠間
事業者により構築することを想定。
○ 利⽤者はポータルに利⽤者情報を登録することで、必要な⼿続に関する情報を事前に案内される。
⾏政⼿続については、住⺠異動届の届出内容をオンラインで事前申請することにより、窓⼝での⼿続を簡素化する。
⺠間⼿続については、ポータルに登録した情報をもとに⼿続を⼀括で進める。
利⽤者
引越し⼿続ポータル
⾏政機関(⾃治体)
⺠間企業等
窓⼝
(⽒名、住所等)
①利⽤者情報の登録
利⽤者情報DB ⼿続情報DB
電⼦申請
システム
連携
②必要な⾏政⼿続に
関する情報の案内
④(ポータルから必要な⼿続の情報を確認し、事前申請を⾏った上で)窓⼝で対⾯で⼿続実施
③住⺠異動の届出内容をオンラインで事前申請
受付
住基
システム
基幹
システム
庁内統合
システム
連携 連携
②必要な⺠間⼿続に
関する情報の案内
電⼦申請
システム
基幹
システム
運⽤端末
API連携によりポータルから直接⼿続
③基本情
報
に
基
づ
き
⼿続
を
⼀括
実施
利⽤者情報を引き継いで企業側のサイトで⼿続
運⽤端末に基本情報を送信して⼿続
※ 本⼈確認が必要な場合は、
公的個⼈認証(JPKI)を活⽤
利⽤者が登録する
基本情報等のDB
(各社の独⾃)
様々な⼿続に
関する情報のDB
(各社に共通)
オンライン事前申請
オンライン
⼀括申請
⺠間サービス
を想定
⼿続ナビゲーション
⼿続ナビゲーション
6
①異動の種別等の選択
②本⼈や家族に関する
設問に回答
③必要な⼿続の⼀覧や
⼿続の情報を確認
サ
ビ
ス
イ
メ
ジ
備考
異動の種別(⾃治体内の異動(転居)/⾃
治体間の異動(転⼊・転出))について選択
する。
⼿続を⾏う本⼈や家族の属性や必要とする
サービスについて設問形式で該当する項⽬を
選択する。
②で選択された項⽬を踏まえ、必要な⼿続の⼀
覧及び⼿続に関する詳細情報(受付窓⼝、
受付時間、ホームページ等)を案内する。
※ 住⺠異動⼿続について「オンライン事前申請」に案内
ソリューションのイメージ(Ⅰ:手続ナビゲーション)
○ 課題: 引越しに不慣れで、⼿続の全体像がわからない。⼿続に必要な書類や申請期限等がわからない。
→⼿続の申請漏れの発⽣。
○ 対応策:本⼈・家族に応じて必要な⼿続や届出先の⼀覧、⼿続に関する詳細情報などをオンラインで案内。
サービスの流れ
↑必要な⼿続の⼀覧
↓⼿続に関する情報
ソリューションのイメージ(Ⅱ:オンライン事前申請:行政手続関係)
8
○ 課題: ⾏政⼿続は窓⼝に⾏く必要があるものが多いが、引越し時期には⾏政機関の窓⼝が混雑。
→ 窓⼝に来ても⼀度でパッと⼿続が終わらない。
○ 対応策:住⺠異動届の申請に必要な事項について、オンラインで事前に申請し、窓⼝では申請内容の確認と
本⼈確認のみに簡素化。
サービスの流れ
①異動届の記載項⽬を⼊⼒
②⼊⼒情報を送信して事前受付
③後⽇、窓⼝で⼿続を実施
サ
ビ
ス
イ
メ
ジ
備考
住⺠異動届の申請に必要な事項について、パ
ソコンやスマートフォン等から⼊⼒する。
⼊⼒が終了したら、⾃治体に情報を送信し、
⾃治体側から送付される受付番号等を受け
取る。
⾃治体の窓⼝に出向き、受付番号を伝えた
上で、書⾯の記載事項の確認等を⾏い、⼿
続を⾏う。
項⽬
1 ⽒名
2 メールアドレス
3 異動⽇
4 新しい住所
5 新しい世帯主
6 これまでの住所
7 これまでの世帯主
8 世帯⼈数
9 異動される⽅の漢字⽒名
10 異動される⽅のカナ⽒名
11 異動される⽅の性別
12 異動される⽅の⽣年⽉⽇
13 異動される⽅の続柄
住⺠異動届の記載項⽬
受付番号等
を受け取る
住⺠異動届の
記載情報を
オンラインで送信
電⼦申請システム
後⽇、市役所
に出向く
受付番号等を伝えて
書⾯の記載事項を確認し
⼿続を実施
①ポータルに基本情報等を登録
②実施したい⼿続を選択
③各⼿続先にて登録内容等
を確認して⼿続を完了
サ
ビ
ス
イ
メ
ジ
備考
引越し⼿続ポータルに、引越しを⾏う本⼈や家
族に関する基本情報等を⼊⼒して登録する。 ポータル上で、住所変更を実施したい⺠間サービス(電気・ガス等)を選択し、基本情
報等を⼿続先の事業者に引き継ぐ。
②で選択した⺠間サービスについて、基本情
報等を引き継いだ上で、追加的に必要な事
項があれば記⼊し、⼿続を⾏う。
■ ○○の住所変更⼿続
氏名
住所
電話番号
契約内容
サービス種別
サービス開始日
料金の支払方法
金融機関名
支店名
口座番号
・・・・・・・・
・・・・・・・
◁ ○ □
ソリューションのイメージ (Ⅲ:オンライン一括申請:民間手続)
○ 課題: 引越しに伴い⽒名や住所(旧住所と新住所)といった同様の情報を各社に届け出る必要がある。
→ 何度も同じ情報を⼊⼒するため⼿間・時間がかかる。
○ 対応策:各⼿続に共通する⽒名や住所等の申請項⽬について、オンラインでまとめて申請。
サービスの流れ
当面の検討スケジュール
4〜6⽉
7⽉
8⽉
9⽉
10⽉
11⽉
12⽉
1〜3⽉
計画等
ワークショップ等
⼿続関係
(⾏政)
⼿続関係
(⺠間)
共通
調査の実施)
関係機関との調整
(関係構築、現況・意向の確認等)
調査の実施
ソリューション案(総論)の検討
検討
状況
の
報告
10/19
中間報告
8/8
引越しWS
ロードマップ案の検討
11〜12⽉ 2〜3⽉
3/下
ロードマップ等とりまとめ
対象⼿続
の選定
各省中⻑期
計画への記載
既往調査の整理
各省と調整
検討対象の選定
適宜
助⾔
︵⺠
間
ニ
ズ
を
考慮︶
6/下
計画公表
7/20
実⾏計画改定
課題・論点等の整理
適宜ヒアリング調査等
適宜ヒアリング調査等
ソリューション案(各論)
の検討 とりまとめ
ソ
リ
シ
ン
案︵
各
論
︶
につ
い
て
意⾒
交換
ロ
ド
マ
プ
案
につ
い
て
意⾒
交換
ロ
ド
マ
プ
等
の
検討
結果
を
報告
ポータル検討の
協⼒主体の公募
7/12 8/10
協⼒主体
の選定
8/23
協⼒主体と連携してポータル構築に向けた検討 検討結果とりまとめ
実態調査の計画・準備
ソ
リ
シ
ン
素案
に
対
す
る
意⾒
交換
とりまとめ
実態調査の計画・準備 とりまとめ
10
9/下
9/下
○ わが国では、1年間に全⼈⼝の約4%にあたる489万⼈が引越しを⾏っており、内訳は都道府県内が約47%、
都道府県間が約53%となっている。
○ また、年間の各⽉の変動を⾒ると、全体の約33%が3〜4⽉に集中している⼀⽅で、それ以外の⽉においても、
毎⽉30万⼈前後が引越しを⾏っている。
(※)同⼀市区町村内の引越しを除く。
「引越し」に関する社会情勢
引越者数・転居率(平成29年)
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100
1
⽉
2
⽉
3
⽉
4
⽉
5
⽉
6
⽉
7
⽉
8
⽉
9
⽉
10
⽉
11
⽉
12
⽉
(万人)
(注)「総務省統計局の住民基本台帳人口移動報告」における平成29年の移動者数(市区町
村間)の人数。
(注)これ以外にも、同一市町村内の引越者数(転居の件数)があると推定される。
引越者数
(移動者数) (移動する⼈の割合)
転居率
都道府県内移動者数 260.6万⼈
2.09%
都道府県間移動者数 228.7万⼈
1.84%
全移動者数
(市区町村間)
489.4万⼈
3.93%
(注)「総務省統計局の住民基本台帳人口移動報告」における平成29年の移動者数。
(注)これ以外にも、同一市町村内の引越者数(転居の件数)があると推定される。
12
引越者数の⽉別移動者数(平成29年)
引越しワンストップサービスに係る政府の方針
1 デジタル技術を徹底的に活用した行政サービス改革の断行
(1) 行政サービスの100%デジタル化
③死亡・相続、引越し等のワンストップ化の推進
死亡・相続や引越しに際しては、様々な行政機関や民間事業者に対して個別に手続を行う必要がある。多くの国民が利用し、生活に影響の大きいライフイベントである介護、
死亡・相続及び引越しの際に必要となる諸手続のワンストップ化を推進し、手続負担の軽減を図る。介護に係る手続は平成30年度から、死亡・相続と引越しについては平
成31年度から、順次サービスを開始する。
○[No.1-18] 引越しワンストップサービスの推進
・引越しに際し、様々な行政機関や民間事業者に対して、ほぼ同一の情報を個別に届け出る必要があり、住所変更手続の負担が課題。
・平成30年度内に関係府省と課題解決に向けた調整を開始し、ワンストップサービス実現に向けた具体的な方策を取りまとめる。平成31年度から、必要に応じて制度改正等を行
い、順次サービスを開始する。関係府省は、平成30年度内の方策の取りまとめに向け、内閣官房とともに課題解決に向け検討。
・これにより、住所変更手続の負担が軽減されることで、新しい生活のスムーズなスタートアップを実現。
1.デジタル・ガバメントの実現(行政からの生産性革命)
(3)ⅰ)旗艦プロジェクトの推進
①個人向けワンストップサービスの実現
・個別手続のみに着目した従来の「縦割り」型のオンライン化から脱却し、徹底した利用者視点に立ち、多くの国民の生活に大きな影響のある個人向け行政手続等のワンストッ
プ化を強力に推進する。
・具体的には、同じ内容について複数の異なる窓口での手続を強いられている「引越し」や「死亡・相続」については、それぞれ来年度から、「介護」については本年度から、順次
サービスを開始する。
6投資等分野
(9)官民データ活用と電子政府化の徹底
○マイナンバー制度の利活用促進(利活用促進のための個別措置)
・住所や死亡等の情報を事業者等に迅速に提供できる仕組みについて、引越しワンストップサービス及び死亡・相続ワンストップサービスの取組の中で検討し、結論を得る。
第2章 力強い経済成長の実現に向けた重点的な取組
2.生産性革命の実現と拡大
(3)Society 5.0の実現に向けて今後取り組む重点分野と変革の牽引力となる「フラッグシップ・プロジェクト」
④ 「行政」「インフラ」関連プロジェクト
・「デジタルファースト法案(仮称)」(2018年中の国会提出予定)、「介護」・「引越し」・「死亡・相続」に関する手続のワンストップ化、公的個人認証を活用したオンライン手続をスマー
トフォンで可能とするための法制度整備等を内容とする「デジタルガバメント」を2018年度から2020年度までに推進する。
世界最先端デジタル国家創造宣⾔・官⺠データ活⽤推進基本計画(平成30年6⽉15⽇ 閣議決定)抜粋
未来投資戦略2018 -「Society 5.0」「データ駆動型社会」への変⾰- (平成30年6⽉15⽇ 閣議決定)抜粋
規制改⾰実施計画(平成30年6⽉15⽇ 閣議決定)抜粋
経済財政運営と改⾰の基本⽅針2018 〜少⼦⾼齢化の克服による持続的な成⻑経路の実現〜 (平成30年6⽉15⽇ 閣議決定)抜粋
デジタル・ガバメント実行計画(抜粋)
(平成30年7月20日 デジタル・ガバメント閣僚会議決定)
3 利用者中心の行政サービス改革
3.2 横断的サービス改革(行政サービスの100%デジタル化)
4)ワンストップサービスの推進
エ. 引越しワンストップサービス(◎内閣官房、内閣府、国家公安委員会・警察庁、総務省、法務省、財務省、厚生労働省、国土交通省、関係府省)
a)現状と課題(As Is)
引越しに際し、様々な行政機関や民間事業者に対して、ほぼ同一の情報を個別に届け出る必要があり、その都度、手続負担が生じている。また、引
越しを行う者が、住所変更手続をとるべき相手方を網羅的に把握できず、手続漏れが発生しやすい状況となっている。
一方、インターネットやモバイル端末等の急速な普及に伴い、従前、書面にて自宅に送られてきていたサービスの利用明細等が専用のWebサイト上
で確認できるようになるなど、現住所に関わらず日常的にサービスを受けられる場面も増えており、引越しを行う者にとって、住所変更手続を行う必然
性が相対的に低下している。
b)実現したい状態(To Be)
引越し時において、様々な場面で必要であった住所変更手続が、当事者が可能な限り負担を感じることなく処理されるように、その回数が最少化さ
れることにより、新しい生活をスムーズにスタートアップすることができる。
c)具体的な取組(To Do)
内閣官房において、行政手続等の棚卸結果を踏まえ、引越しに伴って発生する手続を抽出し、また、検討の基本的な考え方を整理した。
各府省において、内閣官房が整理した基本的な考え方を踏まえ、住所変更手続自体の廃止や住所変更手続のオンライン化及び申請機能に係る
APIの公開に向けた検討結果を各府省中長期計画に盛り込んだ。
内閣官房は、行政手続等の棚卸結果等を踏まえ抽出した引越しに伴う手続を対象として、関係府省や地方公共団体、民間事業者とワンストップ
サービスの実現に向けて課題解決のための調整等を行い、2018年(平成30年)9月頃を目途として検討に際しての論点等を整理し、2018年度(平成
30年度)内に官民連携による具体的な方策やロードマップを取りまとめる。関係府省は、各府省中長期計画に盛り込んだ検討結果を踏まえ、また、関
係する地方公共団体や民間事業者の協力を促しつつ、所管する手続について検討を継続し、検討結果を前述の方策やロードマップに盛り込んだ上
で、実現に向けて取り組む。これらの取組により、2019年度(平成31年度)から、必要に応じて制度改正等を行い、順次サービスを開始する。
KPI:方策の取りまとめ(2018年度(平成30年度))
KPI:引越しに係る手続のワンストップサービスの実現(2019年度(平成31年度)以降順次)
これまでの取組
14